JP4867769B2 - 受信装置及びこれを用いた電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、受信装置及びこれを用いた電子機器に関するものである。
近年、テレビ機能を有する携帯電話機では消費電力の低減のために、携帯電話機内に搭載されたチューナにおいて数多くの工夫がなされている。
例えば、下記特許文献1に開示されている無線通信機のチューナは、図6に示されるように、信号が入力されるアンテナ端子1と、このアンテナ端子1に接続され、信号を高周波増幅器2を介して増幅させる増幅経路3及び高周波増幅器2を介さずにバイパスさせるバイパス経路4を有する信号増幅回路5と、信号の経路を増幅経路3とバイパス経路4の何れかに切り替える信号経路切替スイッチ6と、信号増幅回路の出力側に接続された出力端子7と、アンテナ端子1に入力された信号レベルを予め設定された基準電圧信号とを比較する比較器8と、この比較器8からの比較判定信号が入力される制御部9とを備え、アンテナ端子1に入力された信号が高周波増幅器2での増幅を必要としないレベルであったとき、制御部9から出力された電圧制御信号に基づいて高周波増幅器2に対する電流の供給を停止するとともに、高周波増幅2に設けられた信号経路切替スイッチ6が信号の経路を増幅経路3からバイパス経路4に切り替える仕組みとなっていた。
したがって、この従来技術によると、信号の入力レベルに応じて信号経路の切り替えが可能であり、バイパス経路4を選択の際には、高周波増幅器2には電力が供給されず、チューナの消費電力の抑制を図ることができたのである。
特開平4−56420号公報
しかしながら、上記のチューナでは、高周波領域に設けた信号経路切替スイッチ6にて信号の入力レベルが減衰するため、信号のCNR(キャリア/ノイズ比)が、復調部(図示せず)にてデジタル信号へと変換するために必要なCN限界値よりも小さくなり、信号をデジタル信号へと変換することが不可能となることがあった。この結果、実使用時には上記のチューナではバイパス経路に切り替わることはほとんどなく、消費電力の低減は行えていなかった。
そこで、本発明は、消費電力を低減することを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、信号が入力される入力端子と、この入力端子に接続された混合器と、この混合器の出力側に接続された信号増幅回路と、この信号増幅回路の出力側に接続された出力端子と、信号増幅回路から出力端子に供給される信号の品質を計測する受信品質計測部と、この受信品質計測部の計測結果が品質計測信号として入力される通過モード制御部とを備え、信号増幅回路は、この信号増幅回路に入力された信号の振幅を第一の増幅器により増幅させる増幅経路及び第一の増幅器を介さずに信号増幅回路に入力された信号を通過させるバイパス経路と、増幅経路とバイパス経路とを切り替える信号経路切替スイッチとを有し、通過モード制御部は、品質計測信号に基づいて信号経路切替スイッチを切り替えることで、混合部から出力された信号の信号増幅回路における通過モードを、増幅経路を通過する第一通過モード、またはバイパス経路を通過する第二通過モードの何れかに切り替える構成とした。
上記構成により本発明は、消費電力を低減することができる。
これは、増幅経路とバイパス経路とを切り替える信号増幅回路を混合器の出力側に設けたことによる。すなわち、混合器の入力側である高周波領域に信号増幅回路を設けた場合に比べ、本発明による受信装置では、信号経路切替スイッチによる入力レベルの減衰が生じる前に、信号は増幅器により十分な利得を得ているため、CNRは殆ど劣化することがなく、消費電力を低減できるのである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における受信装置の構成について説明する。
図1において示すように、本発明の実施の形態1による受信装置を搭載した携帯端末10は、筐体に伸縮自在に取り付けられたアンテナ11と、内部に取り付けられた内部アンテナ(図示せず)を有する。
このアンテナ11は受信装置12と接続され、さらに受信装置12の出力側には液晶ディスプレイなどによる表示部13が接続されている。なお、図示はしていないが受信装置12の出力側はテレビ用スピーカとも接続されている。そして、アンテナ11にて受信した地上波デジタル放送などの信号は受信装置12にて処理され、続けて受信装置12から出力される信号に基づき、表示部13及びテレビ用スピーカがそれぞれ画像及び音声を再生する仕組みとなっている。
また、内部アンテナは通信部14と接続され、さらに通信部14の出力側はスピーカ15とマイク16に接続されている。この通信部が、基地局(図示せず)から送信されてくるデータを処理してスピーカ15から再生し、さらにマイク16に入力されるデータを処理して基地局に送信することで、ユーザー同士の通話が可能となる。
次に、受信装置12のブロック図を図2に示す。
図2において、アンテナ11は受信装置12の入力端子12aと接続され、さらに受信装置12の出力端子12bは携帯端末10の表示部13及びテレビ用スピーカと接続されている。また、受信装置12は、アンテナ11の出力側と接続されるとともにテレビ帯域以外の信号を減衰させるRFフィルタ17と、このRFフィルタ17と接続された受信部18、そして受信部18の出力側に接続された復調部19とを有する。
RFフィルタ17の出力側は信号を増幅させる増幅器であるRFGCA20(Radio Frequency Gain Control Amp)と接続され、このRFGCA20はRFAGC20a(Radio Frequency Automatic Gain Control)からの出力信号に基づいて、信号の増幅を行う。
RFGCA20の出力側は混合器21が接続されており、混合器21はVCO22(Voltage Controlled Oscillator)が供給するローカル信号とRFGCA20から出力される信号を混合させ、所定の中間周波数(IF:Intermediate Frequency)に変換する。
混合器21の出力側に接続されたIFフィルタ23では、混合器21から出力される信号の濾過を行い、所望帯域以外の不要波を取り除くものである。
IFフィルタ23の出力側に接続された増幅器24(第二の増幅器)、増幅器25(第三の増幅器)及び増幅器26(第一の増幅器)は、IFAGC25aからの出力信号に基づき、信号の増幅を行う増幅器である。
なお、増幅器25の出力側には信号増幅回路27が接続されており、この信号増幅回路27は信号経路切替スイッチ28と、増幅器のうち最後段に接続された増幅器26を介する増幅経路29と、バイパス経路30とを有する。信号経路切替スイッチ28はバイパス制御部31からの出力信号に基づき、増幅経路29とパイパス経路30の何れかに切り替えることができる。
信号増幅回路27の出力側に接続された利得固定増幅器であるIFAMP32の出力側は、復調部19内のADC34(Analog to Digital Converter)と接続され、このADC34においてA/D変換が可能な入力レンジとなるように、増幅器24、増幅器25及び増幅器26は利得制御を行っている。
なお、上述までのRFGCA20、混合21、IFフィルタ23、増幅器24、増幅器25、増幅器26及びIFAMP32は全て電流制御部35と接続されており、この電流制御部35によりそれぞれの回路に供給する電流は制御されている。
そして、復調器36は、ADC34から出力されるデジタル信号を、搬送波を取り除いて復調する。この復調器36と接続される誤り訂正部37は、復調器36から出力される信号のエラー部分を取り除いて正しい信号へと変換し、この変換された信号を携帯端末10の筐体に設けられた表示部13及びテレビ用スピーカへと出力する。
また、誤り訂正部37には受信品質計測部38が接続されており、受信品質計測部38で計測されたエラー率は電流制御部35及びバイパス制御部31と接続された通過モード制御部39へ信号として出力されている。この仕組みにより、RFGCA20、混合21、IFフィルタ23、増幅器24、増幅器25、増幅器26及びIFAMP32への電流の供給の制御及び信号経路切替スイッチ28の切り替え制御を可能なものとしている。
以下、本実施の形態1における受信装置の動作について述べる。特に、信号増幅回路27の動作について詳しく述べる。
まず、信号増幅回路27が有する3つの信号通過モードについて説明する。
第一通過モードは、増幅器25から出力された信号を、増幅器26を介して増幅経路29を通過させるモードである。
第二通過モードは、増幅器25から出力された信号を、増幅器26を介さず、バイパス経路30を通過させるモードである。この第二の通過モードが選択された際は、増幅器26への電流の供給は停止されている。
第三通過モードは、増幅器26での信号の増幅率が第一通過モードよりも低く設定された状態で、増幅器25から出力された信号を増幅経路29を介して信号増幅回路27を通過させるモードである。
これら3つのモードは、前述したように、受信品質計測部38から送られてくるデータに基づき、通過モード制御部39が電流制御部35及びバイパス制御部31に信号を送ることで制御され、そして状況に応じて適切なモードに切り替えられている。
次に、図3を用いて通過モードの切り替えについて説明する。なお、本実施の形態1では受信品質計測部38にBER(Bit Error Rate)計測器を用いており、通過モード制御部39には受信品質計測部38からBERのデータが送られている。
ここで、信号増幅回路27における信号の信号通過モードが第一通過モードである場合について説明する。
この状態において、まず通過モード制御部39は受信品質計測部38から出力されたBERを所定の閾値と比較する。この時、BERが閾値よりも低い値であれば、通過モード制御部39は増幅器26による増幅が過度に行われていると判断し、増幅器26での信号の増幅率を小さくする制御を行う。すなわち、通過モードを第一通過モードから第三通過モードへと切り替える制御を行うのである。この際、入力レベルは変化しないので、BERと入力レベルの関係は図3に示されるAからBへと移行する。一方、受信品質計測部38から出力されたBERが閾値よりも高い場合、通過モード制御部39は増幅器26による増幅度は適切である判断し、第三通過モードへと切り替える制御は行わず、そのまま第一通過モードを維持し続ける。
続けて、信号通過モードが第三通過モードである場合について説明する。
この状態においては、まず通過モード制御部39は受信品質計測部38から出力されたBERを所定の閾値及び起動閾値と比較する。そして、BERが閾値よりも低い値であれば、通過モード制御部39は、増幅器25から出力された信号は増幅器26による増幅を必要としない十分なレベルであると判断し、第二通過モードへと切り替える制御を行う。すなわち、BERと入力レベルの関係は図3に示されるCからDへと移行する。一方、BERが起動閾値よりも高い値であれば通過モード制御部39は増幅器26による増幅度が不足していると判断し、増幅率を上げるため、第一通過モードへと切り替える制御を行う。すなわち、BERと入力レベルの関係は図3に示されるEからFへと移行する。さらに、BERが閾値と起動閾値の間にあると判断した場合は、増幅器26による増幅度は適切である判断し、そのまま第三通過モードを維持し続ける。
最後に、信号通過モードが第二通過モードである場合について説明する。
この状態においては、まず通過モード制御部39は受信品質計測部38から出力されたBERを所定の起動閾値と比較する。この時、BERが起動閾値よりも高い値であれば、通過モード制御部39は、増幅器25から出力された信号は増幅器26による増幅度が不足していると判断し、第三通過モードへと切り替える制御を行う。すなわち、BERと入力レベルの関係は図3に示されるGからHへと移行する。また、BERが起動閾値より低い場合、通過モード制御部39は、増幅器26による増幅度は適切である判断し、そのまま第二通過モードを維持し続ける。
以上、説明したように本実施の形態1における受信装置12では、信号増幅回路27に入力された信号が、3つの通過モードから状況に応じて適切な通過モードを選択されている。
以下、本実施の形態1における受信装置の効果について述べる。
まず、本実施の形態1では受信装置12における消費電力を低減することが可能である。
これは、図2に示されるように、信号増幅回路27が混合器21よりも後段に設けられていることによる。
ここで、受信装置12の雑音指数について説明する。受信装置12の構成により決まる雑音指数をF、RFGCA20の雑音指数をF1、利得をG1、混合器21以降の増幅器における雑音指数をF2,F3,・・・Fn、利得をG2,G3,・・・Gnとすると、受信装置12全体の雑音指数Fは以下の式で表される。
F=F1+(F2−1)/G1+(F3−1)/G1G2+・・・+(Fn−1)/G1G2・・・Gn−1
この式より、混合器21より前段のRFGCA20におけるノイズは、受信装置12全体のノイズに大きく寄与することがわかる。
したがって、本実施形態とは異なり、混合器21の前段である高周波領域に信号切替スイッチを備えた構成においては、信号切替スイッチ部分におけるノイズの受信装置12全体の雑音指数に対する寄与度が高いためCNRが大きく低下してしまい受信感度が悪化する。
これに対して、本実施の形態1では、図2に示すように信号増幅回路27を混合器21よりも後段に設けているため、信号経路切替スイッチ28におけるノイズの受信装置12全体の雑音指数への寄与度は低い。これにより、受信感度は殆ど悪化せず、信号増幅回路27における通過モードの切り替えが実現される。この結果、受信装置12の消費電力を抑制することができるのである。
なお、このように信号増幅回路27を混合器21よりも後段に設けた構成としたのは、上記の式が示すように、信号経路切替スイッチ28の設置位置が後段であるほどノイズの受信装置12全体の雑音指数への寄与度が低いためであるから、増幅経路29は、増幅器のうち最も後段に配置された増幅器26に対して設けることが望ましい。すなわち、本実施の形態1では信号増幅回路27と混合器21との間に増幅器24、25を設けた構成としている。
また、通過モード制御部39は増幅器26の増幅度を可変する構成とすることが望ましい。したがって、本実施の形態1では信号増幅回路27には第一通過モード及び第二通過モードに加え、第一通過モードよりも増幅器26の増幅度が低い状態で、信号を増幅経路29を通過させる第三通過モードを設けている。
これは、第一通過モード及び第二通過モードのBERの値が同じ入力レベルにおいて大きな差があるためであり、例えば受信装置12が第一通過モード及び第二通過モードのみを備え、入力レベルが図3のIに示されるような範囲である場合、BERの値は第二通過モードの起動閾値を上回っているため、通過モード制御部39は第一通過モードを選択してしまう。しかし、第一通過モードは復調部19にて受信エラーを殆ど発生しない十分なマージンを有しており、受信装置12の消費電力の低減は効率的に行われていない。このことから、本実施の形態1では、通過モード制御部39が増幅器26の増幅度を可変する構成とし、第三通過モードを設けたのである。この結果、増幅器26での過度の増幅による余分な電流の供給を防止でき、受信装置12の消費電力を抑制することができる。また、本実施の形態では、第一通過モード及び第二通過モードに加え、第三通過モードを設けた構成としたが、さらに第四、第五の通過モードを設けても良い。
なお、本実施の形態1では受信品質計測部38としてBER計測器を用いている。この構成により、受信品質計測部38にて計測されたBERに基づいて通過モード制御部39は信号増幅回路27の制御を行うことができ、受信装置12の消費電力を抑制することができる。
また、受信品質計測部38として、BER計測器の代わりにキャリア/ノイズ比を計測するCNR計測部を設け、このCNR計測部にて計測されるCNRに基づいて通過モード制御部39が信号増幅回路27の制御を行ってもよい。すなわち、図4に示されるよう、BER計測器を用いた場合と同様に、CNR閾値およびCNR起動閾値を設定し、CNRがこれら閾値または起動閾値に達した場合に、通過モード制御部39が適切な通過モードを選択するような構成とすれば、受信装置12の消費電力を抑制することが可能となる。
なお、図4に示されるように、第三通過モードにおいては入力レベルが大きくなると信号歪みが発生する傾向がある(図4のJ)。これは、大きな入力レベルを有する信号を増幅器26により増幅させるためには、増幅器26にそれと対応した電流を供給しなければならないのに対し、第三通過モードでは比較的小さい電流を供給しているため発生する。したがって、増幅器26が信号歪みを発生する入力レベル以上の場合、信号経路切替スイッチは第二通過モードを選択することが望ましい。これにより、信号のCNRの低下を防ぐことができ、受信装置12の受信品質低下の抑制も可能となるのである。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における受信装置の構成について図5を用いて説明する。
本実施の形態2と実施の形態1との構成の違いは受信品質計測部38を設けずに、通過モード制御部39を携帯端末の筐体外部に設けた操作部40と接続したことである。
なお、実施の形態1と同様の構成については、同一の符号をつけてその説明を省略している。
以下、本発明の実施の形態2における受信装置の動作について説明する。
図5に示すように、本実施の形態2では、通過モード制御部39の信号増幅回路27の制御は、携帯端末の筐体外部に設けられた操作部40からの信号に基づいて行う。すなわち、携帯端末を操作するユーザーが携帯端末の表示部に再生される画像や、TV用スピーカから再生される再生音から信号増幅回路27における信号の適切な通過モードを選択する構成となっている。
例えば、第一通過モードが選択されている状態で、ユーザーが表示部に表示されている画像が多少劣化しても視聴可能であると感じたときには、操作部40を操作し、第三通過モードに切り替えるのである。
この結果、受信装置12の消費電力を抑制することが可能となる。
また、本実施の形態2においても本実施の形態1と同様、増幅器26の増幅度を可変する構成とすることが望まれる。すなわち、本実施の形態2では、第一通過モードに比べ増幅器26の増幅度が小さい第三通過モードを設けており、通過モードが第一通過モード及び第二通過モードのみである場合に比べ、より効果的に受信装置12の消費電力を抑制することが可能となっている。
本発明による受信装置は、増幅経路とバイパス経路とを切り替える信号増幅回路を混合器の出力側に設けたことにより、信号経路切替スイッチによる性能悪化を抑制した良好な受信感度と、十分な大きな信号が入力された受信状況で消費電流を少なくしつつ信号歪みを発生しない良好な受信品質を実現できる。テレビ機能を有する携帯端末の受信機など、受信性能とバッテリー持続時間の両立が要求される機器において本発明は有用である。
本実施の形態1における受信装置を搭載した携帯端末の正面図 本実施の形態1における受信装置のブロック図 本実施の形態1における受信装置のBERの特性を示す図 本実施の形態1における受信装置のCNRの特性を示す図 本実施の形態2における受信装置のブロック図 従来の受信装置のブロック図
10 携帯端末
11 アンテナ
12 受信装置
12a 入力端子
12b 出力端子
13 表示部
14 通信部
15 スピーカ
16 マイク
17 RFフィルタ
18 受信部
19 復調部
20 RFGCA
20a RFAGC
21 混合器
22 VCO
23 IFフィルタ
24 増幅器(第二の増幅器)
25 増幅器(第三の増幅器)
25a IFAGC
26 増幅器(第一の増幅器)
27 信号増幅回路
28 信号経路切替スイッチ
29 増幅経路
30 バイパス経路
31 バイパス制御部
32 IFAMP
34 ADC
35 電流制御部
36 復調器
37 誤り訂正部
38 受信品質計測部
39 通過モード制御部
40 操作部

Claims (7)

  1. 信号が入力される入力端子と、
    この入力端子に接続された混合器と、
    この混合器の出力側に接続された信号増幅回路と、
    この信号増幅回路の出力側に接続された出力端子と、
    前記信号増幅回路から出力端子に供給される信号の品質を計測する受信品質計測部と、
    この受信品質計測部の計測結果が品質計測信号として入力される通過モード制御部とを備え、
    前記信号増幅回路は、この信号増幅回路に入力された信号の振幅を第一の増幅器により増幅させる増幅経路及び前記第一の増幅器を介さずに前記信号増幅回路に入力された信号を通過させるバイパス経路と、前記増幅経路と前記バイパス経路とを切り替える信号経路切替スイッチとを有し、
    前記通過モード制御部は、前記品質計測信号に基づいて前記信号経路切替スイッチを切り替えることで、前記混合器から出力された信号の前記信号増幅回路における通過モードを、前記増幅経路を通過する第一通過モード、または前記バイパス経路を通過する第二通過モードの何れかに切り替える受信装置。
  2. 前記混合器と前記信号増幅回路との間に第二、第三の増幅器を設けた請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記通過モード制御部は、前記第一の増幅器の増幅度を可変する構成とした請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記信号増幅回路と前記出力端子との間に復調部を設け、
    前記受信品質計測部は、前記復調部にてデジタル信号へと変換された信号のエラー率を計測するBER計測部である請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記信号増幅回路と前記出力端子との間に復調部を設け、
    前記受信品質計測部は、前記復調部にてデジタル信号へと復調された信号のキャリア/ノイズ比を計測するCNR計測部である請求項1に記載の受信装置。
  6. 第一の増幅器が信号歪みを発生する入力レベル以上の場合、前記信号経路切替スイッチは前記第二通過モードを選択する請求項3に記載の受信装置。
  7. 請求項1〜のいずれか一つに記載の受信装置と、
    この受信装置の出力側に接続された再生部とを備えた電子機器。
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