JP2008296269A - レーザ加工機の多機能加工制御方法とレーザ加工機の多機能加工制御装置 - Google Patents

レーザ加工機の多機能加工制御方法とレーザ加工機の多機能加工制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 平板ワークや厚物ワークの平面又は緩やかな三次元平面等のワーク表面に、各種模様パターンを自由自在に加工制御できるようにしたレーザ加工機の多機能加工制御方法とレーザ加工機の多機能加工制御装置を提供するものである。
【解決手段】 フェムト秒レーザ発振器10から発射される直線偏光のフェムト秒レーザLOを、シャッタSTで開閉制御されて間欠照射可能なレーザ光とし、上記レーザ光を切換手段HDで切り換え選択される周期性溝用ホモジナイザーH1又はディンプル加工用ホモジナイザーH2又は混合加工用ホモジナイザーH3の何れか一つを介して集光レンズR3で集光され、更に上記レーザ光は回転駆動と三次元移動が可能なワーク移動ユニット50に搭載された平面ワークWの表面W1に対して照射する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フェムト秒レーザ加工機により、平板ワークや厚物ワークの平面又は緩やかな三次元平面等(以下、平面ワークという)に周期構造体を加工する加工制御方法と加工制御装置に係り、特に、ワーク表面に周期構造体の各種模様パターンを加工制御できるようにしたレーザ加工機の多機能加工制御方法とレーザ加工機の多機能加工制御装置に関する。
近年、フェムト秒レーザでナノ周期構造体(連続した微細周期性溝、不連続に多穴加工されたディンプル)を施す加工技術やその加工装置が注目を集め旺盛に開発されている。また、上記ナノ周期構造体が正しく生成されているか・否か・を判定する観測装置も開発されている。
上記フェムト秒レーザ加工機において、周期構造体(例えば微細周期性溝)を加工する加工方法は、固体材料表面に、低フルーエンスの超短パルスレーザ(フェムト秒レーザ)を偏光制御して照射することで、照射したレーザの波長より小さいサイズの微細構造を形成する。そして、超短パルスレーザを直線偏光させて固体材料表面に照射することで、偏光方向とは直交する方向に沿って細長い微細構造を形成でき、また、円偏光させて照射することで微細構造体が形成される。こうした微細構造のサイズは、照射するレーザの波長と正の相関関係があり、波長を選択することで微細構造のサイズを制御するものが提供されている(例えば、特許文献1を参照。)。
また、フェムト秒レーザがレーザ駆動部から入射されたとき、レーザを複数の光束に分離する回折格子3と、回折格子3によって分離された光束を互いに干渉させるための凸レンズ4,5と、光束が互いに交差し干渉する干渉領域と凸レンズ5との間に配設された円柱レンズ6と、レーザによって加工するため、加工用基材7を干渉領域に配設することができるXYZステージ8を備え、円柱レンズ6が、干渉領域を扁平な領域に整形するとともにエネルギ密度を集中し、加工用基材7と該干渉領域の物質レーザ相互作用によって微細加工することができるものが提供されている(例えば、特許文献2を参照。)。
更に、互いに干渉したフェムト秒レーザ・パルスを、基材に照射することにより、最小平均寸法5〜200nmを有する周期微細構造を基材中に作成するフェムト秒レーザの照射による一次元及び/または二次元周期微細構造の作成方法であり、特に近赤外領域の発振波長で、0.1TW/cm2以上の高密度エネルギーを有し、互いに干渉した2つのフェムト秒レーザ・パルスをシリカガラスに照射することにより、シリカガラス中に、平均幅5〜50nmを有する周期溝を作成するフェムト秒レーザの照射による一次元周期微細構造の作成方法が提供されている(例えば、特許文献3を参照。)。
また、更には、金属対象表面の摩擦抵抗を現状以上に低減することを可能としたものが提供されている。この金属摺動面表面処理装置によると、金属対象物の摺動面にフェムト秒レーザを照射して微細周期構造を形成し、これにより当該摺動面の摩擦抵抗を低減させる構成となっているので、その性質上、加工サイズの均一性が大きく制御性も高いことから、金属対象物の摺動面の摩擦抵抗を現状以上に低減することが可能になる。また、どのような大きさ、形状、材質の金属対象物であってもその摺動面の摩擦抵抗を低減させることが可能であることから、摺動面を有する機械部品の性能を向上させるメリットを有するものである(例えば、特許文献4を参照。)。
更に、赤外領域又は紫外領域におけるレーザビームをレンズ系を通して材料の加工面に照射して微細加工を行うようにしたレーザ加工方法において、前記レンズ系内に、面状の加工パターンに沿うようにレーザ光を指向せしめるための画像形成面を備えた光学素子を設置して少なくとも一回の照射で面加工を行うレーザ加工方法である。これにより、少なくとも1回の照射により面状パターン加工が可能なレーザ加工方法が提供されている(例えば、特許文献5を参照。)。
特開2003−211400号公報 特開2003−334683号公報 特開2003−57422号公報 特開2004−360011号公報 特開2004−223522号公報
上記各公知例は、レーザ光を金属対象表面(平面)に照射して面状パターンに加工するものである。また、その周期構造体の模様も、微細周期性溝又はディンプルに限定されている。このために、フェムト秒レーザ加工機により微細周期性溝とディンプルとを混合した複合的な加工をすることができない。従って、従来工作機械の平面状の滑り面に手作業で行っていた面取りキサゲを、フェムト秒レーザ加工機による微細周期性溝又はディンプルに変更した時に、周期構造体の模様は、微細周期性溝又はディンプルの加工に限定されてしまうから、一つのフェムト秒レーザ加工機でその周期構造体の素早い模様切り換えができず、一つの加工面に両模様の特徴出しを行うための加工ができないと言う問題点がある。
本発明の課題は、上記工作機械の平面状の滑り面に手作業で行っていた面取りキサゲを、フェムト秒レーザ加工機による微細周期性溝又はディンプルに変更した時に、一つの模様に限定されてしまうという問題点に鑑みてなされたものである。しかして、その目的は、平板ワークや厚物ワークの平面又は緩やかな三次元平面等のワーク表面に、各種模様パターンを自由自在に加工制御できるようにしたレーザ加工機の多機能加工制御方法とレーザ加工機の多機能加工制御装置を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するべくなされたもので、請求項1のレーザ加工機の多機能加工制御方法は、フェムト秒レーザ発振器から発射される直線偏光のフェムト秒レーザを、シャッタを開閉制御して間欠的に照射されるレーザ光とし、上記レーザ光を切換手段で切り換え選択される周期性溝用ホモジナイザー又はディンプル加工用ホモジナイザー又は混合加工用ホモジナイザーの何れか一つを通過させ集光レンズで集光させてワーク移動ユニットに搭載された平面ワークに照射し、且つ、ワーク移動ユニットによりXY軸の二次元移動させることにより平面ワークの表面に周期性溝又はディンプルまたはこれらの混合からなる任意の模様を形成するようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項2のレーザ加工機の多機能加工制御方法は、請求項1記載のレーザ加工機の多機能加工制御方法において、上記ワーク移動ユニットを回転駆動手段で回転移動させることを特徴とするものである。
また、請求項3のレーザ加工機の多機能加工制御方法は、請求項1又は2記載のレーザ加工機の多機能加工制御方法において、上記ワーク移動ユニットをZ軸駆動手段で平面ワークに対して接近・離反移動させることを特徴とするものである。
また、請求項4のレーザ加工機の多機能加工制御装置は、フェムト秒レーザ発振器と、上記フェムト秒レーザ発振器から発射される直線偏光のフェムト秒レーザを間欠照射可能なレーザ光として開閉制御するシャッタと、周期性溝用ホモジナイザーとディンプル加工用ホモジナイザーと混合加工用ホモジナイザーとからなるホモジナイザーと、上記周期性溝用ホモジナイザー又はディンプル加工用ホモジナイザー又は混合加工用ホモジナイザーのうちの任意のものに切り換える切換手段と、上記周期性溝用ホモジナイザー又はディンプル加工用ホモジナイザー又は混合加工用ホモジナイザーの何れか一つを通過したレーザ光を集光する集光レンズと、上記集光されたレーザ光が照射されることによりレーザ加工される平面ワークと、上記平面ワークを搭載しXY軸の二次元移動が可能なワーク移動ユニットと、を具備したことを特徴とするものである。
また、請求項5のレーザ加工機の多機能加工制御装置は、請求項4記載のレーザ加工機の多機能加工制御装置において、上記ワーク移動ユニットに回転駆動手段により平面ワークに対して回転移動を可能としたことを特徴とするものである。
また、請求項6のレーザ加工機の多機能加工制御装置は、請求項4又は5記載のレーザ加工機の多機能加工制御装置において、上記ワーク移動ユニットにZ軸駆動手段により平面ワークに対して接近・離反移動を可能としたことを特徴とするものである。
上記のレーザ加工機の多機能加工制御方法とそのレーザ加工機の多機能加工制御装置によると次のような作用が得られる。
第1に、請求項1、4におけるレーザ加工機の多機能加工制御方法とその多機能加工制御装置は、平面ワークに対する加工である。まず、フェムト秒レーザ発振器から発射される直線偏光のフェムト秒レーザは、シャッタで開閉制御されて間欠照射可能なレーザ光となって、切換手段で切り換え選択された周期性溝用ホモジナイザー又はディンプル加工用ホモジナイザー又は混合加工用ホモジナイザーの何れか一つを介して集光レンズで集光される。更に、上記レーザ光は、XY軸方向の二次元に移動するワーク移動ユニットに搭載された平面状のワーク表面に対して照射される。
これにより、ワーク表面には、周期性溝用ホモジナイザー又はディンプル加工用ホモジナイザー又は混合加工用ホモジナイザーの何れか一つを介して周期性溝又はディンプル又は両者の混合溝が選択的に加工される。その加工はシャッタの開閉制御によって、間欠的な模様としても加工することができる。また、ワーク移動ユニットにより平面ワークを二次元方向に平面移動させてワーク表面の広範囲にわたり、多彩な模様状の周期構造体の加工が行える。上記多機能加工制御方法は、このレーザ加工機の多機能加工制御装置により多機能に実行される。
第2に、請求項2、5におけるレーザ加工機の多機能加工制御方法とその多機能加工制御装置は、上記ワーク移動ユニットに回転駆動手段を備え、この回転駆動手段によりワーク移動テーブを回転移動させるものである。
これにより、ワーク移動ユニットが回転されるから周期性溝の溝方向が自由に変更でき、最も条件の良い方向に加工したり、重合加工によりクロス状に加工することが可能である。上記多機能加工制御方法は、このレーザ加工機の多機能加工制御装置により多機能に実行される。
第3に、請求項3、6におけるレーザ加工機の多機能加工制御方法とその多機能加工制御装置は、上記ワーク移動ユニットをZ軸駆動手段により、平面ワークに対して接近・離反させ三次元移動を可能としたものである。
これにより、ワーク移動ユニット及びこれに搭載された平面ワークは、三次元方向に立体的に移動されるから、ワーク表面をレーザ光の焦点位置合せや焦点位置からのずれ調節が簡便な手段により行えるとともに、緩やかに湾曲したワーク表面や階段状に段差のあるワーク表面に対する多機能加工制御が行える。また、ワーク移動ユニットが回転される場合には周期性溝の溝方向が自由に変更でき、最も条件の良い方向に加工したり、重合加工によりクロス状に加工することとの複合加工もできる。上記多機能加工制御方法は、このレーザ加工機の多機能加工制御装置により多機能に実行される。
かくして、上記各種の平面ワークには、微細周期性溝又はディンプル及びこれらを混合した周期構造体が複雑な模様として効率良く加工させられる。これにより、上記平面ワークが、例えば、工作機械の平面状の摺動面であれば、その加工面に対する周期構造体の多彩な加工が行なえるから、摩擦抵抗の低減策が自在になされる。また、これに止まらず、あらゆる平面部材の表面処理にも適用される。
本発明のレーザ加工機の多機能加工制御方法とその多機能加工制御装置によると、平板ワークや厚物ワークの平面又は緩やかな三次元平面ワーク等に対して、周期構造体「例えば、微細周期性溝又はディンプル又は混合加工用ホモジナイザーの何れか一つやこれらの組み合わせから成る任意な模様が多彩に多機能的に加工できる。また、その多機能加工制御方法は、一つの多機能加工制御装置によって実行できる。これにより、上記平面ワークが、工作機械の平面状の摺動面であれば、その摺動面の摩擦抵抗の低減策が自在にできる。更に、あらゆる平面部材の表面処理ができる。
以下、本発明によるレーザ加工機の多機能加工制御方法とその多機能加工制御装置について、図示の第1の実施の形態により説明する。図1は平面ワークに対する多機能加工制御装置の全体構成図、図2と図3はレーザ加工ヘッドの斜視と制御系の構成図、図4はホモジナイザーの構成図、図5は自動運転のフローチャート図、図6〜図9は各種模様状に加工した周期構造体の平面図である。
図1〜図4により、本発明の第1の実施の形態となる平板ワークWに対するレーザ加工機の多機能加工制御装置100の概要を説明する。その構成は、直線偏光のフェムト秒レーザLOを発振するフェムト秒レーザ発振器10と、加工装置の中枢部となるレーザ加工ヘッド20と、平板ワークWをチャック手段7で着脱自在に把持するとともに三次元方向(X軸,Y軸,Z軸の三方向)に移動させるワーク制御テーブル3及びこれに搭載されていて二次元方向(X軸,Y軸)に平面移動させるワーク移動ユニット50と、このワーク移動ユニット50を回転駆動θさせるワーク回転駆動部5Aと、からなる。まず、上記フェムト秒レーザ発振器10とレーザ加工ヘッド20とは、防振台1の基盤2上に水平姿勢の横向きに搭載されている。上記フェムト秒レーザ発振器10は、公知なものであるから詳細構成を省略して概要説明すれば、発振源となるレーザ発振部10Aとこの発振を調整するファイバーレーザ発振器10Bとパルスストレッチャー10CとTi:sapphire再生増幅器10Dとパルスコンプレッサー10Eとレーザパワー減衰器10Fと励起用パルスグリーンレーザ10Gと電源制御部10Hと筐体温度安定化用冷却装置10Iとにより構成されている。上記レーザ加工ヘッド20には、その入力側にフェムト秒レーザLOを受け入れ任意に出力遮断(出力制御)する電磁式のシャッタ開閉手段SHで開閉するシャッタSTと、三連スライド式のホモジナイザーHの切換手段HDとを装備し、上記フェムト秒レーザ発振器10の出力がレーザ入力部20Aに繋がれている。また、上記レーザ加工ヘッド20の出力側には、平板ワークWに向けてフェムト秒レーザLOを照射する外筒49を備えている。上記三連スライド式のホモジナイザーHは、エネルギー効率を改善する周期性溝用ホモジナイザーH1とディンプル加工用ホモジナイザーH2と両者の混合加工用ホモジナイザーH3の三種類からなり、適宜に切替え選択される。
上記ワーク制御テーブル3は、図1に示すように、チャック手段7に把持された平面ワークWをX軸方向(図示の前後方向)に移動させるX軸駆動手段30と、これに搭載されて平面ワークWをZ軸方向(図示の左右方向)に移動させるZ軸駆動手段9と、このZ軸駆動手段9上のコラム9Aに搭載されてY軸方向(図示の上下方向)に移動させるY軸駆動手段5と、この前壁面に配置したワーク回転駆動部5Aと、この前部に配置したチャック手段7とからなる。しかして、上記平面ワークWは、上記レーザ出力部20Aの軸芯O1に対してその中心位置O2を一致させるべく、Y軸駆動手段5と、これを左右X軸の方向に移動させるX軸駆動手段30とを合成して平面移動させるワーク移動ユニット50の機能により微動送りで位置合わせが行われる。また、上記レーザ出力部20Aに対する平面ワークWの対面距離ZAは、上記X軸駆動手段30に搭載されたZ軸駆動手段9を前後方向となる−Z軸方向(図示の左側方向)又は+Z軸方向(図示の右側方向)へ微動させて行う。更に、上記平面ワークWを、上記レーザ加工ヘッド20の先端でフェムト秒レーザLOの照射を受けながら回転駆動θさせるには、Y軸駆動手段5上のワーク回転駆動部5Aに備える回転制御モータMMによりチャック手段7を回転駆動θさせて行われる。上記上下のY軸と左右のX軸と前後のZ軸の各駆動は、ガイドレール部材G1,G2,G3とY軸送りのモータM1及びZ軸送りのモータM2,X軸送りのモータM3により行われる。
また、図1と図2に示すように、上記レーザ加工機の多機能加工制御装置100は、上記各送りモータM1,M2,M3,回転制御モータMMや電磁式のシャッタ開閉手段SHで作動するシャッタSTやホモジナイザーHの切換手段HD等を駆動する加工制御部COを備えている。上記加工制御部COの概要構成と機能を説明する。まず、多機能加工制御装置100の全体を総括的にコンピュータ管理するとともに装置全体の運転制御を支配する中央制御部CPUと、この中央制御部CPUに対して加工プログラミング情報を提供して平面ワークWに任意な模様加工を実行させるプログラム手段PCと、このプログラム手段PCと中央制御部CPUからの指令で、各モータMO,M1,M2,M3,MMやシャッタSTやホモジナイザーHの切換手段HDの駆動制御をプログラム通り運転させる数値制御部NCと、この数値制御部NCからの指令を受けて各モータM1, M2,M3,MMやSH,HDを駆動する駆動部DDとからなる。これらの機能を備えた上記加工制御部COの制御のもとに、各ユニット3,5,9,10,20,30,M1,M2,M3,MMやSH,HD等の駆動部DDが作動される。これで、上記レーザ出力部20Aに対してワークWをワーク移動ユニット50で二方向(X軸とY軸方向)に大きく移動させ、上記フェムト秒レーザLOをワークWの所定面積にわたり広範囲に照射させ、微細周期性溝等が所定面積に加工される。
続いて、上記レーザ加工ヘッド20において、光学系の全体構成の概要を説明する。
まず、上記平面ワークWに微細周期性溝KMを加工する場合は、図2と図4に示すように、フェムト秒レーザ発振器10のレーザ出力部20Aからのフェムト秒レーザLOは、アイリスA1・シャッタST・凹レンズR1を介して進み、更に、レーザ加工ヘッド20の筒体41内の平凸レンズR2とアイリスA2を介して進み、周期性溝用ホモジナイザーH1から集光レンズ(平凸レンズ)R3を介して外筒49の先端に至る。上記三連スライド式のホモジナイザーHにおいて、周期性溝用ホモジナイザーH1の機能は、上記フェムト秒レーザ光LOのエネルギー波形は、図4(b)に示す山形の二次曲線のもので両裾のエネルギーが利用されない。そこで、図4(c)に示すように、その特性を改善する周期性溝用ホモジナイザーH1によりエネルギー分布を矩形に整形し、エネルギー効率を限り無く100%にすることが可能だからである。従って、エネルギー効率を問題にしなければ、上記周期性溝用ホモジナイザーH1は省略することも可能である。即ち、フェムト秒レーザ光LOによる微細周期性溝KMの溝方向と加工面積は、フェムト秒レーザの偏光方向とフル−エンス(レーザ出力のエネルギー)に依存されるから、周期性溝用ホモジナイザーH1は、微細周期性溝KMを形成する為のホモジナイザーと言うよりは、微細周期性溝KMを効率良く形成する為のホモジナイザーと言う機能を持っている。ディンプル加工用ホモジナイザーH2は、図4(a)に示すように、一種のホログラムであり、集光部のエネルギー分布を制御する。即ち、ディンプル加工用ホモジナイザーH2は、その表面に微細な凹凸があり、この凹凸を通過するフェムト秒レーザLOの光が回折し、多数のエネルギー分布(エネルギー密度の高い複数のスポットS1〜S6)を生じさせる。このエネルギー分布により、ディンプルDPが加工される。尚、微細周期性溝KMとディンプルDPとを混合加工する混合加工用ホモジナイザーH3に切替えれば、図4(d)に示すように、微細周期性溝KMを加工する均一なエネルギー分布SOの全加工領域と、この領域内にエネルギー密度の高い複数のスポットS1〜S6とが存在し、微細周期性溝KMとディンプルDPとが混在した複合加工が行なわれる。
本発明の第1の実施の形態のレーザ加工機の多機能加工制御装置100は、以上のように構成されており、以下のように作用する。
先ず、図2に示すように、平面ワークWの表面W1に連続する微細周期性溝KM又は不連続な微細周期性溝KMを加工するには、上記レーザ加工ヘッド20において、プログラム手段PCにより予め手入力で作られた図5の自動運転加工フローチャート図により実行される。上記加工フローチャートによれば、まず、「自動運転の開始」の第1ステップS1が実行される。これで、平面ワークWは、原点位置POから、その加工開始点P1にワーク移動ユニット5とZ軸駆動手段9との駆動で「ワーク加工開始位置決め」まで移動搬送される第2ステップS2が実行される。また、三連スライド式のホモジナイザーHにおいて、「周期性溝用ホモジナイザーH1の選択」の第3ステップS3が実行される。この周期性溝用ホモジナイザーH1は、微細周期性溝KMを加工する時、フェムト秒レーザLOのエネルギーロスの改善を図る。続いて、「ワーク平面加工開始」の第4ステップS4が実行される。このワーク平面加工開始による具体例を図6〜図9に示す。先ず、図6は、正方形の平面ワークWの表面W1に対して加工開始点P1から加工終了点Peに向けて左右方向への往復動とピッチ送りからなる移動軌跡Kにおける微細周期性溝KMを同一方向に揃えた加工を示している。図示ではシャッタSTが周期的に「シャッタ開」と「シャッタ閉」とを繰り返した加工が進められ、各列に「加工有」と「加工無」の空白地帯が設けられた加工となる。この時の模様は、市松模様を呈したものとなる。
図7は、正方形の平面ワークWの表面W1に対して加工開始点P1から加工終了点Peに向けて左右方向への往復動とピッチ送りからなる移動軌跡Kにける微細周期性溝KMを同一方向に揃えた加工を示している。図示ではシャッタSTが平面ワークWの中央位置において「シャッタ閉」を行うことにより、この中央位置の一帯が「加工無」の空白地帯として加工されたものとなる。図8は、ワーク移動ユニット50により円板ワークW2を移動制御する加工例を示し、例えば、ワーク中心の加工開始点P1から渦巻き状に回転半径を拡げ外周端の加工終了点Peに向けて加工する移動軌跡Kにおいて、微細周期性溝KMを同一方向に揃えて加工される。図示ではシャッタSTが「開」で加工が進められた状態を示しているが、必要に応じて「閉」とした加工無しの空白地帯を設けることも可能である。
続く、図9(a)は、正方形の平面ワークWの表面W1に対して加工開始点P1から加工終了点Peに向けて左右方向への往復動とピッチ送りからなる移動軌跡Kにおいて、往路で「周期性溝用ホモジナイザーH1の選択」による微細周期性溝KMを同一方向に揃えた加工とし、復路では図3に示すように、「ディンプル加工用ホモジナイザーH2の切り換え」によるディンプルDPを示している。図示ではシャッタSTが「開」で加工が進められているが、必要に応じて「閉」とした加工無しの空白地帯を設けることも可能である。更に、第5列目の移動軌跡Kにおいて、両者の混合加工用ホモジナイザーH3に切り換えれば、微細周期性溝KMとディンプルDPとの混合加工が行われる。図9(b)は、ワーク移動ユニット50により平面ワークWを移動軌跡Kで平面移動させるとともに、Y軸駆動手段5上のワーク回転駆動部5A内に備える回転制御モータMMにより平面ワークWを把持するチャック手段7を「往路で0度、復路で90度回転」すべく、回転駆動θして位置決めした後に、上記微細周期性溝KMが往路と復路とで、相互に加工方向を反対方向(90度反転)に向けた加工が行われる。
また、図9(c)は、ワーク移動ユニット50を移動軌跡Kで平面移動させるとともに、Y軸駆動手段5上のワーク回転駆動部5Aに備える回転制御モータMMにより平面ワークWを把持するチャック手段7を往路の区間で「0度〜90度」の回転駆動θを継続させて微細周期性溝KMの溝方向を右向きから次第に変化して左向き方向に変えながら加工する状況を示している。また、復路の区間で「90度〜0度」への逆回転駆動を継続することで微細周期性溝KMの溝方向を左向きから次第に変化して右向き方向に変えながらの加工状況を示している。そして、移動軌跡Kの第三列目と第四列目とを重合させ、第三列目の往路は往路0度とし、第四列目の復路を90度にチャック手段7を回転駆動θして位置決め後に、上記微細周期性溝KMが往路と復路とで、相互に加工方向を反対方向(90度交差)に向けたクロス状の加工が行われる。
以上の加工例は、本発明のレーザ加工機の多機能加工制御装置100で実行される僅かな数例を説明したに過ぎない。この他にも多彩なバリエーションの加工が可能である。例えば、チャック手段7、即ち、ワーク移動ユニット50をZ軸駆動手段9のZ軸送りモータM2の制御を付加すれば、ワーク移動ユニット50及びこれに搭載された平面ワークWは、三次元方向に立体的に移動されるから、ワーク表面W1をレーザ光の焦点位置合せや焦点位置からのずれ調節が簡便な手段により行える。更に、上記平面ワークW1において、緩やかに湾曲したワーク表面や階段状に段差のあるワーク表面を持つワークに対する加工もできるから、さらなる多機能加工制御が行える。上記の如く、「ワーク平面加工開始」の第4ステップS4が終了すると、ワーク移動ユニット50を原点位置POへ復帰させる「原点復帰」の第5ステップS5が行われて、「加工終了」となる。
上記本発明の第1の実施の形態のレーザ加工機の多機能加工制御方法とその多機能加工制御装置100によれば、下記の効果が発揮される。まず、平板ワークや厚物ワークの平面又は緩やかな三次元平面(総称して平面ワークWという)の表面W1に対して、連続する微細周期性溝KM又は不連続な微細周期性溝KMや微細周期性溝KM又はディンプルDPのいずれか一つ、又はこれらを混合させた混合溝(任意な模様となる複雑模様)が効率良く加工できる。
また、上記多機能加工制御方法は、一つの多機能加工制御装置によって実行できる。しかして、上記平面ワークが、工作機械の平面状の摺動面であれば、その摺動面の摩擦抵抗の低減策が自在にできるとともに、更に、あらゆる平面部材の表面処理もできる。
本発明は、上記平面ワークに限定されず、その他の各種機器・部品の加工面に対する豊富な加工が行なえる。例えば、鏡板であれば、多数の微細周期性溝KM他を加工し、鏡本来の物体を映し出す作用・効果を失うことなく、上記多数の微細周期性溝KMが水分・水滴を弾いて表面張力の作用を促し、水滴防止機能を発揮する。また、自動車のフロントガラスであれば、雨水の水滴や夜露の水滴を弾く水滴防止機能を発揮する。更に、あらゆる平面部材の表面処理に適用される。
本発明の第1の実施の形態を示し、レーザ加工機の多機能加工制御装置の全体構成図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、レーザ加工ヘッドの斜視と制御系の構成図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、レーザ加工ヘッドの斜視と制御系の構成図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、ホモジナイザーの構成図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、自動運転のフローチャート図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、各種模様状に加工した周期構造体の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、各種模様状に加工した周期構造体の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、各種模様状に加工した周期構造体の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、各種模様状に加工した周期構造体の平面図である。
符号の説明
1 防振台
2 基盤
3 ワーク制御テーブル
5 Y軸駆動手段
5A ワーク回転駆動部
7 チャック手段
9 Z軸駆動手段
9A 垂直台
10 フェムト秒レーザ発振器
10A レーザ発生部
10B ファイバーレーザ発振器
10C パルスストレッチャー
10D Ti:sapphire再生増幅器
10E パルスコンプレッサー
10F レーザパワー減衰器
10G 励起用パルスグリーンレーザ
10H 電源制御部
10I 筐体温度安定化用冷却装置
20 レーザ加工ヘッド
20A レーザ出力部
30 X軸駆動手段
40 支持体
41 筒体
42 連絡筒
49 外筒
50 ワーク移動ユニット
A1,A2 アイリス
CPU 中央制御部
CO 加工制御部
DD 駆動部
DP ディンプル
NC NC制御部
KM 微細周期性溝
LO フェムト秒レーザ
G1,G2,G3 ガイドレール部材
K 移動軌跡
M1,M2,M3 モータ
MM 回転制御モータ
MO 駆動モータ
H ホモジナイザー
H1 微細周期性溝用のホモジナイザー
H2 ディンプル用のホモジナイザー
H3 混合加工用のホモジナイザー
HD 切換手段
O1,O2 軸芯
PC プログラム手段
PO 原点位置
P1 加工開始点
Pe 加工終了点
R1 平凹レンズ
R2 平凸レンズ
R3 集光レンズ(平凸レンズ)
θ 回転駆動
ST シャッタ手段
SD 回転駆動手段
SH シャッタ開閉手段
SO エネルギー分布
S1〜S6 スポット
W 平面ワーク
W1 表面
W2 円板ワーク
100 レーザ加工機の多機能加工制御装置

Claims (6)

  1. フェムト秒レーザ発振器から発射される直線偏光のフェムト秒レーザを、シャッタを開閉制御して間欠的に照射されるレーザ光とし、上記レーザ光を切換手段で切り換え選択される周期性溝用ホモジナイザー又はディンプル加工用ホモジナイザー又は混合加工用ホモジナイザーの何れか一つを通過させ集光レンズで集光させてワーク移動ユニットに搭載された平面ワークに照射し、且つ、ワーク移動ユニットによりXY軸の二次元移動させることにより平面ワークの表面に周期性溝又はディンプルまたはこれらの混合からなる任意の模様を形成するようにしたことを特徴とするレーザ加工機の多機能加工制御方法。
  2. 上記ワーク移動ユニットを回転駆動手段で回転移動させることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工機の多機能加工制御方法。
  3. 上記ワーク移動ユニットをZ軸駆動手段で平面ワークに対して接近・離反移動させることを特徴とする請求項1又は2記載のレーザ加工機の多機能加工制御方法。
  4. フェムト秒レーザ発振器と、上記フェムト秒レーザ発振器から発射される直線偏光のフェムト秒レーザを間欠照射可能なレーザ光として開閉制御するシャッタと、周期性溝用ホモジナイザーとディンプル加工用ホモジナイザーと混合加工用ホモジナイザーとからなるホモジナイザーと、上記周期性溝用ホモジナイザー又はディンプル加工用ホモジナイザー又は混合加工用ホモジナイザーのうちの任意のものに切り換える切換手段と、上記周期性溝用ホモジナイザー又はディンプル加工用ホモジナイザー又は混合加工用ホモジナイザーの何れか一つを通過したレーザ光を集光する集光レンズと、上記集光されたレーザ光が照射されることによりレーザ加工される平面ワークと、上記平面ワークを搭載しXY軸の二次元移動が可能なワーク移動ユニットと、を具備したことを特徴とするレーザ加工機の多機能加工制御装置。
  5. 上記ワーク移動ユニットに回転駆動手段により平面ワークに対して回転移動を可能としたことを特徴とする請求項4記載のレーザ加工機の多機能加工制御装置。
  6. 上記ワーク移動ユニットにZ軸駆動手段により平面ワークに対して接近・離反移動を可能としたことを特徴とする請求項4又は5記載のレーザ加工機の多機能加工制御装置。
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