JP3884660B2 - 体動検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、体動検出装置に関する。
【0002】
【背景技術】
近年、睡眠中に無呼吸状態となる無呼吸症候群が増加しており、家庭や病院で被検体の呼吸を容易に監視したいという要求が高まってきている。また、寝たきり老人や手術後の患者等の体動を24時間監視したいという要望もある。そのため、様々な体動検出装置が提案されている。
【0003】
例えば、特開昭60−29132号公報や、実開昭58−188008号公報に記載されているように、流体を弾性変形可能なカバー内に密閉してエアマットを形成し、エアマットの端部に接続チューブを設け、この接続チューブを圧力センサを有するモニタに連結した装置がある(従来例1)。この装置は、被検体の体動によるエアマット内の容積変化を圧力変化としてモニタ側の圧力センサにて検出するものである。
また、特開2000−107154号公報に記載されているように、感圧部とこの感圧部の上下に配置される上板及び下板とを備えて構成された板ばね方式の検出マットを備える無呼吸検出装置がある(従来例2)。被検体の体の動きにより、検出マットの上板が変形し、この変形に伴う圧力変化が感圧部に伝達され、この感圧部に伝達された圧力をモニタ内の圧力センサで検出するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、エアマットを有する装置(従来例1)では、エアマット全体にかかる圧力変化を検出する必要があり、エアマット内の容積が大きいことから体動による圧力変化は小さくなってしまい検出感度が悪いという問題がある。
また、板ばね方式の検出マットを有する無呼吸検出装置(従来例2)は、上板の固有振動や、空調等の風圧による上板の振動を生じた場合、振動ノイズが発生し検出感度を低下させてしまう可能性がある。さらに、上板は樹脂板、木板等から形成されており、硬いため、検出マット上に直接寝た場合には寝心地があまり良くない。このため、通常は上板上に布団やマットレスを敷いて被検体を寝かせており、その分検出感度が低下してしまう。従って、検出マット上に被検体を直接寝かせることができ、かつ、より感度の高く、例えば、心拍等も検出可能な体動検出装置が望まれている。
【0005】
本発明の目的は、検出感度が高く、寝心地のよい体動検出装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明は以下の構成を採用して前記目的を達成しようとするものである。
具体的には、本発明の体動検出装置は、被検体の呼吸を含む体動を検出する体動検出装置であって、前記被検体を載せる検出マット本体及び前記被検体の体動に同調して圧力変化が発生する感圧部を有して構成される検出マットと、前記感圧部内部の圧力を計測する圧力計測手段と、この圧力計測手段によって計測された圧力値から体動を検出する体動検出手段とを備え、前記検出マット本体は前記被検体の体動により弾性変形可能な柔軟性部材を有し、前記感圧部は弾性変形可能な中空体であり、前記検出マット本体の前記柔軟性部材内部に埋め込まれ、前記検出マット本体の厚さ方向の略中央に配置されていることを特徴とする。
【0007】
ここで、被検体とは、人間のみならず、猫や犬等の動物をも含むものである。
また、体動とは、被検体の動きをいい、呼吸や、心拍等を含む意である。
本発明の体動検出装置の用途は、睡眠時の無呼吸状態の検出に限らず、例えば、寝たきりの老人の監視や、老人の徘徊防止のための監視、入院患者の人工呼吸器が外れたことの検出、手術後のペット(猫や犬等)の監視等に使用することができる。
さらに、検出マット上には、被検体が直接載ってもよく、シーツ、マットレス、布団等を敷いて間接的に載ってもよい。
【0008】
この構成の本発明では、検出マット本体の柔軟性部材を介して伝わる被検体の体動に同調して発生する感圧部の圧力変化を測定することで、被検体の体動を検出するため、従来のように検出マット全体にかかる圧力を測定する場合に比べ、検出感度を高めることができる。
また、本発明の検出マットは、従来の検出マットのようにばね性のある上板を使用しないため、振動ノイズや風圧による影響が発生せず、検出感度をより高めることができる。振動ノイズが発生しないため、検出信号を処理する電気回路に振動ノイズの検出を防止するためのノイズフィルター等を設ける必要が無くなり、製造コストの低減を図ることができる。
【0009】
さらに、弾性変形可能な感圧部が検出マット本体の柔軟性部材内部に埋め込まれているため、感圧部及び柔軟性部材にかかる圧力が解除されれば、感圧部自身の復元力に加え、柔軟性部材の復元力が感圧部に働く。従って、感圧部は柔軟性部材の復元力を利用して元の形状に戻ることができるので、感圧部が完全につぶれてしまう虞がない。そのため、感圧部がつぶれてしまうことを防ぐための構造、例えば、感圧部の周囲にスペーサーを設けて感圧部の潰れ量を規制する構造等が不要となり、製造の手間を省くことができる。
検出マットは弾性変形可能な柔軟性部材から構成されているため、従来の上板を使用した板ばね方式の検出マットに比べ、寝心地がよく、検出マット上に直接寝ることも可能となる。
また、本願発明の検出マットは、感圧部を検出マット本体の厚さ方向の略中央に配置しているので、上下面等の区別が不要となり、使用面を選ばず使用することができるので、ユーザーにとって使い勝手のよいものとすることができる。
【0010】
この際、前記感圧部は、長尺の筒状であることが好ましい。
感圧部は円盤形状等の中空体であってもよいが、感圧部を長尺の筒状の中空体とすれば、検出マットの長さ全長にわたって感圧部を配置することが可能となるため、被検体が動いた場合でも確実に体動を検出することができるようになる。
【0011】
また、前記柔軟性部材はポリウレタンフォームであることが好ましい。
ポリウレタンフォームは一般的にベッドやクッションに使用されているものであり、柔軟性部材をポリウレタンフォームとすれば、検出マットに被検体が直接寝ても、よい寝心地を得ることができ、かつ安価に製造することができる。
【0012】
さらに、前記感圧部は、前記被検体の寝姿勢に沿った方向と直交する方向に延ばして配置されることが好ましい。
被検体の寝姿勢に沿った方向と直交する方向に感圧部が延ばして配置されていれば、被検体が寝返りをしても常に体動を検出することができるようになる。特に、感圧部をベッドの横幅に近い長さ寸法とすれば、体動の検出を確実に行うことができるようになる。
【0013】
また、前記圧力計測手段は、前記感圧部内部の圧力を検出する圧力センサ部を有し、前記圧力センサ部には、前記感圧部の内部からの圧力を受ける受圧室と、前記受圧室に隣接する背圧室とが設けられており、前記受圧室及び背圧室は、絞り機構を有する連通孔を介して大気と連通していることが好ましい。
【0014】
圧力センサ部の受圧室を密封状態とすると、大気圧や周囲の温度の変化、あるいは被検体の体温の変化等、体動と比べて圧力応答の遅い外部要因の影響により、受圧室内の圧力がゆっくりと上昇または下降して、大気圧から大きく外れてしまうことがある。この場合、心拍や呼吸などの体動による微妙な圧力変化を検出することが困難となってしまう。これに対し、絞り機構を有する連通孔を介して、受圧室を大気と連通させることで、外部要因が生じても受圧室内を常に大気圧に維持することが可能となる。従って、心拍や呼吸などの体動による微妙な圧力変化を検出することが可能となる。
【0015】
また、単に背圧室を大気に開放しただけでは、体動検出装置が設置された部屋のドアの開閉や空調の風等の大気変化により、背圧室が直接その影響を受けて体動の検出が通常通り行われなくなる虞がある。これに対し、背圧室も絞り機構を有する連通孔を介して大気と連通させることで、連通孔の絞り機構が連通孔に入ってくる風等の流路抵抗となり、背圧室が直接影響を受け、体動の検出が正常に行われなくなることを防ぐことができる。
【0016】
この際、前記絞り機構は前記連通孔に設けられた多孔質構造の多孔質部材であることが好ましい。
連通孔を小さな径の孔とすることにより、絞り機構を有する連通孔とすることができるが、この場合、孔径を公差内にすることが難しく、加工後の径及び形状がばらついてしまうため、通気量を定量的に制限することが困難である。孔径が小さすぎた場合には、外部要因の影響を受けやすく、大きすぎた場合には体動検出感度が悪くなるという問題がある。また、体動検出装置の製造中または使用中に連通孔にゴミや塵、水、油等が浸入したり、錆が生じたりして通気量が減少し、さらには連通孔が詰まってしまうという可能性もある。
これに対し、連通孔に多孔質構造の多孔質部材を設ければ、連通孔の径を大きいものとしても、大気との通気量を常時一定とすることができ、かつ、ゴミ等により連通孔が詰まってしまうという問題も解消することができる。
【0017】
また、本発明の体動検出装置は、前記圧力計測手段によって計測された圧力値を外部機器に通信する通信手段を有することが好ましい。
ここで、通信方法は、無線通信でもよく、有線通信でもよい。
外部機器としては、電光表示器、液晶表示器等の目で直接視認できるものや、ブザー等の聴認できるもの、あるいはプリンタ等の紙に打ち出して表示するものや、パソコン等が考えられる。
通信手段を有する体動検出装置とすることで、外部機器に圧力値を送信することができるため、体動検出装置とは離れた場所、例えば被検体とは別の部屋等で被検体を監視することも可能となり、監視者の監視負担等を軽減することが可能となる。
【0018】
さらに、前記圧力計測手段によって計測された圧力値を記憶する記憶手段を備えることが好ましい。
体動検出装置に圧力値を記憶する記憶手段を設けることで、体動の検出中のみならず、体動の検出後に圧力値の変化等を検討することが可能となる。そのため、被検体の容態等によっては、監視者は体動検出中、常に圧力値を監視する必要が無くなり、監視者の負担を軽減することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施の形態の体動検出装置1が示されている。この体動検出装置1は平面矩形形状の検出マット2と、この検出マット2に加わる圧力を計測して体動を検出するモニタ3とを有する。検出マット2とモニタ3とは連結パイプ4により連結されている。
本実施形態において、体動検出装置1は無呼吸の検出に使用されており、被検体7は成人の人間である。
【0020】
検出マット2はベッド8や布団等の上に載置され、被検体7の胸部から腰部の下に設置される。被検体7は検出マット2上に直接載ってもよく、シーツ等を敷いて間接的に載ってもよい。検出マット2の長手方向の長さ寸法は、ベッド8の短辺方向の長さ寸法と略同じ長さ寸法であり、例えば300mmから800mmとなっている。また、検出マット2の短辺方向の長さ寸法は、例えば50mmから300mm、検出マット2の厚さ寸法は、例えば10mmから30mmとなっている。
【0021】
図2及び図3に示すように、検出マット2は被検体7を載せる検出マット本体21と、この検出マット本体21内部に設けられた感圧部22とを有する。
検出マット本体21は、被検体7の体動により弾性変形可能な柔軟性部材212と、この柔軟性部材212を覆うカバー部材211とを有する。柔軟性部材212は弾性変形可能な発泡体、例えば、エーテルECS系等のポリウレタンフォームであり、密度0.016から0.114g/cm程度である。
カバー部材211はビニールまたは布製のものである。被検体7の寝返り等により、検出マット本体21の設置位置がずれてしまわないように、カバー部材211の表面にはシリコンの滑り止めが貼り付けられている。
【0022】
被検体7の体動に同調して圧力変化が発生する感圧部22は、長尺の円筒状の中空体であり、弾性変形可能なものである。この感圧部22は、例えば、外径5mm、内径4mmのシリコンチューブで形成されている。感圧部22は、検出マット本体21の長手方向に沿って配置されており、検出マット本体21の柔軟性部材212の厚さ方向の略中心に埋め込まれている。検出マット2はその長手方向がベッド8の短辺方向に沿うように配置されているため、感圧部22は、被検体7の寝姿勢と直交する方向に延びるように配置されることとなる。
予め、検出マット本体21にその長手方向に沿って感圧部22を配置するための空洞(例えば径寸法が5.5mm程度)を形成しておき、この空洞に感圧部22を挿入することで、感圧部22は検出マット本体21内部に配置される。
感圧部22の一方の端部には埋栓23が取り付けられており、この一方の端部から空気が漏出するのが防止される。感圧部22の他方の端部には連結パイプ4が取り付けられている。
【0023】
図4に示すように、検出マット2と連結パイプ4で連結されるモニタ3は、圧力計測手段31と、通信手段32と、記憶手段33と、体動検出手段34と、モニタ駆動用の電源部35とを備える。なお、図示しないがモニタ3はCPU等の演算手段及び制御手段を有している。
圧力計測手段31は、感圧部22内部の圧力変化を検出する圧力センサ部311と、圧力センサ部311で検出した圧力変化を所定時間毎に演算して圧力値として計測する圧力計測部312とを有する。
【0024】
通信手段32は、圧力計測手段31の圧力計測部312で計測した圧力値を外部機器6に通信する通信部321を有する。通信方法は、有線通信を行ってもよく、また、通信部321に送信部322を設けて無線通信を行ってもよい。この送信部322はモニタ3内部に設けられていてもよく、モニタ3に外付けされるものであってもよい。
外部機器6としては、パソコン61の他、電光表示器、液晶表示器等の目で直接視認できるものや、ブザー等の聴認できるもの、あるいはプリンタ等の紙に打ち出して表示するもの等が考えられる。無線通信を行う場合は、送信部322からのデータを受信する受信部62を外部機器6として設ける。
【0025】
記憶手段33は、圧力計測手段31の圧力計測部312によって計測された圧力値を記憶する記憶部331を有している。
体動検出手段34は、圧力計測部312で計測した圧力値から体動、例えば、無呼吸状態等を検出する体動検出部341と、体動検出部341で検出された結果を表示する表示部342と、無呼吸状態を検出したらそれを知らせる警報部343とを備えて構成されている。
電源部35は、電池またはAC/DC変換器である。
【0026】
図5から図7に示すように、圧力計測手段31の圧力センサ部311は、連結パイプ4が接続され、内部に圧力導入孔316が形成された圧力接続部313と、圧力導入孔316から導入される感圧部22の圧力を受ける受圧室314と、この受圧室314に当接して設置される圧力センサ回路317と、受圧室314と隣接する背圧室315とを有する。なお、図5に示すようにモニタ3には、圧力センサ部311に隣接して回路基板36が取り付けられている。
【0027】
圧力導入孔316には、大気と連通する連通孔316Aが形成されている。この連通孔316Aを介して受圧室314は大気と連通している。この連通孔316Aは絞り機構を有しており、この絞り機構は連通孔316Aの大気側の端部に貼り付けられた多孔質構造の多孔質部材319Aである。この多孔質部材319Aとしては、例えば、ジャパンゴアテックス(株)社製のゴアテックス(登録商標)オレオベントフィルタ等があげられる。これ以外の多孔質部材を使用してもよいが、ゴアテックス(登録商標)オレオベントフィルタは通気性及び撥水性を有しているため、多孔質部材319Aとして使用することが好ましい。
【0028】
受圧室314に当接して設けられる圧力センサ回路317は、図示しない電子回路を有する基板317Aと、この基板317A上に配置され、かつ感圧部22の圧力を検出する圧力センサチップ317Bとを備えている。基板317Aの中心部には貫通孔317Cが形成されている。
圧力センサチップ317Bは、例えば、図8に示すように表裏面の中央部分が凹んだダイアフラム317Dの表裏面に面状の絶縁体317E,317Fを一体的に設けたものである。ダイアフラム317Dは、シリコン単結晶等から構成されており、絶縁体317E,317Fは、ガラス等から構成されている。絶縁体317E,317Fには、それぞれ貫通孔317G,317Hが形成されており、絶縁体317Eの貫通孔317Gからは感圧部22からの圧力が導入され、絶縁体317Fの貫通孔317Hからは大気圧が導入される。これらの圧力がダイアフラム317Dに加わることで、ダイアフラム317Dが変形し、この変形による歪み量や静電容量等として取り出す。この歪み量や静電容量等は、電子回路で電気信号に変換される。
【0029】
圧力センサ回路317には、センサカバー318が設けられ、基板317Aを固定し、受圧室314と背圧室315を密封している。このセンサカバー318には、切欠部318Aが形成されている。
背圧室315は、基板317Aを挟んで受圧室314と隣接する背圧室本体315Aと、切欠部318Aによりこの背圧室本体315Aと連通する前室315Bとを有する。
背圧室315の前室315Bは、受圧室314と同様の連通孔316Bにより大気と連通しており、これにより背圧室本体315Aも大気と連通することとなる。
連通孔316Bには多孔質構造の多孔質部材319Bが貼り付けられている。この多孔質部材319Bは多孔質部材319Aと同様の材質である。
【0030】
このような体動検出装置1において、無呼吸状態を検出する動作について以下に説明する。
検出マット2に載った被検体7の呼吸等の体動により、検出マット本体21の柔軟性部材212が圧力を受ける。この圧力が感圧部22に伝達され、感圧部22内部の容積変化が生じ、この容積変化に伴った圧力変化が生じる。この圧力変化は連結パイプ4を介してモニタ3の圧力センサ部311で捉えられる。圧力センサ部311で検出された圧力は、所定時間毎に圧力計測部312で計測される。
この圧力計測部312で計測された圧力値は随時、通信手段32により外部機器6に通信されてもよく、記憶部331に記憶され、計測終了後に通信手段32により外部機器6に通信されてもよい。さらには、記憶部331で記憶されると同時に、通信手段32により外部機器6に通信されてもよい。
一方、圧力計測部312で計測された圧力値は、体動検出部341に入力され、体動検出部341で無呼吸状態かどうか判定される。無呼吸状態であると判定された場合には、表示部342に無呼吸であることが表示され、警報部343からブザーや警告灯の点滅等の警報が出力される。このようにして被検体7の無呼吸状態が検出される。
【0031】
従って、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
検出マット本体21の柔軟性部材212を介して伝わる被検体7の体動に同調して発生する感圧部22の圧力変化を測定することで、被検体7の体動を検出するため、従来のように検出マット全体にかかる圧力を測定する場合に比べ、検出感度を高めることができる。
また、検出マット2は、従来の検出マットのようにばね性のある上板を使用しないため、振動ノイズや風圧による影響が発生せず、検出感度をより高めることができる。振動ノイズが発生しないため、検出信号を処理する電気回路に振動ノイズの検出を防止するためのノイズフィルター等を設ける必要が無くなり、製造コストの低減を図ることができる。
また、検出マット2とモニタ3とを別体としているため、検出マット2内部にセンサや電気配線を配置する必要がないので安全性に優れたものとすることができる。
また、検出マット2内にはセンサ等が設置されていないので過大な衝撃を与えたとしても体動検出装置1が故障することが無く、耐久性の高いものとすることができる。
さらに、検出マット2とモニタ3とを別体としており、モニタ3に、圧力センサ部311を設けているので、検出マット内に圧力センサ部や電気配線を設ける場合に比べ、製造が容易となる。
【0032】
さらに、弾性変形可能な感圧部22が検出マット本体21の柔軟性部材212内部に設けられているため、感圧部22及び柔軟性部材212にかかる圧力が解除されれば、感圧部22自身の復元力に加え、柔軟性部材212の復元力が感圧部22に働く。従って、感圧部22は柔軟性部材212の復元力を利用して元の形状に戻ることができるので、感圧部22が完全につぶれてしまう虞がない。そのため、感圧部22がつぶれてしまうことを防ぐための構造、例えば、感圧部22の周囲にスペーサーを設けて感圧部の潰れ量を規制する構造等が不要となり、製造の手間を省くことができ、検出マット2を安価なものとすることが可能となる。
さらに、このような検出マット2はモニタ3とは別体であるため、検出マット2を使い捨てタイプのものとすることも可能である。
【0033】
検出マット2は弾性変形可能な柔軟性部材212から構成されているため、従来の上板を使用した板ばね方式の検出マットに比べ、寝心地がよく、検出マット2上に直接寝ることも可能となる。柔軟性部材212をベッドやクッション等に使用されているポリウレタンフォームとしているため、一般的なベッド等と同等の寝心地を確保することができる。さらに、検出マット2の厚さは、例えば10mmから30mm程度であり、薄いため、被検体7が検出マット2上に直接寝ても違和感がなく、寝心地に支障をきたさないものとすることができる。
また、柔軟性部材212をポリウレタンフォームとしており、ポリウレタンフォームは軽いため、検出マット2をユーザーが持ち運びしやすいものとすることができる。さらに、ポリウレタンフォームは柔軟性を有しているため、持ち運び時に検出マット2が落下しても壊れることはなく、使用者に負担のかからないものとすることができる。
【0034】
感圧部22を検出マット本体21の厚さ方向の略中央に配置したため、上下面等の区別が不要となり、使用面を選ばず使用することができるので、ユーザーにとって使い勝手のよいものとすることができる。
感圧部22を断面四角形状とした場合には、図9(A)に示すように配置する必要があり、例えば図9(B)に示すように感圧部22を配置した場合には、圧力の伝わりが悪くなり、感度が低下する虞もある。そのため、断面四角形状の感圧部22を用いた場合には、検出マット本体21に対する感圧部の設置方向を選ばなくてはならない。
これに対し、本実施形態では感圧部22を円筒状としたため、設置方向を選ばずに取り付けることができ、検出マット2の製造に手間を要しない。さらに、感圧部22を円筒状としたたため、圧力の変化に対する容積の変化が直線的になり、正確に圧力変化を捉えることができる。
【0035】
また、感圧部22は図10(A)に示すように平面円形形状や、図10(B)に示すように平面矩形形状の中空体であってもよいが、感圧部22は長尺の円筒状の中空体であるため、検出マット2の長さ全長にわたって感圧部22を配置することが可能となり、被検体7が動いた場合でも確実に体動を検出することができるようになる。また、円筒状とした方が、感圧部22内部の内容積を小さく抑えることができ、感度を高めることができる。
【0036】
さらに、感圧部22は検出マット2の長手方向に沿って設けられており、被検体7の寝姿勢に沿った方向と直交する方向に感圧部22が延ばして配置されることとなるため、被検体7が寝返りをしても常に体動を検出することができるようになる。
【0037】
圧力センサ部311の受圧室314を密封状態とすると、大気圧や周囲の温度の変化、あるいは被検体7の体温の変化等、体動と比べて圧力応答の遅い外部要因の影響により、受圧室314内の圧力がゆっくりと上昇または下降して、大気圧から大きく外れてしまうことがある。この場合、心拍や呼吸などの体動による微妙な圧力変化を検出することが困難となってしまう。これに対し、絞り機構を有する連通孔316Aを介して受圧室314を大気と連通させることで、外部要因が生じても受圧室314内を常に大気圧に維持することが可能となる。従って、心拍や呼吸などの体動による微妙な圧力変化を検出することが可能となる。
【0038】
また、単に背圧室315を大気に開放しただけでは、体動検出装置1が設置された部屋のドアの開閉や空調の風等の大気変化により背圧室315が直接その影響を受けて体動の検出が通常通り行われなくなる虞がある。これに対し、背圧室315も絞り機構を有する連通孔316Bを介して大気と連通させることで、連通孔316Bの絞り機構が連通孔316Bに入ってくる風等の流路抵抗となり、背圧室315が直接影響を受け、体動の検出が正常に行われなくなることを防ぐことができる。
【0039】
連通孔を小さな径の孔とすることで絞り機構を有するものとすることができるが、この場合、孔径を公差内にすることが難しく、加工後の径及び形状がばらついてしまうため、通気量を定量的に制限することが困難である。孔径が小さすぎた場合には、外部要因の影響を受けやすく、大きすぎた場合には体動検出感度が悪くなってしまう。また、体動検出装置の製造中または使用中に連通孔にゴミや塵、水、油等が浸入したり、錆が生じたりして通気量が減少し、さらには連通孔が詰まってしまうという可能性もある。
これに対し、本実施形態では、連通孔316A,316Bに多孔質構造の多孔質部材319A,319Bを設けたため、連通孔316A,316Bの径を大きいものとしても、大気との通気量を常時一定とすることができ、かつ、ゴミ等により連通孔が詰まってしまうという問題も解消することができる。さらに、連通孔316Aの径を大きいものとすることが可能となるため、連通孔316A,316Bの形成に手間を要しない。
【0040】
また、体動検出装置1は通信手段32を有するものであるため、外部機器6に圧力値を送信することができ、体動検出装置1とは離れた場所、例えば被検体7とは別の部屋等で被検体7を監視することも可能となり、監視者の監視負担等を軽減することが可能となる。
さらに、体動検出装置1に圧力値を記憶する記憶手段33を設けることで、体動の検出中のみならず、体動の検出後に圧力値の変化等を検討することが可能となる。そのため、被検体7の容態等によっては、監視者は体動検出中、常に圧力値を監視する必要が無くなり、監視者の負担を軽減することが可能となる。
【0041】
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施の形態では体動検出装置1を無呼吸状態の検出に用いていたが、本発明では、例えば、寝たきりの老人の監視や、老人の徘徊防止のための監視、入院患者の人工呼吸器が外れたことの検出、手術後のペット(猫や犬等)の監視等に使用してもよい。
また、被検体7は成人の人間に限らず、乳幼児であってもよく、さらには猫や犬等の動物であってもよい。
【0042】
前記実施形態では、連通孔316A,316Bには、絞り機構として多孔質部材319A,319Bを設けたが、連通孔の径を小さく形成することにより、絞り機構を有するものとしてもよい。このようにすれば、多孔質部材319A,319Bを設ける必要が無くなるため、部材点数の削減を図ることができる。
【0043】
また、感圧部22は長尺の円筒状の中空体としたが、断面四角形状等の他の断面形状の中空体としてもよい。ただし、断面四角形状とすると、検出マット本体21に対する感圧部の取付方向が限定されるため、取付に手間を要する。これに対し、前記実施形態のように感圧部22を円筒状とすることで、感圧部22の取付方向が限定されず、取付に手間を要しない。また、感圧部は、平面矩形形状や平面円形形状であってもよく、実施にあたって適宜決めればよい。ただし、円筒状とした方が、感圧部内部の内容積を小さく抑えることができ、感度を高めることができる。
【0044】
さらに、感圧部22は、検出マット本体21に空洞を形成し、この空洞に感圧部22を通すことで配置されるとしたが、図11に示すように検出マット本体21を切り欠き、感圧部22を配置するための溝213を形成し、この溝213内に感圧部22を配置した後、その上にスポンジのふた214を両面テープTで固定することで、検出マット本体21内部に感圧部22が配置されるものとしてもよい。このようにすれば、溝213に感圧部22を置くだけで感圧部22が設置されるため、感圧部22の設置が容易となる。また、溝213に感圧部22が設置されているので、感圧部22が動いてしまう虞もない。
【0045】
感圧部22は被検体7の寝姿勢と直交する方向に延びて配置されるとしたが、寝姿勢に沿って配置されていてもよい。例えば、被検体が乳幼児の場合には、単に寝返りをするだけでなく、睡眠中にベッド上を動き回るため、寝姿勢(ベッドの長手方向)に沿って配置する方が、被検体が感圧部上から外れる可能性が少なくなり、確実に体動を検出することができるようになる。
さらに、前記実施形態では、感圧部22は検出マット本体21の長手方向に沿って、直線上に配置されていたが、これに限らず、蛇行して配置されていてもよく、さらには、円形状に配置されていてもよい。
【0046】
柔軟性部材212はポリウレタンフォーム等の発泡体としたが、これに限らず、弾性変形し、その上に直接寝た場合に、違和感がないような柔軟性を有するものであればよい。
モニタ3内部に記憶手段33や通信手段32を設けたが、記憶手段や通信手段はモニタの外部に取り付けるものであってもよい。
また、体動検出手段34に警報部343や表示部342を設けたが、体動検出装置1の用途によっては、例えば、成人の軽度の無呼吸検出等に使用する場合には、これらは設けられていなくてもよい。
【0047】
【実施例】
本発明の効果を確かめるために、次のような比較実験を行った。
前記実施形態で説明した体動検出装置1を用いて実験を行った。
(実施例1)
ノイズの影響についての実験を行った。まず、検出マット2をベッド上に置き、ベッドに振動を与えた。さらに、空調により風を当てた。結果を図12のグラフに示す。
(実施例2)
検出マット2を被検体7の背中の下に設置し、被検体7が仰臥位となった状態での胸部左側の体動の検出を行った。結果を図13のグラフに示す。
(実施例3)
検出マット2を被検体7の腰の下に設置し、被検体7が側臥位となった状態での腹部左側の体動の検出を行った。結果を図14のグラフに示す。
(実施例4)
検出マット2を被検体7の背中の下に設置し、被検体7が仰臥位となった状態での胸部中央の体動の検出を行った。結果を図15のグラフに示す。
【0048】
図12のグラフに示されるように、ベッドの振動や風による影響はほとんど無いことが明らかとなった。また、図13から図15のグラフに示されるように体動の検出感度が高いものであることがわかった。特に、図15のグラフでは無呼吸状態において、心拍がはっきりと検出され、被検体7の状態を確実に検出することが可能となった。
【0049】
次に、前記実施例の効果を確認するための比較例について説明する。
比較例においては、従来例2の板ばね方式の検出マットを有する体動検出装置を使用した。
(比較例1)
実施例1と同様の条件でノイズの影響についての実験を行った。結果を図16のグラフに示す。
(比較例2)
実施例2と同様の条件で、被検体7が仰臥位となった状態での胸部左側の体動の検出を行った。結果を図17に示す。
(比較例3)
実施例3と同様の条件で、被検体7が側臥位となった状態での腹部左側の体動の検出を行った。結果を図18のグラフに示す。
(比較例4)
実施例4と同様の条件で、被検体7が仰臥位となった状態での胸部中央の体動の検出を行った。結果を図19のグラフに示す。
【0050】
実施例1から4と比較例1から4とをそれぞれ比較すると、実施例に比べ比較例の方がベッドの振動や風の影響を受けやすく、また、検出感度も比較例の方が悪いことがわかった。特に図19のグラフに示すように、比較例では、無呼吸状態での心拍を検出することは困難であった。
従って、本発明の体動検出装置の検出感度が高いという効果が顕著に示された。
【0051】
【発明の効果】
このような本発明によれば検出感度が高く、寝心地のよい体動検出装置を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる体動検出装置を示す斜視図である。
【図2】前記体動検出装置の検出マットの平面図である。
【図3】図2のIII-III方向の断面図である。
【図4】体動検出装置の断面図及びブロック図である。
【図5】体動検出装置のモニタを示す平面図である。
【図6】図5のVI-VI方向の断面図である。
【図7】図5のVII-VII方向の断面図である。
【図8】前記モニタの圧力センサ回路を示す断面図である。
【図9】本願発明の体動検出装置の感圧部の変形例を示す断面図である。
【図10】本願発明の体動検出装置の感圧部の変形例を示す断面図である。
【図11】本願発明の体動検出装置の検出マットの変形例を示す断面図である。
【図12】実施例1の時間経過に伴う圧力値の変化を示すグラフである。
【図13】実施例2の時間経過に伴う圧力値の変化を示すグラフである。
【図14】実施例3の時間経過に伴う圧力値の変化を示すグラフである。
【図15】実施例4の時間経過に伴う圧力値の変化を示すグラフである。
【図16】比較例1の時間経過に伴う圧力値の変化を示すグラフである。
【図17】比較例2の時間経過に伴う圧力値の変化を示すグラフである。
【図18】比較例3の時間経過に伴う圧力値の変化を示すグラフである。
【図19】比較例4の時間経過に伴う圧力値の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 体動検出装置
2 検出マット
3 モニタ
4 連結パイプ
6 外部機器
21 検出マット本体
22 感圧部
31 圧力計測手段
32 通信手段
33 記憶手段
34 体動検出手段
212 柔軟性部材
311 圧力センサ部
314 受圧室
315 背圧室
316A,316B 連通孔
319A,319B 多孔質部材

Claims (8)

  1. 被検体の呼吸を含む体動を検出する体動検出装置であって、
    前記被検体を載せる検出マット本体及び前記被検体の体動に同調して圧力変化が発生する感圧部を有して構成される検出マットと、
    前記感圧部内部の圧力を計測する圧力計測手段と、
    この圧力計測手段によって計測された圧力値から体動を検出する体動検出手段とを備え、
    前記検出マット本体は前記被検体の体動により弾性変形可能な柔軟性部材を有し、
    前記感圧部は弾性変形可能な中空体であり、前記検出マット本体の前記柔軟性部材内部に埋め込まれ、前記検出マット本体の厚さ方向の略中央に配置されている
    ことを特徴とする体動検出装置。
  2. 請求項1記載の体動検出装置において、
    前記感圧部は、長尺の筒状であることを特徴とする体動検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の体動検出装置において、
    前記柔軟性部材はポリウレタンフォームであることを特徴とする体動検出装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の体動検出装置において、
    前記感圧部は、前記被検体の寝姿勢に沿った方向と直交する方向に延びて配置されることを特徴とする体動検出装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の体動検出装置において、
    前記圧力計測手段は、前記感圧部内部の圧力を検出する圧力センサ部を有し、
    前記圧力センサ部には、前記感圧部の内部からの圧力を受ける受圧室と、前記受圧室に隣接する背圧室とが設けられており、
    前記受圧室及び背圧室は、絞り機構を有する連通孔を介して大気と連通していることを特徴とする体動検出装置。
  6. 請求項5に記載の体動検出装置において、
    前記絞り機構は前記連通孔に設けられた多孔質構造の多孔質部材であることを特徴とする体動検出装置。
  7. 請求項1から6の何れかに記載の体動検出装置において、
    前記圧力計測手段によって計測された圧力値を外部機器に通信する通信手段を有することを特徴とする体動検出装置。
  8. 請求項1から7の何れかに記載の体動検出装置において、
    前記圧力計測手段によって計測された圧力値を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする体動検出装置。
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