JP2008299433A - ソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理装置、およびソフトウェア管理方法 - Google Patents

ソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理装置、およびソフトウェア管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェアの導入時および導入後の処理の簡素化を図ることにより、ソフトウェアの普及促進を図ること。
【解決手段】(A)は、プロダクトキーによるライセンス認証がされ、インストールID、利用開始、利用期限が登録された状態をあらわしている。(B)は、(A)の状態から、インストールIDを更新した状態をあらわしている。(C)は、(B)の状態から、処理社数を増加した状態をあらわしている。(D)は、(C)の状態から、利用期限を更新した状態をあらわしている。
【選択図】図5

Description

この発明は、クライアントにインストールされる/されたソフトウェアのライセンス管理をおこなうソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理装置、およびソフトウェア管理方法に関する。
近年、行政機関に対する手続のペーパーレス化にともない、行政機関と電子手続をするためのソフトウェアを導入する企業が増加している一方、まだ、ペーパーレス化が進んでいない行政機関については、ペーパーレス化を促進するためにも、電子手続をするためのソフトウェアを普及させることが急務である。
一方で、従来から、ソフトウェアのライセンス管理には、ソフトウェアに付与されたプロダクトキーが用いられている。たとえば、プロダクトキーをソフトウェアのインストール時に入力することで、入力されたプロダクトキーまたは当該プロダクトキーに基づく固有の番号が、インストール元のクライアントから、ソフトウェアの製造・販売会社のサーバに送信される。
そして、サーバにおいて、あらかじめ登録されているプロダクトキーと送信されてきたプロダクトキーとを認証することで、インストール元のクライアントにインストールされるソフトウェアの正当性を認証することができる(たとえば、下記非特許文献1を参照。)。
マイクロソフト ライセンス認証(プロダクトアクティベーション)の概要、[online]、[平成19年4月26日検索]、インターネット<URL:http://www.microsoft.com/japan/office/previous/2003/editions/prodinfo/activation.mspx>
しかしながら、ソフトウェアを導入するためには、ソフトウェアの不正防止のため上述したライセンス認証が必要であるが、導入時のライセンス認証などの処理や導入後のリプレース、ライセンス更新などの処理が複雑化すると、企業などのユーザにとって手間がかかるという問題があった。またこれにより、ソフトウェアの導入自体を躊躇してしまい、ペーパーレス化が進まない原因になるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ソフトウェアの導入時および導入後の処理の簡素化を図ることにより、可及的速やかにソフトウェアの普及を図ることを目的とするソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理装置、およびソフトウェア管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理装置、およびソフトウェア管理方法は、ソフトウェアのインストール中のクライアントから前記ソフトウェアに付与された固有のプロダクトキーを受信し、受信されたプロダクトキーと既登録のプロダクトキーとに基づいて、前記ソフトウェアの正当性を認証し、前記ソフトウェアの正当性が認証された場合、前記ソフトウェアのインストールに固有のインストールIDを生成し、生成されたインストールIDを前記プロダクトキーと関連付けて登録し、登録されたインストールIDを前記クライアントに送信することを特徴とする。
この発明によれば、ソフトウェアをインストールしたクライアントに対して、クライアントの正当性を認証するためのインストールIDを付与することができる。
また、上記発明において、前記プロダクトキーに既登録のインストールIDが関連付けられているか否かを判断し、判断された判断結果に基づいて、生成されたインストールIDを、前記プロダクトキーと関連付けて登録し、前記インストールIDを前記クライアントに送信することとしてもよい。
具体的には、前記既登録のインストールIDが関連付けられていないと判断された場合、生成されたインストールIDを、前記プロダクトキーと関連付けて登録し、前記インストールIDを前記クライアントに送信する。
一方、前記プロダクトキーに既登録のインストールIDが関連付けられていると判断された場合、当該既登録のインストールIDに替えて、生成されたインストールIDを前記プロダクトキーに関連付けてあらたに登録し、あらたに登録されたインストールIDを前記クライアントに送信する。
また、前記既登録のインストールIDが関連付けられていないと判断された場合、生成されたインストールIDと前記ソフトウェアの利用期限とを、前記プロダクトキーと関連付けて登録し、前記インストールIDおよび前記利用期限を前記クライアントに送信する。
一方、前記プロダクトキーに既登録のインストールIDが関連付けられていると判断された場合、当該既登録のインストールIDに替えて、生成されたインストールIDを前記プロダクトキーと前記ソフトウェアの既登録の利用期限に関連付けてあらたに登録し、あらたに登録されたインストールIDおよび前記ソフトウェアの既登録の利用期限を前記クライアントに送信する。
これらの発明によれば、ソフトウェアをインストールする都度、あらたなインストールIDに更新される。したがって、ソフトウェアがインストールされた最新のクライアントのみに対してクライアントの正当性が認証される。
また、上記発明において、前記ソフトウェアは、前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性が認証された場合にのみ実行可能であり、前記クライアントが前記ソフトウェアを起動する場合、前記クライアントから前記プロダクトキーおよび前記インストールIDを含む起動要求を受信し、受信された起動要求に含まれているプロダクトキーおよびインストールIDと登録されたプロダクトキーおよびインストールIDの組み合わせとに基づいて、前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性を認証し、認証結果を前記クライアントに送信することとしてもよい。
同様に、前記ソフトウェアは、前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性が認証された場合にのみ実行可能であり、前記クライアントが前記ソフトウェアを起動する場合、前記クライアントから前記プロダクトキーおよび前記インストールIDを含む起動要求を受信し、受信された起動要求に含まれているプロダクトキーおよびインストールIDと登録されたプロダクトキー、インストールIDおよび利用期限の組み合わせとに基づいて、前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性を認証し、認証結果を前記クライアントに送信することを特徴とすることとしてもよい。
これらの発明によれば、ソフトウェアの起動時にクライアントの正当性を認証することができる。したがって、認証されるとソフトウェアを実行することができ、認証されないとソフトウェアを実行できないこととなる。
また、上記発明において、前記ソフトウェアに対して更新プログラムが必要であるか否かを判定し、さらに、前記クライアントから前記ソフトウェアの版数を受信し、前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性が認証された場合、受信された前記ソフトウェアの版数に基づいて、前記ソフトウェアに対して更新プログラムが必要であるか否かを判定し、判定結果に基づいて、前記ソフトウェアの更新プログラムに関する情報を前記クライアントに送信することとしてもよい。
この発明によれば、ソフトウェアおよびクライアント両方の正当性認証が自動でされたクライアントに対してのみ、更新プログラムによるアップデートを促すことができる。
また、上記発明において、前記ソフトウェアの処理対象の数量が前記プロダクトキーに関連付けて登録されている場合、前記処理対象の数量の増加が可能であるか否かを判定し、前記クライアントから前記処理対象の数量の増加要求を受信し、前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性が認証された場合、受信された増加要求に含まれている数量と、前記ソフトウェアに固有のプロダクトキーに関連付けられた処理対象の数量とに基づいて、前記処理対象の数量の増加が可能であるか否かを判定し、判定された判定結果を前記クライアントに送信することとしてもよい。
この発明によれば、ソフトウェアおよびクライアント両方の正当性認証が自動でされたクライアントに対してのみ、処理対象の数量の増加をおこなうことができる。
本発明にかかるソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理装置、およびソフトウェア管理方法によれば、ソフトウェアの導入時および導入後の処理の簡素化を図ることにより、ソフトウェアの普及促進を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理装置、およびソフトウェア管理方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、電子申告・納税を支援するソフトウェアを例に挙げて説明するが、管理対象となるソフトウェアは、電子申告・納税を支援するソフトウェアに限定されない。
図1は、ユーザである企業の組織を示す概要図である。図1において、親会社101は関連会社102(子会社含む)を支配下に有しており、親会社101自身および関連会社102の経理・財務を管轄している。上述した電子申告・納税を支援するソフトウェア(以下、単に「ソフトウェア」)は、親会社101に導入される。
(システム構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるソフトウェア管理システムのシステム構成について説明する。図2は、この発明の実施の形態にかかるソフトウェア管理システムのシステム構成図である。図2において、ソフトウェア管理システム200は、管理サーバ201とクライアント202とがインターネットなどのネットワーク210を介して相互に交信可能に接続されて構成されている。
管理サーバ201は、ソフトウェアを企業に販売する会社のサーバであり、本実施の形態のソフトウェア管理装置に該当する。管理サーバ201は、DB203を有しており、ソフトウェアのプロダクトキーが登録されている。
クライアント202は、ソフトウェアがインストールされる/されたコンピュータ装置であり、図1に示した親会社101が所有する。関連会社102の経理・財務状況は、親会社101のクライアント202にインストールされたソフトウェアを用いて管理されることとなる。
(ソフトウェア管理装置のハードウェア構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるソフトウェア管理装置(管理サーバ201)のハードウェア構成について説明する。図3は、この発明の実施の形態にかかるソフトウェア管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3において、ソフトウェア管理装置は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、HDD(ハードディスクドライブ)304と、HD(ハードディスク)305と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)306と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)307と、ディスプレイ308と、I/F(インターフェース)309と、キーボード310と、マウス311と、スキャナ312と、プリンタ313と、を備えている。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU301は、ソフトウェア管理装置の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。HDD304は、CPU301の制御にしたがってHD305に対するデータのリード/ライトを制御する。HD305は、HDD304の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD306は、CPU301の制御にしたがってFD307に対するデータのリード/ライトを制御する。FD307は、FDD306の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD307に記憶されたデータをソフトウェア管理装置に読み取らせたりする。
また、着脱可能な記録媒体として、FD307のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ308は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ308は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F309は、通信回線を通じてインターネットなどのネットワーク210に接続され、このネットワーク210を介して他の装置に接続される。そして、I/F309は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F309には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード310は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス311は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ312は、画像を光学的に読み取り、ソフトウェア管理装置内に画像データを取り込む。なお、スキャナ312は、OCR機能を持たせてもよい。また、プリンタ313は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ313には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(データベースの記憶内容)
つぎに、図2に示したDB203の記憶内容について説明する。図4は、図2に示したDB203の記憶内容を示す説明図である。図4において、DB203は、プロダクトキーと処理社数とインストールIDと利用開始(年月日)と利用期限とを管理している。
プロダクトキーとは、インストールされるソフトウェアの正当性、すなわち、ライセンス管理に利用されるアルファベットと数字 (または数字のみ)を組み合わせた固有のIDである。シリアルナンバとも呼ばれる。プロダクトキーは、販売したソフトウェアに付与され、あらかじめDB203に登録されるとともに、販売されたソフトウェアとともにユーザである企業(図1の親会社101)に通知される。
処理社数とは、インストールされたソフトウェアを用いて、当該ソフトウェアを導入した企業により管理される企業数である。ソフトウェアを導入した企業が図1に示した親会社101である場合、処理社数は、関連会社102の中から親会社101が申請した関連会社102の数となる。この処理社数は、管理サーバ201により上限値が設定されていてもよい。
インストールIDとは、インストール先のクライアント202の正当性を認証するためのアルファベットと数字 (または数字のみ)を組み合わせた固有のIDである。インストールIDは、ソフトウェアがクライアント202にインストールされる都度生成され、最新のインストールIDに更新される。
利用開始(年月日)とは、初回のインストール時の年月日であり、利用期限の起算日となる。利用期限とは、利用開始(年月日)を起算日として、あらかじめ設定された利用期間(たとえば、1年間)の満了日、または満了月の末日である。また、図4において、符号400は、クライアント202からプロダクトキーによるライセンス認証がおこなわれていないレコードである。
図5は、DB203の更新状況を示す説明図である。図5では、例として図4に示したレコード400の更新状況について説明する。図5中、(A)は、図4に示した状態からプロダクトキーによるライセンス認証がされ、インストールID、利用開始、利用期限が登録された状態をあらわしている。(B)は、(A)の状態から、インストールIDを更新した状態をあらわしている。(C)は、(B)の状態から、処理社数を増加した状態をあらわしている。(D)は、(C)の状態から、利用期限を更新した状態をあらわしている。
(ソフトウェア管理装置の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるソフトウェア管理装置(管理サーバ201)の機能的構成について説明する。図6は、この発明の実施の形態にかかるソフトウェア管理装置の機能的構成を示すブロック図である。
図6において、ソフトウェア管理装置は、受信部601と、認証部602と、生成部603と、登録部605と、送信部607と、判断部604と、判定部606と、から構成されている。これらの機能的構成は、図3に示したROM302,RAM303,HD305などの記録媒体に記録されているプログラムを、CPU301に実行させることによって、またはI/F309によって、その機能を実現する。
まず、受信部601は、クライアント202から各種情報を受信する機能を有する。具体的には、ソフトウェアのインストール中のクライアント202からソフトウェアに付与された固有のプロダクトキーを受信する。また、クライアント202がソフトウェアを起動する場合、クライアント202からプロダクトキーおよびインストールIDを含む起動要求を受信する。
また、ソフトウェアの起動中(起動開始含む)に、クライアント202からソフトウェアの版数を受信する。また、ソフトウェアの起動中に、クライアント202から処理対象の数量の増加要求を受信する。ここで、処理対象とは、ソフトウェアで処理されるデータにより特定されるものであり、ここでは、図1に示した関連会社102に相当する。したがって、処理対象の数量とは、図4に示した処理社数に相当する。
また、認証部602は、DB203を参照して各種認証をおこなう機能を有する。具体的には、ソフトウェアのインストール時では、受信部601によって受信されたプロダクトキーと(登録部605によって登録された)既登録のプロダクトキーとに基づいて、ソフトウェアの正当性を認証するという、いわゆるライセンス認証である。両プロダクトキーが一致すれば認証され、不一致であれば認証されない。
また、認証部602は、ソフトウェア起動時には、受信部601によって受信された起動要求に含まれているプロダクトキーおよびインストールIDと登録部605によって登録されたプロダクトキーおよびインストールIDの組み合わせとに基づいて、ソフトウェアおよびクライアント202の正当性を認証する。
すなわち、上述のように、両プロダクトキーによるソフトウェアの正当性の認証処理(ライセンス認証)と、起動要求に含まれているインストールIDと登録部605によって登録されたインストールIDとに基づくクライアント202の正当性の認証処理とをおこなう。このクライアント202の正当性の認証処理とは、そのクライアント202にインストールされたソフトウェアを正当に実行できる権限が当該クライアント202にあるか否かを認証する処理である。
また、認証部602は、上記ソフトウェアの正当性の認証処理に際し、利用期限の経過の有無も判断する。すなわち、プロダクトキーが一致していても、利用期限が経過している場合には、認証されないこととなる。
また、生成部603は、認証部602によってソフトウェアの正当性が認証された場合、ソフトウェアのインストールに固有のインストールIDを生成する機能を有する。すなわち、生成部603は、ソフトウェアのインストールがおこなわれてライセンス認証がされる都度、固有のインストールIDを生成する。生成されたインストールIDは、DB203において更新される。
たとえば、既にインストールされているクライアント202から他のクライアント202にソフトウェアをリプレースした場合、リプレース先のクライアント202では、インストール時のライセンス認証により、あらたに生成されたインストールIDが付与される。したがって、その後ソフトウェアを起動する場合、上述したように、クライアント202の正当性の認証処理がおこなわれて認証されることとなる。
一方、リプレース元のクライアント202でソフトウェアをアンインストールしていなくても、リプレース元のクライアント202でソフトウェアを起動してもインストールIDが異なるため、クライアント202の正当性が認証されず、ソフトウェアを起動することができないこととなる。
また、判断部604は、プロダクトキーに既登録のインストールIDが関連付けられているか否かを判断する機能を有する。具体的には、既登録のインストールIDが関連付けられていない場合、まだ、そのプロダクトキーにより特定されるソフトウェアは、一度もインストールされていないこととなる。一方、既登録のインストールIDが関連付けられている場合、そのプロダクトキーにより特定されるソフトウェアは、クライアント202にインストール済みであることがわかる。
また、登録部605は、各種情報をDB203に登録(更新含む)する機能を有する。具体的には、たとえば、生成部603によって生成されたインストールIDをプロダクトキーと関連付けて登録する。より具体的には、図4に示したように、インストールするソフトウェアに付与されているプロダクトキーと、そのプロダクトキーでライセンス認証されたことにより生成されたインストールIDを、同一レコードで登録する。また、登録部605は、初回のインストールである場合、利用開始(年月日)や利用期限も登録する。
また、登録部605は、判断部604によって判断された判断結果に基づいて、生成部603によって生成されたインストールIDをプロダクトキーと関連付けて登録することとしてもよい。この場合、判断部604によって既登録のインストールIDが関連付けられていないと判断された場合、生成部603によって生成されたインストールIDを、プロダクトキーと関連付けて登録する。
一方、判断部604によってプロダクトキーに既登録のインストールIDが関連付けられていると判断された場合、当該既登録のインストールIDに替えて、生成部603によって生成されたインストールIDをプロダクトキーに関連付けてあらたに登録する。すなわち、インストールIDのみを更新する。
また、判定部606は、ソフトウェアに対して更新プログラムが必要であるか否かを判定する機能を有する。具体的には、たとえば、ソフトウェアの起動中(起動開始含む)に、クライアント202からソフトウェアの版数が受信された場合、ソフトウェアの最新の版数と比較して、最新の版数よりも低い場合には、更新プログラムが必要であると判定する。
また、判定部606は、ソフトウェアの処理対象の数量(処理社数)がプロダクトキーに関連付けて登録されている場合、処理対象の数量(処理社数)の増加が可能であるか否かを判定する機能も有する。具体的には、たとえば、DB203に登録されている処理社数があらかじめ設定された上限値未満である場合、上限値まで増加可能である。なお、上限値は、変動するようにしてもよい。たとえば、あらかじめ追加手数料を支払うなどして対応することにより、上限値を引き上げることができる。
また、送信部607は、ソフトウェアがインストールされる/されたクライアント202に各種情報を送信する機能を有する。具体的には、登録部605によって登録されたインストールIDをクライアント202に送信する。また、インストールIDとともに利用期限をクライアント202に送信する。また、ソフトウェアの正当性の認証結果やクライアント202の正当性の認証結果も送信する。
また、判定部606により更新プログラムが必要であると判定された場合、ソフトウェアの更新プログラムに関する情報をクライアント202に送信する。更新プログラムに関する情報とは、更新プログラムそのものでもよく、また、更新プログラムがアップロードされているWebサイトのURLでもよい。
また、判定部606により、ソフトウェアの処理対象の数量(処理社数)の増加が可能であると判定された場合、その判定結果をクライアント202に送信する。ここで、判定結果には、解除キーが含まれており、クライアント202が解除キーを受信することにより、増加分のデータベース領域を作成することができる。
(管理サーバ201による登録処理)
つぎに、管理サーバ201による登録処理について説明する。図7は、管理サーバ201による登録処理手順を示すフローチャートである。まず、プロダクトキーおよび処理社数が受け付けられたか否かを判断する(ステップS701)。プロダクトキーおよび処理社数が受け付けられると(ステップS701:Yes)、新規登録処理をおこなう(ステップS702)。たとえば、図4のレコード400に示したように、プロダクトキー「XXX−XXX−XXX」および処理社数「1」が書き込まれる。
また、ステップS701:Noの場合、プロダクトキーおよび増加分の処理社数が受け付けられたか否かを判断する(ステップS703)。プロダクトキーおよび増加分の処理社数が受け付けられると(ステップS703:Yes)、処理社数を更新する(ステップS704)。すなわち、受け付けられたプロダクトキーに関連付けられている処理社数を増加する。たとえば、図5に示したように、(B)の状態から処理社数が1増加する場合、(C)の状態となる。
また、ステップS703:Noの場合、プロダクトキーおよび利用期限の更新入力が受け付けられたか否かを判断する(ステップS705)。プロダクトキーおよび利用期限の更新入力が受け付けられると(ステップS705:Yes)、利用期限を更新する(ステップS706)。すなわち、受け付けられたプロダクトキーに関連付けられている利用期限を更新する。たとえば、図5に示したように、(C)の状態から更新入力があった場合、(D)の状態となる。
(インストール処理)
つぎに、ソフトウェアのインストール処理について説明する。図8は、ソフトウェアのインストール処理手順を示すフローチャートである。図8中、左側のフローチャートはクライアント202側の処理手順を示しており、右側のフローチャートは管理サーバ201側の処理手順を示している。また、両フローチャート間の点線矢印は、クライアント202−管理サーバ201間におけるデータの流れを示す。
まず、クライアント202側のフローチャートについて説明する。クライアント202では、ソフトウェアのインストーラを起動する(ステップS801)。つぎに、ユーザ操作によりプロダクトキーを入力して(ステップS802)、入力されたプロダクトキーを管理サーバ201に送信する(ステップS803)。
このあと、エラーか否かを判断する(ステップS804)。具体的には、たとえば、管理サーバ201からエラー信号が受信されたか否かを判断したり、タイムアップか否かを判断する。エラーである場合(ステップS804:Yes)、プロダクトキーによるライセンス認証がされなかった(またはタイムアップ)こととなり、ステップS802に戻る。一方、エラーでない場合(ステップS804:No)、管理サーバ201から登録情報が受信されたか否かを判断する(ステップS805)。
ここで、登録情報とは、管理サーバ201のDB203に登録されたインストールID、処理社数および利用期限である。登録情報が受信されていない場合(ステップS805:No)、ステップS804に戻る。一方、登録情報が受信された場合(ステップS805:Yes)、インストールIDおよび利用期限を保存して(ステップS806)、処理社数分のデータベース領域を作成する(ステップS807)。これにより、ソフトウェアを実行することで処理社数分のデータを保存することができる。
つぎに、管理サーバ201側のフローチャートについて説明する。管理サーバ201では、まず、クライアント202からプロダクトキーが受信されるのを待ち受ける(ステップS811:No)。プロダクトキーが受信された場合(ステップS811:Yes)、ソフトウェアの正当性認証(ライセンス認証)をおこなう(ステップS812)。
具体的には、受信されたプロダクトキーとDB203内の既登録のプロダクトキーとの一致判定をおこなう。一致するプロダクトキーがある場合は認証され、一致するプロダクトキーがない場合は認証されないこととなる。
そして、認証されなかった場合(ステップS813:No)、クライアント202に対しエラー送信をして(ステップS814)、ステップS811に戻る。一方、認証された場合(ステップS813:Yes)、インストールIDを生成する(ステップS815)。そして、ステップS812で認証されたプロダクトキーのレコードに既登録のインストールIDがあるか否かを判断する(ステップS816)。
既登録のインストールIDがない場合(ステップS816:No)、利用開始、利用期限をそのレコードに登録するとともに(ステップS817)、生成されたインストールIDも登録する(ステップS818)。そして、ステップS820に移行する。
一方、既登録のインストールIDがある場合(ステップS816:Yes)、生成されたインストールIDに更新して(ステップS819)、ステップS820に移行する。そして、ステップS820において、インストールID,利用期限および処理社数を含む登録情報をクライアント202に送信する(ステップS820)。
これにより、クライアント202では、ステップS805〜S807の処理が実行されることとなる。したがって、ライセンス認証されたクライアント202にのみソフトウェアがインストールされることとなる。
(ソフトウェアの起動処理)
つぎに、ソフトウェアの起動処理について説明する。図9は、ソフトウェアの起動処理手順を示すフローチャートである。図9中、左側のフローチャートはクライアント202側の処理手順を示しており、右側のフローチャートは管理サーバ201側の処理手順を示している。また、両フローチャート間の点線矢印は、クライアント202−管理サーバ201間におけるデータの流れを示す。
まず、クライアント202側のフローチャートについて説明する。クライアント202では、ソフトウェアの起動入力があるまで待ち受ける(ステップS901:No)。ソフトウェアの起動入力があった場合(ステップS901:Yes)、管理サーバ201に起動要求を送信する(ステップS902)。この起動要求には、プロダクトキーおよびインストールIDが含まれる。この起動要求を管理サーバ201に送信することにより、管理サーバ201においてクライアント202の正当性認証がおこなわれる。
そして、管理サーバ201から認証結果が受信されたか否かを判断する(ステップS903)。認証結果とは、管理サーバ201によるクライアント202の正当性認証の認証結果である。所定時間内に認証結果が受信されなかった場合(ステップS903:No)、エラー表示をおこなう(ステップS904)。
一方、認証結果が受信された場合(ステップS903:Yes)、認証されたか否かを判断する(ステップS905)。認証されなかった場合(ステップS905:No)、エラー表示をおこなう(ステップS904)。一方、認証された場合(ステップS905:Yes)、ソフトウェアを起動する(ステップS906)。これにより、クライアント202の正当性が認証された場合のみ、インストールされたソフトウェアが起動されることとなる。
つぎに、管理サーバ201側のフローチャートについて説明する。管理サーバ201では、クライアント202からの起動要求が受信されるのを待ち受け(ステップS911:No)、起動要求が受信された場合(ステップS911:Yes)、クライアント202の正当性認証をおこなう(ステップS912)。
このクライアント202の正当性認証では、起動要求に含まれるプロダクトキーおよびインストールIDの組み合わせと、DB203内の既登録のプロダクトキーおよびインストールIDの組み合わせとの一致判定をおこなう。一致するプロダクトキーおよびインストールIDの組み合わせがあれば認証され、なければ認証されない。
また、現在時刻がその利用期限を経過していれば、一致するプロダクトキーおよびインストールIDの組み合わせがあっても認証されない。このあと、起動要求を送信したクライアント202に認証結果を送信する(ステップS913)。これにより、クライアント202では、ステップS903〜S906の処理が実行されることとなる。したがって、正当性認証されたクライアント202のみソフトウェアが起動されることとなる。
(処理社数の増加処理)
つぎに、処理社数の増加処理について説明する。図10は、処理社数の増加処理手順を示すフローチャートである。図10中、左側のフローチャートはクライアント202側の処理手順を示しており、右側のフローチャートは管理サーバ201側の処理手順を示している。また、両フローチャート間の点線矢印は、クライアント202−管理サーバ201間におけるデータの流れを示す。
まず、クライアント202側のフローチャートについて説明する。クライアント202では、ソフトウェアの起動が終了したか否かを判断する(ステップS1001)。終了していない場合(ステップS1001:No)、処理社数の増加入力があったか否かを判断する(ステップS1002)。増加入力とは、増加したい処理社数を入力することである。
増加入力がない場合(ステップS1002:No)、ステップS1001に戻る。一方、増加入力がある場合(ステップS1002:Yes)、処理社数の増加要求を管理サーバ201に送信する(ステップS1003)。これにより、管理サーバ201において処理社数の増加に対する判定がおこなわれる。
このあと、管理サーバ201から判定結果が受信されたか否かを判断する(ステップS1004)。判定結果とは、管理サーバ201による処理社数の増加判定の判定結果である。所定時間内に判定結果が受信されなかった場合(ステップS1004:No)、エラー表示をおこない(ステップS1005)、ステップS1002に戻る。
一方、判定結果が受信された場合(ステップS1004:Yes)、増加が認められたか否かを判断する(ステップS1006)。増加NG、すなわち、認められなかった場合(ステップS1006:No)、エラー表示をおこない(ステップS1005)、ステップS1002に戻る。
一方、増加OK、すなわち、認められた場合(ステップS1006:Yes)、処理社数の増加分のデータベース領域を作成し(ステップS1007)、ステップS1002に戻る。また、ステップS1001において、起動終了である場合(ステップS1001:Yes)、一連の処理を終了する。
つぎに、管理サーバ201側のフローチャートについて説明する。管理サーバ201では、処理社数の増加要求が受信されるのを待ち受け(ステップS1011:No)、増加要求が受信された場合(ステップS1011:Yes)、処理社数の増加判定をおこなう(ステップS1012)。
この処理社数の増加判定では、処理社数のしきい値と増加後の処理社数とを比較して、しきい値以下である場合、増加OKと判定され、しきい値より大きい場合、増加NGと判定される。このあと、この判定結果をクライアント202に送信する(ステップS1013)。これにより、クライアント202では、ステップS1004〜S1007の処理が実行されることとなる。したがって、追加が認められたクライアント202のみその分のデータベース領域を作成することができる。
(ソフトウェアのアップデート処理)
つぎに、ソフトウェアのアップデート処理について説明する。図11は、ソフトウェアのアップデート処理手順を示すフローチャートである。図11中、左側のフローチャートはクライアント202側の処理手順を示しており、右側のフローチャートは管理サーバ201側の処理手順を示している。また、両フローチャート間の点線矢印は、クライアント202−管理サーバ201間におけるデータの流れを示す。
まず、クライアント202側のフローチャートについて説明する。クライアント202では、ソフトウェアの起動が終了したか否かを判断する(ステップS1101)。終了していない場合(ステップS1101:No)、更新プログラムの確認要求を送信するか否かを判断する(ステップS1102)。更新プログラムの確認要求には、現在インストールされているソフトウェアのプロダクトキーおよび版数が含まれている。なお、ソフトウェアが起動されると、自動的に送信するように設定しておくこととしてもよい。
送信しない場合(ステップS1102:No)、ステップS1101に戻る。一方、送信する場合(ステップS1102:Yes)、更新プログラムの確認要求を管理サーバ201に送信する(ステップS1103)。これにより、管理サーバ201において、更新プログラムによるアップデートの必要性が判断される。
このあと、メッセージが受信されたか否かを判断する(ステップS1104)。メッセージとは、更新プログラムによるアップデートを促すメッセージである。たとえば、更新プログラムがアップロードされているWebサイトのURLが記述されている。所定時間内にメッセージが受信されなかった場合(ステップS1104:No)、エラー表示して(ステップS1105)、ステップS1101に戻る。
一方、メッセージが受信された場合(ステップS1104:Yes)、そのメッセージを表示して(ステップS1106)、更新プログラムのダウンロードをおこなう(ステップS1107)。たとえば、表示されたメッセージに記述されているURLを指定することで、更新プログラムがアップロードされているWebサイトにアクセスして、そのWebサイトから更新プログラムをダウンロードすることができる。そして、このダウンロードにより、ソフトウェアをアップデートして(ステップS1108)、ステップS1101に戻る。なお、ステップS1101において、起動終了の場合(ステップS1101:Yes)、一連の処理を終了する。
つぎに、管理サーバ201側のフローチャートについて説明する。管理サーバ201では、更新プログラムの確認要求が受信されるのを待ち受け(ステップS1111:No)、確認要求が受信された場合(ステップS1111:Yes)、アップデート可能な更新プログラムがあるか否かを判断する(ステップS1112)。具体的には、確認要求に含まれている版数と最新のソフトウェアの版数とを比較することにより判断する。
そして、更新プログラムがない場合(ステップS1112:No)、ステップS1111に戻る。一方、更新プログラムがある場合(ステップS1112:Yes)、更新プログラムによるアップデートを促すメッセージをクライアント202に送信する(ステップS1113)。これにより、クライアント202では、ステップS1104〜S1108の処理が実行されることとなる。したがって、アップデートが必要なソフトウェアのみアップデートすることができる。
(利用期限の確認処理)
つぎに、利用期限の確認処理について説明する。図12は、利用期限の確認処理手順を示すフローチャートである。図12中、左側のフローチャートはクライアント202側の処理手順を示しており、右側のフローチャートは管理サーバ201側の処理手順を示している。また、両フローチャート間の点線矢印は、クライアント202−管理サーバ201間におけるデータの流れを示す。
まず、クライアント202側のフローチャートについて説明する。クライアント202では、ソフトウェアの起動が終了したか否かを判断する(ステップS1201)。終了していない場合(ステップS1201:No)、利用期限の確認要求を送信するか否かを判断する(ステップS1202)。利用期限の確認要求には、プロダクトキーが含まれている。なお、ソフトウェアが起動されると、自動的に送信するように設定しておくこととしてもよい。
送信しない場合(ステップS1202:No)、ステップS1201に戻る。一方、送信する場合(ステップS1202:Yes)、利用期限の確認要求を管理サーバ201に送信する(ステップS1203)。これにより、管理サーバ201において、利用期限の確認がおこなわれる。
このあと、利用期限データが受信されたか否かを判断する(ステップS1204)。利用期限データとは、利用期限そのものでもよく、残存日数でもよい。所定時間内に利用期限データが受信されなかった場合(ステップS1204:No)、エラー表示して(ステップS1205)、ステップS1201に戻る。一方、利用期限データが受信された場合(ステップS1204:Yes)、その利用期限データを表示して(ステップS1206)、ステップS1201に戻る。なお、ステップS1201において、起動終了の場合(ステップS1201:Yes)、一連の処理を終了する。
つぎに、管理サーバ201側のフローチャートについて説明する。管理サーバ201では、利用期限の確認要求が受信されるのを待ち受け(ステップS1211:No)、確認要求が受信された場合(ステップS1211:Yes)、確認要求に含まれているプロダクトキーを手掛かりとして、DB203から利用期限を特定し(ステップS1212)、残存日数を算出する(ステップS1213)。
そして、クライアント202に利用期限データを送信する(ステップS1214)。これにより、クライアント202では、ステップS1204〜S1206の処理が実行されることとなる。したがって、ソフトウェアの利用期限または残存日数を自動的に通知することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ソフトウェアの正当性認証(ライセンス認証)やクライアント202の正当性認証をおこなう際のユーザの煩わしさを解消することができる。また、これにより、ソフトウェアの普及を促進することができる。
なお、本実施の形態で説明したソフトウェア管理方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかるソフトウェア管理プログラム、ソフトウェア管理装置、およびソフトウェア管理方法は、ライセンス商品となるソフトウェアの管理に有用であり、正規版またはベータ版のソフトウェアに適している。
ユーザである企業の組織を示す概要図である。 この発明の実施の形態にかかるソフトウェア管理システムのシステム構成図である。 この発明の実施の形態にかかるソフトウェア管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2に示したDBの記憶内容を示す説明図である。 DBの更新状況を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかるソフトウェア管理装置の機能的構成を示すブロック図である。 管理サーバによる登録処理手順を示すフローチャートである。 ソフトウェアのインストール処理手順を示すフローチャートである。 ソフトウェアの起動処理手順を示すフローチャートである。 処理社数の増加処理手順を示すフローチャートである。 ソフトウェアのアップデート処理手順を示すフローチャートである。 利用期限の確認処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
200 ソフトウェア管理システム
201 管理サーバ
202 クライアント
601 受信部
602 認証部
603 生成部
604 判断部
605 登録部
606 判定部
607 送信部

Claims (12)

  1. コンピュータを、
    ソフトウェアのインストール中のクライアントから前記ソフトウェアに付与された固有のプロダクトキーを受信する受信手段、
    前記受信手段によって受信されたプロダクトキーと既登録のプロダクトキーとに基づいて、前記ソフトウェアの正当性を認証する認証手段、
    前記認証手段によって前記ソフトウェアの正当性が認証された場合、前記ソフトウェアのインストールに固有のインストールIDを生成する生成手段、
    前記生成手段によって生成されたインストールIDを前記プロダクトキーと関連付けて登録する登録手段、
    前記登録手段によって登録されたインストールIDを前記クライアントに送信する送信手段、
    として機能させることを特徴とするソフトウェア管理プログラム。
  2. 前記コンピュータを、
    前記プロダクトキーに既登録のインストールIDが関連付けられているか否かを判断する判断手段として機能させ、
    前記登録手段は、
    前記判断手段によって判断された判断結果に基づいて、前記生成手段によって生成されたインストールIDを、前記プロダクトキーと関連付けて登録し、
    前記送信手段は、
    前記インストールIDを前記クライアントに送信することを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア管理プログラム。
  3. 前記登録手段は、
    前記判断手段によって前記既登録のインストールIDが関連付けられていないと判断された場合、前記生成手段によって生成されたインストールIDを、前記プロダクトキーと関連付けて登録し、
    前記送信手段は、
    前記インストールIDを前記クライアントに送信することを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア管理プログラム。
  4. 前記登録手段は、
    前記判断手段によって前記プロダクトキーに既登録のインストールIDが関連付けられていると判断された場合、当該既登録のインストールIDに替えて、前記生成手段によって生成されたインストールIDを前記プロダクトキーに関連付けてあらたに登録し、
    前記送信手段は、
    前記登録手段によってあらたに登録されたインストールIDを前記クライアントに送信することを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア管理プログラム。
  5. 前記登録手段は、
    前記判断手段によって前記既登録のインストールIDが関連付けられていないと判断された場合、前記生成手段によって生成されたインストールIDと前記ソフトウェアの利用期限とを、前記プロダクトキーと関連付けて登録し、
    前記送信手段は、
    前記インストールIDおよび前記利用期限を前記クライアントに送信することを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア管理プログラム。
  6. 前記登録手段は、
    前記判断手段によって前記プロダクトキーに既登録のインストールIDが関連付けられていると判断された場合、当該既登録のインストールIDに替えて、前記生成手段によって生成されたインストールIDを前記プロダクトキーと前記ソフトウェアの既登録の利用期限に関連付けてあらたに登録し、
    前記送信手段は、
    前記登録手段によってあらたに登録されたインストールIDおよび前記ソフトウェアの既登録の利用期限を前記クライアントに送信することを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア管理プログラム。
  7. 前記ソフトウェアは、
    前記認証手段により前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性が認証された場合にのみ実行可能であり、
    前記受信手段は、
    前記クライアントが前記ソフトウェアを起動する場合、前記クライアントから前記プロダクトキーおよび前記インストールIDを含む起動要求を受信し、
    前記認証手段は、
    前記受信手段によって受信された起動要求に含まれているプロダクトキーおよびインストールIDと前記登録手段によって登録されたプロダクトキーおよびインストールIDの組み合わせとに基づいて、前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性を認証し、
    前記送信手段は、
    前記認証手段による認証結果を前記クライアントに送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のソフトウェア管理プログラム。
  8. 前記ソフトウェアは、
    前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性が認証された場合にのみ実行可能であり、
    前記受信手段は、
    前記クライアントが前記ソフトウェアを起動する場合、前記クライアントから前記プロダクトキーおよび前記インストールIDを含む起動要求を受信し、
    前記認証手段は、
    前記受信手段によって受信された起動要求に含まれているプロダクトキーおよびインストールIDと前記登録手段によって登録されたプロダクトキー、インストールIDおよび利用期限の組み合わせとに基づいて、前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性を認証し、
    前記送信手段は、
    前記認証手段による認証結果を前記クライアントに送信することを特徴とする請求項6または7に記載のソフトウェア管理プログラム。
  9. 前記コンピュータを、
    前記ソフトウェアに対して更新プログラムが必要であるか否かを判定する判定手段として機能させ、
    前記受信手段は、
    さらに、前記クライアントから前記ソフトウェアの版数を受信し、
    前記判定手段は、
    前記認証手段によって前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性が認証された場合、前記受信手段によって受信された前記ソフトウェアの版数に基づいて、前記ソフトウェアに対して更新プログラムが必要であるか否かを判定し、
    前記送信手段は、
    前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記ソフトウェアの更新プログラムに関する情報を前記クライアントに送信することを特徴とする請求項7または8に記載のソフトウェア管理プログラム。
  10. 前記コンピュータを、
    前記ソフトウェアの処理対象の数量が前記プロダクトキーに関連付けて登録されている場合、前記処理対象の数量の増加が可能であるか否かを判定する判定手段として機能させ、
    前記受信手段は、
    前記クライアントから前記処理対象の数量の増加要求を受信し、
    前記判定手段は、
    前記認証手段によって前記ソフトウェアおよび前記クライアントの正当性が認証された場合、前記受信手段によって受信された増加要求に含まれている数量と、前記ソフトウェアに固有のプロダクトキーに関連付けられた処理対象の数量とに基づいて、前記処理対象の数量の増加が可能であるか否かを判定し、
    前記送信手段は、
    前記判定手段によって判定された判定結果を前記クライアントに送信することを特徴とする請求項7または8に記載のソフトウェア管理プログラム。
  11. ソフトウェアのインストール中のクライアントから前記ソフトウェアに付与された固有のプロダクトキーを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたプロダクトキーと既登録のプロダクトキーとに基づいて、前記ソフトウェアの正当性を認証する認証手段と、
    前記認証手段によって前記ソフトウェアの正当性が認証された場合、前記ソフトウェアのインストールに固有のインストールIDを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成されたインストールIDを前記プロダクトキーと関連付けて登録する登録手段と、
    前記登録手段によって登録されたインストールIDを前記クライアントに送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするソフトウェア管理装置。
  12. ソフトウェアのインストール中のクライアントから前記ソフトウェアに付与された固有のプロダクトキーを受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信されたプロダクトキーと既登録のプロダクトキーとに基づいて、前記ソフトウェアの正当性を認証する認証工程と、
    前記認証工程によって前記ソフトウェアの正当性が認証された場合、前記ソフトウェアのインストールに固有のインストールIDを生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成されたインストールIDを前記プロダクトキーと関連付けて登録する登録工程と、
    前記登録工程によって登録されたインストールIDを前記クライアントに送信する送信工程と、
    を含んだことを特徴とするソフトウェア管理方法。
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