JP2008300946A - 画像処理装置およびデータ処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】装置が有する設定およびデータを他の装置に容易に移行することができる画像処理装置およびデータ処理プログラムを提供する。
【解決手段】画像処理装置Aと画像処理装置Bとがケーブルで接続し、両装置の通信IFを仲介して双方向通信で接続すると、画像処理装置Aは自身の識別情報を画像処理装置Bに提供し、画像処理装置Bは自身の識別情報を画像処理装置Aに提供する。画像処理装置Aは自身の識別情報と画像処理装置Bの識別情報とを比較し、移行元であると識別する。画像処理装置Bは自身の識別情報と画像処理装置Aの識別情報とを比較し、移行先であると識別する。画像処理装置Aはデータを画像処理装置Bに提供し、移行したデータを消去し、工場出荷時設定に戻し、現在の設定内容で動作を開始する。画像処理装置Bは画像処理装置Aのデータを記憶し、現在の設定内容で動作を開始する。
【選択図】図2
【解決手段】画像処理装置Aと画像処理装置Bとがケーブルで接続し、両装置の通信IFを仲介して双方向通信で接続すると、画像処理装置Aは自身の識別情報を画像処理装置Bに提供し、画像処理装置Bは自身の識別情報を画像処理装置Aに提供する。画像処理装置Aは自身の識別情報と画像処理装置Bの識別情報とを比較し、移行元であると識別する。画像処理装置Bは自身の識別情報と画像処理装置Aの識別情報とを比較し、移行先であると識別する。画像処理装置Aはデータを画像処理装置Bに提供し、移行したデータを消去し、工場出荷時設定に戻し、現在の設定内容で動作を開始する。画像処理装置Bは画像処理装置Aのデータを記憶し、現在の設定内容で動作を開始する。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像処理装置およびデータ処理プログラムに関する。
従来、プリンタ、スキャナ等の画像処理装置を買い換えまたは買い増す場合、現在所有する装置の設定および内部に保存したデータは、買い換えまたは買い増した画像処理装置を入手した後、主としてユーザまたはユーザが手配したサービス会社の手によってその移行作業が行なわれていた。
例えば、画像処理装置のライフモニタ情報の更新情報を複数のPCに送信、格納しておき、自身が記憶するライフモニタ情報と各PCに格納させたライフモニタ情報とを所定のタイミングに照合してチェックし、チェックの結果、装置のライフモニタ情報に異常があると判断すると、他のPCのライフモニタ情報を画像処理装置のライフモニタ情報記憶手段に書き込むことができる画像処理装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、ユーザからの情報機器受注時に設定やデータ等の移行サービスを併せて受注し、ユーザから設定/データ移行用ツールを用いて移行する設定やデータ等を管理用情報機器に転送し、当該内容を当該ユーザ向けに生産する情報機器に転送、設定した上で、情報機器を出荷することで、ユーザは新規の情報機器を入手した時点から従来の機器と同様の環境での作業を可能とする設定移行サービス付情報機器の提供方法がある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2005−152319号公報
特開2003−44560号公報
本発明は、装置が有する設定およびデータを他の装置に容易に移行することができる画像処理装置およびデータ処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶手段と、自装置に固有の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記通信インターフェースを仲介して接続する外部装置に前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報を提供する識別情報提供手段と、前記外部装置から該外部装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段で取得した前記外部装置の識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報とを比較し、前記外部装置との前記データの移行が可能であるか否かおよび前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別手段と、前記識別手段で前記データの移行が可能かつ前記外部装置が前記データの移行先であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記データを前記外部装置に提供するデータ提供手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記識別情報は、前記データの移行が可能であるか否かを識別するための文字列と、前記データの移行元であるか移行先であるかを識別するための数列とを含み、前記識別手段は、前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報に含まれる前記文字列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記文字列とが一致する場合、前記データの移行が可能であると識別し、前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報に含まれる前記数列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記数列との大小に基づいて前記外部装置が移行元であるか移行先であるかを識別することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記データ提供手段によって前記データが前記外部装置に提供された後、前記識別情報記憶手段から前記識別情報を消去することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶手段と、前記通信インターフェースの主従関係に基づいて前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別手段と前記識別手段で前記外部装置が前記データの移行先であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記データを前記外部装置に提供するデータ提供手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶手段と、自装置に固有の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記通信インターフェースを仲介して接続する外部装置に前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報を提供する識別情報提供手段と、前記外部装置から該外部装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段で取得した前記外部装置の識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報とを比較し、前記外部装置との前記データの移行が可能であるか否かおよび前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別手段と、前記識別手段で前記データの移行が可能かつ前記外部装置が前記データの移行元であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記外部装置のデータを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段で取得した前記外部装置のデータを前記データ記憶手段に記憶するデータ記憶制御手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記識別情報は、前記データの移行が可能であるか否かを識別するための文字列と、前記データの移行元であるか移行先であるかを識別するための数列とを含み、前記識別手段は、前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報に含まれる前記文字列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記文字列とが一致する場合、前記データの移行が可能であると識別し、前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報に含まれる前記数列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記数列との大小に基づいて前記外部装置が移行元であるか移行先であるかを識別することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶手段と、前記通信インターフェースの主従関係に基づいて前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別手段と、前記識別手段で前記外部装置が前記データの移行元であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記外部装置のデータを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段で取得した前記外部装置のデータを前記データ記憶手段に記憶するデータ記憶制御手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶装置と、自装置に固有の識別情報を記憶する識別情報記憶装置とを備えた画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、前記通信インターフェースを仲介して接続する外部装置に前記識別情報記憶総理に記憶している識別情報を提供する識別情報提供処理と、前記外部装置から該外部装置の識別情報を取得する識別情報取得処理と、前記取得した前記外部装置の識別情報と前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報とを比較し、前記外部装置との前記データの移行が可能であるか否かおよび前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別処理と、前記データの移行が可能かつ前記外部装置が前記データの移行先であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記データを前記外部装置に提供するデータ提供処理とを実行させることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記識別情報は、前記データの移行が可能であるか否かを識別するための文字列と、前記データの移行元であるか移行先であるかを識別するための数列とを含み、前記識別処理は、前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報に含まれる前記文字列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記文字列とが一致する場合、前記データの移行が可能であると識別し、前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報に含まれる前記数列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記数列との大小に基づいて前記外部装置が移行元であるか移行先であるかを識別することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項8の発明において、前記データ提供処理によって前記データが前記外部装置に提供された後、前記識別情報記憶装置から前記識別情報を消去することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶装置とを備える画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、前記通信インターフェースの主従関係に基づいて前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別処理と、前記外部装置が前記データの移行先であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記データを前記外部装置に提供するデータ提供処理とを実行させることを特徴とする。
また、請求項12の発明は、通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶装置と、自装置に固有の識別情報を記憶する識別情報記憶装置とを備える画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、前記通信インターフェースを仲介して接続する外部装置に前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報を提供する識別情報提供処理と、前記外部装置から該外部装置の識別情報を取得する識別情報取得処理と、前記取得した前記外部装置の識別情報と前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報とを比較し、前記外部装置との前記データの移行が可能であるか否かおよび前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別処理と、前記データの移行が可能かつ前記外部装置が前記データの移行元であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記外部装置のデータを取得するデータ取得処理と、前記取得した前記外部装置のデータを前記データ記憶装置に記憶するデータ記憶制御処理とを実行させることを特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項12の発明において、前記識別情報は、前記データの移行が可能であるか否かを識別するための文字列と、前記データの移行元であるか移行先であるかを識別するための数列とを含み、前記識別処理は、前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報に含まれる前記文字列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記文字列とが一致する場合、前記データの移行が可能であると識別し、前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報に含まれる前記数列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記数列との大小に基づいて前記外部装置が移行元であるか移行先であるかを識別することを特徴とする。
また、請求項14の発明は、通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶装置とを備える画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、前記通信インターフェースの主従関係に基づいて前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別処理と、前記外部装置が前記データの移行元であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記外部装置のデータを取得するデータ取得処理と、前記取得した前記外部装置のデータを前記データ記憶装置に記憶するデータ記憶制御処理とを実行させることを特徴とする。
請求項1、5、8および12に記載の発明は、装置が有する設定およびデータを他の装置に容易に移行することが可能となる。
また、請求項2、6、9およぎ13に記載の発明は、文字列等の組み合わせの識別情報を設定することで、データ移行の可否およびデータの移行元と移行先を容易に識別することが可能となる。
また、請求項3、およぎ10に記載の発明は、再接続による意図しないデフォルトデータの移行を防止することが可能となる。
また、請求項4、7、10およぎ14に記載の発明は、通信インターフェースの主従関係のみでデータの移行元と移行先を容易に識別することが可能となる。
以下、本発明に係る画像処理装置およびデータ処理プログラムの実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施例では、画像処理装置に本発明に係るデータ処理プログラムがインストールされている構成を一例にして説明する。
図1は、画像処理装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1に示すように、画像処理装置1は、画像処理装置1全体の主制御および各種プログラムの実行を行うCPU2と、プログラムの実行に必要なワークエリアのバッファエリアとして利用されるRAM3と、画像処理を行うエンジン4(なお、画像処理装置1がプリンタである場合は画像形成処理を行うプリンタエンジン、画像処理装置1がスキャナである場合は画像読取処理を行うスキャナエンジン等)と、各種プログラム、画像処理装置1のファームウェア、フォントデータ等が記憶されているROM5と、画像処理装置1の設定等が記憶されているHDD6と、ユーザインターフェースであるオペレーションパネル7と、通信ケーブルを介して接続する装置(例えば、パーソナルコンピュータ、画像処理装置等)とのデータ通信を仲介する通信IF8を具備して構成される。
なお、データ処理プログラムはROM5またはHDD6に記憶され、CPU2がROM5またはHDD6に記憶されているデータ処理プログラムを実行することになる。
以後、ROM5に記憶されている各種プログラム、ファームウェア、フォントデータ等およびHDD6に記憶されている画像処理装置1の設定等をデータと総称する。
図2は、データ処理プログラム9の機能的な構成の一例を示す図である。
図2に示すように、データ処理プログラム9は、その機能として、識別情報設定部10、識別情報提供部11、識別情報取得部12、識別情報識別部13、データ記憶制御部14、データ提供部15、データ取得部16から構成される。
識別情報設定部10は、画像処理装置1毎に固有であり、両画像処理装置1間におけるデータ移行可能関係、およびデータ移行における移行元の画像処理装置1と移行先の画像処理装置1とを識別するための情報である識別情報17を設定する処理を行う。なお、識別情報17は製造元で工場出荷時等に設定され、設定された識別情報17はHDD6内に記憶される。
識別情報提供部11は、画像処理装置1が通信IF8を仲介して他の画像処理装置と接続した際に、HDD6に記憶されている識別情報を他の画像処理装置に送信する処理を行う。
識別情報取得部12は、画像処理装置1が通信IF8を仲介して他の画像処理装置と接続した際に、他の画像処理装置から送信されてきた他の画像処理装置に記憶されている識別情報を受信する処理を行う。
識別情報識別部13は、識別情報取得部12で受信した他の画像処理装置の識別情報とHDD6に記憶されている自身の識別情報17とを比較し、両画像処理装置間におけるデータ移行可能関係、およびデータ移行における移行元の画像処理装置と移行先の画像処理装置とを識別する。
データ記憶制御部14は、ROM5およびHDD6に対するデータ18の読み出し/書き込みの制御を行う。
データ提供部15は、識別情報識別部13で自身が移行元と識別した場合、ROM5に記憶されているデータ18およびHDD6に記憶されているデータ18を他の画像処理装置に送信する処理を行う。
データ取得部16は、識別情報識別部13で自身が移行先と識別した場合、他の画像処理装置から送信されてきたデータ18を受信する処理を行う。なお、データ取得部16で受信したデータはROM5およびHDD6に記憶される。
次に、識別情報について説明する。
識別情報として、一文字以上の文字、数字、記号若しくはその組み合わせによる文字列が挙げられる。
(例) ABC001
例に示す前3桁の部分が装置間におけるデータ移行可能関係を示す文字列とする。両装置の識別情報を比較し、この部分の文字列が一致する場合はデータ移行可能になり、この部分の文字列が一致しない場合はデータ移行不可能になる。
例に示す前3桁の部分が装置間におけるデータ移行可能関係を示す文字列とする。両装置の識別情報を比較し、この部分の文字列が一致する場合はデータ移行可能になり、この部分の文字列が一致しない場合はデータ移行不可能になる。
また、例に示す後3桁の部分がデータ移行における移行下と移行先とを識別する数列とする。なお、データ移行可能関係を示す文字列が同一である場合、この部分の数列は必ず異なる。両装置の識別情報を比較し、この部分の数列が小さい方が移行元になり、大きい方が移行先になる。
ここで、具体例を参照して識別情報に基づくデータ移行可能関係およびデータ移行における移行下と移行先との識別について説明する。
(例)画像処理装置Aの識別情報:ABC001
画像処理装置Bの識別情報:ABC002
識別情報「ABC001」が設定された画像処理装置Aと識別情報「ABC002」が設定された画像処理装置Bとが通信IF8を仲介して接続すると、画像処理装置Aの識別情報提供部11は自身の識別情報「ABC001」を画像処理装置Bに提供し、画像処理装置Bの識別情報提供部11は自身の識別情報「ABC002」を画像処理装置Aに提供する。
画像処理装置Bの識別情報:ABC002
識別情報「ABC001」が設定された画像処理装置Aと識別情報「ABC002」が設定された画像処理装置Bとが通信IF8を仲介して接続すると、画像処理装置Aの識別情報提供部11は自身の識別情報「ABC001」を画像処理装置Bに提供し、画像処理装置Bの識別情報提供部11は自身の識別情報「ABC002」を画像処理装置Aに提供する。
画像処理装置Aの識別情報識別部13は識別情報取得部12が取得した画像処理装置Bの識別情報「ABC002」と自身の識別情報「ABC001」とを比較する。ここで、両識別情報の前3桁の部分は「ABC」と一致しているのでデータ移行可能と識別し、画像処理装置Aの識別情報の後3桁の部分は「001」であり、画像処理装置Bの識別情報の後3桁の部分は「002」であり、画像処理装置Aの方が小さいので、移行元が画像処理装置A、移行先が画像処理装置Bと識別する。
また、 画像処理装置Bの識別情報識別部13は識別情報取得部12が取得した画像処理装置Aの識別情報「ABC001」と自身の識別情報「ABC002」とを比較する。ここで、両識別情報の前3桁の部分は「ABC」と一致しているのでデータ移行可能と識別し、画像処理装置Bの識別情報の後3桁の部分は「002」であり、画像処理装置Aの識別情報の後3桁の部分は「001」であり、画像処理装置Bの方が大きいので、移行先が画像処理装置B、移行元が画像処理装置Aと識別する。
(例)画像処理装置Cの識別情報:ABC003
画像処理装置Dの識別情報:DEF004
識別情報「ABC003」が設定された画像処理装置Cと識別情報「DEF004」が設定された画像処理装置Dとが通信IF8を仲介して接続すると、画像処理装置Cの識別情報提供部11は自身の識別情報「ABC003」を画像処理装置Dに提供し、画像処理装置Dの識別情報提供部11は自身の識別情報「DEF004」を画像処理装置Cに提供する。
画像処理装置Dの識別情報:DEF004
識別情報「ABC003」が設定された画像処理装置Cと識別情報「DEF004」が設定された画像処理装置Dとが通信IF8を仲介して接続すると、画像処理装置Cの識別情報提供部11は自身の識別情報「ABC003」を画像処理装置Dに提供し、画像処理装置Dの識別情報提供部11は自身の識別情報「DEF004」を画像処理装置Cに提供する。
画像処理装置Cの識別情報識別部13は識別情報取得部12が取得した画像処理装置Dの識別情報「DEF004」と自身の識別情報「ABC003」とを比較する。ここで、両識別情報の前3桁の部分は一致しないのでデータ移行不可能と識別し、データ移行を実施しない。
画像処理装置Dの識別情報識別部13は識別情報取得部12が取得した画像処理装置Cの識別情報「ABC003」と自身の識別情報「DEF004」とを比較する。ここで、両識別情報の前3桁の部分は一致しないのでデータ移行不可能と識別し、データ移行を実施しない。
(例)画像処理装置Eの識別情報:ABC005
画像処理装置Fの識別情報:006ABC
識別情報「ABC005」が設定された画像処理装置Eと識別情報「006ABC」が設定された画像処理装置Fとが通信IFを仲介して接続すると、画像処理装置Eの識別情報提供部11は自身の識別情報「ABC005」を画像処理装置Fに提供し、画像処理装置Fの識別情報提供部11は自身の識別情報「006ABC」を画像処理装置Eに提供する。
画像処理装置Fの識別情報:006ABC
識別情報「ABC005」が設定された画像処理装置Eと識別情報「006ABC」が設定された画像処理装置Fとが通信IFを仲介して接続すると、画像処理装置Eの識別情報提供部11は自身の識別情報「ABC005」を画像処理装置Fに提供し、画像処理装置Fの識別情報提供部11は自身の識別情報「006ABC」を画像処理装置Eに提供する。
画像処理装置Eの識別情報識別部13は識別情報取得部12が取得した画像処理装置Fの識別情報「006ABC」と自身の識別情報「ABC005」とを比較する。ここで、両識別情報は書式が一致しないのでデータ移行不可能と識別し、データ移行を実施しない。
なお、データ移行における移行下と移行先との識別を識別情報に基づいて行うことに限定する必要はない。その他の識別方法として、装置間がUSB[Universal Serial Bus]規格インターフェースで接続されている場合、USB規格インターフェースの主従関係に基づく識別方法が挙げられ、具体的には、ホスト側を移行元とし、デバイス側を移行先とする。なお、ホスト側を移行先とし、デバイス側を移行元としても良い。更に、その他の識別方法として、オレレーションパネル操作に基づく識別方法が挙げられ、具体的には、オペレーションパネルのボタンAを押しながら電源スイッチをONにすると移行元となり、オペレーションパネルのボタンBを押しながら電源スイッチをONにすると移行先となる。
次に、データ移行を行う際の画像処理装置1が行う処理の流れの一例について図3に示すシーケンス図を参照して説明する。なお、図3に示すシーケンス図は、画像処理装置Aと画像処理装置Bとが通信IFを仲介して接続し、画像処理装置Aのデータを画像処理装置Bに移行する際の処理の流れの一例を示す。
画像処理装置Aと画像処理装置Bとがケーブルで接続し、両装置の通信IFを仲介して双方向通信で接続すると(S301)、画像処理装置Aの識別情報提供部は自身の識別情報を画像処理装置Bに提供し、画像処理装置Bの識別情報取得部は画像処理装置Aの識別情報を取得し(S302)、画像処理装置Bの識別情報提供部は自身の識別情報を画像処理装置Aに提供し、画像処理装置Aの識別情報取得部は画像処理装置Bの識別情報を取得する(S303)。
画像処理装置Aの識別情報識別部は自身の識別情報と画像処理装置Bの識別情報とを比較し、画像処理装置Aが移行元であると識別する(S304)。ここで、データ移行不可能と識別した場合はS309に進む。
画像処理装置Bの識別情報識別部は自身の識別情報と画像処理装置Aの識別情報とを比較し、画像処理装置Bが移行先であると識別する(S305)。ここで、データ移行不可能と識別した場合はS311に進む。
画像処理装置Aのデータ提供部はHDDおよびROMに記憶されているデータを画像処理装置Bに提供し、画像処理装置Bのデータ取得部は画像処理装置Aのデータを取得する(S306)。
画像処理装置Aのデータ記憶制御部は移行したデータをHDDおよびROMから消去する(S307)。ここで、移行したデータのHDDおよびROMから消去しない場合はSS309に進む。
画層処理装置AのCPUは工場出荷時設定に戻し(S308)、画像処理装置AのCPUは現在の設定内容で動作を開始し(S309)、処理を終了する。
画像処理装置Bのデータ記憶制御部は画像処理装置AのデータをHDDおよびROMに記憶し(S310)、画像処理装置BのCPUは現在の設定内容で動作を開始し(S311)、処理を終了する。
なお、S307において、移行したデータを消去する場合、識別情報もHDDから消去することも可能である。これは、工場出荷時設定に戻った画像処理装置Aが、その後画像処理装置Bを含む他の画像処理装置と接続した場合、画像処理装置Aの工場出荷時設定が他の画像処理装置に移行されてしまうことを防止するためである。
上記では、両装置間のデータ移行を自動で行う実施例について説明してきた。次は、両装置間のデータ移行に対してユーザが介入する実施例について説明する。
図4は、データ移行に対してオペレーションパネル7の操作が介入する場合の画像処理装置1の機能的な構成の一例について説明する図である。
図4に示すように、オペレーションパネル7とデータ処理プログラム9とにインターフェースを設け、データ処理プログラム9が行うデータ移行に対してオペレーションパネル7の操作が介入される。
次に、データ移行に対してオペレーションパネル7の操作が介入される際の画像処理装置1が行う処理の流れの一例について図5に示すシーケンス図を参照して説明する。なお、図5に示すシーケンス図は、画像処理装置Aと画像処理装置Bとが通信IFを仲介して接続し、画像処理装置Aのデータを画像処理装置Bに移行する際の処理の流れの一例を示す。
画像処理装置Aと画像処理装置Bとがケーブルで接続し、ユーザが画像処理装置Aのオペレーションパネルを操作することで、画像処理装置Aをデータ移行モードに設定し(S501)、ユーザが画像処理装置Bのオペレーションパネルを操作することで、画像処理装置Bをデータ移行モードに設定し(S502)、両装置の通信IFを仲介して双方向通信で接続すると(S503)、画像処理装置Aの識別情報提供部は自身の識別情報を画像処理装置Bに提供し、画像処理装置Bの識別情報取得部は画像処理装置Aの識別情報を取得し(S504)、画像処理装置Bの識別情報提供部は自身の識別情報を画像処理装置Aに提供し、画像処理装置Aの識別情報取得部は画像処理装置Bの識別情報を取得する(S505)。
画像処理装置Aの識別情報識別部は自身の識別情報と画像処理装置Bの識別情報とを比較し、画像処理装置Aが移行元であると識別する(S506)。ここで、データ移行不可能と識別した場合はS515に進む。
画像処理装置Bの識別情報識別部は自身の識別情報と画像処理装置Aの識別情報とを比較し、画像処理装置Bが移行先であると識別する(S507)。ここで、データ移行不可能と識別した場合はS518に進む。
ユーザが画像処理装置Aのオペレーションパネルを操作することで、画像処理装置Aのデータ提供部に対して画像処理装置Bへの移行データの提供を指示し(S508)、ユーザが画像処理装置Bのオペレーションパネルを操作することで、画像処理装置Bのデータ取得部に対して画像処理装置Aからの移行データの取得を指示する(S509)。
画像処理装置Aのデータ提供部はHDDおよびROMに記憶されているデータを画像処理装置Bに提供し、画像処理装置Bのデータ取得部は画像処理装置Aのデータを取得する(S510)。
ユーザが画像処理装置Aのオペレーションパネルを操作することで、画像処理装置Aのデータ記憶制御部に対して移行したデータのHDDおよびROMからの消去を指示し(S511)、画像処理装置Aのデータ記憶制御部は移行したデータをHDDおよびROMから消去する(S512)。ここで、移行したデータのHDDおよびROMからの消去を指示しなかった場合はS515に進む。
画層処理装置AのCPUは工場出荷時設定に戻し(S513)、ユーザが画像処理装置Aのオペレーションパネルを操作することで、画像処理装置Aを通常モードに設定し(S514)、画像処理装置AのCPUは現在の設定内容で動作を開始し(S515)、処理を終了する。
画像処理装置Bのデータ記憶制御部は画像処理装置AのデータをHDDおよびROMに記憶し(S516)、ユーザが画像処理装置Bのオペレーションパネルを操作することで、画像処理装置Bを通常モードに設定し(S517)、画像処理装置BのCPUは現在の設定内容で動作を開始し(S518)、処理を終了する。
なお、S512において、移行したデータを消去する場合、識別情報もHDDから消去することも可能である。これは、工場出荷時設定に戻った画像処理装置Aが、その後画像処理装置Bを含む他の画像処理装置と接続した場合、画像処理装置Aの工場出荷時設定が他の画像処理装置に移行されてしまうことを防止するためである。
なお、データ処理プログラム9は、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である
1 画像処理装置
2 CPU
3 RAM
4 エンジン
5 ROM
6 HDD
7 オペレーションパネル
8 通信IF
9 データ処理プログラム
10 識別情報設定部
11 識別情報提供部
12 識別情報取得部
13 識別情報識別部
14 データ記憶制御部
15 データ提供部
16 データ取得部
17 識別情報
18 データ
2 CPU
3 RAM
4 エンジン
5 ROM
6 HDD
7 オペレーションパネル
8 通信IF
9 データ処理プログラム
10 識別情報設定部
11 識別情報提供部
12 識別情報取得部
13 識別情報識別部
14 データ記憶制御部
15 データ提供部
16 データ取得部
17 識別情報
18 データ
Claims (14)
- 通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、
種々のデータを記憶するデータ記憶手段と、
自装置に固有の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
前記通信インターフェースを仲介して接続する外部装置に前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報を提供する識別情報提供手段と、
前記外部装置から該外部装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別情報取得手段で取得した前記外部装置の識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報とを比較し、前記外部装置との前記データの移行が可能であるか否かおよび前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別手段と、
前記識別手段で前記データの移行が可能かつ前記外部装置が前記データの移行先であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記データを前記外部装置に提供するデータ提供手段と
を具備することを特徴とする画像処理装置。 - 前記識別情報は、
前記データの移行が可能であるか否かを識別するための文字列と、前記データの移行元であるか移行先であるかを識別するための数列とを含み、
前記識別手段は、
前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報に含まれる前記文字列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記文字列とが一致する場合、前記データの移行が可能であると識別し、
前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報に含まれる前記数列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記数列との大小に基づいて前記外部装置が移行元であるか移行先であるかを識別する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記データ提供手段によって前記データが前記外部装置に提供された後、前記識別情報記憶手段から前記識別情報を消去する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、
種々のデータを記憶するデータ記憶手段と、
前記通信インターフェースの主従関係に基づいて前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別手段と
前記識別手段で前記外部装置が前記データの移行先であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記データを前記外部装置に提供するデータ提供手段と
を具備することを特徴とする画像処理装置。 - 通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、
種々のデータを記憶するデータ記憶手段と、
自装置に固有の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
前記通信インターフェースを仲介して接続する外部装置に前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報を提供する識別情報提供手段と、
前記外部装置から該外部装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別情報取得手段で取得した前記外部装置の識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報とを比較し、前記外部装置との前記データの移行が可能であるか否かおよび前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別手段と、
前記識別手段で前記データの移行が可能かつ前記外部装置が前記データの移行元であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記外部装置のデータを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段で取得した前記外部装置のデータを前記データ記憶手段に記憶するデータ記憶制御手段と
を具備することを特徴とする画像処理装置。 - 前記識別情報は、
前記データの移行が可能であるか否かを識別するための文字列と、前記データの移行元であるか移行先であるかを識別するための数列とを含み、
前記識別手段は、
前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報に含まれる前記文字列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記文字列とが一致する場合、前記データの移行が可能であると識別し、
前記識別情報記憶手段に記憶している識別情報に含まれる前記数列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記数列との大小に基づいて前記外部装置が移行元であるか移行先であるかを識別する
ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。 - 通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、
種々のデータを記憶するデータ記憶手段と、
前記通信インターフェースの主従関係に基づいて前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別手段と、
前記識別手段で前記外部装置が前記データの移行元であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記外部装置のデータを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段で取得した前記外部装置のデータを前記データ記憶手段に記憶するデータ記憶制御手段と
を具備することを特徴とする画像処理装置。 - 通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶装置と、自装置に固有の識別情報を記憶する識別情報記憶装置とを備えた画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、
前記通信インターフェースを仲介して接続する外部装置に前記識別情報記憶総理に記憶している識別情報を提供する識別情報提供処理と、
前記外部装置から該外部装置の識別情報を取得する識別情報取得処理と、
前記取得した前記外部装置の識別情報と前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報とを比較し、前記外部装置との前記データの移行が可能であるか否かおよび前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別処理と、
前記データの移行が可能かつ前記外部装置が前記データの移行先であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記データを前記外部装置に提供するデータ提供処理と
を実行させることを特徴とするデータ処理プログラム。 - 前記識別情報は、
前記データの移行が可能であるか否かを識別するための文字列と、前記データの移行元であるか移行先であるかを識別するための数列とを含み、
前記識別処理は、
前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報に含まれる前記文字列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記文字列とが一致する場合、前記データの移行が可能であると識別し、
前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報に含まれる前記数列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記数列との大小に基づいて前記外部装置が移行元であるか移行先であるかを識別する
ことを特徴とする請求項8記載のデータ処理プログラム。 - 前記データ提供処理によって前記データが前記外部装置に提供された後、前記識別情報記憶装置から前記識別情報を消去する
ことを特徴とする請求項8記載のデータ処理プログラム。 - 通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶装置とを備える画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、
前記通信インターフェースの主従関係に基づいて前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別処理と、
前記外部装置が前記データの移行先であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記データを前記外部装置に提供するデータ提供処理と
を実行させることを特徴とするデータ処理プログラム。 - 通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶装置と、自装置に固有の識別情報を記憶する識別情報記憶装置とを備える画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、
前記通信インターフェースを仲介して接続する外部装置に前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報を提供する識別情報提供処理と、
前記外部装置から該外部装置の識別情報を取得する識別情報取得処理と、
前記取得した前記外部装置の識別情報と前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報とを比較し、前記外部装置との前記データの移行が可能であるか否かおよび前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別処理と、
前記データの移行が可能かつ前記外部装置が前記データの移行元であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記外部装置のデータを取得するデータ取得処理と、
前記取得した前記外部装置のデータを前記データ記憶装置に記憶するデータ記憶制御処理と
を実行させることを特徴とするデータ処理プログラム。 - 前記識別情報は、
前記データの移行が可能であるか否かを識別するための文字列と、前記データの移行元であるか移行先であるかを識別するための数列とを含み、
前記識別処理は、
前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報に含まれる前記文字列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記文字列とが一致する場合、前記データの移行が可能であると識別し、
前記識別情報記憶装置に記憶している識別情報に含まれる前記数列と、前記外部装置の識別情報に含まれる前記数列との大小に基づいて前記外部装置が移行元であるか移行先であるかを識別する
ことを特徴とする請求項12記載のデータ制御プログラム。 - 通信手段を経由して接続する外部装置とデータ通信を行う通信インターフェースと、種々のデータを記憶するデータ記憶装置とを備える画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、
前記通信インターフェースの主従関係に基づいて前記外部装置が前記データの移行元か移行先であるかを識別する識別処理と、
前記外部装置が前記データの移行元であると識別した場合、前記通信インターフェースを仲介して前記外部装置のデータを取得するデータ取得処理と、
前記取得した前記外部装置のデータを前記データ記憶装置に記憶するデータ記憶制御処理と
を実行させることを特徴とするデータ処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007141919A JP2008300946A (ja) | 2007-05-29 | 2007-05-29 | 画像処理装置およびデータ処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007141919A JP2008300946A (ja) | 2007-05-29 | 2007-05-29 | 画像処理装置およびデータ処理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008300946A true JP2008300946A (ja) | 2008-12-11 |
Family
ID=40174085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007141919A Pending JP2008300946A (ja) | 2007-05-29 | 2007-05-29 | 画像処理装置およびデータ処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008300946A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012038223A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Ricoh Co Ltd | 機器登録データ移動装置、画像形成装置、機器登録データ移動方法、機器登録データ移動プログラム及び記録媒体 |
JP2018160139A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびデータ移行プログラム |
-
2007
- 2007-05-29 JP JP2007141919A patent/JP2008300946A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012038223A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Ricoh Co Ltd | 機器登録データ移動装置、画像形成装置、機器登録データ移動方法、機器登録データ移動プログラム及び記録媒体 |
JP2018160139A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子機器およびデータ移行プログラム |
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