JP2008291431A - ロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 強引にノブを押した場合でも構成部材が破損することを抑制できるロック装置の提供。
【解決手段】ハウジング20と、ハウジング20に往復動可能に支持されるプッシュ式のノブ30と、ハウジング20にノブ30の移動方向と異なる方向に往復動可能に支持されるシャフト40と、ノブ30によって押されたときにシャフト40を押してシャフト40を移動させるロック部材50と、ノブ30とロック部材50の一方に設けられる突起60と、ノブ30とロック部材50の他方に設けられており、ノブ30の移動方向と平行な方向に延びる第1の溝部71と該第1の溝部71に連なりノブ30の移動方向と直交または略直交方向に延びる第2の溝部72とを備え突起60が入り込む溝70と、突起60が第1の溝部71に位置する位置と第2の溝部72に位置する位置とにロック部材50をノブ30に対して移動させるキー装置80と、を有するロック装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用グローブボックス等に設けられるロック装置に関する。
特開2005−104192号公報は、図9〜図11に示すように、ハウジング2と、ハウジング2に往復直線動可能に支持されるプッシュ式のノブ3と、ハウジング2にノブ3の移動方向と直交する方向に往復直線動可能に支持されるシャフト4と、ノブ3の移動軌跡内に出入り可能でありノブ3の移動軌跡内に入り込んでいるときにノブ3のリブ3aと当接しノブ3の押圧操作を不能にするロック部材5と、ロック部材5をハウジング2に対してノブ3の移動軌跡内に入り込む位置とノブ3の移動軌跡から出る位置とに移動させるキー装置8と、を有するロック装置1を開示している。
しかし、従来のロック装置1にはつぎの問題点がある。
ノブ3のリブ3aがロック部材5に当たることによりノブ3の押圧操作を不能にしているため、ノブ3の押圧操作力が直にリブ3aとロック部材5にかかる。そのため、強引にノブ3を押すと、リブ3aが破損するおそれがある。リブ3aが破損すると、ノブ3を押してグローブボックスを開けることができてしまい、ボックスの中身の盗難防止性能を十分に満足させることができなくなる。
特開2005−104192号公報
本発明の目的は、強引にノブを押した場合でも構成部材が破損することを抑制できるロック装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) ハウジングと、
前記ハウジングに往復動可能に支持されるプッシュ式のノブと、
前記ハウジングに前記ノブの移動方向と異なる方向に往復動可能に支持されるシャフトと、
前記ノブによって押されたときに前記シャフトを押して前記シャフトを前記ハウジングに対して移動させるロック部材と、
前記ノブと前記ロック部材の一方に設けられる突起と、
前記ノブと前記ロック部材の他方に設けられており、前記ノブの移動方向と平行な方向に延びる第1の溝部と該第1の溝部に連なり前記ノブの移動方向と直交または略直交方向に延びる第2の溝部とを備え前記突起が入り込む溝と、
前記突起が前記溝の第1の溝部に位置する位置と前記溝の第2の溝部に位置する位置とに、前記ロック部材を前記ノブに対して移動させるキー装置と、
を有するロック装置。
上記(1)のロック装置によれば、ノブとロック部材の一方に設けられる突起と、ノブとロック部材の他方に設けられノブの移動方向と平行な方向に延びる第1の溝部とノブの移動方向と直交または略直交方向に延びる第2の溝部とを備え突起が入り込む溝と、を有するため、(a)キー装置を操作して突起が第1の溝部に位置する位置にロック部材を移動させることで、ノブを押しても突起が第1の溝部内を移動するだけでロック部材が移動することを防止できる。また、(b)キー装置を操作して突起が第2の溝部に位置する位置にロック部材を移動させることで、ノブを押したときに突起が第2の溝部の縁に当たりロック部材をノブで押し込んでシャフトをロック部材で移動させることができる。
この構造では、突起が第1の溝部に位置するときにノブを押しても、突起が第1の溝部内を移動するだけでノブの押圧操作力がロック部材にかかることを防止できる。そのため、突起が第1の溝部に位置する状態で強引にノブを押しても、ノブやロック部材(ロック装置の構成部材)が破損することを抑制できる。
図1〜図8は、本発明実施例のロック装置10を示している。
本発明実施例のロック装置10は、インストルメントパネルの助手席側に配置される車両用グローブボックスに設けられるロック装置であってもよく、グローブボックスの上方に配置される車両用アッパボックスに設けられるロック装置であってもよく、プッシュ式のノブを有していればその他の車両用小物入れ等に設けられるロック装置であってもよい。以下、本発明実施例および図示例では、ロック装置10が車両用グローブボックスに設けられるロック装置である場合を説明する。
まず、ロック装置10の一般的構成を説明する。
ロック装置10は、図1に示すように、インストルメントパネル90とグローブボックス91の一方に設けられる一対の第1、第2のロッド90a、90bと、第1、第2のロッド90a、90bを互いに反対方向に同期させるギア90cと、インストルメントパネル90とグローブボックス91の他方に設けられ第1、第2のロッド90a、90bが出入りするロック受け部90dと、を有する。なお、図1では、第1、第2のロッド90a、90bがグローブボックス91に設けられ、ロック受け部90dがインストルメントパネル90に設けられる場合を示す。
第1、第2のロッド90a、90bは、グローブボックス91の左右方向両側部に対応させて配置される。第1、第2のロッド90a、90bがグローブボックス91の左右方向両側部に対応させて配置されるため、車両用グローブボックス装置の建付け性がよい。また、第1、第2のロッド90a、90bがグローブボックス91の左右両側部に対応させて配置されているため、左右片側だけでなく両側でロックでき、グローブボックス91の変形や作動不良が起こりにくくなっている。第1、第2のロッド90a、90bは、グローブボックス91の左右方向(車両左右方向)に延びている。第1、第2のロッド90a、90bは、グローブボックス91が閉状態にあるときのみ各先端部がロック受け部90dに出入りする。
ロック受け部90dは、インストルメントパネル90に設けられる穴、または凹部からなる。ロック受け部90dは、グローブボックス91の左右両側に設けられている。左右のロック受け部90dの一方は、第1のロッド90aの先端部を受け入れ可能とされており、左右のロック受け部90dの他方は、第2のロッド90bの先端部を受け入れ可能とされている。
次に、ロック装置10の具体的構成を説明する。
ロック装置10は、図2に示すように、ハウジング20と、プッシュ式のノブ30と、シャフト40と、ロック部材50と、突起60(図6参照)と、突起60が入り込む溝70(図6参照)と、キー装置80と、を有する。
ハウジング20は、たとえば樹脂製である。ハウジング20は、一部品構成であってもよく、複数部品構成であってもよい。ハウジング20は、インストルメントパネル90に対して固定されている。ハウジング20は、インストルメントパネル90に直接固定して取付けられていてもよく、インストルメントパネル90に固定される部材に固定されていてもよい。
プッシュ式のノブ30は、たとえば樹脂製である。ノブ30は、ハウジング20に往復直線動可能に支持される。ノブ30は、ノブ付勢スプリング33により、ハウジング20に対して、ハウジング20からの突出量が大となる方向に付勢されている。ノブ付勢スプリング33は、コイルスプリングであってもよく、板スプリングであってもよく、樹脂弾性を利用したスプリングであってもよい。ノブ30は、摺動部31と意匠部32とを備える。
摺動部31は、ノブ30のプッシュ方向に延びている。摺動部31は意匠部32と組付けられる部位を除いて全体または略全体が円筒形状となっている。以下、この円筒形状となっている部分を円筒形状部31aという。
意匠部32は、摺動部31と一体に形成されていてもよく、別体に形成されて摺動部31に固定して取付けられていてもよい(図示例では、別体である場合を示している)。
シャフト40は、たとえば樹脂製である。シャフト40は、ハウジング20にノブ30の移動方向と異なる方向(直交または略直交方向)に往復直線動可能に支持される。シャフト40は、シャフト付勢スプリング41により、ハウジング20に対して、ハウジング20からの突出量が小となる方向(ハウジング20内に引き込む方向)に付勢されている。シャフト付勢スプリング41は、引っ張りバネである。シャフト付勢スプリング41は、コイルスプリングであってもよく、板スプリングであってもよく、樹脂弾性を利用したスプリングであってもよい。
シャフト40がハウジング20に往復直線動可能に支持されるため、シャフト40がシャフト付勢スプリング41の付勢力に抗してハウジング20から突出する方向に移動することで、第1、第2のロッド90a、90bのいずれか一方がシャフト40によって押されてロッド軸方向(車両左右方向)に移動する。第1、第2のロッド90a、90bのいずれか一方がシャフト40によって押されて移動すると、第1、第2のロッド90a、90bの他方がギア90cによって同期して第1、第2のロッド90a、90bの一方と反対方向に動く。
ロック部材50は、たとえば樹脂製である。ロック部材50は、一部品構成であってもよく、複数部品構成であってもよい。ロック部材50は、ハウジング20またはノブ30の摺動部31に、ノブ30の移動方向と同方向に往復直線動可能に支持されている。ロック部材50は、支持される部材(ハウジング20またはノブ30)に対して、回動可能とされている。
ロック部材50は、摺動部31の円筒形状部31a内に少なくとも一部が入り込む円筒部51と、円筒部51からノブ押圧方向先方に(円筒部51の軸方向外側に)延びるシャフト押圧部52と、円筒部51から円筒部51の半径方向外側に突出する突出部53と、を備える。
円筒部51の外径は、摺動部31の円筒形状部31aの内径よりも僅かに小とされており、ロック部材50が摺動部31に対してノブ移動方向と直交する方向にがたつくことがないようにされている。
シャフト押圧部52は、図7に示すように、ロック部材50がノブ30によって押されて移動したときに、シャフト40に設けられる斜面(テーパ面)42を摺動する(押す)。シャフト押圧部52がシャフト40の斜面42を摺動する(押す)ことにより、シャフト40がシャフト付勢スプリング41の付勢力に抗してハウジング20に対してハウジング20から突出する方向に移動する。
突出部53は、ロック部材50がノブ30に対して回動して突起60が溝70の後述の第1の溝部71に位置する位置に移動したとき、図3に示すように、ノブプッシュ方向先方にあるハウジング20のストッパ21に当接可能とされている。突出部53は、ロック部材50がノブ30に対して回動して突起60が溝70の後述の第2の溝部72に位置する位置に移動したとき、図4に示すように、ノブプッシュ方向と直交する方向にストッパ21からずれ、ストッパ21に当接不能とされている。
突起60は、図5、図7に示すように、ノブ30とロック部材50の一方に設けられる。なお、本発明図示例では、突起60がノブ30に設けられる場合を示しており、以下本発明実施例では、突起60がノブ30に設けられる場合を説明する。
突起60は、ノブ30の摺動部31の円筒形状部31aの内周面に設けられる。突起60は、円筒形状部31aの内周面から円筒形状部31aの半径方向中心側に突出して設けられている。突起60の突出方向と直交する方向の断面形状は、特に限定するものではないが、矩形であってもよく、その他の多角形であってもよく、円形であってもよく、楕円形であってもよい。突起60は、円筒形状部31aと別体に形成されて円筒形状部31aに固定して取付けられていてもよいが、部品点数削減のために円筒形状部31aと一体に形成されていることが望ましい。突起60は、円筒形状部31aに周方向に、1個のみ設けられていてもよいが、ノブ30でロック部材50を押す際にロック部材50がノブ30に対して傾くことを防止するために、2個以上設けられていることが望ましい(図示例では2個設けられる場合を示している)。突起60が円筒形状部31aに周方向に複数設けられる場合、ノブ30でロック部材50を押す際にロック部材50がノブ30に対して傾くことを防止するために、各突起60は互いの距離が最大となるように(2個なら180度、3個なら120度)配置される。突起60は、溝70内に入り込んでいる。
溝70は、ノブ30とロック部材50の他方に設けられる。すなわち、溝70は、ノブ30とロック部材50のうち、突起60が設けられる側と反対側の部材に設けられる。なお、本発明実施例および図示例では、突起60がノブ30に設けられる場合を説明しているため、溝70がロック部材50に設けられる場合を説明する。
溝70は、ロック部材50の円筒部51の外周面に設けられる。溝70は、突起60と同数設けられている。溝70は、図2に示すように、ノブ30の移動方向と平行な方向に延びる第1の溝部71と、第1の溝部71に連なりノブ30の移動方向と直交または略直交方向に延びる第2の溝部72と、を備える。溝70は、さらに、ロック部材50の円筒部51をノブ30の円筒形状部31aに挿入する際に(ロック装置10を組付ける際に)突起60とロック部材50との干渉を避けるために、ノブ30の移動方向と平行な方向に延びる第3の溝部73を備えている。ただし、円筒部51をノブ30の円筒形状部31aに挿入する際に突起60とロック部材50とが干渉しないのであれば、第3の溝部73は設けられていなくてもよい。
第1、第2、第3の溝部71,72,73により、溝70はクランク形状となっている。第1、第2、第3の溝部71,72,73の幅は、同じかまたは略同じに設定されている。第1、第2、第3の溝部71,72,73の幅は、突起60の幅よりも僅かに大とされており、突起60が各溝部71,72,73内を移動するときに突起60が各溝部71,72,73の長手方向と直交方向に移動することを規制している。
第1の溝部71と第2の溝部72との間の角部、および、第2の溝部72と第3の溝部73との間の角部は、R形状または面取り形状とされていることが望ましい。R形状または面取り形状とされていない場合に比べて突起60が角に引っ掛かることを抑制できるからである。
キー装置80は、ロック部材50をハウジング20に対して移動(回動)させる装置である。キー装置80は、突起60が第1の溝部71に位置する位置と第2の溝部72に位置する位置とに、ロック部材50をハウジング20に対して移動させる。キー装置80は、図3に示すように、ハウジング20に回動可能に支持されるキーシリンダ81と、キーシリンダ81の回動をロック部材50の回動に変換する変換機構82と、を備える。
変換機構82は、キーシリンダ81に設けられる突起81aを受け入れ、キーシリンダ81がハウジング20に対して回動するときキーシリンダ81とともにハウジング20に対して回動する回動部材82aと、回動部材82aの回動をロック部材50に伝える伝達部82bと、を備える。ただし、キーシリンダ81の回動を直接ロック部材50に伝えることができるのであれば、回動部材82aは不要である。
回動部材82aは、たとえば樹脂製である。回動部材82aは、ハウジング20に回動可能に支持されている。
伝達部82bは、回動部材82aの外周面とロック部材50とに設けられ互いに噛合うギアで回動部材82aの回動をロック部材50に伝達してもよく、図示略のリンクを用いて回動部材82aの回動をロック部材50に伝達してもよく、ゴム材料等の摩擦抵抗の大きい材料を回動部材82aとロック部材50の両方に接触させて回動部材82aの回動をロック部材50に伝達してもよい。なお、図示例では、ギアを用いて回動部材82aの回動をロック部材50に伝達している場合を示している。
次に、本発明実施例の作動を説明する。
(a) キーロック状態にしたいとき
図示略のキーをキーシリンダ81に挿入してキーシリンダ81を回転させると、回動部材82aがキーシリンダ81とともに回転し、伝達部82bでロック部材50も回転し、図5、図6に示すように、突起60が第1の溝部71の第2の溝部72側端部に達する。
その状態でノブ30をプッシュ操作しても、突起60が第1の溝部71内を移動するだけであり、ロック部材50にはノブプッシュ動作(操作力)が伝わらず、ロック部材50はノブ30によって押されて移動しない(ノブ30の空打ち状態となる)。その結果、シャフト40がロック部材50によって押されず、グローブボックス91を開けることができない。
(b) キーロック状態を解除してキーフリー状態にしたいとき
図示略のキーをキーシリンダ81に挿入してキーシリンダ81を反対方向に回転させると、回動部材82aもキーシリンダ81とともに反対方向に回転し、伝達部82bでロック部材50も反対方向に回転し、図7、図8に示すように、突起60が第1の溝部71から第2の溝部72a内に達する。
その状態でノブ30をプッシュ操作すると、突起60が第2の溝部72の縁を押し、その結果ロック部材50もノブ30とともにノブプッシュ方向に移動する。ロック部材50がノブプッシュ方向に移動するため、シャフト40がロック部材50によって押されて動き、シャフト40が第1、第2のロッド90a、90bの一方を押してグローブボックス91を開けることができる。
次に、本発明実施例の作用を説明する。
本発明実施例では、ノブ30とロック部材50の一方に設けられる突起60と、ノブ30とロック部材50の他方に設けられノブ30の移動方向と平行な方向に延びる第1の溝部71とノブ30の移動方向と直交または略直交方向に延びる第2の溝部72とを備え突起60が入り込む溝70と、を有するため、(a)キー装置80を操作して突起60が第1の溝部71に位置する位置にロック部材50を移動させることで、ノブ30を押しても突起60が第1の溝部71内を移動するだけでロック部材50が移動することを防止できる。また、(b)キー装置80を操作して突起60が第2の溝部72に位置する位置にロック部材50を移動させることで、ノブ30を押したときに突起60が第2の溝部72の縁に当たりロック部材50をノブ30で押し込んでシャフト40をロック部材50で移動させることができる。
この構造では、突起60が第1の溝部71に位置するときにノブ30を押しても、突起60が第1の溝部71内を移動するだけでノブ30の押圧操作力がロック部材50にかかることを防止できる。そのため、突起60が第1の溝部71に位置する状態で強引にノブ30を押しても、ノブ30やロック部材50(ロック装置10の構成部材)が破損することを従来に比べて抑制できる。
ロック部材50の突出部53は、キー装置80により突起60が第1の溝部71に位置する位置にロック部材50が移動したとき(キーロック状態にあるとき)、ノブプッシュ方向先方にあるハウジング20のストッパ21に当接可能とされているため、突起60が第1の溝部71内を移動するときに突起60と第1の溝部71との縁との摺動抵抗等によりロック部材50がノブプッシュ方向に移動しようとしても、突出部53がストッパ21に当接しそれ以上ノブプッシュ方向に移動することを防止できる。したがって、確実なノブ30の空打ちの動作となる。
本発明実施例のロック装置が車両用グローブボックス用ロック装置である場合の、車両用グローブボックスの概略断面図である。 本発明実施例のロック装置の分解斜視図である。 本発明実施例のロック装置の断面図である。 本発明実施例のロック装置の、ロック部材の突出部とキー装置の回動部材とハウジングのストッパとの位置関係を示す断面図である。 本発明実施例のロック装置の、突起が第1の溝部内に位置するときの部分断面図である。 本発明実施例のロック装置の、突起が第1の溝部内に位置するときの、突起と溝との位置関係を示す模式図である。 本発明実施例のロック装置の、突起が第2の溝部内に位置するときの部分断面図である。 本発明実施例のロック装置の、突起が第2の溝部内に位置するときの、突起と溝との位置関係を示す模式図である。 従来のロック装置の分解斜視図である。 従来のロック装置の断面図である。 従来のロック装置の、ノブとシャフトとの位置関係を示す断面図である。
符号の説明
10 ロック装置
20 ハウジング
21 ストッパ
30 ノブ
31 摺動部
31a 円筒形状部
32 意匠部
33 ノブ付勢スプリング
40 シャフト
41 シャフト付勢スプリング
42 シャフトの斜面
50 ロック部材
51 円筒部
51a 円筒部
52 シャフト押圧部
53 突出部
60 突起
70 溝
71 第1の溝部
72 第2の溝部
73 第3の溝部
80 キー装置
81 キーシリンダ
81a キーシリンダの突起
82 変換機構
82a 回動部材
82b 伝達部
90 インストルメントパネル
90a、90b 第1、第2のロッド
90c ギア
90d ロック受け部
91 グローブボックス

Claims (1)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに往復動可能に支持されるプッシュ式のノブと、
    前記ハウジングに前記ノブの移動方向と異なる方向に往復動可能に支持されるシャフトと、
    前記ノブによって押されたときに前記シャフトを押して前記シャフトを前記ハウジングに対して移動させるロック部材と、
    前記ノブと前記ロック部材の一方に設けられる突起と、
    前記ノブと前記ロック部材の他方に設けられており、前記ノブの移動方向と平行な方向に延びる第1の溝部と該第1の溝部に連なり前記ノブの移動方向と直交または略直交方向に延びる第2の溝部とを備え前記突起が入り込む溝と、
    前記突起が前記溝の第1の溝部に位置する位置と前記溝の第2の溝部に位置する位置とに、前記ロック部材を前記ノブに対して移動させるキー装置と、
    を有するロック装置。
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