JP2008292159A - 検体測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この検体測定装置(免疫分析装置1)は、検体を測定する測定部(測定装置2)と、保守の予定を記憶する記憶部(ハードディスク)と、表示部4bと、日付とその日付に実施予定の保守項目とを対応付けて表示するカレンダ形式の表示画面を表示部4bに表示させる表示制御部(制御部4a)と、を備える。
【選択図】図1
Description
通信インタフェース401gは、たとえば、Ethernet(登録商標)インタフェースである。コンピュータ401は、その通信インタフェース401gにより、所定の通信プロトコルを使用して測定装置2との間でデータの送受信が可能である。
次に、測定装置2の各構成について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、ピペットチップ供給装置30は、チップ収容部(図示せず)に収容された大量のピペットチップを一つずつ緊急検体・チップ搬送部20に供給する機能を有している。
緊急検体・チップ搬送部20は、検体搬送部3により搬送される検体に割り込んで検査する必要がある緊急検体を収容した試験管102を、検体分注アーム5のピペットチップの装着位置1b(図1参照)まで搬送するように構成されている。また、緊急検体・チップ搬送部20は、ピペットチップ供給装置30から受け取ったピペットチップを検体分注アーム5の装着位置1bまで搬送するように構成されている。
アーム部54は、ノズル部(図示せず)を備えており、このノズル部の先端には、緊急検体・チップ搬送部20の搬送ラック23(図1参照)により搬送されたピペットチップが装着される。
チップ脱離部140は、検体分注アーム5に装着されたピペットチップを脱離するために設けられている。このチップ脱離部140は、ピペットチップの上縁に当接して検体分注アーム部からピペットチップを脱離させる解除片と、脱離されたピペットチップを収容するためのチップ収容部(図示せず)とを備えている。
試薬分注アーム8は、試薬設置部6に設置される試薬ビン内のR1試薬を吸引するとともに、その吸引したR1試薬を1次反応部11の回転テーブル部11aの保持部11bの検体が分注されたキュベット内に分注するための機能を有している。
〔保守スケジュール画面の表示まで〕
図6に示すように、測定装置2の電源(図示しない)が投入されると、ステップS24において、制御部2aの初期化(プログラムの初期化)が行われるとともに、測定装置2の各部の動作チェックが行われ、測定装置2(図1〜図3参照)がスタンバイ状態となる。
〔保守スケジュール画面の表示〕
コントローラメニュー画面W2のショートカットボタンのうち、スケジュールボタンR21が選択されると(ステップS5でYes)、表示部4bには、図9に示すスケジュールメニュー画面W3が表示される(ステップS6)。
〔保守作業の実施〕
次に、ステップS9において、カレンダ表示部B510bに表示されたカレンダの日付が表示されたグリッド(枠)のうち5月10日のグリッドが選択されると(ステップS9でYes)、図11に示すような指定日に実施する保守作業選択ダイアログD1がスケジュールメニュー画面W3の前面にオーバーラップして表示される(ステップS10)。一方、グリッド(枠)が選択されなければ(ステップS9でNo)、処理がステップS19へ進む。なお、本実施形態においては、2007年5月10日が、操作者が装置を操作している当日である、という設定である。
〔実施した保守項目が保守動作を伴う場合〕
実行された保守項目が保守動作を伴うもの(本実施形態では、「ピペット洗浄」)であれば(ステップS12でYes)、制御装置4のCPU401aは、測定装置2の制御部2aに、保守動作開始コマンドを送信する(ステップS15)。
〔実施した保守項目が保守動作を伴わない場合〕
図5のステップS12において、実行された保守項目が保守動作を伴わない場合(図11に示された保守項目のうち「キュベット廃棄」、「チップの補充」、「キュベットの補充」、「装置の清掃」及び「廃液の処理」の場合)(ステップS12でNo)、CPU401aは実施された保守項目の履歴の更新を行う(ステップS17)。具体的には、実施された項目及び日付とログインしたユーザ名とを対応付けてハードディスク401dに記憶するとともに、保守作業選択ダイアログD1に表示された該当保守項目(図11参照)のチェックボックスにチェックが表示され、カレンダ表示部B510bからは該当する保守項目が消去される。
〔項目別カレンダ表示〕
次に、ステップS19において、CPU401aは、スケジュールメニュー画面W3の項目別表示タブが選択されたか否かを判定する。項目別表示タブが選択された場合、表示部4bに表示されたスケジュールメニュー画面W3のカレンダ表示領域B5に図10に示す保守項目別のカレンダを表示する(ステップS20)。
〔シャットダウン動作〕
次に、ステップS21において、CPU401aは、スケジュールメニュー画面W3のツールバーB2に表示されるツールボタンのうち、表示部4bにメニュー画面W1表示させるアイコンが選択されたか否かを判定する。メニュー画面W1表示させるアイコンが選択された場合には(ステップS21でYes)、CPU401aは、処理をステップS2に戻し、表示部4bにメニュー画面W1を表示させる。CPU401aは、メニュー画面W1のシャットダウンボタンR11が選択されたか否かを判定し(ステップS13)、シャットダウンボタンR11が選択されると(ステップR13でYes)、測定装置2のCPU2bにシャットダウンコマンドデータを送信する(ステップ23)。一方、ステップS29において、測定装置2のCPU2bは、シャットダウンコマンドデータを受信したか否かを判定する。シャットダウンコマンドデータを受信した場合(ステップS29でYes)、CPU2bは、測定装置2のシャットダウン動作を実行する(ステップS30)。
〔カレンダ表示領域B5に表示されるカレンダの表示条件の設定〕
次に、ステップS8で実行されるカレンダ表示の表示条件を設定する処理について説明する。図12及び図13は、図5に示すフローチャートのステップS8で実行されるカレンダ表示の表示条件を設定する処理を説明するためのサブルーチンである。図14〜図17は、表示条件を設定するためのダイアログウィンドウを示す図である。まず、図14〜図17を説明した後、カレンダ表示の表示条件を設定するための処理フローについて説明する。
〔ウェイクアップ時刻の変更〕
次に、ウェイクアップ設定タブにて、設定された基準ウェイクアップ時刻を日付毎に変更する場合について詳述する。ウェイクアップアイコンB510e(図9参照)がクリックされると、図18に示すウェイクアップ時刻変更ダイアログD3が表示される。
1a 吸引装置
2 測定装置(測定部)
2a、4a 制御部
2b、401a CPU
2c、401b ROM
2d、401c RAM
2e、401g 通信インターフェース
3 検体搬送部
3a ラックセット部
3b ラック貯留部
4 制御装置
401d ハードディスク
401e 読出装置
401f 入出力インターフェース
401h 画像出力インタフェース
401i バス
4b 表示部
4c キーボード
401 コンピュータ
404 可搬型記憶媒体
404a アプリケーションプログラム
5 検体分注アーム
51 モータ
52 駆動伝達部
53 軸
54 アーム部
55 アーム支持部
56 水平駆動機構部
6,7 試薬設置部
8,9.10 試薬分注アーム
100 試験管
140 チップ脱離部
11 1次反応部
11a 回転テーブル部
11b 保持部
12 2次反応部
13 キュベット供給部
14 BF分離部
15 検出部
20 緊急検体・チップ搬送部
30 ピペットチップ供給装置
W1 メニュー画面
B1 メニューバー
B2 ツールバー
B3 ステータスバー
R 機能表示領域
R11 シャットダウンボタン
R12 コントローラボタン
W2 コントローラメニュー画面
R21 スケジュールボタン
R22 シャットダウンボタン
W3 スケジュール画面
B5 カレンダ表示領域
B51 表示カレンダ選択部
B510a カレンダ年月表示部
B510b カレンダ表示部
B510c 前月表示ボタン
B510d 次月表示ボタン
B510e ウェイクアップアイコン
B510f ポップアップウィンドウ
B6 操作パネル実行ボタン領域
B7 操作パネル選択ボタン領域
D1 保守作業選択ダイアログ
D2a 指定日表示部
D2b 実施保守項目表示部
D2c チェックボックス表示部
D2d スクロールボタン表示領域
D2e 「実行」ボタン
D2f 「追加」ボタン
D2g 「削除」ボタン
D2h 「閉じる」ボタン
B511a 「Daily保守項目表示領域」
B511b 「Weekly保守項目表示領域」
B511c 「Monthly保守項目表示領域」
B511d 「その他表示領域」
B511e 移動ボタン表示領域
B511f 実施予定保守項目アイコン
B511g 実施済保守項目アイコン
B511h 未実施保守項目アイコン
D2 カスタマイズダイアログ
D20a 項目一覧部
D20b 表示項目部
D20c 挿入ボタン
D20d 解除ボタン
D21、D31 「OK」ボタン
D23a 保守項目一覧部
D23b 保守項目名表示部
D23c 上へ移動ボタン
D23d 下へ移動ボタン
D240 設定補助カレンダ表示領域
D240a カレンダ年月表示部
D240b カレンダ表示部
D240c 「翌月」ボタン
D240d 「先月」ボタン
D241 休日設定チェックボックス表示領域
D242 「開始日」設定領域
D242a 開始日選択コンボボックス
D243 「〆日」設定領域
D243a 〆日設定コンボボックス
D25a ウェイクアップ時刻設定部
D3 ウェイクアップ時刻変更ダイアログ
D30 変更ウェイクアップ時刻設定部
Claims (15)
- 検体を測定する測定部と、
保守の予定を記憶する記憶部と、
表示部と、
日付とその日付に実施予定の保守項目とを対応付けて表示するカレンダ形式の表示画面を表示部に表示させる表示制御部と、を備える検体測定装置。 - 表示制御部は、実施済の保守項目が非表示とされるようにカレンダ形式の表示画面を更新して表示部に表示させる請求項1記載の検体測定装置。
- カレンダの日付の指定をユーザから受け付けるための受付部を備え、
表示制御部は、受付部から日付の指定を受け付けた際に、その指定日に実施予定の保守項目を表示するウィンドウを表示部に表示させる請求項1又は2の何れか1項に記載の検体測定装置。 - ユーザが実施した保守項目の指定を受け付けるための実施済項目受付部と、
実施済項目受付部が保守項目の指定を受け付けた際に、その保守項目を記憶部に記憶させる記憶手段と、を備える請求項1〜3の何れか1項に記載の検体測定装置。 - 表示制御部は、実施済項目受付部が保守項目の指定を受け付けた際に、指定された保守項目が非表示とされたカレンダ形式の表示画面を、表示部に表示させる請求項4に記載の検体測定装置。
- 表示制御部は、ウィンドウに、実施済の保守項目と、未実施の保守項目とを識別して表示する請求項3〜5の何れか1項に記載の検体測定装置。
- 定期的な保守項目を実施する周期を設定する保守周期設定手段を備え、
表示制御部は、保守周期設定手段によって設定された周期で、保守項目をカレンダ形式の表示画面に表示させる請求項1〜6の何れか1項に記載の検体測定装置。 - 周期は、毎日、毎週および毎月のうち何れか1つである請求項7に記載の検体測定装置。
- 休日を設定するための休日設定手段を備え、
保守項目周期設定手段によって設定された周期が毎日である際に、表示制御部は、カレンダ形式の表示画面における休日設定手段によって設定された休日以外の日付に、毎日実施予定の保守項目を表示させる請求項8に記載の検体測定装置。 - 測定部において所定の保守項目の自動保守動作を実行させるための動作制御部と、
自動保守動作を伴う保守項目の指定を受け付けるための自動保守項目受付部とを備え、自動保守項目受付部が保守項目の指定を受け付けた際に、動作制御部は指定された保守項目の自動保守動作を測定部に実行させる請求項1〜9の何れか1項に記載の検体測定装置。 - 自動保守が実行された保守項目を記憶部に記憶させる記憶手段を備える請求項10に記載の検体測定装置。
- 新たな保守項目をユーザが設定するための保守項目設定手段と、保守項目設定手段によって設定された保守項目を記憶部に記憶させる記憶手段とを備える請求項1〜11の何れか1項に記載の検体測定装置。
- 測定部が検体の測定を開始することが可能なスタンバイ状態となる時刻を設定するためのスタンバイ時刻設定手段と、
スタンバイ時刻設定手段によって設定されたスタンバイ時刻に測定部がスタンバイ状態となるように、スタンバイ時刻に基づいて測定部を起動させる起動手段とを備える請求項1〜12に記載の検体測定装置。 - 表示制御部は、日付とその日付に実施予定の保守項目とスタンバイ時刻設定手段によって設定されたスタンバイ時刻の表示を呼び出すためのスタンバイ時刻表示アイコンとを対応付けてカレンダ形式の表示画面に表示させ、スタンバイ時刻表示アイコンが操作された際に、スタンバイ時刻を表示部に表示させる請求項13に記載の検体測定装置。
- 表示制御部は、スタンバイ時刻表示アイコンが操作された際に、スタンバイ時刻を表示するウィンドウを表示させ、このウィンドウは、スタンバイ時刻を受け付けることが可能である請求項14に記載の検体測定装置。
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