JP2008294686A - インターネットファクシミリ装置。 - Google Patents

インターネットファクシミリ装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】添付ファイルをエンコード処理せずに送受信可能とすることにより、送受信双方のシステムの負荷を軽くし、迅速なデータの送受信を可能とする。
【解決手段】インターネットファクシミリ装置10は、バイナリデータからなる添付ファイルが添付された電子メールを作成するメール編集部106と、インターネットファクシミリ装置20から、バイナリデータの受信が可能であることを示す受信可能情報を受け付ける応答受付部108と、受信可能情報を受け付けたとき、添付ファイルをバイナリデータとして送信するメール送信部110とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイレクトSMTPでデータ通信するインターネットファクシミリ装置に関する。
ネットワークの技術の普及にともない、たとえばファクシミリ装置やMFP(Multi Functional Peripheral)などの情報機器もネットワークで接続されるようになってきた。このようなファクシミリ装置は、一般的なG3方式等によるファクシミリ通信機能の他に、Eメール送受信機能、原稿の画像データ等をネットワークを介して送受信するインターネットファクシミリ通信機能、ネットワークを介したIP電話によるIPファクシミリ通信機能等を備え、他のファクシミリ装置、コンピュータ、およびインターネットファクシミリ装置等と情報の送受信を行うことができる。
特許文献1には、G3方式等によって原稿等の画像データをファクシミリ送受信する機能に加え、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を実装し、原稿等の画像データを電子メールの添付ファイルとすることにより、その画像データを電子メールの本文と共に送受信するインターネットファクシミリ機能を備えたインターネットファクシミリ装置が開示されている。このインターネットファクシミリ装置は、さらに、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ(換言すれば、メールサーバ)としての機能をも備え、少なくとも他のSMTPクライアント等とSMTP接続を確立してその接続上で、SMTPコマンドやデータを送受信することができる。このようにメールサーバを介さずに通信可能な技術は、ダイレクトSMTPと称される。
特開2002−281230号
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、電子メールの制約を受けるという点で改善の余地を有していた。電子メールでは、7ビット文字列以外をやり取りすることができない。そのため、添付ファイルなどのバイナリ形式のデータを送信する際には、たとえば、Base64とよばれるエンコード方式に変換し、受信側で、送信側が示したエンコード方法に従って、添付ファイルをデコードする。このとき、エンコード処理やデコード処理により装置に負荷がかかるだけでなく、送受信するデータ量が大きく増加し、たとえば、Base64でエンコードした場合、添付ファイルサイズが約1.4倍となってしまう。したがって、特に大きなファイルの送受信をする場合、長時間を要したり、インターネット回線の混雑が生じたりする。また、受信側の電子メール保存用記憶メモリの空き領域が不足した場合に、原稿画像を印刷することができないといった不都合も生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、添付ファイルをエンコード処理せずに送受信可能とすることにより、送受信双方のシステムの負荷を軽くし、迅速なデータの送受信を可能とすることにある。
本発明によれば、ダイレクトSMTPでデータ通信するインターネットファクシミリ装置であって、
バイナリデータからなる添付ファイルが添付された電子メールを作成するメール作成部と、
電子メールを受信する受信装置から、バイナリデータの受信が可能であることを示す受信可能情報を受け付ける受信可能情報受付部と、
受信可能情報を受け付けたとき、添付ファイルをバイナリデータとして送信する電子メール送信部と、
を有することを特徴とするインターネットファクシミリ装置
が提供される。
この発明によれば、電子メールを受信するインターネットファクシミリ装置に対し、バイナリデータの受信が可能であることを示す受信可能情報を受信装置から受け付けることにより、電子メールの送信先がバイナリデータの受信が可能であることを確認することができる。これにより、添付ファイルについて、送信側のエンコード処理及び受信側のデコード処理を不要として、送受信双方のシステムの負荷を軽くすることができる。また、添付ファイルをバイナリデータで送信できることから、エンコード処理によるデータ量の増加をなくし、インターネット回線の混雑を低減して、迅速にデータを送受信することができる。
本発明において、
添付ファイルをエンコード処理するエンコード処理部を有し、
受信可能情報を受け付けない場合、エンコード処理部は添付ファイルをエンコードし、電子メール送信部はエンコードされた添付ファイルを添付して電子メールを受信装置に送信する構成を採用することができる。
これにより、受信側がバイナリデータの受信ができない場合においても、添付ファイルをエンコード処理して、データの送信が可能となる。
また、本発明において、
バイナリデータとして送信する添付ファイルのデータサイズを検出するサイズ検出部をさらに有し、
電子メール送信部は、データサイズを示すサイズ情報を付加して電子メールを送信する構成を採用することができる。
これにより、受信装置は、電子メールに含まれるバイナリデータをデータサイズによって把握することができる。したがって、受信装置は、エラーなくバイナリデータを抽出することができる。
また、本発明によれば、
ダイレクトSMTPでデータ通信するインターネットファクシミリ装置であって、
通信開始時に、バイナリデータからなる添付ファイルが添付された電子メールを受信できることを示す受信可能情報を送信する受信可能情報送信部と、
受信可能情報に応じて送信される電子メールを受信する受信部と、
バイナリデータからなる添付ファイルを検出する添付検出部とを有し、
添付検出部がバイナリデータからなる添付ファイルを検出したとき、添付ファイルはデコードさせないことを特徴とするインターネットファクシミリ装置
が提供される。
本発明において、
受信部は、バイナリデータからなる添付ファイルのデータサイズを示すサイズ情報を含む電子メールを受信し、
添付検出部は、データサイズに対応して電子メールから添付ファイルを抽出する構成を採用することができる。
本発明によれば、添付ファイルをバイナリデータで送受信可能とすることにより送受信双方のシステムの負荷を軽くし、迅速にデータを送受信する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1〜3は、本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態は、ダイレクトSMTPでデータ通信するインターネットファクシミリ装置10及びインターネットファクシミリ装置20である。
インターネットファクシミリ装置10は、バイナリデータからなる添付ファイルが添付された電子メールを作成するメール編集部106と、インターネットファクシミリ装置20から、バイナリデータの受信が可能であることを示す受信可能情報を受け付ける応答受付部108と、受信可能情報を受け付けたとき、添付ファイルをバイナリデータとして送信する送信部110とを有する。
インターネットファクシミリ装置20は、通信開始時に、バイナリデータからなる添付ファイルが添付された電子メールを受信できることを示す受信可能情報を送信する応答部206と、受信可能情報に応じて送信される電子メールを受信する受信部208と、バイナリデータからなる添付ファイルを検出するメール処理部210とを有し、メール処理部210がバイナリデータからなる添付ファイルを検出したとき、添付ファイルはデコードさせない。
インターネットファクシミリ装置10及びインターネットファクシミリ装置20は、たとえば、LANやインターネットなどのネットワーク1に接続されたインターネットファクシミリ装置やMFPなどである。なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してある。
また、インターネットファクシミリ装置10及びインターネットファクシミリ装置20の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。図1〜3は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
詳細には、インターネットファクシミリ装置10は、読取部100と、操作部102と、問合せ部104と、メール編集部106と、応答受付部108と、送信部110と、記憶部112とを含む。インターネットファクシミリ装置10は、電子メールの送信側となる装置である。
操作部102は、操作パネル(不図示)上に設けられた操作キー、操作ボタン、スイッチ、レバー、キーボード、タッチパネル、シートキーなどであり、ユーザが各種設定や指示の操作入力を行うのに使用する。
読取部100は、原稿の画像データを読み取って、白黒2値に変換した画像データを出力する。
記憶部112は、画像データ、FAX番号、メールアドレス等を予め記憶するための記憶部として、あるいは一時的に蓄積される諸データの記憶部として機能する。図1には、画像データを記憶する画像114と、メール本文を記憶するメール本文116のみが図示されている。画像114は、読取部100が読み取った画像データを記憶する、あるいはインターネットファクシミリ装置10がアクセス可能な他の記憶装置に記憶されている画像データを記憶させてもよい。画像データは、バイナリデータである。
また、メール本文116は、インターネットファクシミリの場合は定型の文章を予め準備しておき、本文として記憶してもよいし、ユーザが操作部102を使用して入力したメッセージを受け付け、作成された本文を一時的に記憶することもできる。
ユーザは、操作部102を使用して送信するメールの作成を指示する。
メール編集部106は、操作部102からユーザの指示情報を受け付け、記憶部112から画像データとメール本文を取得し、メール本文に画像データを添付して電子メールデータを作成する。
この電子メールデータは、複数の本文パートを持つマルチパートMIME形式の電子メールであり、電子メールの日付、宛先メールアドレス、送信元メールアドレスなどの所定の情報からなるメールヘッダ部、テキストデータを運ぶためのテキストパート部及び画像データを運ぶためのバイナリパート部からなる。
メール編集部106は、データ検出部400と、エンコード処理部402と、サイズ情報検出部404とを含む。
データ検出部400は、作成した電子メールデータがバイナリデータを含むか否かを判別し、電子メールデータがバイナリデータを含んでいなければ、送信部110に電子メールデータをそのまま送出する。
問合せ部104は、メール編集部106から指示を受け付け、受信可能情報の要求を送出する。この受信可能情報の要求にはEHLOコマンドを使用する。
応答受付部108は、受信可能情報を受け付ける。この受信可能情報には、電子メールの受信側の名前とともにバイナリ受信可能なことを示すキーワードが含まれている。応答受付部108は、このキーワードを検出することによって、電子メールの送信先がバイナリデータの受信が可能であることを検知する。
応答受付部108が受信可能情報を受け付けると、データ検出部400は、送信する電子メールのマルチパートのメールヘッダ部にコンテントタイプがバイナリデータであることを示す情報を付加し、サイズ情報検出部404に送出する。
一方、応答受付部108が受信可能情報を受け付けなかった場合、データ検出部400は、エンコード処理部402に対し、作成した電子メールデータをそのまま送出する。
サイズ情報検出部404は、データ検出部400から電子メールデータを受け付けると、バイナリデータとして送信する添付ファイルのデータサイズを検出し、電子メールデータに添付ファイルのデータサイズを示すサイズ情報を付加して、送信部110に送出する。
エンコード処理部402は、データ検出部400から電子メールデータを受け付けると、画像データに所定の変換方法(例えば、Base64符号化方法)を適用して7ビットのキャラクタコードに変換し、送信部110に送出する。
送信部110は、サイズ情報検出部404から電子メールデータを受け付け、ネットワーク1を介して宛先のインターネットファクシミリ装置20に送信する。
また、送信部110は、エンコード処理部402から添付ファイルがエンコードされた電子メールデータを受け付け、ネットワーク1を介して宛先の受信装置に送信する。
インターネットファクシミリ装置20は、電子メールの受信側となる装置である。
具体的には、インターネットファクシミリ装置20は、問合せ受付部200と、操作部202と、出力部204と、応答部206と、受信部208と、メール処理部210と、メール格納部212とを含む。
問合せ受付部200は、送信側のインターネットファクシミリ装置10から受信可能情報の要求として、EHLOコマンドを受け付け、応答部206に対し、受信可能情報の送信を指示する。
応答部206は、問合せ受付部200の指示に基づき、受信可能情報を送信する。具体的には、EHLOコマンドに対するレスポンスにバイナリデータの受信が可能なことを示すキーワードを組み込み、インターネットファクシミリ装置10に向けて送信する。
メール受信部208は、電子メールを受信すると、メール処理部210に送出する。
メール処理部210は、添付ファイル検出部502と、デコード処理部500と、サイズ情報処理部504とを含む。
添付ファイル検出部502は、受信部208が受け付けた電子メールに添付ファイルが添付されているか否かを判別する。具体的には、電子メールがバイナリパート部を含むか否かを判別する。添付ファイルが添付されていなければ、メール格納部212に電子メールを格納する。また、添付ファイルが添付されていた場合、添付ファイル検出部502は、マルチパート内のメールヘッダ部から添付ファイルがバイナリデータであることを検出すると、サイズ情報処理部504に電子メールを送出する。また、添付ファイルがバイナリデータでなければ、デコード処理部500に電子メールを送出する。
サイズ情報処理部504は、電子メールに付加された添付ファイルのデータサイズを示すサイズ情報を読みとり、添付ファイルのデータサイズ分の添付ファイルを抽出する。抽出した添付ファイルは電子メール本文とともにメール格納部212に格納する。
デコード処理部500は、エンコードされた添付ファイルを公知の手法によってデコードし、メール格納部212に格納する。
操作部202は、メール格納部212に格納された電子メールや添付ファイルを選択し、出力部204に対して、データの出力を指示する。また、操作部202は、前述した操作部102と同様な機能も備える。
出力部204は、操作部202の指示に応じて、メール格納部212から電子メールの本文及び添付ファイルを記録紙上に画像形成し、該記録紙を出力(プリントアウト)する。
図4は、本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置10が電子メールを送信する際の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
ユーザは操作部102を使用して電子メールを作成を指示する。メール編集部106は、操作部102からの情報を受け付け、画像データ及び電子メール本文を記憶部112から取得して電子メールデータを作成する。
問合せ部104は、電子メールの宛先に対し、受信可能情報を要求し(S103)、応答受付部108が、受信可能情報を受信する(S105のYES)。データ検出部400は、作成した電子メールデータがバイナリデータを含むか否かを判断し(S106)、バイナリデータが含まれていない場合(S106のNO)、電子メールデータを送信部110に送出する。また、電子メールデータがバイナリデータを含む場合(S104のYES)、データ検出部400は、サイズ情報検出部404に送信すべき電子メールデータを送出する。サイズ情報検出部404は、バイナリデータのデータサイズを検出して、電子メールデータにサイズ情報を付加し(S107)、送信部110に送出する(S109)。
一方、受信可能情報が受信できなかった場合(S105のNO)、データ検出部400は、エンコード処理部402に電子メールデータを送出し、エンコード処理部402は、バイナリデータをエンコード処理して(S111)、送信部110に送出する。
送信部110は、受け付けた電子メールデータを電子メールの宛先の受信装置に向けて送信する(S109)。
図5は、本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置20が電子メールを受信する際の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
問合せ受付部200が受信可能情報の要求を受信すると(S201のYES)、応答部206は、受信可能情報を送信する(S203)。受信部208は、電子メールを受信すると(S205)、添付ファイル検出部502に電子メールデータを送出する。添付ファイル検出部502は、受信した電子メールに添付ファイルが添付されているか否かを判別し(S209)、添付ファイルが添付されていない場合(S209のNO)、メール格納部212に電子メールデータをそのまま格納する(S215)。
また、添付ファイルが添付されていた場合(S209のYES)、添付ファイル検出部502は添付ファイルがバイナリデータであるか否かを判別し(S211)、バイナリデータであった場合(S211のY)、添付ファイル検出部502は、サイズ情報処理部504に電子メールデータを送出する。サイズ情報処理部504は、電子メールデータに含まれるサイズ情報を検出し、データサイズ分のバイナリデータを抽出して(S213)、メール格納部212に格納する(S215)。
一方、添付ファイルがバイナリデータを含まない場合(S211のNO)、添付ファイル検出部502は電子メールをデコード処理部500に送出し、デコード処理部500は、添付ファイルをデコード処理して(S217)メール格納部212に格納する(S215)。
図6は、送信側となるインターネットファクシミリ装置10が、受信側のインターネットファクシミリ装置20に対してメールを送信する際のシーケンス図である。
インターネットファクシミリ装置10は、受信側のインターネットファクシミリ装置20に対してTCP接続を要求し(T1)、インターネットファクシミリ装置20がこれを了承する旨を示すSMTP応答コード「220」を返して(T2)、これらインターネットファクシミリ装置10、20の間にTCP接続が確立される。
次に、インターネットファクシミリ装置10は、インターネットファクシミリ装置20に対し、自身をSMTPコマンドをEHLOにより特定する(T3)。これに対し、インターネットファクシミリ装置20は、SMTP応答コード250及び自身のIPアドレス[192.186.1.10]とともに、バイナリデータ受信が可能であることを示すキーワード「BINARYMIME」を送信する(T4)。
次に、インターネットファクシミリ装置10は、SMTPコマンド「MAIL FROM:<ME@xxx.com>にて、自身のメールアドレス<ME@xxx.com>を特定すると共に、SMTPコマンド「RCPT TO:<YOU@yyy.com>にて受信先(送信先)を指定した後(T5〜T8)、バイナリデータを含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20に送信する(T9)。
図7は、インターネットファクシミリ装置10が送信する電子メールデータの一例を示す図である。
図7には、メールヘッダ部にマルチパートであることを宣言する情報「Content−Type:multiPart/mixed」が示されている。multiPart/mixedは、電子メールが「混合型マルチパート」という形式であること、すなわちテキスト本文以外にファイルが添付されていることを示すものである。また、図7には、パートの区切り情報「boundary"=−−−−=_NextPart_1234567890"」が宣言されていることが示されている。
そして、バイナリコンテントタイプがバイナリデータであることを示す情報「Content−Transfer−Encoding:binary」及び添付ファイルのサイズ情報「Content−Length:54321」が付加され、添付ファイルがエンコードされずにJPEG形式のまま含まれる構成が示されている。
一方、添付ファイルがBase64形式でエンコード処理される場合は、「Content−Transfer−Encoding:binary」の部分は、「Content−Transfer−Encoding:7bit」と示され、添付ファイルがMIMEエンコードデータとして含まれることとなる。
続いて、本実施形態のインターネットファクシミリ装置の効果について説明する。
本実施形態のインターネットファクシミリ装置は、ダイレクトSMTPの通信開始時のコマンドからバイナリデータの受信可能なことを示す情報を検出することにより、データの送信先がバイナリデータの受信が可能であることを確認することができる。これにより、添付ファイルをバイナリデータのまま電子メールを送信することができ、送信側の添付ファイルのエンコード処理及び受信側の添付ファイルのデコード処理を不要として、送受信双方のシステムの負荷を軽くすることができる。また、添付ファイルをバイナリデータで送信できることから、エンコード処理によるデータ量の増加をなくし、インターネット回線の混雑を低減して、迅速にデータを送受信することができる。
また、本実施形態のインターネットファクシミリ装置は、ダイレクトSMTPの通信技術を利用するものである。したがって、メールサーバを介さずに通信可能であるため、エンコードされていないバイナリ形式のデータがサーバにより誤検出されることも考慮しなくてよい。
また、本実施形態のインターネットファクシミリ装置は、添付ファイルのサイズ情報を電子メールデータに付加して送信することができる。これにより、受信側は、電子メールに含まれるバイナリデータをデータサイズから認識することができ、エラーなくバイナリデータを抽出することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置の構成の一部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置の構成の一部を示すブロック図である。 本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置の処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置の処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置の処理内容を説明するシーケンス図である。 本実施の形態におけるインターネットファクシミリ装置が送信するデータの一例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク
10 インターネットファクシミリ装置
20 インターネットファクシミリ装置
100 読取部
102 操作部
104 問合せ部
106 メール編集部
108 応答受付部
110 送信部
112 記憶部
114 画像
116 メール本文
200 問合せ受付部
202 操作部
204 出力部
206 応答部
208 受信部
210 メール処理部
212 メール格納部
400 データ検出部
402 エンコード処理部
404 サイズ情報検出部
500 デコード処理部
502 添付ファイル検出部
504 サイズ情報処理部

Claims (5)

  1. ダイレクトSMTPでデータ通信するインターネットファクシミリ装置であって、
    バイナリデータからなる添付ファイルが添付された電子メールを作成するメール作成部と、
    前記電子メールを受信する受信装置から、バイナリデータの受信が可能であることを示す受信可能情報を受け付ける受信可能情報受付部と、
    前記受信可能情報を受け付けたとき、前記添付ファイルをバイナリデータとして送信する電子メール送信部と、
    を有することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  2. 請求項1記載のインターネットファクシミリ装置において、
    前記添付ファイルをエンコード処理するエンコード処理部を有し、
    前記受信可能情報を受け付けない場合、前記エンコード処理部は前記添付ファイルをエンコードし、前記電子メール送信部はエンコードされた前記添付ファイルを添付して前記電子メールを前記受信装置に送信することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  3. 請求項1または2記載のインターネットファクシミリ装置において、
    前記バイナリデータとして送信する前記添付ファイルのデータサイズを検出するサイズ検出部をさらに有し、
    前記電子メール送信部は、前記データサイズを示すサイズ情報を付加して前記電子メールを送信することを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  4. ダイレクトSMTPでデータ通信するインターネットファクシミリ装置であって、
    通信開始時に、バイナリデータからなる添付ファイルが添付された電子メールを受信できることを示す受信可能情報を送信する受信可能情報送信部と、
    前記受信可能情報に応じて送信される前記電子メールを受信する受信部と、
    バイナリデータからなる前記添付ファイルを検出する添付検出部とを有し、
    前記添付検出部がバイナリデータからなる前記添付ファイルを検出したとき、前記添付ファイルはデコードさせないことを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  5. 前記受信部は、バイナリデータからなる前記添付ファイルのデータサイズを示すサイズ情報を含む前記電子メールを受信し、
    前記添付検出部は、前記データサイズに対応して前記電子メールから前記添付ファイルを抽出することを特徴とする請求項4に記載のインターネットファクシミリ装置。
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