JP2008291429A - 引き戸 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】枠体1に障子2を閉じ位置と、障子ストッパ30に当接した開き位置とに亘ってスライド自在に装着し、この障子2の召合せ框20における外側見込み板40と内側見込み板41との間に摺動片50を取付け、この摺動片50に補強金属部品60を取付けることで、召合せ框20の外側見込み板40が障子ストッパ30に当接した時に、その外側見込み板40に加わる衝撃が摺動片50、補強金属部品60を介して内側見込み板41に伝わるようにして外側見込み板40の変形を抑制し、召合せ框20が障子ストッパ30に当接した時に、その召合せ框20が変形し難くなるようにする。
【選択図】図3
Description
例えば、特許文献1に開示した引き戸においては、枠体の下枠に障子ストッパを取付け、障子を開き方向にスライドした時に、その障子の召合せ框が障子ストッパに当接することで障子の開き位置を規制し、その召合せ框に取付けたクレセントが枠体の縦枠に当接しないようにしている。
特に、テラスに装着される大型の引き戸や二重ガラスを装着した障子を用いている引き戸においては、その障子が大重量であるから、召合せ框が変形し易い。
前記召合せ框における前記障子ストッパと対向した外側見込み板と、この外側見込み板と面内方向に対向して離隔した内側見込み板との間に摺動片を、その外側見込み板と内側見込み板とにそれぞれ接して取付け、
前記摺動片に補強金属部品を、前記外側見込み板に加わる衝撃が補強金属部品を介して前記内側見込み板に伝わるように取付けたことを特徴とする引き戸である。
このようにすれば、召合せ框が障子ストッパに当接した時の衝撃が補強金属部品を介して召合せ框の内側見込み板に確実に伝わるので、召合せ框の外側見込み板の変形を確実に抑制できる。
前記補強金属部品は、召合せ框の外側見込み板における障子ストッパと当接する部分と対向している。
このようにすれば、召合せ框が障子ストッパに当接した時の衝撃は、召合せ框の外側見込み板、摺動片の一側見込み板、補強金属部品、摺動片の他側見込み板を介して召合せ框の内側見込み板に確実に伝わるので、召合せ框の外側見込み板が変形することを確実に抑制できる。
このようにすれば、摺動片を召合せ框に挿入し易くするために、召合せ框の外側見込み板と内側見込み板との面内方向の間隔よりも摺動片の一側見込み板と他側見込み板との面内方向の間隔の方を若干小さくしても、摺動片の他側見込み板における補強金属部品と接した部分が突起を介して召合せ框の内側見込み板に確実に接することができる。
したがって、障子の召合せ框が障子ストッパに当接した時に、その召合せ框が変形し難い。
前記枠体1は上枠10と下枠11と一方の縦枠12と他方の縦枠13を矩形状に連結してある。
前記障子2は召合せ框20と戸先框21と上框22と下框23を矩形状に連結し、その内部にパネル24が装着してある。
そして、戸先框21が一方の縦枠12に当接することで障子2が閉じ位置で、召合せ框20が枠体1に取付けた障子ストッパ30、例えば上枠10、下枠11にそれぞれ取付けた上下の障子ストッパ30に当接することで障子2が開き位置となる。
これに限ることはなく、枠体1の室内側寄りと室外側寄りに障子(内障子、外障子)をスライド自在に装着して引き違い戸としても良い。
また、前述の嵌め殺し部3の左右両側に障子2を装着した両袖片引き戸としても良い。
前記障子2が図2に示す閉じ位置であると、戸先框21の面内方向外側部21aが一方の縦枠12の戸当り部12aに当接する。
前記障子2が図2に示す閉じ位置から他方の縦枠13に向けて面内方向にスライドすることで、召合せ框20の面内方向外側部20aが障子ストッパ30に当接して開き位置となる。前記面内方向外側部20aとはパネル24を装着する部分と面内方向に反対側で他方の縦枠13と対向した部分である。
前述の衝撃は連結板42を介して内側見込み板41に伝わるが、その衝撃が作用する部分と連結板42が面外方向に位置がずれていると共に、連結板42の強度が十分でない等のために、前述の衝撃で召合せ框20の外側見込み板40が変形することがある。
このようにすれば、補強金属部品60を面外方向の寸法が小さい薄い板状体とすることができる。
前記左右一方の縦枠12の室外側寄りにはロールタイプの網戸18が取付けてある。
前記召合せ框20は外側見込み板40と内側見込み板41を面外方向に離隔して対向した2つの連結板42,42で連結して中空部20bとパネル装着用の内向き凹部20cを有している。
前記面外方向の室内側の連結板42にはコ字形状の室内側縦板43が一体的に設けられて室内側補強部20dとしてある。
前記面外方向の室外側の連結板42は中空部20bを形成する面内方向外側の外側板42aと、内側見込み板41よりも面内方向内側に突出して内向き凹部20cを形成する面内方向内側の内側板42bを断熱材44で連結してある。
つまり、召合せ框20は外側見込み板40と内側見込み板41と複数の連結板42とで中空部20bを有したアルミ押出形材を用いた断熱形材で、その室内側には室内側補強部20dを有している。
前記下枠11は下ガイドレール11bを備え、この下ガイドレール11bは障子ストッパ30まで連続している。
前記摺動片50は、召合せ框20の中空部20bを形成する部分(外側見込み板40、内側見込み板41、2つの連結板42)の長手方向の端面20eに接する横板51と、この横板51に設けられ召合せ框20の中空部20bに嵌合する取付部52と、この横板51に設けられ、前記下枠11のガイドレール11bに沿って摺動するスライドガイド部53を有し、ビス54で固定して取付けられる。
前記一側見込み板55と他側見込み板56とに亘って面外方向に離間して対向した一対の仕切板59が一体的に設けられ、この一対の仕切板59と一側見込み板55と他側見込み板56とで取付用凹陥部50aを形成している。
この取付用凹陥部50aに補強金属部品60が圧入又は接着剤等で固定して取付けてある。
要するに、補助金属部品60の上下方向中間部に障子ストッパ30の上面30aが対向するようにしてある。
このようであるから、障子ストッパ30に召合せ框20が当接した時の衝撃は補強金属部品60に確実に伝わる。
前記障子ストッパ30の召合せ框20に当接する部分の高さ(上下寸法)は、補強金属部品60の高さ(上下寸法)と同一、又は小さくなるようにしてある。
このようであるから、摺動片50を召合せ框20に挿入し易くするために、召合せ框20の外側見込み板40と内側見込み板41との面内方向の間隔よりも摺動片50の一側見込み板55と他側見込み板56との面内方向の間隔の方を、若干小さくした場合であっても突部56aが他側見込み板41に接するので、召合せ框20の外側見込み板40に加わる衝撃が補強金属部品60を介して内側見込み板41に確実に伝わる。
例えば、ビスキャップ70は取付用爪71を備え、この取付用爪71を召合せ框20の外側見込み板40における前記孔45の近傍に形成した取付用孔46に嵌め込むことで前記孔45を覆うように取付けてある。
例えば、ビスキャップ70を表面板72の外周縁に沿って矩形状のリブ73を設けた形状とし、その障子ストッパ30と対向した部分に補強リブ74を設けて補強してある。
また、ビスキャップ70を用いずに召合せ框20の外側見込み板40を直接当接するようにしても良い。
また、前述の説明では下枠11に取付けた障子ストッパ30と召合せ框20の下部に取付けた摺動片50について述べたが、上枠10に取付けた障子ストッパ30と召合せ框20の上部に取付けた摺動片50も同様である。
なお、召合せ框20の上部に取付けた摺動片50と下部に取付けた摺動片50のどちらか一方にのみ補強金属部品60を取付けるようにしても良い。
Claims (4)
- 枠体に障子を閉じ位置と開き位置とに亘ってスライド自在に装着すると共に、その障子が開き位置の時には召合せ框が枠体に取付けた障子ストッパに当接するようにし、
前記召合せ框における前記障子ストッパと対向した外側見込み板と、この外側見込み板と面内方向に対向して離隔した内側見込み板との間に摺動片を、その外側見込み板と内側見込み板とにそれぞれ接して取付け、
前記摺動片に補強金属部品を、前記外側見込み板に加わる衝撃が補強金属部品を介して前記内側見込み板に伝わるように取付けたことを特徴とする引き戸。 - 補強金属部品の上下中間部に、障子ストッパにおける召合せ框と当接する面の上端が対向している請求項1記載の引き戸。
- 摺動片は、召合せ框の外側見込み板に接する一側見込み板と召合せ框の内側見込み板に接する他側見込み板を有し、この一側見込み板と他側見込み板に接するように補強金属部品を取付け、
前記補強金属部品は、召合せ框の外側見込み板における障子ストッパと当接する部分と対向している請求項1又は2記載の引き戸。 - 摺動片の他側見込み板における補強金属部品が接する部分に突部を設け、この突部が召合せ框の内側見込み板に接するようにした請求項3記載の引き戸。
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JPH031981Y2 (ja) * | 1983-10-13 | 1991-01-21 | ||
JPH0354278Y2 (ja) * | 1985-08-09 | 1991-11-29 |
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