JP2008291805A - 自動車及び自動車の異常判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料系の異常が発生していないにも拘わらず異常が発生したと誤判定するのを防止する
【解決手段】 筒内用燃料噴射バルブが噴射した燃料噴射量を取得し(ステップS110)、チェックモード中のときには(ステップS170でYES)、その積算値である積算燃料噴射量を算出し、該積算燃料噴射量が所定の領域を超えるまではデリバリパイプ内に空気が残留していると推測し、高圧燃料ポンプによって燃料を加圧して筒内用燃料噴射バルブに供給しているときであっても高圧燃料ポンプの異常を判定しない(ステップS180〜S210)。こうすることにより、チェックモード中などの燃圧Pfが所定圧力Prefまで上がりにくい状態で燃料を加圧して供給する際に異常判定に妨げられることなく燃料を供給することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車及び自動車の異常判定方法に関する。
従来より、気筒内に直接燃料を噴射する筒内用燃料噴射弁を有する内燃機関を搭載した自動車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この自動車では、組立工程後のチェックモード中は筒内用燃料噴射弁からの燃料噴射を所定時間が経過するまで停止することで、燃料供給管内の残留空気による燃料の圧力(燃圧)の上昇遅れを防止し、筒内用燃料噴射弁に供給する燃圧を早期に所定圧力に達することができる。
特開平10−311780号公報
ところで、チェックモード中に筒内用燃料噴射弁から燃料を噴射すると共に残留空気を吐出しながら燃圧を所定圧力まで上げていく方法も考えられる。このとき自動車が燃料系OBD(On Board Diagnosis:自己診断機能)を備えていると、燃圧が所定圧力に達する前に筒内用燃料噴射弁に供給する燃料の圧力異常を検出して燃料系に異常ありと判定してしまうことがある。この場合、燃圧の上昇遅れを承知で燃料を供給し筒内用燃料噴射弁から燃料を噴射しているにも拘わらず、異常警告が点灯しチェックモードが中断されるなどの不都合が生じる。
本発明の自動車及び自動車の異常判定方法は、燃料系の異常が発生していないにも拘わらず異常が発生したと誤判定するのを防止することを主目的とする。
本発明の自動車及び自動車の異常判定方法は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の自動車は、
複数の気筒を有し駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、
前記各気筒に対し燃料を噴射する燃料噴射弁と、
燃料を加圧して燃料供給管を通して前記燃料噴射弁に供給する加圧供給手段と、
前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力を検出する燃料圧力検出手段と、
前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときには前記燃料圧力検出手段によって検出される燃料圧力が所定圧力まで上がったか否かに基づいて燃料系の異常を判定し、前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときであっても前記燃料供給管内に空気が残留していると推測される場合には燃料系の異常を判定しない異常判定手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の自動車では、加圧供給手段によって燃料を加圧して燃料噴射弁に供給しているときであっても燃料供給管内に空気が残留していると推測される場合には燃料系の異常を判定しない。こうすることにより、燃料系の異常が発生していないにも拘わらず異常が発生したと誤判定するのを防止することができる。なお、燃料系は、燃料噴射弁や加圧供給手段、燃料供給管など燃料タンクから内燃機関に燃料を供給するまでの装置構成の少なくとも一つを含むものである。
こうした本発明の自動車において、前記燃料噴射弁は、前記各気筒内に直接燃料を噴射する筒内用燃料噴射弁であるとすることもできる。筒内用燃料噴射弁は、ポート用燃料噴射弁に比べて燃料を高圧にして噴射する必要があるので、燃料系の異常判定を行う必要性が高い。したがって、本発明を適用する意義が高い。
また、本発明の自動車において、前記異常判定手段は、前記燃料供給管内に空気が残留しているか否かを推測するにあたり、前記内燃機関を始動してから前記燃料噴射弁が噴射した燃料量の積算値である積算燃料噴射量を算出し、該積算燃料噴射量が所定の領域を超えるまでは前記燃料供給管内に空気が残留していると推測するものとすることもできる。燃料供給管内に残留する空気は燃料噴射弁による燃料噴射と同時に吐出されるので、積算燃料噴射量と燃料供給管内に残留している空気量とは相関関係があるため、積算燃料噴射量が所定の領域を超えるまでは燃料供給管内に空気が残留していると比較的容易に推測することができる。なお、燃料噴射によって燃料供給管内に残留していた空気が排出されるまでにどの程度の燃料量が必要かを実験等により求めて所定の領域を決定する。
さらに、本発明の自動車において、前記異常判定手段は、前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときで且つ自動車の組立工程直後のときに、前記燃料供給管内に空気が残留していると推測された場合には燃料系の異常を判定しないものとすることもできる。こうすれば燃料供給管内に空気が残留している可能性が高い自動車の組立工程直後に燃料系の異常が発生していないにも拘わらず異常が発生したと誤判定するのを防止することができる。
本発明の自動車において、前記異常判定手段は、前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときで且つ自動車の組立工程直後に初期学習を行うチェックモードのときに、前記燃料供給管内に空気が残留していると推測された場合には燃料系の異常を判定しないものとすることもできる。こうすれば燃料供給管内に空気が残留している可能性が高い自動車の組立工程直後のチェックモードのときに、燃料系の異常が発生していないにも拘わらず異常が発生したと誤判定するのを防止することができ、異常判定に妨げられることなく所定の各チェックをスムーズに行うことができる。ここで、チェックモードとは、例えば、工場での自動車の組立工程直後に工場内に常設されるモード変換器を接続して専用プログラムを読み込んで油圧系や燃料系等についての初期学習を行うモードのことをいう。
本発明の自動車の異常判定方法は、
複数の気筒を有し駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、前記各気筒に対し燃料を噴射する燃料噴射弁と、燃料を加圧して燃料供給管を通して前記燃料噴射弁に供給する加圧供給手段と、前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力を検出する燃料圧力検出手段と、を備える自動車の異常判定方法であって、
前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときには前記燃料圧力検出手段によって検出される燃料圧力が所定圧力まで上がったか否かに基づいて燃料系の異常を判定し、前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときであっても前記燃料供給管内に空気が残留していると推測される場合には燃料系の異常を判定しない、
ことを要旨とする。
この自動車の異常判定方法では、加圧供給手段によって燃料を加圧して燃料噴射弁に供給しているときであっても燃料供給管内に空気が残留していると推測される場合には燃料系の異常を判定しない。こうすることにより、燃料系の異常が発生していないにも拘わらず異常が発生したと誤判定するのを防止することができる。なお、この自動車の異常判定方法において、上述した自動車の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての動力出力装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して複数のピニオンギヤ33を連結するキャリア34が接続されると共にギヤ機構37とデファレンシャルギヤ38を介して駆動輪39a、39bにリングギヤ32が連結されたリングギヤ軸32aが接続された動力分配統合機構30と、この動力分配統合機構30のサンギヤ31に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30のリングギヤ32にリングギヤ軸32aと減速ギヤ35とを介して接続されたモータMG2と、動力出力装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、図2に示すように、筒内に直接ガソリンや軽油などの炭化水素系の燃料を噴射する筒内用燃料噴射バルブ125(図1には125a〜125dと表示)と、吸気ポートに燃料を噴射するポート用燃料噴射バルブ126(図1には126a〜126dと表示)とを備える内燃機関として構成されている。エンジン22は、こうした二種類の燃料噴射バルブ125,126を備えることにより、エアクリーナ122により清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共にポート用燃料噴射バルブ126からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ128を介して燃焼室に吸入し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギにより押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換するポート噴射駆動モードと、同様にして空気を燃焼室に吸入し、吸気行程の途中あるいは圧縮行程に至ってから筒内用燃料噴射バルブ125から燃料を噴射し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させてクランクシャフト26の回転運動を得る筒内噴射駆動モードと、空気を燃焼室に燃焼する際にポート用燃料噴射バルブ126から燃料噴射すると共に吸気行程や圧縮行程で筒内用燃料噴射バルブ125から燃料噴射してクランクシャフト26の回転運動を得る共用噴射駆動モードと、のいずれかの駆動モードにより運転制御される。これらの駆動モードは、エンジン22の運転状態やエンジン22に要求される運転状態などに基づいて切り替えられる。なお、エンジン22からの排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化装置(三元触媒)134を介して外気へ排出される。
図1に示すように、ポート用燃料噴射バルブ126a〜126dには、燃料ポンプ62により燃料タンク60の燃料が供給されている。筒内用燃料噴射バルブ125a〜125dには、燃料タンク60から燃料ポンプ62により供給され高圧燃料ポンプ64により加圧(例えば数MPa〜十数MPa)された燃料がデリバリパイプ66によって供給されている。なお、燃料ポンプ62や高圧燃料ポンプ64のアクチュエータとしての電動機62a,64aには、DC/DCコンバータ90を介してバッテリ50からの電力が供給されている。また、図示しないが、高圧燃料ポンプ64の吐出側には燃料の逆流を防止すると共にデリバリパイプ66内の燃料圧力(燃圧)を保持するチェックバルブが取り付けられている。デリバリパイプ66には、燃圧が過剰となるのを防止するリリーフバルブ67を介して燃料を燃料タンク60に戻すリリーフパイプ68が取り付けられている。なお、エンジン22の停止中における筒内用燃料噴射バルブ125a〜125dに供給される燃料の燃圧は、筒内用燃料噴射バルブ125a〜125dからの燃料漏れを防止するために所定圧力まで降下するようになっている。
エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により制御されている。エンジンECU24には、エンジン22の状態などを検出する種々のセンサからの信号が図示しない入力ポートを介して入力されている。例えば、エンジンECU24には、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションやエンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温,燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブ128や排気バルブを開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジション,スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットルポジション,エンジン22の負荷としての吸入空気量を検出するバキュームセンサ148からの吸入空気量,筒内用燃料噴射バルブ125に燃料を供給するデリバリパイプ66に取り付けられた燃圧センサ69からの燃圧Pfなどが入力ポートを介して入力されている。また、エンジンECU24からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号が図示しない出力ポートを介して出力されている。例えば、エンジンECU24からは、筒内用燃料噴射バルブ125やポート用燃料噴射バルブ126への駆動信号やスロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号,イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号,吸気バルブ128の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構150への制御信号,燃料ポンプ62や高圧燃料ポンプ64の電動機62a,64aへの駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。また、エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータを出力する。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介して電力ライン54により接続されたバッテリ50と電力のやりとりを行なう。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。バッテリECU52では、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)も演算している。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*を計算し、この要求トルクTr*に対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。ここで、トルク変換運転モードは、充放電運転モードにおいてバッテリ50の充放電電力が値0のときであるから、充放電運転モードの一態様として考えることができる。したがって、実施例のハイブリッド自動車20は、モータ運転モードと充放電運転モードとを切り替えて走行することになる。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にハイブリッド自動車20のエンジン22を始動する際の動作について説明する。図3は、ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される始動時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。この始動時制御ルーチンは、ハイブリッド自動車20の組立直後にモード変換器がCPU72に接続されたときに開始されるほか、出荷後電源オフの状態からハイブリッド用電子制御ユニット70が起動した際にエンジン22を暖機する必要があるときやエンジン22によりモータMG1を発電させてバッテリ50を充電する必要があるとき、モータ運転モードからトルク変換運転モードあるいは充放電運転モードに切り替わるとき等に開始される。
始動時制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、燃焼制御フラグを値0にリセットする(ステップS100)。燃焼制御フラグは、エンジンECU24への燃焼制御(点火制御や燃料噴射制御など)の開始を指令していないときには値0、既に指令済みのときには値1に設定されるフラグである。続いて、CPU72は、エンジン22の回転数Neやクランク角θ、デリバリパイプ66の燃圧Pf、筒内用燃料噴射バルブ125から筒内に噴射した燃料噴射量など制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS110)。ここで、エンジン22の回転数Neとクランク角θは、クランクポジションセンサ140により検出されたクランク角θとこのクランク角θに基づいて計算された回転数NeとをエンジンECU24から通信により入力するものとした。燃圧Pfは、デリバリパイプ66に取り付けられた燃圧センサ69により検出されたものを、また燃料噴射量は、燃圧Pfと筒内用燃料噴射バルブ125の開弁時間とに基づいて噴射する毎に計算されたものを、それぞれエンジンECU24から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力した後、燃料タンク60からの燃料をポート用燃料噴射バルブ126や筒内用燃料噴射バルブ125に供給すると共にデリバリパイプ66の燃圧Pfを高めるために燃料ポンプ62及び高圧燃料ポンプ64の駆動を開始するようエンジンECU24に指示を出力する(ステップS120)。続いて、エンジン22の回転数Neとクランク角θとに基づいてモータMG1のトルク指令Tm1*にモータリングトルク(モータMG1が正方向に回転してエンジン22の回転数Neを持ち上げるためのトルク)を設定し(ステップS130)、エンジン22の回転数Neが所定の始動回転数Nref以上か否かの判定を行なう(ステップS140)。始動回転数Nrefは、燃料噴射や点火を開始してもよい燃焼開始タイミングとしてのエンジン22の回転数を定めるものであり、例えば1000rpmや1200rpmなどのように定めることができる。この始動時制御ルーチンが開始された直後などでは、エンジン22の回転数Neは始動回転数Nref未満であるためステップS140では否定判定され、再びステップS130の処理に戻ってトルク指令Tm1*を設定する。なお、モータリングトルクは、エンジン22の回転数Neを始動回転数Nrefを超える回転数まで上昇させたあと、その回転数で維持するように設定されている。
こうした処理が繰り返されてモータMG1のモータリングが継続されると、やがてエンジン22の回転数Neが始動回転数Nref以上になる。すると、ステップS140でエンジン22の回転数Neが始動回転数Nref以上であると判定される。続いて、燃焼制御フラグが値0か否かの判定を行う(ステップS150)。この始動時制御ルーチンが開始された直後などでは、燃焼制御フラグは値0のままであるためステップS150では肯定判定され、エンジンECU24に燃焼制御つまり点火制御や燃料噴射制御の開始指令を出力すると共に燃焼制御が開始されたことを示すために燃焼制御フラグに値1を設定する(ステップS160)。
続いて、CPU72は、チェックモード中であるか否かを判定する(ステップS170)。チェックモードとは、ハイブリッド自動車20の組立行程直後にモード変換器(工場内に常設)を接続されたCPU72がチェックモード用プログラムを読み込んで行う油圧系や燃料系等についての初期学習のことを言う。なお、チェックモード用プログラムは予めROM74に記憶されている。いま、組立工程直後にモード変換器がCPU72に接続された場合を考えると、既にチェックモードに切り替わっているのでステップS170でチェックモード中と判定され、入力した燃料噴射量を積算した積算燃料噴射量が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS180)。所定値はデリバリパイプ66内に残留する空気を吐出するのに十分な燃料噴射量として定められ予めROM74に記憶されているものとする。エンジンECU24へ燃焼制御の開始指令を出力した当初は、ステップS180で積算燃料噴射量は所定値以上ではないと判定され、ステップS130の処理に戻ってトルク指令Tm1*を設定する。続くステップS140でエンジン22の回転数Neは始動回転数Nref以上なので肯定判定され、ステップS150で燃焼制御フラグが値1であるためステップS170にスキップする。
こうした処理が繰り返されて筒内用燃料噴射バルブ125から燃料噴射が継続されると、やがて積算燃料噴射量が所定値以上になる。すると、ステップS180で積算燃料噴射量が所定値以上であると判定され、続いて、燃圧センサ69から入力された燃圧Pfが基準圧力Pref以上であるか否かを判定する(ステップS190)。基準圧力Prefは、筒内用燃料噴射バルブ125がエンジン22の筒内に安定して燃料を噴射できる程度のデリバリパイプ66内の燃料圧力として設定されエンジン22の圧縮比などの性能によって定めることができる。ステップS190で燃圧Pfが基準圧力Prefに達していないときには、燃料系に異常が生じているとみなして、運転席前方に配置されたアラームを点灯して(ステップS210)、このルーチンを終了する。一方、ステップS190で燃圧Pfが基準圧力Prefに達しているときは、エンジン22が完爆しているか否かを判定し(ステップS200)、エンジン22が完爆していないときには再びステップS130に戻るが、エンジン22が完爆していたときには本ルーチンを終了する。
一方、モード変換器がCPU72に接続されていなければ、チェックモードに切り替わっていないのでステップS170でチェックモード中でないと判定される。チェックモードはハイブリッド自動車20の組立工程直後に一度しか行われないので、その後にモード変換器が接続されることはない。また、チェックモード中の燃焼により組立工程時にデリバリパイプ66内に残留していた空気は吐出されているので、出荷後はエンジン22の回転数Neが始動回転数Nref以上に達する程度の時間で燃圧Pfも基準圧力Pref以上に達することが通常である。続いて、燃圧センサ69から入力された燃圧Pfが基準圧力Pref以上であるか否かを判定する(ステップS190)。ステップS190で燃圧Pfが基準圧力Prefに達していないときには、燃料系に異常が生じているとみなして、運転席前方に配置されたアラームを点灯して(ステップS210)、このルーチンを終了する。一方、ステップS190で燃圧Pfが基準圧力Prefに達しているときは、エンジン22が完爆しているか否かを判定し(ステップS200)、エンジン22が完爆していないときには再びステップS130に戻るが、エンジン22が完爆していたときには本ルーチンを終了する。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、高圧燃料ポンプ64によって燃料を加圧して筒内用燃料噴射バルブ125に供給しているときであってもデリバリパイプ66内に空気が残留していると推測される場合には高圧燃料ポンプ64の異常を判定しない。こうすることにより、燃料系の異常が発生していないにも拘わらず異常が発生したと誤判定するのを防止することができる。また、ハイブリッド自動車20の組立工程直後のチェックモードを異常判定に妨げられることなくスムーズに行うことができる。
上述した実施例では、筒内用燃料噴射バルブ125とポート用燃料噴射バルブ126とを備えたエンジン22としたが、ポート用燃料噴射バルブ126を備えていないものとしてもよい。
上述した実施例では、高圧燃料ポンプ64が電動機64aにより駆動されるものとしたが、エンジン22のクランクシャフト26やこのクランクシャフト26により駆動されるカムシャフトの回転により駆動する機械式の高圧燃料ポンプを用いてデリバリパイプ66に燃料を加圧して供給するものとしてもよい。
上述した実施例では、エンジン22の始動時に筒内用燃料噴射バルブ125から燃料を噴射するものとしたが、始動時にポート用燃料噴射バルブ126から燃料を噴射するものとしてもよい。この場合、ポート用燃料噴射バルブのデリバリパイプの燃圧を検出して同じように始動時制御ルーチンを実行する。
上述した実施例では、チェックモード中か否かを判定するものとしたが、出荷後にデリバリパイプ66の温度が高くなったときや外気温が極端に高くなったときにはベーパー(気泡)が発生している可能性があるので、チェックモード中か否かの代わりにベーパーが発生しているか否かを判定するものとしてもよい。例えば、ベーパーが発生しているか否かの判定をデリバリパイプ66の温度が所定の高温域に達しているか否かにより推定するものとしてもよい。その場合の所定の高温域は予め実験等により求めておくものとする。
上述した実施例では、ハイブリッド自動車20に本発明を適用したが、これに限定されず、モータを搭載しない通常のエンジン自動車としてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して駆動輪39a,39bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図4の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2の動力をリングギヤ軸32aが接続された車軸(駆動輪39a,39bが接続された車軸)とは異なる車軸(図4における車輪39c,39dに接続された車軸)に接続するものとしたり、図5の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪39a,39bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしたりしてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、筒内用燃料噴射バルブ125が「燃料噴射弁」に相当し、高圧燃料ポンプ64が「加圧供給手段」に相当し、燃圧センサ69が「燃料圧力検出手段」に相当し、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24が「異常判定手段」に相当する。ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。また、「異常判定手段」としては、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24との組み合わせに限定されるものではなく単一の電子制御ユニットにより構成されるとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、動力出力装置や内燃機関の製造産業に利用可能である。
本発明の一実施例としての動力出力装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される始動時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、37 ギヤ機構、38 デファレンシャルギヤ、39a,39b 駆動輪、39c,39d 車輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 燃料タンク、62 燃料ポンプ、62a,64a 電動機、64 高圧燃料ポンプ、66 デリバリパイプ、67 リリーフバルブ、68 リリーフパイプ、69 燃圧センサ、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、90 DC/DCコンバータ、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、125,125a〜125d 筒内用燃料噴射バルブ、126,126a〜126d ポート用燃料噴射バルブ、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、136 スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 バキュームセンサ、150 可変バルブタイミング機構、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ、234 アウターロータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (6)

  1. 複数の気筒を有し駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、
    前記各気筒に対し燃料を噴射する燃料噴射弁と、
    燃料を加圧して燃料供給管を通して前記燃料噴射弁に供給する加圧供給手段と、
    前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力を検出する燃料圧力検出手段と、
    前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときには前記燃料圧力検出手段によって検出される燃料圧力が所定圧力まで上がったか否かに基づいて燃料系の異常を判定し、前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときであっても前記燃料供給管内に空気が残留していると推測される場合には燃料系の異常を判定しない異常判定手段と、
    を備える自動車。
  2. 前記燃料噴射弁は、前記各気筒内に直接燃料を噴射する筒内用燃料噴射弁である、
    請求項1に記載の自動車。
  3. 前記異常判定手段は、前記燃料供給管内に空気が残留しているか否かを推測するにあたり、前記内燃機関を始動してから前記燃料噴射弁が噴射した燃料量の積算値である積算燃料噴射量を算出し、該積算燃料噴射量が所定の領域を超えるまでは前記燃料供給管内に空気が残留していると推測する、
    請求項1又は2に記載の自動車。
  4. 前記異常判定手段は、前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときで且つ自動車の組立工程直後のときに、前記燃料供給管内に空気が残留していると推測された場合には燃料系の異常を判定しない、
    請求項1〜3のいずれかに記載の自動車。
  5. 前記異常判定手段は、前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときで且つ自動車の組立工程直後に初期学習を行うチェックモードのときに、前記燃料供給管内に空気が残留していると推測された場合には燃料系の異常を判定しない、
    請求項4に記載の自動車。
  6. 複数の気筒を有し駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、前記各気筒に対し燃料を噴射する燃料噴射弁と、燃料を加圧して燃料供給管を通して前記燃料噴射弁に供給する加圧供給手段と、前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力を検出する燃料圧力検出手段と、を備える自動車の異常判定方法であって、
    前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときには前記燃料圧力検出手段によって検出される燃料圧力が所定圧力まで上がったか否かに基づいて燃料系の異常を判定し、前記加圧供給手段によって燃料を加圧して前記燃料噴射弁に供給しているときであっても前記燃料供給管内に空気が残留していると推測される場合には燃料系の異常を判定しない
    自動車の異常判定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013122198A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置

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