JP2008295644A - ベッド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の生体情報に応じて光照射部から光を集中的に照射することができ、ベッド装置で横たわれる使用者の起床、ベッド装置上における使用者の読書等に適するベッド装置を提供する。
【解決手段】ベッド装置200は、使用者が横たわる寝具100を載せるベッド本体205と、光照射部500と、ベッド本体205または寝具100に設けられ使用者からの生体情報を検知する生体情報検知体600と、生体情報検知体600により検知された生体情報に応じて光を集中的に照射する制御手段とをもつ。
【選択図】図1

Description


本発明は、使用者が横たわるベッド装置に関する。
特許文献1には、目覚まし時刻を設定する計時部と、計時部に設定された設定時刻になると、アラームを発音するアラーム制御部と、設定時刻前から室内照明を徐々に明るくする照明制御部とが開示されている。特許文献2には、ヘッドボードの内部に照明灯を配置し、ヘッドボードに形成した開口から照明灯の光をヘッドボードの外方に照射させる照明装置付きベッド装置が開示されていてる。特許文献3には、光量を変更できる照明装置と、この照明装置の光量を漸増させる信号発生部と、信号発生部と目覚まし音発生装置とを設定時刻に起動させるタイマ装置とを備える照明併用式目覚まし時計が開示されている。この照明併用式目覚まし時計はベッド装置付近に設けられている。
特開2003−215279号公報 実開平6−64557号公報 実開平4−96095号公報
上記した技術によれば、ベッド装置に横たわる使用者の生体情報に基づいて光を照射する方式ではない。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、光照射部から照射される光を、使用者の生体情報に応じて制御することができるベッド装置を提供することを課題とする。
様相1に係るベッド装置は、使用者が横たわる寝具を載せるベッド本体と、
ベッド本体および寝具のうちの少なくとも一方に設けられ使用者からの生体情報を検知する生体情報検知体と、ベッド本体または室内に設けられ光を照射するための光照射部と、生体情報検知体により検知された使用者の生体情報に基づいて使用者に対して光照射部の光の照射を制御する制御手段とを具備していることを特徴とする。
本様相によれば、生体情報検知体は、ベッド本体および寝具のうちの少なくとも一方に設けられており、ベッド本体または寝具に横たわる使用者の生体からの生体情報を検知する。制御手段は、使用者の生体情報に基づいて使用者の位置を求める。制御手段により制御される光照射部は、使用者(特に頭部または頭部付近)に対して光を照射したり、光を非照射とする。光を照射する場合には、使用者の上半身、殊に、使用者の頭部または頭部付近(顔面付近)付近に向けて光を照射させることが好ましい。例えば、ベッド装置において就寝している使用者を光照射により覚醒させて起床させたり、使用者に読書に適する。起床させるときには、連続照射でも良いし、点滅照射でも良い。光照射部は、光の方向を使用者(殊に頭部付近)に向けて調整できることが好ましい。
上記した生体情報としては、ベッド上に横たわる心拍情報、呼吸情報、寝位置情報、体動情報、体重情報等のうちの少なくとも一つが例示される。心拍情報としては、単位時間あたりの心拍数、心拍波形、心拍周波数が例示される。呼吸情報としては、単位時間あたりの呼吸数、呼吸波形、呼吸周波数が例示される。体動情報としては、単位時間あたりの体動数、体動波形、体動周波数が例示される。
様相2に係るベッド装置によれば、上記様相において、制御手段は、生体情報検知体により検知された生体情報に基づいて、ベッド本体上の使用者の頭部が位置する頭部推定領域を推定する使用者頭部領域推定手段と、使用者頭部領域推定手段で推定される使用者の頭部推定領域に向けて光を光照射部から照射させる光照射制御手段とを備えることを特徴とする。この場合、使用者の頭部推定領域に向けて光を光照射部から照射するため、ベッド本体上の使用者の頭部付近に光を照射することができる。よって使用者を覚醒させて起床させたり、使用者の読書に適する。頭部は顔面も含む意味である。
様相3に係るベッド装置によれば、上記様相において、単数または複数の使用者に応じた設定時刻を設定可能な時間設定部が設けられており、制御手段は、設定時刻になったとき、該当する使用者に対して光照射部からの光を点灯または消灯させることを特徴とする。光を点灯させれば、ベッド上の使用者を覚醒させて起床させることができる。光を消灯させれば、ベッド上の使用者の睡眠に適する。この場合、時間設定部には単数または複数の使用者に応じた設定時刻を設定可能であるため、単数または複数の使用者に対処することができる。
様相4に係るベッド装置によれば、上記様相において、ベッド本体に横たわる使用者の生体情報に基づいて、使用者の横たわる姿勢に関する信号を予め登録する使用者姿勢登録部が設けられており、制御手段は、ベッド本体に横たわる使用者について生体情報検知体で検知された生体信号と、登録部に予め登録されている使用者の横たわる姿勢に関する信号との比較に基づいて、使用者の頭部の領域を推定し、推定した頭部付近に光を照射させることを特徴とする。この場合、使用者の頭部の領域が推定されるため、ベッド本体上の使用者の頭部付近に光を集中的に照射することができる。よって使用者を覚醒させて起床させたり、使用者の読書に適する。更に、他者に光が照射されることが抑制されるため、他者に不快感を与えることが抑制される。
本発明によれば、上記した生体情報検出体としては、生体からの圧力変動を検知する検知部と検知部を覆う弾性層とを備えている形態が例示される。この場合、検知部は弾性層で覆われているため、使用者が感じる違和感が軽減または解消される。検知部は有機材料を主要成分として形成されることが好ましい。検知部としては感圧センサが例示される。感圧センサとしては、圧電ポリマー等の圧電体、歪みゲージ、磁歪センサ、静電容量センサ、抵抗線、渦電流センサ等を例示できる。圧電体としてはポリビニリデンフロライド(PVDF)のフィルムを例示できる。検知部の数としては特に限定されるものではなく、1個でも、2個でも、3個でも、4個でも、6個でも、8個でも、それ以上でも良い。
本発明によれば、ベッド本体またはベッド本体上の寝具に設けられた生体情報検知体が、ベッド上の使用者の生体情報(例えば心拍情報、呼吸情報、寝位置、体動、体重等)を検知する。そして、使用者の生体情報に基づいて、光照射部からの光を使用者に対して制御する。制御手段により制御される光照射部は、使用者(例えば頭部または頭部付近)に対して光を照射したり、光を非照射とする。本発明によれば、ベッド装置で就寝している使用者の覚醒、ベッド装置上における使用者の読書等に適する。
以下、図面を参照しつつ本発明の各実施形態を説明する。
(実施形態1)
図1〜図4は実施形態1を示す。図1(A)(B)に示すように、ベッド装置200は、使用者が横たわる寝具(敷寝具)としてのマットレス100を載せる載置面206をもつベッド本体205と、ベッド本体205のマットレス100の内部に埋設された生体情報検知体600とを備えている。ベッド本体205は、使用者Mの頭側に位置するヘッドボードとも呼ばれるヘッド部203を備えている。図1(A)(B)に示すように、ヘッド部203のうち、就寝する使用者Mの頭部MCに対面する凹部204には、光照射部500が設けられている。この場合、光が外方に飛散することが抑制される。光照射部500は、光を照射する点灯および消灯機能を有する光照射部本体501と、光照射部本体501からの光の向きを変更するモータ機構などの駆動部502とで形成されている。光照射部本体501からの光の向きを変更することができるため、他者への光照射が防止され易い。但し、駆動部502を有しておらず、点灯および消灯機能を有するだけの方式でも良い。
マットレス100は、弾性体ユニット350と、弾性体ユニット350を保持するベース300とをもつ。生体情報検知体600は、弾性体ユニット350とベース300との間に配置されている。生体情報検知体600は、生体からの圧力または圧力変動を受圧し、受圧に伴い使用者Mの生体情報を検知するものである。生体情報検知体600は複数の検知部610をもつ。即ち、図1(A)に示すように、検知部610は、ベッド装置200の幅方向(矢印X方向)の中央において上向きに寝ている使用者Mの身長方向の上部側を検知する上側検知部611と、上向きに寝ている使用者Mの身長方向の中間側を検知する中間検知部612とを備えている。
図1(A)に示すように、上側検知部611は、上向きに寝ている使用者Mに対して、左肩側の第1検知部621と、右肩側の第2検知部622と、第1検知部621と第2検知部622との間に配置された第3検知部623とをもつ。図1(A)に示すように、中間検知部612は、上向きに寝ている使用者Mに対して、左腕側の第4検知部624と、右腕側の第5検知部625と、第4検知部624と第5検知部625との間に配置され使用者(矢印X方向の中央に位置する)の臍付近の下方に位置する第6検知部626とをもつ。ここで、左および右は、上向きに横たわる使用者の左腕側および右腕側を意味する。
各検知部621〜626は、マットレス100に横たわる使用者Mからの圧力または圧力変動に基づいて生体情報(殊に心拍情報、呼吸情報、寝位置情報、体動情報)、殊に生体情報の振動を検知することができる。但し、各検知部621〜626が受信する信号の強度は、各検知部621〜626と使用者Mの心臓または肺臓等との距離に応じて異なる。ここで、呼吸信号の振幅は心拍信号の振幅よりも大きい。また呼吸信号の周波数は心拍信号の周波数よりも小さい。このため生体の呼吸信号と生体の心拍信号との識別は、容易である。
例えば、ベッド装置200の幅方向(矢印X方向)に沿って配置されている検知部624,626,625のうち信号の強度が強いものを基準とすれば、ベッド装置200の矢印X方向における上の使用者Mの位置が特定可能である。
図2は制御系のブロック図を示す。図2に示すように、制御装置800(制御手段)は、入力処理回路801と、出力処理回路802と、タイマ機能を有するCPU803をもつ制御回路804と、RAMおよびROMからなる記憶要素805とを備えている。第1検知部621、第2検知部622、第3検知部623、第4検知部624、第5検知部625、第6検知部626の各検知信号は、入力処理回路801を介して制御回路804に入力される。使用者登録部830、モード設定部832、時間設定部834が設けられている。
使用者登録部830は、ベッド装置200を使用する使用者Mの名前(または使用者Mの識別記号)およびその使用者Mの身長および体重を設定し、記憶要素805の所定のエリアに登録させるものである。モード設定部832の切替スイッチは、ベッド装置200で就寝している使用者Mを覚醒させて起床させる覚醒モードと、読書時においてベッド装置200に横たわる使用者Mの頭部推定領域MA付近を照射する読書モードとを切り替えできる。モード設定部832のモード切替信号は制御装置800に入力される。時間設定部834は、使用者Mが起床する時間と、就寝する時間とを使用者ごとに個別に設定するものである。時間設定部834に設定される時刻は、制御装置800に入力される。
まず、使用に際しては、姿勢登録モードを実施する。図3は姿勢登録モードの一例を示す。姿勢登録モードはこのフローチャートに限定されるものではない。先ず、図3に示すように、初期設定する(ステップS102)。次に、使用者Mの名前(使用者識別情報)を使用者登録部830から登録する指令を出力する(ステップS104)。更に、その使用者Mの身長および体重を登録する指令を出力する(ステップS106)。登録された情報は記憶要素805の所定のエリアに格納される。複数の使用者Mを個別に登録できるようになっている。
そして、平面視において、使用者Mがベッド本体205の中央において上向きに寝ている形態(ステップS108)について、複数の検知部621〜626で検知される使用者Mの生体情報(殊に心拍情報α、呼吸情報β)を検知し、制御装置800に搭載されている記憶要素805の所定のエリアに生体情報を格納して登録する指令を出力する。具体的には、制御装置800は、使用者Mをベッド本体205の中央において上向きに寝ている状態に使用者Mに指示する指令と、この状態で複数の検知部621〜626で生体情報を検知する指令と、複数の検知部621〜626で検知された検知信号を所定の信号処理した後に記憶要素805の所定のエリアに格納する指令とを出力する。
更に、使用者Mがベッド本体205の中央において右向きに寝ている形態(ステップS110)、使用者Mがベッド本体205の中央において左向きに寝ている形態(ステップS112)、使用者Mがベッド本体205の中央において下向きに寝ている形態(ステップS114)について、複数の検知部621〜626で検知される使用者Mの生体情報(殊に心拍情報α、呼吸情報β)を検知し、制御装置800に搭載されている記憶要素805のエリアに生体情報を格納して登録する指令を出力する。なお、使用者が上向きに横たわっているときと、使用者が下向きに横たわっているときとでは、マットレス100の表面と使用者Mの心臓との距離が異なるため、心拍の波形が異なり、両者の識別は可能となる。
上記した登録は、ベッド本体205の左部(使用者Mが上向きに寝たときの左腕側)おいて使用者Mが横たわっている形態についても、同様に実施する。即ち、平面視において、使用者Mがベッド本体205の左部において横たわっているとき、使用者Mが上向きに寝ている形態(ステップS116)、使用者Mが右向きに寝ている形態(ステップS118)、使用者Mが左向きに寝ている形態(ステップS120)、使用者Mが下向きに寝ている形態(ステップS122)について、複数の検知部621〜626で検知される使用者Mの生体情報(殊に心拍情報α、呼吸情報β)を、制御装置800に搭載されている記憶要素805の所定のエリアに格納して登録する指令を出力する。
更に、上記した登録は、使用者Mがベッド本体205の右部(上向きに横たわっている使用者の右腕側)において横たわっている形態についても実施する。即ち、平面視において、使用者Mがベッド本体205の右部において横たわっているとき、使用者Mが上向きに寝ている形態(ステップS124)、使用者Mが右向きに寝ている形態(ステップS126)、使用者Mが左向きに寝ている形態(ステップS128)、使用者Mが下向きに寝ている形態(ステップS130)について、複数の検知部621〜626で検知される使用者Mの生体情報(殊に心拍情報α、呼吸情報β)を、制御装置800に搭載されている記憶要素805のRAMの所定のエリアに格納して登録する指令を出力する。更に制御装置800は他の処理を実行(ステップS132)してからメインルーチンにリターンする。ベッド装置200に就寝する使用者が複数の場合には、使用者毎に、姿勢登録モードを実施し、各使用者の姿勢を記憶要素805のエリアに予め格納しておくことができる。なお、図5は、使用者の識別、使用者の身長、体重と共に、使用者の姿勢情報を記憶要素805のエリアに予め格納している形態の一例を示す。使用者の姿勢情報は使用者の生体情報(殊に心拍情報α、呼吸情報β)等を含む。表5におけるα、βは各検知部621〜626が検知したそれぞれ具体的数値を意味する。
次に、ベッド装置200において就寝している使用者Mを覚醒させて起床させる覚醒モードの一例について、図4を参照しつつ説明する。覚醒モードはこのフローチャートに限定されるものではない。使用者の起床時刻は、時間設定部834から予め設定されている。図4に示すように、制御装置800は現在の時間を読み込む(ステップS202)。現在の時間が起床時刻が到達するまで待機する。現在の時間が起床時刻が到達していると(ステップS204のYES)、各検知部621〜626で検知されている使用者Mの実際の生体情報(殊に心拍情報、呼吸情報)に係る各検知信号を、制御装置800はリアルタイムで読み込む(ステップS206)。制御装置800は、検知された信号に基づく使用者の姿勢形態が、姿勢登録モードにおいて登録された姿勢形態に最も近いものを選択し、それを使用者Mの姿勢と推定する(ステップS208)。更に、その姿勢形態における使用者Mの頭部推定領域MAを推定する(ステップS210)。この場合、各検知部621〜626で検知された呼吸振動の信号のうち、強度が最も強い検知部の位置が使用者Mの腹部に相当すると推定し、腹部の位置を求める。そして制御装置800は、該当する使用者Mの身長に基づいた数値(例えば身長の30〜50%の長さ)を考慮し、腹部推定位置から当該数値をヘッド部203側に向けて加算した位置を、使用者Mの頭部推定領域MAとして演算で求める(ステップS210)。頭部推定領域MAは、基本的には、使用者Mの頭部MCの実際の位置またはその近傍に位置すると推定される。
上記したようにベッド装置200において、使用者Mの頭部MCが位置すると推定される頭部推定領域MAが求められたら、制御装置800は駆動部502を駆動し、頭部推定領域MAに向けて光照射部500の光照射部本体501を指向させる(ステップS212)。更に、制御装置800は、光照射部500の光照射部本体501をオンして点灯させ、光照射部500の光照射部本体501から光をその頭部推定領域MAに所定時間照射させる(ステップS214)。更に、光照射部500の光照射部本体501からの光の光量を次第にアップさせ(ステップS216)、更に、光照射部500の光照射部本体501からの光を所定時間点滅させ(ステップS218)、メインルーチンにリターンする。ステップS212〜ステップS218は、光照射制御手段として機能する。なお場合によっては、光量アップ、光点滅を実施しない場合でも良い。
上記したようにして使用者Mの頭部MC付近を集中的に光照射部500により照射することができ、照射により使用者Mを覚醒させて起床させることができる。この場合、近くの他者に光が照射されることが抑制され、他者の睡眠等を妨げることが抑制される。この場合、光照射部500を点滅させたり、時間経過につれて光照射部500の光量を増加させれば、使用者Mの覚醒効果を更に高めることができる。
上記した形態は、就寝している使用者Mを覚醒させるときに適用しているが、モード設定部832における切替スイッチを読書モードに設定すれば、ベッド装置200上に横たわる使用者Mの頭部推定領域MAに光照射部500から光を連続的に照射させることができるため、使用者Mの頭部MC付近を集中的に照明することができる。但し、読書モードでは、光を点滅させない方が好ましい。この場合にも、近くの他者に光が照射されることが抑制される。
(実施形態2)
図6は実施形態2を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。ベッド装置200に横たわる使用者Mを覚醒させて起床させる本実施形態に係る別の覚醒モードについて、図6を参照しつつ説明する。図6に示すように、制御装置800は、各検知部621〜626で検知されている使用者Mの生体情報(殊に心拍情報α、呼吸情報β)に係る各検知信号を読み込む(ステップS302)。各検知信号に基づいて、使用者が覚醒して起床しているか、睡眠状態であるか否かを判定する(ステップS304)。使用者が覚醒しているときと、就寝しているときとでは、使用者Mの生体情報(殊に心拍情報α、呼吸情報β)がかなり異なるので、制御装置800による識別は可能である。具体的には、心拍情報αについては、就寝しているときには心拍数が低く、周期的な変動であり、覚醒しているときには心拍数が高く、律動的に変動である。呼吸情報βについては、就寝しているときには呼吸が遅く、規則的な呼吸であり、呼吸数の変動は少なく、覚醒しているときには不規則な呼吸となる。
ステップS304の判定の結果、使用者が覚醒(起床)していなければ(ステップS304のNO)、各検知部621〜626で検知されている使用者Mの生体情報(殊に心拍情報、呼吸情報)に係る各検知信号の読み込みを継続させる(ステップS302)。使用者が覚醒(起床)していれば(ステップS304のYES)、制御装置800は、検知された信号に基づく使用者の姿勢形態が、姿勢登録モードにおいて登録された姿勢形態に最も近いものを、使用者Mの現在姿勢と推定する(ステップS308)。更に、その姿勢形態における使用者Mの頭部推定領域MAを推定する(ステップS310)。この場合、制御装置800は、各検知部621〜626のうち、呼吸振動の信号の強度が最も強い検知部に使用者Mの腹部が該当していると推定する。そして、制御装置800は、使用者Mの身長に基づいた数値(例えば身長の30〜50%の長さ)を考慮し、腹部から当該数値をヘッド部203側に加算した位置を求め、当該位置をマットレス100における使用者Mの頭部推定領域MAとして求める(ステップS310)。なお他の方式で使用者Mの頭部推定領域MAを求めても良い。
上記したようにベッド装置200において、使用者Mの頭部MCが位置すると推定される頭部推定領域MAが求められたら、制御装置800は、駆動部502を制御し、駆動部頭部推定領域MAに光照射部500の光照射部本体501を指向させる(ステップS312)。更に、制御装置800は、光照射部500の光照射部本体501をオンとし、光照射部500の光照射部500から光をその頭部推定領域MAに所定時間照射させる(ステップS314)。更に、光照射部500の光照射部本体501からの光の光量を次第にアップさせ(ステップS316)、更に、光照射部500の光照射部本体501からの光を点滅させ(ステップS318)、メインルーチンにリターンする。このようにして使用者Mの頭部MC付近を光照射部500により照明することができ、照明により使用者Mの覚醒を促進させることができる。点滅させれば、使用者Mの覚醒を促進させることができる。
(実施形態3)
図7(A)(B)は実施形態3を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、図7に示すように、ベッド装置200のヘッド部203の凹部204のうち、幅方向(矢印X方向)の中央に光照射部500が設けられている。光照射部500は、光照射部本体501と、光照射部本体501の向きを変更するモータ機構などの駆動部502とで形成されている。本実施形態においても、現在の時間が起床時刻に接近または到達したら、各検知部621〜626で検知されている使用者Mの生体情報(殊に心拍情報、呼吸情報、寝位置情報、体動情報)に関する検知信号を、制御装置800はリアルタイムで読み込む。制御装置800は、検知信号に基づく形態が、姿勢登録モードにおいて登録された姿勢形態に最も近いものを、使用者Mの姿勢と推定する。更に、その姿勢形態における使用者Mの頭部推定領域MAを推定する。そして制御装置800は、駆動部502を駆動させ、その頭部推定領域MAに光照射部500の光照射部本体501を指向させる。光照射部500の光照射部本体501から光をその頭部推定領域MAに所定時間照射させれば、使用者Mの頭部MC付近を集中的に照明することができ、使用者Mを覚醒させて起床させることができる。
上記した形態は、就寝している使用者Mを覚醒させるときに適用している。使用者Mがモード設定部832における切替スイッチを読書モードに設定している場合には、ベッド202上に横たわる使用者Mの頭部推定領域MAに光照射部500から光を照射させることができるため、使用者Mの頭部MC付近を連続的に照明することができ、読書に適する。この場合、近傍の他者に光が照射されることが抑制され、他者に不快感を与えることが抑制される。
(実施形態4)
図8(A)(B)は実施形態4を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、ベッド装置200のヘッド部203のうち、これの幅方向(矢印X方向)に沿って光照射部500が設けられている。光照射部500は、ベッド装置200の幅方向(矢印X方向)における左側(上向きに横たわれる使用者Mの左肩側)に配置された第1光照射部521と、ベッド装置200の幅方向における右側(上向きに横たわれる使用者Mの右肩側)に配置された第2光照射部522と、第1光照射部521と第2光照射部522との間に配置された第3光照射部523とで形成されている。
図8(A)に示すように、使用者Mの姿勢がベッド装置200の幅方向(矢印X方向)の中央において横たわっていると、制御装置800が判定すると、その使用者の位置に最も近い第3光照射部523を点灯させて、第3光照射部523からの光を使用者Mの頭部推定領域MAに集中的に照射させる。図8(B)に示すように、使用者Mの姿勢がベッド装置200の幅方向の左側(上向きに寝ている使用者の左腕側)において横たわっていると、制御装置800が判定すると、その使用者の位置に最も近い第1光照射部521を点灯させて、第1光照射部521からの光を使用者Mの頭部推定領域MAに集中的に照射させる。
(実施形態5)
図9および図10は実施形態5を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、ベッド本体205は、複数(2名)の使用者を横たわらせることができるタイプであり、第1使用者M1が横たわる第1領域Aと、第2使用者M2が横たわる第2領域Bとを備えている。光照射部500は、第1領域Aに第1使用者M1の頭部推定領域MAに光を集中的に照射する第1光照射部521Aと、第2領域Bの第2使用者M2の頭部推定領域MAに光を集中的に照射する第2光照射部522Bとをもつ。第1光照射部521Aは、矢印X方向に並設された第1照明部521a,521bをもつ。第2光照射部522Bは、矢印X方向に並設された第2照明部522a,522bをもつ。
図9に示すように、ベッド装置200の第1領域Aにおいて、生体情報検知体600は、上向きに寝ている使用者Mの上部側を検知する上側検知部611と、上向きに寝ている使用者Mの中間側を検知する中間検知部612とを備えている。第1領域Aにおいて、上側検知部611は、上向きに寝ている使用者M1に対して、左肩側の第1検知部621と、右肩側の第2検知部622と、第1検知部621と第2検知部622との間に配置された第3検知部623とをもつ。第1領域Aにおいて、中間検知部612は、定位置で上向きに寝ている使用者M1に対して、左腕側の第4検知部624と、右腕側の第5検知部625と、第4検知部624と第5検知部625との間に配置された第6検知部626とをもつ。
図9に示すように、第2領域Bにおいて、生体情報検知体600は、定位置で上向きに寝ている使用者M2の上部側を検知する上側検知部611と、定位置で上向きに寝ている使用者M2の下部側を検知する中間検知部612とを備えている。第2領域Bにおいて、上側検知部611は、上向きに寝ている使用者M2に対して、左肩側の第1検知部621と、右肩側の第2検知部622と、第1検知部621と第2検知部622との間に配置された第3検知部623とをもつ。第2領域Bにおいて、中間検知部612は、上向きに寝ている使用者M2に対して、左腕側の第4検知部624と、右腕側の第5検知部625と、第4検知部624と第5検知部625との間に配置された第6検知部626とをもつ。
ここで、使用者M1の起床時間と使用者M2の起床時間とは異なるため、使用者M1の起床時間と使用者M2の起床時間との双方が時間設定部834に個別に設定されている。使用者M1の起床時間に到達したら、制御装置800は、起床すべき使用者M1に近い側の第1光照射部521Aを作動させ、第1光照射部521Aにより使用者M1の頭部推定領域MAに光を集中的に照射する。また、使用者M2の起床時間に到達したら、制御装置800は、起床すべき使用者M2に近い側の第2光照射部522Bを作動させ、第2光照射部522Bにより使用者M2の頭部推定領域MAに光を集中的に照射する。これにより使用者M1および使用者M2を個別に覚醒させて起床させることができる。よって、隣で就寝している使用者に不快感を与えることが抑制されている。図10に示すように、ベッド装置200の領域Aにおける使用者M1が横向きに寝ていたら、制御装置800は、領域Aに対応する第1光照射部521Aを構成する第1照明部521a,521bのうち一方または双方を点灯させ、頭部推定領域MAを集中的に照射する。この場合、覚醒効果を高めるためには、第1照明部521a,521bのうち、使用者M1の顔面に近いものを選択することが好ましい。
(実施形態6)
図11および図12は実施形態6を示す。本実施形態は実施形態5と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、ベッド本体205は、複数(2名)の使用者M1,M2を横たわらせることができるダブルタイプであり、第1使用者M1が横たわる第1領域Aと、第2使用者M2が横たわる第2領域Bとを備えている。図11に示すように、光照射部500は、第1領域Aの第1使用者M1の頭部推定領域MAに光を集中的に照射する第1光照射部521Aと、第2領域Bの第2使用者M2の頭部推定領域MAに光を集中的に照射する第2光照射部522Bとをもつ。図11に示すように、第1光照射部521Aと第2光照射部522Bとの間には、つまり、第1領域Aと第2領域Bとの間には固定式の仕切部材900が設けられている。
仕切部材900の遮光作用により、第1領域Aにおける第1光照射部521Aが点灯したとしても、第1光照射部521Aの光は第2領域Bに向かうことが制限される。同様に、第2領域Bにおける第2光照射部522Bが点灯したとしても、第2光照射部522Bの光は第1領域Aに向かうことが制限される。従って、隣で寝ている者に影響を与えにくい。図12に示すように、第1使用者M1が左向きに寝ているときには、これを検知した制御装置800は、第1使用者M1の起床時刻が到達したら、第1光照射部521Aを制御し、第1使用者M1の頭部推定領域MAに光を集中的に照射して覚醒させる。この場合、仕切部材900の遮光作用により、隣の第2使用者M2に光が照射することが抑制されるため、隣の第2使用者M2を覚醒させることが抑制される。
(実施形態7)
図13および図14は実施形態7を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、ベッド本体205は、複数(2名)の第1使用者M1および第2使用者M2を併せて横たわらせることができるツインベッドタイプであり、第1使用者M1が横たわる第1領域Aと、第2使用者M2が横たわる第2領域Bとを備えている。図13および図14に示すように、光照射部500は、第1領域Aの第1使用者M1の頭部推定領域MAに光を集中的に照射する第1光照射部521Aと、第2領域Bの第2使用者M2の頭部推定領域MAに光を集中的に照射する第2光照射部522Bとをもつ。図13および図14に示すように、第1光照射部521Aは、矢印X方向において並設された第1照明部521a,521b,521cをもつ。第2光照射部522Bは、矢印X方向において並設された第2照明部522a,522b,522cをもつ。
第1光照射部521Aと第2光照射部522Bとの間には、板部材またはカーテンなどで形成された可動式の仕切部材900Bが設けられている。仕切部材900Bは、モータ等の駆動源903で遮光方向(矢印Y3方向)および解除方向(矢印Y4方向)に移動する。第1光照射部521Aと第2光照射部522Bとのうちいずれか一方のみが点灯するときには、駆動源903が駆動して仕切部材900Bを遮光方向(図14に示す矢印Y3方向)に移動させる。点灯が終了すると、駆動源903が逆方向に駆動して仕切部材900Bを遮光解除方向(矢印Y4方向)に移動させて原位置に帰還させるため、仕切部材900Bが邪魔になることが回避される。上記したように仕切部材900Bを遮光方向(矢印Y3方向)に移動させれば、第1領域Aにおける第1光照射部521Aが点灯したとしても、仕切部材900Bの遮光作用により、第1光照射部521Aの光は第2領域Bに向かうことが制限される。同様に、第2領域Bにおける第2光照射部522Bが点灯したとしても、第2光照射部522Bの光は第1領域Aに向かうことが制限される。故に、隣で就寝している使用者を覚醒させることが抑制される。
(実施形態8)
図15は実施形態8を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、光照射部500は、ベッド装置200の幅方向(矢印X方向)における左側(上向きに横たわる使用者の左肩側)に配置された第1光照射部521と、ベッド装置200のヘッド部203の幅方向における右側(上向きに横たわれる使用者の右肩側)に配置された第2光照射部522と、第1光照射部521と第2光照射部522との間に配置された第3光照射部523とで形成されている。ベッド装置200の中央側に就寝している使用者を覚醒させるときには、その使用者に最も近い第3光照射部523をオンする。ベッド装置200の左側に就寝している使用者を覚醒させるときには、その使用者に最も近い第1光照射部521をオンする。ベッド装置200の右側に就寝している使用者を覚醒させるときには、その使用者に最も近い第2光照射部522をオンする。
(実施形態9)
図16は実施形態9を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、光照射部500は、ベッド装置200のヘッド部203の幅方向(矢印X方向)における左側(上向きに横たわれる使用者Mの左肩側)に配置された第1光照射部521と、ベッド装置200の幅方向における右側(上向きに横たわれる使用者Mの右肩側)に配置された第2光照射部522と、第1光照射部521と第2光照射部522との間に配置された第3光照射部523および第4光照射部524とで形成されている。ベッド装置200の中央側に就寝している使用者を覚醒させるときには、第3光照射部523および/または第4光照射部524をオンする。ベッド装置200の左側に就寝している使用者を覚醒させるときには、第1光照射部521をオンする。ベッド装置200の右側に就寝している使用者を覚醒させるときには、第2光照射部522をオンする。
(実施形態10)
図17は実施形態10を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、光照射部500は、ベッド装置200のヘッド部203において、幅方向(矢印X方向)における左側(上向きに横たわれる使用者Mの左肩側)に配置された第1光照射部521と、幅方向における右側(上向きに横たわれる使用者Mの右肩側)に配置された第2光照射部522と、第1光照射部521と第2光照射部522との間に配置された第3光照射部523および第4光照射部524とで形成されている。図17に示すように、第3光照射部523と第4光照射部524との間には、可動式の仕切部材900が配置されている。第1使用者M1および第2使用者M2のうちのいずれかを光照射で覚醒させるときには、前述同様に仕切部材900を遮光方向に向けて移動させて遮光させ、他者に光が照射されないようにする。光照射が終了すれば、仕切部材900を非遮光方向に向けて原位置に帰還させるため、邪魔にならない。
(実施形態11)
図18は実施形態11を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、光照射部500はヘッド部203に配置されており、第1領域Aにおける第1使用者M1の頭部推定領域に光を集中的に照射する第1光照射部521Aと、第2領域Bにおける第2使用者M2の頭部推定領域に光を集中的に照射する第2光照射部522Bとをもつ。図18に示すように、第1光照射部521Aは、複数の第1照明部521X,521f,521g,521h,521i,521kをもつ。第2光照射部522Bは、複数の第2照明部522m,522n,522p,522q,522r,522sをもつ。図18に示すように、第1光照射部521Aと第2光照射部522Bとの間には、可動式の仕切部材900が配置されている。第1使用者M1および第2使用者M2のうちのいずれかを光照射で覚醒させるときには、前述同様に、仕切部材900を遮光方向に向けて移動させて遮光させる。光照射が終了すれば、仕切部材900を非遮光方向に向けて原位置に帰還させる。
(実施形態12)
図19は実施形態12を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および作用効果を有する。本実施形態によれば、図19および図20に示すように、生体情報検出体として機能するセンサユニット1は、使用者からの圧力を受ける側の基部700(例えばベッドまたは寝具)の上に配置されるものである。このセンサユニット1はこれの長手方向に沿って延設された薄肉の帯状をなしている。センサユニット1は、使用者Mから受ける圧力(荷重)の変動を検知する感圧センサで形成された検知部2と、検知部2の上面および下面を覆う帯シート状をなすクッション性をもつ弾性層3とを備えている。図19に示すように、弾性層3の幅寸法LAは、検知部2の幅寸法LBよりも大きくされている(LA>LB)。検知部2は、受圧した圧力を電気信号として出力するものであり、面状シートの形状をなしており、圧電ポリマーを例示でき、殊にポリビニリデンフロライド(PVDF)のフィルムまたはシートとされており、伸縮可能とされている。圧電ポリマーは広い周波数特性を有しており、更に、圧電セラミックスに比較して、柔軟性、耐衝撃性、耐高電圧性、耐水性、化学的安定性を備えている。
図19に示すように、2つの弾性層3は、2つの弾性層3間に位置する高分子系の接着剤層4で接着されている。この結果、下側の弾性層3、検知部2、上側の弾性層3からなるセンサ積層体5が形成されている。センサ積層体5の上面、下面及び側面は、外表皮6(例えば布地)で覆われている。図19に示すように、外表皮6は、外方に向く舌片状の融着部6aをもつ第1外表皮6uと、外方に向く舌片状の融着部6aをもつ第2外表皮6dとからなり、融着部6a同士を接合して形成されている。外表皮6の下面側には保持部材7が設けられている。図2に示すように、保持部材7はセンサユニット1の長手方向(矢印L方向)の端部1e側に配置されている。保持部材7は、シート状をなす面ファスナー(マジックテープとも呼ばれる)とされている。保持部材7としては、面ファスナーに代えて、剥離可能で且つ再接合可能な両面テープとしても良い。あるいは、ホック等の凹凸係合を有する構造でも良い。検知部2はこれの厚み方向において2つの弾性層3で挟持されている。各弾性層3および接着剤層4は、高分子材料(例えばウレタンゴム、布地、多孔質シート等)で形成されており、長さ方向(矢印L方向)および幅方向に沿って伸縮可能とされている。
センサユニット1が使用者の身体による圧力(荷重)変動を受圧できるように、使用者の腹部または腰部に対向する領域に配置されている場合には、使用者の生体情報のうち、主として呼吸情報(例えば、単位時間あたりの呼吸数、単位時間あたりのいびきの数、いびきの振幅等)を良好に検出することができる。センサユニット1が使用者の胸部に対向する領域に配置されている場合には、使用者の生体情報のうち、主として心臓の心拍情報(例えば、単位時間あたりの心拍数等)を良好に検出することができる。なお、呼吸情報の周波数は心拍情報の周波数よりも相対的に低い。且つ、心拍情報の周波数は呼吸情報の周波数よりも相対的に低い。このため呼吸情報の信号と心拍情報の信号とが発生しても、両者の識別は可能である。
図20に示すように、1つのセンサユニット1あたり、検知部2は間隔(均等間隔)を隔てて直列に複数個(3個)配置されている。即ち、1つのセンサユニット1あたり、その長さ方向(矢印L方向)において、第1検知部2f、第2検知部2sおよび第3検知部2tが間隔を隔てて直列に配置されている。このため使用者がセンサユニット1の長手方向(矢印L方向)に移動したとしても、使用者の生体情報(例えば呼吸、心拍)の検出精度を高めることができる。なお、図17において、第1検知部2fと第2検知部2sとの間隔はL1として示す。第2検知部2sと第3検知部2tとの間隔はL2として示す。L1は例えば100〜250ミリメートルにできる。L2は例えば100〜250ミリメートルにできる。但しこれに限定されるものではない。
上記したように本実施形態によれば、図20に示すように、センサユニット1には、第1検知部2f、第2検知部2sおよび第3検知部2tが間隔を隔てて直列に配置されている。このように一つのセンサユニット1の内部には複数個(合計3個)の検知部2(2f,2s,2t)が埋設されているため、使用者の体動等に起因して使用者の横たわる姿勢(就寝中の姿勢,寝位置)が変化したとしても、その体動による姿勢の変化を良好に検出することができる。なお、一つのセンサユニット1に装備する検知部2の数としては3個に限定されず、2個でも、4個でも、それ以上でも良く、複数個であれば良い。
本実施形態によれば、図20に示すように、信号処理部80にセンサユニット1の検知部2を電気的に繋ぐと共に可撓性をもつ連結線9が、センサユニット1の長手方向の端部1eから外方に導出されている。連結線9は、結束機能および電気接続機能を有するコネクタ90をもつ。信号処理部80は生体情報算出部82に電気的に接続されている。信号処理部80で処理された電気信号は、生体情報算出部82において生体情報(例えば呼吸数、心拍数)として算出される。このように可撓性をもつ連結線9が設けられているため、センサユニット1の検知部2を信号処理部80に繋いだまま、使用者の体型、体重、身長、人数等に応じて、センサユニット1の相対位置を調整することが可能となる。このため生体情報の検出精度を一層高めることができる。
また、センサユニット1が基部700に固定されていない状態では、センサユニット1は互いに移動可能とされている。センサユニット1を保持するための基部700においても、保持部材7B(図19参照)が設けられている。基部700の保持部材7Bは、センサユニット1の保持部材7と脱離可能に接合するものである。保持部材7Bは、シート状をなす面ファスナー(マジックテープとも呼ばれる)とされている。従って、センサユニット1を任意の位置に保持することができる。その任意の位置において、生体情報を検出することができる。
本実施形態によれば、検知部2,各弾性層3および接着剤層4は、それぞれ、高分子材料(例えばウレタンゴム、布地、多孔質シート等)で形成されており、長さ方向および幅方向に沿って伸縮可能とされている。また図20に示すように、連結線9の内部には、検知部2f,2s,2tからそれぞれ導出される信号線2rが設けられている。図20に示すように、各信号線2rは、検知部2f,2s,2tからそれぞれ離間して配置されている。検知部2f,2s,2tの変形の影響を回避するため、ノイズ低減のためである。従って図20に示すように、検知部2fに繋がる信号線2rは、検知部2sから距離ΔLS離間している。検知部2tに繋がる信号線2rは、検知部2tから距離ΔLT1,ΔLT2離間している。弾性層3および接着層4の伸張に対応できるように、各信号線2rは、伸長可能となるように余裕の長さを有しており、且つ、センサユニット1の伸張に耐え得るように複数の曲成部2xを有する。即ち、検知部2から導出される信号線2rは伸張可能な配線構造とされており、センサユニット1の伸張および収縮に対処できる構造とされている。従って、センサユニット1が長手方向に沿って伸張したとしても、信号線2rの断線は抑制される。
上記したような本実施形態によれば、センサユニット1をその伸張位置で基部700に容易に保持することができる。即ち、上記した高分子系の検知部2(2f,2s,2t)、高分子系の弾性層3、および、センサユニット1に埋設されている信号線2rは、伸縮可能および可撓性をもつ。このためセンサユニット1は、センサユニット1はこれの長さLBを調整できるように長手方向に沿って伸縮可能とされている。このため、使用者の体型、体重、身長、人数等に応じて、センサユニット1をこれの長手方向(矢印L方向)に沿って伸張させ、その状態で、センサユニット1の保持部材7と基部700の保持部材7Bとを互いに接合して基部700に固定すれば、センサユニット1をその伸張位置で基部700に着脱可能に保持することができる。
この場合、センサユニット1の保持部材7と基部700の保持部材7Bとが剥離可能および接合可能であれば、センサユニット1を伸張した状態で、センサユニット1を基部700に保持することができる。更に複数の検知部2(2f,2s,2t)はセンサユニット1の長手方向(矢印L方向)に沿って間隔を隔てて配置されているため、複数の検知部2(2f,2s,2t)を直線状に配置させることが可能となる。よって使用者が移動したとしても、生体情報を検出することができる。なお、検知部2(2f,2s,2t)がPVDF等の圧電ポリマーで形成されている場合には、厚み方向の感度を高めたり、長さ方向の感度を高めたりするように調整できる。故に、検知部2が使用者の心臓の心拍を検出することを主眼とする場合には、厚み方向の感度を高めた圧電ポリマーを採用することが好ましい。検知部2が使用者の呼吸を検出することを主眼とする場合には、長さ方向の感度を高めた圧電ポリマーを採用することが好ましい。
(実施形態13)
図21および図22は実施形態13を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。図21および図22に示すように、生体情報検出体1Aは、第1センサユニット1fと、第2センサユニット1sとを有する。即ち、上記したように複数個(2個)のセンサユニット1f,1sが設けられている。第1センサユニット1f、第2センサユニット1sは、実施形態1に係るセンサユニット1の同じタイプであり、同一の断面構造をもつ。センサユニット1f,1sは、互いに、同じサイズおよび同じ断面構造とされている。
上記したように同じ種類のセンサユニット1f,1sが複数個(2個)設けられているため、使用者の体型、体重、身長、人数等に応じて、第1センサユニット1f,第2センサユニット1sが配置される位置を調整することができる。このようにすれば、生体情報(例えば呼吸、心拍、体動)の検出精度を高めることができる利点が得られる。即ち、センサユニット1f,1sが使用者の身体による圧力を受圧できるように、使用者の腹部または腰部に対向する領域に配置されている場合には、使用者の生体情報のうち、主として呼吸情報(例えば、単位時間あたりの呼吸数等)、使用者の体動情報(例えば単位時間あたりの寝返り回数、寝返り頻度等の寝返り情報)を良好に検出することができる。生体情報検出体1Aが使用者の胸部に対向する領域に配置されている場合には、使用者の生体情報のうち、主として心臓の心拍情報(例えば、単位時間あたりの心拍数等)を良好に検出することができる。連結線9は可撓性を有しており、曲成可能であるため、隣設するセンサユニット1f,1s間の間隔距離LE(図21参照)、および、隣設するセンサユニット1f,1s間の角度θ(図22参照)は、適宜調整可能とされている。従って、使用者(生体)の体型、体重、身長、人数等に応じて、第1センサユニット1fおよび第2センサユニット1sが配置される位置を調整すれば、使用者(生体)の生体情報の検出精度を高めることができる利点が得られる。
(実施形態14)
図23(A)(B)は実施形態14を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。図23(A)(B)に示すように、ベッド装置200は、水平方向に沿った床板201をもつベッド202と、ベッド202の床板201に載せられた寝具(敷寝具)としてのマットレス100とをもつ。ベッド202は使用者の頭側のヘッド部203をもつ。マットレス100は、クッションを有する厚肉のベース300と、ベース300の上面の凹状部301に保持された弾性体ユニット350と、弾性体ユニット350およびベース300を覆うマット表皮359とで形成されている。マット表皮359は、面ファスナー、接着テープ等によりベース300に対して離脱可能に取り付けられる。
図23(B)に示すように、弾性体ユニット350は、下層シート351と、下層シート351上に互いに間隔を隔てて配置され互いに独立して変形可能な複数個の柱状弾性体352と、複数の柱状弾性体352間の隙間を埋める埋設部材355とをもつ。埋設部材355は、柱状弾性体352の倒れ込みを抑制する機能を果たす。柱状弾性体352は縦方向にのびる軸線をもつ。柱状弾性体352高さ位置は、埋設部材355の高さ位置よりも高い。図23(A)に示すように、生体情報検出体1Aは、第1センサユニット1fと第2センサユニット1sと連結線9とを備えている。第1センサユニット1fは、横たわる使用者の胸側の下方に位置するように、柱状弾性体352の下方側において下層シート351の下面とベース300の上面との間に設置されている。第2センサユニット1sは使用者の腹側の下方に位置するように、柱状弾性体352の下方側において下層シート351の下面351dとベース300の上面300uとの間に設置されている。センサユニット1f,1sは弾性体ユニット350の下面側に配置されているため、センサユニット1f,1sの上方には、弾性に富む弾性体ユニット350が配置されている。このため使用者がマットレス100に横たわるとき、センサユニット1f,1sに起因する抵抗感が低減される。よって、使用者に違和感を与えることが抑制され、使用者の寝心地感が良好となる。なお柱状弾性体352は多孔質体でも良いし、非多孔質体でも良い。
上記した柱状弾性体352はエラストマー(例えばオイル含有エラストマー)を基材としており、使用者の心拍振動、呼吸振動、体動等といった生体振動(生体情報の振動)の伝達性を高めることができる。このため、センサユニット1f,1sが柱状弾性体352の下側に配置されていたとしても、使用者の生体情報を検出する検出性を向上させることができる。本実施形態によれば、マット表皮359を外した状態で、弾性体ユニット350はベース300から離脱可能である。このため弾性体ユニット350をベース300から離脱させれば、センサユニット1f,1sを取り出して、センサユニット1の配置位置を調整することができる。センサユニット1f,1sの配置位置を調整した後、弾性体ユニット350をベース300に取り付け、マット表皮359で覆えば良い。よって、使用者の体型、体重、身長、人数等に応じて、センサユニット1f,1sが配置される位置を使用者は調整することができ、生体情報の検出精度を高めることができる利点が得られる。なお、マット表皮359を容易には外せない構造とすることもできる。
(その他)
光照射部500はベッド装置200のヘッド部203に設けられているが、室内に設けられていても良い。本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。
本発明は就寝用のベッド装置に利用できる。
(A)は検知部を装備したベッド装置の平面を示す概念図であり、(B)は検知部を装備したベッド装置の断面を示す概念図である。 制御装置に関するブロック図である。 制御装置が実行する姿勢登録モードを示すフローチャートである。 制御装置が実行する覚醒モードを示すフローチャートである。 制御装置に搭載されている記憶要素の内容を示す図である。 実施形態2に係り、制御装置が実行する覚醒モードを示すフローチャートである。 実施形態3を係り、(A)は使用者がベッド装置の中央で横たわっている状態の平面を示す概念図であり、(B)は使用者がベッド装置の片側で横たわっている状態の平面を示す概念図である。 実施形態4を係り、(A)は使用者がベッド装置の中央で横たわっている状態の平面を示す概念図であり、(B)は使用者がベッド装置の片側で横たわっている状態の平面を示す概念図である。 実施形態5を係り、複数の使用者がダブルタイプのベッド装置で横たわっている状態の平面を示す概念図である。 実施形態5を係り、複数の使用者がダブルタイプのベッド装置で横たわっている状態の平面を示す概念図である。 実施形態6を係り、複数の使用者がダブルタイプのベッド装置で横たわっている状態の平面を示す概念図である。 実施形態6を係り、複数の使用者がダブルタイプのベッド装置で横たわっている状態の平面を示す概念図である。 実施形態7を係り、複数の使用者がツインタイプのベッド装置で横たわっている状態の平面を示す概念図である。 実施形態7を係り、複数の使用者がツインタイプのベッド装置で横たわっている状態の平面を示す概念図である。 実施形態8を係り、ベッド装置のヘッド部に装備されている光照射部を示す概念図である。 実施形態9を係り、ベッド装置のヘッド部に装備されている光照射部を示す概念図である。 実施形態10に係り、ベッド装置のヘッド部に装備されている光照射部を示す概念図である。 実施形態11に係り、ベッド装置のヘッド部に装備されている光照射部を示す概念図である。 実施形態12に係り、センサユニットの内部構造を示す概念図である。 実施形態12に係り、センサユニットの内部構造を示す概念図である。 実施形態13に係り、センサユニットの内部構造を示す概念図である。 実施形態13に係り、センサユニットの内部構造を示す概念図である。 実施形態14に係り、(A)はセンサユニットを配置したマットレス(マット表皮を外した状態)の平面を示す概念図であり、(B)はセンサユニットを配置したマットレス(マット表皮を外した状態)の断面を示す概念図である。
符号の説明
図中、200はベッド装置、202はベッド、100はマットレス(寝具)、203はヘッド部、350は弾性体ユニット、500は光照射部、600は生体情報検知体、610は検知部、621は第1検知部、622は第2検知部、623は第3検知部、624は第4検知部、625は第5検知部、626は第6検知部、800は制御装置、805は記憶要素を示す。

Claims (5)

  1. 使用者が横たわる寝具を載せるベッド本体と、
    前記ベッド本体および前記寝具のうちの少なくとも一方に設けられ前記使用者からの生体情報を検知する生体情報検知体と、
    前記ベッド本体または室内に設けられ光を照射するための光照射部と、
    前記生体情報検知体により検知された前記使用者の前記生体情報に基づいて、前記使用者に対して前記光照射部の光の照射を制御する制御手段とを具備していることを特徴とするベッド装置。
  2. 請求項1において、前記制御手段は、
    前記生体情報検知体により検知された前記使用者の前記生体情報に基づいて、前記ベッド本体上の前記使用者の頭部が位置する頭部推定領域を推定する使用者頭部領域推定手段と、
    前記使用者頭部領域推定手段で推定される前記使用者の前記頭部推定領域に向けて光を前記光照射部から照射させる光照射制御手段とを具備することを特徴とするベッド装置。
  3. 請求項1または2において、前記ベッド本体は、複数の前記使用者が横たわり可能な面積をもち、前記生体情報検知体は、前記ベッド本体上の複数の前記使用者毎に生体情報を検知することを特徴とするベッド装置。
  4. 請求項1〜3のうちの一項において、単数または複数の前記使用者に応じた設定時刻を設定可能な時間設定部が設けられており、
    前記制御手段は、前記設定時刻になったとき、該当する前記使用者に対して前記光照射部からの光を点灯または消灯させることを特徴とするベッド装置。
  5. 請求項1〜4のうちの一項において、前記ベッド本体に横たわる前記使用者の生体情報に基づいて、前記使用者の横たわる姿勢に関する信号を予め登録する使用者姿勢登録部が設けられており、
    前記制御手段は、前記ベッド本体に横たわる使用者について前記生体情報検知体で検知された生体信号と、前記登録部に予め登録されている前記使用者の横たわる姿勢に関する信号との比較に基づいて、前記使用者の頭部の領域を推定し、推定した頭部付近に光を照射させることを特徴とするベッド装置。
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