JP2008300569A - 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008300569A
JP2008300569A JP2007144003A JP2007144003A JP2008300569A JP 2008300569 A JP2008300569 A JP 2008300569A JP 2007144003 A JP2007144003 A JP 2007144003A JP 2007144003 A JP2007144003 A JP 2007144003A JP 2008300569 A JP2008300569 A JP 2008300569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deflection amount
deflection
charged particle
particle beam
integer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007144003A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Abe
隆幸 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuflare Technology Inc
Original Assignee
Nuflare Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuflare Technology Inc filed Critical Nuflare Technology Inc
Priority to JP2007144003A priority Critical patent/JP2008300569A/ja
Publication of JP2008300569A publication Critical patent/JP2008300569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

【目的】ビームのサイズ或いは描画位置の誤差を低減させる描画装置及び方法を提供することを目的とする。
【構成】本発明の一態様の描画装置100は、電子銃201と、描画データを記憶する磁気ディスク装置109と、電子ビーム200を偏向させるための初期デジタル偏向量を計算する初期偏向量計算部122と、初期デジタル偏向量を第1から第n回目の描画用に少なくとも1つが他とは1違いの値となるように所定の単位でそれぞれ整数化する整数化処理部124と、整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換するDAC126と、第1から第n回目の描画時にそれぞれの描画用に対応するアナログ偏向量に基づいて電子ビーム200を偏向する成形偏向器205と、を備えたことを特徴とする。本発明によれば、所定の単位で丸められた誤差を低減させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法に係り、例えば、DAC(デジタル・アナログコンバータ)アンプへの設定信号誤差に起因するビームサイズやビーム位置の誤差を補正する描画装置及び方法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図7は、可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は、以下のように動作する。まず、第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、開口411を通過した電子線442を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向される。そして、可変成形開口421の一部を通過して、ステージ上に搭載された試料に照射される。ステージは、描画中、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動している。このように、開口411と可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、試料340の描画領域に描画される。開口411と可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という。
ここで、電子ビーム描画装置では、偏向用デジタル信号をDACアンプでアナログ電圧信号に変換し、増幅したうえで静電偏向器に印加する。そして、静電偏向器の静電作用により電子ビームが偏向され、ビーム寸法やビームの位置が制御される。このDACアンプに加える信号はデジタル信号なので連続的なものではなくある単位毎の不連続なものとなる。例えば、1単位が1nmの寸法或いは位置の変化に相当する。また、電子ビーム描画装置内では電子光学系の歪み等を補正するための演算が行なわれる。そのため、LSIパターンが仮に1nm単位で設計されていても、その演算結果である初期デジタル偏向量がDACアンプの設定単位となる1nm単位の値となるとは限らない。そのため、DACアンプへ出力する偏向用の初期デジタル偏向量の値は1nm単位の値でないときには1nm単位に丸められることになる。例えば、初期デジタル偏向量の値が小数点以下の数値を含む場合、四捨五入等によって丸められる。その結果、実際にDACアンプに出力される偏向用デジタル信号には±0.5nm分の誤差が含まれてしまう。その誤差が、ビーム寸法やビーム位置の誤差になってしまうといった問題があった。
また、描画装置では、同じパターンを重複して描画する多重描画が行なわれる。例えば、ステージを移動させてエリアをずらした位置から同じパターンを多重描画する技術が文献に開示されている(例えば、特許文献1参照)。この場合でも成形するパターンのサイズは同じなので成形するための偏向量は同じ偏向量となり誤差をもったままとなる。また、同じ位置から多重描画する場合にも位置が同じなので偏向量は同じ偏向量となり誤差をもったままとなる。仮にエリアをずらした位置から多重描画するとしても、ずらした分だけ位置が変わるのでその分だけ偏向器の偏向量も変わるが、エリアをずらした分を除いた元々の偏向量は誤差をもったままとなる。
特開平09−213607
上述したように、DACアンプへの設定信号がDACアンプの設定単位に丸められるため設定した時点で誤差が発生する。そのために、成形されるビームのサイズや描画位置にも誤差が発生するといった問題があった。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、ビームのサイズ或いは描画位置の誤差を低減させる描画装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置は、
荷電粒子ビームを照射する照射部と、
描画データを記憶する記憶部と、
描画データに基づいて荷電粒子ビームを偏向させるための初期デジタル偏向量を計算する偏向量計算部と、
初期デジタル偏向量を第1から第n回目の描画用に少なくとも1つが他とは1違いの値となるように所定の単位でそれぞれ整数化する整数化処理部と、
整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換する変換部と、
第1から第nのアナログ偏向量のうち、第1から第n回目の描画時にそれぞれの描画用に対応するアナログ偏向量に基づいて荷電粒子ビームを偏向する偏向器と、
を備えたことを特徴とする。
かかる構成により、整数化された第1から第nのデジタル偏向量の少なくとも1つが他とは1違いの値となる。そのため、初期デジタル偏向量に小数点以下の値が含まれていた場合に、多重描画を行なうことによってビームサイズ或いは描画位置を仮に初期デジタル偏向量で偏向できた場合のビームサイズ或いは描画位置に近づけることができる。
特に、整数化処理部は、第1から第nのデジタル偏向量の平均値が初期デジタル偏向量の値により近づくように初期デジタル偏向量を第1から第nのデジタル偏向量に整数化すると好適である。
ここで、上述した初期デジタル偏向量が、荷電粒子ビームを成形するための偏向量であると好適である。
或いは/及び、上述した初期デジタル偏向量は、所望する描画位置に前記荷電粒子ビームを偏向するための偏向量であると好適である。
また、本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画方法は、
描画データを入力し、描画データに基づいて荷電粒子ビームを偏向させるための初期デジタル偏向量を計算する偏向量計算工程と、
初期デジタル偏向量を第1から第n回目の描画用に少なくとも1つが他とは1違いの値となるように所定の単位でそれぞれ整数化する整数化処理工程と、
整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換する変換工程と、
第1から第nのアナログ偏向量のうち、第1から第n回目の描画時にそれぞれの描画用に対応するアナログ偏向量に基づいて荷電粒子ビームを偏向して、試料に所定のパターンを描画する描画工程と、
を備えたことを特徴とする。
また、多重描画する際に毎回描画エリアをずらしてその位置から描画位置に偏向する場合には、以下のように構成するとよい。
本発明の他の態様の荷電粒子ビーム描画装置は、
荷電粒子ビームを照射する照射部と、
描画データを記憶する記憶部と、
描画データに基づいて第1から第n回目の描画用に荷電粒子ビームを偏向させるための第1から第nの初期デジタル偏向量を計算する偏向量計算部と、
第1から第nの初期デジタル偏向量を第1の初期デジタル偏向量に基づいて端数の切り上げと切り下げのいずれかを判定して所定の単位でそれぞれ整数化する整数化処理部と、
整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換する変換部と、
第1から第nのアナログ偏向量のうち、第1から第n回目の描画時にそれぞれの描画用に対応するアナログ偏向量に基づいて荷電粒子ビームを偏向する偏向器と、
を備えたことを特徴とする。
かかる装置を用いた本発明の他の態様の荷電粒子ビーム描画方法は、
描画データを入力し、描画データに基づいて第1から第n回目の描画用に荷電粒子ビームを偏向させるための初期デジタル偏向量を計算する偏向量計算工程と、
第1から第n回目の描画用に初期デジタル偏向量を第1の初期デジタル偏向量に基づいて端数の切り上げと切り下げのいずれかを判定して所定の単位でそれぞれ整数化する整数化処理工程と、
整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換する変換工程と、
第1から第nのアナログ偏向量のうち、第1から第n回目の描画時にそれぞれの描画用に対応するアナログ偏向量に基づいて荷電粒子ビームを偏向して、試料に所定のパターンを描画する描画工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、所定の単位で丸められた誤差を低減させることができる。その結果、描画されるパターンのサイズ或いは位置の誤差を低減させることができる。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の他の荷電粒子を用いたビームでも構わない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。
図1において、描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例となる。そして、描画装置100は、試料101に所望するパターンを描画する。制御部160は、制御回路107、描画データ処理部108、磁気ディスク装置109、偏向制御回路110、デジタルアナログ変換器(DAC)126,136,146、及び増幅器(アンプ)128,138,148を備えている。描画部150は、電子鏡筒102、描画室103を有している。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、成形偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、副偏向器212、及び主偏向器214が配置されている。また、描画室103内には、移動可能に配置されたXYステージ105が配置されている。また、XYステージ105上には、試料101が配置されている。試料101として、例えば、ウェハにパターンを転写する露光用のマスクが含まれる。また、このマスクは、例えば、まだ何もパターンが形成されていないマスクブランクスが含まれる。また、磁気ディスク装置109には、描画データが格納されている。また、偏向制御回路110内では、成形偏向用演算部112、副偏向用演算部114、及び主偏向用演算部116が配置されている。そして、成形偏向用演算部112内には、初期偏向量計算部122及び整数化処理部124が配置されている。副偏向用演算部114には、初期偏向量計算部132及び整数化処理部134が配置されている。主偏向用演算部116には、初期偏向量計算部142及び整数化処理部144が配置されている。また、制御回路107は、描画部150、描画データ処理部108及び偏向制御回路110を制御する。特に、成形偏向器205、副偏向器212、及び主偏向器214は、偏向制御回路110を介して制御される。ここで、図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成部分について記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
また、初期偏向量計算部122及び整数化処理部124は、電気的な回路によるハードウェアにより実施させても構わない。或いは、コンピュータとなる成形偏向用演算部112で、初期偏向量計算部122及び整数化処理部124といった機能の処理を実行させてもよい。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組み合わせでも構わない。同様に、初期偏向量計算部132及び整数化処理部134は、電気的な回路によるハードウェアにより実施させても構わない。或いは、コンピュータとなる副偏向用演算部114で、初期偏向量計算部132及び整数化処理部134といった機能の処理を実行させてもよい。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組み合わせでも構わない。同様に、初期偏向量計算部142及び整数化処理部144は、電気的な回路によるハードウェアにより実施させても構わない。或いは、コンピュータとなる主偏向用演算部116で、初期偏向量計算部142及び整数化処理部144といった機能の処理を実行させてもよい。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組み合わせでも構わない。
照射部の一例となる電子銃201から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、成形偏向器205によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。その結果、電子ビーム200は成形される。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向制御回路110に制御された主偏向器214及び副偏向器212により偏向される。その結果、連続移動するXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。ここで、主偏向器214は、描画する図形が含まれる主偏向領域に偏向する。副偏向器212は、主偏向領域内のサブフィード(SF)の基準位置から図形位置へと偏向する。
図2は、実施の形態1におけるステージ移動の様子を説明するための図である。
試料101に描画する場合には、XYステージ105を例えばX方向に連続移動させながら、描画(露光)面を電子ビーム200が偏向可能な短冊状の複数のストライプ領域に仮想分割された試料101の1つのストライプ領域上を電子ビーム200が照射する。XYステージ105のX方向の移動は、連続移動とし、同時に主偏向器214で電子ビーム200のショット位置もステージ移動に追従させる。連続移動させることで描画時間を短縮させることができる。そして、1つのストライプ領域を描画し終わったら、XYステージ105をY方向にステップ送りしてX方向(今度は逆向き)に次のストライプ領域の描画動作を行なう。各ストライプ領域の描画動作を蛇行させるように進めることでXYステージ105の移動時間を短縮することができる。
図3は、実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。
図3において、実施の形態1における描画方法は、描画データ処理工程(S102)と、成形偏向用初期偏向量演算工程(S202)と、整数化工程(S204)と、D/A変換工程(S206)と、主偏向用初期偏向量演算工程(S302)と、整数化工程(S304)と、D/A変換工程(S306)と、副偏向用初期偏向量演算工程(S402)と、整数化工程(S404)と、D/A変換工程(S406)と、描画工程(S502)と、判定工程(S504)といった一連の工程を実施する。
S(ステップ)102において、描画データ処理工程として、描画データ処理部108は、磁気ディスク装置109からある1つのストライプ分の描画データを読み出す。そして、読み出した描画データを処理し、実際に電子ビーム200をショットする際に用いる装置内フォーマットのデータに変換する。この描画データには、描画する図形の位置を示す座標、形を示す図形コード及び図形サイズ等が定義されている。そして、変換されたデータの情報は、偏向制御回路110に出力される。そして、制御回路107からは、今回のデータが何回目の描画用に用いるデータなのかを識別するための回数情報nが偏向制御回路110に出力される。
S202において、成形偏向用の初期偏向量演算工程として、初期偏向量演算部122は、描画データが変換されたデータを入力し、描画データに基づいて電子ビーム200を成形偏向させるためのデジタル値となる初期デジタル偏向量を計算する。初期デジタル偏向量は、元々の描画データが示す図形サイズに相当する偏向量(x,y)に対して、電子光学系及び成形偏向の歪み等を補正した値(X,Y)となる。例えば、以下の式(1−1)及び式(1−2)で求めることができる。
Figure 2008300569
ここで、成形偏向用変換係数a〜a及びb〜bは、予め初期偏向量演算部122に設定しておけばよい。このようにして求めた初期デジタル偏向量は、DAC126の設定単位(グリッド)で表わした場合の整数になるとは限らない。例えば、1単位が1nmの寸法の変化に相当する場合に、上述した歪み補正演算を小数点第2位の精度まで求めるとすると、100.49といった小数点以下の値を含む値となる場合が多い。しかしながら、DAC126の設定単位は整数なので次の整数化処理工程で小数点以下の値は切り捨てる或いは切り上げる必要がある。
S204において、整数化処理工程として、整数化処理部124は、初期デジタル偏向量をDAC126の設定単位でそれぞれ整数化する。整数化処理部124は、第1から第nのデジタル偏向量の平均値が初期デジタル偏向量の値により近づくように初期デジタル偏向量を第1から第nのデジタル偏向量に整数化する。例えば、初期デジタル偏向量の値が2つの整数の中間付近の値、例えば、小数点以下の値が“0.49”といった値である場合に、整数化処理部124は、初期デジタル偏向量を第1から第n回目の描画用に少なくとも1つが他とは1違いの値となるようにDAC126の設定単位でそれぞれ整数化する。例えば、多重描画の描画回数が2回である場合に、以下のように整数化すればよい。
図4は、実施の形態1における整数化処理を説明するための図である。
初期偏向量演算部122で例えば“100.49”と計算結果が算出された場合、整数化処理部124は、1回目の描画用に“100”、そして2回目の描画用に“101”と整数化する。そして、それぞれの回に整数化したデジタル偏向量の値をDAC126に出力する。或いは、1回目に“101”、そして2回目に“100”と整数化すればよい。今回の多重描画回数が何回目であるかは制御回路107から回数情報nが入力されているので判断可能である。
図5は、実施の形態1におけるビームプロファイルの一例を示す図である。
上述したように、例えば、1回目の描画用に“100”、そして2回目の描画用に“101”とDAC126に設定した場合、実際のビームサイズはその中間の“100.5”とすることができる。よって、この例では、誤差を“0.49”から“0.01”に低減することができる。
ここで、平均値が初期デジタル偏向量の値により近づくように演算する手法として、次のような演算を行なっても好適である。例えば、式(1−1)等の歪の補正計算などは、DAC126の設定単位よりも細かい単位、例えば、0.125nm単位で計算する。そして、最終の値を0.25nm単位で整数化(小数点以下を切り捨て)した値Aと、最終値を四捨五入しての小数点以下を切り捨てて1nmとした値Bとを準備する。そして、値Aを4で割って、余りが0なら1回目、2回目ともに値Bを利用する。また、余りが1、或いは2なら1回目は値B、2回目は値B+1を利用する。また、余りが3なら、1回目及び2回目ともに値B+1を利用する。以下に、計算例を示す。
(1)ケース1:歪などの補正計算の結果、初期デジタル偏向量の値が100.1単位分(100.1nm)になるとする。
この場合は、値Aは400となり、4で割った余りは0となる。また、値Bは100となる。よって、1回目、2回目ともに100単位分(100nm)として整数化する。その結果、ショットサイズの平均は、100nm相当になる。
ケース2:歪などの補正計算の結果、初期デジタル偏向量の値が100.3単位分(100.3nm)になるとする。
この場合は、値Aは401.2の小数点以下を切り捨てて401となる。4で割った余りは1となる。また、値Bは100となる。よって、1回目は100単位分(100nm)として整数化し、2回目は101単位分(101nm)として整数化する。その結果、ショットサイズの平均は、100.5nm相当になる。
ケース3:歪などの補正計算の結果、初期デジタル偏向量の値が100.6単位分(100.6nm)になるとする。
この場合は、値Aは402.4の小数点以下を切り捨てて402となる。これを4で割った余りは2となる。また、値Bは100となる。よって、1回目は100単位分(100nm)として整数化し、2回目は101単位分(101nm)として整数化する。その結果、ショットサイズの平均は、100.5nm相当になる。
ケース4:歪などの補正計算の結果、初期デジタル偏向量の値が100.9単位分(100.9nm)になるとする。
この場合は、値Aは403.6の小数点以下を切り捨てて403となる。これを4で割った余りは3となる。また、値Bは100となる。よって、1回目、2回目ともに101単位分(101nm)として整数化する。その結果、ショットサイズの平均は、101nm相当になる。
以上のように、2回描画を行なう場合、0.5単位の描画が可能となるので誤差が1単位の場合の±0.5nmからその半分の±0.25nmに低減することができる。ここで、描画回数は2回に限るものではない。3回以上であってもよい。例えば、3回描画を行なう場合、上述した例では“100,100,100”、“100,100,101”、“100,101,101”、及び“101,101,101”の4通りの組合せが考えられる。そして、さらに、“100,100,101”と“100,101,101”については、その順序も考慮するとさらにパターンが増えることになる。いずれにしても第1から第3のデジタル偏向量の平均値が初期デジタル偏向量の値により近づくように初期デジタル偏向量を第1から第3のデジタル偏向量に整数化すればよい。また、例えば、4回描画を行なう場合、“100,100,100,100”、“100,100,100,101”、“100,100,101,101”、“100,101,101,101”、及び“101,101,101,101”の5通りの組合せが考えられる。そして、さらに、“100,100,100,101”、“100,100,101,101”、及び“100,101,101,101”については、その順序も考慮するとさらにパターンが増えることになる。このように4回描画を行なう場合、0.25単位の描画が可能となるので誤差が±0.5nmからその1/4の±0.125nmに低減することができる。
S206において、D/A(デジタルアナログ)変換工程として、DAC126は、整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換する。例えば、第1回目の描画に使用する場合には、第1のデジタル偏向量を第1のアナログ偏向量に変換する。第k回目の描画に使用する場合には、第kのデジタル偏向量を第kのアナログ偏向量に変換する。以下、主副偏向位置用にも同様な工程を実施する。
S302において、主偏向位置用の初期偏向量演算工程として、初期偏向量演算部132は、描画データが変換されたデータを入力し、描画データに基づいて電子ビーム200を主偏向位置に偏向させるためのデジタル値となる初期デジタル偏向量を計算する。初期デジタル偏向量は、元々の描画データが示す図形を含む主偏向領域に相当する偏向量(x,y)に対して、電子光学系及び主偏向の歪み等を補正した値(X,Y)となる。例えば、上述した式(1−1)及び式(1−2)で求めることができる。ここで、主偏向用変換係数a〜a及びb〜bは、成形偏向変換係数とは別の値をとり、予め初期偏向量演算部132に設定しておけばよい。ここでも求めた初期デジタル偏向量は、DAC136の設定単位(グリッド)で表わした場合の整数になるとは限らない。そして、DAC136の設定単位は整数なので次の整数化処理工程で小数点以下の値は切り捨てる或いは切り上げる必要がある。
S304において、整数化処理工程として、整数化処理部134は、初期デジタル偏向量をDAC136の設定単位でそれぞれ整数化する。多重描画をいつも同じ位置から主偏向領域に偏向させる場合には、整数化処理部134が、第1から第nのデジタル偏向量の平均値が初期デジタル偏向量の値により近づくように初期デジタル偏向量を第1から第nのデジタル偏向量に整数化する。例えば、初期デジタル偏向量の値が2つの整数の中間付近の値、例えば、小数点以下の値が“0.49”といった値である場合に、整数化処理部134は、初期デジタル偏向量を第1から第n回目の描画用に少なくとも1つが他とは1違いの値となるようにDAC136の設定単位でそれぞれ整数化する。整数化の仕方は、成形偏向の場合と同様である。
S306において、D/A変換工程として、DAC136は、整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換する。例えば、第k回目の描画に使用する場合には、第kのデジタル偏向量を第kのアナログ偏向量に変換する。
ここで、多重描画を行なう際には、例えば、XYステージ105を移動させて毎回ストライプ領域幅を1/nずつずらした領域をその回の新たなストライプ領域として描画を行なうことも行なわれる。その場合には、主偏向で偏向する位置がストライプ領域幅の1/nだけずれるため、毎回、初期デジタル偏向量自体が異なってくる。そこで、そのような多重描画を行なう場合には、例えば、第1回目の描画用の初期デジタル偏向量を使って、各回の整数化の仕方を決めても好適である。すなわち、2回描画を行なう場合、初期偏向量演算部132で例えば第1回目の描画用の初期デジタル偏向量として“100.49”と計算結果が算出されら整数化処理部134は1回目の描画用に“100”と整数化する。そして2回目の描画用の初期デジタル偏向量の値については、小数点を切り上げて整数化する。すなわち、上述したケース1〜4と同様な手法を用いる。但し、ここでは、第1回目の描画用の初期デジタル偏向量の最終の値を0.25nm単位で整数化(小数点以下を切り捨て)した値Aと、各回の初期デジタル偏向量の最終値を四捨五入しての小数点以下を切り捨てて1nmとした値Bとを準備する。そして、値Aを4で割って、余りが0なら1回目、2回目ともにそれぞれの値Bを利用する。また、余りが1、或いは2なら1回目は値B、2回目は値B+1を利用する。また、余りが3なら、1回目及び2回目ともに値B+1を利用する。このように整数化することで、少なくともストライプ領域(エリア)をずらした分を除いた元々の偏向量の誤差は低減することができる。次に、副偏向位置用にも同様な工程を実施する。
S402において、副偏向位置用の初期偏向量演算工程として、初期偏向量演算部142は、描画データが変換されたデータを入力し、描画データに基づいて電子ビーム200を副偏向位置に偏向させるためのデジタル値となる初期デジタル偏向量を計算する。初期デジタル偏向量は、元々の描画データが示す図形を含む主偏向領域内のSFの基準位置からその図形位置に相当する偏向量(x,y)に対して、電子光学系及び副偏向の歪み等を補正した値(X,Y)となる。例えば、上述した式(1−1)及び式(1−2)で求めることができる。ここで、副偏向用変換係数a〜a及びb〜bは、成形偏向変換係数や主偏向用変換係数とは別の値をとり、予め初期偏向量演算部142に設定しておけばよい。ここでも求めた初期デジタル偏向量は、DAC146の設定単位(グリッド)で表わした場合の整数になるとは限らない。そして、DAC146の設定単位は整数なので次の整数化処理工程で小数点以下の値は切り捨てる或いは切り上げる必要がある。
S404において、整数化処理工程として、整数化処理部144は、初期デジタル偏向量をDAC146の設定単位でそれぞれ整数化する。副偏向は、主偏向領域内のSFの基準位置からの相対位置になるので多重描画の際に位置をずらすかどうかに関わらず同じ偏向量とすることができる。よって、整数化処理部144が、第1から第nのデジタル偏向量の平均値が初期デジタル偏向量の値により近づくように初期デジタル偏向量を第1から第nのデジタル偏向量に整数化する。例えば、初期デジタル偏向量の値が2つの整数の中間付近の値、例えば、小数点以下の値が“0.49”といった値である場合に、整数化処理部144は、初期デジタル偏向量を第1から第n回目の描画用に少なくとも1つが他とは1違いの値となるようにDAC146の設定単位でそれぞれ整数化する。整数化の仕方は、成形偏向の場合と同様である。
S406において、D/A変換工程として、DAC146は、整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換する。例えば、第k回目の描画に使用する場合には、第kのデジタル偏向量を第kのアナログ偏向量に変換する。
S502において、描画工程として、描画部150は、第1から第nのアナログ偏向量のうち、第1から第n回目の描画時にそれぞれの描画用に対応する各偏向器用のアナログ偏向量に基づいて電子ビーム200を偏向して、試料101に所定のパターンを描画する。DAC126で変換された第kのアナログ偏向量は、アンプ128で増幅されて成形偏向器205に偏向電圧として印加される。そして、成形偏向器205は、その偏向電圧による静電作用により電子ビーム200を成形偏向する。これにより、ビームサイズが決まる。また、DAC136で変換された第kのアナログ偏向量は、アンプ138で増幅されて主偏向器214に主偏向電圧として印加される。そして、主偏向器214は、その偏向電圧による静電作用により電子ビーム200を主偏向位置に偏向する。そして、DAC146で変換された第kのアナログ偏向量は、アンプ148で増幅されて副偏向器212に副偏向電圧として印加される。そして、副偏向器212は、その偏向電圧による静電作用により電子ビーム200を主偏向領域内の図形位置に偏向する。これにより、ビーム位置が決まる。
S504において、判定工程として、制御回路107は、描画回数が所望する描画回数nmaxに達しているかどうかを判定する。そして、所望する回数の多重描画が行なわれていれば終了する。他方、まだ途中である場合には、S102に戻り、以降の工程を繰り返す。すなわち、描画データ処理部108が磁気ディスク装置109から描画データを読み出してデータ処理を行なうところから繰り返す。このようにS102に戻ることで、記憶装置を増設しなくても済ますことができる。
以上の説明において、「〜部」或いは「〜工程」と記載したものは、コンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。或いは、ソフトウェアとなるプログラムだけではなく、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、CD、DVD、MO或いはROM等の読み取り可能な記録媒体に記録される。
図6は、プログラムにより構成する場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
コンピュータとなるCPU50は、バス74を介して、RAM(ランダムアクセスメモリ)52、ROM54、磁気ディスク(HD)装置62、キーボード(K/B)56、マウス58、外部インターフェース(I/F)60、モニタ64、プリンタ66、FD68、DVD70、CD72の少なくとも1つに接続されている。ここで、RAM52、ROM54、HD装置62、FD68、DVD70、CD72は、記憶装置の一例である。K/B56、マウス58、I/F60、FD68、DVD70、CD72は、入力手段の一例となる。I/F60、モニタ64、プリンタ66、FD68、DVD70、CD72は、出力手段の一例となる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、実施の形態1では、主副2段の位置偏向器を用いているが、1段の偏向器であっても構わない。その場合には、例えば、副偏向器212を削除して、主偏向器214で図形位置に偏向させればよい。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての荷電粒子ビーム描画方法及び装置は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1におけるステージ移動の様子を説明するための図である。 実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態1における整数化処理を説明するための図である。 実施の形態1におけるビームプロファイルの一例を示す図である。 プログラムにより構成する場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
50 CPU
52 RAM
54 ROM
56 K/B
58 マウス
60 I/F
62 HD装置
64 モニタ
66 プリンタ
68 FD
70 DVD
72 CD
74 バス
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
107 制御回路
108 描画データ処理部
109 磁気ディスク装置
110 偏向制御回路
112 成形偏向用演算部
114 副偏向用演算部
116 主偏向用演算部
122,132,142 初期偏向量計算部
124,134,144 整数化処理部
126,136,146 DAC
128,138,148 アンプ
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205 成形偏向器
206,420 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
212 副偏向器
214 主偏向器
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 荷電粒子ビームを照射する照射部と、
    描画データを記憶する記憶部と、
    前記描画データに基づいて前記荷電粒子ビームを偏向させるための初期デジタル偏向量を計算する偏向量計算部と、
    前記初期デジタル偏向量を第1から第n回目の描画用に少なくとも1つが他とは1違いの値となるように所定の単位でそれぞれ整数化する整数化処理部と、
    整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換する変換部と、
    前記第1から第nのアナログ偏向量のうち、第1から第n回目の描画時にそれぞれの描画用に対応するアナログ偏向量に基づいて前記荷電粒子ビームを偏向する偏向器と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
  2. 前記整数化処理部は、前記第1から第nのデジタル偏向量の平均値が前記初期デジタル偏向量の値により近づくように前記初期デジタル偏向量を前記第1から第nのデジタル偏向量に整数化することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  3. 前記初期デジタル偏向量は、前記荷電粒子ビームを成形するための偏向量であることを特徴とする請求項1又は2記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  4. 前記初期デジタル偏向量は、所望する描画位置に前記荷電粒子ビームを偏向するための偏向量であることを特徴とする請求項1又は2記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  5. 描画データを入力し、前記描画データに基づいて荷電粒子ビームを偏向させるための初期デジタル偏向量を計算する偏向量計算工程と、
    前記初期デジタル偏向量を第1から第n回目の描画用に少なくとも1つが他とは1違いの値となるように所定の単位でそれぞれ整数化する整数化処理工程と、
    整数化された第1から第nのデジタル偏向量を第1から第nのアナログ偏向量に変換する変換工程と、
    前記第1から第nのアナログ偏向量のうち、第1から第n回目の描画時にそれぞれの描画用に対応するアナログ偏向量に基づいて前記荷電粒子ビームを偏向して、試料に所定のパターンを描画する描画工程と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
JP2007144003A 2007-05-30 2007-05-30 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法 Pending JP2008300569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144003A JP2008300569A (ja) 2007-05-30 2007-05-30 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144003A JP2008300569A (ja) 2007-05-30 2007-05-30 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008300569A true JP2008300569A (ja) 2008-12-11

Family

ID=40173800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007144003A Pending JP2008300569A (ja) 2007-05-30 2007-05-30 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008300569A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016058714A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 株式会社ニューフレアテクノロジー データ生成装置、エネルギービーム描画装置、及びエネルギービーム描画方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016058714A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 株式会社ニューフレアテクノロジー データ生成装置、エネルギービーム描画装置、及びエネルギービーム描画方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4945380B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
US8122390B2 (en) Charged particle beam writing apparatus, and apparatus and method for correcting dimension error of pattern
US8803108B2 (en) Method for acquiring settling time
JP5079410B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
US8872139B2 (en) Settling time acquisition method
JP5977629B2 (ja) 荷電粒子ビームの偏向形状誤差取得方法及び荷電粒子ビーム描画方法
JP2008117871A (ja) 電子ビーム描画装置及び電子ビーム描画方法
JP5616674B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
US9484185B2 (en) Charged particle beam writing apparatus, and charged particle beam writing method
JP2009038055A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP6295035B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
US10755893B2 (en) Charged particle beam writing method and charged particle beam writing apparatus
JP6262007B2 (ja) セトリング時間の取得方法
JP2011100818A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP4664552B2 (ja) 可変成型ビーム型パターン描画装置
JP2008300569A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP5469531B2 (ja) 描画データの作成方法、荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置
JP2016111180A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
KR101916707B1 (ko) 하전 입자빔 묘화 장치 및 하전 입자빔 묘화 방법
JP6039970B2 (ja) セトリング時間の設定方法、荷電粒子ビーム描画方法、および荷電粒子ビーム描画装置
US11244807B2 (en) Settling time determination method and multi charged particle beam writing method
JP5010513B2 (ja) アライメントマーク判定装置、アライメントマーク生成装置、描画装置及び描画方法
JP6804954B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP5350523B2 (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及び荷電粒子ビーム描画方法
JP2010015480A (ja) 描画装置及び描画装置入力用データの作成方法