JP2001100988A - ソフトウエアの不正使用を防止したクライアント−サーバーネットワークおよびクライアント−サーバーネットワークにおけるソフトウエア不正使用防止方法 - Google Patents

ソフトウエアの不正使用を防止したクライアント−サーバーネットワークおよびクライアント−サーバーネットワークにおけるソフトウエア不正使用防止方法

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JP2001100988A
JP2001100988A JP27842099A JP27842099A JP2001100988A JP 2001100988 A JP2001100988 A JP 2001100988A JP 27842099 A JP27842099 A JP 27842099A JP 27842099 A JP27842099 A JP 27842099A JP 2001100988 A JP2001100988 A JP 2001100988A
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Nobutoshi Furuya
信俊 古谷
Noriaki Sasaki
教聡 佐々木
Tamaki Harano
環 原野
Toshihiko Suzuki
俊彦 鈴木
Akihiro Matsumoto
明弘 松本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 クライアントコンピュータ毎に、ソフトウエ
アの使用ライセンスが許諾される場合に、簡易な方法に
より、確実に、ソフトウエアが不正に使用されることを
防止する。 【解決手段】 クライアントコンピュータが、ソフトウ
エアをインストールするに際して、ユーザーが認識不能
な識別データDを生成し、ライセンスコードと識別デ
ータとを1組のデータとして、サーバーコンピュータに
出力する。サーバーコンピュータでは、入力されたライ
センスコードと識別データとを1組のデータとして登録
し、ライセンスコードと一致するコードが登録されてい
ないときは、入力されたコードデータを、識別データと
ともに登録して、クライアントコンピュータにソフトウ
エア使用許可信号を出力し、一方一致するときは、使用
許可信号を出力し、また識別データが一致しないとき
は、クライアントコンピュータにソフトウエア使用不許
可信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウエアが不正に
使用されることを防止することのできるクライアント−
サーバーネットワークおよびクライアント−サーバーシ
ステムにおいて、ソフトウエアが不正に使用されること
を防止することのできるソフトウエア不正使用防止方法
に関するものであり、さらに詳細には、クライアントコ
ンピュータ毎に、ソフトウエアの使用ライセンスが許諾
される場合に、簡易な方法によって、確実に、ソフトウ
エアが不正に使用されることを防止することのできるク
ライアント−サーバーネットワークおよびクライアント
−サーバーシステムにおいて、簡易な方法によって、確
実に、ソフトウエアが不正に使用されることを防止する
ことのできるソフトウエア不正使用防止方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、クライアント−サーバーネットワ
ークにおいて、ソフトウエアの使用権限を有していない
ユーザーにより、ソフトウエアが不正に使用されるケー
スが多々発生しており、種々の対策方法が提案されてい
る。
【0003】たとえば、クライアントコンピュータ毎
に、ソフトウエアの使用ライセンスが許諾される場合
に、メーカーが、ソフトウエアを購入したユーザー毎
に、ライセンスコードを提供し、ユーザーは、クライア
ントコンピュータにソフトウエアをインストールする際
に、メーカーから提供されたライセンスコードを入力し
なければ、ソフトウエアがインストールできないように
して、ソフトウエアの不正使用を防止する方法や、ユー
ザーが、クライアントコンピュータの唯一性のある識別
子をメーカーに知らせ、これに対して、メーカーが暗号
キーを発行して、暗号キーを使用しなければ、ソフトウ
エアを使用できないようにして、ソフトウエアの不正使
用を防止する方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法にあっては、メーカーから提供されたライセンスコ
ードを、繰り返し使用すれば、複数のクライアントコン
ピュータでソフトウエアを使用することができるため、
少なくとも1つのクライアントコンピュータに対して、
ソフトウエアを購入すれば、他のクライアントコンピュ
ータでのソフトウエア不正使用を防止することができな
いという問題があった。
【0005】また、後者の方法にあっては、ユーザーか
ら、クライアントコンピュータの唯一性のある識別子が
提供されなければ、メーカーが暗号キーを発行すること
ができず、ソフトウエアのインストールに時間がかかる
上、メーカーとしては、暗号キーを発行しなければなら
ず、手間がかかるという問題があった。
【0006】したがって、本発明は、クライアントコン
ピュータ毎に、ソフトウエアの使用ライセンスが許諾さ
れる場合に、簡易な方法によって、確実に、ソフトウエ
アが不正に使用されることを防止することのできるクラ
イアント−サーバーネットワークおよびクライアント−
サーバーシステムにおいて、簡易な方法によって、確実
に、ソフトウエアが不正に使用されることを防止するこ
とのできるソフトウエア不正使用防止方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
少なくとも1つのサーバーコンピュータと少なくとも1
つのクライアントコンピュータを備えたクライアント−
サーバーネットワークにおいて、前記少なくとも1つの
クライアントコンピュータが、新たなソフトウエアを前
記少なくとも1つのクライアントコンピュータにインス
トールするに際して、ユーザーが認識不能な識別データ
を生成し、前記ソフトウエアの入力に際して入力された
唯一性を有するコードデータと、生成された前記識別デ
ータとを、1組のデータとして、前記少なくとも1つの
サーバーコンピュータに出力する識別データ生成手段を
備え、前記少なくとも1つのサーバーコンピュータが、
少なくとも1つのクライアントコンピュータから入力さ
れた唯一性を有するコードデータと識別データとを、1
組のデータとして、登録可能なメモリと、前記識別デー
タ生成手段から入力された前記コードデータと一致する
コードデータが前記メモリに登録されていないときは、
前記識別データ生成手段から入力された前記コードデー
タを、前記識別データ生成手段から入力された前記識別
データとともに、前記メモリに登録して、前記少なくと
も1つのクライアントコンピュータにソフトウエア使用
許可信号を出力し、前記少なくとも1つのクライアント
コンピュータに、前記ソフトウエアのインストールおよ
び前記クライアント−サーバーネットワークへの接続を
続行させ、前記識別データ生成手段から入力された前記
コードデータと一致するコードデータが前記メモリに登
録され、かつ、前記識別データ生成手段から入力された
前記識別データが、前記メモリに登録された前記コード
データと組をなす前記識別データと一致するときは、前
記少なくとも1つのクライアントコンピュータにソフト
ウエア使用許可信号を出力し、前記少なくとも1つのク
ライアントコンピュータに、前記ソフトウエアのインス
トールおよび前記クライアント−サーバーネットワーク
への接続を続行させ、前記識別データ生成手段から入力
された前記コードデータと一致するコードデータが前記
メモリに登録され、かつ、前記識別データ生成手段から
入力された前記識別データが、前記メモリに登録された
前記コードデータと組をなす前記識別データと一致しな
いときは、前記少なくとも1つのクライアントコンピュ
ータにソフトウエア使用不許可信号を出力して、前記少
なくとも1つのクライアントコンピュータに、前記ソフ
トウエアのインストールおよび前記クライアント−サー
バーネットワークへの接続を中止させるソフトウエア使
用許可判定手段を備えたクライアント−サーバーネット
ワークによって達成される。
【0008】本発明によれば、新たなソフトウエアのイ
ンストールに際して、唯一性を有するコードデータがク
ライアントコンピュータに入力され、また、識別データ
生成手段によって、ユーザーが認識不能な識別データが
生成される。したがって、コードデータは、唯一性を有
していても、他のクライアントコンピュータにソフトウ
エアをインストールするために使用可能であるが、コー
ドデータと、新たなソフトウエアのインストールに際し
て、クライアントコンピュータの識別データ生成手段に
よって生成された識別データとからなる1組のデータ
は、唯一性を有し、他のクライアントコンピュータにソ
フトウエアをインストールするために使用することは不
可能である。また、サーバーコンピュータは、クライア
ントコンピュータからアクセスされるたびに、唯一性を
有するコードデータと、新たなソフトウエアのインスト
ール時に、クライアントコンピュータが生成した識別デ
ータとを、1組のデータとして、登録するメモリを備え
ており、サーバーコンピュータのソフトウエア使用許可
判定手段は、識別データ生成手段から入力されたコード
データと一致するコードデータがメモリに登録されてい
ないときは、識別データ生成手段から入力されたコード
データを、識別データ生成手段から入力された識別デー
タとともに、メモリに登録して、クライアントコンピュ
ータにソフトウエア使用許可信号を出力して、ソフトウ
エアのインストールおよびクライアント−サーバーネッ
トワークへの接続を続行させ、識別データ生成手段から
入力されたコードデータと一致するコードデータがメモ
リに登録され、かつ、識別データ生成手段から入力され
た識別データが、メモリに登録されたコードデータと組
をなす識別データと一致するときは、クライアントコン
ピュータにソフトウエア使用許可信号を出力して、クラ
イアントコンピュータに、ソフトウエアのインストール
およびクライアント−サーバーネットワークへの接続を
続行させ、識別データ生成手段から入力されたコードデ
ータと一致するコードデータがメモリに登録され、か
つ、識別データ生成手段から入力された識別データが、
メモリに登録されたコードデータと組をなす識別データ
と一致しないときは、クライアントコンピュータにソフ
トウエア使用不許可信号を出力して、ソフトウエアのイ
ンストールおよび前記クライアント−サーバーネットワ
ークへの接続を中止させている。したがって、本発明に
よれば、唯一性のあるコードデータを、繰り返し使用し
て、複数のクライアントコンピュータに、ソフトウエア
をインストールすることを確実に防止することが可能に
なり、また、ソフトウエアのインストール時に、クライ
アントコンピュータから、サーバーコンピュータに、自
動的に、コードデータと識別データとが供給され、サー
バーコンピュータが暗号キーを発行することも要求され
ないから、簡単な方法で、確実に、ソフトウエアが不正
に使用されることを防止することが可能になる。
【0009】本発明の好ましい実施態様においては、さ
らに、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータ
がメモリを備え、前記識別データ生成手段が、前記ソフ
トウエアのインストールに際して、入力された前記コー
ドデータと生成した前記識別データとを、1組のデータ
として、前記少なくとも1つのクライアントコンピュー
タの前記メモリ内のユーザーのアクセスが不能なメモリ
領域内に保存し、前記ソフトウエアのインストール後、
前記ソフトウエアの使用に際して、ユーザーのアクセス
が不能な前記メモリ領域内に保存された前記コードデー
タと前記識別データとによって構成される1組のデータ
を前記少なくとも1つのサーバーコンピュータに出力す
るように構成され、前記少なくとも1つのサーバーコン
ピュータの前記ソフトウエア使用許可判定手段が、前記
識別データ生成手段から入力された前記コードデータと
一致するコードデータが前記メモリに登録されていない
ときは、前記識別データ生成手段から入力された前記コ
ードデータを、前記識別データ生成手段から入力された
前記識別データとともに、前記メモリに登録して、前記
少なくとも1つのクライアントコンピュータにソフトウ
エア使用許可信号を出力し、前記少なくとも1つのクラ
イアントコンピュータに前記クライアント−サーバーネ
ットワークへの接続を許容し、前記識別データ生成手段
から入力された前記コードデータと一致するコードデー
タが前記メモリに登録され、かつ、前記識別データ生成
手段から入力された前記識別データが、前記メモリに登
録された前記コードデータと組をなす前記識別データと
一致するときは、前記少なくとも1つのクライアントコ
ンピュータにソフトウエア使用許可信号を出力して、前
記少なくとも1つのクライアントコンピュータに前記ク
ライアント−サーバーネットワークへの接続を許容し、
前記識別データ生成手段から入力された前記コードデー
タと一致するコードデータが前記メモリに登録され、か
つ、前記識別データ生成手段から入力された前記識別デ
ータが、前記メモリに登録された前記コードデータと組
をなす前記識別データと一致しないときは、前記少なく
とも1つのクライアントコンピュータにソフトウエア使
用不許可信号を出力して、前記少なくとも1つのクライ
アントコンピュータが、前記クライアント−サーバーネ
ットワークへ接続することを拒絶するように構成されて
いる。
【0010】本発明の好ましい実施態様においては、新
たなソフトウエアのインストールに際して、入力された
コードデータと生成した識別データとが、1組のデータ
として、クライアントコンピュータのメモリ内のユーザ
ーのアクセスが不能なメモリ領域内に保存され、ソフト
ウエアのインストール後、そのソフトウエアの使用に際
しては、ユーザーのアクセスが不能な前記メモリ領域内
に保存されたコードデータと識別データとによって構成
される1組のデータが、サーバーコンピュータに出力さ
れ、サーバーコンピュータのソフトウエア使用許可判定
手段によって、サーバーコンピュータのメモリに登録さ
れたコードデータと識別データの対と比較され、クライ
アントコンピュータがソフトウエアを使用することを許
可し、あるいは、拒絶しているので、簡単な方法で、確
実に、ソフトウエアが不正に使用されることを防止する
ことが可能になる。
【0011】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コードデータが、メーカーにより発行され、提
供されている。
【0012】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コードデータおよび前記識別データが、前記メ
モリの接続履歴テーブル内に登録されるように構成され
ている。
【0013】本発明の前記目的はまた、少なくとも1つ
のサーバーコンピュータと少なくとも1つのクライアン
トコンピュータを備えたクライアント−サーバーネット
ワークにおけるソフトウエア不正防止方法において、新
たなソフトウエアを前記少なくとも1つのクライアント
コンピュータにインストールするに際して、前記少なく
とも1つのクライアントコンピュータに、唯一性を有す
るコードデータを入力し、前記少なくとも1つのクライ
アントコンピュータに、ユーザーが認識不能な識別デー
タを生成させ、前記コードデータと生成された前記識別
データとを、1組のデータとして、前記少なくとも1つ
のサーバーコンピュータに出力させ、少なくとも1つの
クライアントコンピュータから入力された唯一性を有す
るコードデータと識別データとを、1組のデータとし
て、登録可能なメモリを備えた前記少なくとも1つのサ
ーバーコンピュータに、前記少なくとも1つのクライア
ントコンピュータから入力された前記コードデータと前
記識別データを、前記メモリに登録されたデータと比較
させ、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータ
から入力された前記コードデータと一致するコードデー
タが前記メモリに登録されていないときは、前記少なく
とも1つのクライアントコンピュータから入力された前
記コードデータを、前記少なくとも1つのクライアント
コンピュータから入力された前記識別データとともに、
前記メモリに登録させて、前記少なくとも1つのクライ
アントコンピュータにソフトウエア使用許可信号を出力
させ、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータ
に、前記ソフトウエアのインストールおよび前記クライ
アント−サーバーネットワークへの接続を続行させ、前
記少なくとも1つのクライアントコンピュータから入力
された前記コードデータと一致するコードデータが前記
メモリに登録され、かつ、前記少なくとも1つのクライ
アントコンピュータから入力された前記識別データが、
前記メモリに登録された前記コードデータと組をなす前
記識別データと一致するときは、前記少なくとも1つの
クライアントコンピュータにソフトウエア使用許可信号
を出力させて、前記少なくとも1つのクライアントコン
ピュータに、前記ソフトウエアのインストールおよび前
記クライアント−サーバーネットワークへの接続を続行
させ、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータ
から入力された前記コードデータと一致するコードデー
タが前記メモリに登録され、かつ、前記少なくとも1つ
のクライアントコンピュータから入力された前記識別デ
ータが、前記メモリに登録された前記コードデータと組
をなす前記識別データと一致しないときは、前記少なく
とも1つのクライアントコンピュータにソフトウエア使
用不許可信号を出力させて、前記少なくとも1つのクラ
イアントコンピュータに、前記ソフトウエアのインスト
ールおよび前記クライアント−サーバーネットワークへ
の接続を中止させるように構成されたクライアント−サ
ーバーネットワークにおけるソフトウエア不正使用防止
方法によって達成される。
【0014】本発明によれば、新たなソフトウエアのイ
ンストールに際して、唯一性を有するコードデータがク
ライアントコンピュータに入力され、また、ユーザーが
認識不能な識別データが生成される。したがって、コー
ドデータは、唯一性を有していても、他のクライアント
コンピュータにソフトウエアをインストールするために
使用可能であるが、コードデータと、新たなソフトウエ
アのインストールに際して、クライアントコンピュータ
によって生成された識別データとからなる1組のデータ
は、唯一性を有し、他のクライアントコンピュータにソ
フトウエアをインストールするために使用することは不
可能である。また、サーバーコンピュータは、クライア
ントコンピュータからアクセスされるたびに、唯一性を
有するコードデータと、新たなソフトウエアのインスト
ール時に、クライアントコンピュータが生成した識別デ
ータとを、1組のデータとして、メモリに登録してお
り、サーバーコンピュータは、クライアントコンピュー
タから入力されたコードデータと一致するコードデータ
がメモリに登録されていないときは、クライアントコン
ピュータから入力されたコードデータを、入力された識
別データとともに、メモリに登録して、クライアントコ
ンピュータにソフトウエア使用許可信号を出力し、ソフ
トウエアのインストールおよびクライアント−サーバー
ネットワークへの接続を続行させ、クライアントコンピ
ュータから入力されたコードデータと一致するコードデ
ータがメモリに登録され、かつ、クライアントコンピュ
ータから入力された識別データが、メモリに登録された
コードデータと組をなす識別データと一致するときは、
クライアントコンピュータにソフトウエア使用許可信号
を出力して、クライアントコンピュータに、ソフトウエ
アのインストールおよびクライアント−サーバーネット
ワークへの接続を続行させ、クライアントコンピュータ
から入力されたコードデータと一致するコードデータが
メモリに登録され、かつ、クライアントコンピュータか
ら入力された識別データが、メモリに登録されたコード
データと組をなす識別データと一致しないときは、クラ
イアントコンピュータにソフトウエア使用不許可信号を
出力して、ソフトウエアのインストールおよびクライア
ント−サーバーネットワークへの接続を中止させてい
る。したがって、本発明によれば、唯一性のあるコード
データを、繰り返し使用して、複数のクライアントコン
ピュータに、ソフトウエアをインストールすることを確
実に防止することが可能になり、また、ソフトウエアの
インストール時に、クライアントコンピュータから、サ
ーバーコンピュータに、自動的に、コードデータと識別
データとが供給され、サーバーコンピュータが暗号キー
を発行することも要求されないから、簡単な方法で、確
実に、ソフトウエアが不正に使用されることを防止する
ことが可能になる。
【0015】本発明の好ましい実施態様においては、さ
らに、前記ソフトウエアのインストールに際して、入力
された前記コードデータと生成した前記識別データと
を、1組のデータとして、前記少なくとも1つのクライ
アントコンピュータの前記メモリ内のユーザーのアクセ
スが不能なメモリ領域内に保存し、前記ソフトウエアの
インストール後、前記ソフトウエアの使用に際して、ユ
ーザーのアクセスが不能な前記メモリ領域内に保存され
た前記コードデータと前記識別データとによって構成さ
れる1組のデータを前記少なくとも1つのサーバーコン
ピュータに出力し、前記1つのサーバーコンピュータ
に、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータか
ら入力された前記コードデータと前記識別データを、前
記メモリに登録されたデータと比較させ、前記少なくと
も1つのクライアントコンピュータから入力された前記
コードデータと一致するコードデータが前記メモリに登
録されていないときは、前記少なくとも1つのクライア
ントコンピュータから入力された前記コードデータを、
前記少なくとも1つのクライアントコンピュータから入
力された前記識別データとともに、前記メモリに登録さ
せて、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータ
にソフトウエア使用許可信号を出力させて、前記少なく
とも1つのクライアントコンピュータが前記クライアン
ト−サーバーネットワークに接続することを許容させ、
前記少なくとも1つのクライアントコンピュータから入
力された前記コードデータと一致するコードデータが前
記メモリに登録され、かつ、前記少なくとも1つのクラ
イアントコンピュータから入力された前記識別データ
が、前記メモリに登録された前記コードデータと組をな
す前記識別データと一致するときは、前記少なくとも1
つのクライアントコンピュータにソフトウエア使用許可
信号を出力させて、前記少なくとも1つのクライアント
コンピュータが前記クライアント−サーバーネットワー
クに接続することを許容させ、前記少なくとも1つのク
ライアントコンピュータから入力された前記コードデー
タと一致するコードデータが前記メモリに登録され、か
つ、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータか
ら入力された前記識別データが、前記メモリに登録され
た前記コードデータと組をなす前記識別データと一致し
ないときは、前記少なくとも1つのクライアントコンピ
ュータにソフトウエア使用不許可信号を出力させて、前
記少なくとも1つのクライアントコンピュータが前記ク
ライアント−サーバーネットワークに接続することを拒
絶させるように構成されている。
【0016】本発明の好ましい実施態様によれば、新た
なソフトウエアのインストールに際して、入力されたコ
ードデータと生成した識別データとが、1組のデータと
して、クライアントコンピュータのメモリ内のユーザー
のアクセスが不能なメモリ領域内に保存され、ソフトウ
エアのインストール後、そのソフトウエアの使用に際し
ては、ユーザーのアクセスが不能な前記メモリ領域内に
保存されたコードデータと識別データとによって構成さ
れる1組のデータが、サーバーコンピュータに出力さ
れ、サーバーコンピュータによって、サーバーコンピュ
ータのメモリに登録されたコードデータと識別データの
対と比較され、クライアントコンピュータがソフトウエ
アを使用することを許可し、あるいは、拒絶しているの
で、簡単な方法で、確実に、ソフトウエアが不正に使用
されることを防止することが可能になる。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コードデータが、メーカーにより発行され、提
供されている。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記コードデータおよび前記識別データが、前記メ
モリの接続履歴テーブル内に登録されるように構成され
ている。
【0019】
【発明の好ましい実施の形態】以下、添付図面に基づい
て、本発明にかかる好ましい実施態様につき、詳細に説
明を加える。
【0020】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るクライアント−サーバーネットワークのブロックダイ
アグラムである。
【0021】図1に示されるように、本実施態様にかか
るクライアント−サーバーネットワークは、サーバーコ
ンピュータ1と、ネットワーク2を介して、サーバーコ
ンピュータ1に接続された複数のクライアントコンピュ
ータ3A、3B、…3I、…3Nを備えている。
【0022】図2は、クライアントコンピュータ3Iの
ブロックダイアグラムである。
【0023】図2に示されるように、各クライアントコ
ンピュータ3Iは、CPU10と、RAM11と、ハー
ドディスク12と、CRT13と、キーボード14と、
クロック信号を生成するクロック15とを備えている。
【0024】図3は、新たなソフトウエアインストール
時におけるクライアント−サーバーネットワークの動作
を示すフローチャートである。
【0025】本実施態様においては、クライアント−サ
ーバーネットワークは、クライアントコンピュータ3I
毎に、ソフトウエアのライセンスが許諾され、新たなソ
フトウエアが購入されると、メーカーから、ユーザーの
クライアントコンピュータ3Iの1つの使用権限に対し
て、1つの唯一性を有するライセンスコードL0が発行
され、提供されるように取り決められている。
【0026】新たなソフトウエアをクライアントコンピ
ュータ3Iにインストールする際には、図3に示される
ように、ソフトウエアのインストール用ソフトウエアが
起動され、インストール用ソフトウエアにしたがって、
クライアントコンピュータ3IのCPU10は、ユーザ
ーに対して、メーカーから提供されたライセンスコード
Liの入力を要求し、その旨がCRT13の画面に表示
される。
【0027】これに対し、ユーザーが、メーカーから提
供されたライセンスコードLiを、キーボード13を介
して、入力すると、クライアントコンピュータ3IのC
PU10は、インストール用ソフトウエアにしたがっ
て、クロック15が発生するクロック信号などに基づ
き、たとえば、日付、国名およびハードディスク12に
記憶された乱数表からランダムに選択された数字などか
らなる識別データDiを生成し、ライセンスコードLi
および識別データLiを、1組のデータとして、ハード
ディスク12内のユーザーがアクセスできないメモリ領
域内に保存する。こうして、CRU10によって生成さ
れた識別データDiは、はぼ唯一性を有しており、ユー
ザー自身は認識することができないが、唯一性を有して
いることは保証されない。
【0028】こうして、ソフトウエアをインストールす
るタイミングに応じて、CRU10により、識別データ
Diが生成され、ライセンスコードLiと識別データD
iとが、1組のデータとして、ハードディスク12内の
ユーザーがアクセスできないメモリ領域内に保存される
と、クライアントコンピュータ3IのCPU10は、イ
ンストール用ソフトウエアにしたがって、ライセンスコ
ードLiと識別データDiとを、1組のデータとして、
サーバーコンピュータ1に送信する。
【0029】サーバーコンピュータ1は、クライアント
コンピュータ3Iから、ライセンスコードLiと識別デ
ータDiとを、1組のデータとして受けると、ハードデ
ィスク内に格納された接続履歴テーブルにアクセスす
る。
【0030】図4は、サーバーコンピュータ1のブロッ
クダイアグラムである。
【0031】図4に示されるように、サーバーコンピュ
ータ1は、CPU20と、RAM21と、ハードディス
ク22と、CRT23と、キーボード24とを有してお
り、ハードディスク22内には、接続履歴テーブル25
が格納されている。
【0032】図4に示されるように、接続履歴テーブル
25には、それまでに、各クライアントコンピュータ2
kから、1組のデータとして、受け取ったライセンスコ
ードLkと識別データDkとを対にして、登録されてい
る。
【0033】図4に示されるように、サーバーコンピュ
ータ1のCPU20は、クライアントコンピュータ3I
から、ライセンスコードLiと識別データDiとを、1
組のデータとして、受けると、接続履歴テーブル25内
に、ライセンスコードLiが登録されているか否か、す
なわち、過去に、サーバーコンピュータ1がライセンス
コードLiを受け取ったことがあるか否かを判定する。
【0034】その結果、接続履歴テーブル25内にライ
センスコードLiが登録されていないとき、すなわち、
過去に、サーバーコンピュータ1がライセンスコードL
iを受け取ったことがないと判定したときは、サーバー
コンピュータ1のCPU20は、クライアントコンピュ
ータ3Iから、1組のデータとして、入力されたライセ
ンスコードLiと識別データDiとを対にして、接続履
歴テーブル25内に登録するとともに、クライアントコ
ンピュータ3Iに、ソフトウエア使用許可信号を出力す
る。
【0035】これに対して、接続履歴テーブル25内に
ライセンスコードLiが登録されており、過去に、サー
バーコンピュータ1がライセンスコードLiを受け取っ
たことがあると判定したときは、サーバーコンピュータ
1のCPU20は、接続履歴テーブル25内に、ライセ
ンスコードLiの対の形で、登録されている識別データ
が、クライアントコンピュータ3Iから受け取った識別
データDiと同一か否かを判定する。
【0036】その結果、接続履歴テーブル25内に、ラ
イセンスコードLiの対の形で、クライアントコンピュ
ータ3Iから受け取った識別データDiが登録されてい
るときは、サーバーコンピュータ1のCPU20は、ク
ライアントコンピュータ3Iに、ソフトウエア使用許可
信号を出力する。
【0037】これに対して、接続履歴テーブル25内に
ライセンスコードLiが登録されており、過去に、サー
バーコンピュータ1がライセンスコードLiを受け取っ
たことがあるが、接続履歴テーブル25内に、ライセン
スコードLiの対の形で、登録されている識別データ
が、クライアントコンピュータ3Iから受け取った識別
データDiとは異なるときには、サーバーコンピュータ
1のCPU20は、クライアントコンピュータ3Iに、
ソフトウエア不使用許可信号を出力する。
【0038】クライアントコンピュータ3Iは、サーバ
ーコンピュータ1から、ソフトウエア使用許可信号を受
けた場合には、ソフトウエアのインストールおよびクラ
イアント−サーバーネットワークへの接続が続行され、
他方、ソフトウエア不使用許可信号を受けたときは、ソ
フトウエアのインストールおよびクライアント−サーバ
ーネットワークへの接続が中止される。
【0039】こうして、新たなソフトウエアのインスト
ール完了後、ユーザーが、クライアント−サーバーネッ
トワークを通じて、そのソフトウエアを使用する際に
は、その都度、クライアントコンピュータ3Iのハード
ディスク12内のユーザーがアクセスできないメモリ領
域内に、1組のデータとして、保存されたライセンスコ
ードLiおよび識別データLiが読み出され、サーバー
コンピュータ1に出力される。
【0040】サーバーコンピュータ1は、クライアント
コンピュータ3IからライセンスコードLiおよび識別
データLiを受けると、ハードディスク22内に格納さ
れている接続履歴テーブル25にアクセスし、ライセン
スコードLiが登録されているか否か、すなわち、過去
に、サーバーコンピュータ1がライセンスコードLiを
受け取ったことがあるか否かを判定する。
【0041】その結果、接続履歴テーブル25内にライ
センスコードLiが登録されていないとき、すなわち、
過去に、サーバーコンピュータ1がライセンスコードL
iを受け取ったことがないと判定したときは、サーバー
コンピュータ1のCPU20は、クライアントコンピュ
ータ3Iから、1組のデータとして、入力されたライセ
ンスコードLiと識別データDiとを対にして、接続履
歴テーブル25内に登録するとともに、クライアントコ
ンピュータ3Iに、ソフトウエア使用許可信号を出力す
る。
【0042】これに対して、接続履歴テーブル25内に
ライセンスコードLiが登録されており、過去に、サー
バーコンピュータ1がライセンスコードLiを受け取っ
たことがあると判定したときは、サーバーコンピュータ
1のCPU20は、接続履歴テーブル25内に、ライセ
ンスコードLiの対の形で、登録されている識別データ
が、クライアントコンピュータ3Iから受け取った識別
データDiと同一か否かを判定する。
【0043】その結果、接続履歴テーブル25内に、ラ
イセンスコードLiの対の形で、クライアントコンピュ
ータ3Iから受け取った識別データDiが登録されてい
るときは、サーバーコンピュータ1のCPU20は、ク
ライアントコンピュータ3Iに、ソフトウエア使用許可
信号を出力し、そのソフトウエア使用のための接続を許
可する。
【0044】これに対して、接続履歴テーブル25内に
ライセンスコードLiが登録されており、過去に、サー
バーコンピュータ1がライセンスコードLiを受け取っ
たことがあるが、接続履歴テーブル25内に、ライセン
スコードLiの対の形で、登録されている識別データ
が、クライアントコンピュータ3Iから受け取った識別
データDiとは異なるときには、サーバーコンピュータ
1のCPU20は、クライアントコンピュータ3Iに、
ソフトウエア不使用許可信号を出力し、そのソフトウエ
ア使用のための接続を拒絶する。
【0045】本実施態様によれば、メーカーから提供さ
れる唯一性のあるライセンスコードLiだけではなく、
ソフトウエアをインストールする際に、インストール用
ソフトウエアにしたがって、クライアントコンピュータ
3IのCPU10により生成されたほぼ唯一性を有する
識別データDiとライセンスコードLiとを、1組のデ
ータとして用い、この1組のデータに基づいて、サーバ
ーコンピュータ1が、クライアントコンピュータ3I
に、そのソフトウエアの使用権限があるか否かを判定し
て、ソフトウエア使用許可信号を出力するように構成さ
れている。したがって、メーカーから提供された唯一性
のあるライセンスコードを、繰り返し使用して、複数の
クライアントコンピュータに、ソフトウエアをインスト
ールすることを確実に防止することが可能になる。
【0046】また、本実施態様によれば、ユーザーか
ら、クライアントコンピュータ3Iの唯一性のある識別
データが提供されなくても、ソフトウエアのインストー
ル時に、クライアントコンピュータ3Iから、サーバー
コンピュータ1に、自動的に、ライセンスコードLiと
識別データDiとが供給され、サーバーコンピュータ1
が暗号キーを発行することも要求されないから、簡単な
方法で、確実に、ソフトウエアが不正に使用されること
を防止することが可能になる。
【0047】さらに、本実施態様によれば、ソフトウエ
アのインストール後においても、そのソフトウエアを使
用する際に、そのソフトウエアのインストール時に、ク
ライアントコンピュータ3Iによって生成され、クライ
アントコンピュータ3Iのハードディスク12内のユー
ザーがアクセスできないメモリ領域内に保存された識別
データLiと、唯一性のあるライセンスコードLiとに
よって構成される1組のデータが読み出されて、サーバ
ーコンピュータ1に出力され、これらの1組のデータに
つき、サーバーコンピュータ1の認証が得られなけれ
ば、ソフトウエアを使用することができないから、簡単
な方法で、確実に、ソフトウエアが不正に使用されるこ
とを防止することが可能になる。
【0048】図5は、本発明の別の実施態様にかかるク
ライアント−サーバーネットワークのブロックダイアグ
ラムである。
【0049】図5に示されるように、本実施態様にかか
るクライアント−サーバーネットワークは、複数のサー
バーコンピュータ1A、1B、…1Jを有している点を
除いて、前記実施態様と全く同様の構成を有している。
【0050】本実施態様においては、メーカーから提供
されたライセンスコードLiが入力され、インストール
用ソフトウエアにしたがって、クライアントコンピュー
タ3IのCRU10によって、識別データDiが生成さ
れ、ライセンスコードLiと識別データDiとが、1組
のデータとして、ハードディスク12内のユーザーがア
クセスできないメモリ領域内に保存されると、クライア
ントコンピュータ3IのCPU10は、インストール用
ソフトウエアにしたがって、ライセンスコードLiと識
別データDiとを、1組のデータとして、サーバーコン
ピュータ1A、1B、…1Jに送信するように構成され
ている。
【0051】サーバーコンピュータ1A、1B、…1J
は各々、接続履歴テーブル25A、25B、…25Jが
格納されたハードディスク22A、22B、…22Jを
備えており、前記実施態様と同様に、サーバーコンピュ
ータ1A、1B、…1JのCPU20A、20B、…2
0Jは、クライアントコンピュータ3Iから入力された
ライセンスコードLiが、ハードディスク22A、22
B、…22J内に格納された接続履歴テーブル25A、
25B、…25Jに登録されていないときは、それぞ
れ、クライアントコンピュータ3Iから入力されたライ
センスコードLiおよびライセンスコードLiと1組を
なして、入力された識別データDiを接続履歴テーブル
25A、25B、…25Jに登録するとともに、クライ
アントコンピュータ3Iにソフトウエア使用許可信号を
出力して、クライアントコンピュータ3Iにソフトウエ
アのインストールおよびネットワーク2への接続を続行
させる。
【0052】これに対して、クライアントコンピュータ
3Iから入力されたライセンスコードLiが、ハードデ
ィスク22A、22B、…22J内に格納された接続履
歴テーブル25A、25B、…25Jに登録されてお
り、ライセンスコードLiの対の形で、登録されている
識別データが、クライアントコンピュータ3Iから受け
取った識別データDiと同一であるときには、サーバー
コンピュータ1A、1B、…1JのCPU20A、20
B、…20Jは、クライアントコンピュータ3Iにソフ
トウエア使用許可信号を出力して、クライアントコンピ
ュータ3Iにソフトウエアのインストールおよびネット
ワーク2への接続を続行させる。
【0053】他方、ハードディスク22A、22B、…
22J内に格納された接続履歴テーブル25A、25
B、…25J内にライセンスコードLiが登録されてお
り、過去に、サーバーコンピュータ1A、1B、…1J
がライセンスコードLiを受け取ったことがあるが、接
続履歴テーブル25A、25B、…25J内に、ライセ
ンスコードLiの対の形で、登録されている識別データ
が、クライアントコンピュータ3Iから受け取った識別
データDiとは異なるときには、サーバーコンピュータ
1A、1B、…1JのCPU20A,20B、…20J
は、クライアントコンピュータ3Iに、ソフトウエア不
使用許可信号を出力して、クライアントコンピュータ3
Iにソフトウエアのインストールおよびネットワーク2
への接続を中止させる。
【0054】ソフトウエアのインストール後において
は、ソフトウエアの使用に際して、そのソフトウエアの
インストール時に、クライアントコンピュータ3Iによ
って生成され、クライアントコンピュータ3Iのハード
ディスク12内のユーザーがアクセスできないメモリ領
域内に保存された識別データLiと、唯一性のあるライ
センスコードLiとによって構成される1組のデータが
読み出されて、サーバーコンピュータ1A、1B、1C
に出力される。
【0055】サーバーコンピュータ1A、1B、1C
は、それぞれ、クライアントコンピュータ3Iから、ラ
イセンスコードLiおよび識別データLiを受けると、
ハードディスク22A、22B、22C内に格納されて
いる接続履歴テーブル25A、25B、25Cにアクセ
スし、ライセンスコードLiが登録されているか否か、
すなわち、過去に、サーバーコンピュータ1A、1B、
1CがライセンスコードLiを受け取ったことがあるか
否かを判定する。
【0056】その結果、ハードディスク22A、22
B、22C内に格納されている接続履歴テーブル25
A、25B、25C内にライセンスコードLiが登録さ
れていないとき、すなわち、過去に、サーバーコンピュ
ータ1A、1B、1CがライセンスコードLiを受け取
ったことがないと判定したときは、サーバーコンピュー
タ1A、1B、1CのCPU20A、20B、20C
は、クライアントコンピュータ3Iから、1組のデータ
として、入力されたライセンスコードLiと識別データ
Diとを対にして、接続履歴テーブル25A、25B、
25C内に登録するとともに、クライアントコンピュー
タ3Iに、ソフトウエア使用許可信号を出力する。
【0057】これに対して、接続履歴テーブル25A、
25B、25C内にライセンスコードLiが登録されて
おり、過去に、サーバーコンピュータ1A、1B、1C
がライセンスコードLiを受け取ったことがあると判定
したときは、サーバーコンピュータ1A、1B、1Cの
CPU20A、20B、20Cは、接続履歴テーブル2
5A、25B、25C内に、ライセンスコードLiの対
の形で、登録されている識別データが、クライアントコ
ンピュータ3Iから受け取った識別データDiと同一か
否かを判定する。
【0058】その結果、接続履歴テーブル25A、25
B、25C内に、ライセンスコードLiの対の形で、識
別データDiが登録されているときは、サーバーコンピ
ュータ1のCPU20A、20B、20Cは、クライア
ントコンピュータ3Iに、ソフトウエア使用許可信号を
出力し、そのソフトウエア使用のための接続を許可す
る。
【0059】これに対して、接続履歴テーブル25A、
25B、25C内にライセンスコードLiが登録されて
おり、過去に、サーバーコンピュータ1A、1B、1C
がライセンスコードLiを受け取ったことがあるが、接
続履歴テーブル25A、25B、25C内に、ライセン
スコードLiの対の形で、登録されている識別データ
が、クライアントコンピュータ3Iから受け取った識別
データDiとは異なるときには、サーバーコンピュータ
1A、1B、1CのCPU20A、20B、20Cは、
クライアントコンピュータ3Iに、ソフトウエア不使用
許可信号を出力して、そのソフトウエア使用のための接
続を拒絶する。
【0060】本実施態様によれば、クライアント−サー
バーネットワークが、複数のサーバーコンピュータ1
A、1B、…1Jを備えている場合にも、サーバーコン
ピュータ1A、1B、…1Jの各々が、クライアントコ
ンピュータ3Iに使用許可を発行する必要がないから、
簡単な方法で、確実に、ソフトウエアが不正に使用され
ることを防止することが可能になる。
【0061】本発明は、以上の実施態様および実施例に
限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明
の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の
範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0062】たとえば、前記実施態様においては、いず
れのクライアント−サーバーネットワークも、N個のク
ライアントコンピュータ3A、3B、…3I、…3Nを
備えているが、任意の数のクライアントコンピュータを
ネットワーク2に接続することができ、クライアント−
サーバーネットワークは、少なくとも1つのクライアン
トコンピュータを備えていればよい。
【0063】さらに、前記実施態様においては、メーカ
ーから、ライセンスコードLiが提供されるように構成
されているが、唯一性のあるデータであれば、ライセン
スコードLiに限らず、暗号データ、その他のデータで
あってもよい。
【0064】また、前記実施態様においては、ライセン
スコードLiの入力に応じて、クライアントコンピュー
タ3Iが、日付、国名およびハードディスク12に記憶
された乱数表からランダムに選択された数字などからな
る識別データDiを生成しているが、識別データDi
は、ライセンスコードLiの入力に応じて、生成され、
ユーザーが知ることができないデータであれば足り、日
付、国名およびハードディスク12に記憶された乱数表
からランダムに選択された数字などからなるデータであ
ることは必要がない。
【0065】さらに、前記実施態様においては、接続履
歴テーブル25、25A、25B、…25J内にライセ
ンスコードLiが登録されており、過去に、サーバーコ
ンピュータ1、1A、1B、…1Jがライセンスコード
Liを受け取ったことがあるが、接続履歴テーブル2
5、25A、25B、…25J内に、ライセンスコード
Liの対の形で、登録されている識別データが、クライ
アントコンピュータ3Iから受け取った識別データDi
とは異なるときには、サーバーコンピュータ1、1A、
1B、…1JのCPU20、20A、20B、…20J
は、クライアントコンピュータ3Iに、ソフトウエア不
使用許可信号を出力し、ソフトウエアのインストールお
よびクライアント−サーバーネットワークへの接続を中
止するように構成されているが、ライセンスコードLi
と識別データDiの対を、接続履歴テーブル25、25
A、25B、…25J内に登録後に、クライアントコン
ピュータ3Iがクラッシュした場合になどには、接続履
歴テーブル25、25A、25B、…25J内にライセ
ンスコードLiが登録されており、過去に、サーバーコ
ンピュータ1、1A、1B、…1Jがライセンスコード
Liを受け取ったことがあるが、接続履歴テーブル2
5、25A、25B、…25J内に、ライセンスコード
Liの対の形で、登録されている識別データが、クライ
アントコンピュータ3Iから受け取った識別データDi
とは異なるときに、サーバーコンピュータ1、1A、1
B、…1Jが、クライアントコンピュータ3IのCRT
13の画面に、入力された識別データDiが登録されて
いる識別データとは異なり、上書きをすれば、サーバー
コンピュータ1、1A、1B、…1J中のデータが書き
換えられる旨の警告を表示させ、ユーザーが上書きを選
択したときは、接続履歴テーブル25、25A、25
B、…25J中の識別データを上書きし、ソフトウエア
のインストールおよびクライアント−サーバーネットワ
ークへの接続を続行させることもできる。このように構
成するときは、入力された識別データDiが登録されて
いる識別データとは異なっても、つねに、識別データが
書き換えられることになるが、CRT13の画面に警告
を表示することによって、ユーザーに上書きを抑止させ
ることが期待され、ソフトウエアの不正使用を、相当程
度、防止することが可能になる。
【0066】また、前記実施態様においては、接続履歴
テーブル25、25A、25B、…25Jは、サーバー
コンピュータ1、1A、1B、…1Jのハードディスク
22、22A、22B、…22J内に格納されている
が、光ディスクなどに格納するようにしてもよい。
【0067】さらに、本発明において、手段とは、必ず
しも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウエアにより実現される場合も包含する。ま
た、一つの手段の機能が二以上の物理的手段により実現
されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手段によ
り実現されてもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、クライアントコンピュ
ータ毎に、ソフトウエアの使用ライセンスが許諾される
場合に、簡易な方法によって、確実に、ソフトウエアが
不正に使用されることを防止することのできるクライア
ント−サーバーネットワークおよびクライアント−サー
バーシステムにおいて、簡易な方法によって、確実に、
ソフトウエアが不正に使用されることを防止することの
できるソフトウエア不正使用防止方法を提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかるク
ライアント−サーバーネットワークのブロックダイアグ
ラムである。
【図2】図2は、クライアントコンピュータのブロック
ダイアグラムである。
【図3】図3は、新たなソフトウエアインストール時に
おけるクライアント−サーバーネットワークの動作を示
すフローチャートである。
【図4】図4は、サーバーコンピュータのブロックダイ
アグラムである。
【図5】図5は、本発明の別の実施態様にかかるクライ
アント−サーバーネットワークのブロックダイアグラム
である。
【符号の説明】
1 サーバーコンピュータ 1A、1B、…1J サーバーコンピュータ 2 ネットワーク 3A、3B…3I…3N クライアントコンピュータ 10 CPU 11 RAM 12 ハードディスク 13 CRT 14 キーボード 15 クロック 20 CPU 20A、20B、…20J CPU 21 RAM 21A、21B、…21J RAM 22 ハードディスク 22A、22B、…22J ハードディスク 23 CRT 23A、22B、…22J CRT 24 キーボード 24A、24B、…24J キーボード 25 接続履歴テーブル 25A、25B、…25J 接続履歴テーブル
フロントページの続き (72)発明者 原野 環 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 鈴木 俊彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 松本 明弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B076 FB02 FB12 FB14 FC09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのサーバーコンピュータ
    と少なくとも1つのクライアントコンピュータを備えた
    クライアント−サーバーネットワークにおいて、前記少
    なくとも1つのクライアントコンピュータが、新たなソ
    フトウエアを前記少なくとも1つのクライアントコンピ
    ュータにインストールするに際して、ユーザーが認識不
    能な識別データを生成し、前記ソフトウエアの入力に際
    して入力された唯一性を有するコードデータと、生成さ
    れた前記識別データとを、1組のデータとして、前記少
    なくとも1つのサーバーコンピュータに出力する識別デ
    ータ生成手段を備え、前記少なくとも1つのサーバーコ
    ンピュータが、少なくとも1つのクライアントコンピュ
    ータから入力された唯一性を有するコードデータと識別
    データとを、1組のデータとして、登録可能なメモリ
    と、前記識別データ生成手段から入力された前記コード
    データと一致するコードデータが前記メモリに登録され
    ていないときは、前記識別データ生成手段から入力され
    た前記コードデータを、前記識別データ生成手段から入
    力された前記識別データとともに、前記メモリに登録し
    て、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータに
    ソフトウエア使用許可信号を出力し、前記少なくとも1
    つのクライアントコンピュータに、前記ソフトウエアの
    インストールおよび前記クライアント−サーバーネット
    ワークへの接続を続行させ、前記識別データ生成手段か
    ら入力された前記コードデータと一致するコードデータ
    が前記メモリに登録され、かつ、前記識別データ生成手
    段から入力された前記識別データが、前記メモリに登録
    された前記コードデータと組をなす前記識別データと一
    致するときは、前記少なくとも1つのクライアントコン
    ピュータにソフトウエア使用許可信号を出力し、前記少
    なくとも1つのクライアントコンピュータに、前記ソフ
    トウエアのインストールおよび前記クライアント−サー
    バーネットワークへの接続を続行させ、前記識別データ
    生成手段から入力された前記コードデータと一致するコ
    ードデータが前記メモリに登録され、かつ、前記識別デ
    ータ生成手段から入力された前記識別データが、前記メ
    モリに登録された前記コードデータと組をなす前記識別
    データと一致しないときは、前記少なくとも1つのクラ
    イアントコンピュータにソフトウエア使用不許可信号を
    出力して、前記少なくとも1つのクライアントコンピュ
    ータに、前記ソフトウエアのインストールおよび前記ク
    ライアント−サーバーネットワークへの接続を中止させ
    るソフトウエア使用許可判定手段を備えたことを特徴と
    するクライアント−サーバーネットワーク。
  2. 【請求項2】 さらに、前記少なくとも1つのクライア
    ントコンピュータがメモリを備え、前記識別データ生成
    手段が、前記ソフトウエアのインストールに際して、入
    力された前記コードデータと生成した前記識別データと
    を、1組のデータとして、前記少なくとも1つのクライ
    アントコンピュータの前記メモリ内のユーザーのアクセ
    スが不能なメモリ領域内に保存し、前記ソフトウエアの
    インストール後、前記ソフトウエアの使用に際して、ユ
    ーザーのアクセスが不能な前記メモリ領域内に保存され
    た前記コードデータと前記識別データとによって構成さ
    れる1組のデータを前記少なくとも1つのサーバーコン
    ピュータに出力するように構成され、前記少なくとも1
    つのサーバーコンピュータの前記ソフトウエア使用許可
    判定手段が、前記識別データ生成手段から入力された前
    記コードデータと一致するコードデータが前記メモリに
    登録されていないときは、前記識別データ生成手段から
    入力された前記コードデータを、前記識別データ生成手
    段から入力された前記識別データとともに、前記メモリ
    に登録して、前記少なくとも1つのクライアントコンピ
    ュータにソフトウエア使用許可信号を出力し、前記少な
    くとも1つのクライアントコンピュータに前記クライア
    ント−サーバーネットワークへの接続を許容し、前記識
    別データ生成手段から入力された前記コードデータと一
    致するコードデータが前記メモリに登録され、かつ、前
    記識別データ生成手段から入力された前記識別データ
    が、前記メモリに登録された前記コードデータと組をな
    す前記識別データと一致するときは、前記少なくとも1
    つのクライアントコンピュータにソフトウエア使用許可
    信号を出力して、前記少なくとも1つのクライアントコ
    ンピュータに前記クライアント−サーバーネットワーク
    への接続を許容し、前記識別データ生成手段から入力さ
    れた前記コードデータと一致するコードデータが前記メ
    モリに登録され、かつ、前記識別データ生成手段から入
    力された前記識別データが、前記メモリに登録された前
    記コードデータと組をなす前記識別データと一致しない
    ときは、前記少なくとも1つのクライアントコンピュー
    タにソフトウエア使用不許可信号を出力して、前記少な
    くとも1つのクライアントコンピュータが、前記クライ
    アント−サーバーネットワークへ接続することを拒絶す
    るように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    クライアント−サーバーネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記コードデータが、メーカーにより発
    行され、提供されたものであることを特徴とする請求項
    1または2に記載のクライアント−サーバーネットワー
    ク。
  4. 【請求項4】 前記コードデータおよび前記識別データ
    が、前記メモリの接続履歴テーブル内に登録されること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    クライアント−サーバーネットワーク。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つのサーバーコンピュータ
    と少なくとも1つのクライアントコンピュータを備えた
    クライアント−サーバーネットワークにおけるソフトウ
    エア不正防止方法において、新たなソフトウエアを前記
    少なくとも1つのクライアントコンピュータにインスト
    ールするに際して、前記少なくとも1つのクライアント
    コンピュータに、唯一性を有するコードデータを入力
    し、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータ
    に、ユーザーが認識不能な識別データを生成させ、前記
    コードデータと生成された前記識別データとを、1組の
    データとして、前記少なくとも1つのサーバーコンピュ
    ータに出力させ、少なくとも1つのクライアントコンピ
    ュータから入力された唯一性を有するコードデータと識
    別データとを、1組のデータとして、登録可能なメモリ
    を備えた前記少なくとも1つのサーバーコンピュータ
    に、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータか
    ら入力された前記コードデータと前記識別データを、前
    記メモリに登録されたデータと比較させ、前記少なくと
    も1つのクライアントコンピュータから入力された前記
    コードデータと一致するコードデータが前記メモリに登
    録されていないときは、前記少なくとも1つのクライア
    ントコンピュータから入力された前記コードデータを、
    前記少なくとも1つのクライアントコンピュータから入
    力された前記識別データとともに、前記メモリに登録さ
    せて、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータ
    にソフトウエア使用許可信号を出力させ、前記少なくと
    も1つのクライアントコンピュータに、前記ソフトウエ
    アのインストールおよび前記クライアント−サーバーネ
    ットワークへの接続を続行させ、前記少なくとも1つの
    クライアントコンピュータから入力された前記コードデ
    ータと一致するコードデータが前記メモリに登録され、
    かつ、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータ
    から入力された前記識別データが、前記メモリに登録さ
    れた前記コードデータと組をなす前記識別データと一致
    するときは、前記少なくとも1つのクライアントコンピ
    ュータにソフトウエア使用許可信号を出力させて、前記
    少なくとも1つのクライアントコンピュータに、前記ソ
    フトウエアのインストールおよび前記クライアント−サ
    ーバーネットワークへの接続を続行させ、前記少なくと
    も1つのクライアントコンピュータから入力された前記
    コードデータと一致するコードデータが前記メモリに登
    録され、かつ、前記少なくとも1つのクライアントコン
    ピュータから入力された前記識別データが、前記メモリ
    に登録された前記コードデータと組をなす前記識別デー
    タと一致しないときは、前記少なくとも1つのクライア
    ントコンピュータにソフトウエア使用不許可信号を出力
    させて、前記少なくとも1つのクライアントコンピュー
    タに、前記ソフトウエアのインストールおよび前記クラ
    イアント−サーバーネットワークへの接続を中止させる
    ことを特徴とするクライアント−サーバーネットワーク
    におけるソフトウエア不正使用防止方法。
  6. 【請求項6】 さらに、前記ソフトウエアのインストー
    ルに際して、入力された前記コードデータと生成した前
    記識別データとを、1組のデータとして、前記少なくと
    も1つのクライアントコンピュータの前記メモリ内のユ
    ーザーのアクセスが不能なメモリ領域内に保存し、前記
    ソフトウエアのインストール後、前記ソフトウエアの使
    用に際して、ユーザーのアクセスが不能な前記メモリ領
    域内に保存された前記コードデータと前記識別データと
    によって構成される1組のデータを前記少なくとも1つ
    のサーバーコンピュータに出力し、前記1つのサーバー
    コンピュータに、前記少なくとも1つのクライアントコ
    ンピュータから入力された前記コードデータと前記識別
    データを、前記メモリに登録されたデータと比較させ、
    前記少なくとも1つのクライアントコンピュータから入
    力された前記コードデータと一致するコードデータが前
    記メモリに登録されていないときは、前記少なくとも1
    つのクライアントコンピュータから入力された前記コー
    ドデータを、前記少なくとも1つのクライアントコンピ
    ュータから入力された前記識別データとともに、前記メ
    モリに登録させて、前記少なくとも1つのクライアント
    コンピュータにソフトウエア使用許可信号を出力させ
    て、前記少なくとも1つのクライアントコンピュータが
    前記クライアント−サーバーネットワークに接続するこ
    とを許容させ、前記少なくとも1つのクライアントコン
    ピュータから入力された前記コードデータと一致するコ
    ードデータが前記メモリに登録され、かつ、前記少なく
    とも1つのクライアントコンピュータから入力された前
    記識別データが、前記メモリに登録された前記コードデ
    ータと組をなす前記識別データと一致するときは、前記
    少なくとも1つのクライアントコンピュータにソフトウ
    エア使用許可信号を出力させて、前記少なくとも1つの
    クライアントコンピュータが前記クライアント−サーバ
    ーネットワークに接続することを許容させ、前記少なく
    とも1つのクライアントコンピュータから入力された前
    記コードデータと一致するコードデータが前記メモリに
    登録され、かつ、前記少なくとも1つのクライアントコ
    ンピュータから入力された前記識別データが、前記メモ
    リに登録された前記コードデータと組をなす前記識別デ
    ータと一致しないときは、前記少なくとも1つのクライ
    アントコンピュータにソフトウエア使用不許可信号を出
    力させて、前記少なくとも1つのクライアントコンピュ
    ータが前記クライアント−サーバーネットワークに接続
    することを拒絶させるように構成されたことを特徴とす
    る請求項5に記載のクライアント−サーバーネットワー
    クにおけるソフトウエア不正使用防止方法。
  7. 【請求項7】 前記コードデータが、メーカーにより発
    行され、提供されたものであることを特徴とする請求項
    5または6に記載のクライアント−サーバーネットワー
    クにおけるソフトウエア不正使用防止方法。
  8. 【請求項8】 前記コードデータおよび前記識別データ
    が、前記メモリの接続履歴テーブル内に登録されること
    を特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の
    クライアント−サーバーネットワークにおけるソフトウ
    エア不正使用防止方法。
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