JP2008293855A - 接続装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 本発明の目的は、ボディの挿入口から塵や埃の侵入を低減することができる接続装置に提供することにある。
【構成】 冷陰極蛍光ランプ10(電子部品)のリード端子12が、その長さ方向に対して略直交する方向に挿脱可能な挿脱口110を有する中空のボディ100と、ボディ100内に収容され、リード端子12を挟持可能な第1、第2のクランプアーム220、230を有するコンタクト200と、ボディ100に、挿脱口110を閉塞する閉位置から当該挿脱口110を開放する開位置にかけて回動自在に設けられているカバー300とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷陰極蛍光ランプ等の電子部品のリード端子を電気接続するための接続装置に関する。
この種の接続装置としては、冷陰極蛍光ランプ(電子部品)のリード端子が挿脱可能な挿脱口を有するボディと、このボディに収容されるコンタクトとを備え、前記コンタクトの第1、第2のクランプアームが冷陰極蛍光ランプのリード端子を挟持するようになっているものがある(特許文献1及び2参照)。
特開2006−344602号公報 特開2007−48715号公報
ところが、前記ボディの挿脱口は開放されている。このため、前記接続装置は、塵や埃が侵入し易いというデメリットを有している。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、ボディの挿入口から塵や埃の侵入を低減することができる接続装置に提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の接続装置は、電子部品のリード端子が、その長さ方向と略直交する方向に挿脱可能な挿脱口と、電子部品の本体部を収容可能な収容凹部とを有する中空のボディと、このボディ内に収容され、リード端子を挟持可能な第1、第2のクランプアームを有するコンタクトと、ボディに、挿脱口を閉塞する閉位置から当該挿脱口を開放する開位置にかけて回動自在に設けられているカバーとを備えている。
前記カバーは、閉位置に位置したとき、収容凹部内の本体部に当接する押さえ部を有していることが好ましい。この場合、カバーが挿脱口を塞ぐと共に、当該カバーの押さえ部が本体部に当接することにより、当該本体部を収容凹部との間で保持するようになっている。このため、リード端子が第1、第2のクランプアームに挟持されている状態で、電子部品の本体部に脱方向の力が加わったとしても、本体部とリード端子との接合部のみに負荷がかかることがなく、当該本体部又はリード端子の破損を防止することができる。
カバーの押さえ部としては弾性体を用いることができる。この場合、電子部品の本体部の寸法交差を前記押さえ部により吸収することができる。
第1、第2のクランプアームは、互いに離れる方向に屈曲又は湾曲した第1、第2の屈曲部又は湾曲部と、この第1、第2の屈曲部又は湾曲部の先端部に連続しており且つ当該第1、第2の屈曲部又は湾曲部と反対方向に屈曲又は湾曲した第1、第2の把持部とを有する場合、カバーは、開位置に位置したとき、第1、第2のクランプアームの第1、第2の屈曲部又は湾曲部を互いに近づく方向に各々押圧する一方、閉位置に位置したとき、第1、第2の屈曲部又は湾曲部に対する押圧を解除する2つの押圧部を更に有する。第1、第2の屈曲部又は湾曲部が互いに近づく方向に各々押圧されると、第1、第2の把持部が互いに近づく方向に移動して交差し、その間にリード端子を挿入するための空間を形成する一方、第1、第2の屈曲部又は湾曲部が前記押圧から開放されると、第1、第2の把持部が互いに近づく方向に移動して前記空間が閉じ、第1、第2の把持部の間でリード端子を挟持するようになっている。
即ち、カバーを開位置に位置させると、当該カバーの押圧部が第1、第2のクランプアームの第1、第2の屈曲部又は湾曲部を互いに近づく方向に各々押圧することにより、第1、第2の把持部の間に前記空間が形成される。この空間に挿脱口を通じてリード端子を挿入する。その後、カバーを開位置から閉位置に回動させると、当該カバーの押圧部が第1、第2の屈曲部又は湾曲部に対する押圧を解除することにより、第1、第2の把持部の間の前記空間が閉じ、当該第1、第2の把持部がリード端子を挟持する。このようにカバーを操作するだけで、挿脱口の閉塞、電子部品の本体部の保持及びクランプアームの操作を同時に行うことができる。
ボディは、挿脱口及び収容凹部の両側に設けられており且つ少なくとも前記押圧部が入出可能な2つのスリットと、このスリットの外側に設けられる2つの壁部とを更に有する構成とすることができる。この場合、カバーは、挿脱口を閉塞する板体であり且つ押さえ部及び2つの押圧部が設けられる第1の板部と、ボディの壁部に軸支される軸部とを更に有している。押圧部は、厚肉部から第1の板部側に位置する薄肉部に向けて漸次低減するテーパー状の断面となっており、カバーが開位置に位置したとき、厚肉部が第1、第2の屈曲部又は湾曲部を互いに近づく方向に押圧し、カバーが閉位置に位置したとき、薄肉部の間の空間内に第1、第2の屈曲部又は湾曲部が位置するようになっている。
又は、第1のクランプアームが固定片であり、第2のクランプアームが、前記第1のクランプアームから離れる方向に屈曲又は湾曲した屈曲部又は湾曲部と、この屈曲部又は湾曲部の先端部に連続しており且つ当該屈曲部又は湾曲部と反対方向に屈曲又は湾曲した把持部とを有する弾性変形可能な可動片である場合、カバーは、開位置に位置したとき、第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部を第1のクランプアームに向けて押圧する一方、閉位置に位置したとき、第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部に対する押圧を解除する押圧部を更に有する。第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部が第1のクランプアームに向けて押圧されると、第2のクランプアームの把持部が第1のクランプアームに近づく方向に移動して当該第1のクランプアームに交差し、その間にリード端子を挿入するための空間を形成する一方、第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部が前記押圧から開放されると、第2のクランプアームの把持部が第1のクランプアームに近づく方向に移動して前記空間が閉じ、第2のクランプアームの把持部と第1のクランプアームとの間でリード端子を挟持するようになっている
即ち、カバーを開位置に位置させると、当該カバーの押圧部が第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部を第1のクランプアームに向けて押圧ことにより、第2のクランプアームの把持部と第1のクランプアームとの間に前記空間が形成される。この空間に挿脱口を通じてリード端子を挿入する。その後、カバーを開位置から閉位置に回動させると、当該カバーの押圧部が第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部に対する押圧を解除することにより、第2のクランプアームの把持部と第1のクランプアームとの間の前記空間が閉じ、第2のクランプアームの把持部と第1のクランプアームとがリード端子を挟持する。このようにカバーを操作するだけで、挿脱口の閉塞、電子部品の本体部の保持及びクランプアームの操作を同時に行うことができる。
ボディは、挿脱口及び収容凹部の両側に設けられる2つの壁部と、この壁部と挿脱口及び収容凹部との間のいずれか一方に設けられており且つ少なくとも前記押圧部が入出可能なスリットとを更に有する構成とすることができる。この場合、カバーは、挿脱口を閉塞する板体であり且つ押さえ部及び押圧部が設けられる第1の板部と、ボディの壁部に軸支される軸部とを更に有する。前記押圧部は、厚肉部から第1の板部側に位置する薄肉部に向けて漸次低減するテーパー状の断面となっており、カバーが開位置に位置したとき、厚肉部が第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部を第1のクランプアームに向けて押圧し、カバーが閉位置に位置したとき、薄肉部が屈曲部又は湾曲部に間隔を空けて対向するようになっている。
2つの第1のクランプアームが、第2のクランプアームの両側に配設されるようにすることもできるし、2つの第2のクランプアームが、第1のクランプアームの両側に配設されるようにすることもできる。
ボディが基板に実装可能になっている場合、コンタクトは、前記ボディから前記基板の回路パターンに弾性接触可能に突出する接続部を更に有することが好ましい。
この場合、カバーは、挿脱口を閉塞する板体であり且つ押さえ部及び押圧部が設けられる第1の板部と、第1の板部の両端部に略直角に設けられる2つの第2の板部とを更に有し、ボディは、挿脱口及び収容凹部の両側に設けられる2つのスリットと、このスリットの外側に設けられており且つ第2の板部を軸支する2つの壁部と、この壁部に設けられる2つの係止アームとを更に有する。係止アームの先端部には基板の係止孔の縁部に係止可能な外側に凸の係止爪が設けられており、第2の板部は、カバーが閉位置に位置したとき、2つのスリットに各々挿入され、2つの係止アームの基端部に内側から沿うようになっている。
この場合、ボディの係止アームの係止爪が基板の係止孔の縁部に係止された状態で、ボディがコンタクトの接続部に基板から離れる方向に付勢されると、係止アームが接続部の付勢力に負けて内側に変位する。この係止アームの内側への変位が、当該係止アームの基端部に内側から沿うカバーの第2の板部によって防止され、係止アームの係止孔からの脱落が防止される。
押さえ部は、挿脱口に挿入され、収容凹部内の電子部品に当接する突脈であることが好ましい。このように押さえ部が挿脱口に挿入され、当該挿脱口を塞ぐことから、挿脱口からの塵や埃が浸入するのを防止する上でメリットがある。
本発明の接続装置による場合、カバーでボディの挿脱口を塞ぐことができるので、挿脱口から塵や埃がボディ内に侵入するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る接続装置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に係る接続装置の概略的斜視図であって、(a)が電子部品接続前の状態を示す図、(b)が電子部品接続後の状態を示す図、図2は同装置の概略的分解斜視図、図3は同装置のボディを示す図であって、(a)が正面図、(b)が背面図、(c)が側面図、(d)が平面図、(e)が底面図、図4は同装置のコンタクトを示す図であって、(a)が正面図、(b)が左側面図、(c)が右側面図、(d)が平面図、(e)が底面図、図5は同装置のカバーを示す図であって、(a)が正面図、(b)が背面図、(c)が側面図、(d)が平面図、(e)が底面図、(f)が下方から見た斜視図、図6は図1のA−A断面図、図7は同装置のB−B断面図であって、(a)がカバー閉状態を示す図、(b)カバー開状態を示す図、(c)がカバー閉状態であり且つリード端子が接続された状態を示す図、図8は同装置のC−C断面図であって、(a)がカバー閉状態を示す図、(b)カバー開状態を示す図、図9は同装置のコンタクトの設計変更例を示す概略的斜視図であって、(a)が第1、第2のクランプアームを一つずつ有する例を示す図、(b)は2つの第1のクランプアームが固定片であり、第2のクランプアームが可動片である例を示す図、(c)は第1のクランプアームが固定片であり、第2のクランプアームが可動片である例を示す図である。
ここに掲げる接続装置は、冷陰極蛍光ランプ10(電子部品)のソケットであって、冷陰極蛍光ランプ10のリード端子12が、その長さ方向に対して略直交する方向に挿脱可能な挿脱口110を有する中空のボディ100と、このボディ100内に収容され、挿脱口110から挿入されたリード端子12を挟持するコンタクト200と、ボディ100に、図1(a)に示す挿脱口110を閉塞する閉位置から図1(b)に示す当該挿脱口110を開放する開位置にかけて回動自在に設けられているカバー300とを備えている。以下、各部について詳しく説明する。
冷陰極蛍光ランプ10は、図1に示すように、円柱状のランプ部11(本体部)と、このランプ部11の長さ方向の両端部から突出する円柱状の2つのリード端子12(図示一つ)とを有している。
ボディ100は、図1、図2及び図3に示すように、基板20に実装される略矩形状の樹脂成形品であって、その内部にコンタクト200を収容する収容空間αが設けられている。
この収容空間αは、図3(e)及び図6に示すように、コンタクト200が圧入される。また、収容空間αの底部がコンタクト200の接続部を下方に突出させるために開放されている。
このボディ100の上端部の中央部には、図1、図2、図3(d)、図7及び図8に示すように、冷陰極蛍光ランプ10の一方のリード端子12が挿脱可能な挿脱口110と、この挿脱口110と連通しており且つ冷陰極蛍光ランプ10のランプ部11の長さ方向の一方の端部を収容可能な収容凹部120とが設けられている。
挿脱口110は収容空間αと連通している。この挿脱口110の両縁部は、リード端子12を当該挿脱口110に導くために、下方に向けて暫時低減するテーパー状の断面形状となっている。収容凹部120の両縁部は、下方に向けて暫時低減するテーパー状の断面形状となっている。
ボディ100の背面部の中央部には、図3(b)及び(d)に示すように、挿脱口110及び収容空間αと連通する切欠き部130が設けられている。
ボディ100の挿脱口110、収容凹部120及び収容空間αの両側部及びボディ100の背面部の切欠き部130の両側部には、図1、図2、図3(b)、図3(d)、図7及び図8に示すように、カバー300の2つの押圧部330及び第2の板部320が入出可能な2つのスリット140が設けられている。
このスリット140は、カバー300の第2の板部320の基端部及び押圧部330が入出可能な幅広部141と、この幅広部141に連続しており且つカバー300の第2の板部320の先端部が入出可能な幅狭部124とを有する。幅狭部142の内側の壁面には、図3(b)に示すように、突脈状の係止凸部142aがボディ100の長さ方向に向けて設けられている。この係止凸部141は、カバー300が閉位置に位置したとき、当該カバー300の係止凹部322に係止される。
ボディ100の幅方向の両壁部には、カバー300の2つの軸部321を軸支する円柱状の2つの軸支孔150が設けられている。また、ボディ100の幅方向の両壁部には、2つの係止アーム160が下方に向けて設けられている。
係止アーム160は、ボディ100の幅方向の壁部から切り出された基端部と、外側に凸の係止爪161を有する先端部とを有する。この係止アーム160の先端部の係止爪161が、図8に示すように、基板20の係止孔21の縁部に係止される。
コンタクト200は、図2、図4、図6及び図7に示すように、略矩形状のベース板210と、このベース板210の長さ方向の一端部の上端部に設けられる2つの第1クランプアーム220及びこの第1のクランプアーム220の間に設けられる第2のクランプアーム230と、ベース板210の長さ方向の他端部の上端部に設けられる2つの接続部240とを有する。
接続部240は、下方に向けて略C字状に湾曲している。この接続部240の先端部は、ベース板210の下端より下方に位置しており、基板20上の図示しない回路パターンに弾性接触するようになっている。
ベース板210の長さ方向の他端部の下端部は、弾性変形した接続部240との干渉を避けるために凹状に切り欠かれている。このベース板210が収容空間αに圧入されることにより、図6に示すように、第1、第2のクランプアーム220、230が、収容空間αの挿脱口110の下方空間内に位置し、接続部240が収容空間αの収容凹部120の下方空間内に位置する。
2つの第1のクランプアーム220は、略く字状の第1の屈曲部221と、この第1の屈曲部221の先端に連続しており且つ第1の屈曲部221と反対方向に向けて折り曲げられた第1の把持部222とを各々有している。
第2のクランプアーム230は、略逆く字状(即ち、第1の屈曲部221と反対方向に向けて折り曲げられている。)の第2の屈曲部231と、この第2の屈曲部231の先端に連続しており且つ当該第2の屈曲部231と反対方向に向けて折り曲げられた第2の把持部232とを有している。
2つの第1の屈曲部221と第2の屈曲部231とは、その上側の直線部が基板20と略平行になるように折り曲げられている。この2つの第1の屈曲部221の上側の直線部の長さ寸法と第2の屈曲部231の上側の直線部の長さ寸法とは、図7(a)に示すように、2つの第1の屈曲部221と第2の屈曲部231とが初期状態で交差しないような長さであり、且つ図7(b)に示すように、当該2つの第1の屈曲部221と第2の屈曲部231とがカバー300の2つの押圧部330に押圧されることにより、互いに交差し、2つの第1の把持部222と第2の把持部232との間にリード端子12を挿入するための空間Xを形成するような長さとなっている。
カバー300は、図1、図2、図5、図6、図7及び図8に示すように、ボディ100の挿脱口110を開閉する第1の板部310と、この第1の板部310の両端部に略直角に設けられる2つの第2の板部320と、第1の板部310の両端部の2つの第2の板部320内側部分に当該第2の板部320と一体的に設けられる2つの押圧部330と、第1の板部310の中央部に設けられた押さえ部340とを有している。
第2の板部320は長さ寸法が第1の板部310よりも短い矩形状の板体である。この第2の板部320の外側面の長さ方向の一端部には、ボディ100の軸支孔150に軸支される円柱状の軸部321が設けられている。この軸部321を軸にカバー300が閉位置から開位置にかけて回動すると共に、第2の板部320がボディ100のスリット140に入出する。図8(a)に示すように、カバー300が閉位置に位置したとき、第2の板部320は、ボディ100の壁部及び係止アーム160の基端部に沿い当接する。これにより、係止アーム160の内側への変位を防止している。
第2の板部320の内側面の長さ方向の他端部には、長尺状の係止凹部322が第2の板部320の長さ方向に向けて設けられている。係止凹部322は、カバー300が閉位置に位置したとき、ボディ100の係止凸部141が嵌まり込むようになっている。これにより、カバー300が閉位置に位置した状態でロックされる。
押圧部330は、第2の板部320の長さ方向の一端部側に偏在する略1/4円弧状の部材であって、カバー300の回動に応じて、第2の板部320と共にボディ100のスリット140の幅広部141に入出するようになっている。なお、第2の板部320及び押圧部330がボディ100のスリット140に入っている状態とは、図7(a)、図7(c)及び図8(a)に示すように、第2の板部320及び押圧部330全体がスリット140に内に位置する状態を言う。また、第2の板部320及び押圧部330がボディ100のスリット140から出ている状態とは、図1(a)、図7(b)及び図8(b)に示すように、第2の板部320及び押圧部330の一部がスリット140から出ている状態をいう。
この押圧部330は、第1の板部310から最も遠い部位である厚肉部331から第1の板部310に最も近い薄肉部332に漸次低減するテーパー状の断面形状となっている。
カバー300が開位置に位置したとき、図7(b)に示すように、一方の厚肉部331が2つの第1のクランプアーム220の第1の屈曲部221を内側に押圧し、他方の厚肉部331が第2のクランプアーム230の第2の屈曲部231と内側に押圧する(即ち、2つの第1の屈曲部221と、第2の屈曲部231とが互いに近づく方向に押圧される。)。
カバー300が閉位置に位置したとき、図7(a)に示すように、一方の薄肉部332が2つの第1のクランプアーム220の第1の屈曲部221に間隔を空けて対向し、他方の薄肉部332が第2のクランプアーム230の第2の屈曲部231に間隔を空けて対向する(即ち、2つの第1の屈曲部221と、第2の屈曲部231とが薄肉部332の間の空間に位置し、前記押圧が解除される。)。
第1の板部310はボディ100の上端面全体を覆う大きさとなっている。
押さえ部340は、図5、図6及び図7に示すように、第1の板部310の長さ方向の全域に渡る突脈である。この押さえ部340は、カバー300が閉位置に位置したとき、先端部がボディ100の収容凹部120内のランプ部11に当接し当該ランプ部11を押さえると共に、基端部がボディ100の挿脱口110に嵌まり込むようになっている。
以下、このような構成の接続装置の組み立て手順及び基板20への実装手順について説明する。まず、コンタクト200のベース板210を、ボディ100の収容空間αに位置合わせをしつつ圧入する。これにより、コンタクト200が収容空間αに収容される。
その後、カバー300の2つの第2の板部320及び押圧部330を、ボディ100の2つのスリット140に位置合わせしつつ挿入する。そして、2つの第2の板部320の軸部321をボディ100の両壁部の軸支孔150に嵌め込む。これによりカバー300がボディ100に回動自在に取り付けられる。
その後、カバー300を開位置に位置させた状態で、ボディ100の2つの係止アーム160を、基板20の2つの係止孔21に位置合わせしつつ挿入する。すると、2つの係止アーム160の係止爪161が2つの係止孔21の縁部に当接し、当該2つの係止アーム160が内側に弾性変形する。そして、係止爪161が係止孔21の縁部を乗り越えると、係止アーム160の復帰力により、係止爪161が係止孔21の縁部に係止される。これにより接続装置が基板20上に実装される。
このとき、コンタクト200の接続部240が基板20上の回路パターンに弾性接触し、当該回路パターンに電気的に接続される。
以下、このように組み立てられた接続装置に冷陰極蛍光ランプ10を接続する手順について説明すると共に、接続装置の各部の動作について説明する。
まず、図8(b)に示すように、カバー300を開位置に位置させる。すると、カバー300の2つの第2の板部320及び押圧部330がボディ100の2つのスリット140から出る。
このとき、図7(b)に示すように、カバー300の一方の押圧部330の厚肉部331が2つの第1のクランプアーム220の第1の屈曲部221を内側に押圧し、他方の押圧部330の厚肉部331が第2のクランプアーム230の第2の屈曲部231を内側に押圧する。これにより、2つの第1の屈曲部221と第2の屈曲部231とが互いに近づく方向に移動すると共に、2つの第1の把持部222と第2の把持部232とが互いに近づく方向に移動して交差し、そして互いに離れる方向に移動し、その間に空間Xを形成する。
この状態で、冷陰極蛍光ランプ10のランプ部11がボディ100の収容凹部120に、冷陰極蛍光ランプ10のリード端子12をボディ100の挿脱口110に位置合わせしつつ挿入する。すると、リード端子12が空間Xに挿入される。
その後、カバー300を開位置から閉位置にかけて回動させる。すると、図8(a)に示すように、カバー300の2つの第2の板部320及び押圧部330がボディ100の2つのスリット140に各々入り込み、当該第2の板部320がボディ100の両壁部及び2つの係止アーム160の基端部に各々内側から当接する。これと共に、カバー300の押さえ部340がボディ100の挿脱口110に嵌まり込み、収容凹部120内の冷陰極蛍光ランプ10のランプ部11に当接する。
このとき、図7(c)に示すように、一方の押圧部330の厚肉部331の2つの第1のクランプアーム220の第1の屈曲部221に対する押圧が解除され、当該押圧部330の薄肉部332が2つの第1のクランプアーム220の第1の屈曲部221に間隔を空けて対向する。これと共に、他方の押圧部330の厚肉部331の第2のクランプアーム230の第2の屈曲部231に対する押圧が解除され、当該押圧部330の薄肉部332が第2のクランプアーム230の第2の屈曲部231に間隔を空けて対向する。
すると、2つの第1のクランプアーム220及び第2のクランプアーム230自身の復帰力により、2つの第1の屈曲部221と第2の屈曲部231とが互いに離れる方向に移動する一方、2つの第1の把持部222と第2の把持部232とが互いに近づく方向に移動する。これにより空間Xが閉じ、当該空間Xに挿入されたリード端子12が2つの第1の屈曲部221と第2の屈曲部231との間で挟持される。これにより、リード端子12がコンタクト200及び基板20に電気的に接続される。
カバー300が閉位置に位置すると、カバー300の2つの係止凹部322が、ボディ100の2つのスリット140の係止凸部141に係止される。これにより、カバー300が閉位置でロックされる。
冷陰極蛍光ランプ10を取り外すときには、カバー300を閉位置から開位置にかけて回動させる。すると、カバー300の2つの係止凹部322と、ボディ100の2つのスリット140の係止凸部141との係止が解除される。そして、カバー300の2つの第2の板部320及び押圧部330がボディ100の2つのスリット140から出る。これと共に、カバー300の押さえ部340がボディ100の挿脱口110から出て、収容凹部120内の冷陰極蛍光ランプ10のランプ部11との当接が解除される。
このとき、カバー300の一方の押圧部330の厚肉部331が2つの第1のクランプアーム220の第1の屈曲部221を内側に押圧し、他方の押圧部330の厚肉部331が第2のクランプアーム230の第2の屈曲部231を内側に押圧する。すると、2つの第1の屈曲部221と第2の屈曲部231とが互いに近づく方向に移動すると共に、2つの第1の把持部222と第2の把持部232とが互いに離れる方向に移動する。これにより、空間Xが開き、2つの第1の把持部222と第2の把持部232とによるリード端子12の挟持が解除される。
その後、リード端子12をボディ100の挿脱口110から引き抜く。
このような接続装置による場合、押さえ部340が挿脱口110に嵌まり込み、当該挿脱口110を塞ぐようになっているので、挿脱口110から塵や埃が浸入するのを防止することができる。また、カバー300の押さえ部340が収容凹部120内の冷陰極蛍光ランプ10のランプ部11に当接して当該収容凹部120との間でランプ部11を保持するようになっている。このため、ランプ部11に脱方向の力が加わったとしても、ランプ部11とリード端子12の接合部である封止部のみに負荷がかかるのを防止することができ、ランプ部11又はリード端子12の破損を防止することができる。
しかも、カバー300を回動させるだけで、挿脱口110の閉開と、ランプ部11の保持、その解除と、コンタクト200の第1、第2のクランプアーム220、230のリード端子12の挟持、その解除とを同時に行うことができるので、冷陰極蛍光ランプ10のリード端子12の挿脱を容易に行うことができる。
また、カバー300の2つの第2の板部320がボディ100の両壁部及び2つの係止アーム160の基端部に内側から当接するようになっている。このため、コンタクト200の接続部240が基板20に接続された状態で、ボディ100を上方に付勢することにより、係止アーム160が前記付勢力に負けて内側に変位し、基板20の係止孔21から脱落するのが防止される。
なお、上記接続装置は、電子部品のリード端子が、その長さ方向に対して略直交する方向に挿脱可能な挿脱口と、電子部品の本体部を収容可能な収容凹部とを有する中空のボディと、このボディ内に収容され、リード端子を挟持可能な第1、第2のクランプアームを有するコンタクトと、ボディに、挿脱口を閉塞する閉位置から当該挿脱口を開放する開位置にかけて回動自在に設けられているカバーとを備える限りどのような設計変更を行ってもかまわない。
ボディ100は、前記挿脱口を有しており且つ内部に前記コンタクトを収容し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。
コンタクト200については、電子部品のリード端子を挟持し得る一つの第1、第2のクランプアームを有するものである限り任意に設計変更することが可能である。
例えば、第1、第2のクランプアームは、カバーが開位置に位置したとき、カバーの押圧部の押圧が解除され、両者の間でリード端子を挿入する空間が形成される一方、カバーが閉位置に位置したとき、当該カバーの押圧部に押圧され、前記空間が閉じ、第1、第2のクランプアームの間でリード端子を挟持するように構成することもできる。
また、コンタクト200は、図9(a)に示すように、第1、第2のクランプアーム220、230を一つずつ有する構成とすることができるし、各々それ以上有する構成とすることもできる。
また、図9(b)及び(c)に示すように、第1のクランプアーム220’を板状の固定片とすることができる。この場合、第2のクランプアーム230’の屈曲部231’がカバー300の押圧部330に押圧されることにより、第2のクランプアーム230’の把持部232’が第1のクランプアーム220’に近づく方向に移動して当該第1のクランプアーム220’に交差し、その間にリード端子12を挿入するための空間を形成する一方、第2のクランプアーム230’の屈曲部231’が前記押圧から開放されると、第2のクランプアーム230’の把持部232’が第1のクランプアーム220’に近づく方向に移動して前記空間が閉じ、第2のクランプアーム230’の把持部232’と第1のクランプアーム220’との間でリード端子12を挟持するようになっている。
第1、第2の屈曲部221、231及び第1、第2の把持部222、232については、湾曲形状とすることも可能である。第1、第2の屈曲部221、231及び把持部222、232は、屈曲形状のもの及び湾曲形状のものを組み合わせることもできる。屈曲部231’及び把持部232’についても同様である。
接続部240については、基板20に電気的に接続し得るものであれば、どのような設計変更を行ってもかまわない。例えば、基板20にスルーホールが設けられている場合、前記接続部を前記スルーホールに挿入可能な直線状の板状体とすることができるし、前記接続部を基板20の回路パターンに接触し表面実装可能な鉤状体とすることもできるし、前記接続部を基板20の回路パターン又はその他の電子部品等と接続するためのリード線が圧着可能な形状とすることもできる。
カバー300については、ボディの挿脱口を開閉することができる限り任意に設計変更することが可能である。
第2の板部320については、設けるか否かは任意である。第2の板部320を設けない場合には、押圧部330をボディ100の両壁部に軸支させるようにすれば良い。また、第2の板部320と押圧部330とは一体的に設けられているとしたが、別体とすることも可能である。この場合、第2の板部320をボディ100の両壁部の外面に軸支させるように設計変更することもできる。
軸部321については、第2の板部320に設けられるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、第1の板部310の両端部に設けるようにしても良いし、押圧部330に設けるようにしても良い。また、前記軸部は、別体とすることもできるし、ボディ100の両端部に設けることもできる。
押圧部330については、前記カバーが開位置に位置したとき、クランプアームを押圧又はクランプアームに対する押圧を解除し、前記カバーが閉位置に位置したとき、前記クランプアームに対する押圧を解除又はクランプアームを押圧し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。この押圧部は、上述の如く、第1のクランプアームが固定片である場合には、一つあれば良い。
押さえ部340については、突脈であるとしたが、これに限定されるものではなく、前記収容凹部内の電子部品本体に当接し、当該収容凹部との間で電子部品本体を保持し得るものである限りどのようなものを用いても構わない。
例えば、カバー300の第1の板部310の一部を前記押さえ部とすることもできるし、板バネ等のバネ材や弾性樹脂等の弾性体とすることもできる。押さえ部として弾性体を用いた場合、電子部品の寸法交差を前記押さえ部の弾性変形により吸収することができると共に、電子部品に掛かる負荷も吸収することが可能である。
なお、上記接続装置は、冷陰極蛍光ランプのソケットであるとして説明したが、これに限定されるものではなく、リード端子と基板とを電気接続するコネクタ等のその他の接続装置として適応可能であることはいう迄もない。
本発明の実施の形態に係る接続装置の概略的斜視図であって、(a)が電子部品接続前の状態を示す図、(b)が電子部品接続後の状態を示す図である。 同装置の概略的分解斜視図である。 同装置のボディを示す図であって、(a)が正面図、(b)が背面図、(c)が側面図、(d)が平面図、(e)が底面図である。 同装置のコンタクトを示す図であって、(a)が正面図、(b)が左側面図、(c)が右側面図、(d)が平面図、(e)が底面図である。 同装置のカバーを示す図であって、(a)が正面図、(b)が背面図、(c)が側面図、(d)が平面図、(e)が底面図、(f)が下方から見た斜視図である。 図1のA−A断面図である。 同装置のB−B断面図であって、(a)がカバー閉状態を示す図、(b)カバー開状態を示す図、(c)がカバー閉状態であり且つリード端子が接続された状態を示す図である。 同装置のC−C断面図であって、(a)がカバー閉状態を示す図、(b)カバー開状態を示す図である。 同装置のコンタクトの設計変更例を示す概略的斜視図であって、(a)が第1、第2のクランプアームを一つずつ有する例を示す図、(b)は2つの第1のクランプアームが固定片であり、第2のクランプアームが可動片である例を示す図、(c)は第1のクランプアームが固定片であり、第2のクランプアームが可動片である例を示す図である。
符号の説明
100 ボディ
110 挿脱口
120 収容凹部
140 スリット
160 係止アーム
161 係止爪
200 コンタクト
220 第1のクランプアーム
221 第1の屈曲部
222 第1の把持部
230 第2のクランプアーム
231 第2の屈曲部
232 第2の把持部
240 接続部
300 カバー
310 第1の板部
320 第2の板部
321 軸部
330 押圧部
331 厚肉部
332 薄肉部
340 押さえ部
X 空間
10 冷陰極蛍光ランプ(電子部品)
12 リード端子
20 基板
21 係止孔

Claims (12)

  1. 電子部品のリード端子が、その長さ方向に対して略直交する方向に挿脱可能な挿脱口と、電子部品の本体部を収容可能な収容凹部とを有する中空のボディと、
    このボディ内に収容され、リード端子を挟持可能な第1、第2のクランプアームを有するコンタクトと、
    ボディに、挿脱口を閉塞する閉位置から当該挿脱口を開放する開位置にかけて回動自在に設けられるカバーとを備えることを特徴とする接続装置。
  2. 請求項1記載の接続装置において、
    前記カバーは、閉位置に位置したとき、収容凹部内の本体部に当接する押さえ部を有することを特徴とする接続装置。
  3. 請求項1又は2記載の接続装置において、
    カバーの押さえ部は弾性体であることを特徴とする接続装置。
  4. 請求項1記載の接続装置において、
    第1、第2のクランプアームは、互いに離れる方向に屈曲又は湾曲した第1、第2の屈曲部又は湾曲部と、この第1、第2の屈曲部又は湾曲部の先端部に連続しており且つ当該第1、第2の屈曲部又は湾曲部と反対方向に屈曲又は湾曲した第1、第2の把持部とを有しており、
    カバーは、開位置に位置したとき、第1、第2のクランプアームの第1、第2の屈曲部又は湾曲部を互いに近づく方向に各々押圧する一方、閉位置に位置したとき、第1、第2の屈曲部又は湾曲部に対する押圧を解除する2つの押圧部を更に有しており、
    第1、第2の屈曲部又は湾曲部が互いに近づく方向に各々押圧されると、第1、第2の把持部が互いに近づく方向に移動して交差し、その間にリード端子を挿入するための空間を形成する一方、第1、第2の屈曲部又は湾曲部が前記押圧から開放されると、第1、第2の把持部が互いに近づく方向に移動して前記空間が閉じ、第1、第2の把持部の間でリード端子を挟持するようになっていることを特徴とする接続装置。
  5. 請求項1記載の接続装置において、
    第1のクランプアームは固定片であり、
    第2のクランプアームは、弾性変形可能な可動片であって、前記第1のクランプアームから離れる方向に屈曲又は湾曲した屈曲部又は湾曲部と、この屈曲部又は湾曲部の先端部に連続しており且つ当該屈曲部又は湾曲部と反対方向に屈曲又は湾曲した把持部とを有しており、
    カバーは、開位置に位置したとき、第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部を第1のクランプアームに向けて押圧する一方、閉位置に位置したとき、第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部に対する押圧を解除する押圧部を更に有しており、
    第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部が第1のクランプアームに向けて押圧されると、第2のクランプアームの把持部が第1のクランプアームに近づく方向に移動して当該第1のクランプアームに交差し、その間にリード端子を挿入するための空間を形成する一方、第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部が前記押圧から開放されると、第2のクランプアームの把持部が第1のクランプアームに近づく方向に移動して前記空間が閉じ、第2のクランプアームの把持部と第1のクランプアームとの間でリード端子を挟持するようになっていることを特徴とする接続装置。
  6. 請求項4記載の接続装置において、
    ボディは、挿脱口及び収容凹部の両側に設けられており且つ少なくとも前記押圧部が入出可能な2つのスリットと、このスリットの外側に設けられる2つの壁部とを更に有しており、
    カバーは、挿脱口を閉塞する板体であり且つ押さえ部及び2つの押圧部が設けられる第1の板部と、ボディの壁部に軸支される軸部とを更に有しており、
    押圧部は、厚肉部から第1の板部側に位置する薄肉部に向けて漸次低減するテーパー状の断面となっており、
    カバーが開位置に位置したとき、厚肉部が第1、第2の屈曲部又は湾曲部を互いに近づく方向に押圧し、カバーが閉位置に位置したとき、薄肉部の間の空間内に第1、第2の屈曲部又は湾曲部が位置するようになっていることを特徴とする接続装置。
  7. 請求項5記載の接続装置において、
    ボディは、挿脱口及び収容凹部の両側に設けられる2つの壁部と、この壁部と挿脱口及び収容凹部との間のいずれか一方に設けられており且つ少なくとも前記押圧部が入出可能なスリットとを更に有しており、
    カバーは、挿脱口を閉塞する板体であり且つ押さえ部及び押圧部が設けられる第1の板部と、ボディの壁部に軸支される軸部とを更に有しており、
    前記押圧部は、厚肉部から第1の板部側に位置する薄肉部に向けて漸次低減するテーパー状の断面となっており、
    カバーが開位置に位置したとき、厚肉部が第2のクランプアームの屈曲部又は湾曲部を第1のクランプアームに向けて押圧し、カバーが閉位置に位置したとき、薄肉部が屈曲部又は湾曲部に間隔を空けて対向するようになっていることを特徴とする接続装置。
  8. 請求項4又は5記載の接続装置において、
    2つの第1のクランプアームが、第2のクランプアームの両側に配設されていることを特徴とする接続装置。
  9. 請求項4又は5記載の接続装置において、
    2つの第2のクランプアームが、第1のクランプアームの両側に配設されていることを特徴とする接続装置。
  10. 請求項4又は5記載の接続装置において、
    ボディが基板に実装可能になっており、
    コンタクトは、前記ボディから基板の回路パターンに弾性接触可能に突出する接続部を更に有することを特徴とする接続装置。
  11. 請求項10記載の接続装置において、
    カバーは、挿脱口を閉塞する板体であり且つ押さえ部及び押圧部が設けられる第1の板部と、第1の板部の両端部に略直角に設けられる2つの第2の板部とを更に有し、
    ボディは、挿脱口及び収容凹部の両側に設けられる2つのスリットと、このスリットの外側に設けられており且つ第2の板部を軸支する2つの壁部と、この壁部に設けられる2つの係止アームとを更に有しており、
    係止アームの先端部には、基板の係止孔の縁部に係止可能な外側に凸の係止爪が設けられており、
    第2の板部は、カバーが閉位置に位置したとき、2つのスリットに各々挿入され、2つの係止アームの基端部に内側から沿うようになっていることを特徴とする接続装置。
  12. 請求項2記載の接続装置において、
    押さえ部は、挿脱口に挿入され、収容凹部内の電子部品に当接する突脈であることを特徴とする接続装置。
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