JP2008295234A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 電気−機械エネルギ変換により振動を発生する振動子と、前記振動子に加圧状態に接触され前記振動子に発生した振動により前記振動子に対して相対的に移動される被駆動体とを備える振動波駆動装置であって、
   前記被駆動体は、基部と、前記振動子と前記被駆動体の前記基部との間に介在して前記振動子と前記被駆動体との接触部として機能する摩擦部材とを備え、
   前記被駆動体における前記基部と前記摩擦部材との間を弾性構造としたことを特徴とする振動波駆動装置。
2. 前記被駆動体は、更に、前記被駆動体における前記基部と前記摩擦部材との間に接着により挟持され厚さ方向に貫通する複数の穴部を有する弾性部材を備え、
   前記弾性構造は、前記弾性部材を含む構造であることを特徴とする請求項１記載の振動波駆動装置。
3. 前記被駆動体は、更に、前記被駆動体における前記基部と前記摩擦部材との間に接着により挟持される弾性部材を備え、
   前記摩擦部材は、前記弾性部材に接着される面に且つ前記摩擦部材の厚さ方向に形成された複数の凹部を有し、
   前記弾性構造は、前記弾性部材と前記摩擦部材の前記複数の凹部とを含む構造であることを特徴とする請求項１記載の振動波駆動装置。
4. 前記被駆動体は、更に、前記被駆動体における前記基部と前記摩擦部材との間に接着により挟持される弾性部材を備え、
   前記摩擦部材は、前記弾性部材に接着される面に形成された複数の突起部を有し、
   前記弾性構造は、前記弾性部材と前記摩擦部材の前記複数の突起部とを含む構造であることを特徴とする請求項１記載の振動波駆動装置。
5. 前記被駆動体の前記基部は、前記摩擦部材に接着される面に且つ前記基部の厚さ方向に形成された複数の凹部を有し、
   前記弾性構造は、前記被駆動体の前記基部が有する前記複数の凹部を含む構造であることを特徴とする請求項１記載の振動波駆動装置。
6. 電気−機械エネルギ変換により振動を発生する振動子と、前記振動子に加圧状態に接触され前記振動子に発生した振動により前記振動子に対して相対的に移動される被駆動体とを備える振動波駆動装置であって、
   前記振動子は、前記振動子と前記被駆動体との間に介在して前記振動子と前記被駆動体との接触部として機能する摩擦部材を備え、
   前記振動子と前記摩擦部材との間を弾性構造としたことを特徴とする振動波駆動装置。
7. 前記振動子は、更に、前記振動子と前記摩擦部材との間に接着により挟持され厚さ方向に貫通する複数の穴部を有する弾性部材を備え、
   前記弾性構造は、前記弾性部材を含む構造であることを特徴とする請求項６記載の振動波駆動装置。
8. 前記被駆動体における前記基部、前記弾性部材、前記摩擦部材の接着は、可撓性を有する接着剤を用いることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の振動波駆動装置。
9. 前記振動子における前記弾性部材、前記摩擦部材の接着は、可撓性を有する接着剤を用いることを特徴とする請求項６又は７記載の振動波駆動装置。
10. 前記振動波駆動装置は、リニア型振動波駆動装置、回転型振動波駆動装置に適用可能であることを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の振動波駆動装置。