JP2008298544A - 物体検出装置、及び車両用制御装置 - Google Patents

物体検出装置、及び車両用制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008298544A
JP2008298544A JP2007144086A JP2007144086A JP2008298544A JP 2008298544 A JP2008298544 A JP 2008298544A JP 2007144086 A JP2007144086 A JP 2007144086A JP 2007144086 A JP2007144086 A JP 2007144086A JP 2008298544 A JP2008298544 A JP 2008298544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflection
group
object detection
electromagnetic wave
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007144086A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Koike
伸 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007144086A priority Critical patent/JP2008298544A/ja
Publication of JP2008298544A publication Critical patent/JP2008298544A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】必要な量の情報を出力しつつ通信負荷を軽減することが可能な物体検出装置を提供すること。
【解決手段】移動体に搭載される物体検出装置(10A、10B)であって、電磁波を放射すると共に放射した電磁波の反射波を受信する電磁波放射受信手段(12)と、電磁波放射受信手段が検出した反射波のデータに基づいて反射点を特定する反射点特定手段(18)と、反射点特定手段により特定された反射点のうち、絶対速度ベクトルが略同一線上にある反射点が同一グループとなるように、反射点特定手段により特定された反射点をグループ化してグループを生成するグループ生成手段(22)と、グループ生成手段により生成されたグループについて代表点を設定する代表点設定手段(24)と、を備え、代表点設定手段により設定された代表点に関する情報を出力する物体検出装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動体に搭載される物体検出装置であって、衝突予測安全制御や車間距離制御等を行うための情報として用いられる物体の相対位置等に関する情報を出力する物体検出装置、及び、当該物体検出装置の出力する情報に基づいて車両制御を行う車両用制御装置に関する。
従来、移動体(例えば、車両)に搭載され、移動体周辺の物体(例えば、他車両など)を検出するレーダー装置が周知である。このような車載レーダー装置は、検知データから自車両と検知対象物体の間の相対距離、相対速度、及び方位を算出可能であり、先行車との車間距離を一定に保つアダプティブクルーズコントロールシステムや、衝突時の衝撃を最小限に抑えるプリクラッシュセーフティーシステムなどにおいて利用されている。
これに関連し、複数の方向にビームを放射した結果として受信される物体からの反射波の発生源(「反射箇所」)を検出し、各反射箇所を同一の物体に属すると推定される単一又は複数の反射箇所のグループにグループ化し、グループ化された反射箇所の配列に基づいて出力内容を決定するレーダー装置についての発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このレーダー装置では、各反射箇所を単一又は複数の反射箇所のグループにグループ化する際に、移動体との相対位置が微少時間の前後において不変である反射箇所を一つのグループに属するようにしたり、移動体との相対速度がほぼ等しい反射箇所を一つのグループに属するようにするものとしている。
特開2000−206241号公報
しかしながら、上記従来のレーダー装置では、検出範囲内において同一方向に移動する物体が多数存在する場合や、サイズの大きい移動物体が存在する場合、各物体についてグループが生成されたり、サイズの大きい移動物体の複数の箇所についてグループが生成されたりすることが想定される。このため、必要以上の数のグループが生成される可能性が生じ得る。
ところで、前述の如く、近年におけるこの種のレーダー装置の典型的な利用態様は、レーダー装置と有線又は無線通信による情報の送受信が可能に接続されたECU(Electronic Control Unit)等にその出力が送信され、ECU内で衝突可能性等の判定が行われると共に、衝突可能性を減ずるための車両制御信号等が生成されるというものである。そうすると、レーダー装置において必要以上のグループが生成され、通信回線等に出力されることとなれば、通信回線における通信負荷の増大や、ECU内における演算処理負担の増大を招くこととなる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、必要な量の情報を出力しつつ通信負荷を軽減することが可能な物体検出装置、及びこれを利用した車両用制御装置を提供することを、主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、移動体に搭載される物体検出装置であって、電磁波を放射すると共に放射した電磁波の反射波を受信する電磁波放射受信手段と、電磁波放射受信手段が検出した反射波のデータに基づいて反射点を特定する反射点特定手段と、反射点特定手段により特定された反射点のうち、略同一線上を移動する反射点が同一グループとなるように、反射点特定手段により特定された反射点をグループ化してグループを生成するグループ生成手段と、グループ生成手段により生成されたグループについて代表点を設定する代表点設定手段と、を備え、代表点設定手段により設定された代表点に関する情報を出力する物体検出装置である。
この本発明の第1の態様によれば、略同一線上を移動する反射点が同一グループとなるように、反射点特定手段により特定された反射点をグループ化してグループを生成するため、衝突可能性を判断する上で必要な情報に限定した出力を行なうことができる。従って、必要な量の情報を出力しつつ通信負荷を軽減することができる。
本発明の第1の態様において、代表点設定手段は、各グループに含まれる反射点のうち電磁波放射受信手段からの距離が最も近い反射点を代表点として設定する手段であることが好ましい。ここで、「電磁波放射受信手段からの距離」を移動体からの距離と置換してもよい。
また、本発明の第1の態様において、代表点設定手段により設定された代表点のうち、移動体との相対速度ベクトルが、電磁波放射受信手段に接近する方向である代表点に関する情報を出力するものとしてもよい。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様の物体検出装置と、これと通信可能に接続され、物体検出装置の出力する情報に基づいて車両制御に関する制御信号を出力する車両制御信号出力手段と、を有する車両用制御装置である。
本発明によれば、必要な量の情報を出力しつつ通信負荷を軽減することが可能な物体検出装置、及びこれを利用した車両用制御装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
以下、本発明の一実施例に係る物体検出装置、及びこれを利用した車両用制御装置について説明する。
[構成]
図1は、車両用制御装置1の全体構成の一例を示す図である。車両用制御装置1は、車両前方を検知領域とするレーダー装置10Aと、車両後方を検知領域とするレーダー装置10Bと、衝突予測安全制御用ECU30と、を備える。また、本制御装置の制御対象として、アクティブヘッドレストシステム40A、40Bと、ボデーECU50と、ハザードランプ60A、60Bと、を図示する。図中の矢印は、通信回線等を介して行われる主要な情報通信の流れを示す(無線通信が行われてもよい)。通信回線を介する場合、当該通信は、CAN(Controller Area Network)やBEAN、AVC−LAN、FlexRay等の適切な通信プロトコルを用いて行なわれる。
なお、車両用制御装置1が、車両前方を検知領域とするレーダー装置10A及び車両後方を検知領域とするレーダー装置10Bを備えることは、あくまで一例であり、いずれか一方のみ備えるものとしてもよいし、これらに加えて(又は、代えて)斜め前方や斜め後方を検知領域とするレーダー装置を備えてもよい。すなわち、レーダー装置がいずれの方向を検知領域とするかは、本発明の適用上、本質的な問題ではない。
また、各レーダー装置の出力値は、衝突予測安全制御用ECU30以外にも、例えば車間距離制御を行うECU等によって用いられることが十分に考えられる。従って、今日の車載装置の現状として、レーダー装置をはじめとする車載センサー類からECU等に情報送信する際に、如何に情報量をコンパクトにするかは極めて重要な問題である。
図2は、レーダー装置10A、10Bの構成の一例を示す図である。各レーダー装置は、例えば、ミリ波レーダー装置であり、主要な構成として、アンテナ部12、送信制御部14、電力分配増幅装置16、反射波受信部18、及び出力制御部20を備える。
アンテナ部12は、例えば、複数のアンテナ素子が集合したアレイアンテナである。送信制御部14は、送信パルス信号を所定周期で電力分配増幅装置16に出力する。電力分配増幅装置16は、サーキュレーター、電力分配器、移相器、電力増幅器等を内蔵し、入力された送信パルス信号を増幅してアンテナ部12に出力する。アンテナ部12の各アンテナ素子は、入力された送信パルス信号に基づき、前述した検知領域に向けてミリ波を放射する。
一方、物体の反射点により反射されたミリ波(以下、反射波と称する)は、アンテナ部12により受信される。アンテナ部12により受信された反射波は、電力分配増幅装置16を介して反射波受信部18に入力される。反射波受信部18では、アレイアンテナの各素子の受信信号を参照し、送信制御部14の信号送信タイミングとの同期に基づき、反射点の距離、方位、相対速度を特定する(本処理が、特許請求の範囲における「反射点を特定する」に相当する)。具体的には、例えば、ミリ波の放射から反射されて帰ってくるまでの時間に基づき反射点と自車両との(厳密には、当該レーダー装置との)距離を、各素子の受信信号の位相差に基づき反射点の方位(到来方向)を、反射波の周波数変化に基づき自車両との相対速度を、それぞれ特定する。
また、反射波受信部18により特定される反射点は、単独であるとは限らず、複数の反射点が同時に特定されてよい。また、微少な反射波の到来方向の全てにおいて反射点が存在するとみなすと、無数の反射点が特定されることとなるため、所定の閾値を超える強度を有する反射波を基準として反射点を特定する等の処理を行うのが適切である。更に、自車両との距離が所定距離以内である反射点に限定して、反射点を特定してもよい。
ここで、反射波受信部18により特定された反射点をそのまま衝突予測安全制御用ECU30に出力すると、反射点の数が過剰となり、通信回線における通信負荷の増大や、ECU内における演算処理負担の増大を招く可能性がある。そこで、本実施例に係るレーダー装置10A、10Bは、出力制御部20において反射点をグループ化し、各グループについて代表点を設定してこれを衝突予測安全制御用ECU30に出力するものとした。
[グループ化]
出力制御部20は、例えば、CPUやROM、RAM等がバスを介して接続されたコンピューターユニットであり、ROMに記憶されたプログラムをRAMに展開(ロード)することにより機能する主要な機能ブロックとして、グループ生成部22と、代表点設定部24と、を備える。なお、送信制御部14、及び反射波受信部18についても、上記コンピューターユニットが実現する機能の一部であってよい。すなわち、送信制御部14、反射波受信部18、及び出力制御部20は、一体のコンピューターユニットとして構成されてもよい。
グループ生成部22は、反射波受信部18により特定される反射点を、略同一線上を移動する反射点が同一グループとなるようにグループ化し、反射点を含むグループを生成する。すなわち、幾つかの時点での反射点の絶対座標上の移動方向を求めて、それが略同一線上を移動している場合に同一グループとみなす。反射点の絶対座標上における移動方向は、例えば、T[sec]前に測定した反射点の位置から、直近に測定された反射点の位置までの移動量を、その間に自車両が移動した移動量で補正することによって求められる。T[sec]前に測定した反射点の位置から、直近に測定された反射点の位置までの移動量をPT、T[sec]前から現在までの自車両の移動量をVTとすると(PT、VTは共にベクトル量である)、PT−VTが、自車両の移動量に基づく補正を行なった後の反射点の絶対座標上の移動方向に相当する。この反射点の移動方向の特定のために、反射点の距離及び方位を、上記RAM等に過去数回分程度記憶しておくのが好ましい(ここでは、1回のミリ波の放射により受信された反射波に基づくデータを、1回分と称する)。なお、「略同一線上を移動する反射点」とは、例えば、所定幅をもった帯状領域に収まり、且つ移動方向が所定角度範囲に収まる反射点と定義することができる。そして、幾つかの時点での複数の(補正後の)反射点の移動方向が略同一線上に並んでいる場合、同一グループであるとみなすことができる。
[代表点の設定]
代表点設定部24は、グループ生成部22により生成された各グループについて代表点を設定する。そして、各代表点について距離、方位、相対速度のデータを付随させて、衝突予測安全制御用ECU30に出力する。距離等のデータについては、元々各反射点について特定されていたデータが存在するため、代表点となった反射点のデータを代表点のデータとすればよい。
代表点の設定には、種々の手法が考えられるが、例えば、各グループに含まれる反射点のうち、自車両との(厳密には、当該レーダー装置との)距離が最も近い反射点を、代表点とすればよい。
[その他]
また、各レーダー装置から代表点に関する情報を出力する段階において、設定した各代表点のうち、自車両から遠ざかっている反射点(相対速度の符号により判定される)については、除外してもよい。当該除外は、反射波受信部18が反射点抽出の段階、或いは、グループ生成部22が反射点をグループ化する段階において行われてもよい。すなわち、反射波受信部18が、自車両に接近している反射点のみを出力制御部20に出力するものとしてもよいし、グループ生成部22が、自車両に接近している反射点のみをグループ化する(自車両から遠ざかっている反射についてはグループ化せずにデータを破棄する)ものとしてもよい。
[レーダー装置の出力の利用態様]
以下、車両後方を検知領域とするレーダー装置10Bの出力が衝突予測安全制御用ECU30に入力された際の、各レーダー装置の出力の利用態様の一例について述べる。衝突予測安全制御用ECU30は、入力された各代表点について、自車両との衝突可能性についての判断を行なう。当該判断は、例えば、距離が所定距離以下であり、且つ相対速度が所定速度以上である場合に、衝突可能性があると判断する。そして、衝突可能性があると判断した際に、アクティブヘッドレスト40A、40Bに対して作動指示信号を、ボデーECU50に対してハザードランプ60A、60Bの点滅要請信号を、それぞれ出力する。
アクティブヘッドレスト40A、40Bは、運転席及び助手席に配設され、基本的には、後方からの衝突の際、乗員がむち打ち症になることを防ぐヘッドレスト機構である。具体的には、例えば、図3に示す如く、シートバック内に備えられたプレート42に圧力がかかると、支点44を介してヘッドレスト46を前方へ移動させる構造となっている。本実施例では、支点44にモータ48を配設し、後方からの衝突により実際にプレート42に圧力がかかるのに先立って、モータ48を駆動してヘッドレスト46を前方へ移動させるものとした。これにより、乗員の安全を更に確保することができる。
また、ハザードランプ60A、60Bの点滅により、車両後方を走行する車両の運転者に注意を喚起し、回避行動を行なわせることができる。
なお、上記の例とは別に、車両前方を検知領域とするレーダー装置10Aの出力が衝突予測安全制御用ECU30に入力された際には、例えば、シートベルト自動巻き取り機構や、プリクラッシュエアバッグの作動指示信号を出力する。
[従来技術との比較]
ここで、前述した特許文献1(特開2000−206241号公報)に記載の装置との比較について考える。特許文献1に記載の装置においても反射点のグループ化を行っているが、特許文献1に記載の装置では、必要以上のグループが生成され、この結果、依然として通信回線における通信負荷の増大や、ECU内における演算処理負担の増大を招く可能性がある。
図4は、自車両の後側方を大型トラックが走行している場面において、特許文献1に記載の装置により生成されるであろうグループを図示したものである。なお、本図及び以下の図は、車両後方を検知領域とするレーダー装置を想定している。図示する如く、上記特許文献1に記載の装置では、大型トラック等について複数のグループが生成される可能性が高い。大型トラック等においては、キャブ部や荷台部の間隔が比較的大きく、これに起因して自車両との相対位置の変化や相対速度が、同一車両における異なる箇所においても異なるものとなるからである。
図5は、同一方向に連なって走行する複数の車両が自車両後方をすり抜けて行く際に、特許文献1に記載の装置を利用した場合に生成されるであろうグループを図示したものである。図示する如く、同一方向に連なって走行する車両であっても、自車両との相対位置が異なるため、異なるグループに属することとなる。
これらの結果、本来不要な筈の反射点についてもグループが生成され得ることとなり、通信回線における通信負荷の増大や、ECU内における演算処理負担の増大を招く可能性が生じる。といって、グループの数を無作為に限定すると、本来必要な筈の反射点についての監視機能が失われることとなる。
これに対し、本実施例のレーダー装置10A、10Bでは、略同一線を移動する反射点については同一のグループとなるようにグループを生成している。従って、大型車両の異なる箇所や、同一の走行車線を連なって走行している車両は、同一のグループに属することとなり、一の代表点として出力される。
図6は、図4と同様の場面において、本実施例のレーダー装置10Bにより生成されるグループを図示したものである。図示する如く、本実施例のレーダー装置10Bの出力においては、大型トラックの異なる箇所については同一のグループに含まれることとなる。
図7(A)は、図5と同様の場面において、本実施例のレーダー装置10Bにより生成されるグループを図示したものである。図示する如く、本実施例のレーダー装置10Bの出力においては、同一方向に連なって走行する車両については同一のグループに含まれることとなる。
本実施例のレーダー装置10A、10Bの如く、略同一線を移動する反射点を同一の物体として処理しても、レーダー装置の出力を利用する段階において現実的に大きな問題は生じない。なぜなら、通常、自車両に接近する大型車両や連なって自車両に接近する複数の車両について衝突可能性を判断すべき箇所は、その先頭部付近の一箇所であり、これらが自車両の側方や前方を通過している最中に衝突可能性を判断すべき箇所は、その側方であって自車両に最も近い一箇所だからである。
従って、上記の如く生成されたグループに含まれる反射点のうち自車両に最も近い反射点を代表点とすれば、衝突可能性を判断する上で、最も注意すべき箇所をカバーできることになる。これにより、衝突可能性の判断の有意性を損なうことなく、通信負荷や衝突予測安全制御用ECU30の処理負荷の軽減を図ることができる。
なお、図7(B)は、図7(A)に示した場面において、グループ内の一車両が方向を変えた場合に生成されるグループを図示したものである。このような場合、方向を変えた車両については直ちに異なるグループが生成されて代表点が設定されるため、先行する車両とは区別されて衝突可能性が判断されることとなる。この際に、新たに生成されたグループに関する相対位置等の履歴は、分離前のグループに関する履歴が継承されてよい。こうすれば、分離した直後に衝突可能性判断が遅れることを回避することができる。
本実施例のレーダー装置10A、10Bによれば、必要な量の情報を出力しつつ通信負荷を軽減することができる。そして、これを利用した車両用制御装置1によれば、必要な量の情報を取得して衝突可能性の判断の有意性を損なうことなく、ECU内の処理負荷を軽減することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、レーダー装置10A、10Bは、ミリ波レーダー装置であることを例示したが、これに限らず、レーザーレーダー等、如何なる態様のレーダー装置を基本構成としてもよい。
また、レーダー装置10A、10Bの出力を利用して車両制御を行なうECU等については、実施例の衝突予測安全制御用ECU30の如き機能を有するものに限らず、如何なる車両制御を行なうECU等がレーダー装置10A、10Bの出力を利用して車両制御を行なうものとしてもよい。
本発明は、自動車製造業や自動車部品製造業等に利用可能である。
車両用制御装置1の全体構成の一例を示す図である。 レーダー装置10A、10Bの構成の一例を示す図である。 アクティブヘッドレスト40A、40Bの構成の一例を示す図である。 自車両の後側方を大型トラックが走行している場面において、特許文献1に記載の装置により生成されるであろうグループを図示したものである。 同一方向に連なって走行する複数の車両が自車両後方をすり抜けて行く際に、特許文献1に記載の装置により生成されるであろうグループを図示したものである。 図4と同様の場面において、本実施例のレーダー装置10Bにより生成されるグループを図示したものである。 図5と同様の場面において、本実施例のレーダー装置10Bにより生成されるグループを図示したものである。
符号の説明
1 車両用制御装置
10A、10B レーダー装置
12 アンテナ部
14 送信制御部
16 電力分配増幅装置
18 反射波受信部
20 出力制御部
22 グループ生成部
24 代表点設定部
30 衝突予測安全制御用ECU
40A、40B アクティブヘッドレストシステム
42 プレート
44 支点
46 ヘッドレスト
48 モータ
50 ボデーECU
60A、60B ハザードランプ

Claims (4)

  1. 移動体に搭載される物体検出装置であって、
    電磁波を放射すると共に該放射した電磁波の反射波を受信する電磁波放射受信手段と、
    該電磁波放射受信手段が検出した反射波のデータに基づいて反射点を特定する反射点特定手段と、
    該反射点特定手段により特定された反射点のうち、略同一線上を移動する反射点が同一グループとなるように、前記反射点特定手段により特定された反射点をグループ化してグループを生成するグループ生成手段と、
    該グループ生成手段により生成されたグループについて代表点を設定する代表点設定手段と、を備え、
    該代表点設定手段により設定された代表点に関する情報を出力する物体検出装置。
  2. 請求項1に記載の物体検出装置であって、
    前記代表点設定手段は、各グループに含まれる反射点のうち前記電磁波放射受信手段からの距離が最も近い反射点を代表点として設定する手段である、
    物体検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の物体検出装置であって、
    前記代表点設定手段により設定された代表点のうち、前記移動体との相対速度ベクトルが、前記電磁波放射受信手段に接近する方向である代表点に関する情報を出力する物体検出装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の物体検出装置と、
    該物体検出装置と通信可能に接続され、該物体検出装置の出力する情報に基づいて車両制御に関する制御信号を出力する車両制御信号出力手段と、
    を有する車両用制御装置。
JP2007144086A 2007-05-30 2007-05-30 物体検出装置、及び車両用制御装置 Pending JP2008298544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144086A JP2008298544A (ja) 2007-05-30 2007-05-30 物体検出装置、及び車両用制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007144086A JP2008298544A (ja) 2007-05-30 2007-05-30 物体検出装置、及び車両用制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008298544A true JP2008298544A (ja) 2008-12-11

Family

ID=40172201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007144086A Pending JP2008298544A (ja) 2007-05-30 2007-05-30 物体検出装置、及び車両用制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008298544A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010097839A1 (ja) * 2009-02-27 2010-09-02 トヨタ自動車株式会社 車載レーダー装置および車載レーダー装置用カバー
JP2010204027A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Honda Motor Co Ltd 車両用物体検知装置
JP2010266225A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Toyota Motor Corp 物体検出装置
JP2011174720A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Fujitsu Ten Ltd レーダ装置、物体検知システム、および、物体検知方法
JP2013253923A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Denso Corp 車両判定装置、及び、プログラム
JP2014025880A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Fujitsu Ten Ltd レーダ装置、車両制御システム、および、信号処理方法
JP2014206411A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社デンソー 物標検出装置及び車両制御システム
JP2016148514A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 国立大学法人金沢大学 移動物体追跡方法および移動物体追跡装置
JP2017009572A (ja) * 2014-12-12 2017-01-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載レーダ装置及び領域検出方法
JP2019045300A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 株式会社デンソーテン レーダ装置及び信号処理方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102405421B (zh) * 2009-02-27 2013-11-13 丰田自动车株式会社 车载雷达装置以及车载雷达装置用罩
US8149157B2 (en) 2009-02-27 2012-04-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha In-vehicle radar device and cover for in-vehicle radar device
WO2010097839A1 (ja) * 2009-02-27 2010-09-02 トヨタ自動車株式会社 車載レーダー装置および車載レーダー装置用カバー
JP5558342B2 (ja) * 2009-02-27 2014-07-23 トヨタ自動車株式会社 車載レーダー装置および車載レーダー装置用カバー
US8368587B2 (en) 2009-02-27 2013-02-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha In-vehicle radar device and cover for in-vehicle radar device
CN102405421A (zh) * 2009-02-27 2012-04-04 丰田自动车株式会社 车载雷达装置以及车载雷达装置用罩
JPWO2010097839A1 (ja) * 2009-02-27 2012-08-30 トヨタ自動車株式会社 車載レーダー装置および車載レーダー装置用カバー
JP2010204027A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Honda Motor Co Ltd 車両用物体検知装置
JP2010266225A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Toyota Motor Corp 物体検出装置
JP2011174720A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Fujitsu Ten Ltd レーダ装置、物体検知システム、および、物体検知方法
JP2013253923A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Denso Corp 車両判定装置、及び、プログラム
JP2014025880A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Fujitsu Ten Ltd レーダ装置、車両制御システム、および、信号処理方法
JP2014206411A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社デンソー 物標検出装置及び車両制御システム
JP2017009572A (ja) * 2014-12-12 2017-01-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載レーダ装置及び領域検出方法
JP2016148514A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 国立大学法人金沢大学 移動物体追跡方法および移動物体追跡装置
JP2019045300A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 株式会社デンソーテン レーダ装置及び信号処理方法
JP7020823B2 (ja) 2017-09-01 2022-02-16 株式会社デンソーテン レーダ装置及び信号処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5380788B2 (ja) 物体検出装置、及び車両用制御装置
JP2008298544A (ja) 物体検出装置、及び車両用制御装置
CN111483457B (zh) 用于避免碰撞的装置、系统和方法
US6859731B2 (en) Collision damage reduction system
US10843687B2 (en) Arrangement and method for mitigating a forward collision between road vehicles
JP4653621B2 (ja) レーダ装置、レーダ信号処理器およびレーダ装置動作方法
JP2014197325A (ja) 横断判定装置およびプログラム
US11074817B2 (en) Driving support apparatus
US9262923B2 (en) Blind spot detection system
JP6432423B2 (ja) 物体検知装置、及び物体検知方法
JP2008008679A (ja) 物体検出装置、衝突予測装置、及び車両制御装置
WO2013136495A1 (ja) 車両走行制御装置
CN110799383A (zh) 一种后部防撞安全系统
CN107561537B (zh) 雷达系统、交通工具、无人机以及探测方法
US11305761B2 (en) Collision avoidance control apparatus
JP2007003369A (ja) 衝突判定装置
JP2008302904A (ja) 衝突予測装置
WO2019172117A1 (ja) センサシステム、および画像データ生成装置
US11479196B2 (en) Device and method for controlling airbag
JP2008143429A (ja) 衝突予測装置
JP2009074804A (ja) 物体検出装置
JP2006082644A (ja) 移動体の走行制御装置および移動体
US20140159885A1 (en) Blind Spot Detection System
JP2006306198A (ja) 車両周辺監視装置
JP7381419B2 (ja) 物体検出装置及び物体検出方法