JP2008295604A - 遊技機の球払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】払出モータの出力軸と螺旋構造の払出体とを連結する軸継手を堅牢な構造に構成する。
【解決手段】金属製の主継手14における軸固着部17が払出モータ2の金属製の出力軸5に圧入され、主継手14の従継手受部16と金属製の従継手15とが互いに嵌め合わされ、軸継手4が払出モータ2における金属製の出力軸5と払出体3における金属製の心棒8とがあたかも1本の棒のように同軸状に連結され、主継手14が払出体3における合成樹脂製の位置決め部11に整合した状態で直径方向にがたつかないように嵌め合わされ、払出体3の外形が直径方向に太くなったり細くなったりするように心振れすることなくあたかも1本の直線的な棒のように矢印W方向に適切に回転して球を適切に払い出せる。
【選択図】図1

Description

本発明は、払出モータの出力軸と螺旋構造の払出体とを連結する軸継手が堅牢な構造である遊技機の球払出装置に関する。
球を遊技媒体として使用するパチンコ遊技機などの遊技機では、賞球または貸球などとしての球を遊技機の前部の受皿に払い出す球払出装置が知られている。図8は、特許文献1で開示された球払出装置21を示す。図8において、タンク22の底部には、払出機構1が設けられる。そして、払出機構1の払出モータ2が停止した状態において、パチンコ球と呼ばれる球が螺旋構造の払出体71に受け止められてタンク22に貯蔵される。その状態において、払出モータ2が駆動して払出体71を回転すると、球が図外の球出口部から下方外部に払い出される。図9は、払出モータ2と払出体71と軸継手73とを分解して示す。払出モータ2の出力軸5は、モータ軸のような回転する金属棒である。払出体71は、合成樹脂からなる払出軸72と合成樹脂からなる螺旋体10とを備えた螺旋構造体である。螺旋体10は、払出軸72の延びる方向と平行な方向に球を1個ずつ分離する間隔で、払出軸72の外周面から直径方向外側に螺旋形状に突出する。軸継手73は、主継手74と従継手75とからなる。主継手74は、払出モータ2の出力軸5に設けられる金属体であって、従継手受部76および軸固着部17を備える。従継手受部76は、主継手74の周面の一部を平坦面として除去された異形棒として、主継手74の端部に形成される。従継手75は、払出軸72の端面から内部に窪む孔の周面の一部を平坦面として形成した異形孔として、払出軸72に同軸に設けられる。そして、軸固着部17が出力軸5に圧入され、従継手75と従継手受部76とが互いに嵌め合わされ、軸継手73が出力軸5と払出体71とを同軸状に連結する。しかしながら、払出モータ2の動力が軸継手73を経由して払出体71に伝達される過程において、合成樹脂からなる従継手75が金属からなる主継手74でえぐられ、払出モータ2の動力が払出体71に伝達されず、球が適切に払い出されないという欠点がある。
特開平8−10415号公報 特開平10−201916号公報
発明が解決しようとする問題点は、軸継手の構造が壊れやすいという点である。
本発明に係る遊技機の球払出装置は、払出モータが金属棒からなる回転駆動する出力軸を備え、螺旋構造の払出体が心棒と被覆部および螺旋体を備え、心棒が一端部から他端部に直線的に延びる金属棒により構成され、被覆部が心棒に結合された合成樹脂からなるとともに心棒の外周面を覆い隠しかつ心棒の延びる方向に長い形状であり、螺旋体が被覆部に結合された合成樹脂からなるとともに心棒の延びる方向と平行な方向に球を1個ずつ分離する間隔で被覆部の外周面から直径方向外側に螺旋形状に突出した構造であり、軸継手が出力軸に設けられる金属製の主継手と金属製の心棒に設けられる従継手とから構成され、主継手と従継手とが互いに心棒の延びる方向で同軸状に嵌め合わされて円周方向に一体に回転される構造であることを最も主要な特徴とする。被覆部には合成樹脂からなる位置決め部が心棒を中心としかつ従継手を非接触に囲む円形壁として設けられ、主継手と従継手とが互いに嵌め合わされる場合に主継手と位置決め部とが互いに整合した状態で直径方向にがたつかないように嵌め合わされてもよい。
本発明に係る遊技機の球払出装置は、払出モータの出力軸と払出体の心棒と主継手と従継手とが金属製であるので、払出モータの出力軸と払出体の心棒とを連結する軸継手が堅牢な構造となり、主継手と従継手とが互いに損傷を受けることがなく、払出モータの動力が払出体に適切に伝達され、球が適切に払い出されるという利点があるうえ、払出体が合成樹脂からなる被覆部および合成樹脂からなる螺旋体を金属棒からなる心棒で支持した構造であるので、払出体が回転した場合でも、払出体の外形が直径方向に太くなったり細くなったりするように心振れすることなくあたかも1本の直線的な棒のように適切に回転して球を適切に払い出すことができるという利点がある。被覆部には合成樹脂からなる位置決め部が心棒を中心としかつ従継手を非接触に囲む円形壁として設けられ、主継手と従継手とが互いに嵌め合わされる場合に主継手と位置決め部とが互いに整合した状態で直径方向にがたつかないように嵌め合わされれば、払出体と軸継手と出力軸とが直径方向に移動しないように同軸状に連結されるので、払出モータが構造物に固定され、払出体の一端部が構造物に支持されることなく、払出体の他端部が構造物に回転可能に支持された状態において、出力軸が回転すると、出力軸と軸継手と払出体とがあたかも1本の棒のように払出体が心棒を中心として適切に回転するという利点がある。
図1乃至図4は、発明を実施するための最良の形態である。図1のa図は、払出モータ2と払出体3および軸継手4を分解して示す。図1のb図は、払出モータ2と払出体3および軸継手4が組み立てられた断面を示す。図2は、払出機構1を分解して示す。図3は、払出機構1の組み立てられた断面を示す。図4は、球払出装置21を備えたパチンコ遊技機の平面を示す。本明細書において、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図4の状態に遊技機枠61を置いて矢印Sで示す前側から見た場合に特定される方向である。
図1を参照し、払出機構1における払出モータ2と払出体3および軸継手4について説明する。図1のa図において、払出モータ2は、出力軸5および取付足6を備える。出力軸5は、モータ軸のような回転駆動する金属棒である。取付足6には、取付孔7が設けられる。払出体3は、心棒8、被覆部9、螺旋体10、位置決め部11、被検出体12を備えた螺旋構造体である。心棒8は、一端部から他端部に直線的に延びる金属棒により構成される。被覆部9は、心棒8に結合された合成樹脂からなり、心棒8の外周面を覆い隠し、心棒8の延びる方向に長い形状である。被覆部9の外周面は、心棒8を中心とする円周上に位置する円形に形成される。被覆部9の一端部からは従継手15が突出し、被覆部9の他端部からは心棒8が突出する。螺旋体10は、被覆部9に結合された合成樹脂からなり、心棒8の延びる方向と平行な方向に球を1個ずつ分離する間隔で、被覆部9の外周面から直径方向外側に螺旋形状に突出する。
位置決め部11は、合成樹脂からなり、心棒8を中心としかつ従継手15を非接触に囲む円形壁として、被覆部9の一端部に形成される。被検出体12は、合成樹脂からなり、心棒8を中心としかつ位置決め部11から直径方向外側に突出した円盤として、被覆部9の一端部に形成される。被検出体12の外縁部には、被検出部13が設けられる。被検出部13は、被検出体12の直径線上に位置して相対峙する一対であって、被検出体12の外周面から直径方向内側に窪み、被検出体12の盤面にも開口する溝として構成される。
例えば、払出体3は、インサート成形法により形成される。つまり、従継手15の形成された心棒8が払出体3を成形するための成形型の内部に配置され、溶融した合成樹脂成形材料が心棒8と成形型との間に形成された成形空間に注入されて固化した後、成形品を成形型から取り出すことによって、心棒8と被覆部9と螺旋体10と位置決め部11と被検出体12および被検出部13の一体になった払出体3が得られる。インサート成形法以外では、溶融した合成樹脂成形材料を成形型に注入して、被覆部9と螺旋体10と位置決め部11と被検出体12および被検出部13が一体になった合成樹脂成形品を作り、心棒8が当該合成樹脂成形品における被覆部9の中心に形成された貫通孔に挿入されて被覆部9に固定されることによって、心棒8と被覆部9と螺旋体10と位置決め部11と被検出体12および被検出部13の一体になった払出体3が得られる。
被覆部9および螺旋体10が成形型の用いられた方法によって形成された場合において、被覆部9における直径方向の厚さと螺旋体10における直径方向の厚さとが異なることから、心棒8の延びる方向と平行な中心線が弧状となるように、被覆部9と螺旋体10とからなる合成樹脂成形品が変形して固化したとしても、払出体3は合成樹脂からなる被覆部9および合成樹脂からなる螺旋体10を金属棒からなる心棒8で支持した構造であるので、払出体3における中心線が心棒8の延びる方向と平行な直線となるように、心棒8が上記合成樹脂成形品に生じた変形を矯正する。よって、払出体3が図3や図4に示すように収容部24の内部において矢印W方向に回転した場合でも、払出体3の外形が直径方向に太くなったり細くなったりするように心振れすることなくあたかも1本の直線的な棒のように矢印W方向に適切に回転して球を適切に払い出すことができるという利点がある。
図1のa図に戻り、軸継手4は、主継手14と従継手15とからなる。主継手14は、払出モータ2の出力軸5に設けられる金属体であって、従継手受部16および軸固着部17を備える。従継手受部16は、主継手14の一端面から内部に窪み、主継手14の一端面および外周面に開口する溝として、主継手14の一端部に設けられる。軸固着部17は、主継手14の他端面から内部に窪む凹部として、主継手14の他端部に設けられる。従継手15は、払出体3に設けられる金属体であって、従継手受部16に嵌め合わされる板状の突起として、金属製の心棒8の一端部に構成される。つまり、心棒8と従継手15とは同一材料からなる一体として構成される。
図1のb図に示すように、軸固着部17が払出モータ2の出力軸5に圧入され、主継手14が出力軸5に同軸状に締り嵌めに固定される。そして、主継手14の従継手受部16と従継手15とが互いに嵌め合わされ、軸継手4が出力軸5と払出体3とを同軸状に連結する。また、出力軸5と心棒8と主継手14と従継手15とが金属製である。つまり、軸継手4は、金属製の主継手14と金属製の従継手15とが互いに心棒8の延びる方向で同軸状に嵌め合わされて心棒8を中心とする円周方向に一体に回転される構造である。よって、払出モータ2と払出体3とを連結する軸継手4が堅牢な構造であり、主継手14と従継手15とが互いに損傷を受けることがなく、払出モータ2の動力が払出体3に適切に伝達されるという利点がある。
従継手15と従継手受部16とが互いに嵌め合わされる場合、主継手14の外周面が位置決め部11の内周面に接触するかまたは接触する程度に接近した状態で、主継手14と位置決め部11とが互いに嵌め合わされる。つまり、主継手14と位置決め部11とが互いに整合した状態で直径方向にがたつかないように嵌め合わされる。よって、払出体3と軸継手4と出力軸5とが直径方向に移動しないように同軸状に連結されるので、図3に示すように、払出モータ2が構造物に固定され、払出体3の一端部が構造物に支持されることなく、払出体3の他端部が構造物に回転可能に支持された状態において、出力軸5が回転すると、出力軸5と軸継手4と払出体3とがあたかも1本の棒のように、払出体3が心棒8を中心とする矢印Wで示す円周方向に適切に回転するという利点がある。
図2を参照し、球払出装置21について説明する。球払出装置21では、払出機構1がタンク22の底部に設けられる。タンク22は、上方に開口した箱形の球貯蔵室を内部に構成する。タンク22の底部には、球入口23、収容部24、払出挿入孔25、庇26、センサ挿入孔27、センサ係合部28、基盤取付部29が設けられる。タンク22の球貯蔵室の底部は、球を球入口23に向けて誘導する形状に形成される。球入口23は、タンク22の底部に上下方向への貫通孔として設けられる。収容部24は、球入口23の周縁部から下方への窪みとして、タンク22の底部から下方に突出する。払出挿入孔25は、収容部24の一端側の壁に左右方向への貫通孔として形成される。庇26は、球入口23における払出挿入孔25の方向に位置する部分を塞ぐように、タンク22の底部に設けられる。センサ挿入孔27は、払出挿入孔25よりも下部に位置し、収容部24の一端側の壁に左右方向への貫通孔として形成される。センサ係合部28は、収容部24の一端側から突出する弾性片の先端部に鉤部を備える。基盤取付部29は、収容部24の一端側の壁に設けられる。
払出モータ2がモータ取付台31に取り付けられ、モータ取付台31がタンク22に取り付けられる構造である。つまり、払出モータ2は、モータ取付台31を介してタンク22に取り付けられる。モータ取付台31は、螺旋逃避孔32、球出口部33、モータ取付部34、基盤側取付部35、基板取付部36、カバー取付部37を備える。螺旋逃避孔32は、モータ取付台31に左右方向への貫通孔として形成される。球出口部33は、螺旋逃避孔32の直径方向の両側に位置し、払出挿入孔25から排出された球を下方に誘導する通路として、モータ取付台31に形成される。モータ取付部34および基盤側取付部35は、螺旋逃避孔32および球出口部33を避けて、モータ取付台31に形成される。基板取付部36は、モータ取付台31の上部に設けられる。カバー取付部37は、モータ取付台31の下部に設けられる。
払出モータ2がモータ取付台31に取り付けられる場合、タッピングスクリューなどの止ねじ38が取付足6の取付孔7を経由してモータ取付部34に締結される。払出モータ2がモータ取付台31に取り付けられる前の時期または後の時期において、出力軸5には払出体3が主継手14と従継手15とで取り付けられる。払出モータ2がモータ取付台31に取り付けられることによって、払出体3の位置決め部11や被検出体12が螺旋逃避孔32よりも払出モータ2の方向に配置され、払出体3の心棒8と被覆部9および螺旋体10が螺旋逃避孔32よりもタンク22の方向に配置されるように、払出体3が螺旋逃避孔32を貫通する。心棒8のタンク22の方向に配置された端部には軸受39が装着される。
払出モータ2がモータ取付台31に取り付けられ、払出体3が出力軸5に取り付けられた後、モータ取付台31がタンク22に取り付けられる。その場合、軸受39が払出挿入孔25から収容部24を経由して収容部24の壁に形成された取付孔に嵌め込まれ、軸受39の嵌め込まれた収容部24の壁が前述した払出体3の他端部を回転可能に支持するための構造物になる。そして、タッピングスクリューなどの止ねじ40が基盤側取付部35を経由して基盤取付部29に締結されることによって、モータ取付台31がタンク22に取り付けられ、螺旋逃避孔32と左右の球出口部33の上部とが払出挿入孔25に接続され、モータ取付台31が前述した払出モータ2を固定するための構造物になり、払出体3の一端部としての軸継手4の方向に位置する部分がタンク22およびモータ取付台31などの構造物に支持されていない状態である。
払出モータ2と払出体3およびモータ取付台31がタンク22に取り付けられた場合、図3に示すように、払出体3における被覆部9と位置決め部11との連接部が螺旋逃避孔32に配置され、当該連接部と螺旋逃避孔32との間の隙間は球が通過不可能な寸法になっており、螺旋体10における位置決め部11の方向に位置する端部が払出挿入孔25に配置され、当該位置決め部11の方向に位置する端部と払出挿入孔25との間の隙間は球が心棒8の延びる方向と平行な方向に1個ずつ通過可能な寸法になっている。
図2に戻り、中継基板41が用いられる。中継基板41は、プリント配線板のような回路基板に、複数のコネクタ42;43および位置検出器44を実装した構造である。コネクタ42;43および位置検出器44は、中継基板41に付設されたプリント配線のような薄状の配線で、電気回路を構成するように相互に接続される。コネクタ42には、払出モータ2のモータ配線45が接続される。コネクタ43には、タンク22の外部に設けられる図外の集合基板に設けられたコネクタに接続される図外の配線が接続される。位置検出器44がモータ取付台31の方向に向けられ、中継基板41がタッピングスクリューなどの止ねじ46によって基板取付部36の上に固定されることによって、中継基板41がモータ取付台31の上部に取り付けられる。
中継基板41がモータ取付台31の上部に取り付けられた場合、図3に示すように、被検出体12の外縁部が位置検出器44の凹部に非接触に配置される。そして、位置検出器44が電力供給を受け、位置検出器44の検出光が位置検出器44の凹部の一側を形成する発光部から凹部の他側を形成する受光部に照射された状態において、被検出体12が払出体3と一緒に回転すると、被検出体12で遮られていた位置検出器44の検出光が被検出体12の2分の1回転ごとに被検出部13を通過して受光部で受光される。これによって、位置検出器44が払出体3の回転位置を払出体3の2分の1回転ごとに1回検出して回転位置信号を払出制御装置などの制御装置に出力する。
図2に戻り、モータカバー48が用いられる。モータカバー48には、配線孔49;50、放熱孔51、カバー側取付部52が設けられる。そして、タッピングスクリューなどの止ねじ53がカバー側取付部52を経由してカバー取付部37に締結されることによって、モータカバー48が払出モータ2や中継基板41を被覆してモータ取付台31に取り付けられる。モータカバー48がモータ取付台31に取り付けられた場合、モータ配線45が配線孔49を経由してモータカバー48の外部に出され、コネクタ43が配線孔50を経由してモータカバー48の外部に露出される。図2では、球検出器54が用いられる。球検出器54は、3つの検出素子部55が2つの凹部で分けられた構造である。そして、検出素子部55が収容部24よりも下方からセンサ挿入孔27に個別に挿入されて球出口部33に個別に配置されることによって、センサ係合部28の鉤部が図3に示すように球検出器54に係合される。
図3において、払出機構1が停止した場合、タンク22に貯蔵された球は、タンク22から球入口23を経由して収容部24と払出体3の螺旋体10との隙間に1個ずつ分離されて取り込まれる。その状態において、払出モータ2が払出体3を払出軸の円周方向の矢印Wで示す一方向に回転するように駆動するのに伴い、螺旋体10が収容部24と払出体3との隙間に1個ずつ分離されて取り込まれた球を1個ずつ分離しつつ矢印X1で示すようにタンク22から払出モータ2の方に移動する。払出モータ2の方に移動した球は、払出体3の駆動に伴い、庇26の下に潜り込んで払出挿入孔25を経由して球出口部33から下方に払い出される。球出口部33において、球が相対峙する2つの検出素子部55の間の凹部を通過するごとに、球検出器54が球検出信号を払出制御装置などの制御装置に出力する。
図3に示すように、モータカバー48がタンク22に取り付けられた場合、払出モータ2や中継基板41がモータカバー48で覆われるので、払出モータ2や中継基板41およびコネクタ43(図2参照)ならびに位置検出器44が上方から落下する球の衝突を受けないという利点がある。図3において、図外の配線がコネクタ43から外され、止ねじ53およびモータカバー48が外され、止ねじ40(図2参照)が外され、人が払出モータ2を支持してタンク22から離れる方向に移動すると、主継手14が従継手15から引き抜かれる。その後、人が払出体3を支持してタンク22から離れる方向に移動すると、払出体3が収容部24から外に引き抜けるので、収容部24の内部から球や異物を除去したりまたは払出モータ2や払出体3を交換したりする作業が容易であるという利点がある。この場合、従継手15と従継手受部16との嵌合または位置決め部11と主継手14との嵌合が締まり嵌めになっていれば、払出モータ2がタンク22から離れる方向に移動されるのに伴い、払出モータ2と払出体3および軸継手4からなる払出機構1をタンク22から取り外せる。
図4を参照し、球払出装置21を備えた遊技機としてパチンコ遊技機を例示して説明する。パチンコ遊技機は、遊技機枠61の内部に図外の遊技盤を交換可能に取り付ける形態である。遊技機枠61は、固定枠62の前部に可動枠63を開閉可能に備え、可動枠63の前部に前扉64を開閉可能に備え、前扉64の前部に受皿65および発射操作機構66を備える。可動枠63は、ヒンジ67を中心として片開きされる。前扉64は、ヒンジ68を中心として片開きされる。そして、タンク22が遊技機枠61に取り付けられ、固定枠62が図外の遊技機設置設備に固定され、払出機構1が停止した状態において、遊技機設置構造体の補給機構から排出されたパチンコ球と呼ばれる球がタンク22に上方から貯蔵される。球がタンク22に貯蔵された場合、球が収容部24の払出体3を境とする前部分24Aと後部分24Bとに分けられて取り込まれる。
球が収容部24の前部分24Aと後部分24Bとに取り込まれた状態において、払出機構1の払出モータ2が駆動し、払出体3が矢印Wで示す方向に回転した場合、前部分24Aは、払出体3が球を収容部24から上方に押し出す、押出側として構成され(以下、押出側部分24Aと称する)、後部分24Bは、払出体3が球を球入口23から下方に引き込む、引込側として構成される(以下、引込側部分24Bと称する)。つまり、押出側部分24Aでは、球が矢印Wで示す方向に駆動された払出体3によってタンク22から収容部24に引き込まれにくい。引込側部分24Bでは、球が矢印Wで示す方向に駆動された払出体3によってタンク22から収容部24に引き込まれやすい。
図5は、発明を実施するための異なる第1形態である。図5のa図は、軸継手4を分解して示す。図5のb図は、軸継手4の組み立てられた断面を示す。図5の軸継手4が図1の軸継手4と異なる構造は、次のとおりである。図5のa図において、従継手受部16が主継手14から突出した板状に形成され、従継手15が心棒8の端面から内部に窪む溝として形成される。そして、図5のb図に示すように、金属製の主継手14と金属製の従継手15とからなる軸継手4が出力軸5と払出体3とを堅牢に連結した構造である。主継手14と従継手15とが互いに嵌め合わされる場合、主継手14が位置決め部11に嵌め合わされ、主継手14と位置決め部11とが互いに整合した状態で直径方向にがたつかないように嵌め合わされる。
図6は、発明を実施するための異なる第2形態に係る軸継手4を分解して示す。図6の軸継手4が図1や図5の軸継手4と異なる構造は、次のとおりである。従継手15は、心棒8の周面の一部を平坦面として除去された異形棒として、心棒8の端部に形成される。従継手受部16は、主継手14の端面から内部に窪む孔の周面の一部を平坦面として突出した異形孔として、主継手14に同軸に設けられる。従継手受部16が異形孔であることから、従継手受部16を主継手14に形成するのは図1や図5よりも面倒であるものの、図1や図5の位置決め部11が除去された簡単な構造になるという利点がある。
図7は、発明を実施するための異なる第3形態に係る球払出装置21を備えたパチンコ遊技機の平面を示す。図7の球払出装置21が図4の球払出装置21と異なる構造は、次のとおりである。図7において、払出体3の心棒8が前後方向に直線的に延びる棒により構成され、螺旋体10が心棒8の前後方向に延びる軸心と平行な方向に球を1個ずつ分離する間隔で被覆部9の外周面から直径方向外側に螺旋形状に突出する。そして、球が収容部24の払出体3を境とする左部分24Aと右部分24Bとに分けられて取り込まれる。払出体3が矢印Wで示す方向に回転した場合、左部分24Aは、払出体3が球を収容部24から上方に押し出す、押出側として構成され(以下、押出側部分24Aと称する)、右部分24Bは、払出体3が球を球入口23から下方に引き込む、引込側として構成される(以下、引込側部分24Bと称する)。
図1や図5または図6において、主継手14が払出モータ2の出力軸5に圧入される以外に、主継手14の軸固着部17に相当する部分が出力軸5に挿入された後、止ねじが主継手14の直径方向外側から主継手14のねじ孔を経由して出力軸5に締結されることによって、主継手14が出力軸5に固定される構造でもよい。主継手14のねじ孔は、貫通孔の内面に雌ねじの形成された構造である。図1や図5または図6において、被検出体12および被検出部13は、設けられなくてもよい。
a図は払出モータと払出体および軸継手の分解斜視図、b図は払出モータと払出体および軸継手の組み立てられた断面図(最良の形態)。 払出機構の分解斜視図(最良の形態)。 払出機構の組み立てられた断面図(最良の形態)。 球払出装置を備えたパチンコ遊技機の平面図(最良の形態)。 a図は軸継手の分解斜視図、b図は軸継手の組み立てられた断面図(異なる第1形態)。 軸継手の分解斜視図(異なる第2形態)。 球払出装置を備えたパチンコ遊技機の平面図(異なる第3形態)。 球払出装置の平面図(従来)。 払出モータと払出体および軸継手の分解斜視図(従来)。
符号の説明
1は払出機構、2は払出モータ、3は払出体、4は軸継手、5は出力軸、6は取付足、7は取付孔、8は心棒、9は被覆部、10は螺旋体、11は位置決め部、12は被検出体、13は被検出部、14は主継手、15は従継手、16は従継手受部、17は軸固着部、18乃至20は欠番、21は球払出装置、22はタンク、23は球入口、24は収容部、24Aは押出側部分、24Bは引込側部分、25は払出挿入孔、26は庇、27はセンサ挿入孔、28はセンサ係合部、29は基盤取付部、30は欠番、31はモータ取付台、32は螺旋逃避孔、33は球出口部、34はモータ取付部、35は基盤側取付部、36は基板取付部、37はカバー取付部、38は止ねじ、39は軸受、40は止ねじ、41は中継基板、42;43はコネクタ、44は位置検出器、45はモータ配線、46は止ねじ、47は欠番、48はモータカバー、49は配線孔、50は配線孔、51は放熱孔、52はカバー側取付部、53は止ねじ、54は球検出器、55は検出素子部、56乃至60は欠番、61は遊技機枠、62は固定枠、63は可動枠、64は前扉、65は受皿、66は発射操作機構、67;68はヒンジ、69;70は欠番、71は払出体、72は払出軸、73は軸継手、74は主継手、75は従継手、76は従継手受部。

Claims (2)

  1. 払出モータが金属棒からなる回転駆動する出力軸を備え、螺旋構造の払出体が心棒と被覆部および螺旋体を備え、心棒が一端部から他端部に直線的に延びる金属棒により構成され、被覆部が心棒に結合された合成樹脂からなるとともに心棒の外周面を覆い隠しかつ心棒の延びる方向に長い形状であり、螺旋体が被覆部に結合された合成樹脂からなるとともに心棒の延びる方向と平行な方向に球を1個ずつ分離する間隔で被覆部の外周面から直径方向外側に螺旋形状に突出した構造であり、軸継手が出力軸に設けられる金属製の主継手と金属製の心棒に設けられる従継手とから構成され、主継手と従継手とが互いに心棒の延びる方向で同軸状に嵌め合わされて円周方向に一体に回転される構造であることを特徴とする遊技機の球払出装置。
  2. 被覆部には合成樹脂からなる位置決め部が心棒を中心としかつ従継手を非接触に囲む円形壁として設けられ、主継手と従継手とが互いに嵌め合わされる場合に主継手と位置決め部とが互いに整合した状態で直径方向にがたつかないように嵌め合わされたことを特徴とする請求項1記載の遊技機の球払出装置。
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