JP4420936B2 - ロック装置 - Google Patents
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Description
ノブ3のリブ3aがロック部材5に当たることによりノブ3の押圧操作を不能にしているため、ノブ3の押圧操作力が直にリブ3aとロック部材5にかかる。そのため、強引にノブ3を押すと、リブ3aが破損するおそれがある。リブ3aが破損すると、ノブ3を押してグローブボックスを開けることができてしまい、ボックスの中身の盗難防止性能を十分に満足させることができなくなる。
(1) ハウジングと、
前記ハウジングに往復動可能に支持されるプッシュ式のノブと、
前記ハウジングに前記ノブの移動方向と異なる方向に往復動可能に支持されるシャフトと、
前記ノブによって押されたときに前記シャフトを押して前記シャフトを前記ハウジングに対して移動させるロック部材と、
前記ノブと前記ロック部材の一方に設けられる突起と、
前記ノブと前記ロック部材の他方に設けられており、前記ノブの移動方向と平行な方向に延びる第1の溝部と該第1の溝部に連なり前記ノブの移動方向と直交または略直交方向に延びる第2の溝部とを備え前記突起が入り込む溝と、
前記突起が前記溝の第1の溝部に位置する位置と前記溝の第2の溝部に位置する位置とに、前記ロック部材を前記ノブに対して移動させるキー装置と、
を有するロック装置。
この構造では、突起が第1の溝部に位置するときにノブを押しても、突起が第1の溝部内を移動するだけでノブの押圧操作力がロック部材にかかることを防止できる。そのため、突起が第1の溝部に位置する状態で強引にノブを押しても、ノブやロック部材(ロック装置の構成部材)が破損することを抑制できる。
本発明実施例のロック装置10は、インストルメントパネルの助手席側に配置される車両用グローブボックスに設けられるロック装置であってもよく、グローブボックスの上方に配置される車両用アッパボックスに設けられるロック装置であってもよく、プッシュ式のノブを有していればその他の車両用小物入れ等に設けられるロック装置であってもよい。以下、本発明実施例および図示例では、ロック装置10が車両用グローブボックスに設けられるロック装置である場合を説明する。
ロック装置10は、図1に示すように、インストルメントパネル90とグローブボックス91の一方に設けられる一対の第1、第2のロッド90a、90bと、第1、第2のロッド90a、90bを互いに反対方向に同期させるギア90cと、インストルメントパネル90とグローブボックス91の他方に設けられ第1、第2のロッド90a、90bが出入りするロック受け部90dと、を有する。なお、図1では、第1、第2のロッド90a、90bがグローブボックス91に設けられ、ロック受け部90dがインストルメントパネル90に設けられる場合を示す。
ロック装置10は、図2に示すように、ハウジング20と、プッシュ式のノブ30と、シャフト40と、ロック部材50と、突起60(図6参照)と、突起60が入り込む溝70(図6参照)と、キー装置80と、を有する。
意匠部32は、摺動部31と一体に形成されていてもよく、別体に形成されて摺動部31に固定して取付けられていてもよい(図示例では、別体である場合を示している)。
ロック部材50は、摺動部31の円筒形状部31a内に少なくとも一部が入り込む円筒部51と、円筒部51からノブ押圧方向先方に(円筒部51の軸方向外側に)延びるシャフト押圧部52と、円筒部51から円筒部51の半径方向外側に突出する突出部53と、を備える。
第1の溝部71と第2の溝部72との間の角部、および、第2の溝部72と第3の溝部73との間の角部は、R形状または面取り形状とされていることが望ましい。R形状または面取り形状とされていない場合に比べて突起60が角に引っ掛かることを抑制できるからである。
伝達部82bは、回動部材82aの外周面とロック部材50とに設けられ互いに噛合うギアで回動部材82aの回動をロック部材50に伝達してもよく、図示略のリンクを用いて回動部材82aの回動をロック部材50に伝達してもよく、ゴム材料等の摩擦抵抗の大きい材料を回動部材82aとロック部材50の両方に接触させて回動部材82aの回動をロック部材50に伝達してもよい。なお、図示例では、ギアを用いて回動部材82aの回動をロック部材50に伝達している場合を示している。
(a) キーロック状態にしたいとき
図示略のキーをキーシリンダ81に挿入してキーシリンダ81を回転させると、回動部材82aがキーシリンダ81とともに回転し、伝達部82bでロック部材50も回転し、図5、図6に示すように、突起60が第1の溝部71の第2の溝部72側端部に達する。
その状態でノブ30をプッシュ操作しても、突起60が第1の溝部71内を移動するだけであり、ロック部材50にはノブプッシュ動作(操作力)が伝わらず、ロック部材50はノブ30によって押されて移動しない(ノブ30の空打ち状態となる)。その結果、シャフト40がロック部材50によって押されず、グローブボックス91を開けることができない。
図示略のキーをキーシリンダ81に挿入してキーシリンダ81を反対方向に回転させると、回動部材82aもキーシリンダ81とともに反対方向に回転し、伝達部82bでロック部材50も反対方向に回転し、図7、図8に示すように、突起60が第1の溝部71から第2の溝部72a内に達する。
その状態でノブ30をプッシュ操作すると、突起60が第2の溝部72の縁を押し、その結果ロック部材50もノブ30とともにノブプッシュ方向に移動する。ロック部材50がノブプッシュ方向に移動するため、シャフト40がロック部材50によって押されて動き、シャフト40が第1、第2のロッド90a、90bの一方を押してグローブボックス91を開けることができる。
本発明実施例では、ノブ30とロック部材50の一方に設けられる突起60と、ノブ30とロック部材50の他方に設けられノブ30の移動方向と平行な方向に延びる第1の溝部71とノブ30の移動方向と直交または略直交方向に延びる第2の溝部72とを備え突起60が入り込む溝70と、を有するため、(a)キー装置80を操作して突起60が第1の溝部71に位置する位置にロック部材50を移動させることで、ノブ30を押しても突起60が第1の溝部71内を移動するだけでロック部材50が移動することを防止できる。また、(b)キー装置80を操作して突起60が第2の溝部72に位置する位置にロック部材50を移動させることで、ノブ30を押したときに突起60が第2の溝部72の縁に当たりロック部材50をノブ30で押し込んでシャフト40をロック部材50で移動させることができる。
この構造では、突起60が第1の溝部71に位置するときにノブ30を押しても、突起60が第1の溝部71内を移動するだけでノブ30の押圧操作力がロック部材50にかかることを防止できる。そのため、突起60が第1の溝部71に位置する状態で強引にノブ30を押しても、ノブ30やロック部材50(ロック装置10の構成部材)が破損することを従来に比べて抑制できる。
20 ハウジング
21 ストッパ
30 ノブ
31 摺動部
31a 円筒形状部
32 意匠部
33 ノブ付勢スプリング
40 シャフト
41 シャフト付勢スプリング
42 シャフトの斜面
50 ロック部材
51 円筒部
51a 円筒部
52 シャフト押圧部
53 突出部
60 突起
70 溝
71 第1の溝部
72 第2の溝部
73 第3の溝部
80 キー装置
81 キーシリンダ
81a キーシリンダの突起
82 変換機構
82a 回動部材
82b 伝達部
90 インストルメントパネル
90a、90b 第1、第2のロッド
90c ギア
90d ロック受け部
91 グローブボックス
Claims (1)
- ハウジングと、
前記ハウジングに往復動可能に支持されるプッシュ式のノブと、
前記ハウジングに前記ノブの移動方向と異なる方向に往復動可能に支持されるシャフトと、
前記ノブによって押されたときに前記シャフトを押して前記シャフトを前記ハウジングに対して移動させるロック部材と、
前記ノブと前記ロック部材の一方に設けられる突起と、
前記ノブと前記ロック部材の他方に設けられており、前記ノブの移動方向と平行な方向に延びる第1の溝部と該第1の溝部に連なり前記ノブの移動方向と直交または略直交方向に延びる第2の溝部とを備え前記突起が入り込む溝と、
前記突起が前記溝の第1の溝部に位置する位置と前記溝の第2の溝部に位置する位置とに、前記ロック部材を前記ノブに対して移動させるキー装置と、
を有するロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007135100A JP4420936B2 (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007135100A JP4420936B2 (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008291431A JP2008291431A (ja) | 2008-12-04 |
JP4420936B2 true JP4420936B2 (ja) | 2010-02-24 |
Family
ID=40166450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007135100A Expired - Fee Related JP4420936B2 (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | ロック装置 |
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Country | Link |
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KR102274112B1 (ko) * | 2015-12-10 | 2021-07-07 | 현대자동차주식회사 | 후석 승객용 다이얼 잠금장치 적용 트레이 |
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2007
- 2007-05-22 JP JP2007135100A patent/JP4420936B2/ja not_active Expired - Fee Related
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