JP2008291938A - 直動案内装置用スライダおよび直動案内装置 - Google Patents

直動案内装置用スライダおよび直動案内装置 Download PDF

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Abstract

【課題】左右の負荷軌道に均等に潤滑剤を供給し得る直動案内装置用スライダを提供する。
【解決手段】このスライダのエンドキャップ7は、一対の袖部7s、その一対の袖部7s相互を繋ぐ胴部7d、および潤滑剤供給路21を有し、胴部7dには、その幅方向中央から離間した位置に潤滑剤供給口26が設けられている。そして、潤滑剤供給路21は、潤滑剤供給口26に連通するとともに胴部7dの幅方向に沿って形成された主流管路23と、その主流管路23とスライダの負荷軌道とを連通させるように一対の袖部7sにそれぞれ形成された支流管路24とを有し、主流管路23と支流管路24とは、主流管路23での潤滑剤の圧送抵抗が支流管路24での潤滑剤の圧送抵抗に比べて小さくなるように、主流管路23の横断面積が、支流管路24の横断面積よりも大きくなっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば製造装置や加工機械等の各種機械に用いられ、スライダが案内レールに沿って相対移動可能な直動案内装置に係り、特に、この種の直動案内装置に好適に用いることができるスライダに関する。
この種の直動案内装置としては、例えば図7に例示する直動案内装置100のように、自身外面の左右側面部に軌道としての複数の転動体転動溝4を有する案内レール1と、その案内レール1に跨設されて案内レール1の転動体転動溝4に対向する負荷軌道としての転動体転動溝6を内面に有するスライダ102とを備えるものがある。
同図に示すように、スライダ102は、スライダ本体5と、その両端面部に装着された一対のエンドキャップ107とを有している。各エンドキャップ107の内部には、略U字状の方向転換路(同図では不図示)がそれぞれに形成されており、各方向転換路は、スライダ本体5の転動体戻し通路11、および、案内レール1およびスライダ本体5の両転動体転動溝4,6からなる転動体転動路8の端部同士を繋いで円環状の無限循環路を構成している。そして、この無限循環路内に、エンドキャップ107の方向転換路およびスライダ本体5の転動体戻し通路11に遊嵌するとともに転動体転動路8に介装された状態に複数の転動体3が充填されている。
これにより、図7に例示する直動案内装置は、充填された複数の転動体3が、案内レール1に対するスライダ102の相対移動に伴って無限循環路内を転動し、一方のエンドキャップ107内の方向転換路で方向転換した後、転動体戻し通路11に導入されて反対側の方向転換路から再び転動体転動路8に戻るという循環をしつつ、これら複数の転動体3を介してスライダ102が案内レール1の長手方向に沿って円滑に相対移動するようになっている。
さらに、この種の直動案内装置では、その案内レールとスライダ相互の相対移動をより円滑にするために、前記負荷軌道を含む無限循環路等の軌道部分に潤滑剤を供給するための潤滑剤供給路として、例えばエンドキャップに、その内部の方向転換路に潤滑剤を供給する潤滑剤供給路が形成されたものが知られている。例えば特許文献1ないし2に記載の技術では、図7に示すように、エンドキャップ107の幅方向中央部に、潤滑剤供給口126を設けており、この潤滑剤供給口126にニップル126nが取り付けられている。そして、潤滑剤供給口126に連通する潤滑剤供給路121をエンドキャップ107の、スライダ本体5側面との対向面に形成している。
ここで、これら特許文献1ないし2に記載の技術では、エンドキャップ107の幅方向中央の位置から左右の袖部内の方向転換路に均等に潤滑剤を供給するために、潤滑剤供給路が左右対称に構成され、また、潤滑剤供給路のどの部分においてもその横断面積がほぼ同じである。特に、潤滑剤供給路のうちその幅方向に延びる部分と、エンドキャップ左右の袖部での上下方向に延びる部分との断面積には差異がほとんどないように設定される。これにより、ニップル126から潤滑剤供給路121を介して潤滑剤を方向転換路に供給し、左右の各方向転換路それぞれにほぼ均等に潤滑剤を振り分けて供給することができる。そして、方向転換路から無限循環路内に供給された潤滑剤によって、案内レールの軌道とスライダの負荷軌道とを含む無限循環路内に潤滑剤を供給し、案内レールとスライダ相互の相対移動をより円滑にするとともに、長期に亘って安定した性能を維持することを可能としている。
実公平4−3126号公報(図4) 実公平6−39144号公報(図4)
ところで、この種の直動案内装置を、例えばX−Yテーブル装置の案内として使用し、且つ、潤滑剤を外部から供給する構成で用いる際に、装置周辺の部材構成との兼ね合いで、潤滑剤供給用の配管を、直動案内装置のスライダの幅方向中央の位置に接続できない場合がある。このような場合、例えば図8に例示するように、潤滑剤供給口126を、例えばエンドキャップ107の側面等、スライダの幅方向中央から離間した位置に設けるとともに、その潤滑剤供給口126に潤滑剤供給用の配管を接続する必要が生じる。そのため、同図(a)に示すように、例えばエンドキャップ107の側面107sから潤滑剤を供給する場合は、潤滑剤供給口から、潤滑剤が方向転換路12へ供給される連通路126kの箇所までの経由する潤滑剤供給路の長さが左右で異なることになる。
しかしながら、上述した特許文献1ないし2に記載の技術では、潤滑剤供給路が左右対称の構成であり、潤滑剤供給路のどの部分においてもその横断面積がほぼ同じである。つまり、エンドキャップの胴部に形成された、潤滑剤供給路の幅方向に延びる部分と、幅方向左右の袖部での上下方向に延びる部分とでの相互の断面積の差異が実際にはほとんどない状態に設定されているので、幅方向中央から離間した位置に設けた潤滑剤供給口から潤滑剤供給路を介して潤滑剤を各方向転換路に供給しようとしても、左右の方向転換路に圧送される潤滑剤の圧送抵抗に差異が生じてしまう。
より詳しくは、図9に例示するように、潤滑剤供給口126から遠いα側(同図での左側)に流れる潤滑剤JLの圧送抵抗は、潤滑剤供給口を繋ぐ、幅方向に延びる潤滑剤供給路126e(γ部分)とそれ以外の左右の袖部に形成された潤滑剤供給路126fにおける抵抗との和になる。したがって、α側の潤滑剤供給路126f部分での圧送抵抗は、供給路の奥にいくにつれて大きくなっていく。これに対し、潤滑剤供給口126に近いβ側(同図での右側)に流れる潤滑剤JLの圧送抵抗は、潤滑剤供給路126e(γ部分)をほとんど経由しない。そのため、ほぼ、袖部に形成された潤滑剤供給路126fにおける圧送抵抗のみとなる。したがって、潤滑剤供給口126に近いβ側に流れる潤滑剤JLの量が多くなり、結果として、潤滑剤供給口から遠いα側には潤滑剤JLが流れ難くなり、α側への潤滑剤JLの供給量が少なくなるのである。
このように、潤滑剤を圧送する際の抵抗は、潤滑剤が経由する潤滑剤供給路の長さによって大きく影響を受ける。そのため、潤滑剤供給口に対して潤滑剤供給路が左右非対称である場合には、左右への潤滑剤の供給量に差異が生じる。そして、上記特許文献1ないし2に記載の技術では、潤滑剤を圧送する際の抵抗に対し、潤滑剤供給路の形状に特段の配慮がなされていないため、潤滑剤供給口の位置の違いによって、例えば潤滑剤供給口126から遠いα側では、潤滑剤供給口に近いβ側に比べて、流れる潤滑剤の圧送抵抗が大きくなり、潤滑剤供給口126から遠いα側に供給される潤滑剤の量が少なくなってしまう。そのため、左右の負荷軌道を含む無限循環路それぞれに均等に潤滑剤を供給することができなくなり、潤滑剤の量が少ない方向転換路からその無限循環路内に供給される潤滑剤が早期に不足するおそれがある。これにより、左右の負荷軌道のいずれか一方での潤滑剤不足が生じる要因となり、潤滑剤が不足すれば、直動案内装置の円滑な作動が損なわれてしまうことになる。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、潤滑剤供給口の位置の違いに関係なく、左右の負荷軌道に均等に潤滑剤を供給し得る直動案内装置用スライダ、および直動案内装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のうち第一の発明は、両側面に軌道をもつ案内レールを有する直動案内装置に用いられ、前記案内レールの両側面の軌道に対向する負荷軌道を内側面に有する一対の袖部と、その一対の袖部相互を繋ぐ胴部と、前記負荷軌道に潤滑剤を供給するための潤滑剤供給路とを有し、前記案内レールに跨設されるとともにその軌道に沿って相対移動をするスライダであって、前記胴部には、少なくとも一つの潤滑剤供給口が当該胴部の幅方向中央から離間した位置に設けられ、前記潤滑剤供給路は、前記潤滑剤供給口に連通するとともに前記胴部の幅方向に沿って形成された主流管路と、その主流管路と前記負荷軌道とを連通させるように前記一対の袖部にそれぞれ形成された支流管路と、を有して構成されており、前記主流管路と支流管路とは、相互の横断面積の差によって、前記主流管路での潤滑剤の圧送抵抗が前記支流管路での潤滑剤の圧送抵抗に比べて小さくなるように、前記主流管路の横断面積が、前記支流管路の横断面積よりも大きくなっていることを特徴としている。
第一の発明に係る直動案内装置用スライダによれば、当該スライダに形成された潤滑剤供給路は、スライダ胴部の幅方向中央から離間した位置に設けられた潤滑剤供給口に連通するとともに胴部にその幅方向に沿って形成された主流管路と、その主流管路と負荷軌道とを連通させるように、当該スライダの一対の袖部にそれぞれ形成された支流管路とを有して構成され、主流管路と支流管路とは、相互の横断面積の差によって、主流管路での潤滑剤の圧送抵抗が支流管路での圧送抵抗に比べて小さくなるように、主流管路の横断面積が、支流管路の横断面積よりも大きくなっているので、主流管路から各袖部の支流管路に供給される潤滑剤を、それぞれの支流管路に均等に供給するように構成することができる。したがって、潤滑剤供給口の位置の違いに関係なく、左右の無限循環路に均等に潤滑剤を供給することができる。
ここで、第一の発明に係る直動案内装置用スライダにおいて、前記支流管路は、当該支流管路の他の管路部分よりも横断面積の小さい絞り部を有することは好ましい。このような構成であれば、主流管路の横断面積を、支流管路の横断面積よりも大きい断面積にする構成とする上で好適であり、相互の横断面積の差を、主流管路での潤滑剤の圧送抵抗が支流管路での圧送抵抗に比べて小さくして、主流管路から各袖部の支流管路に供給される潤滑剤が、それぞれの支流管路に均等に供給されるように構成する上で好ましい。
また、第一の発明に係る直動案内装置用スライダにおいて、前記潤滑剤供給口は、前記胴部の両側面に設けられ、そのいずれか一方を選択的に使用できるようになっていることは好ましい。このような構成であれば、スライダに潤滑剤供給用の配管を接続する際に、例えば装置周辺の部材の構成との兼ね合いから制約を受ける場合であっても、配管の自由度を大きくする上で好適である。
また、本発明のうち第二の発明は、第一の発明に係る直動案内装置用スライダにおいて、前記直動案内装置は、前記案内レールが、前記軌道としての転動体転動溝をその両側面に有し、前記スライダが、前記案内レールの転動体転動溝に対向する前記負荷軌道としての転動体転動溝を前記袖部の内側面に有し且つ該袖部に自身の軸方向に貫通する転動体戻し通路を有するとともに前記案内レールに跨設されるスライダ本体と、該スライダ本体の一対の袖部および胴部に対向する一対の袖部および胴部を有するとともに該スライダ本体の両端部に取り付けられて前記案内レールおよびスライダ本体の両転動体転動溝からなる転動体転動路と前記転動体戻し通路とを連通させる方向転換路を有する一対のエンドキャップとを有し、さらに、前記転動体転動路に介装されるとともに、前記エンドキャップの方向転換路および前記スライダ本体の転動体戻し通路に遊嵌する複数の転動体を備え、前記潤滑剤供給口および前記潤滑剤供給路は、当該エンドキャップに形成されていることを特徴としている。このような構成であれば、直動案内装置が、スライダが複数の転動体を介して案内レールに沿って相対移動し、スライダが、スライダ本体とその両側の一対のエンドキャップとを有してなるものに、第一の発明に係る直動案内装置用スライダを適用する上で好適である。
また、本発明のうち第三の発明は、両側面に転動体転動溝を有する案内レールと、その案内レールの転動体転動溝に対向する転動体転動溝を袖部の内側面に有し且つ該袖部に自身の軸方向に貫通する転動体戻し通路を有するとともに前記案内レールに跨設されるスライダ本体と、そのスライダ本体の両端部に取り付けられて前記案内レールおよびスライダ本体の両転動体転動溝からなる転動体転動路と前記転動体戻し通路とを連通させる方向転換路を有する一対のエンドキャップと、前記転動体転動路に介装されるとともに、前記エンドキャップの方向転換路および前記スライダ本体の転動体戻し通路に遊嵌する複数の転動体と、を備える直動案内装置において、前記スライダとして、第二の発明に係る直動案内装置用スライダが装着されていることを特徴としている。
第三の発明に係る直動案内装置によれば、第二の発明に係る直動案内装置用スライダが装着されているので、この直動案内装置を、例えばX−Yテーブル装置の案内として使用し、且つ、潤滑剤を外部から供給する構成で使用する際に、装置周辺の部材の構成との兼ね合いで、スライダの幅方向中央の位置に潤滑剤供給用の配管を接続できない場合であっても、潤滑剤供給口の位置の違いに関係なく、左右の方向転換路に均等に潤滑剤を供給し、これにより、各方向転換路に連通する各転動体転動溝(負荷軌道)に均等に潤滑剤を供給することができる。
上述のように、本発明によれば、潤滑剤供給口の位置の違いに関係なく、左右の負荷軌道に均等に潤滑剤を供給し得る直動案内装置用スライダ、および直動案内装置を提供することができる。
以下、本発明に係る直動案内装置の一実施形態であるリニアガイドについて図面を適宜参照して説明する。なお、図1はそのリニアガイドの平面図であり、同図ではその一部を破断した状態で図示している。また、図2は、本発明に係る直動案内装置用スライダが備えるエンドキャップの一実施形態の説明図であり、同図(a)は、図1でのX−X断面図、同図(b)は、同図(a)でのA−A断面図である。なお、上述した図7に示す従来の直動案内装置と同様の構成については、同一の符号を付して説明する。
図1に示すように、このリニアガイド10は、直線状に形成された案内レール1と、その案内レール1に跨設された略コ字状の横断面形状をもつスライダ2とを備えている。この案内レール1には、その左右側面部に、軌道として転動体転動溝4が三条ずつ計六条形成されている。一方、スライダ2は、その内面部に、案内レール1の各転動体転動溝4にそれぞれ対向する六つの負荷軌道として転動体転動溝6を有している(同図では六条形成された図は不図示)。そして、これら案内レール1およびスライダ2相互の転動体転動溝4,6から構成される転動体転動路8に複数の球(ボール)の転動体3が介装される。
さらに、図1に示すように、スライダ2は、スライダ本体5と、このスライダ本体5の両端面部5aに装着された一対のエンドキャップ7とを備えている。スライダ本体5は金属製であり、その内部には、転動体転動溝6と並行して自身の軸方向に貫通する転動体戻し通路11が形成されている。
一方、一対のエンドキャップ7は、合成樹脂製であり、スライダ本体5の外形形状と略相似形状且つ略同一の寸法をなす略コ字状に形成されている(図2(a)参照)。そして、各エンドキャップ7は、スライダ2の両端面に二本の固定ねじ28で取り付けられている。各エンドキャップ7の内部には、略U字状の方向転換路12がそれぞれに三箇所形成されており、各方向転換路12は、転動体戻し通路11および転動体転動路8の端部同士を繋いでおり、上記転動体転動路8、転動体戻し通路11および両側の方向転換路12によって円環状の無限循環路が6つ構成される。そして、各無限循環路に対し、上記複数の転動体3が、転動体転動路8に介装されるとともに、方向転換路12および転動体戻し通路11に遊嵌して装填される。
これにより、スライダ2の相対移動に伴って転動体転動路8を転動した転動体3は、一方のエンドキャップ7内の方向転換路12で方向転換した後、転動体戻し通路11に導入されて反対側の方向転換路12から再び転動体転動路8に戻るという循環をしつつ、これら複数の転動体3を介してスライダ2が案内レール1の長手方向に沿って相対移動可能になっている。なお、このリニアガイド10には、図1に示すように、スライダ2の相対移動方向での端面となる、各エンドキャップ7の外側面に、サイドシール9がそれぞれ取り付けられている。このサイドシール9は、不図示のリップ部以外はエンドキャップ7の外形形状と略相似形状且つ同一の寸法に形成されており、そのリップ部によって塵埃などの異物が案内レール1とエンドキャップ7との間からスライダ2の内部に侵入するのを防止している。
ここで、上記各エンドキャップ7は、図2に示すように、スライダ本体5端面と対向する接合面7mに、方向転換路12に潤滑剤を供給するための連通路22を有する潤滑剤供給路21を備えている。以下、このエンドキャップ7および潤滑剤供給路21について図2を適宜参照しつつ詳しく説明する。
このエンドキャップ7は、図2(a)に示すように、略コ字状をなすことで、その幅方向での中央に位置する胴部7dと、その胴部7d両側に形成された一対の袖部7sとを有して形成されている。エンドキャップ7の胴部7dには、当該胴部7dの幅方向中央CLから離間した位置(同図の例では左右の両端面7t)に、外部から潤滑剤を導入するための潤滑剤供給口26が設けられている。この左右の潤滑剤供給口26は、その軸方向に貫通して、潤滑剤供給路21に連通させる連通穴26aのみが、一部を未穿孔状態のままで成形されており、リニアガイド10を使用する際に、連通穴26aを追加工によって連通形成することによって、左右の潤滑剤供給口26のいずれか一方を選択的に使用できるようになっている。本実施形態の例では、一対のエンドキャップ7のうちの一方のエンドキャップ7(図1での上側のエンドキャップ7)に対して、図2右側の潤滑剤供給口26のみに対し、その軸方向に貫通する連通穴26aを、潤滑剤供給路21の主流管路23(後に詳述)に連通するように穿孔して使用している。そして、この連通穴26aを穿孔した側の潤滑剤供給口26に、ニップル26nが取り付けられ(図1参照)、このニップル26nに不図示の供給管路が着脱可能に接続されるようになっている。なお、胴部7dの幅方向中央CLの位置についても潤滑剤供給口26が更に潤滑剤供給路21に連通するように設けられており、必要に応じて従来同様に、胴部7dの幅方向中央の位置からの潤滑剤の導入も可能になっているが、本実施形態の例では、主流管路23の横断面を狭めることのない寸法の栓26bが取り付けられ、この栓26bによって、中央の潤滑剤供給口26は閉塞されている。他方のエンドキャップ7(図1での下側のエンドキャップ7)については、両側とも連通穴26aを追加工せず、また、中央の潤滑剤供給口26については、栓26bによって閉塞されている。
ここで、この潤滑剤供給路21は、図2に示すように、主流管路23と支流管路24とを備えて構成されている。詳しくは、主流管路23は、潤滑剤供給路21のうちの、胴部7dの幅方向に沿って形成された部分であり、その横断面は矩形状をなしている。そして、上記ニップル26nを取り付けた側の潤滑剤供給口26にその主供給路21の幅方向での一方の端部(同図(a)での右側)が連通している。また、支流管路24は、潤滑剤供給路21のうちの、左右の一対の袖部7sそれぞれに袖部7sに沿って上下方向に形成された部分である。そして、左右の支流管路24は、その横断面が矩形状をなし、各支流管路24の上端部と主流管路23の左右の端部とが連通している。また、上記連通路22は、左右の支流管路24の途中部分での各方向転換路12に対応した位置にそれぞれ設けられ、支流管路24を介して主流管路23と前記方向転換路12とを連通させるように構成されている。なお、この例では、左右の支流管路24は、左右各三条の無限循環路に対応する左右三つの方向転換路12毎に、それぞれ対向して形成された連通路22を3つ有している。これにより、潤滑剤を外部からニップル26nに圧送することによって、潤滑剤供給口26から潤滑剤供給路21の主流管路23に潤滑剤が導入され、さらに主流管路23に導入された潤滑剤が左右の支流管路24に圧送される。そして、左右の支流管路24の各連通路22から各方向転換路12に供給され、各方向転換路12に連通するスライダ本体5の転動体転動溝6に対して必要な潤滑剤が供給されるようになっている。
そして、この潤滑剤供給路21は、その主流管路23の横断面積(図2(b)に示す、寸法a×寸法b)が、支流管路24の横断面積の最大値(図2に示す、寸法c×寸法d)よりも大きい(太い)断面積になっている。換言すれば、この潤滑剤供給路21は、中央の胴部7dに位置する部分(主流管路23)の全幅に亘る横断面積が、それ以外の全ての潤滑剤供給路となる左右の袖部7sに位置する部分(支流管路24)の全幅に亘る横断面積よりも大きく(太く)形成されている。
そして、ニップル26に繋がる主流管路23とそれ以外の支流管路24の横断面積との差は、主流管路23での潤滑剤の圧送抵抗が支流管路24上下方向の圧送抵抗に比べて十分に小さくなる程度に設定されている。つまり、その支流管路24に対する主流管路23の横断面積の大きさは、主流管路23から分枝して各支流管路24に供給される潤滑剤が、左右の支流管路24から均等に供給されるような大きさに設定されている。
さらに、支流管路24において、主流管路23と相互に繋がる部分には、支流管路24の他の管路部分(以下、連絡路とも呼ぶ)25よりも横断面積の小さい絞り部27が左右それぞれに設けられている。なお、上記各連通路22は、その横断面が円形であり、いずれも同じ太さの管路であるが、その横断面積は、連絡路25の横断面積(図2に示す、寸法c×寸法d)よりも小さい(細い)寸法になっている。
次に、この潤滑剤供給路21の作用・効果について説明する。
上述のように、このリニアガイド10によれば、そのスライダ2は、エンドキャップ7に潤滑剤供給路21を備えており、この潤滑剤供給路21は、各方向転換路12に連通形成された連通路22を有し、各方向転換路12を介して各無限循環路に向けて潤滑剤JLを供給するようになっているので、潤滑剤を適宜供給することによって案内レール1とスライダ2相互の相対移動をより円滑にするとともに、長期に亘ってリニアガイド10の安定した性能を維持することを可能としている。
そして、このリニアガイド10によれば、そのスライダ2は、そのエンドキャップ7に形成された上記潤滑剤供給路21が、エンドキャップ7の胴部7dの幅方向中央から離間した位置に設けられた潤滑剤供給口26に連通するとともに胴部7dにその幅方向に沿って形成された主流管路23と、その主流管路23と方向転換路12とを連通させるように、当該エンドキャップ7の一対の袖部7sにそれぞれ形成された支流管路24とを有して構成され、主流管路23の横断面積は、支流管路24の横断面積よりも大きい(太い)断面積になっており、潤滑剤供給口26を繋ぐ潤滑剤供給路(主流管路23)とそれ以外の潤滑剤供給路(支流管路24)の断面積との差は、潤滑剤供給口26を繋ぐ潤滑剤供給路(主流管路23)での潤滑剤JLの圧送抵抗がそれ以外の潤滑剤供給路(支流管路24)の圧送抵抗に比べて十分に小さくなる程度に設定されているので、潤滑剤供給口26の位置の違いに関係なく、左右の無限循環路に均等に潤滑剤JLを供給することができる。
すなわち、このスライダ2によれば、図3に示すように、そのエンドキャップ7は、潤滑剤供給路21の主流管路23の横断面積を支流管路24のそれより大きくし、主流管路23(γ部分)での潤滑剤JLの圧送抵抗を極力小さくするように管路の太さを設定している。これにより、潤滑剤供給口26から遠いα側(同図での左側)および潤滑剤供給口126に近いβ側(同図での右側)の左右両側に流れる潤滑剤JLの圧送抵抗をほぼ同じにすることができ、左右両側にほぼ均等に潤滑剤JLを供給することができる。したがって、α側、β側とももほぼ等しい量の潤滑剤JLを安定して供給することを可能としている。
さらに、このスライダ2によれば、各連通路22は、その横断面積は、支流管路24の横断面積(図2に示す、寸法c×寸法d)よりも小さい(細い)寸法になっているので、左右の支流管路24に均等に流れる潤滑剤JLを、さらに各方向転換路12に対しても均等に振り分けることができる。
また、このエンドキャップ7によれば、支流管路24は、当該支流管路24の他の管路部分よりも横断面積の小さい絞り部27を、主流管路23と支流管路24とが相互に繋がる部分に有するので、主流管路23の横断面積を、支流管路24の横断面積よりも大きい断面積にする構成とする上で特に好適であるとともに、各連通路22へ均等に潤滑剤JLを供給する上でもより好ましい。
また、このエンドキャップ7によれば、潤滑剤供給口26は、胴部7dの左右両側面に設けられ、その軸方向に貫通して主流管路23に連通させる連通穴26aの一部分のみを未穿孔状態で成形することで、そのいずれか一方を選択的に使用できるようになっているので、このリニアガイド10を、例えばX−Yテーブル装置の案内として使用し、且つ、潤滑剤を外部から供給する構成で用いる際に、装置周辺の部材の構成との兼ね合いで、幅方向左右のいずれかに配管を接続する上での不都合がある場合があるような場合に、このエンドキャップ7は、左右の潤滑剤供給口26のうち配管の都合の良い側に合わせて適宜選択した潤滑剤供給口26を使用することができる。したがって、このリニアガイド10は、そのスライダ2に潤滑剤供給用の配管を接続する際に、例えば装置周辺の部材の構成との兼ね合いから制約を受ける場合であっても、配管の自由度を大きくすることができる。
以上説明したように、このスライダ2およびこれを備えるリニアガイド10によれば、潤滑剤供給口26の位置の違いに関係なく、左右の無限循環路に均等に潤滑剤JLを供給することができる。
なお、本発明に係る直動案内装置用スライダ、および直動案内装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明に係る潤滑剤供給路を有する直動案内装置(直動案内軸受)の例として、リニアガイドを例に説明したが、これに限定されず、案内レールと、その案内レールに跨設されるスライダとを備え、案内レールに沿って前記スライダが相対移動する直動案内装置であれば、種々の直動案内装置に対して、本発明を適用可能である。
例えば上記実施形態では、本発明に係る直動案内装置として、転動体が球(ボール)であるリニアガイドを例に説明したが、これに限定されず、例えば転動体がローラであるリニアガイドであっても勿論適用可能である。また、転動体を介装せずに、案内レールに対して直にスライダを相対移動させる構成であっても、相互に摺動する軌道および負荷軌道部分に潤滑剤を供給するときに、本発明に係る直動案内装置用スライダ、および直動案内装置を採用可能である。
また、上記実施形態では、本発明に係る潤滑剤供給路をエンドキャップに形成したスライダを有する直動案内装置を例に説明したが、これに限定されず、本発明に係る潤滑剤供給路を有するスライダは、例えばスライダがエンドキャップに相当する部材を有しない構成、つまり、スライダ本体に相当する部材のみからなる構成であっても適用することができる。また、そのスライダ本体が複数の部材の組み合わせから構成されるものであっても、そのスライダ本体に本発明に係る潤滑剤供給路を設けることができる。
また、例えば上記実施形態では、支流管路24は、当該支流管路24の他の管路部分25よりも横断面積の小さい絞り部27を有するとともに、絞り部27以外の支流管路24の他の管路部分25の横断面積についても主流管路23の横断面積よりも小さく(細く)形成されている例で説明したが、これに限定されず、主流管路23と支流管路24とは、相互の横断面積の差によって、主流管路23での潤滑剤の圧送抵抗が支流管路24での潤滑剤の圧送抵抗に比べて小さくなるように、主流管路23の横断面積が、支流管路24の横断面積よりも大きくなっていればよい。
例えば、図4に示す第一の変形例のように、支流管路24に、当該支流管路24の他の管路部分よりも横断面積の小さい絞り部27を、主流管路23と支流管路24とが相互に繋がる部分に設け、当該支流管路24の他の管路部分25の横断面積については、主流管路23の横断面積と同じ面積に形成してもよい。
また、例えば、図5に示す第二の変形例のように、支流管路24に絞り部を設けることなく、支流管路24の全長に渡ってその横断面積を、主流管路23の横断面積よりも小さく設定し、相互の横断面積の差によって、主流管路23での潤滑剤の圧送抵抗が支流管路24での潤滑剤の圧送抵抗に比べて小さくなるようにしてもよい。
また、例えば上記実施形態では、主流管路23と支流管路24とは、その横断面が矩形状をなしている例で説明したが、横断面形状は矩形形状に限定されず、例えば半円状等、種々の横断面形状とすることができるのは勿論である。
また、例えば上記実施形態では、潤滑剤供給口26に連通する潤滑剤供給路21をエンドキャップ7の、スライダ本体5側面との対向面に形成している例で説明したが、これに限定されず、例えば、潤滑剤供給路21のうちの少なくとも主流管路23の部分を、エンドキャップ7の内部に形成してもよい。
また、例えば上記実施形態では、外部から潤滑剤を導入するための潤滑剤供給口26が、エンドキャップ7の胴部7d左右の両端面7tに設けられている例で説明したが、これに限定されず、潤滑剤供給口は、胴部7dの幅方向中央CLから離間した位置に設けられていれば、例えば図6に例示するように、エンドキャップ7の厚さ方向でのサイドシール9の装着側の面に形成することができる(同図(a)参照)。また、エンドキャップ7の上面に潤滑剤供給口を設けてもよい(同図(b)参照)。
また、上記実施形態では、連通穴26aを追加工によって連通形成することによって、左右の潤滑剤供給口26のいずれか一方を選択的に使用できるようになっている例で説明したが、これに限定されず、例えば連通穴26aについても全ての潤滑剤供給口26に加工済みとしておいて、使用に際し、使用しない方の潤滑剤供給口26に埋栓をすることで、いずれかの潤滑剤供給口を選択的に使用するようにしてもよい。
本発明に係る直動案内装置の一実施形態であるリニアガイドの平面図であり、同図ではその一部を破断した状態で図示している。 本発明に係る潤滑剤供給路の一実施形態の説明図であり、同図(a)は、図1でのX−X断面図、同図(b)は、同図(a)でのA−A断面図である。 本発明に係る潤滑剤供給路内での潤滑剤の流れを模式的に示した図である。 本発明に係る潤滑剤供給路の変形例(第一の変形例)を説明する図であり、同図は図3に対応する図を示している。 本発明に係る潤滑剤供給路の変形例(第二の変形例)を説明する図であり、同図は図3に対応する図を示している。 本発明に係る潤滑剤供給路の変形例(第三の変形例)を説明する図であり、同図(a)は図3に対応する図の概略図を、また同図(b)は同図(a)でのD矢視図を示している。 従来の直動案内装置の一例であるリニアガイドの斜視図であり、同図ではその一部を破断した状態で図示している。 従来のエンドキャップにおいて、エンドキャップ側面から潤滑剤を供給した例の概念図であり、同図(a)は、エンドキャップをその接合面から見た図、同図(b)は、同図(a)でのC−C断面図である。 図8に例示した、エンドキャップ側面から潤滑剤を供給した例での潤滑剤の流れを模式的に示した図である。
符号の説明
1 案内レール
2 スライダ
3 転動体
4 (案内レールの)転動体転動溝(軌道)
5 スライダ本体
6 (スライダの)転動体転動溝(負荷軌道)
7 エンドキャップ
8 転動体転動路
9 サイドシール
10 リニアガイド(直動案内装置)
11 転動体戻し通路
12 方向転換路
21 潤滑剤供給路
22 連通路
23 主流管路
24 支流管路
26 潤滑剤供給口
27 絞り部
28 固定ねじ
JL 潤滑剤

Claims (5)

  1. 両側面に軌道をもつ案内レールを有する直動案内装置に用いられ、前記案内レールの両側面の軌道に対向する負荷軌道を内側面に有する一対の袖部と、その一対の袖部相互を繋ぐ胴部と、前記負荷軌道に潤滑剤を供給するための潤滑剤供給路とを有し、前記案内レールに跨設されるとともにその軌道に沿って相対移動をするスライダであって、
    前記胴部には、少なくとも一つの潤滑剤供給口が当該胴部の幅方向中央から離間した位置に設けられ、前記潤滑剤供給路は、前記潤滑剤供給口に連通するとともに前記胴部の幅方向に沿って形成された主流管路と、その主流管路と前記負荷軌道とを連通させるように前記一対の袖部にそれぞれ形成された支流管路と、を有して構成されており、
    前記主流管路と支流管路とは、相互の横断面積の差によって、前記主流管路での潤滑剤の圧送抵抗が前記支流管路での潤滑剤の圧送抵抗に比べて小さくなるように、前記主流管路の横断面積が、前記支流管路の横断面積よりも大きくなっていることを特徴とする直動案内装置用スライダ。
  2. 前記支流管路は、当該支流管路の他の管路部分よりも横断面積の小さい絞り部を有することを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置用スライダ。
  3. 前記潤滑剤供給口は、前記胴部の両側面に設けられ、そのいずれか一方を選択的に使用できるようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の直動案内装置用スライダ。
  4. 前記直動案内装置は、前記案内レールが、前記軌道としての転動体転動溝をその両側面に有し、前記スライダが、前記案内レールの転動体転動溝に対向する前記負荷軌道としての転動体転動溝を前記袖部の内側面に有し且つ該袖部に自身の軸方向に貫通する転動体戻し通路を有するとともに前記案内レールに跨設されるスライダ本体と、該スライダ本体の一対の袖部および胴部に対向する一対の袖部および胴部を有するとともに該スライダ本体の両端部に取り付けられて前記案内レールおよびスライダ本体の両転動体転動溝からなる転動体転動路と前記転動体戻し通路とを連通させる方向転換路を有する一対のエンドキャップとを有し、さらに、前記転動体転動路に介装されるとともに、前記エンドキャップの方向転換路および前記スライダ本体の転動体戻し通路に遊嵌する複数の転動体を備え、前記潤滑剤供給口および前記潤滑剤供給路は、当該エンドキャップに形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の直動案内装置用スライダ。
  5. 両側面に転動体転動溝を有する案内レールと、その案内レールの転動体転動溝に対向する転動体転動溝を袖部の内側面に有し且つ該袖部に自身の軸方向に貫通する転動体戻し通路を有するとともに前記案内レールに跨設されるスライダ本体と、そのスライダ本体の両端部に取り付けられて前記案内レールおよびスライダ本体の両転動体転動溝からなる転動体転動路と前記転動体戻し通路とを連通させる方向転換路を有する一対のエンドキャップと、前記転動体転動路に介装されるとともに、前記エンドキャップの方向転換路および前記スライダ本体の転動体戻し通路に遊嵌する複数の転動体と、を備える直動案内装置において、
    前記スライダとして、請求項4に記載の直動案内装置用スライダが装着されていることを特徴とする直動案内装置。
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