JP2008291984A - バルブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブ部材や作動部材等の主要構成を大幅に変更することなく、一部の部材を変更することにより、開閉切り替え位置の異なったタイプに構造変更することができるバルブ装置を提供する。
【解決手段】バルブシート26と、そのバルブシート26に対して接離可能なバルブ部材30と、所定範囲内を移動可能な作動部材35と、その作動部材35とバルブ部材30との間に介在され、作動部材35の移動に基づいて、バルブ部材30を開放位置と閉鎖位置とに移動させる開閉作動機構36とを備える。開閉作動機構36を、作動部材35の先端に回転可能に支持され、バルブ部材30と係合する回転部材37と、作動部材35の移動にともなって回転部材37を所定ピッチずつ送り回転させる送り機構38とにより構成する。回転部材37とバルブ部材30との間には、回転部材37の送り回転位置に基づいてバルブ部材30を開閉動作させるカム機構39を設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば床暖房装置において、温水よりなる熱媒体の流れを制御するために、熱媒体の流路に設けられるバルブ装置に関するものである。
従来、この種のバルブ装置としては、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成が提案されている。
特許文献1に記載の従来構成では、所定範囲内を移動可能な作動軸の先端に流体通路を開閉するためのバルブ体が設けられている。また、作動軸には、温度に応じて変形する熱応動素子が連繋されている。そして、熱応動素子の発熱による収縮により作動軸が移動されて、バルブ体が流体通路の開放位置または閉鎖位置に切り替え配置される。
また、特許文献2に記載の従来構成では、外周に流体の入口及び出口を有する円筒状の筐体内に、入口及び出口に対応可能な流通孔を有する回転バルブ体が回転可能に収容されている。回転バルブ体に隣接して筐体内には押ボタンが押圧移動可能に配設され、その押ボタンと回転バルブ体との間には、押しボタンの押圧操作にともなって回転バルブ体を所定ピッチずつ送り回転させるためのカム機構が設けられている。そして、押しボタンの押圧操作にともなう回転バルブ体の送り回転により、流通孔が入口及び出口と対応する開放位置、部分的に対応する半開放位置または対応しない閉鎖位置に切り替え配置される。
特開2006−234130号公報 実公昭45−20157号公報
ところが、これらの従来のバルブ装置においては、次のような問題があった。
すなわち、特許文献1に記載の従来構成では、バルブ体の開放位置と閉鎖位置との2位置の切り替えが、ケース体に設けられたカムと作動軸に設けられたカムの係合関係を切り替えることによって実行される。よって、この特許文献1のバルブ装置において、例えば特許文献2に記載の構成のように、バルブ体を開放位置、半開放位置及び閉鎖位置の3位置に切り替え得るように構造変更を意図した場合、少なくともケース体の構成を変更する必要があった。このように、バルブ装置の外殻を構成する大型のケース体の構造変更を要するため、そのためのコスト負担を低減させることが困難であった。
また、特許文献2に記載の従来構成では、回転バルブ体が押ボタンの押圧移動により、回転バルブ体及び押ボタンに形成されたカムの作用に基づいて回転バルブ体が開放位置、半開放位置及び閉鎖位置の3位置に切り替え配置されるようになっている。よって、この特許文献2のバルブ装置において、バルブ体を開放位置及び閉鎖位置の2位置に切り替えるように構造変更したい場合に、バルブ体及び押ボタンを含むバルブ開閉機構の全体を大幅に変更する必要があった。従って、この特許文献2においても、構造変更に要するコスト負担を低減させることが困難であった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、バルブ部材や作動部材等の主要構成を大幅に変更することなく、一部の小部品を変更することにより、開閉切り替え位置の異なったタイプに構造変更することができるバルブ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、バルブシートと、そのバルブシートに対して接離可能なバルブ部材と、所定範囲内を移動可能な作動部材と、その作動部材とバルブ部材との間に介在され、作動部材の移動に基づいて、前記バルブ部材を開放位置と閉鎖位置とに移動させる開閉作動機構とを備えたバルブ装置において、前記開閉作動機構を、前記作動部材の先端に回転可能に支持され、前記バルブ部材と係合する回転部材と、前記作動部材の移動にともなって前記回転部材を所定ピッチずつ送り回転させる送り機構とにより構成し、前記回転部材とバルブ部材との間には、回転部材の送り回転位置に基づいてバルブ部材を開閉動作させるカム機構を設けたことを特徴としている。
従って、この発明のバルブ装置において、バルブ部材の開閉切り替え位置を、例えば開放位置及び閉鎖位置の2位置と、開放位置、半開放位置及び閉鎖位置の3位置との間で構造変更したい場合、バルブ部材や作動部材等の主要構成を大幅に変更することなく、送り機構やカム機構における一部の部材を変更すればよい。よって、開閉切り替え位置の異なったタイプへの構造変更を容易に行うことができる。
また、前記の構成において、前記作動部材を移動させるための駆動手段を設け、その駆動手段には、作動部材を移動方向の一方向に付勢するスプリングと、作動部材を前記スプリングに抗して移動させる熱応動素子とを備えるとよい。このように構成した場合には、熱応動素子の加熱収縮及びスプリングの付勢力により、作動部材を所定範囲内で往復移動させることができる。
さらに、前記の構成において、前記スプリングは作動部材を介して前記バルブ部材をバルブ閉鎖方向に付勢するように構成することが好ましい。
さらに、前記の構成において、前記バルブ部材には、前記バルブシートに開閉可能に対向配置されたバルブ体と、前記カム機構を構成するカム部が設けられたカム体とを備えるとよい。このように構成した場合には、カム体に設けられたカム部の作用により、回転部材の送り回転位置に基づいてバルブ体を開閉動作させることができる。
さらに、前記の構成において、前記送り機構には、前記回転部材に回転力を付与するカムを備えるとよい。このように構成した場合には、作動部材の移動時に、送り機構のカムの作用により、回転部材を所定ピッチずつ送り回転させることができる。
さらに、前記の構成において、前記カム体には、前記回転部材の回転位置に応じて前記バルブ部材の開閉位置を規制する規制面を備えるとよい。このように構成した場合には、カム体の規制面により、回転部材の回転位置に応じてバルブ部材を所定の開閉位置に規制することができる。
さらに、前記の構成において、前記規制面は、前記バルブ部材をバルブ開放位置とバルブ閉鎖位置との間の中間開放位置に規制する部分を設けるとよい。このように構成した場合には、カム体上の異なった規制面により、バルブ部材をバルブ開放位置とバルブ閉鎖位置と中間開放位置とに規制することができる。
以上のように、この発明によれば、バルブ部材や作動部材等の主要構成を大幅に変更することなく、一部の小部品を変更することにより、開閉切り替え位置の異なったタイプのバルブ装置を容易にかつ低コストで得ることができる。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
はじめに、開放位置と、閉鎖位置との間の中間位置を取り得るようにした開閉可能なバルブ装置の例について説明する。このように、開閉可能であって、かつ中間位置を取り得る構成は、図4に示す後述のカム体34,回転部材37及び送り用カム部材51の3部品を組み込むことによって達成される。
そこで、前記3部品が組み込まれたバルブ装置の詳細を図1〜図11に基づいて説明する。なお、このバルブ装置では、説明の便宜上、図1及び図2において、紙面の上方側を上部とし、下方側を下部として説明するが、熱媒体の流路に対するバルブ装置の実際の設置状態では、その設置方向が説明の方向と相違することもある。
図1及び図2に示すように、この実施形態のバルブ装置のフレームとなる本体21内には、温水、すなわち熱媒体を通過させるための通路22が形成されている。本体21の一側上部には、通路22の一端側に連通する流入口23が形成されている。本体21の他側下部には、通路22の他端側に連通する流出口24が形成されている。本体21内において通路22の途中には同通路22内を区画する隔壁25が形成され、その隔壁25に形成したバルブ孔25aの周囲にはバルブシート26が形成されている。
前記バルブシート26に対応して本体21の上部には、ほぼ円筒状をなす保持部材27が装着されている。その保持部材27内においてバルブシート26の上方に配置されるように、本体21上には円板状の支持板28がシールリング29を介して固定されている。この支持板28の透孔にはバルブ部材30がシールリング31を介して、バルブシート26に対して接近離間する方向へ移動可能に挿通支持されている。このバルブ部材30は、支持板28の透孔に移動可能に挿通されたバルブ軸32と、バルブシート26に対して開閉可能に対向配置されるように、バルブ軸32の下端に一体に形成されたバルブ体33と、保持部材27内においてバルブ軸32の上端に一体移動可能に配置されたほぼ円筒状のカム体34とから構成されている。このカム体34と前記バルブ部材30とは別体である。
前記バルブ部材30の上方に対応して保持部材27の上端の透孔には、丸棒状の作動部材35が上下方向へ所定範囲内において移動可能に挿通支持されている。この作動部材35とバルブ部材30との間には、作動部材35の移動に基づいて、バルブ部材30のバルブ体33をバルブシート26に対して接近離間移動させて、そのバルブ体33を開放位置,閉鎖位置及び中間位置に配置させるための開閉作動機構36が介在されている。
前記開閉作動機構36は、バルブ部材30の前記カム体34と係合するように、作動部材35の下端に回転可能に、かつ作動部材35と一体に上下動可能に支持されたほぼ円筒状の回転部材37と、作動部材35の移動にともなって回転部材37を所定ピッチずつ送り回転させる送り機構38とを備えている。
前記回転部材37とバルブ部材30との間には、回転部材37の送り回転位置に基づいてバルブ部材30を開閉動作させるためのカム機構39が設けられている。このカム機構39は、回転部材37にその軸線を中心とした同一円周上に形成された後述する開閉用カム部37Bと、その開閉用カム部37Bと係合可能に対応するように、バルブ部材30のカム体34に形成された後述する規制用カム部56とから構成されている。
前記保持部材27上には、作動部材35を上下方向に往復移動させるための駆動手段としての駆動機構40が配設されている。この駆動機構40においては、作動部材35と保持部材27との間にスプリング41が介在され、このスプリング41により作動部材35が下方に向かって移動付勢されている。保持部材27の上部には作動レバー42が支軸43を介して回動可能に支持され、その作動レバー42の第1の端部には作動部材35がピン44を介して連結されている。作動レバー42の第2の端部には、滑車45が回転可能に支持されている。保持部材27の一側下部には、形状記憶合金よりなるワイヤ状の熱応動素子46がほぼU字状に曲折された状態で両端部において固定され、その熱応動素子46の中間部が前記滑車45に掛装されている。駆動機構40の全体を覆うように、保持部材27上にはカバー47が取り付けられている。前記熱応動素子46は商用電源等の電源に電圧を降下させる回路等を介して接続されて、通電路を形成している。熱応動素子46は、通電にともない自身の電気抵抗により発熱して、マルテンサイト変態により収縮する。
そして、図2に示すように、通常時には熱応動素子46に対する通電が遮断されて、熱応動素子46が伸張した状態にあって、作動部材35がスプリング41の付勢力により下方位置に移動配置されている。この状態で、熱応動素子46に通電されて、その熱応動素子46が発熱により収縮されると、スプリング41の付勢力に抗して滑車45を介して作動レバー42が図2の反時計方向に回動される。この回動により、作動部材35が下方位置から上方位置に移動される。
次に、前記作動部材35の上下方向における移動にともなって、回転部材37を所定ピッチずつ送り回転させるための送り機構38の構成について詳細に説明する。
図3〜図5に示すように、前記回転部材37の外周には同回転部材37の軸線を中心とした同一円周上において6個の送り用カム部37Aが等間隔おきに突出形成され、各送り用カム部37Aの上面及び下面には互いに反対方向に傾斜する傾斜カム面37a,37bが形成されている。回転部材37の送り用カム部37Aの上側傾斜カム面37aと係合可能に対応するように、前記保持部材27の内頂部には12個の上側送りカム部50が同一円周上において等間隔おきに突出形成されている。各上側送りカム部50の下面には、送り用カム部37Aの上側傾斜カム面37aと同一方向に傾斜する傾斜カム面50aが形成されている。
図1、図2、図4及び図5に示すように、前記保持部材27内においてバルブ部材30のカム体34と前記支持板28との間に位置するように、支持板28と保持部材27との間にはほぼ円筒状の送り用カム部材51が移動不能に固定されている。回転部材37の送り用カム部37Aの下側傾斜カム面37bに対して、前記各上側送りカム部50と異なった位置で係合可能に対応するように、前記送り用カム部材51の上端には同送り用カム部材51の軸線を中心とした同一円周上において12個の下側送りカム部52が等間隔おきに突出形成されている。各下側送りカム部52の上面には、送り用カム部37Aの下側傾斜カム面37bと同一方向に傾斜する傾斜カム面52aが形成されている。
そして、前記駆動機構40の熱応動素子46の収縮にともない、スプリング41の付勢力に抗して作動部材35が上方に移動されて、回転部材37が同方向に移動されたとき、送り用カム部37Aが図6に実線で示す第1移動位置P1から鎖線で示す第2移動位置P2に移動されて、その上側傾斜カム面37aが保持部材27内の上側送りカム部50の傾斜カム面50aに係合される。この状態で、回転部材37がさらに上方へ移動されると、両傾斜カム面37a,50aのカム作用により、送り用カム部37Aが図6に鎖線で示す第2移動位置P2から同じく鎖線で示す第3移動位置P3に移動される。この移動により、回転部材37が所定ピッチ(実施形態では360度/12の30度)のうちの半ピッチ分だけ送り回転される。
その後、熱応動素子46に対する通電が遮断されると、駆動機構40のスプリング41の付勢力により、回転部材37が熱応動素子46の伸長をともないながら下方に移動される。このため、送り用カム部37Aが図6に鎖線で示す第3移動位置P3から第4移動位置P4に移動されて、その下側傾斜カム面37bが送り用カム部材51上の下側送りカム部52の傾斜カム面52aに係合される。この状態で、スプリング41の付勢力により回転部材37がさらに下方へ移動されると、両傾斜カム面37b,52aのカム作用により、送り用カム部37Aが図6に鎖線で示す第4移動位置P4から第5移動位置P5に移動される。この移動により、回転部材37が所定ピッチのうちの残りの半ピッチ分だけさらに送り回転される。その結果、図5に示すように、作動部材35が上下方向に一往復移動されるごとに、送り用カム部37Aを介して、回転部材37が所定ピッチずつ送り回転される。
次に、前記回転部材37の送り回転位置に基づいて、バルブ部材30を開閉動作させるためのカム機構39、及びその関連の構成について詳細に説明する。
図4及び図5に示すように、前記送り用カム部材51には、上下方向に延びる3本のガイド溝53が4個の下側送りカム部52を間に挟んで形成されている。バルブ部材30のカム体34の下端外周には、3個のガイド突起54が形成されている。そして、カム体34の各ガイド突起54が送り用カム部材51の各ガイド溝53に係合されることにより、カム体34が送り用カム部材51内において、上下方向へ移動可能にガイドされるとともに、回転不能に収容保持されている。
図2に示すように、前記カム体34の各ガイド突起54と当接可能に対応するように、前記保持部材27内には段差状の当接面55が形成されている。そして、カム体34のガイド突起54が送り用カム部材51のガイド溝53に係合された状態で、保持部材27の当接面55に当接することにより、カム体34の上方への移動が規制される。この規制により、バルブ部材30のバルブ体33がバルブシート26から離間したバルブ開放位置が設定される。
図2、図4及び図7に示すように、前記回転部材37の外周には、3個の開閉用カム部37Bが1個おきの送り用カム部37Aの内側下部に対応するように回転部材37の軸線を中心とした同一円周上において突出形成されている。各開閉用カム部37Bの下面には、送り用カム部37Aの下側傾斜カム面37bと同方向に傾斜する傾斜面37cが形成されている。回転部材37の開閉用カム部37Bと係合可能に対応するように、前記カム体34の上端には規制用カム部56が形成されている。この規制用カム部56には、高さの異なる第1規制面56a、第2規制面56b、第3規制面56c及び第4規制面56dが円周方向へ所定間隔をおいて順に配列されるとともに、3組分だけ繰り返して配列されるように形成されている。そして、各第1規制面56a、第2規制面56b、第3規制面56c及び第4規制面56dはガイド突起54と対応している。
すなわち、図4及び図7に示すように、前記カム体34上の規制用カム部56の第1規制面56aは、高い位置において開閉用カム部37Bの傾斜面37cと同方向へ傾斜するように形成されている。規制用カム部56の第2規制面56bは、最も低い位置において円周方向に沿って延びるように形成されている。規制用カム部56の第3規制面56cは、第1規制面56aと第2規制面56bとの中間高さ位置において、第1規制面56aと同方向へ傾斜するように形成されている。規制用カム部56の第4規制面56dは、第1規制面56aと第2規制面56bとの中間高さ位置で、かつ第3規制面56cよりも高い位置において、第1規制面56aと同方向へ傾斜するように形成されている。
そして、図7に示すように、前記作動部材35の往復移動にともなって回転部材37が所定ピッチずつ送り回転されるごとに、回転部材37の開閉用カム部37Bがカム体34上の規制用カム部56の各規制面56a〜56dと対応する位置に順に配置される。この場合、作動部材35の上方への移動に追従して、バルブ体33及びカム体34よりなるバルブ部材30が通路22内の熱媒体の水圧により上方に移動されるとき、これらの規制面56a,56c,56d及び前記当接面55に基づいてバルブ部材30の上方移動が規制されて、バルブシート26に対するバルブ体33の開閉位置が以下のように決定される。
すなわち、図8(a)に示すように、回転部材37の開閉用カム部37Bが規制用カム部56の第1規制面56aと対応配置されたときには、スプリング41の付勢力により開閉用カム部37Bの傾斜面37cが第1規制面56aに係合されて、その第1規制面56aによりカム体34の上方移動が規制される。この規制により、図1及び図2に示すように、バルブ体33がバルブシート26に接触したバルブ閉鎖位置に配置される。これに対して、図8(b)に示すように、開閉用カム部37Bが規制用カム部56の第2規制面56bと対応配置されたときには、熱応動素子46の付勢力により回転部材37が上昇されてカム体34の上方への移動が許容されて、カム体34のガイド突起54が保持部材27内の当接面55に当接される。この当接により、図9に示すように、バルブ体33がバルブシート26から大きく離間したバルブ最大開放位置に配置される。このとき、開閉用カム部37Bと規制用カム部56の第2規制面56bとは係合されない。
また、図8(c)に示すように、回転部材37の開閉用カム部37Bが規制用カム部56の第3規制面56cと対応配置されたときには、スプリング41の付勢力によりカム体34の上方への相対移動の途中で、開閉用カム部37Bの傾斜面37cが第3規制面56cに係合される。この係合により、図10に示すように、バルブ体33がバルブ閉鎖位置とバルブ開放位置との中間の中間位置としての半開放位置に配置される。さらに、図8(d)に示すように、開閉用カム部37Bが第4規制面56dと対応配置されたときには、スプリング41の付勢力によりカム体34の上方への相対移動の途中で、開閉用カム部37Bの傾斜面37cが第4規制面56dに係合される。この係合により、図11に示すように、バルブ体33がバルブ閉鎖位置とバルブ開放位置との間で、半開放位置よりも開放量の小さい開放位置(以後、この位置を中間位置としての半々開放位置という)に配置される。
なお、前記回転部材37が回転されて、その送り用カム部37Aが前記上側送りカム部50の傾斜カム面50a間に位置して、回転部材37が上昇されたとき、カム体34も熱媒体の水圧により追随して上昇する。この場合、カム体34は、そのガイド突起54が保持部材27の当接面55に当接され、それ以上の上昇は阻止される。このため、回転部材37はカム体34と干渉することなく回転される。
次に、前記のように構成されたバルブ装置の動作を説明する。
さて、図1及び図2に示す状態では、熱応動素子46に通電が遮断されて、その熱応動素子がスプリング41の付勢力により伸長状態にあり、このため、作動部材35が駆動機構40のスプリング41の付勢力により下方位置に配置されている。すなわち、この状態においては、図7及び図8(a)に示すように、回転部材37の開閉用カム部37Bがカム体34上の規制用カム部56の最も高く位置する第1規制面56aと対応する位置に回転配置され、この開閉用カム部37Bがスプリング41の付勢力により第1規制面56aに係合している。このため、バルブ部材30全体が下方に移動配置されて、そのバルブ部材30のバルブ体33がバルブシート26に接触したバルブ閉鎖位置に配置されている。ちなみに、前記スプリング41の付勢力は、通路22内の熱媒体の水圧よりも高くなるように設定されている。
このバルブ閉鎖位置の状態で、駆動機構40の熱応動素子46に対して通電が実行されると、その熱応動素子46が発熱により収縮されて、作動部材35がスプリング41の付勢力に抗して下方位置から上方位置に移動される。このため、通路22内の熱媒体の水圧により、バルブ部材30のバルブ体33及びカム体34が作動部材35の移動に追従して、上方へ一体的に移動される。そして、バルブ部材30が上方に所定量だけ移動されたとき、図9に示すように、カム体34のガイド突起54が保持部材27内の当接面55に当接されて、バルブ体33がバルブシート26から離間したバルブ開放位置(最大開放位置)に配置される。
一方、前記作動部材35が上方に移動されるときには、回転部材37も上方へ一体的に移動される。この場合、図6に示すように、回転部材37上の送り用カム部37Aの上側傾斜カム面37aが保持部材27内の上側送りカム部50の傾斜カム面50aに係合される。そして、これらの傾斜カム面37a,50aのカム作用により、回転部材37が所定ピッチのうちの半ピッチ分だけ送り回転される。
その後、前記熱応動素子46に対する通電が停止されると、その熱応動素子46が伸張されて、作動部材35がスプリング41の付勢力により上方位置から下方位置に移動される。このため、回転部材37も下方へ一体的に移動され、図6に示すように、回転部材37上の送り用カム部37Aの下側傾斜カム面37bが送り用カム部材51上の下側送りカム部52の傾斜カム面52aに係合される。そして、これらの傾斜カム面37b,52aのカム作用により、回転部材37が所定ピッチのうちの残りの半ピッチ分だけさらに送り回転される。
その結果、回転部材37上の開閉用カム部37Bが、図7及び図8(a)に示す規制用カム部56の第1規制面56aと対応した位置から1ピッチ分回転されて、図8(b)に示すように、第2規制面56bと対応した位置に配置される。この場合、第2規制面56bが第1規制面56aよりも低い位置において円周方向へ延びるように形成されているため、回転部材37が下方に所定量移動されても、開閉用カム部37Bが第2規制面56bと当接することはない。よって、図9に示すように、前記回転部材37の下方移動に連携してバルブ部材30が下方に移動されることはなく、バルブ体33はバルブシート26から離間したバルブ開放位置に保持される。
次に、このバルブ開放位置の状態で、再び熱応動素子46に対して通電及び通電の停止が行われると、前記の場合と同様に、熱応動素子46の伸縮及びスプリング41の付勢力により、作動部材35が下方位置と上方位置との間で往復移動される。そして、この作動部材35の往復移動にともない、回転部材37が送り用カム部37A、上側送りカム部50及び下側送りカム部52を含む送り機構38を介して、1ピッチ分送り回転される。この回転により、図8(c)に示すように、回転部材37上の開閉用カム部37Bが、規制用カム部56の第3規制面56cと対応した位置に切り替え配置される。
ここで、第3規制面56cが第1規制面56aと第2規制面56bとの中間高さ位置に形成されている。このため、回転部材37がスプリング41の付勢力により作動部材35とともに下方へ移動される際、図8(c)に示すように、開閉用カム部37Bの傾斜面37cに第3規制面56cに係合されて、バルブ体33及びカム体34よりなるバルブ部材30が熱媒体の水圧に抗して、第3規制面56cの高さ位置に相当する位置まで下方に移動される。この移動により、図10に示すように、バルブ体33がバルブ閉鎖位置とバルブ開放位置との中間の半開放位置に配置される。
続いて、この半開放位置の状態で、再び熱応動素子46に対して通電及び通電の停止が行われると、前記の場合と同様に、熱応動素子46の伸縮及びスプリング41の付勢力により、作動部材35が上下方向に往復移動されて、回転部材37が送り機構38を介して1ピッチ分送り回転される。この回転により、図8(d)に示すように、回転部材37上の開閉用カム部37Bが、規制用カム部56の第4規制面56dと対応した位置に切り替え配置される。
この場合、第4規制面56dが第1規制面56aと第2規制面56bとの中間高さ位置において、第3規制面56cよりも高い位置となるように形成されている。このため、回転部材37がスプリング41の付勢力により、作動部材35とともに下方へ移動される際、図8(d)に示すように、開閉用カム部37Bの傾斜面37cが第4規制面56dに係合されて、バルブ部材30が熱媒体の水圧に抗して、第4規制面56dの高さ位置に相当する位置まで下方に移動される。この移動により、図11に示すように、バルブ体33がバルブ閉鎖位置とバルブ開放位置との間で、半開放位置よりも開放量の小さい半々開放位置に配置される。
さらに、この半々開放位置の状態で、熱応動素子46に対して通電及び通電の停止が行われると、前記の場合と同様に、熱応動素子46の伸縮及びスプリング41の付勢力により、作動部材35が往復移動されて、回転部材37がさらに1ピッチ分送り回転される。この回転により、図8(a)に示すように、回転部材37上の開閉用カム部37Bが、規制用カム部56の第1規制面56aとの対応位置に再び切り替え配置される。この場合、第1規制面56aが高い位置に形成されているため、回転部材37がスプリング41の付勢力により作動部材35とともに下方へ移動される際、図8(a)に示すように、開閉用カム部37Bの傾斜面37cが第1規制面56aに係合されて、バルブ部材30が第1規制面56aの高さ位置に相当する移動量で下方に大きく移動される。この移動により、図1及び図2に示すように、バルブ体33がバルブ閉鎖位置に切り替え配置される。
次に、図4に示す前記のカム体34,回転部材37及び送り用カム部材51の3部品に代えて、図5に示す異なる構成の異なる構成のカム体134、回転部材137及び送り用カム部材151が装備されたバルブ装置について説明する。
すなわち、このバルブ装置においては、図12〜図17に示すように、前記カム体34、回転部材37及び送り用カム部材51に代えて、異なる構成のカム体134、回転部材137及び送り用カム部材151が装備されている。図13及び図14に示すように、送り用カム部材151に6本のガイド溝53が2個の下側送りカム部52を間に挟んで形成されている。これに対して、カム体134の下端外周には、送り用カム部材151の各ガイド溝53に係合可能な6個のガイド突起54が突出形成されている。
さらに、図13及び図15に示すように、回転部材137の外周には6個の開閉用カム部37Bが、6個の送り用カム部37Aとそれぞれ対応するように形成されている。これに対して、カム体134の上端の規制用カム部56には、バルブ閉鎖位置を規制するための6個の高い位置の第1規制面56aと、バルブ開放位置を規制するための6個の低い位置の第2規制面56bとが交互に配列形成されている。この場合、各第1規制面56aが前記ガイド突起54とそれぞれ対応するように形成されている。
従って、この実施形態のバルブ装置においては、熱応動素子46に対する通電及び通電の停止により、熱応動素子46の伸縮及びスプリング41の付勢力により、作動部材35が上下方向に往復移動されて、回転部材137が1ピッチずつ送り回転されると、図16(a)及び(b)に示すように、回転部材137上の開閉用カム部37Bが、カム体134上の規制用カム部56の第1規制面56aと第2規制面56bとに交互に対応配置される。そして、図16(a)に示すように、開閉用カム部37Bが第1規制面56aと対応配置されたときには、図12に示すように、スプリング41の付勢力により、バルブ部材30のバルブ体33がバルブ閉鎖位置に切り替え配置される。これに対して、図16(b)に示すように、開閉用カム部37Bが第2規制面56bと対応配置されたときには、図17に示すように、熱媒体の水圧に基づいてバルブ体33がバルブ開放位置に切り替え配置される。
以上のように、図4に示す前記のカム体34,回転部材37及び送り用カム部材51を設けたバルブ装置においては、バルブ体33がバルブ閉鎖位置、バルブ開放位置、半開放位置及び半々開放位置の4位置に切り替えられる。これに対して、図5に示すカム体134、回転部材137及び送り用カム部材151が装備されたバルブ装置においては、バルブ体33がバルブ閉鎖位置とバルブ開放位置との2位置に切り替えられるように構成されている。このように、開閉切り替え位置の異なったタイプのバルブ装置を具体化する場合には、カム体34、回転部材37及び送り用カム部材51の3つの部材のみを、カム体134、回転部材137及び送り用カム部材151と交換すればよい。
よって、バルブ装置の本体21、バルブ体33、作動部材35、駆動機構40等の主要構成を変更することなく、送り機構38やカム機構39における一部の部材を交換するのみで、開閉切り替え位置の異なったタイプへの変更を容易に行うことができる。
また、前記実施形態においては、駆動機構40のワイヤ状の熱応動素子46が滑車45に掛装された状態で、スプリング41の付勢力により常に直線状の緊張状態に保持されるように構成されている。すなわち、熱応動素子46が伸長状態にあるときには、バルブ体33を閉鎖位置あるいは閉鎖位置と半開放位置,半々開放位置との保持するために、常にスプリング41の付勢力が作動部材35,回転部材37等を介してバルブ体33に作用する。このため、この場合には、熱応動素子46に緊張力が作用する。従って、熱応動素子46が湾曲状の弛緩状態と直線状の緊張状態との間で繰り返し変形されることはほとんどなく、熱応動素子46の固定側端部が疲労によって折損するおそれを防止することができる。
従って、以上の実施形態においては、以下の効果を得ることができる。
(1) バルブ部材30の開閉切り替え位置を、例えば開放位置及び閉鎖位置の2位置と、開放位置、半開放位置及び閉鎖位置の3位置との間で構造変更したい場合、フレームを形成する保持部材27,バルブ部材30,作動部材35等の主要構成を大幅に変更することなく、送り機構やカム機構における一部の部品を変更すればよい。よって、開閉切り替え位置の異なったタイプへの構造変更を容易に行うことができる。
(2) 熱応動素子46が緊張状態に保持されるため、熱応動素子46の疲労折損を防止することができる。
(変更例)
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記各実施形態のほかに、バルブ体33がバルブ閉鎖位置、バルブ開放位置及び半開放位置の3位置、または5位置以上の複数位置に切り替え配置されるように構成すること。
・ 前記実施形態のバルブ装置を床暖房装置以外の装置、例えば冷却回路において冷媒分配のために用いること。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握されるものの、請求項に未記載の技術的思想の一例を以下に示す。
(A) バルブシートと、
そのバルブシートに対して接離可能なバルブ部材と、
駆動手段の駆動により所定範囲内を往復移動される作動部材と、
その作動部材とバルブ部材との間に介在され、作動部材の移動に基づいて、前記バルブ部材を開放位置と閉鎖位置とに移動させる開閉作動機構とを備えたバルブ装置において、
前記駆動手段として、作動部材を付勢するスプリングと、そのスプリングの付勢力に抗して作動部材を移動させる熱応動素子とを設け、
前記熱応動素子の疲労破損を防止するために、前記スプリングの付勢力を利用して熱応動素子を緊張状態に維持するようにした保護手段を設けたことを特徴とするバルブ装置。
このような構成を採用すれば、簡単な構成をもって、熱応動素子の繰り返し変形に起因する同熱応動素子の疲労破損を防止できる。ちなみに、特開平4−351387号公報には、スプリングの付勢力を利用して形状記憶合金からなるワイヤの弛みを防止するようにした技術が記載されている。しかしながら、この特開平4−351387号公報には、バルブ機能に関する具体的な構成はほとんど記載されていない。まして、作動部材を付勢するスプリングを利用して形状記憶合金を緊張させるという構成については、全く記載されていない。従って、この特開平4−351387号公報においては、前記(A)項のような簡単な構成をもって、熱応動素子の疲労破損を防止できるという機能を得ることはできない。
(B) 前記(A)項において、
前記開閉作動機構を、
前記作動部材の先端に回転可能に支持され、前記バルブ部材と係合する回転部材と、前記作動部材の移動にともなって前記回転部材を所定ピッチずつ送り回転させる送り機構とにより構成し、
前記回転部材とバルブ部材との間には、回転部材の送り回転位置に基づいてバルブ部材を開閉動作させるカム機構を設けたことを特徴としたバルブ装置。
(C) 前記(B)項において、
前記スプリングは作動部材を介して前記バルブ部材をバルブ閉鎖方向に付勢することを特徴とするバルブ装置。
実施形態のバルブ装置を示す断面図。 図1の2−2線における断面図。 図2の3−3線における部分拡大断面図。 図1のバルブ装置における一部の部材を分解して示す斜視図。 回転部材を送り回転させるための送り機構のカム構造を示す展開図。 図5のカム構造による回転部材の送り回転動作を示す説明図。 回転部材の回転位置に基づいてバルブ部材を開閉動作させるためのカム機構のカム構造を示す展開図。 (a)〜(d)は回転部材の異なった回転位置におけるバルブ部材の開閉動作状態を示す説明する。 図2のバルブ装置においてバルブ部材が同図の閉鎖位置から開放位置に切り替えられた状態を示す断面図。 同じくバルブ装置のバルブ部材が半開放位置に切り替えられた状態を示す断面図。 同じくバルブ装置のバルブ部材が半々開放位置に切り替えられた状態を示す断面図。 実施形態のバルブ装置を示す断面図。 図12のバルブ装置における一部の部材を分解して示す斜視図。 回転部材を送り回転させるための送り機構のカム構造を示す展開図。 回転部材の回転位置に基づいてバルブ部材を開閉動作させるためのカム機構のカム構造を示す展開図。 (a)及び(b)は回転部材の異なった回転位置におけるバルブ部材の開閉動作状態を示す説明図。 図12のバルブ装置においてバルブ部材が同図の閉鎖位置から開放位置に切り替えられた状態を示す断面図。
符号の説明
21…バルブ装置の本体、22…通路、26…バルブシート、27…保持部材、30…バルブ部材、33…バルブ体、34…カム体、35…作動部材、36…開閉作動機構、37…回転部材、37A…送り用カム部、37B…開閉用カム部、37a…上側傾斜カム面、37b…下側傾斜カム面、38…送り機構、39…カム機構、40…駆動手段としての駆動機構、41…スプリング、46…熱応動素子、50…上側送りカム部、50a…傾斜カム面、51…送り用カム部材、52…下側送りカム部、52a…傾斜カム面、56…規制用カム部、56a…第1規制面、56b…第2規制面、56c…第3規制面、56d…第4規制面、134…カム体、137…回転部材、151…送り用カム部材。

Claims (7)

  1. バルブシートと、
    そのバルブシートに対して接離可能なバルブ部材と、
    所定範囲内を移動可能な作動部材と、
    その作動部材とバルブ部材との間に介在され、作動部材の移動に基づいて、前記バルブ部材を開放位置と閉鎖位置とに移動させる開閉作動機構とを備えたバルブ装置において、
    前記開閉作動機構を、
    前記作動部材の先端に回転可能に支持され、前記バルブ部材と係合する回転部材と、前記作動部材の移動にともなって前記回転部材を所定ピッチずつ送り回転させる送り機構とにより構成し、
    前記回転部材とバルブ部材との間には、回転部材の送り回転位置に基づいてバルブ部材を開閉動作させるカム機構を設けたことを特徴としたバルブ装置。
  2. 前記作動部材を移動させるための駆動手段を設け、その駆動手段は、作動部材を移動方向の一方向に付勢するスプリングと、作動部材を前記スプリングに抗して移動させる熱応動素子とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のバルブ装置。
  3. 前記スプリングは作動部材を介して前記バルブ部材をバルブ閉鎖方向に付勢することを特徴とする請求項2に記載のバルブ装置。
  4. 前記バルブ部材は、前記バルブシートに開閉可能に対向配置されたバルブ体と、前記カム機構を構成するカム部が設けられたカム体とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のバルブ装置。
  5. 前記送り機構は、前記回転部材に回転力を付与するカムを備えたことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のバルブ装置。
  6. 前記カム体は、前記回転部材の回転位置に応じて前記バルブ部材の開閉位置を規制する規制面を備えたことを特徴とする請求項4または5に記載のバルブ装置。
  7. 前記規制面は、前記バルブ部材をバルブ開放位置とバルブ閉鎖位置との間の中間開放位置に規制する部分を有することを特徴とする請求項6に記載のバルブ装置。
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