JP2008297910A - ドレン抜き構造 - Google Patents

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JP2008297910A
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lubricating oil
drain plug
oil
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discharge port
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JP2007141815A
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Kentaro Yasutsugu
謙太郎 安次
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】ミッションケース等に設けられている排油口からねじ込み式のドレンプラグを取り外して潤滑油を抜き取る際、ドレンプラグを取り外した瞬間に排油口から潤滑油が一気に噴出しないようにする。
【解決手段】メンテナンス作業等でミッションケース13内の潤滑油Fを該ミッションケース13に備える排油口33から排出する際は、ねじ込み式のドレンプラグ34を排油口33から完全に取り外す前に、当該排油口33に形成した流下溝33aから潤滑油Fの流下を開始させることができるように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、作業車両のミッションケースやエンジン下部のオイルパンに設けられる潤滑油のドレン抜き構造に関する。
従来、農業用トラクタ等の作業車両のミッションケースには、該ミッションケース内の
潤滑油を濾過するフィルターが取り付けてあり、このフィルターを交換する際は、ミッションケース低部に設けた排油口からミッションケース内の潤滑油を排出できるようになっており、当該排油口には、ねじ込み式のドレンプラグを取り付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−340466号公報(第2−3頁、図1)
そして、特許文献1のものでは、ドレンプラグを緩め、完全に排油口からドレンプラグを取り外すことによって、ミッションケース内の潤滑油を当該排油口から外部に排出することができるようになっている。
しかし、この時ミッションケース内の潤滑油は、ドレンプラグを取り外した瞬間に排油口から一気に噴出するので、周囲に飛散した潤滑油が地面に零れたり、作業者の衣服や手足に潤滑油が掛かって汚れてしまうといった不具合を有していた。また、作業者の手指に多量の潤滑油が掛かるので誤ってドレンプラグを落下させることもあった。
本発明は、上記課題を解決することを目的としたものであって、ケースに排油口を備え、この排油口に取り付けたねじ込み式のドレンプラグを取り外すことにより、前記ケース内の潤滑油を排出可能なドレン抜き構造であって、前記ドレンプラグを排油口から完全に取り外す前に、潤滑油の流下を開始せしめる流下溝を当該排油口に形成したことを特徴としている。
本発明によれば、メンテナンス作業等でケース内の潤滑油を該ケースの排油口から排出する際は、ドレンプラグを排油口から完全に取り外す前に、当該排油口に形成した流下溝から潤滑油の流下を強制的に開始させることができ、従来のようにドレンプラグを取り外した瞬間に潤滑油が排油口から一気に噴出し、作業者の衣服や手足に潤滑油が掛かって汚れてしまうといった不具合が起こり難い。そしてこの時、潤滑油の抜き取り作業を行う作業者の手指にかかる潤滑油は少量であり、作業者の手指に多量の潤滑油が掛かり誤ってドレンプラグを下方に落下させてしまうといった問題も起こり難い。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、作業車両の一例である農業用トラクタ1の側面図であって、農業用トラクタ1は、左右一対の前輪2及び後輪3を有する走行機体4の前部にエンジン(不図示)をボンネット5で覆った状態で配設すると共に、その後方にステアリングホイール6及び座席7等からなる操縦部8を設け、更に座席7の後方には、機体4から上方に突出する正面視で門型状の安全フレーム9を立設している。
そして、農業用トラクタ1の機体4は、エンジンの側部に取付けるシャーシフレーム11と、エンジンに連結するクラッチハウジング12、及びこのクラッチハウジング12とトランスミッションケース13とを一体的に連結する中間伝動ケース14等から構成されると共に、クラッチハウジング12と中間伝動ケース14の上方には、操縦部8のフロアを形成するステップ15を設けている。そして、ステップ15の後部から左右のフェンダー16を後方に向けて一体的に延設すると共に、このフェンダー16によって後輪3の前方及び上方を覆うように構成している。
ところで、農業用トラクタ1のトランスミッションケース13やエンジン下部のオイルパン、フロントアクスルケース21、及びリヤアクスルケース22の底部には、メンテナンス作業等において、これらケース内の潤滑油を排出することができる排油口を夫々備えている。
例えば、図2(a)〜(c)は、トランスミッションケース13の低部に備える排油口33と、この排油口33に取り付けるねじ込み式のドレンプラグ34を例示したものであって、ドレン抜き構造を形成する排油口33の内壁面には、ドレンプラグ34の雄ネジが螺合する雌ネジを形成すると共に、図2(b)に示すように、ドレンプラグ34を排油口33に取り付けた(螺挿した)固定状態から、図2(c)に示す如くドレンプラグ34を緩めて排油口33から完全に取り外す前に、図示B矢印のように、トランスミッションケース13内の潤滑油Fの流下を強制的に開始せしめる流下溝33aを当該排油口33に形成している。
更に詳しくは、ドレンプラグ34は、パッキン35を介して排油口33(トランスミッションケース13)の外側座面Sに密着状態で螺挿されるようになっており、図2(a)に図示する流下溝33aの溝幅Wは、パッキン35の外径内に収まるように形成してある。また、流下溝33aの前記外側座面Sからの深さHは、ドレンプラグ34が螺挿される排油口33の雌ネジ高さの略1/2に相当する深さとなるように形成してある。
以上説明したトランスミッションケース13のドレン抜き構造によれば、メンテナンス作業等でトランスミッションケース13内の潤滑油Fを該トランスミッションケース13低部の排油口33から排出する際は、ドレンプラグ34を排油口33から完全に取り外す前に、当該排油口33に形成した流下溝33aから潤滑油Fの流下を強制的に開始させることができ、従来のようにドレンプラグ34を取り外した瞬間に潤滑油Fが排油口33から一気に噴出し、作業者の衣服や手足に潤滑油Fが掛かって汚れてしまうといった不具合が起こり難い。そしてこの時、潤滑油Fの抜き取り作業を行う作業者の手指にかかる潤滑油Fは少量であり、作業者の手指に多量の潤滑油Fが掛かり誤ってドレンプラグ34を下方に落下させてしまうといった問題も起こり難い。
また、農業用トラクタ1やコンバイン等(不図示)の作業車両では、走行機体4に図3に示すような燃料タンクTを搭載しているが、この燃料タンクT内に燃料を給油する際、作業者の立ち位置D側向けて燃料タンクTの給油口Taが開口するように該給油口Taを斜め傾斜に形成すれば、作業者の立ち位置D側からの給油口Taの視認性が向上するので、図示しない携帯燃料タンク等からの当該燃料タンクTへの燃料補給の容易に行えるようになる。
そして、燃料タンクTの給油口Taには、円筒状のストレーナー41を設けているが、このストレーナー41を図4に示すように半円筒状に形成すれば、網目状のフィルター41aを張設していない図示E側のストレーナー41の上部から燃料タンクT内を容易に視認できるようになり、燃料タンクT内に燃料を給油する際に誤って給油口Taから燃料をオーバーフローさせるといった不具合が起こり難くなる。
農業用トラクタの側面図。 (a)排油口の断面図と平面図、(b)排油口にドレンプラグを取り付けた 状態を示す断面図、(c)流下溝の作用効果を示す断面図。 燃料タンクの給油口の構成を示す一部破断正面図。 ストレーナーの構成を示す斜視図。
符号の説明
13 ケース
33 排油口
33a 流下溝
34 ドレンプラグ
F 潤滑油

Claims (1)

  1. ケース(13)に排油口(33)を備え、この排油口(33)に取り付けたねじ込み式のドレンプラグ(34)を取り外すことにより、前記ケース(13)内の潤滑油(F)を排出可能なドレン抜き構造であって、前記ドレンプラグ(34)を排油口(33)から完全に取り外す前に、潤滑油(F)の流下を開始せしめる流下溝(33a)を当該排油口(33)に形成したことを特徴とするドレン抜き構造。
JP2007141815A 2007-05-29 2007-05-29 ドレン抜き構造 Pending JP2008297910A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019047776A (ja) * 2013-12-03 2019-03-28 株式会社クボタ コンバイン

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