JP2008294614A - 受信装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】放送波を常に最適な状態で受信できるようにする。
【解決手段】復調処理部41は、増幅部21、可変増幅部23,25により増幅された放送信号を復調する。ビット誤り訂正部43、ブロック誤り訂正部46、またはフレーム誤り訂正部49は、復調される際に発生する誤りを訂正する誤り訂正する。ビットエラーレート計算部61、フレームエラーレート計算部62、またはブロックエラーレート計算部63は、誤り訂正される誤り率を計算する。動作切替部65cは、バイパススイッチ22、可変増幅部23,25を複数の動作モードに動作を切り替える。エラーレート比較部65bは、切り替えられる複数の動作モード毎に、誤り率を比較する。調整部65は、比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作モードに動作を調整する。本発明は、携帯通信端末に適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、放送波を常に最適な状態で受信できるようにした受信装置および方法、並びにプログラムに関する。
移動体機器で使用する放送波の受信方法について、日本では、複数のチャンネルを帯域毎に合成して放送波として送信するのに対して、欧州などでは、チューナの低消費電力化を図れるように受信装置の消費電力を100mW以下に抑えることを目標にして、DVB-H(デジタル放送の標準化団体DVB(Digital Video Broadcasting Project)が策定した携帯電話機に向けた地上デジタル放送の仕様)という仕様が策定されている。
このDVB-Hの特徴は、受信装置の低消費電力化に向けて「タイム・スライス」と「バースト送信」の考え方を導入したことにある。DVB-Hは、時分割で番組を多重送信するとともに、受信装置をきめ細かくオン/オフする。放送局は,映像を含む携帯電話向けマルチメディア・データをMPEG(Moving Picture Experts Group)2トランスポート・ストリームに多重化する際、番組ごとに広い帯域を一時的に占有してバースト的に送信する(バースト送信)。複数番組を多重化する場合には、占有する時間を数百秒乃至数秒ずらして送信する(各番組の送信単位をタイムスライスという)。DVB-H対応の受信装置は、所望の信号が到達しているときだけ受信装置を動作させる。受信装置のオン/オフのタイミングを決めるために、トランスポート・ストリームには次に所望のチャンネルの信号が到達するタイミングに関する情報も一緒に送信する(非特許文献1)。
また、DVB-Hの受信装置に関する省電力化および受信性能の向上に関する提案がなされている(特許文献1)。
日経エレクトロニクス2004年2月2日号 特公2006−523402号公報
ところで、DVB-H方式の受信装置は、一般に携帯電話などのように電池駆動のシステムが多く、消費電力を削減することが強く要求されると共に、一方で受信性能の向上も要求される。
低消費電力と高性能を同時に満足するためには、現在の電波の状態(受信されている信号状態)に合わせて受信装置の特性を変更することが一般的に行われている。
ところが、受信装置の有する機能のみで現在の電波の状態を詳細に把握するのは困難であるため、受信装置の設定を実際に何通りか変更してみて、受信装置の内部で比較的容易に検出できる信号対雑音比、モジュレーションエラーレート、ビットエラーレートなどの情報を元に最適な設定をさがすのが一般的である。
電波の状態が安定している場合は初めて受信するときに上記のような方法で最適な値を探すことも可能であるが、移動体通信のように電波の状態が常に変化する場合、受信装置も常に最適な状態に追従することが求められる。
しかしながら、データが連続して送られてくる伝送方式の場合、受信機の特性を変更すると、特性を変更した瞬間や現在の電波の状態に適さない特性に切り替えたときにデータの劣化や欠落が起こることが通常であり、受信途中でデータの劣化や欠落なく、最適な特性を検出して自動で切り替えることは困難であった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、特に、時分割多重された状態で送信される放送波を常に最適な状態で受信できるようにするものである。
本発明の一側面の受信装置は、多チャンネルの番組が時分割送信される放送波を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した放送波に基づいた放送信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段により増幅された放送信号を復調する復調手段と、前記復調手段により復調される際に発生する誤りを訂正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段により誤り訂正される誤り率を計算する誤り率計算手段と、前記増幅手段を複数の動作状態に動作を切り替える動作切替手段と、前記動作切替手段により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する調整手段とを含む。
前記受信手段が時分割多重されて送信されてくる前記多チャンネルの番組のうち、選択された番組の放送波を受信していないタイミングで、前記動作切替手段には、前記増幅手段を複数の動作状態に切り替えるようにさせ、前記比較手段には、前記動作切替手段により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較させ、前記調整手段には、前記比較手段の比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整させるようにすることができる。
前記増幅手段には、バイパス機能を有し、固定増幅する第1の増幅手段と、前記第1の増幅手段により増幅された信号を可変に増幅する第2の増幅手段と、前記第2の増幅手段により増幅された信号を周波数変換する周波数変換手段と、前記周波数変換手段により周波数変換された信号を可変増幅する第3の増幅手段とを含ませるようにすることができ、前記動作切替手段には、前記バイパス機能のオンまたはオフ、並びに、前記第2および第3の増幅手段の増幅率の組み合わせを切り替えることにより動作状態を切り替えるようにさせることができ、前記調整手段には、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記バイパス機能のオンまたはオフ、並びに、前記第2および第3の増幅手段の増幅率の組み合わせを切り替えることにより動作状態を切り替え、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整させるようにすることができる。
前記誤り計算手段には、信号対雑音比、モジュレーションエラーレート、ビットエラーレート、ブロックエラーレート、またはフレームエラーレートのいずれかを前記誤り訂正手段により誤り訂正される誤り率として計算させるようにすることができる。
本発明の一側面の受信方法は、多チャンネルの番組が時分割送信される放送波を受信する受信ステップと、前記受信ステップの処理で受信した放送波に基づいた放送信号を増幅する増幅ステップと、前記増幅ステップの処理により増幅された放送信号を復調する復調ステップと、前記復調ステップの処理により復調される際に発生する誤りを訂正する誤り訂正ステップと、前記誤り訂正ステップの処理により誤り訂正される誤り率を計算する誤り率計算ステップと、前記増幅ステップの処理における複数の動作状態に動作を切り替える動作切替ステップと、前記動作切替ステップの処理により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較する比較ステップと、前記比較ステップの処理での比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する調整ステップとを含む。
本発明の一側面のプログラムは、多チャンネルの番組が時分割送信される放送波を受信する受信ステップと、前記受信ステップの処理で受信した放送波に基づいた放送信号を増幅する増幅ステップと、前記増幅ステップの処理により増幅された放送信号を復調する復調ステップと、前記復調ステップの処理により復調される際に発生する誤りを訂正する誤り訂正ステップと、前記誤り訂正ステップの処理により誤り訂正される誤り率を計算する誤り率計算ステップと、前記増幅ステップの処理における複数の動作状態に動作を切り替える動作切替ステップと、前記動作切替ステップの処理により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較する比較ステップと、前記比較ステップの処理での比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する調整ステップとを含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明のプログラム格納媒体は、請求項6に記載のプログラムが格納されている。
本発明の受信装置および方法は、独立した装置であっても良いし、受信処理を行うブロックであっても良い。
本発明の一側面によれば、放送波を常に最適な状態で受信できるようにすることが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
即ち、本発明の一側面の受信装置は、多チャンネルの番組が時分割送信される放送波を受信する受信手段(例えば、図1のアンテナ2)と、前記受信手段により受信した放送波に基づいた放送信号を増幅する増幅手段(例えば、図1の増幅部21、可変増幅部23,25)と、前記増幅手段により増幅された放送信号を復調する復調手段(例えば、図1の復調処理部41)と、前記復調手段により復調される際に発生する誤りを訂正する誤り訂正手段(例えば、図1のビット誤り訂正部43、ブロック誤り訂正部46、またはフレーム誤り訂正部49)と、前記誤り訂正手段により誤り訂正される誤り率を計算する誤り率計算手段(例えば、図1のビットエラーレート計算部61、フレームエラーレート計算部62、またはブロックエラーレート計算部63)と、前記増幅手段を複数の動作状態に動作を切り替える動作切替手段(例えば、図1の動作切替部65c)と、前記動作切替手段により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較する比較手段(例えば、図1のエラーレート比較部65b)と、前記比較手段の比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する調整手段(例えば、図1の調整部65)とを含む。
前記受信手段が時分割多重されて送信されてくる前記多チャンネルの番組のうち、選択された番組の放送波を受信していないタイミングで、前記動作切替手段(例えば、図1の動作切替部65c)には、前記増幅手段を複数の動作状態に切り替えるようにさせ、前記比較手段(例えば、図1のエラーレート比較部65b)には、前記動作切替手段により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較させ、前記調整手段(例えば、図1の調整部65)には、前記比較手段の比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整させるようにすることができる。
前記増幅手段には、バイパス機能(例えば、図1のバイパススイッチ22)を有し、固定増幅する第1の増幅手段(例えば、図1の増幅部21)と、前記第1の増幅手段により増幅された信号を可変に増幅する第2の増幅手段(例えば、図1の可変増幅部23)と、前記第2の増幅手段により増幅された信号を周波数変換する周波数変換手段(例えば、図1の周波数変換部24)と、前記周波数変換手段により周波数変換された信号を可変増幅する第3の増幅手段(例えば、図1の可変増幅部25)とを含ませるようにすることができ、前記動作切替手段(例えば、図1の動作切替部65c)には、前記バイパス機能のオンまたはオフ、並びに、前記第2および第3の増幅手段の増幅率の組み合わせを切り替えることにより動作状態を切り替えるようにさせることができ、前記調整手段(例えば、図1の調整部65)には、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記バイパス機能のオンまたはオフ、並びに、前記第2および第3の増幅手段の増幅率の組み合わせを切り替えることにより動作状態を切り替え、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整させるようにすることができる。
前記誤り計算手段(例えば、図1のビットエラーレート計算部61、フレームエラーレート計算部62、またはブロックエラーレート計算部63)には、信号対雑音比、モジュレーションエラーレート、ビットエラーレート、ブロックエラーレート、またはフレームエラーレートのいずれかを前記誤り訂正手段により誤り訂正される誤り率として計算させるようにすることができる。
本発明の一側面の受信方法およびプログラムは、多チャンネルの番組が時分割送信される放送波を受信する受信ステップ(例えば、図3のステップS3)と、前記受信ステップの処理で受信した放送波に基づいた放送信号を増幅する増幅ステップ(例えば、図3のステップS4,S5,S7)と、前記増幅ステップの処理により増幅された放送信号を復調する復調ステップ(例えば、図4のステップS21)と、前記復調ステップの処理により復調される際に発生する誤りを訂正する誤り訂正ステップ(例えば、図4のステップS23,S29,S36)と、前記誤り訂正ステップの処理により誤り訂正される誤り率を計算する誤り率計算ステップ(例えば、図6のステップS84,S88,S91)と、前記増幅ステップの処理における複数の動作状態に動作を切り替える動作切替ステップ(例えば、図5のステップS51,S54,S57,S60,S63,S66)と、前記動作切替ステップの処理により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較する比較ステップ(例えば、図5のステップS69)と、前記比較ステップの処理での比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する調整ステップ(例えば、図5のステップS70)とを含む。
図1は、本発明を適用した実施の形態を示す受信装置の構成例である。
受信装置1は、DVB-H(Digital Video Broadcasting Handheld)方式に代表される携帯端末向けに多チャンネルの番組を時分割多重化して送信してくる放送波を、アンテナ2を介して受信し、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示部3に画像として、スピーカ4に音声として、それぞれ出力させる。
高周波処理部11は、増幅部21、バイパススイッチ22、可変増幅部23、周波数変換部24、および、可変増幅部25より構成されており、電源制御部16より供給されてくる電力により駆動し、アンテナより受信される放送信号を高周波処理し、復調部12に供給する。
ここで、図2を参照して、時分割多重化して多チャンネルの放送信号を送信するDVB-H方式について説明する。すなわち、図2の最上段で示されるように、複数の多チャンネルの放送信号として番組a乃至eの5チャンネルの番組を時分割多重化する場合、図2の上から2段目で示されるように、通常のテレビジョン受像機に送信される番組Aの放送信号と異なり、図2の3段目で示されるように、大きな帯域幅で、番組aの放送信号、番組bの放送信号、番組cの放送信号、番組dの放送信号、番組eの放送信号・・・と順次所定時間間隔で送信するチャンネルを切り替えて送信する。通常のテレビジョン受像機に送信される番組Aの放送信号は、図2の上から4段目で示されるように連続的に放送され続ける。
従って、操作部15により番組aが選択されていた場合、図2の最下段で示されるように、図中の実線の矢印で示される区間に当たる番組aが受信されているタイミングにのみ、放送信号が受信されると共に、演算処理部14に対して選択された番組の放送信号を受信していることを示す信号を供給する。尚、図中の点線の矢印で示される区間は、番組a以外の番組の放送信号が配信されている期間となる。
ここで、図1の説明に戻る。高周波処理部11の増幅部21は、固定倍率で受信されてくる放送信号を増幅して可変増幅部23に供給する。バイパススイッチ22は、演算処理部14のゲイン制御部66により制御され、通常は、OFFの状態とされているが、受信されてくる放送信号の強度が強すぎるなどして、増幅部21により増幅すると飽和してしまうような状態のとき、ONの状態にされ、放送信号が増幅部21をバイパスして可変増幅部23に供給される。
可変増幅部23は、ゲイン制御部66により増幅率が制御されており、制御された倍率で供給されてきた放送信号を増幅して周波数変換部24に供給する。周波数変換部24は、可変増幅部23により増幅された放送信号の周波数を変換し可変増幅部25に供給する。可変増幅部25は、ゲイン制御部66により増幅率が制御されており、制御された倍率で、周波数変換部24より供給されてきた放送信号を増幅して復調部12に供給する。
復調部12の復調処理部41は、可変増幅部25より供給されてくる放送信号を復調してビットカウンタ42に供給する。
ビットカウンタ42は、復調処理されたビットデータ数をカウントすると共に復調されたビットデータをビット誤り訂正部43に供給する。ビット誤り訂正部43は、例えば、ビタビアルゴリズムによりビット単位でデータ誤りを訂正し、ビット誤りカウンタ44に供給する。ビット誤りカウンタ44は、ビット誤り訂正部43により誤りがあり訂正されている場合、そのデータ数をカウントし、供給されてきた訂正されているビットデータをブロックカウンタ45に供給する。
ブロックカウンタ45は、復調処理されたビットデータ数が、画像処理を実行する1ブロック(例えば、DCT(Discrete Cosine Transform)処理におけるDCTブロック)分となったときブロック数をカウントすると共に復調されたビットデータをブロック誤り訂正部46に供給する。ブロックカウンタ45は、より詳細には、バイトカウンタから構成されており、バイトカウンタにより1ブロック分となる204バイトカウント毎に1ブロックをカウントする。ブロック誤り訂正部46は、ブロックカウンタ45を介して供給されるビットデータをバッファ46aに蓄積し、リードソロモンアルゴリズムによる処理に必要とされる1ブロック分のデータが蓄積されると、その1ブロック分のデータを用いて、リードソロモンアルゴリズムによりブロック単位でデータ誤りを訂正し、ブロック誤りカウンタ47に供給する。ブロック誤りカウンタ47は、ブロック誤り訂正部46により誤りがあり訂正されている場合、そのブロック数をカウントし、供給されてきた訂正されているブロック単位のデータをフレームカウンタ48に供給する。
フレームカウンタ48は、復調処理されたビットデータ数が、リードソロモンアルゴリズムによる処理に必要とされる1フレーム分となったときフレーム数をカウントすると共に復調されたビットデータをフレーム誤り訂正部49に供給する。フレーム誤り訂正部49は、フレームカウンタ48を介して供給されるビットデータをバッファ49aに蓄積し、リードソロモンアルゴリズムによる処理に必要とされる1フレーム分のデータが蓄積されると、その1フレーム分のデータを用いて、リードソロモンアルゴリズムによりフレーム単位でデータ誤りを訂正し、フレーム誤りカウンタ50に供給する。フレーム誤りカウンタ50は、フレーム誤り訂正部49により誤りがあり訂正されている場合、そのフレーム数をカウントし、供給されてきた訂正されているフレーム単位のデータをデータ処理部13に供給する。
データ処理部13は、フレーム誤りカウンタ50を介して供給されてくるフレーム誤り訂正部49により誤り訂正されたデータに基づいて、画像を生成して表示部3に表示すると共に、音声をスピーカ4より出力させる。また、放送波には、時分割多重化されている各チャンネルの次回送信タイミングの情報が含まれているので、データ処理部13は、その情報に基づいて、受信タイミングを認識し、その情報を調整部65に供給する。調整部65のタイミング判定部65aは、この情報に基づいて、操作部15により選択されたチャンネルの放送信号を受信していないタイミングを判定し、電源制御部16に供給する。
ビットエラーレート計算部61は、エラーレート切替部64により制御され、ビットカウンタ42の値BCと、ビット誤りカウンタ44の値BECに基づいて、ビットエラーレートBERを計算してエラーレート切替部64に供給する。
フレームエラーレート計算部62は、エラーレート切替部64により制御され、フレームカウンタ48の値FCと、フレーム誤りカウンタ50の値FECに基づいて、フレームエラーレートFERを計算してエラーレート切替部64に供給する。
ブロックエラーレート計算部63は、エラーレート切替部64により制御され、ブロックカウンタ45の値BLCと、フレーム誤りカウンタ47の値BLECに基づいて、ビットエラーレートBERを計算してエラーレート切替部64に供給する。
エラーレート切替部64は、操作部15からの操作信号に基づいて、ビットエラーレート、ブロックエラーレート、またはフレームエラーレートのいずれか使用が選択されたエラーレートをビットエラーレート計算部61、ブロックエラーレート計算部63、または、フレームエラーレート計算部62に対して要求し取得すると共に、調整部65に供給する。
調整部65は、タイミング判定部65a、エラーレート比較部65b、および動作切替部65cを備えており、タイミング判定部65aを制御して、操作部15により選択されたチャンネルの放送信号を受信していないタイミングとなったとき、動作切替部65cを制御して、所定の間隔でゲイン制御部66によりバイパススイッチ22のオンオフ、および可変増幅部23,25のそれぞれの増幅率の組み合わせからなる複数の動作モードを切替させる。さらに、調整部65は、各動作モードにおけるエラーレートを比較し、最もエラーレートの低い動作モードとなるように、ゲイン制御部66を制御して、バイパススイッチ22のオンオフ、および可変増幅部23,25のそれぞれの増幅率の組み合わせに調整させる。
電源制御部16は、タイミング判定部65aより供給されてくる操作部15により選択されている放送信号が送信されているタイミングの情報に基づいて、高周波処理部11および復調部12に対して電力を供給し、動作を実行させる。
次に、図3のフローチャートを参照して、図1の受信装置1による受信処理について説明する。
ステップS1において、タイミング判定部65aは、操作部15により選択されている放送信号が送信されているタイミングであるか否かを判定し、送信されてくるタイミングまで同様の処理を繰り返す。そして、ステップS1において、操作部15により選択されている放送信号が送信されているタイミングである場合、ステップS2において、電力制御部16は、高周波処理部11および復調部12に対して電力を供給し、動作可能な状態にする。
ステップS3において、タイミング判定部65aは、送信されてきた放送信号をアンテナ2を介して受信し増幅部21およびバイパススイッチ22に供給する。
尚、最初の処理の場合、データ処理部13は、操作部15により選択されている放送信号が送信されているタイミングを十分に抽出できないので、タイミング判定部65aの判断とは無関係に受信を開始する。すなわち、常に受信するタイミングであるものとして処理が実行される。また、ゲイン制御部65は、バイパススイッチ22をOFFの状態とし、可変増幅部23の増幅率を高い増幅率Hに設定し、可変増幅部25の増幅率を低めの増幅率Lに設定する。
また、可変増幅部23,25のそれぞれの増幅率は、具体的な値で設定することが可能であるが、以降の説明において、高い増幅率H、中程度の増幅率M、および低い増幅率Lとの表現により増幅率が表現されるが、それらは、可変増幅部23,25における増幅率の相対的な関係を示しているものである。従って、可変増幅部23が高い増幅率Hであって、可変増幅部25の増幅率が低い増幅率Lであるとは、可変増幅部23の増幅率が、可変増幅部25の増幅率に対して高い増幅率であることを示しており、可変増幅部23が中程度の増幅率Mであって、可変増幅部25の増幅率が低い増幅率Lであるとは、可変増幅率14の増幅率が、可変増幅部25の増幅率に対して高い増幅率であるが、可変増幅部23の増幅率が高い増幅率Hであるときよりも、可変増幅部25の増幅率Lに近い値であることを示している。
ステップS4において、増幅部21は、供給されてきた放送信号を所定の倍率で増幅して可変増幅部23に供給する。
ステップS5において、可変増幅部23は、供給されてきた放送信号をゲイン制御部65により設定された増幅率で増幅して周波数変換部24に供給する。
ステップS6において、周波数変換部24は、可変増幅部23より増幅された状態で供給されてくる高周波の放送信号を周波数変換して中間周波の放送信号にして可変増幅部25に供給する。
ステップS7において、可変増幅部25は、周波数変換部24より供給されてくる放送信号をゲイン制御部65により設定された増幅率で増幅して周波数変換部24に供給する。
ステップS8において、復調部12は、復調処理を実行し、復調結果をデータ処理部13に供給する。
ここで、図4のフローチャートを参照して、復調処理について説明する。
ステップS21において、復調処理部41は、可変増幅部25より供給されてくる放送信号に基づいて、復調処理を実行し、可変増幅部25より供給されてくる放送信号を復調してビットカウンタ42に供給する。
ステップS22において、ビットカウンタ42は、復調処理されたビットデータ数をカウントすると共に復調されたビットデータをビット誤り訂正部43に供給する。
ステップS23において、ビット誤り訂正部43は、ビタビアルゴリズムによりビット単位でデータ誤りを訂正し、ビット誤りカウンタ44に供給する。
ステップS24において、ビット誤りカウンタ44は、ビット誤り訂正部43により誤りがあり訂正されているか否かを判定し、ビット誤り訂正部43により誤りがあり訂正されている場合、ステップS25において、ビット誤りデータとしてカウントする。
そして、ステップS26において、ビット誤りカウンタ44は、供給されてきた訂正されているビットデータ(または、訂正不要で復調されてきたままのビットデータ)をブロックカウンタ45に供給する。
尚、ステップS24において、ビット誤り訂正部43により誤りがなく訂正されていない場合、ステップS25の処理は、スキップされる。
ステップS27において、ブロックカウンタ45は、供給されてきたビットデータに基づいて、リードソロモンアルゴリズムの処理で必要と1ブロック分の復調結果がブロック誤り訂正部46に格納されているか否か、すなわち、リードソロモンアルゴリズムの処理で必要とされる1ブロック分のビットデータとして供給されてきているか否かを判定し、リードソロモンアルゴリズムの処理で必要とされる1ブロック分の復調結果が存在すると判定した場合、処理は、ステップS28に進む。
ステップS28において、ブロックカウンタ45は、復調処理されたビットデータ数が、リードソロモンアルゴリズムの処理で必要とされる1ブロック(例えば、DCT(Discrete Cosine Transform)処理におけるDCTブロック)分となったときブロック数をカウントすると共に復調されたビットデータをブロック誤り訂正部46に供給する。
ステップS29において、ブロック誤り訂正部46は、ブロックカウンタ45を介して供給されるビットデータをバッファ46aに蓄積し、1ブロック分のデータを用いて、例えば、リードソロモンアルゴリズムによりブロック単位でデータ誤りを訂正し、ブロック誤りカウンタ47に供給する。
ステップS30において、ブロック誤りカウンタ47は、ブロック誤り訂正部46により誤りがあり訂正されているか否かを判定し、例えば、ブロック誤り訂正部46により誤りがあり訂正されている場合、ステップS31において、そのブロック数をカウントする。
ステップS32において、ブロック誤りカウンタ47は、供給されてきた訂正されているブロック単位のデータをフレームカウンタ48に供給する。
尚、ステップS27において、リードソロモンアルゴリズムの処理で必要とされる1ブロック分のビットデータが存在しないと判定された場合、ステップS33において、ブロック誤り訂正部46は、ブロックカウンタ45を介して供給されるビットデータをバッファ46aに蓄積し、処理は、終了する。また、ステップS30において、ブロック誤り訂正部46により誤りがなく訂正されていない場合、ステップS31の処理は、スキップされる。
ステップS34において、フレームカウンタ48は、供給されてきたビットデータに基づいて、1フレーム分の復調結果がフレーム誤り訂正部49に格納されているか否か、すなわち、リードソロモンアルゴリズムの処理で必要とされる1フレーム分のビットデータとして供給されてきているか否かを判定し、リードソロモンアルゴリズムの処理で必要とされる1フレーム分の復調結果が存在すると判定した場合、処理は、ステップS35に進む。
ステップS35において、フレームカウンタ48は、フレーム数をカウントすると共に復調されたビットデータをフレーム誤り訂正部49に供給する。
ステップS36において、フレーム誤り訂正部49は、フレームカウンタ48を介して供給されるビットデータをバッファ49aに蓄積し、1フレーム分のデータを用いて、例えば、リードソロモンアルゴリズムによりフレーム単位でデータ誤りを訂正し、フレーム誤りカウンタ50に供給する。
ステップS37において、フレーム誤りカウンタ50は、フレーム誤り訂正部49により誤りがあり訂正されているか否かを判定し、フレーム誤り訂正部49により誤りがあり訂正されている場合、ステップS38において、そのフレーム数をカウントする。
ステップS39において、フレーム誤りカウンタ50は、供給されてきた訂正されているフレーム単位のデータをデータ処理部13に供給する。
尚、ステップS34において、リードソロモンアルゴリズムの処理で必要とされる1フレーム分のビットデータが存在しないと判定された場合、ステップS40において、フレーム誤り訂正部49は、フレームカウンタ48を介して供給される1ブロック分のビットデータをバッファ49aに蓄積し、処理は、終了する。また、ステップS37において、フレーム誤り訂正部49により誤りがなく訂正されていない場合、ステップS38の処理は、スキップされる。
以上の処理により、ビットカウンタ42、ブロックカウンタ45、フレームカウンタ48には、それぞれ復調処理されたビットデータ数、ブロック数、またはフレーム数がカウントされ、さらに、ビット誤りカウンタ44、ブロック誤りカウンタ47、フレーム誤りカウンタ50には、それぞれ復調処理された後、ビット誤りの発生したデータ数、ブロック誤りの発生したデータ数、およびフレーム誤りの発生した数がカウントされる。
ここで、図3のフローチャートの説明に戻る。
ステップS8において、復調処理が終了すると、ステップS9において、データ処理部13は、操作部15により指定されている誤り訂正方法の誤り訂正結果を用いてデータ処理を実行し、画像信号を生成すると共に音声信号を生成し、それぞれ表示部3およびスピーカ4に出力する。
ステップS10において、表示部3およびスピーカ4は、それぞれ画像および音声を出力する。
ステップS11において、演算処理部14の調整部65は、タイミング判定部65aを制御して、操作部15により選択されている放送信号が送信されている状態が継続しているか否かを判定し、受信が継続している場合、処理は、ステップS2に戻る。すなわち、操作部15により選択されている放送信号が送信されている限り、ステップS3乃至S11の処理を繰り返す。
そして、ステップS11において、操作部15により選択されている放送信号が終了していると判定された場合、ステップS12において、演算処理部14は、調整処理を実行しバイパススイッチ22、および可変増幅部23,25を調整する。
ここで、図5のフローチャートを参照して、調整処理について説明する。
ステップS51において、調整部65の動作切替部65cは、ゲイン制御部66を制御して、バイパススイッチ22をOFFに、可変増幅部23の増幅率を高い増幅率Hに、可変増幅部25の増幅率を低い増幅率Lにする動作モードに切り替えさせる。
ステップS52において、エラーレート比較部65bは、エラーレート切替部64に要求し、エラーレートを計算させる。この処理により、エラーレート切替部64は、操作部15により指定されているエラー訂正方法に対応して、ビットエラーレート計算部61、フレームエラーレート計算部62、およびブロックエラーレート計算部63のいずれかに対して、エラーレート計算処理を実行させ、計算されたエラーレートを取得する。
ここで、図6のフローチャートを参照して、エラーレート計算処理について説明する。
ステップS81において、エラーレート切替部64は、エラーレートとしてビットエラーレートが指定されているか否かを判定する。ステップS81において、ビットエラーレートが指定とされている場合、ステップS82において、エラーレート切替部64は、ビットエラーレート計算部61に対してビットエラーレートを要求する。これに応じて、ビットエラーレート計算部61は、ビットカウンタ42にアクセスし、ビットカウンタBCを読み出す。
ステップS83において、ビットエラーレート計算部61は、ビット誤りカウンタ44よりビット誤りカウンタBECを読み出す。
ステップS84において、ビットエラーレート計算部61は、ビットカウンタBCとビット誤りカウンタBECに基づいて、ビットエラーレートBER(=BEC/BC)を計算し、エラーレート切替部64に供給する。エラーレート切替部64は、供給されてきたビットエラーレートBERを調整部65のエラーレート比較部65bに供給する。尚、ビットエラーレートBERを計算するに当たり、ビットカウンタBCは、直近の所定数であり、ビット誤りカウンタBECは、直近の所定数のビットデータのうちの誤り訂正ビットデータ数を示す。
一方、ステップS81において、ビットエラーレートが指定されていない場合、処理は、ステップS85に進む。
ステップS85において、エラーレート切替部64は、ブロックエラーレートが指定されているか否かを判定する。ステップS85において、ブロックエラーレートが指定されている場合、ステップS86において、エラーレート切替部64は、ブロックエラーレート計算部63に対してブロックエラーレートを要求する。これに応じて、ブロックエラーレート計算部63は、ブロックカウンタ45にアクセスし、ブロックカウンタBLCを読み出す。
ステップS87において、ブロックエラーレート計算部63は、ブロック誤りカウンタ47よりブロック誤りカウンタBLECを読み出す。
ステップS88において、ブロックエラーレート計算部63は、ブロックカウンタBLCとブロック誤りカウンタBLECに基づいて、ブロックエラーレートBLER(=BLEC/BLC)を計算し、エラーレート切替部64に供給する。エラーレート切替部64は、供給されてきたブロックエラーレートBLERを調整部65のエラーレート比較部65bに供給する。尚、ブロックエラーレートBLERを計算するに当たり、ブロックカウンタBLCは、直近の所定数であり、ブロック誤りカウンタBLECは、直近の所定数のブロックのデータのうちの誤り訂正ブロック数を示す。
さらに、ステップS85において、ブロックエラーレートが指定されていない場合、すなわち、ビットエラーレートも、ブロックエラーレートも求められていない場合、フレームエラーレートが求められていることになるので、処理は、ステップS89に進む。
ステップS89において、エラーレート切替部64は、フレームエラーレート計算部62に対してフレームエラーレートを要求する。これに応じて、フレームエラーレート計算部62は、フレームカウンタ48にアクセスし、フレームカウンタFCを読み出す。
ステップS90において、フレームエラーレート計算部62は、フレーム誤りカウンタ50よりフレーム誤りカウンタFECを読み出す。
ステップS91において、フレームエラーレート計算部62は、フレームカウンタFCとフレーム誤りカウンタFECに基づいて、フレームエラーレートFER(=FEC/FC)を計算し、エラーレート切替部64に供給する。エラーレート切替部64は、供給されてきたフレームエラーレートFERを調整部65のエラーレート比較部65bに供給する。尚、フレームエラーレートFERを計算するに当たり、フレームカウンタFCは、直近の所定数であり、フレーム誤りカウンタFECは、直近の所定数のフレームのデータのうちの誤り訂正フレーム数を示す。
以上の処理により、ビットエラーレートBER、ブロックエラーレートBLER、またはフレームエラーレートFERのうちのいずれか調整に使用することが指定されている種類のエラーレートが計算されて、調整部65のエラーレート比較部65bに供給される。
ここで、図5のフローチャートの説明に戻る。
ステップS52において、エラーレート計算処理が実行されると、ステップS53において、エラーレート比較部65bは、供給されてきたエラーレートを動作モードの種類に対応付けてエラーレートFHLとして記憶する。
ステップS54において、調整部65の動作切替部65cは、ゲイン制御部66を制御して、バイパススイッチ22をOFFに、可変増幅部23の増幅率を中程度の増幅率Mに、可変増幅部25の増幅率を低い増幅率Lにする動作モードに切り替えさせる。
ステップS55において、エラーレート比較部65bは、エラーレート切替部64に要求し、エラーレートを計算させる。この処理により、エラーレート切替部64は、操作部15により指定されているエラーレートの種類に対応して、ビットエラーレート計算部61、フレームエラーレート計算部62、およびブロックエラーレート計算部63のいずれかに対して、エラーレート計算処理を実行させ、計算されたエラーレートを取得する。尚、エラーレート計算処理については、図6のフローチャートを参照して説明した処理と同様であるので、その説明は省略する。また、以降において、ステップSS58,S61,S64,S67の処理についても同様であるので、同様に、処理の説明は省略するものとする。
ステップS56において、エラーレート比較部65bは、供給されてきたエラーレートを動作モードの種類に対応付けてエラーレートFMLとして記憶する。
ステップS57において、調整部65の動作切替部65cは、ゲイン制御部66を制御して、バイパススイッチ22をOFFに、可変増幅部23の増幅率を低い増幅率Lに、可変増幅部25の増幅率を高い増幅率Hにする動作モードに切り替えさせる。
ステップS58において、エラーレート比較部65bは、エラーレート切替部64に要求し、エラーレートを計算させる。
ステップS59において、エラーレート比較部65bは、供給されてきたエラーレートを動作モードの種類に対応付けてエラーレートFLHとして記憶する。
ステップS60において、調整部65の動作切替部65cは、ゲイン制御部66を制御して、バイパススイッチ22をONに、可変増幅部23の増幅率を高い増幅率Hに、可変増幅部25の増幅率を低い増幅率Lにする動作モードに切り替えさせる。
ステップS61において、エラーレート比較部65bは、エラーレート切替部64に要求し、エラーレートを計算させる。
ステップS62において、エラーレート比較部65bは、供給されてきたエラーレートを動作モードの種類に対応付けてエラーレートNHLとして記憶する。
ステップS63において、調整部65の動作切替部65cは、ゲイン制御部66を制御して、バイパススイッチ22をONに、可変増幅部23の増幅率を中程度の増幅率Mに、可変増幅部25の増幅率を低い増幅率Lにする動作モードに切り替えさせる。
ステップS64において、エラーレート比較部65bは、エラーレート切替部64に要求し、エラーレートを計算させる。
ステップS65において、エラーレート比較部65bは、供給されてきたエラーレートを動作モードの種類に対応付けてエラーレートNMLとして記憶する。
ステップS66において、調整部65の動作切替部65cは、ゲイン制御部66を制御して、バイパススイッチ22をONに、可変増幅部23の増幅率を低い増幅率Lに、可変増幅部25の増幅率を高い増幅率Hにする動作モードに切り替えさせる。
ステップS67において、エラーレート比較部65bは、エラーレート切替部64に要求し、エラーレートを計算させる。
ステップS68において、エラーレート比較部65bは、供給されてきたエラーレートを動作モードの種類に対応付けてエラーレートNLHとして記憶する。
ステップS69において、エラーレート比較部65bは、エラーレートFHL,FML,FLH,NHL,NML,NLHの大きさを比較し最小のものを選択する。
ステップS70において、調整部65は、エラーレート比較部65bにより選択されたエラーレートが最小となるエラーレートに対応する動作モードとなるように、ゲイン制御部66を制御して、バイパススイッチ22、および可変増幅部23,25の動作を調整する。すなわち、エラーレートFHLが最小となる場合、ステップS51で示される処理と同様の動作モードとなるようにゲイン制御部66させ、エラーレートFMLが最小となる場合、ステップS54で示される処理と同様の動作モードとなるようにゲイン制御部66させ、エラーレートFLHが最小となる場合、ステップS57で示される処理と同様の動作モードとなるようにゲイン制御部66させ、エラーレートNHLが最小となる場合、ステップS60で示される処理と同様の動作モードとなるようにゲイン制御部66させ、エラーレートNMLが最小となる場合、ステップS63で示される処理と同様の動作モードとなるようにゲイン制御部66させ、エラーレートNLHが最小となる場合、ステップS66で示される処理と同様の動作モードとなるようにゲイン制御部66させる。
ここで、図3のフローチャートの説明に戻る。
ステップS12の調整処理が終了すると、ステップS13において、電源制御部16は、高周波処理部11および復調処理部12への電力供給を停止し、処理は、ステップS1に戻る。
以上の処理によりバイパススイッチ22の動作状態、および、可変増幅部23,25の増幅率の組み合わせに応じてエラーレートを求めて、その中で、最もエラーレートの低い動作モードを選択して調整することが可能となる。
例えば、受信されている放送信号のレベルが高く、増幅部21による増幅によりレベルが飽和して後段の処理でエラーが発生しているような場合、バイパススイッチ22がONとされることにより、増幅部21をバイパスさせて放送信号を可変増幅器14に導入することが可能となる。また、可変増幅部23,25の組み合わせとしては、通常は、可変増幅部23を高い増幅率とし、可変増幅部25を低い増幅率とすることにより、周波数変換部24に供給する放送信号のレベルを上げることにより、所望とする信号を周波数変換させ、その後に、復調に必要な低い増幅率とさせている。しかしながら、所望とする放送波の近傍の帯域にレベルの高い妨害電波などが発生していると、所望としていない電波を増幅させてしまい、所望としていない信号をも周波数変換させてしまい、結果として、エラーレートが上昇してしまうことがある。このような場合、可変増幅部23の増幅率を中程度に下げ、可変増幅部25の増幅率を維持したり、または、可変増幅部23の増幅率を低く下げ、可変増幅部25の増幅率を高くするといったことにより、所望としている信号のみを、より有効に復調部12に供給することで、エラーレートが下がるといったこともある。
そこで、上述したステップS51,S54,S57,S60,S63,S66などのようにバイパススイッチ22および可変増幅部23,25の動作の組み合わせを切り替えて、それぞれのエラーレートを比較することにより、最もエラーレートの低い動作とすることで最適な状態で受信できるようにすることが可能となる。また、動作の組み合わせを増やすことで、さらに、最適な状態を見つけ出すことが可能となる。
さらに、上述した調整処理は、選択されているチャンネルの放送信号を受信していないタイミングで実行されることになるので、受信中の画像や音声が途切れるといった事を生じさせることなく、最適な状態で受信を継続させることが可能となる。
また、調整処理が終了すると、次の受信タイミングとなり、ステップS2の処理により電力供給が開始されるまでの時間は、ステップS13の処理により、電力供給が停止されることになるので、短時間ながらも消費電力が発生しない状態となる。そして、同様の処理が繰り返されることにより、電力供給を停止させる期間が繰り返し設けられることになるので、結果として、消費電力を低減させることが可能となる。
さらに、調整処理が終了すると、次の受信タイミングまでの時間は、ステップS13の処理により、消費電力が発生しない状態となるため、調整処理に要する時間を短くするほど低消費電力化することが可能となる。さらに、調整処理において、ビットエラーレート、ブロックエラーレート、およびフレームエラーレートの順にエラーレートの計算に使用される時間が長くなる。すなわち、ビットエラーレートは、数ビット程度の情報があればエラーレートが求められるが、ブロックエラーレートについては、数ブロック分の情報が必要となり、さらに、フレームエラーレートについては、数フレーム分の情報が必要となるため、そのデータの収集に時間が必要となるため、全体としてエラーレートの計算に処理時間が必要となる。しかしながら、計算に時間のかかるエラーレートは、多くのデータを使用するため精度の高いエラーレートの情報でもある。そこで、例えば、消費電力を低減させたい場合には、処理時間が短いビットエラーレートによる調整処理を選択するようにし、例えば、電源に不安がなく、より高い精度で受信したい場合には、処理時間がかかるが精度の高いフレームエラーレートによる調整処理を選択するようにしても良い。
また、以上においては、ビットエラーレート、ブロックエラーレート、およびフレームエラーレートを用いた例について説明してきたが、それ以外のエラーレートを使用するようにしてもよく、例えば、信号対雑音比やモジュレーションエラーレートなどを使用するようにしてもよい。
以上の如く、本発明によれば、時分割多重された状態で送信される放送波を常に最適な状態で受信させるようにすることが可能となる。
ところで、上述した一連のテキスト処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図7は、汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示している。このパーソナルコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)1001を内蔵している。CPU1001にはバス1004を介して、入出力インタフェース1005が接続されている。バス1004には、ROM(Read Only Memory)1002およびRAM(Random Access Memory)1003が接続されている。
入出力インタフェース1005には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部1006、処理操作画面や処理結果の画像を表示デバイスに出力する出力部1007、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部1008、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インターネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部1009が接続されている。また、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011に対してデータを読み書きするドライブ1010が接続されている。
CPU1001は、ROM1002に記憶されているプログラム、または磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリ等のリムーバブルメディア1011から読み出されて記憶部1008にインストールされ、記憶部1008からRAM1003にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1003にはまた、CPU1001が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
本発明を適用した受信装置の構成例を示すブロック図である。 時分割多重化されて送信される放送信号を説明する図である。 受信処理を説明するフローチャートである。 復調処理を説明するフローチャートである。 調整処理を説明するフローチャートである。 エラーレート計算処理を説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成例を説明する図である。
符号の説明
1 受信装置, 11 高周波処理部, 12 復調部, 13 データ処理部, 14 演算処理部, 15 操作部, 21 増幅部, 22 バイパススイッチ, 23 可変増幅部, 24 周波数変換部, 25 可変増幅部, 41 復調処理部, 42 ビットカウンタ, 43 ビット誤り訂正部, 44 ビット誤りカウンタ, 45 ブロックカウンタ, 46 ブロック誤り訂正部, 46a バッファ, 47 ブロック誤りカウンタ, 48 フレームカウンタ, 49 フレーム誤り訂正部, 49a バッファ, 50 フレーム誤りカウンタ, 61 ビットエラーレート計算部, 62 フレームエラーレート計算部, 63 ブロックエラーレート計算部, 64 エラーレート切替部, 65 調整部, 65a タイミング判定部, 65b エラーレート比較部, 65c 動作切替部, 66 ゲイン制御部

Claims (7)

  1. 多チャンネルの番組が時分割送信される放送波を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した放送波に基づいた放送信号を増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段により増幅された放送信号を復調する復調手段と、
    前記復調手段により復調される際に発生する誤りを訂正する誤り訂正手段と、
    前記誤り訂正手段により誤り訂正される誤り率を計算する誤り率計算手段と、
    前記増幅手段を複数の動作状態に動作を切り替える動作切替手段と、
    前記動作切替手段により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する調整手段と
    を含む受信装置。
  2. 前記受信手段が時分割多重されて送信されてくる前記多チャンネルの番組のうち、選択された番組の放送波を受信していないタイミングで、前記動作切替手段は、前記増幅手段を複数の動作状態に切り替え、前記比較手段は、前記動作切替手段により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較し、前記調整手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記増幅手段は、
    バイパス機能を有し、固定増幅する第1の増幅手段と、
    前記第1の増幅手段により増幅された信号を可変に増幅する第2の増幅手段と、
    前記第2の増幅手段により増幅された信号を周波数変換する周波数変換手段と、
    前記周波数変換手段により周波数変換された信号を可変増幅する第3の増幅手段とを含み、
    前記動作切替手段は、前記バイパス機能のオンまたはオフ、並びに、前記第2および第3の増幅手段の増幅率の組み合わせを切り替えることにより動作状態を切り替え、
    前記調整手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記バイパス機能のオンまたはオフ、並びに、前記第2および第3の増幅手段の増幅率の組み合わせを切り替えることにより動作状態を切り替え、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する
    請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記誤り計算手段は、信号対雑音比、モジュレーションエラーレート、ビットエラーレート、ブロックエラーレート、またはフレームエラーレートのいずれかを前記誤り訂正手段により誤り訂正される誤り率として計算する
    請求項1に記載の受信装置。
  5. 多チャンネルの番組が時分割送信される放送波を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理で受信した放送波に基づいた放送信号を増幅する増幅ステップと、
    前記増幅ステップの処理により増幅された放送信号を復調する復調ステップと、
    前記復調ステップの処理により復調される際に発生する誤りを訂正する誤り訂正ステップと、
    前記誤り訂正ステップの処理により誤り訂正される誤り率を計算する誤り率計算ステップと、
    前記増幅ステップの処理における複数の動作状態に動作を切り替える動作切替ステップと、
    前記動作切替ステップの処理により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較する比較ステップと、
    前記比較ステップの処理での比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する調整ステップと
    を含む受信方法。
  6. 多チャンネルの番組が時分割送信される放送波を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理で受信した放送波に基づいた放送信号を増幅する増幅ステップと、
    前記増幅ステップの処理により増幅された放送信号を復調する復調ステップと、
    前記復調ステップの処理により復調される際に発生する誤りを訂正する誤り訂正ステップと、
    前記誤り訂正ステップの処理により誤り訂正される誤り率を計算する誤り率計算ステップと、
    前記増幅ステップの処理における複数の動作状態に動作を切り替える動作切替ステップと、
    前記動作切替ステップの処理により切り替えられる複数の動作状態毎に、前記誤り率を比較する比較ステップと、
    前記比較ステップの処理での比較結果に基づいて、最も誤り率が低い動作状態に前記増幅手段の動作状態を調整する調整ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムが格納されているプログラム格納媒体。
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