JP2008296599A - クッションパッド及びクッションパッドの取付け構造 - Google Patents

クッションパッド及びクッションパッドの取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】フレームの周りの取付けスペースが狭い場合であってもフレームに取付け固定することができ、発泡樹脂原液の量を少なくしてクッションパッド本体に要する材料コストを低廉化することができ、クッションパッド本体を成形するための成形型の構造を簡素化してその成形型に要する製作コストを低廉化できるクッションパッド、及び、クッションパッドの取付け構造を提供する。
【解決手段】布材10,15に設けた接続用布部15Aをクッションパッド本体99に接続し、クッションパッド本体99から分離させた状態で車体側のフレームF1に巻き付け固定する巻き付け用布部15Kを布材10,15に設けてある。
【選択図】図10

Description

本発明は、クッションパッド及びクッションパッドの取付け構造に関する。
自動車等の座席を構成するシートクッションは、シートクッションパッドと、このシートクッションパッドを覆う表皮材とを備えている。また、前記シートクッションパッドは、クッションパッド本体と、このクッションパッド本体の裏面に張り付けられた粗毛布等の補強布と、前記表皮材の裏面側に設けられた係止具を係止させる被係止具(一例としてワイヤ)等から成る。そして、クッションパッド本体の後端部が、車幅方向に沿う丸パイプ状の車体側のフレームに取付け固定されて、車体側のフレームに対するシートクッションパッドの位置ずれを防止している。
従来、シートクッションパッドのクッションパッド本体を車体側のフレームに固定する手段として、図11に示すように、クッションパッド本体99の後端部99Bを後方に延出し、その延出端部を丸パイプ状のフレームF1に巻き付け固定する手段があった。この手段では、クッションパッド本体99の前記延出端部を断面円弧状に形成して、丸パイプ状のフレームF1に巻き付けやすいようにしている。
図11において符号2はクッションパッドPのセンター部、4は、クッションパッドPを覆う表皮材を引き込むための溝、6はワイヤー、5は、表皮材側の係止具をワイヤー6に係止操作するための係止具係止操作用穴、20は補強布、FrはクッションパッドPの前方側であり、車両前方側である。また、99Aはクッションパッド本体99の前端部、F2は第2のフレーム,F3は第3のフレームである。各フレームF1,F2,F3は車幅方向に延びて、車幅方向に沿っている。
しかしながら、クッションパッド本体の前記延出端部を丸パイプ状のフレームに上方及び後方から巻き付け固定する上記従来の手段では次の問題があった。
(1) フレームに巻き付けるクッションパッド本体の延出端部にはある程度の厚みが必要であり、そのために、フレームの周りに巻き付けスペースがない場合には対応することができない。
(2) クッションパッド本体の後端部を後方に延出するために、クッションパッド本体の体積が大きくなって、それだけ発泡樹脂原液の量が増加し、クッションパッド本体に要する材料コストが高くなる。
(3) クッションパッド本体の前記延出端部を断面円弧状に成形しなければならず、クッションパッド本体を成形するための成形型の構造が複雑になって成形型の製作コストが高くなる。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、フレームの周りの取付けスペースが狭い場合であってもフレームに取付け固定することができ、発泡樹脂原液の量を少なくしてクッションパッド本体に要する材料コストを低廉化することができ、クッションパッド本体を成形するための成形型の構造を簡素化してその成形型に要する製作コストを低廉化できるクッションパッド、及び、クッションパッドの取付け構造を提供する点にある。
請求項1の発明(第1発明)の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
布材に設けた接続用布部をクッションパッド本体に接続し、
前記クッションパッド本体から分離させた状態で車体側のフレームに巻き付け固定する巻き付け用布部を前記布材に設けてある。
[作用・効果]
この構成によれば、布材に設けた接続用布部をクッションパッド本体に接続し、クッションパッド本体から分離させた状態で車体側のフレームに巻き付け固定する巻き付け用布部を前記布材に設けてあるから、布材の巻き付け用布部を車体側のフレームに巻き付け固定することで、布材を介してクッションパッド本体を車体側のフレームに強く固定することができ、車体側のフレームに対するクッションパッドの位置ずれを防止しやすくすることができる。
また、従来の手段のように、クッションパッド本体に形成した延出端部を車体側のフレームに巻き付けるのではなく、クッションパッド本体から分離させた布材の巻き付け用布部を車体側のフレームに巻き付けるから、フレームの周りの巻き付けスペースが狭い場合であっても前記布材をフレームに巻き付けることができる。
さらに、本発明の上記構成によれば、クッションパッド本体の後端部を後方に延出する従来の構造のように、クッションパッド本体の体積が大きくなることがなく、従来の手段よりもクッションパッド本体に要する発泡樹脂原液の量を少なくすることができる。従って、クッションパッド本体に要する材料コストを低く抑えることができる。
そして、クッションパッド本体の前記延出端部を断面円弧状に成形する従来の構造に比べると、クッションパッド本体を成形するための成形型の構造が複雑化することがなくて成形型の製作コストを低廉化することができる。
請求項2の発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1による発明の構成において、
前記布材の接続用布部を補強布の一方の布面に重ね合わせて縫着し、
前記クッションパッド本体を、前記接続用布部が縫着された前記補強布と一体に発泡成形することで、前記補強布の他方の布面を前記クッションパッド本体の裏面に張り付けてある
[作用・効果]
請求項1の構成による上記の作用・効果に加えて、次の作用・効果を奏することができる。
布材の接続用布部を補強布の一方の布面に重ね合わせて縫着してあるから、布材を前記補強布に強固に接続することができる。また、クッションパッド本体を、前記接続用布部が縫着された前記補強布と一体に発泡成形することで、前記補強布の他方の布面を前記クッションパッド本体の裏面に張り付けてあるから、布材をクッションパッド本体に強固に接続することができる。そして、布材の巻き付け用布部を車体側のフレームに巻き付け固定することで、布材を介してクッションパッド本体を車体側のフレームに強く固定することができ、車体側のフレームに対するクッションパッドの位置ずれを、より防止しやすくすることができる。
請求項3の発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項2による発明の構成において、
前記巻き付け用布部を前記補強布の一方の布面に重ね合わせて複数のタグピンで仮止めしてある。
[作用・効果]
請求項2の構成による上記の作用・効果に加えて、次の作用・効果を奏することができる。
前記巻き付け用布部を前記補強布の一方の布面に重ね合わせて複数のタグピンで前記補強布に仮止めしてあるから、布材を車体側のフレームに巻き付け固定するまでの間、布材を補強布に重ね合わせておくことができ、補強布からの布材の浮き上がりを防止することができる。その結果、クッションパッドを運搬するときなどに、布材が他物に衝突する不具合を回避することができる。
前記布材の巻き付け用布部は複数のタグピンで前記補強布に仮止めしてあるだけであるから、布材を車体側のフレームに巻き付け固定するときは、布材の巻き付け用布部を、補強布の一方の布面に対する重合が解除されるように、補強布の一方の布面から引き離せばよい。
この種の技術分野では、クッションパッドを製作する工場と、クッションパッドを車体側のフレームに組付ける工場とが遠く離れている場合(例えば、部品工場と組立て工場、あるは、クッションパッド等の自動車部品製造企業と完成車の製造企業など)が普通であり、上記のように、布材を補強布に重ね合わせておくことで、一方の工場から他方の工場にクッションパッドを運搬するときに、布材が他物に衝突するのを防止することができる。その結果、布材の他物との衝突に起因する損傷を防止することができる。
請求項4の発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項3による発明の構成において、
前記タグピンは、一端部が矢尻状、他端部がT字状に形成された樹脂製の弾性変形可能な線状のピンであり、
前記矢尻状の一端部が前記布材と補強布とを前記布材の外方側から貫通して、前記クッションパッド本体に突き刺さり、
前記T字状の他端部が前記布材を前記布材の外方側から受け止め支持している。
[作用・効果]
請求項3の構成による上記の作用・効果に加えて、次の作用・効果を奏することができる。
前記タグピンは、一端部が矢尻状、他端部がT字状に形成された樹脂製の弾性変形可能線状のピンであり、前記矢尻状の一端部が前記布材と補強布とを前記布材の外方側から貫通して、前記クッションパッド本体に突き刺さっているから、クッションパッド本体の一部分が固くなる等の不具合を生じることがない。
また、線状のタグピンのT字状の他端部が前記布材をその外方側から受け止め支持しているから、布材を車体側のフレームに巻き付け固定する場合、布材の巻き付け用布部を、補強布の一方の布面から軽い力で簡単に引き離すことができて、クッションパッドの車体側のフレームに対する組付け作業の作業効率を向上させることができる。
請求項5の発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項3又は4による発明の構成において、前記複数のタグピンを分散配置してある。
[作用・効果]
請求項3又は4の構成による上記の作用・効果に加えて、次の作用・効果を奏することができる。
前記複数のタグピンを分散配置してあるから、補強布からの布材の浮き上がりをより防止しやすくすることができる。
請求項6の発明(第2発明)の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1〜5のいずれか一つに記載のクッションパッドを車体側のフレームに取付け固定してあるクッションパッドの取付け構造であって、
前記フレームを車幅方向に沿うパイプ状に形成し、
前記布材の巻き付け用布部を前記フレームに巻き付け固定してある。
[作用・効果]
請求項1〜5のいずれか一つに記載の構成による上記の作用・効果と同様の作用効果を奏することができる。
請求項7の発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項6による発明の構成において、
前記車体側のフレームは前記クッションパッド本体の後端部の下方に位置し、
前記クッションパッド本体の後端部に前記布材の接続用布部を配置するとともに、前記クッションパッド本体の前後方向で、前記接続用布部よりも前方に前記巻き付け用布部を配置してある。
[作用・効果]
請求項6の構成による上記の作用・効果に加えて、次の作用・効果を奏することができる。
クッションパッド本体の後端部を布材を介して車体側のフレームに固定することができる。そして、クッションパッド本体の後端部を布材を介して車体側のフレームに固定することで、車体側のフレームに対するクッションパッドの位置ずれを、より防止しやすくすることができる。
請求項8の発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項7による発明の構成において、
前記布材の巻き付け用布部を前記車体側のフレームに上方から巻き付け、
前記巻き付け用布部が側面視でU字状になるように、前記巻き付け用布部を、前記フレームに設けた支持具で支持してある。
[作用・効果]
請求項7の構成による上記の作用・効果に加えて、次の作用・効果を奏することができる。
前記布材の巻き付け用布部を前記車体側のフレームに上方から巻き付け、
前記巻き付け用布部が側面視でU字状になるように、前記巻き付け用布部を、前記フレームに設けた支持具で支持してあるから、布材を車体側のフレームに複数回巻付けるときのような作業の煩雑化を回避できて、布材の車体側のフレームに対する巻き付け作業を簡単化でき、組付け作業の作業性を向上させることができる。
請求項9の発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項8による発明の構成において、
前記支持具は、前記車体側のフレームの下半部の外周面部分から前下方に延出する左右一対の脚部と、前記左右一対の脚部の延出端部間に架設された棒状の巻き付け部とから成り、
前記巻き付け用布部を前記巻き付け部に巻き付け、
前記巻き付け用布部の巻付け端部の折り返し部と、前記折り返し部に対向する前記巻き付け用布部の非折り返し部とを互いに重ね合わせて連結部材で固定してある。
[作用・効果]
請求項8の構成による上記の作用・効果に加えて、次の作用・効果を奏することができる。
前記支持具は、前記車体側のフレームの下半部の外周面部分から前下方に延出する左右一対の脚部と、前記左右一対の脚部の延出端部間に架設された棒状の巻き付け部とから成から、支持具の構造を簡素化することができる。また、巻き付け用布部を前記巻き付け部に巻き付け、巻き付け用布部の巻付け端部の折り返し部と、前記折り返し部に対向する前記巻き付け用布部の非折り返し部とを互いに重ね合わせて連結部材で固定してあるから、布材の車体側のフレームに対する巻き付け固定作業を簡単化でき、しかも、車体側のフレームに対する布材の巻き付け固定状態の緩みを回避することができて、前記巻き付け固定状態を安定化することができる。
本発明によれば、
フレームの周りの取付けスペースが狭い場合であってもフレームに取付け固定することができ、発泡樹脂原液の量を少なくしてクッションパッド本体に要する材料コストを低廉化することができ、クッションパッド本体を成形するための成形型の構造を簡素化してその成形型に要する製作コストを低廉化できるクッションパッド、及び、クッションパッドの取付け構造を提供することができた。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1に、自動車のシート100の平面図(上方から見た図)を示してある。図1に示すシート100は前後方向に3列に並んだシートのうちの前後中央のシートであり、3人用のシートになっている。
前記シート100は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション110と、このシートクッション110の後端部から立ち上がり、各乗員の胴部を支持するシートバック111と、シートバック111の上端部に設けられて、乗員の頭部を支持する3個のヘッドレスト112とを備えている。このシート100は、右側の2人分のシートが一体に形成され、左側の1人分のシートが単独に形成されている。本実施形態では、前記右側の2人分のシートの構造、及び、その取付け構造について説明する。
前記右側の2人分のシートのシートクッション110は、発泡成形したウレタンから成るシートクッションパッドP(クッションパッドの一例)と、このシートクッションパッドPを覆う表皮材とから成り、シートクッションパッドPは、クッションパッド本体99と、表皮材の裏側に設けられた係止具を係止させるワイヤー6と、補強布20とを備えている。
[シートクッションパッドPの構造]
図3,図4に示すように、クッションパッド本体99は、発泡したウレタン等で中実に形成されており、右側の隆起したサイド部1と、左右一対のセンター部2とを備えている。左右一対のセンター部2のうち、左側のセンター部2の上面は右側のセンター部2の上面よりも高所に位置する(図6(a)〜図6(c)、図7(a),図7(b)参照)。前記サイド部1は前後方向(車両前後方向)に沿っており、乗員の臀部及び大腿部を右外方側から保持して、臀部及び大腿部の右方向への位置ずれを防止している。
そして、クッションパッド本体99の後端部99Bを幅狭に成形し、表面部のうち、サイド部1とセンター部2の間などに、表皮材を引き込むための縦横の溝4を形成してある。シートバックは、クッションパッド本体の幅狭の後端部付近から立ち上がっている。縦横の溝4は平面視で前後方向に沿う縦2本の溝と、左右方向に沿う横2本の溝4とから成る。これらの溝4に表皮材を引き込むことで、シートクッション110の外観を向上させることができる。
図6(a),図6(b),図6(c)に示すように、サイド部1の上面は、右外方側ほど上方に位置する傾斜面に形成され、前後方向中間部のサイド部1の隆起量が、前後方向両端部のサイド部1の隆起量よりも大きくなっている。サイド部1の前端部と後端部との外側面は、上下方向にほぼ一直線状に沿った面に形成され、サイド部1の前後方向中間部の外側面は、右外方側ほど上方に位置する傾斜面に形成されている。
また、前記左右一対のセンター部2の前端部の裏側が上方に大きくえぐられて、前記裏側に、縦断面台形状の左右方向に長い凹部3が形成されている(図4(b),図4(c)参照)。この凹部3によって乗員の左右の大腿部に加わる力を弱くして座り心地をよくしている。
クッションパッド本体99の裏面99Uには前記補強布20を張り付けてある。前記裏面99Uに張り付けられた補強布20は、立体形状でも形を保つことができる保形性に優れた成形粗毛布である。
図4(b),図4(c)にも示すように前記ワイヤー6を溝4の底部の裏側に埋設し、溝4の底部に、溝4の長手方向に所定の間隔を空けて並ぶ複数の係止具係止操作用の長穴5を形成してある。図6(b)に示すように、ワイヤー6を係止具係止操作用の長穴5の底面と上下方向でほぼ同じ位置に配置してある。従って、前記係止具を長穴5に挿入してワイヤー6に係止操作する際に、係止具を係止させやすくすることができる。前記長穴5は溝4の長手方向に長い平面視長円形に形成されている。
図4,図5,図8,図9に示すように、左右一対の布材10,15の一端部10A,15A(布材に設けた接続用布部に相当)をクッションパッド本体99に接続し、クッションパッド本体99から分離させた状態で車体側の第1フレームF1に巻き付け固定するための(図10(a)〜図10(d)参照)巻き付け用布部10K,15Kを布材10,15に設けてある。
前記布材10,15の一端部10A,15Aを補強布20の一方の布面20M1に重ね合わせて縫着し、クッションパッド本体99を、前記布材10,15の一端部10A,15Aが縫着された補強布20と一体に発泡成形することで、補強布20の他方の布面20M2をクッションパッド本体99の裏面99Uに張り付けてある。前記布材10,15の一端部10A,15Aと補強布20との縫着ラインSを図5,図8等に示してある。
前記布材10,15は東洋紡績株式会社製の「ボランス(商品名)」である(布材10,15はこの材質に限られない)。「ボランス(商品名)」は嵩高な不織布層を上下層とし、緻密な不織布層を中間層として積層一体化した三層に形成されている。前記布材10,15の一端部10A,15Aを補強布20の一方の布面20M1に重ね合わせて縫着してあるから、布材10,15を補強布20に強固に接続することができる。また、布材10,15として前記「ボランス(商品名)」を採用したことで、第1フレームF1との摩擦に起因する異音の発生を抑制することができる。第1フレームF1は車幅方向Xに沿う丸パイプ状に形成されている。
前記シートクッションパッドPは、上型と下型とから成る成形型(図示せず)を用いて、次の(1)〜(3)の手順で発泡成形してある。
(1) 上型を上方に開放させた開放状態で、前記左右一対の布材10,15の一端部10A,15Aを縫着した補強布20を上型にセットし、ワイヤー6を上型(又は下型)にセットする。
(2) 下型に発泡樹脂原液としてのウレタン原液を供給し、上型を下降させるとともに下型に重ね合わせて閉じ、上型と下型の間に形成されるキャビティでウレタン原液を発泡させる。
(3) 発泡成形が終了した後、上型を上方に開放して脱型する。補強布20の他方の布面20M2はクッションパッド本体99の裏面99U(図9参照)に張り付けられている。
この方法では、シートクッションパッドPは上下逆向きに成形される。これにより、シートクッションパッドPの乗員側の面である表側の面に欠肉等が生じるのを回避することができるとともに、シートクッションパッドPの前記表側の面を緻密に成形することができる。
(1)〜(3)のように、クッションパッド本体99を補強布20と一体に発泡成形して、補強布20の他方の布面20M2をクッションパッド本体99の裏面に張り付けてあるから、補強布20をクッションパッド本体99により強固に一体化することができる。これにより、補強布20に一端部10A,15Aが縫着された布材10,15を介してクッションパッド本体99を第1フレームF1により強く固定することができる。
図5に示すように前記布材10,15は、布材10,15の幅方向Dの両側部10D,10D,15D,15Dがクッションパッド本体99の前後方向(車両前後方向)Yに沿う四角形状に形成してある。そして、クッションパッド本体99の裏面99Uの後端部99Bに布材10,15の一端部10A,15Aを配置するとともに、クッションパッド本体99の前後方向Yで、布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kを、布材10,15の一端部10A,15Aよりも前方Fr(車両前方)に配置してある。
右側Rの布材10は左側Lの布材15よりも大きく(2倍以上の大きさに)形成されている。前記第1フレームF1は一本の車幅方向Xに沿う丸パイプであり、左側Lの布材15が巻き付け固定される第1フレームF1のフレーム部分と、右側Rの布材10が巻き付け固定される第1フレームF1のフレーム部分とは、クッションパッド本体99の前後方向Yで同一位置に位置する。
図5,図10(a)に示すように、前記車体側の第1フレームF1に巻き付け固定する布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kを補強布20の一方の布面20M1(図9参照)に重ね合わせて、複数のタグピン30で補強布20に仮止めしてある。タグピン30は、一端部30Aが矢尻状に形成されるとともに、他端部30BがT字状に形成された樹脂製の弾性変形可能な線状のピンで構成してある。複数のタグピン30は布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kに分散配置されている。すなわち、布材10,15の他端部10B,15Bの左右両端に1個づつ、前後左右方向の中央に1個配置されている。
そして、前記矢尻状の一端部30Aが布材10,15と補強布20とを布材10,15の外方側Gから貫通して、クッションパッド本体99に突き刺ささっている。タグピン30は、タグピン打ち込み機によってクッションパッド本体99に打ち込まれている。そして、タグピン30のT字状の他端部30Bが布材10,15を布材10,15の外方側Gから受け止め支持している。
上記のように、前記タグピン30を、一端部30Aが矢尻状、他端部30BがT字状に形成された樹脂製の弾性変形可能線状のピンで構成してあり、前記矢尻状の一端部30Aが布材10,15と補強布20とを布材10,15の外方側Gから貫通して、クッションパッド本体99に突き刺ささっているから、クッションパッド本体99の一部分が固くなる等の不具合が生じることがなく、シートクッションパッドPの座り心地が低下することがない。
また、第1フレームF1に巻き付け固定する布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kを補強布20の一方の布面20M1に重ね合わせて、複数のタグピン30で補強布20に仮止めしてあるから、布材10,15を第1フレームF1に巻き付け固定するまでの間、布材10,15を補強布20に重ね合わせておくことができ、補強布20からの布材10,15の浮き上がりを防止することができる。その結果、シートクッションパッドPを運搬するときなどに、布材10,15が他物に引っ掛かる等の不具合を回避することができる。
そして、線状のタグピン30の他端部30BであるT字状の頭部が前記布材10,15をその外方側から受け止め支持しているから、布材10,15を第1フレームF1に巻き付け固定する場合、布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kを、補強布20の一方の布面20M1から軽い力で簡単に引き離すことができて、シートクッションパッドPの第1フレームF1に対する組付け作業の作業効率を向上させることができる。
さらに、タグピン30を布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kに分散配置してあるから、補強布20からの布材10,15の浮き上がりをより防止しやすくすることができる。
この種の技術分野では、シートクッションパッドPを製作する工場と、シートクッションパッドPを第1フレームF1に組付ける工場とが遠く離れている場合(例えば、部品工場と組立て工場、あるは、シートクッションパッドP等の自動車部品製造企業と完成車の製造企業など)が普通であり、上記のように、複数のタグピン30で布材10,15を補強布20に重ね合わせておくことで、一方の工場から他方の工場にシートクッションパッドPを運搬するとき等に、布材10,15が他物に衝突するのを防止できて、布材10,15の損傷を防止することができる。
[シートクッションパッドPの取付け構造]
車体側の第1フレームF1はクッションパッド本体99の後端部99Bの下方Z1に位置する。前記車体側の第1フレームF1の他に、第1フレームF1の前方側にも、車幅方向Xに沿う丸パイプ状に形成された第2フレームF2と第3フレームF3とを配置してある。第2フレームF2と第3フレームF3とはほぼ同径で、これら両者は第1フレームF1よりも小径に設定されている。前記前後方向Yでの第2フレームF2と第3フレームF3との間隔は狭く設定されており、第2フレームF2と第3フレームF3とにクッションパッド本体99の前端部99Aが載置し、第1フレームF1にクッションパッド本体99の後端部99Bが載置している。そして、前記布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kを第1フレームF1に巻き付け固定してある。
図4,図9,図10(a)〜図10(d)に示すように、前記布材10,15の両布面10M1,10M2,15M1,15M2のうち、補強布20の一方の布面20M1に重ね合わされた布面10M1,15M1が、第1フレームF1の外周面40に重なるとともに、布材10,15が側面視でU字状になるように、布材10,15を、第1フレームF1に設けた支持具50で支持してある。つまり、巻き付け用布部10K,15Kを第1フレームF1に上方Z2から巻き付け、巻き付け用布部10K,15Kが側面視でU字状になるように、巻き付け用布部10K,15Kを前記支持具50で支持してある。
図2,図9に示すように、前記支持具50は、第1フレームF1の後ろ下半部55の外周面部分40Aから前下方FKに延出する左右一対の脚部51と、左右一対の脚部51の延出端部51A間に架設された棒状の巻き付け部52とから成り、左右一対の脚部51の基端部51Bを第1フレームF1に溶接固着してある。左右一対の脚部51と巻き付け部52とは一本の断面円形のバーを細長のコの字状に折曲して構成してある。
図9,図10(a)〜図10(d)に示すように、第1フレームF1への布材10,15の巻き付け固定方法を示してある。この固定方法は次の通りである。
(1) 布材10,15を補強布20の一方の布面20M1の外方側に引き離す。すると、タグピン30のT字状の頭部である他端部30Bが一本の線状に弾性変形し(図9参照)、タグピン30が挿通されていた貫通孔を前記他端部30Bが通り抜け、これにより、タグピン30の頭部である他端部30Bによる布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kの支持が解除される。
(2) 前記布材10,15の両布面15M1,15M2のうち補強布20の一方の布面20M1に重ね合わされた布面10M1,15M1が、第1フレームF1の外周面40に重なるように布材10,15を、第1フレームF1に上方及び後ろ斜め上方から当て付ける。
(3) さらに、布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kが側面視でU字状になるように、巻き付け用布部10K,15Kを、支持具50の巻き付け部52に当て付けて巻き付け部52に巻き付ける(すなわち、巻き付け用布部10K,15Kを支持具50に支持させる)。
(4) 前記巻き付け用布部10K,15Kの巻付け端部の折り返し部10B1,15B1と、折り返し部10B1,15B1に対向する巻き付け用布部10K,15Kの非折り返し部10C1,15C1とを互いに重ね合わせる。そして、連結部材としてのクリップ47で固定する。
このように、布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kを第1フレームF1に巻き付け固定することで、布材10,15を介してクッションパッド本体99を第1フレームF1に強く固定することができ、第1フレームF1に対するシートクッションパッドPの位置ずれを防止しやすくすることができる。また、クッションパッド本体99の後端部99Bに加わる荷重(乗員の体重)は、クッションパッド本体99の前端部99Aに加わる荷重よりも大きいことから、クッションパッド本体99の後端部99Bを布材10,15を介して第1フレームF1に固定することで、第1フレームF1に対するシートクッションパッドPの位置ずれを、より防止しやすくすることができる。
そして、クッションパッド本体99に形成した延出端部を第1フレームF1に巻き付けるのではなく、クッションパッド本体99の裏側の補強布20に一端部10A,15Aを縫着した布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kを第1フレームF1に巻き付けるから、第1フレームF1の周りの巻き付けスペースが狭い場合であっても布材10,15を第1フレームF1に巻き付けることができる。
さらに、本発明の上記構成によれば、クッションパッド本体99の後端部99Bを後方に延出する従来の構造のように、クッションパッド本体99の体積が大きくなることがなく、従来の手段よりもクッションパッド本体99に要する発泡樹脂原液の量を少なくすることができる。従って、クッションパッド本体99に要する材料コストを低く抑えることができる。そして、クッションパッド本体99の前記延出端部を断面円弧状に成形する従来の構造に比べると、クッションパッド本体99を成形するための成形型を簡素化できて成形型の製作コストを低廉化することができる。
前記布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kを第1フレームF1に上方Z2から巻き付け、巻き付け用布部10K,15Kが側面視でU字状になるように、巻き付け用布部10K,15Kを、第1フレームF1に設けた支持具50で支持してあるから、布材10,15を第1フレームF1に複数回巻付けるときのような作業の煩雑化を回避できて、布材10,15の第1フレームF1に対する巻き付け作業を簡単化でき、組付け作業の作業性を向上させることができる。
前記支持具50は、第1フレームF1の後ろ下半部55の外周面部分40Aから前下方FKに延出する左右一対の脚部51と、左右一対の脚部51の延出端部51A間に架設された棒状の巻き付け部52とから成り、左右一対の脚部51の基端部51Bを第1フレームF1に溶接固着してあるから、支持具50の構造を簡素化することができる。
また、布材10,15の巻き付け用布部10K,15Kを巻き付け部52に巻き付け、巻き付け用布部10K,15Kの巻付け端部の折り返し部10B1,15B1と、前記折り返し部10B1,15B1に対向する巻き付け用布部10K,15Kの非折り返し部10C1,15C1とを互いに重ね合わせてクリップ47で固定してあるから、布材10,15の第1フレームF1に対する巻き付け固定作業を簡単化でき、しかも、第1フレームF1に対する布材10,15の巻き付け固定状態の緩みを回避することができて、前記巻き付け固定状態を安定化することができる。
よって、本発明によれば、第1フレームF1の周りの取付けスペースが狭い場合であっても第1フレームF1に取付け固定することができ、発泡樹脂原液の量を少なくしてクッションパッド本体99に要する材料コストを低廉化することができ、クッションパッド本体99を成形するための成形型の構造を簡素化してその成形型に要する製作コストを低廉化できるシートクッションパッドP、及び、シートクッションパッドPの取付け構造を提供することができる。
[別実施形態]
(1) 前記布材10,15の一端部10A,15Aを補強布20の一方の布面20M1に重ね合わせて、縫着以外の手段で接続してあってもよい。
(2) 上記の実施形態で挙げた補強布20や布材10,15の材質は一例であり、別の材質を採用することもできる。
(3) 本発明はシートバックパッドにも適用することができる。
自動車のシートの平面図 車体側のフレームを車両後方側から見た図 シートクッションの平面図 (a)はシートクッションの側面図(b)は図3のA−A断面図(c)は図3のB−B断面図 シートクッションの底面図 (a)は図3のC−C断面図(b)は図3のD−D断面図(c)は図3のE−E断面図 (a)は図3のF−F断面図(b)は図3のG−G断面図 シートクッションの底面図であり、布材の巻き付け用布部をクッションパッド本体から引き離した状態の底面図 シートクッションの後端部の縦断面図であり、布材の巻き付け用布部をクッションパッド本体から引き離した状態の縦断面図 シートクッションパッドに設けた布材を車体側のフレームに巻き付ける手順を示す図であり、(a)は巻き付け前の状態を示す縦断面図(b)は巻き付け用布部を補強布から引き離した状態を示す縦断面図(c)は巻き付け用布部を車体側のフレームの外周面に当て付けた状態縦断面図(d)は巻き付け用布部の車体側のフレームへの巻き付けが完了した状態の縦断面図 従来の技術を示す縦断面図
符号の説明
1 サイド部
2 センター部
3 凹部
4 溝
5 長穴
6 ワイヤー
10,15 布材
10A,15A 布材の接続用布部(布材の一端部)
10B,15B 布材の他端部
10B1,15B1 巻付け端部の折り返し部
10C1,15C1 巻き付け用布部の非折り返し部
10D,15D 布材の幅方向の両側部
10K,15K 巻き付け用布部
10M1,15M1 布材の両布面のうち補強布の一方の布面に重ね合わされた布面
10M2,15M2 布材の両布面のうち補強布の一方の布面に重ね合わされていない方の布面
20 補強布
20M1 補強布の一方の布面
20M2 補強布の他方の布面
30 タグピン
30A 一端部(タグピンの一端部)
30B 他端部(タグピンの他端部)
40 車体側のフレームの外周面
40A 外周面部分
47 連結部材(クリップ)
50 支持具
51 脚部
51A 脚部の延出端部
51B 脚部の基端部
52 巻き付け部
55 車体側のフレームの下半部(車体側のフレームの後ろ下半部)
99 クッションパッド本体
99A クッションパッド本体の前端部
99B クッションパッド本体の後端部
99U クッションパッド本体の裏面
100 シート
110 シートクッション
111 シートバック
112 ヘッドレスト
D 幅方向(布材の幅方向)
Fr 前方側(車両前方側)
FK 前下方
F1 第1フレーム(車体側のフレーム)
F2 第2フレーム
F3 第3フレーム
G 布材の外方側
L 左側
P クッションパッド(シートクッションパッド)
R 右側
S 縫着ライン
X 車幅方向
Y 前後方向
Z1 下方
Z2 上方

Claims (9)

  1. 布材に設けた接続用布部をクッションパッド本体に接続し、
    前記クッションパッド本体から分離させた状態で車体側のフレームに巻き付け固定する巻き付け用布部を前記布材に設けてあるクッションパッド。
  2. 前記布材の接続用布部を補強布の一方の布面に重ね合わせて縫着し、
    前記クッションパッド本体を、前記接続用布部が縫着された前記補強布と一体に発泡成形することで、前記補強布の他方の布面を前記クッションパッド本体の裏面に張り付けてある請求項1記載のクッションパッド。
  3. 前記巻き付け用布部を前記補強布の一方の布面に重ね合わせて複数のタグピンで仮止めしてある請求項2記載のクッションパッド。
  4. 前記タグピンは、一端部が矢尻状、他端部がT字状に形成された樹脂製の弾性変形可能な線状のピンであり、
    前記矢尻状の一端部が前記布材と補強布とを前記布材の外方側から貫通して、前記クッションパッド本体に突き刺さり、
    前記T字状の他端部が前記布材を前記布材の外方側から受け止め支持している請求項3記載のクッションパッド。
  5. 前記複数のタグピンを分散配置してある請求項3又は4記載のクッションパッド。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載のクッションパッドを車体側のフレームに取付け固定してあるクッションパッドの取付け構造であって、
    前記フレームを車幅方向に沿うパイプ状に形成し、
    前記布材の巻き付け用布部を前記フレームに巻き付け固定してあるクッションパッドの取付け構造。
  7. 前記車体側のフレームは前記クッションパッド本体の後端部の下方に位置し、
    前記クッションパッド本体の後端部に前記布材の接続用布部を配置するとともに、前記クッションパッド本体の前後方向で、前記接続用布部よりも前方に前記巻き付け用布部を配置してある請求項6記載のクッションパッドの取付け構造
  8. 前記布材の巻き付け用布部を前記車体側のフレームに上方から巻き付け、
    前記巻き付け用布部が側面視でU字状になるように、前記巻き付け用布部を、前記フレームに設けた支持具で支持してある請求項7記載のクッションパッドの取付け構造。
  9. 前記支持具は、前記車体側のフレームの下半部の外周面部分から前下方に延出する左右一対の脚部と、前記左右一対の脚部の延出端部間に架設された棒状の巻き付け部とから成り、
    前記巻き付け用布部を前記巻き付け部に巻き付け、
    前記巻き付け用布部の巻付け端部の折り返し部と、前記折り返し部に対向する前記巻き付け用布部の非折り返し部とを互いに重ね合わせて連結部材で固定してある請求項8記載のクッションパッドの取付け構造。
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