JP4488080B2 - 画像形成装置およびライセンス管理システム - Google Patents

画像形成装置およびライセンス管理システム Download PDF

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Description

本発明は、ライセンスコードを入力することによって初期状態で無効となっているオプション機能を有効化する画像形成装置およびその画像形成装置を含むライセンス管理システムに関する。
従来、複合機やMFP(Multi Function Peripheral)などと呼ばれる画像形成装置が知られている。この種の装置は、コピー機能、スキャナ機能、FAX機能、ネットワークプリンタ機能、ボックス機能など複数の機能を備えている。特に近年、ユーザのニーズに対応するため、画像形成装置に搭載される機能はさらに増加する傾向にある。このような状況の下、日常業務においてユーザは画像形成装置に搭載された全ての機能を必要としているとは限らない。そのため、従来は、複数の機能を、初期状態で有効に稼働するように設定されている基本機能と、初期状態で無効に設定されているオプション機能とに区別して画像形成装置に搭載している。そしてユーザがオプション機能について使用することを望む場合には、ライセンスコードを購入し、画像形成装置に対してそのライセンスコードを入力することによってオプション機能を有効化し、画像形成装置で当該オプション機能を使用できる状態に移行させている。
かかる場合、ユーザが取得したライセンスに、画像形成装置に固有の機器識別情報を含ませることにより、機器識別情報が一致している装置に限って、付与されたライセンスでオプション機能を有効化することができる技術が公知である(例えば、特許文献1)。
特開2004−213469号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、一度付与されたライセンスを用いて画像形成装置のオプション機能を何度でも有効化できる可能性がある。そのため、実際に使用されているライセンスを管理することが難しいという問題がある。特に近年は、ユーザのオフィス環境に設置される画像形成装置のライセンス使用状態を、メーカーや販売店などに設置されるライセンス管理サーバでリモート監視することが行われおり、一度付与されたライセンスがユーザによって繰り返し使用されると、ライセンス管理サーバでは正確なライセンスの使用状態を把握することができなくなるという問題がある。
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決することを目的としてなされたものであり、一度付与されたライセンスを用いてオプション機能を何度でも有効化できることを防止する画像形成装置を提供すると共に、ライセンス管理サーバが常に正確なライセンスの使用状態を把握できるライセンス管理システムを提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明のある局面によれば、画像形成装置は、ライセンスコードを入力することによって初期状態で無効となっているオプション機能を有効化する装置であって、当該装置に固有の固有情報を記憶する記憶手段と、前記固有情報に基づいて生成されたライセンスコードを入力する入力手段と、前記入力手段から入力されるライセンスコードを前記記憶手段に記憶された固有情報を用いて認証する認証手段と、前記認証手段において適正なライセンスコードであると判定された場合に、オプション機能を有効化する機能有効化手段と、前記機能有効化手段によって有効化されたオプション機能を無効化する機能無効化手段と、を備えており、前記機能無効化手段は、オプション機能を無効化することに伴って、前記記憶手段に記憶された前記固有情報を変更することを特徴としている。
この局面によれば、画像形成装置は、ライセンスコードを自身の固有情報を用いて認証し、自身に対する適正なライセンスコードであると判定された場合に、オプション機能を有効化するため、他の装置に対して発行されたライセンスコードを入力してもオプション機能の有効化は行えない。また画像形成装置は、オプション機能を有効化するライセンスコードを認証するために用いる固有情報を、オプション機能の無効化に伴って変更するので、オプション機能を無効にする前のライセンスコードを用いて再度オプション機能を有効化することができなくなる。それ故、一度付与されたライセンスを用いて繰り返しオプション機能の有効化が行われることを防止できるようになる。
この局面において好ましくは、前記認証手段は、前記入力手段から入力される無効化コードを前記記憶手段に記憶された固有情報を用いて認証し、前記機能無効化手段は、前記認証手段において適正な無効化コードであると判定された場合に、前記機能有効化手段によって有効化されたオプション機能を無効化する。
かかる好ましい構成によれば、無効化コードを自身の固有情報を用いて認証し、自身に対する適正な無効化コードであると判定された場合に、オプション機能を無効化するため、他の装置に対して発行された無効化コードを入力してもオプション機能の無効化は行えない。
またこの局面においてより好ましくは、前記機能無効化手段は、前記機能有効化手段によって有効化されたオプション機能を無効化した後、無効化完了コードを生成して出力する。
かかる好ましい構成によれば、画像形成装置が無効化完了コードを出力することにより、他の装置において画像形成装置のオプション機能が無効になったことを検知することができる。
またこの局面においてより好ましくは、前記ライセンスコードは、前記記憶手段に記憶された固有情報を鍵として暗号化されたコードであり、前記認証手段は、前記入力手段から入力されるライセンスコードを、前記記憶手段に記憶された固有情報を鍵として復号化する。
かかる好ましい構成によれば、ライセンスコードが固有情報を鍵として暗号化されるので、ライセンスコードの不正使用が防止される。
また本発明の他の局面によれば、ライセンス管理システムは、ライセンスコードを入力することによって初期状態で無効となっているオプション機能を有効化する画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークを介して接続され、ライセンスを発行して前記画像形成装置にライセンスコードを送信すると共に、オプション機能に関するライセンスの使用状態を管理するライセンス管理サーバと、を備える。前記画像形成装置は、当該装置に固有の固有情報を記憶する記憶手段と、前記ネットワークを介してライセンスコードを入力する入力手段と、前記入力手段から入力されるライセンスコードを前記記憶手段に記憶された固有情報を用いて認証する認証手段と、前記認証手段において適正なライセンスコードであると判定された場合に、オプション機能を有効化する機能有効化手段と、前記機能有効化手段によって有効化されたオプション機能を無効化する機能無効化手段と、を備える。また前記ライセンス管理サーバは、ライセンスの使用状態を記憶するライセンス管理データベースと、前記ネットワークを介して前記画像形成装置から前記記憶手段に記憶された固有情報を取得する固有情報取得手段と、前記固有情報取得手段が取得した固有情報に基づいてオプション機能を有効化するためのライセンスコードを生成するコード生成手段と、前記コード生成手段によって生成されるライセンスコードを前記画像形成装置に送信する送信手段と、前記ライセンスコードの送信に伴い、前記ライセンス管理データベースを更新するライセンス管理手段と、を備える。そして前記機能無効化手段は、オプション機能を無効化することに伴って、前記記憶手段に記憶された前記固有情報を変更することを特徴としている。
この局面によれば、画像形成装置は、ライセンス管理サーバによって生成されたライセンスコードを自身の固有情報を用いて認証し、自身に対する適正なライセンスコードであると判定された場合に、オプション機能を有効化するため、他の装置に対して発行されたライセンスコードを入力してもオプション機能の有効化は行えない。また画像形成装置は、オプション機能を有効化するライセンスコードを認証するために用いる固有情報を、オプション機能の無効化に伴って変更するので、オプション機能を無効にする前のライセンスコードを用いて再度オプション機能を有効化することができなくなる。それ故、一度付与されたライセンスを用いて繰り返しオプション機能の有効化が行われることを防止できるようになる。またライセンス管理サーバにおいては常に正確なライセンスの使用状態を把握できるようになる。
この局面において好ましくは、前記ライセンス管理サーバにおける前記コード生成手段は、さらに前記固有情報取得手段が取得した固有情報に基づいてオプション機能を無効化するための無効化コードを生成し、前記送信手段が、前記コード生成手段によって生成される無効化コードを前記画像形成装置に送信するように構成され、前記画像形成装置における前記認証手段は、前記入力手段から入力される無効化コードを前記記憶手段に記憶された固有情報を用いて認証し、前記機能無効化手段が、前記認証手段において適正な無効化コードであると判定された場合に、前記機能有効化手段によって有効化されたオプション機能を無効化する。
またこの局面においてより好ましくは、前記画像形成装置における前記機能無効化手段は、前記機能有効化手段によって有効化されたオプション機能を無効化した後、無効化完了コードを生成して出力するように構成され、前記ライセンス管理サーバにおける前記ライセンス管理手段は、前記無効化完了コードの受信に伴って前記ライセンス管理データベースを更新する。
かかる好ましい構成によれば、ライセンス管理サーバは画像形成装置におけるオプション機能の有効又は無効を正確に把握することができ、ライセンスの使用状態を正確に管理することができる。
またこの局面においてより好ましくは、前記ライセンス管理手段は、前記無効化完了コードの受信に伴って前記ライセンス管理データベースを更新することにより、無効化されたライセンスを別の画像形成装置に付与することを許可する。
かかる好ましい構成によれば、ライセンスの付け替えが可能となり、ライセンスを追加購入することなく、既に購入したライセンスを効果的に活用することができる。そしてライセンス管理サーバはライセンスの付け替えが行われた場合であってもライセンスの試用状態を正確に管理することができる。
またこの局面においてより好ましくは、前記コード生成手段は、前記記憶手段に記憶された固有情報を鍵としてライセンスコードを暗号化するコード暗号化手段を備え、前記認証手段は、前記入力手段から入力されるライセンスコードを、前記記憶手段に記憶された固有情報を鍵として復号化する。
また本発明の他の局面によれば、ライセンス管理システムは、装置固有の固有情報を記憶する記憶手段を備え、ライセンスコードを入力することによって初期状態で無効となっているオプション機能を有効化する画像形成装置と、前記画像形成装置のオプション機能に対応するライセンスコードを発行すると共に、前記画像形成装置におけるライセンスの使用状態を管理するライセンス管理サーバと、前記画像形成装置および前記ライセンス管理サーバとデータ通信可能に接続された情報処理装置と、を備える。このライセンス管理システムにおいて、前記画像形成装置のオプション機能を有効化する場合、前記情報処理装置は、前記画像形成装置から前記固有情報を取得し、前記ライセンス管理サーバに対して前記固有情報と共にライセンスコード発行要求を送信し、前記ライセンス管理サーバは、前記固有情報に基づいて前記画像形成装置におけるオプション機能を有効化するための前記ライセンスコードを生成して前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置は、前記ライセンス管理サーバから受信する前記ライセンスコードと、機能有効化コマンドとを前記画像形成装置に出力し、前記画像形成装置は、前記情報処理装置から入力する前記ライセンスコードを前記記憶手段に記憶された前記固有情報を用いて認証し、適正なコードであると判定された場合に、オプション機能を有効化する。また前記画像形成装置のオプション機能を無効化する場合、前記情報処理装置は、前記ライセンス管理サーバに対して前記固有情報と共に無効化コード発行要求を送信し、前記ライセンス管理サーバは、前記固有情報に基づいて前記画像形成装置におけるオプション機能を無効化するための無効化コードを生成して前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置は、前記ライセンス管理サーバから受信する前記無効化コードと、機能無効化コマンドとを前記画像形成装置に出力し、前記画像形成装置は、前記情報処理装置から入力する前記無効化コードを前記記憶手段に記憶された前記固有情報を用いて認証し、適正なコードであると判定された場合に、オプション機能を無効化すると共に、前記記憶手段に記憶された前記固有情報をそれ以前の情報とは異なる情報に変更する。
この局面によれば、画像形成装置は、ライセンス管理サーバによって生成されたライセンスコードを自身の固有情報を用いて認証し、自身に対する適正なライセンスコードであると判定された場合に、オプション機能を有効化するため、他の装置に対して発行されたライセンスコードを入力してもオプション機能の有効化は行えない。また画像形成装置は、オプション機能を有効化するライセンスコードを認証するために用いる固有情報を、オプション機能の無効化に伴って変更するので、オプション機能を無効にする前のライセンスコードを用いて再度オプション機能を有効化することができなくなる。それ故、一度付与されたライセンスを用いて繰り返しオプション機能の有効化が行われることを防止できるようになる。またライセンス管理サーバにおいては常に正確なライセンスの使用状態を把握できるようになる。さらにこの局面に場合には、情報処理装置を操作することにより、画像形成装置におけるオプション機能の有効化や無効化が行えるので、操作性が向上する。
以上のように本発明によれば、画像形成装置は、一度付与されたライセンスを用いてオプション機能が何度でも有効化されることを防止できるようになる。またライセンス管理システムにおいては、ライセンス管理サーバが画像形成装置におけるライセンスの使用状態を常に正確に把握できるようになる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。尚、以下の説明において、互いに共通する部材については同一符号を付しており、それら各部材について繰り返しとなる説明は省略する。
図1は、本実施形態におけるライセンス管理システム1の構成を示す概略図である。このライセンス管理システム1は、画像形成装置10のメーカーや販売店などの管理本部2に設置されたライセンス管理サーバ40と、ユーザのオフィス環境3に設置された複数の画像形成装置10(10A,…,10B)と、ユーザのオフィス環境3に設置された情報処理装置50とを備えており、管理本部2のライセンス管理サーバ40が、ユーザのオフィス環境3における画像形成装置10のライセンスの使用状態を管理するように構成されている。ライセンス管理サーバ40はハードディスクなどの記憶部41を備えており、この記憶部41に、管理者6によって発行されるライセンスコードを登録して管理するためのライセンス管理データベース42が構築される。なお、図例ではオフィス環境3に画像形成装置10が複数台設置されている場合を例示しているが、画像形成装置10の設置台数は1台であっても構わない。
画像形成装置10は、コピー、ネットワークプリンタ、スキャナ、FAXなどの複数の機能を備えており、一般に複合機やMFPなどと称される装置である。この画像形成装置10において複数の機能のうち予め定められた少なくとも1つの機能が初期状態で有効に稼働する基本機能となっており、その他の機能が初期状態で無効となっているオプション機能となっている。本実施形態の場合、画像形成装置10には少なくとも1つのオプション機能が搭載されている。ユーザ5がオプション機能の使用を望む場合、後述する手続や操作を行ってライセンス管理サーバ40から出力されるライセンスコードを画像形成装置10に入力することで、画像形成装置1において当該オプション機能が有効化され、使用できるようになる。
図1に示すように各画像形成装置10A,…,10Bは、LANなどのネットワーク7に接続されており、このネットワーク7に接続されている情報処理装置50と相互にデータ通信可能なように構成されている。また各画像形成装置10A,…,10Bは、後述するようにその内部に記憶手段を備えており、その記憶手段に装置固有の固有情報21が格納されている。図例の場合、固有情報21として画像形成装置10Aには「AAA」が格納されており、画像形成装置10Bには「BBB」が格納されている。固有情報21は、少なくともネットワーク7に接続された環境下において各装置に固有の情報となるように設定される。
情報処理装置50は、例えば一般的なPCによって構成され、インターネットや電話回線などの通信網4を介してライセンス管理サーバ40に接続されている。情報処理装置50には予め機能管理プログラムがインストールされており、情報処理装置50において機能管理プログラムを実行することにより、情報処理装置50は通信網4を介してライセンス管理サーバ40からライセンスコードを取得するためのデータ通信を行うと共に、ネットワーク7に接続された画像形成装置10のオプション機能を有効化したり、無効化したりするなどの制御を行う。
このように本実施形態においてライセンス管理サーバ40はオフィス環境3に設置された複数の画像形成装置10と直接データ通信を行うのではなく、情報処理装置50を介して間接的に画像形成装置10とデータ通信を行うことで複数の画像形成装置10におけるライセンスの使用状態を管理する。
図2は、ライセンス管理サーバ40の内部構成を示すブロック図である。ライセンス管理サーバ40は、そのハードウェア構成として上述した記憶部41の他、CPU43、ROM47、RAM48および通信インタフェース49を備えており、これらがバスラインを介して互いに接続された構成である。なお、ディスプレイ装置やキーボードなどを備えた構成としても良い。記憶部41には、ライセンス管理データベース42の他、ライセンス管理プログラム43aが格納されている。CPU43は、このライセンス管理プログラム43aを記憶部41から読み出して実行することにより、ライセンス登録部44、ライセンス管理部45およびコード生成部46として機能する。
ライセンス登録部44は、新規に発行されたライセンスをライセンス管理データベース42に登録する処理部である。ライセンス管理部45は、ライセンス管理データベース42を適宜更新することにより、ライセンス管理データベース42に登録されたライセンスの使用状態を常に最新の状態に維持する処理部であり、例えば情報処理装置50とデータ通信を行うことにより、ユーザのオフィス環境3でのライセンスの使用状態を正確にライセンス管理データベース42に反映させるように構成されている。コード生成部46は、画像形成装置10のオプション機能を有効化させるためのライセンスコードを生成したり、或いは画像形成装置10のオプション機能を有効化した後にそのオプション機能を再び無効化させるための無効化コードを生成する処理部である。コード生成部46はコード暗号化部46aを備えており、コード生成部46で生成されるコードはコード暗号化部46aにおいて暗号化されたコードとなる。コード暗号化部46aは、オプション機能を有効化させるためのライセンスコードやオプション機能を無効化させるための無効化コードを、画像形成装置10の固有情報21を鍵として暗号化する。
またROM47およびRAM48は、CPU43によって使用される制御パラメータなどを記憶する記憶部である。通信インタフェース49は、通信網4を介して情報処理装置50とデータの送受信を行うものであり、情報処理装置50から各種情報や要求を入力する入力手段および情報処理装置50に対してコードや各種情報を出力する出力手段として機能する。
図3は、情報処理装置50の内部構成を示すブロック図である。情報処理装置50は、そのハードウェア構成としてCPU51、ハードディスクなどの記憶部54、ディスプレイ装置61、キーボード62、ROM63、RAM64および通信インタフェース65を備えており、これらがバスラインを介して互いに接続された構成である。記憶部54には、機能管理プログラム55、ライセンス情報56および装置登録情報57が記憶されている。そしてCPU51は、機能管理プログラム55を記憶部54から読み出して実行することにより、機能管理部52およびコマンド出力部53として機能する。
機能管理部52は、ライセンス管理サーバ40とデータ通信を行って記憶部54にライセンス情報56を登録すると共に、ネットワーク7に接続されている画像形成装置10とデータ通信を行って各装置から各種情報を取得し、ライセンス情報56と対応付けて装置登録情報57を登録する処理部である。また機能管理部52は、キーボード62などを介して入力されるユーザからの指示に基づいてライセンス管理サーバ40に対してライセンスコードの発行要求や無効化コードの発行要求を行い、ライセンス管理サーバ40からそれらの暗号化されたコードを取得するように構成されている。
コマンド出力部53は、ネットワーク7に接続された複数の画像形成装置10のうちの特定の画像形成装置10に対する機能有効化コマンドまたは機能無効化コマンドを生成し、そのコマンドを特定の画像形成装置10に出力する処理部である。コマンド出力部53が出力するコマンドには、機能管理部52がライセンス管理サーバ40から取得する暗号化されたコードが含まれており、このコマンドを受信する画像形成装置10は、コマンドおよび暗号化されたコードに基づいてオプション機能の有効化または無効化を実施する。
情報処理装置50のディスプレイ装置61はユーザ5に対して各種情報を表示する表示手段であり、例えば液晶表示装置などで構成される。キーボード62はユーザが操作可能な操作入力手段であり、キーボードの他にマウスなどを含む構成としても良い。またROM63およびRAM64は、CPU51によって使用される制御パラメータなどを記憶する記憶部である。通信インタフェース65は、通信網4を介してライセンス管理サーバ40とデータの送受信を行うと共に、ネットワーク7を介して各画像形成装置10とデータの送受信を行うものであり、ライセンス管理サーバ40や画像形成装置10から各種情報やコードなどを入力する入力手段およびライセンス管理サーバ40や画像形成装置10に対して各種要求やコマンドなどの情報を出力する出力手段として機能する。
図4は、画像形成装置10の内部構成を示すブロック図である。なお、図例では画像形成装置10Aの構成を代表的に示しているが、ネットワーク7に接続された他の画像形成装置についても同様の構成であり、画像形成装置10Aと他の画像形成装置との異なる点は固有情報21の中身だけである。図4に示すように画像形成装置10は、所定のプログラムを実行することにより装置全体を制御するCPU11、ハードディスクやメモリなどで構成される記憶部20、ユーザが画像形成装置10を操作するために設けられた操作パネル24、ROM27、RAM28、原稿搬送部31、スキャナ部32、給紙部33、プリンタ部34、および通信インタフェース29を備えている。
CPU11は、オプション機能を有効化または無効化するための所定のプログラムを実行することにより、コマンド解析部12、装置情報出力部13、コード認証部14、機能有効化部16および機能無効化部17として機能する。記憶部20は画像形成装置10に対して固有に設定される固有情報21を記憶する記憶手段であり、図例の場合「AAA」が格納されている。この固有情報21はCPU11によって書き換え可能な情報となっている。なお、固有情報21はRAM28に格納しても良い。
コマンド解析部12は、通信インタフェース29を介して情報処理装置50が出力したコマンドを受信した場合に機能し、そのコマンドを解析する。そしてコマンドが画像形成装置10に関する情報を要求するコマンドである場合には装置情報出力部13を機能させる。またコマンドがオプション機能の有効化または無効化を指示するコマンドである場合にはコード認証部14を機能させ、コマンドと共に受信する暗号化されたコードをコード認証部14に与える。
装置情報出力部13は、コマンド解析部12からの指令によって機能し、自身の画像形成装置10に関する各種情報を出力する。特に、情報処理装置50が画像形成装置10の固有情報を要求している場合、装置情報出力部13は記憶部20から固有情報21を読み出し、その固有情報21を出力する。
コード認証部14は暗号化されたコードを認証する処理部であり、記憶部20に格納されている固有情報21を読み出し、受信したライセンスコードや無効化コードをその固有情報21を用いて認証する。コード認証部14は復号化部15を備えており、暗号化されたコードを固有情報21に基づいて復号化し、適切に復号化処理が行えた場合には受信したコードが適切なコードであると認証する。例えば、固有情報21を鍵として暗号化されたコードを復号化し、その結果得られるコードに所定のビット列が含まれるなど、復号化したコードに特定の情報が含まれている場合に適切なコードであると認証し、そうでない場合には認証結果を不適合とする。そして適切なコードであると認証した場合、コード認証部14は機能有効化部16および機能無効化部17のいずれか一方を機能させる。すなわち、オプション機能を有効化させるライセンスコードの認証を行った場合には、コードの認証を行った後に機能有効化部16を機能させ、オプション機能を無効化させる無効化コードの認証を行った場合には、コードの認証を行った後に機能無効化部17を機能させる。
機能有効化部16は、機能有効化コマンドに基づいて画像形成装置10における複数の機能のうち指定されたオプション機能を有効化させる処理部である。例えば、初期状態で無効となっているオプション機能を機能有効化16が有効化することにより、画像形成装置10において当該オプション機能が有効に稼働するようになり、当該オプション機能をユーザ5が使用できるようになる。
機能無効化部17は、画像形成装置10において有効に稼働する状態となっているオプション機能を機能無効化コマンドに基づいて無効化させる処理部である。例えば、画像形成装置10において有効に稼働しているオプション機能を機能有効化16が無効化することにより、画像形成装置10において当該オプション機能が再び稼働しなくなり、ユーザは当該オプション機能を使用できなくなる。この機能無効化部17は、固有情報書換部18を備えている。固有情報書換部18は、記憶部20に記憶されている固有情報21を書き換えることにより、画像形成装置10において固有に設定される固有情報21を変更する処理部であり、機能無効化部17がオプション機能を無効化することに伴って固有情報21を変更するように構成される。この場合において、固有情報書換部18は、変更後の固有情報21についても少なくともネットワーク7に接続された環境下においてユニークな情報となるように設定して書き換えを行う。
操作パネル24は、ユーザ5が画像形成装置10を使用する際に操作する操作入力手段であり、ユーザ5に対して各種情報を表示するための液晶ディスプレイなどで構成される表示部26と、表示部21の前面側に配置されるタッチパネルや表示部21の周囲に配置された複数の操作ボタンから成る操作部25とを備えている。ユーザ5は表示部26に表示される画面を参照しながら操作部25を操作することにより、画像形成装置10の複数の機能のうちから使用する機能を選択し、その選択した機能に対する各種設定や入力操作を行うことができる。
ROM27およびRAM28は、CPU11によって使用される制御パラメータなどを記憶する記憶部である。通信インタフェース29は、ネットワーク7を介して情報処理装置50とデータの送受信を行うものであり、情報処理装置50からの各種情報を受信してCPU11に入力させる入力手段およびCPU11から出力される各種情報を情報処理装置50に出力する出力手段として機能する。
原稿搬送部31は、コピー、スキャナ、FAXなどの機能が使用される際に原稿がセットされる部分であり、原稿搬送部31が1枚ずつ原稿をスキャナ部32に自動搬送することにより、スキャナ部32が原稿に記録された文字、記号、画像などを光学的に読み取るように構成されている。給紙部33は、画像形成装置1においてプリント出力などの画像形成が行われる際、画像形成媒体となる用紙を1枚ずつプリンタ部34に自動供給するものである。プリンタ部34はコピー、ネットワークプリンタ、FAXなどの機能に関するジョブを実行する際に動作し、給紙部33から供給される用紙に画像形成を行ってプリント出力を行うプリント手段である。これら各部31,32,33,34は、画像形成装置10において機能が有効になっている場合に上記動作を行うが、無効である場合には上記動作を行わない。
つぎに、上記のように構成されたライセンス管理システム1において画像形成装置10のオプション機能を有効化させる場合の手順について説明する。図5は、画像形成装置10において無効となっているオプション機能を有効化させる際の手続や操作の手順を示すフローチャートである。まず画像形成装置10のユーザ5は所定のライセンスの購入手続を行う(プロセスP10)。例えば、ユーザ5は、管理者6に購入したいオプション機能とそのオプション機能を使用する画像形成装置10の台数を伝え、所定の金額を支払うことにより、ライセンスの購入手続が行われる。購入手続が正常に行われると、管理者6は購入対象であるオプション機能に対応したライセンスコードを発行する。このとき発行されるライセンスコードは複数の画像形成装置10の同一のオプション機能を有効化させるために使用されるコードとなっている。
そして管理者6は、ライセンス管理サーバ40に対し、発行したライセンスコードを含むライセンス情報の登録を行う(プロセスP11)。このときライセンス管理サーバ40のCPU43ではライセンス登録部44が機能し、管理者6によって入力される新規なライセンス情報をラインセス管理データベース42に登録する。図6は、ライセンス管理データベース42の一構成例を示す図である。ライセンス管理データベース42には、管理者6によって発行されたライセンスコード42aと、購入対象であるオプション機能に対応する商品コード42bと、購入ライセンス数42cと、使用済ライセンス数42dと、未使用ライセンス数42eとが登録されている。購入ライセンス数42cは、そのオプション機能を使用する画像形成装置10の台数に対応する。使用済ライセンス数42dは、購入ライセンス数42cのうち、そのライセンスを用いて既にオプション機能の有効化が行われた画像形成装置10の台数に対応する。未使用ライセンス数42eは、購入ライセンス数42cのうち、未だオプション機能の有効化に使用されていないライセンスの残り数に対応する。図例においてライセンス情報L1は、ライセンスコードが「1234−5678−9012−3456−7890」であり、このライセンスコードは商品コード「LK101」で表されるオプション機能を有効化するためのコードとなっている。またライセンス情報L1では、購入ライセンス数42cが「10」、使用済ライセンス数42dが「0」、未使用ライセンス数42eが「10」となっている。プロセスP11においてライセンス情報L1が登録されたとすると、その登録時点では使用済ライセンス数42dは「0」となり、購入ライセンス数42cと未使用ライセンス数42eは等しくなる。なお、本実施形態では、使用済ライセンス数42dと未使用ライセンス数42eの双方をラインセス管理データベース42に登録する場合を例示しているが、これらのうち一方を登録しておけば他方は購入ライセンス数42cからの減算によって求めることができるので、必ずしも双方を登録しておく必要はない。
上記のようにしてライセンス管理サーバ40へのライセンス情報の登録が終了すると、つぎに、管理者6からユーザ5に対し、発行したライセンスコードを含むライセンス情報の提供が行われる(プロセスP12)。例えば、図7に示すようなライセンス証書9を管理者6からユーザ5に渡すことにより、ライセンス情報の提供が行われる。このライセンス証書9にはライセンス情報として、発行されたライセンスコードと、購入対象であるオプション機能に対応する商品コードと、購入ライセンス数とが含まれている。したがって、ユーザ5は管理者6からライセンス情報の提供を受けることにより、ライセンスコードなどを把握することができる。なお、ライセンス情報の提供形態はライセンス証書9を渡す形態に限らず、電子メールによる提供など、どのような形態であっても構わない。
そしてユーザ5はライセンス情報の提供を受けると、情報処理装置50を操作し、情報処理装置50へのライセンス情報の登録を行う(プロセスP13)。このとき、ユーザ5は、ライセンス証書9に記載されたライセンス情報に基づいて情報処理装置50にライセンス情報を入力する。情報処理装置50は、入力されたライセンス情報がライセンス管理サーバ40に登録されているライセンス情報に適合するか否かを検証するためにライセンス管理サーバ40とデータ通信を行う。そして入力されたライセンス情報が適合した場合にのみ、その入力されたライセンス情報を記憶部54に登録する。
図8は、情報処理装置50にライセンス情報を登録するための情報処理装置50とライセンス管理サーバ40との処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。この処理は、情報処理装置50においてCPU51が機能管理プログラム55を実行することによって開始され、CPU51では機能管理部52が機能する。そしてユーザ5はライセンス証書9の記載に基づいて情報処理装置50にライセンスコードと商品コードを入力する(ステップS100)。情報処理装置50は、ユーザによるライセンスコードと商品コードの入力操作が完了すると、通信網4を介してそれらの入力されたライセンスコードおよび商品コードをライセンス管理サーバ40に送信する(ステップS101)。
ライセンス管理サーバ40は、情報処理装置50からライセンスコードと商品コードを受信すると(ステップS102)、CPU43においてライセンス管理部45が機能し、その受信したライセンスコードと商品コードの組合せがライセンス管理データベース42に登録されているか否かの検証を行う(ステップS103)。例えば、受信したライセンスコードが「1234−5678−9012−3456−7890」であり、商品コードが「LK101」である場合、その組合せは図6のライセンス情報L1と一致するため、検証結果はOKとなる。それに対し、受信したライセンスコードと商品コードの組合せがライセンス管理データベース42に登録されていない場合、検証結果はNGとなる。
ライセンス管理サーバ40は、検証結果の判定を行い(ステップS104)、検証結果がOKであればライセンス管理データベース42から対応するライセンス情報L1の未使用ライセンス数42eを読み出し(ステップS105)、その未使用ライセンス数を情報処理装置50に送信する(ステップS106)。
情報処理装置50は、ライセンス管理サーバ40から未使用ライセンス数を受信すると(ステップS107)、ライセンス管理サーバ40における検証結果がOKであったことを把握することができる。そしてステップS100で入力されたライセンスコードおよび商品コードと、ラインセンス管理サーバ40から受信した未使用ライセンス数とを記憶部54に格納することでライセンス情報56を登録する(ステップS108)。図9は、このようにして情報処理装置50の記憶部54に格納されるライセンス情報56の一例を示す図である。ライセンス情報56には、ライセンスコード56aと、オプション機能に対応する商品コード56bと、未使用ライセンス数56cとが登録されている。そしてこれらライセンスコード56a、商品コード56bおよび未使用ライセンス数56cは、ライセンス管理データベース42におけるライセンス情報L1と一致し、情報処理装置50で保持される情報とライセンス管理データ42で保持される情報との整合性が図られる。上記のようにしてライセンス情報56の登録が正常に行われると、この登録処理は終了する。
一方、ライセンス管理サーバ40における検証結果がNGであった場合、ライセンス管理サーバ40はエラーメッセージを作成し(ステップS109)、そのエラーメッセージを情報処理装置50に送信する(ステップS110)。
情報処理装置50は、ライセンス管理サーバ40からエラーメッセージを受信すると(ステップS111)、ライセンス管理サーバ40における検証結果がNGであったことを把握することができる。したがって、この場合はユーザ5に再度ライセンスコードと商品コードの入力を促すなどのエラー表示を行って処理を終了する(ステップS112)。
以上のような処理により、図5に示す情報処理装置50へのライセンス情報の登録処理(プロセスP13)が終了する。そしてユーザ5は、引き続き情報処理装置50を操作し、情報処理装置50への画像形成装置10の登録を行う(プロセスP14)。すなわち、ユーザ5が情報処理装置50を操作することにより、情報処理装置50がオフィス環境3のネットワーク7に接続されている複数の画像形成装置10のそれぞれから必要な情報を取得し、その取得した情報を装置登録情報57として記憶部54に格納する。
図10は、情報処理装置50に装置登録情報57を登録するための情報処理装置50と画像形成装置10との処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。この処理もまた、情報処理装置50においてCPU51が機能管理プログラム55を実行することによって行われ、CPU51では機能管理部52が機能する。処理を開始すると、情報処理装置50は、記憶部54に格納されているライセンス情報56を読み出し、ライセンス情報56に登録されているライセンスコードの一覧をディスプレイ装置61に表示する(ステップS121)。ユーザ5はキーボード62などを操作することにより、ディスプレイ装置61に表示されたライセンスコード一覧の中から有効化を希望するオプション機能に対応したライセンスコードを選択する(ステップS122)。
ユーザ5によってライセンスコードの選択が行われると、情報処理装置50はネットワーク7に接続されている画像形成装置10を検索すべく、ネットワーク7に対して検索情報を送出する(ステップS123)。この検索情報は例えばネットワーク7に接続されている全ての機器に対してブロードキャスト送信される。画像形成装置10はこの検索情報を受信すると(ステップS124)、CPU11において装置情報出力部13が機能し、検索情報に対する返答情報が生成される。そして画像形成装置10はその返答情報を情報処理装置50に対して送信する(ステップS125)。この返答情報には、画像形成装置10の装置アドレス(IPアドレス)やMacアドレスの他、画像形成装置10であることを示す情報などが含まれる。このような返答情報の送信は、ネットワーク7に接続されている全ての機器で行われる。そのため、複数の画像形成装置10A,…,10Bのそれぞれから情報処理装置50に対して個別に返答情報が送信されるだけでなく、例えばネットワーク7にPCなどの他の装置が接続されている場合にはその他の装置からも返答情報が送信される。ただし、画像形成装置10が送信する返答情報と、画像形成装置ではない他の装置が送信する返答情報とはその中身が異なっている。
情報処理装置50は、ネットワーク7を介して返答情報を受信すると(ステップS126)、その返答情報に含まれる情報から画像形成装置10が返答した返答情報であるか否かを判定し、画像形成装置10が返答した返答情報のみを保持することでネットワーク7に接続されている全ての画像形成装置10を抽出する(ステップS127)。本実施形態の場合、画像形成装置10A,…,10Bが返答した返答情報のみが保持され、画像形成装置10A,…,10Bが抽出される。
そして情報処理装置50は、各画像形成装置10A,…,10Bに対して固有に設定されている固有情報21を取得すべく、ネットワーク7を介して固有情報取得要求を送信する(ステップS128)。この固有情報取得要求は例えばネットワーク7に接続されている複数の画像形成装置10A,…,10Bに対してマルチキャスト送信される。画像形成装置10はこの固有情報取得要求を受信すると(ステップS129)、CPU11において再び装置情報出力部13が機能する。そして記憶部20に格納されている固有情報21を読み出し(ステップS130)、その読み出した固有情報21を情報処理装置50に対して送信する(ステップS131)。このような固有情報21の送信は、ネットワーク7に接続されている全ての画像形成装置10で行われる。そのため、複数の画像形成装置10A,…,10Bのそれぞれから情報処理装置50に対して個別に固有情報21が送信される。
情報処理装置50は、ネットワーク7を介して各画像形成装置10から固有情報21を受信すると(ステップS132)、各画像形成装置10の装置アドレスとMacアドレスと固有情報21とを対応付け、装置登録情報57として記憶部54に格納すると共に、その装置登録情報57をステップS122で選択されたライセンスコードに対応付けて登録する。図11は、このようにして情報処理装置50の記憶部54に格納される装置登録情報57の一例を示す図である。装置登録情報57には、装置アドレス57aと、Macアドレス57bと、固有情報57cと、暗号化コード57dとが登録されるが、上述の処理によって登録される情報は、装置アドレス57aとMacアドレス57bと固有情報57cの3つの情報であり、暗号化コード57dについては空欄のままとなる。図11の場合、装置登録情報57における第1の登録情報D1は画像形成装置10A(図1参照)に関する登録情報であり、第2の登録情報D2は画像形成装置10Bに関する登録情報である。上記のようにして装置登録情報57の登録が正常に行われると、この登録処理は終了する。
以上のような処理により、図5に示す情報処理装置50への画像形成装置10の登録処理(プロセスP14)が終了する。そしてユーザ5は、引き続き情報処理装置50を操作し、画像形成装置10におけるオプション機能を有効化するための処理を行う(プロセスP15)。この処理では、ユーザ5が情報処理装置50を操作することにより、情報処理装置50がライセンス管理サーバ40に対して画像形成装置10の固有情報21を付加したライセンス発行要求を行い、ライセンス管理サーバ40から固有情報21を用いてライセンスコードを暗号化した暗号化ライセンスコードを取得する。そして情報処理装置50が機能有効化コマンドと共にこの暗号化ライセンスコードを画像形成装置10に与える。そして画像形成装置10は自身の固有情報21を用いて暗号化ライセンスコードの認証を行い、認証結果が適正なコードとして得られれば、機能有効化コマンドによって指定されたオプション機能を有効化する。
図12および図13は、画像形成装置10のオプション機能を有効化するための情報処理装置50、ライセンス管理サーバ40および画像形成装置10における処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。この処理もまた、情報処理装置50においてCPU51が機能管理プログラム55を実行することによって行われる。処理を開始すると、情報処理装置50のCPU51において、機能管理部52が機能し、記憶部54に格納されているライセンス情報56が読み出される。そしてライセンス情報56に登録されているライセンスコードの一覧をディスプレイ装置61に表示する(ステップS141)。ユーザ5はキーボード62などを操作することにより、ディスプレイ装置61に表示されたライセンスコード一覧の中から有効化を希望するオプション機能に対応したライセンスコードを選択する(ステップS142)。
情報処理装置50は、ユーザ5によって選択されたライセンスコードに対応付けられている装置登録情報57を記憶部54から読み出し、装置登録情報57に登録されている画像形成装置10の一覧をディスプレイ装置61に表示する(ステップS143)。ユーザ5はキーボード62などを操作することにより、ディスプレイ装置61に表示された画像形成装置一覧の中からオプション機能の有効化を希望する画像形成装置を選択する(ステップS144)。このとき複数の画像形成装置を選択しても良いが、以下においては説明を簡単にするため、ひとつの画像形成装置10Aを選択した場合を例示する。
ユーザ5によって選択された画像形成装置10Aが選択されると、情報処理装置50は装置登録情報57から画像形成装置10Aに対応する固有情報57aを読み出す(ステップS145)。この固有情報57aは、画像形成装置10Aの固有情報21と一致している。そして情報処理装置50は、選択された画像形成装置10Aの固有情報21と共に、ライセンス発行要求をライセンス管理サーバ40に送信する(ステップS146)。このライセンス発行要求には、ライセンスコードを特定する情報が含まれている。
ライセンス管理サーバ40は、情報処理装置50からライセンス発行要求を受信すると(ステップS147)、CPU43のライセンス管理部45が機能し、ライセンス管理データベース42を確認する処理を行う(ステップS148)。すなわち、ライセンス管理部45は、ライセンス発行要求によって特定されるライセンスコードがライセンス管理データベース42に登録されているかを確認し、登録されている場合には未使用ライセンス数42e(図6参照)が1以上であることを確認する。未使用ライセンス数42eが1以上であれば、ステップS149でOKとなり、ライセンス管理部45はライセンス管理データベース42を更新する(ステップS150)。すなわち、使用済ライセンス数42dを1増加させ、未使用ライセンス数42eを1減少させることにより、ライセンス管理データベース42を更新する。なお、N台分(Nは2以上)の画像形成装置に対するライセンス発行要求が同時に行われた場合には、確認処理(ステップS148)において未使用ライセンス数42eがN以上であることを確認し、確認結果がOKであれば、ライセンス管理データベース42の更新(ステップS150)において使用済ライセンス数42dをN増加させ、未使用ライセンス数42eをN減少させる。
その後、ライセンス管理サーバ40のCPU43においてコード生成部46が機能する。コード生成部46は、ライセンス発行要求によって特定されるライセンスコードをライセンス管理データベース42から読み出し、ライセンス発行要求と共に受信した固有情報21を鍵として用いてそのライセンスコードを暗号化する(ステップS151)。これにより、ライセンスコードは固有情報21(例えば「AAA」)を鍵として暗号化されたコードとなる。これは、固有情報21に基づいて生成されたライセンスコードの一例である。そしてコード生成部46がその暗号化されたライセンスコードを情報処理装置50に送信することにより(ステップS152)、情報処理装置50において暗号化ライセンスコードが受信される(ステップS153)。
一方、ライセンス管理サーバ40における確認処理(ステップS148)で、ライセンス発行要求がなされたライセンスコードがライセンス管理データベース42に登録されていない場合、或いは未使用ライセンス数42eが十分に残っていない場合には、ステップS149でNGとなり、ライセンス管理部45はエラーメッセージを作成する(ステップS154)。そしてライセンス管理サーバ40からそのエラーメッセージが送信され(ステップS155)、情報処理装置50によって受信される(ステップS156)。
図13のフローチャートに進み、情報処理装置50はライセンス管理サーバ40から暗号化ライセンスコードを受信した場合、その暗号化ライセンスコードを装置登録情報57に格納保存する。すなわち、図11に示す装置登録情報57において、画像形成装置10Aに対応する登録情報D1の暗号化コード57dの空欄に暗号化ライセンスコードが格納保存される。そして情報処理装置50のCPU51においてコマンド出力部53が機能する。コマンド出力部53は、ステップS144で選択された画像形成装置10Aに対する機能有効化コマンドを生成し(ステップS161)、その機能有効化コマンドとライセンス管理サーバ40から取得した暗号化ライセンスコードとを画像形成装置10Aに対して送信する(ステップS162)。
画像形成装置10Aは、情報処理装置50から機能有効化コマンドと暗号化ライセンスコードとを受信すると(ステップS163)、コマンド解析部12によるコマンド解析が行われる(ステップS164)。コマンド解析部12は受信したコマンドが機能有効化コマンドであると判定すると、そのコマンドに含まれる情報から機能有効化の対象となるオプション機能を特定する。そして機能有効化コマンドと共に受信した暗号化ライセンスコードをコード認証部14に与える。これにより、コード認証部14の復号化部15が機能する。復号化部15は、記憶部20から固有情報21を読み出し、その固有情報21を鍵として用いて暗号化ライセンスコードの復号化処理を実行する(ステップS165)。これにより、暗号化ライセンスコードは固有情報21(例えば「AAA」)を鍵として復号化される。正常に復号化処理が行われた場合には、上述したように復号化されたライセンスコードに特定の情報が含まれることとなり、コード認証部14はその特定の情報の有無によって適切なコードであるか否かの認証を行う(ステップS166)。
そして適切なコードとして認証された場合には、ステップS167でOKとなり、CPU11において機能有効化部16が機能する。機能有効化部16は、機能有効化コマンドによって指定されたオプション機能を有効化し、画像形成装置10Aにおいて当該オプション機能を使用することができる状態に移行させる。これにより、画像形成装置10Aでは当該オプション機能が有効に稼働するようになり、オプション機能を有効化するための処理が終了する。
一方、復号化されたライセンスコードが適切なコードとして認証されなかった場合には、ステップS167でNGとなり、コード認証部14はエラーメッセージを作成する(ステップS169)。そして画像形成装置10Aからそのエラーメッセージが送信され(ステップS170)、情報処理装置50によって受信される(ステップS171)。
情報処理装置50は、ライセンス管理サーバ40からエラーメッセージを受信した場合(ステップS156)、或いは画像形成装置10Aからエラーメッセージを受信した場合、ディスプレイ装置61にその受信したエラーメッセージを表示することにより(ステップS172)、ユーザ5に対してオプション機能の有効化が正常に行われなかったことを通知し、処理を終了する。この場合、ユーザ5が再度オプション機能の有効化を行う場合には、ステップS141以降の処理が繰り返し行われる。
以上のような処理により、画像形成装置10Aにおけるオプション機能の有効化が行われる(プロセスP15)。この処理では、上述したようにライセンス管理サーバ40が画像形成装置10Aに対して固有に設定された固有情報21を用いてライセンスコードを暗号化し、画像形成装置10Aにのみ適用可能な暗号化ライセンスコードを生成する。そして画像形成装置10Aは、その暗号化されたライセンスコードを入力し、自身の固有情報21を用いてその暗号化されたライセンスコードを復号化することにより、適切なコードであるか否かの認証を行い、適切なコードである場合にのみオプション機能の有効化を実施するように構成されている。したがって、ライセンス管理サーバ40が発行するライセンスコードが他の画像形成装置10Bなどに適用されることはなく、ライセンス管理サーバ40においてライセンスの使用状況を正確に管理することができるようになっている。
本実施形態では、画像形成装置10Aが機能有効化コマンドと暗号化ライセンスコードを受信する構成としているが、暗号化ライセンスコードのみを受信する構成としても良い。この場合、まず、暗号化ライセンスコードを用いて認証を行い、適切なコードであると認証されると、復号化されたライセンスコードより、機能有効化の対象となるオプション機能を特定し、機能有効化部16によりその特定されたオプション機能を有効化する。
つぎに、画像形成装置10のオプション機能が有効に稼働する状態においてそのオプション機能を無効化させる場合の処理手順について説明する。この無効化処理では、ユーザ5が情報処理装置50を操作することにより、情報処理装置50がライセンス管理サーバ40に対して画像形成装置10の固有情報21を付加した無効化コードの発行要求を行い、ライセンス管理サーバ40から固有情報21を用いて暗号化された無効化コードを取得する。そして情報処理装置50が機能無効化コマンドと共にこの暗号化された無効化コードを画像形成装置10に与える。そして画像形成装置10は自身の固有情報21を用いて暗号化された無効化コードの認証を行い、認証結果が適正なコードとして得られれば、機能無効化コマンドによって指定されたオプション機能を無効化する。オプション機能の無効化に伴い、画像形成装置10は自身の固有情報21をそれ以前の情報とは異なる情報に変更する。
図14ないし図16は、画像形成装置10のオプション機能を無効化するための情報処理装置50、ライセンス管理サーバ40および画像形成装置10における処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。この処理もまた、情報処理装置50においてCPU51が機能管理プログラム55を実行することによって行われる。処理を開始すると、情報処理装置50のCPU51において、機能管理部52が機能し、記憶部54に格納されているライセンス情報56が読み出される。そしてライセンス情報56に登録されているライセンスコードの一覧をディスプレイ装置61に表示する(ステップS200)。ユーザ5はキーボード62などを操作することにより、ディスプレイ装置61に表示されたライセンスコード一覧の中から無効化を希望するオプション機能に対応したライセンスコードを選択する(ステップS201)。
情報処理装置50は、ユーザ5によって選択されたライセンスコードに対応付けられている装置登録情報57を記憶部54から読み出し、装置登録情報57に登録されている画像形成装置10の一覧をディスプレイ装置61に表示する(ステップS202)。このとき、装置登録情報57の暗号化コード57dに暗号化ライセンスコードが格納されている画像形成装置10のみを抽出して一覧表示することにより、ディスプレイ装置61にはユーザが選択したオプション機能が有効に稼働している画像形成装置10の一覧が表示される。そしてユーザ5はキーボード62などを操作することにより、ディスプレイ装置61に表示された画像形成装置一覧の中からオプション機能の無効化を希望する画像形成装置を選択する(ステップS203)。このとき複数の画像形成装置を選択しても良いが、以下においては説明を簡単にするため、ひとつの画像形成装置10Aを選択した場合を例示する。
ユーザ5によって選択された画像形成装置10Aが選択されると、情報処理装置50は装置登録情報57に格納されている画像形成装置10Aの固有情報57aを読み出す(ステップS204)。この固有情報57aは、画像形成装置10Aの内部に保持されている固有情報21と一致している。そして情報処理装置50は、選択された画像形成装置10Aの固有情報21と共に、無効化コードの発行要求をライセンス管理サーバ40に送信する(ステップS205)。この無効化コードの発行要求には、無効化の対象となるライセンスコードを特定する情報が含まれている。
ライセンス管理サーバ40は、情報処理装置50から無効化コードの発行要求を受信すると(ステップS206)、CPU43のライセンス管理部45が機能し、ライセンス管理データベース42を確認する処理を行う(ステップS207)。すなわち、ライセンス管理部45は、無効化コードの発行要求によって特定されるライセンスコードがライセンス管理データベース42に登録されているかを確認し、登録されている場合には使用済ライセンス数42d(図6参照)が1以上であることを確認する。使用済ライセンス数42dが1以上であれば、ステップS208でOKとなり、ライセンス管理サーバ40のCPU43においてコード生成部46が機能する。コード生成部46は、当該ライセンスコードに対応するオプション機能を無効化させるための無効化コードを生成し、無効化コード発行要求と共に受信した固有情報21を鍵として用いてその無効化コードを暗号化する(ステップS210)。これにより、無効化コードは固有情報21(例えば「AAA」)を鍵として暗号化されたコードとなる。そしてコード生成部46がその暗号化されたライセンスコードを情報処理装置50に送信することにより(ステップS211)、情報処理装置50において暗号化ライセンスコードが受信される(ステップS212)。
一方、ライセンス管理サーバ40における確認処理(ステップS207)で、無効化コードの発行要求で特定されるライセンスコードがライセンス管理データベース42に登録されていない場合、或いは使用済ライセンス数42dが0である場合には、ステップS208でNGとなり、ライセンス管理部45はエラーメッセージを作成する(ステップS213)。そしてライセンス管理サーバ40からそのエラーメッセージが送信され(ステップS214)、情報処理装置50によって受信される(ステップS215)。
図15のフローチャートに進み、情報処理装置50はライセンス管理サーバ40から暗号化された無効化コードを受信した場合、装置登録情報57に格納されている画像形成装置10Aの暗号化ライセンスコードを削除する。これにより、図11に示す装置登録情報57において、画像形成装置10Aに対応する登録情報D1の暗号化コード57dは再び空欄となる。そして情報処理装置50のCPU51においてコマンド出力部53が機能する。コマンド出力部53は、画像形成装置10Aに対する機能無効化コマンドを生成する(ステップS221)。この機能無効化コマンドには、無効化の対象となるオプション機能が指定されている。そして情報処理装置50は、その機能無効化コマンドとライセンス管理サーバ40から取得した暗号化された無効化コードとを画像形成装置10Aに対して送信する(ステップS222)。
画像形成装置10Aは、情報処理装置50から機能無効化コマンドと暗号化された無効化コードとを受信すると(ステップS223)、コマンド解析部12によるコマンド解析が行われる(ステップS224)。コマンド解析部12は受信したコマンドが機能無効化コマンドであると判定すると、そのコマンドに含まれる情報から機能無効化の対象となるオプション機能を特定する。そして機能無効化コマンドと共に受信した暗号化された無効化コードをコード認証部14に与える。これにより、コード認証部14の復号化部15が機能する。復号化部15は、記憶部20から固有情報21を読み出し、その固有情報21を鍵として用い、暗号化された無効化コードの復号化処理を実行する(ステップS225)。これにより、暗号化された無効化コードは固有情報21(例えば「AAA」)を鍵として復号化される。正常に復号化処理が行われた場合には、上述したように復号化された無効化コードに特定の情報が含まれることとなり、コード認証部14はその特定の情報の有無によって適切なコードであるか否かの認証を行う(ステップS226)。
そして適切なコードとして認証された場合には、ステップS227でOKとなり、CPU11において機能無効化部17が機能する。機能無効化部17は、機能無効化コマンドによって指定されたオプション機能を無効化し、画像形成装置10Aにおいて当該オプション機能を使用することができない無効状態に移行させる(ステップS228)。これにより、画像形成装置10Aでは当該オプション機能が稼働しなくなり、ユーザ5は当該オプション機能を使用できなくなる。
そして機能無効化部16において固有情報書換部18が機能する。固有情報書換部18は、有効化されていたオプション機能が無効化されることに伴って、記憶部20に記憶されている固有情報21を書き換え、画像形成装置10Aの固有情報を変更する。例えば、固有情報21を「AAA」から「ZZZ」に書き換える。固有情報21は、固有情報書換部18によって書き換えられた後も、画像形成装置10Aに固有の情報となり、少なくともネットワーク7に接続された環境下においてユニークな情報となる。このような固有情報21の設定方法はどのような方法を用いても良いが、一例を挙げると、画像形成装置10AのMacアドレスや製造番号などの装置識別情報と、固有情報21を生成する年・月・日・時・分・秒などの時間情報とを一定のルールに基づいて演算処理し、その結果得られる情報を新たな固有情報として採用することができる。このようにして、固有情報書換部18が記憶部20に記憶される固有情報21を変更することにより、画像形成装置10Aでは、前回認証された暗号化ライセンスコードを用いて当該オプション機能を再度有効化させることはできなくなる。
続いて機能無効化部17は、無効化完了コードを生成し(ステップS230)、その無効化完了コードを情報処理装置50に送信する(ステップS231)。そして情報処理装置50は、この無効化完了コードを受信する(ステップS232)。
一方、復号化された無効化コードが適切なコードとして認証されなかった場合には、ステップS227でNGとなり、コード認証部14はエラーメッセージを作成する(ステップS233)。そして画像形成装置10Aからそのエラーメッセージが送信され(ステップS234)、情報処理装置50はそのエラーメッセージを受信する(ステップS235)。
図16のフローチャートに進み、情報処理装置50は、画像形成装置10Aから無効化完了コードを受信すると、その無効化完了コードを装置登録情報57に登録する(ステップS240)。例えば、装置登録情報57の暗号化コード57dにその無効化完了コードを格納する。これにより、情報処理装置50は、装置登録情報57を参照することにより、装置登録情報57に登録された各画像形成装置10においてオプション機能が有効であるか又は無効であるかを判断することができる。そして情報処理装置50は、無効化完了コードをライセンス管理サーバ40に送信する(ステップS241)。ライセンス管理サーバ40は、情報処理装置50から無効化完了コードを受信すると(ステップS242)、それに伴ってライセンス管理データベース42を更新する(ステップS243)。すなわち、図6に示すライセンス情報L1の使用済ライセンス数42dを1減少させ、未使用ライセンス数42eを1増加させることにより、ライセンス管理データベース42を更新する。これにより、無効化されたオプション機能に対応するライセンスコードは、ライセンス管理データベース42において未使用ライセンスとして登録される。
また情報処理装置50は、ライセンス管理サーバ40からエラーメッセージを受信した場合(ステップS215)、或いは画像形成装置10Aからエラーメッセージを受信した場合(ステップS235)、ディスプレイ装置61にその受信したエラーメッセージを表示することにより(ステップS245)、ユーザ5に対してオプション機能の無効化が正常に行われなかったことを通知し、処理を終了する。この場合、ユーザ5が再度オプション機能の無効化を行う場合には、ステップS200以降の処理が繰り返し行われる。
以上のような処理により、画像形成装置10Aにおけるオプション機能の無効化が行われる。この処理では、上述したようにライセンス管理サーバ40が画像形成装置10Aに対して固有に設定された固有情報21を用いて無効化コードを暗号化することにより、画像形成装置10Aにのみ適用可能な暗号化された無効化コードを生成する。そして画像形成装置10Aは、その暗号化された無効化コードを入力し、自身の固有情報21を用いてその暗号化された無効化コードを復号化することにより、適切なコードであるか否かの認証を行い、適切なコードである場合にのみオプション機能の無効化を実施するように構成されている。したがって、ライセンス管理サーバ40が発行する無効化コードが他の画像形成装置10Bなどに適用されることはなく、ライセンス管理サーバ40においてライセンスの使用状況を正確に管理することができるようになっている。
特に本実施形態では、画像形成装置10の記憶部20に記憶されている装置固有の固有情報21がオプション機能の無効化に伴ってそれ以前の情報とは異なる情報に変更されるので、画像形成装置10において再度同一のオプション機能を有効化させる場合には、ライセンス管理サーバ40により変更後の固有情報21を用いた暗号化ライセンスコードを再度発行してもらう必要がある。それ故、一度発行された暗号化ライセンスコードがユーザ5のオフィス環境3で何度も繰り返し使用されることを防止することができ、ライセンス管理サーバ40においてライセンスの使用状況を常に正確に管理することができるようになっている。
つぎに、ライセンスの付け替えについて説明する。上述したように画像形成装置10においてオプション機能が有効に稼働する状態からそのオプション機能を無効化させた場合、ライセンス管理サーバ40は、その無効化したライセンスを未使用ライセンスとして管理する。そのため、例えば画像形成装置10Aのオプション機能を無効化した後、そのライセンスを別の画像形成装置10Bに使用して当該オプション機能を有効化させることが可能であり、このような場合にライセンスの付け替えが行われる。
図17は、ライセンスの付け替えを行う場合の手順を示すフローチャートである。ライセンスの付け替えを行う際には、まずユーザ5は情報処理装置50を操作することにより、機能無効化処理を実行する(プロセスP20)。この機能無効化処理(プロセスP20)の詳細は上述の図14ないし図16のフローチャートと同様である。したがって、この機能無効化処理によって未使用ライセンスが発生し、ライセンス管理サーバ40は無効化されたライセンスを別の画像形成装置に付与することを許可する。
続いて未使用ライセンスの付け替え確認が行われる(プロセスP21)。例えば情報処理装置50のディスプレイ装置61にライセンスの付け替えを行うか否かの確認を表示することにより確認が行われる。ユーザ5がライセンスの付け替えを指示した場合、ライセンスを付け替えて別の画像形成装置のオプション機能を有効化するための機能有効化処理が行われる(プロセスP22)。この機能有効化処理(プロセスP22)は、図5の機能有効化処理(プロセスP15)と同様であり、その処理の詳細は上述の図12および図13のフローチャートと同様である。したがって、この機能有効化処理によって未使用ライセンスがユーザ5によって指定された別の画像形成装置10に適用され、その指定された画像形成装置においてオプション機能の有効化が行われる。
以上のような処理により、オフィス環境3に設置された複数の画像形成装置10の間でライセンスの付け替えが自由に行えるようになる。そのため、ユーザはライセンスを追加購入することなく、既に購入したライセンス数の範囲内でオプション機能を有効に稼働させる画像形成装置10を適宜変更できるので、効率的にライセンスを使用することができるようになる。
上記説明したように本実施形態の画像形成装置10は、当該装置に固有の固有情報21を記憶部20に記憶しており、ライセンス管理サーバ40がその固有情報に基づいて生成したライセンスコードを入力すると共に、そのライセンスコードを記憶部20の固有情報21を用いて認証する。そして認証した結果、適正なライセンスコードであると判定された場合に、指定されたオプション機能を有効化するように構成されている。またライセンスコードによって有効化されたオプション機能を無効化することもできるようになっており、画像形成装置10は、オプション機能を無効化することに伴って、記憶部20に記憶されている固有情報21をそれ以前の情報とは異なる情報に変更する。したがって、オプション機能を無効にした後、画像形成装置10に対してオプション機能を無効化する前に付与されたライセンスコードを入力しても適正なライセンスコードとは認証されず、同じライセンスコードによってオプション機能が再び有効化されることを防止できるようになる。
また画像形成装置10は、オプション機能を無効化する際、ライセンス管理サーバ40がその固有情報に基づいて生成した無効化コードを入力すると共に、その無効化コードを記憶部20の固有情報21を用いて認証する。そして認証した結果、適正な無効化コードであると判定された場合に、指定されたオプション機能を無効化するように構成されている。したがって、画像形成装置10においてオプション機能を有効化又は無効化する際には、ライセンス管理サーバ40によってその都度発行されたコードを入力する必要があり、固有情報21が変更された後はそれ以前の情報によって生成されたコードを入力してもオプション機能を有効化又は無効化を実行することができない。それ故、画像形成装置10のオプション機能を有効化又は無効化の際には必ずラインセンス管理サーバ40による正式なコードの発行処理が伴うこととなり、ライセンス管理サーバ40において常に正確なライセンスの使用状態を把握することが可能になる。
(変形例)
以上、本発明に関する好ましい一実施形態を説明したが、本発明は上述した内容のものに限定されるものではなく、本発明には種々の変形例が適用可能である。
例えば上述の実施形態では、画像形成装置10とライセンス管理サーバ40とが情報処理装置50を介してデータ通信を行う形態を説明したが、本発明はそのような形態に限定されるものではない。つまり、上述の実施形態では、ライセンス管理サーバ40はオフィス環境3に設置された複数の画像形成装置10と直接データ通信を行うのではなく、情報処理装置50を介して間接的に画像形成装置10とデータ通信を行うことで複数の画像形成装置10におけるライセンスの使用状態を管理する場合を例示したが、ライセンス管理サーバ40が情報処理装置50を介することなく、複数の画像形成装置10と直接データ通信を行うようにしても良い。またこの場合には、上述した情報処理装置50の機能を、ライセンス管理サーバ40に設けても良いし、画像形成装置10に設けても良い。情報処理装置50の機能を画像形成装置10に設ける場合には、オフィス環境3に設置された複数の画像形成装置10のうちのいずれかひとつが情報処理装置50の機能を備えていれば良い。
本発明の一例であるライセンス管理システムの構成を示す概略図である。 ライセンス管理サーバの内部構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置の内部構成の一例を示すブロック図である。 画像形成装置の内部構成の一例を示すブロック図である。 画像形成装置において無効となっているオプション機能を有効化させる際の手続や操作の手順の一例を示すフローチャートである。 ライセンス管理データベースの一構成例を示す図である。 管理者からユーザに対して提供されるライセンス証書の一例を示す図である。 情報処理装置にライセンス情報を登録するための情報処理装置とライセンス管理サーバとの処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。 情報処理装置の記憶部に格納されるライセンス情報の一例を示す図である。 情報処理装置に装置登録情報を登録するための情報処理装置と画像形成装置との処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。 情報処理装置の記憶部に格納される装置登録情報の一例を示す図である。 画像形成装置のオプション機能を有効化するための情報処理装置、ライセンス管理サーバおよび画像形成装置における処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。 画像形成装置のオプション機能を有効化するための情報処理装置、ライセンス管理サーバおよび画像形成装置における処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。 画像形成装置のオプション機能を無効化するための情報処理装置、ライセンス管理サーバおよび画像形成装置における処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。 画像形成装置のオプション機能を無効化するための情報処理装置、ライセンス管理サーバおよび画像形成装置における処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。 画像形成装置のオプション機能を無効化するための情報処理装置、ライセンス管理サーバおよび画像形成装置における処理シーケンスの一例を示すフローチャートである。 ライセンスの付け替えを行う場合の手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ライセンス管理システム
4 通信網
7 ネットワーク
10(10A,…,10B) 画像形成装置
14 コード認証部(認証手段)
15 復号化部
16 機能有効化部(機能有効化手段)
17 機能無効化部(機能無効化手段)
18 固有情報書換部
20 記憶部(記憶手段)
21 固有情報
40 ライセンス管理サーバ
42 ライセンス管理データベース
45 ライセンス管理部(ライセンス管理手段)
46 コード生成部(コード生成手段)
46a コード暗号化部(コード暗号化手段)
50 情報処理装置

Claims (14)

  1. 初期状態で無効となっているオプション機能を備え、ライセンスコードを入力することによって当該オプション機能を有効化することが可能な画像形成装置であって、
    当該装置に固有の固有情報を記憶する記憶手段と、
    前記固有情報に基づいて生成されたライセンスコードを入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力される前記ライセンスコードを前記記憶手段に記憶された前記固有情報を用いて認証する認証手段と、
    前記認証手段において適正なライセンスコードであると判定された場合に、前記オプション機能を有効化する機能有効化手段と、
    前記機能有効化手段によって有効化された前記オプション機能を無効化する機能無効化手段と、
    を備え、
    前記機能無効化手段は、前記オプション機能を無効化することに伴って、前記記憶手段に記憶された前記固有情報を変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記入力手段は、さらに前記オプション機能を無効化させるための無効化コードを入力可能であるとともに、
    前記認証手段は、前記入力手段から入力された前記無効化コードを前記記憶手段に記憶された前記固有情報を用いて認証し、
    前記機能無効化手段は、前記認証手段において適正な無効化コードであると判定された場合に、前記機能有効化手段によって有効化された前記オプション機能を無効化することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記機能無効化手段は、前記機能有効化手段によって有効化された前記オプション機能を無効化した後、無効化完了コードを生成して出力することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記ライセンスコードは、前記記憶手段に記憶された前記固有情報を鍵として暗号化されたコードであり、
    前記認証手段は、前記入力手段から入力される前記ライセンスコードを、前記記憶手段に記憶された前記固有情報を鍵として復号化することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 初期状態で無効となっているオプション機能を備え、ライセンスコードを入力することによって当該オプション機能を有効化することが可能な画像形成装置と、
    前記画像形成装置とネットワークを介して接続され、前記オプション機能に関するライセンスを発行して前記画像形成装置に前記ライセンスコードを送信するライセンス管理サーバと、を備えるライセンス管理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    当該装置に固有の固有情報を記憶する記憶手段と、
    前記ネットワークを介して前記ライセンスコードを入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力される前記ライセンスコードを前記記憶手段に記憶された前記固有情報を用いて認証する認証手段と、
    前記認証手段において適正なライセンスコードであると判定された場合に、前記オプション機能を有効化する機能有効化手段と、
    前記機能有効化手段によって有効化された前記オプション機能を無効化する機能無効化手段と、を備え、
    前記ライセンス管理サーバは、
    記ネットワークを介して前記画像形成装置から前記記憶手段に記憶された前記固有情報を取得する固有情報取得手段と、
    前記固有情報取得手段が取得した前記固有情報に基づいて前記オプション機能を有効化するためのコードを前記ライセンスコードとして生成するコード生成手段と、
    前記コード生成手段によって生成される前記ライセンスコードを前記画像形成装置に送信する送信手段と
    備え、
    前記機能無効化手段は、前記オプション機能を無効化することに伴って、前記記憶手段に記憶された前記固有情報を変更することを特徴とするライセンス管理システム。
  6. 前記ライセンス管理サーバにおける前記コード生成手段は、さらに前記固有情報取得手段が取得した前記固有情報に基づいて前記オプション機能を無効化するための無効化コードを生成し、前記送信手段が、前記コード生成手段によって生成される前記無効化コードを前記画像形成装置に送信するように構成され、
    前記画像形成装置における前記入力手段は、さらに前記無効化コードを入力するとともに、前記認証手段は、前記入力手段から入力される前記無効化コードを前記記憶手段に記憶された前記固有情報を用いて認証し、前記機能無効化手段が、前記認証手段において適正な無効化コードであると判定された場合に、前記機能有効化手段によって有効化された前記オプション機能を無効化することを特徴とする請求項5記載のライセンス管理システム。
  7. 前記画像形成装置における前記機能無効化手段は、前記機能有効化手段によって有効化された前記オプション機能を無効化した後、無効化完了コードを生成して出力するように構成され、
    前記ライセンス管理サーバは前記ライセンスに対する使用済みラインセンス数と未使用ライセンス数の少なくとも一方を管理しており、前記無効化完了コードの受信に伴って前記使用済みライセンス数又は前記未使用ライセンス数を更新することにより、前記ライセンスコードに対応する前記ライセンスを未使用として管理することを特徴とする請求項5又は6記載のライセンス管理システム。
  8. 前記ライセンス管理サーバは、前記無効化完了コードの受信に伴って未使用として管理される前記ライセンスを別の画像形成装置に付与することを許可する請求項7記載のライセンス管理システム。
  9. 前記コード生成手段は、前記記憶手段に記憶された前記固有情報を鍵として前記ライセンスコードを暗号化するコード暗号化手段を備え、
    前記認証手段は、前記入力手段から入力される前記ライセンスコードを、前記記憶手段に記憶された前記固有情報を鍵として復号化することを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載のライセンス管理システム。
  10. 装置固有の固有情報を記憶する記憶手段および初期状態で無効となっているオプション機能を備え、ライセンスコードを入力することによって当該オプション機能を有効化することが可能な画像形成装置と、
    前記画像形成装置の前記オプション機能に対応するライセンスコードを発行するライセンス管理サーバと、
    前記画像形成装置および前記ライセンス管理サーバとデータ通信可能に接続された情報処理装置と、を備えるライセンス管理システムであって、
    前記画像形成装置の前記オプション機能を有効化する場合において、
    前記情報処理装置は、前記画像形成装置から前記固有情報を取得し、前記ライセンス管理サーバに対して前記固有情報と共にライセンスコード発行要求を送信し、
    前記ライセンス管理サーバは、前記固有情報に基づいて前記画像形成装置における前記オプション機能を有効化するための前記ライセンスコードを生成して前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、前記ライセンス管理サーバから受信する前記ライセンスコードを前記画像形成装置に出力し、
    前記画像形成装置は、前記情報処理装置から入力する前記ライセンスコードを前記記憶手段に記憶された前記固有情報を用いて認証し、適正なコードであると判定された場合に、前記オプション機能を有効化し、
    前記画像形成装置の前記オプション機能を無効化する場合において、
    前記情報処理装置は、前記ライセンス管理サーバに対して前記固有情報と共に無効化コード発行要求を送信し、
    前記ライセンス管理サーバは、前記固有情報に基づいて前記画像形成装置における前記オプション機能を無効化するための無効化コードを生成して前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、前記ライセンス管理サーバから受信する前記無効化コードを前記画像形成装置に出力し、
    前記画像形成装置は、前記情報処理装置から入力する前記無効化コードを前記記憶手段に記憶された前記固有情報を用いて認証し、適正なコードであると判定された場合に、前記オプション機能を無効化すると共に、前記記憶手段に記憶された前記固有情報をそれ以前の情報とは異なる情報に変更することを特徴とするライセンス管理システム。
  11. 前記ライセンス管理サーバは、前記オプション機能の有効化に使用される前記ライセンスに対応して、使用済みラインセンス数と未使用ライセンス数の少なくとも一方を管理するライセンス管理データベースを有し、前記オプション機能の有効化および無効化に応じて前記ライセンス管理データベースを更新することを特徴とする請求項5または10記載のライセンス管理システム。
  12. 前記ライセンス管理データベースは、前記ライセンスを使用して前記オプション機能を有効化させることが可能な前記画像形成装置の台数に対応する購入ライセンス数を登録することを特徴とする請求項11記載のライセンス管理システム。
  13. 前記ライセンス管理データベースは、さらに前記ライセンスに対する前記使用済みラインセンス数と前記未使用ライセンス数の少なくとも一方を登録することを特徴とする請求項12記載のライセンス管理システム。
  14. 前記画像形成装置は、有効化された前記オプション機能を無効化した後、無効化完了コードを生成して出力し、
    前記ライセンス管理サーバは、前記無効化完了コードの受信に伴って前記ライセンス管理データベースの前記使用済みライセンス数と前記未使用ライセンス数の少なくとも一方を更新することを特徴とする請求項13記載のライセンス管理システム。
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