JP2008290915A - リン酸塩系ガラス組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】実用上充分な耐水性を有し、高濃度のAgを含有することが可能なリン酸塩系ガラス組成物を提供すること。
【解決手段】光学ガラス用のリン酸塩系ガラス組成物である。リン酸塩系ガラス組成物は、Ag2Oを0〜30モル%、Li2Oを0〜30モル%、Na2Oを0〜30モル%、K2Oを0〜30モル%、Cs2Oを0〜30モル%(ただし、Ag2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2O=10〜30モル%)、ZnOを10〜25モル%、B23を12〜30モル%、P25を35〜45モル%、Al23を1〜5モル%、Ga23を0〜5モル%、In23を0〜5モル%、Y23を0〜5モル%、ZrO2を0〜3モル%、ランタノイド酸化物を0〜5モル%(ただし、Al23+Ga23+In23+Y23+ZrO2+ランタノイド酸化物=1〜10モル%)含有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、幅広い範囲で屈折率の調整が可能なリン酸塩系ガラス組成物に関する。
従来、屈折率の高いガラスを得るために、組成中の酸化鉛の量を調節することにより、ガラスの屈折率を制御することが行われていた。近年、環境問題から、鉛の使用が規制され、その使用を回避する試みがなされている。
また、高屈折率ガラスとしては、バリウムを多量に含有する重クラウンや特重クラウン、ランタンを多量に含有するランタン系の光学ガラス等がある。しかし、これらの光学ガラスは、500℃以上又は600℃以上という高いガラス転移温度を有しているため、再加熱によるプレス成形等の工程を経て製造される光学ガラス部品に適用する際に、問題を抱えていた。
また、バリウムクラウンガラスの他にも、リン酸塩ガラスがある(特許文献1〜6参照)。リン酸塩ガラスにおいては、Ag+等の一価の陽イオンを含有させることにより、高屈折率のガラスを実現できる。また、溶融塩中に浸漬して陽イオンを交換させることにより、リン酸塩ガラス中に屈折率勾配を形成させることができる。
しかしながら、リン酸塩ガラスにおいては、耐水性が悪く、水によって浸食され易いという問題があった。そのため、実用に供することが困難であるという問題があった。また、従来のリン酸塩ガラスは、耐水性改善のため、比較的多量のAl23を含有していたが、この場合には、Ag+イオンを高濃度で含有させることが困難になるという問題があった。
特開昭62−100451号公報 特開平4−2629号公報 特開平7−165436号公報 特開平7−267673号公報 特開2003−128432号公報 特公平7−25567号公報
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、実用上充分な耐水性を有し、高濃度のAgを含有することが可能なリン酸塩系ガラス組成物を提供しようとするものである。
本発明は、光学ガラス用のリン酸塩系ガラス組成物であって、
Ag2O 0〜30モル%、
Li2O 0〜30モル%、
Na2O 0〜30モル%、
2O 0〜30モル%、
Cs2O 0〜30モル%、
Ag2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2O=10〜30モル%、
ZnO 10〜25モル%、
23 12〜30モル%、
25 35〜45モル%、
Al23 1〜5モル%、
Ga23 0〜5モル%、
In23 0〜5モル%、
23 0〜5モル%、
ZrO2 0〜3モル%、
ランタノイド酸化物 0〜5モル%、
Al23+Ga23+In23+Y23+ZrO2+ランタノイド酸化物=1〜10モル%、
という組成を有していることを特徴とするリン酸塩系ガラス組成物にある(請求項1)。
本発明のリン酸塩系ガラス組成物は、上記特定の組成を有し、12〜30モル%という比較的多くのB23を含有している。そのため、上記リン酸塩系ガラス組成物は、実用上充分な耐水性を示すことができる。また、各成分をガラス中に均一に溶解させることができ、ガラス転移点Tgの上昇を抑制し、ガラス転移点Tgを例えば500℃以下に保つことができる。そのため、上記リン酸塩系ガラス組成物は、比較的低温度で軟化させることができ、成形性に優れている。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物には、アルカリ及び/又はAgイオンを多量に含有させることが可能になる。そのため、上記リン酸塩系ガラス組成物は、高い屈折率を示すことができる。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物においては、イオン交換により、該リン酸塩系ガラス組成物中に選択的に含まれるLi+、Na+、K+、Cs+等の1価イオンと電子分極率が大きなAg+イオンとを相互に交換することができる。即ち、例えば上記リン酸塩系ガラス組成物中のLi+、Na+、K+、Cs+等の1価イオンをAg+で交換することにより、AgO成分量を増大させることができる。一方、上記リン酸塩系ガラス組成物中のAg+をLi+、Na+、K+、Cs+等の1価イオンで交換することにより、AgO成分量を減少させることができる。そのため、上記リン酸塩系ガラス組成物においては、酸化銀成分量を簡単に調整することができる。また、上記リン酸塩系ガラス組成物においては、酸化銀成分量に依存して屈折率を大きく変化させることができると共に、約1.5〜約1.65という広い範囲で屈折率を制御することができる。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物においては、Ag+イオンの関与するイオン交換により、大きな屈折率分布(勾配、差)をガラス内部に形成させることができる。そのため、上記リン酸塩系ガラス組成物は、微小光学レンズや光導波路を形成するための素材として用いることができる。
また、従来のガラスにおいては、イオン交換により一価の陽イオンを交換したときに、交換するイオンと交換されるイオン、即ち異種イオンが混合されると互いの拡散速度がそれぞれ極端に低下し、その低下の仕方が互いに異なっているため、所望の屈折率勾配を有するガラスを作製するためのイオン交換条件を理論的に予測することが非常に困難であった。本発明のリン酸塩系ガラス組成物においては、イオン交換により、例えばNaイオン等のアルカリ金属イオンと銀イオンとを交換する際に、アルカリ金属イオンの拡散速度の低下を抑制することが可能になる。上記リン酸塩系ガラス組成物においては、銀イオン濃度が高くなるにつれてアルカリ金属イオンの拡散係数が大きくなり、しかも、両者の拡散係数の増大パターンが銀濃度に対してほぼ直線的になるため、イオン交換過程の理論的な予測が比較的容易になる。そのため、上記リン酸塩系ガラス組成物を用いることにより、所望の屈折率勾配を有するレンズ等の光学ガラスを製造するときのイオン交換条件の設定を比較的容易に行うことができる。それ故、所望の屈折率勾配を有する光学ガラスをより簡単に製造することができる。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物は、必須成分として鉛を含有せず、非鉛のリン酸塩系ガラス組成物を設計することができる。そのため、環境負荷を小さくすることができる。
次に、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
上記リン酸塩系ガラス組成物は、Ag2Oを0〜30モル%、Li2Oを0〜30モル%、Na2Oを0〜30モル%、K2Oを0〜30モル%、Cs2Oを0〜30モル%含有する。そして、Ag2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2O=10〜30モル%である。
即ち、上記リン酸塩系ガラス組成物は、Ag2O、Li2O、Na2O、K2O、及びCs2Oから選ばれる1種以上を合計10〜30モル%含有する。
Ag2O、Li2O、Na2O、K2O、及びCs2Oは、上記リン酸塩系ガラス組成物の屈折率に影響を及ぼす他、ガラスの安定性の向上、耐水性の向上及びガラス転移点の低下に寄与する。
Ag2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2Oが10モル%未満の場合には、1価イオン間の置換を行う際に、置換によって屈折率差を充分に大きくすることができなくなるおそれがある。また、ガラス転移点が高くなり、成形性が悪くなるおそれがある。
Ag2O、Li2O、Na2O、K2O、及びCs2Oから選ばれる少なくとも1種が30モル%を超える場合、又はAg2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2Oが30モル%を越える場合には、耐水性が悪くなるおそれがある。
好ましくは、上記リン酸塩系ガラス組成物は、Ag2Oを0〜25モル%、Li2Oを0〜25モル%、Na2Oを0〜25モル%、K2Oを0〜25モル%、Cs2Oを0〜25モル%含有し、Ag2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2O=10〜25モル%であることがよい。より好ましくは、Ag2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2O=15〜25モル%がよい。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物においては、Ag2Oを含有しておらず、上述のLi2O、Na2O、K2O、又はCs2Oを含有している場合には、イオン交換によりAg+イオンを供給して屈折率の向上を図ることができる。また、Ag2Oを含有している場合には、イオン交換によりLi+イオン、Na+イオン、K+イオン、Cs+イオンを供給して屈折率を低下させることができる。このようにして、上記リン酸塩系ガラス組成物においては、例えば約1.55〜約1.65という広い範囲で屈折率を制御することができる。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物は、B23を12〜30モル%含有する。
23は、上記リン酸塩系ガラス組成物中におけるAg等の一価の陽イオン成分の許容量をほとんど低下させることなく、上記リン酸塩系ガラス組成物の耐水性を向上させる効果を有すると共に、上記リン酸塩系ガラス組成物中における他の各種成分の溶解性を向上させることができる。
23の含有量が12モル%未満の場合には、上記リン酸塩系ガラス組成物の耐水性が不十分になるおそれがある。また、この場合には、上記リン酸塩系ガラス組成物における各種成分の溶解性が悪くなるおそれがある。一方、B23が30モル%を越える場合には、耐水性が悪くなるおそれがある。より好ましくは、B23の含有量は14〜24モル%がよい。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物は、ZnOを10〜25モル%含有する。
ZnOは、上記リン酸塩系ガラス組成物に優れた溶解性で溶解させることができると共に、上述のB23と組み合わせて用いることにより、上記リン酸塩系ガラス組成物の網目構造を強くすることができる。その結果、上記リン酸塩系ガラス組成物の耐水性を向上させる作用を有する。
ZnOが10モル%未満の場合には、上述の網目構造が弱くなり、耐水性が悪くなるおそれがある。一方、25モル%を越える場合には、ガラスが不安定になるおそれがある。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物は、P25を35〜45モル%含有する。
25が35モル%未満の場合には、ガラスの網目構造を形成する成分が不十分になり、充分な耐水性が得られなくなるおそれがある。一方、45モル%を越える場合にも、耐水性が悪くなるおそれがある。より好ましくは、P25の含有量は35〜40モル%がよい。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物は、Al23を1〜5モル%含有する。
Al23は、上記リン酸塩系ガラス組成物の耐水性を向上させる効果を有する。
Al23が1モル%未満の場合には、耐水性が不十分になるおそれがある。一方、5モル%を超える場合には、上記リン酸塩系ガラス組成物中にAgが均一に溶解し難くなり、コロイドとなって析出しやすくなるおそれがある。そのため、上記リン酸塩系ガラス組成物中にAgを高濃度で含有させることができなくなるおそれがある。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物は、Ga23を0〜5モル%、In23を0〜5モル%、Y23を0〜5モル%、ZrO2を0〜3モル%、及びランタノイド酸化物を0〜5モル%含有することができる。
この場合には、耐水性をさらに向上させることができる。
Ga23、In23、Y23、及びランタノイド酸化物がそれぞれ5モル%を越える場合、又はZrO2が3モル%を超える場合には、溶融温度が高くなり、リン酸の揮発が激しくなるおそれがある。また、ガラスの溶解性が悪くなるおそれがある。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物において、Al23+Ga23+In23+Y23+ZrO2+ランタノイド酸化物=1〜10モル%である。
Al23+Ga23+In23+Y23+ZrO2+ランタノイド酸化物が1モル%未満の場合には、耐水性を充分に向上させることができなくなるおそれがある。一方、10モル%を超える場合には、溶融温度が高くなり、リン酸の揮発が激しくなるおそれがある。また、ガラスの溶解性が悪くなるおそれがある。
ランタノイド酸化物としては、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Er、Tm、Yb、又はLuの酸化物を1種以上用いることができる。ランタノイド酸化物を適宜選択することにより、耐水性の向上及び屈折率の増大を図ることができるだけでなく、レーザガラス、ファラデー回転ガラス、光増幅ガラス(ファイバー)等の機能性ガラスに適した機能を発現させることができる。例えばNd、Yb、Ho、Er、Tm等は、ガラスレーザのイオンとして用いられる。
上記リン酸塩系ガラス組成物は、さらにTiO2、Bi23、Sb23、Nb25、WO3、SnO、SiO2、及びTa25から選ばれる1種以上の酸化物をそれぞれ2モル%以下含有することが好ましい(請求項2)。
この場合には、耐水性を改善させることができる。また、これらの酸化物は、熱的物性、光学的物性、及びその他各種物性を合目的に微調整をするために用いることができる。
TiO2、Bi23、Sb23、Nb25、WO3、SnO、SiO2、及びTa25のそれぞれの含有量が2モル%を超える場合には、ガラスの基本的な物性値を大きく変え、ガラス形成を不安定にしてしまうおそれがある。
上記リン酸塩系ガラス組成物は、さらにアルカリ土類金属酸化物を10モル%以下含有することが好ましい(請求項3)。
この場合には、溶融性を改善することができると共に、用途に応じた各種物性値を微調整することができる。
アルカリ土類金属酸化物の含有量が10モル%を越える場合には、耐水性が悪くなるおそれがある。アルカリ土類金属酸化物としては、BeO、MgO、CaO、SrO、BaOから選ばれる1種以上の酸化物を用いることができる。
上記リン酸塩系ガラス組成物は、さらにCuOを2モル%以下含有することが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記リン酸塩系ガラス組成物を着色することができ、該リン酸塩系ガラス組成物は例えばCCD感度補正フィルターなどに好適に用いることができる。
CuOの含有量が2モル%を超える場合には、光学濃度が高くなり、フィルター等の用途に適さなくなるおそれがある。
上記リン酸塩系ガラス組成物は、イオン交換法によって、屈折率勾配を形成するために用いられることが好ましい(請求項5)。
この場合には、屈折率勾配を形成し易いという上記リン酸塩系ガラス組成物の作用効果を充分に発揮することができる。
イオン交換は、本願出願時に公知となっている技術により行うことができる。
具体的には、例えば300℃〜500℃程度に加熱された硝酸塩等の溶融塩中に、リン酸塩系ガラス組成物を浸漬することにより行うことができる。これにより、硝酸ナトリウム等の1価陽イオン硝酸塩の陽イオンと、上記リン酸塩系ガラス組成物中の1価の陽イオンとを交換させることができる。上記リン酸塩系ガラス組成物中のアルカリ金属イオンを銀イオンで置換する場合には、溶融塩として硝酸銀の溶融塩を用いることができる。
上記リン酸塩系ガラス組成物は、各成分の原料に相当する酸化物、水酸化物、リン酸塩、炭酸塩、硝酸塩等を、目的の組成となるように所定の割合で配合し、得られる混合ガラス原料を加熱して溶融させ、ガラス化させることにより得ることができる。
また、上記リン酸塩系ガラス組成物の組成は、例えば誘導結合高周波プラズマ分光分析(ICP分析)によって測定することができる。
(実施例1)
次に、本発明の実施例につき、説明する。
本例は、各種組成のリン酸塩系ガラス組成物を作製し、その特性を評価する例である。
本例のリン酸塩系ガラス組成物は、Ag2Oを0〜30モル%、Li2Oを0〜30モル%、Na2Oを0〜30モル%、K2Oを0〜30モル%、Cs2Oを0〜30モル%、ZnOを10〜25モル%、B23を12〜30モル%、P25を35〜45モル%、Al23を1〜5モル%、Ga23を0〜5モル%、In23を0〜5モル%、Y23を0〜5モル%、ZrO2を0〜3モル%、ランタノイド酸化物を0〜5モル%含有する。ただし、Ag2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2O=10〜30モル%、Al23+Ga23+In23+Y23+ZrO2+ランタノイド酸化物=1〜10モル%である。
まず、表1〜表3に示す50種類の組成のリン酸塩系ガラス組成物(試料E1〜試料E50)を作製した。
具体的には、Ag源としてAgNO3、Ag2O、Na源としてNa2CO3、NaNO3、NaH2PO4・2H2O、K源としてK2CO3、KNO3、KH2PO4、Li源としてLi2CO3、Zn源としてZnO、Zn227、B源としてH3BO3、P源としてNaH2PO4・2H2O、KH2PO4、Zn227、H3PO4、Al源としてAl(OH)3、Al(NO3)3・9H2O、Ga源としてGa23、In源としてIn23、In(NO3)3・5H2O、La源としてLa(NO3)3・6H2O、Bi源としてBi23、Bi(NO3)3・5H2O、Sb源としてSb23、Zr源としてZrO2、ZrO(NO3)2・2H2O、W源としてWO3、Mg源としてMg(OH)2、Mg(PO3)2、及びCa源としてCaCO3、Ca(PO3)2を準備し、これらを表1〜表3に占めす組成となるような化学量論比で混合し、混合物を温度300℃程度まで昇温させて加熱し、仮焼物を得た。
次いで、得られた仮焼物を白金坩堝中に移し、徐々に温度を上げながら揮発成分を順次分解させて、融液状態に到らせる。その後、坩堝中で時々撹拌させながら温度1100〜1200℃で約1時間加熱し、融液の均質化を図った。次いで、融液をガラスの軟化点付近の温度に予め加熱されたカーボン型に鋳込み、その後、型からガラス塊を取りだし、軟化点付近から約100℃低い温度まで1℃/minで冷却した。このようにして、表1〜表3に示す組成のリン酸塩系ガラス組成物(試料E1〜試料E50)を得た。
Figure 2008290915
Figure 2008290915
Figure 2008290915
各試料(試料E1〜試料E50)の作製時には、溶解性の評価を行った。溶解性は、各試料の作製時に、未溶解、結晶化、分相等が起こっていないかどうかを目視により確認した。未溶解、結晶化、分相が確認された場合を「×」として評価し、確認されなかった場合を「○」として評価した。その結果を後述の表4及び表5に示す。
次に、試料E1〜試料E50について、耐水性の評価を行うと共に、ガラス転移点(Tg)、及び線膨張係数の測定を以下のようにして行った。
「耐水性」
各試料を幅20mm×奥行20mm×厚さ2.5mmの大きさに切り出し、水に懸濁させた#1500のアルミナ砥粒を用いて各試料の表面を研磨し、表面粗度を整えた。各試料の各辺の長さをマイクロメータで測定し、表面積を算出した。いずれの試料も約10cm2になるように統一した。
次いで、温度約93℃の純水100ml中に、約10cm2の表面積をもつ各試料を4時間浸した。その後、各試料を乾燥させて、重量を測定した。そして、純水に浸す前後における各試料の重量変化を各試料の表面積で除することによりガラスの溶出量を算出した。その結果を表4及び表5に示す。
「ガラス転移点Tg及び線膨張係数」
各試料を切断して断面4.5mm角、長さ20mmの角柱形状の測定試料を作成し、この測定試料について、セイコーインスツルメンツ製の熱分析装置「EXSTAR 6000」を用いて測定した。測定は、荷重10gf、昇温速度5℃/minという条件で、室温から屈伏点を超える温度まで行った。得られる膨張−温度曲線から100℃〜300℃における平均線膨張係数、及びガラス転移点Tgを求めた。その結果を表4及び表5に示す。
また、試料E1〜試料E19のリン酸塩系ガラス組成物は、いずれもZnOを20モル%、B23を14モル%、P25を40モル%、Al23を3モル%、In23を1モル%、La23を1モル%、及びBi23を1モル%含有し、Ag2O、Na2O、及びK2Oのうち少なくとも1種を、これらの合計量が20モル%となるように含有する。試料E1〜試料E19においては、組成中のAg2O、Na2O、K2Oの含有量がそれぞれ異なっている(表1参照)。
これらの試料E1〜試料E19については、1価イオンの含有比率による光学特性の変化を調べるため、屈折率及びアッベ数を測定し、さらにイオン交換を行うにあたって理論的にイオン交換処理条件を予測するために必要な各交換イオンの自己拡散係数を求めた。
「屈折率及びアッベ数」
各試料E1〜試料E19からそれぞれ直角プリズム(直角面の加工精度は±1.7°以内)を作製し、これを測定用試料として、カルニュー光学工業株式会社製のデジタル精密屈折計「KPR−30V」を用いて屈折率及びアッベ数の測定を行った。その結果を表4及び表5に示す。なお、測定用試料の加工誤差による測定値への影響を小さくするために、測定装置側Vプリズムと試料との間にマッチングオイルを用いた。また、測定波長としては、d、C、F、e、及びgの各線を用い、各波長における屈折率からアッベ数を算出した。
また、Ag2O、Na2O、K2Oをそれぞれ単一の1価陽イオン元素の酸化物成分として含有する組成を各頂点とする三角図を作成し、この三角図に試料E1〜試料E19におけるAg2O、Na2O、及びK2O組成点をプロットした(図1参照)。図1より知られるごとく、各試料は三角図の中に略均等に分布する。
そして、各試料の屈折率(表4参照)に基づいて、上記三角図中に屈折率が等しくなる等屈折率線を示した(図2参照)。
「拡散係数」
拡散係数は、放射性同位元素を用いたトレーサ法によって測定した。
即ち、まず、測定対象元素と同じ種類の放射性同位元素を各試料の表面に塗布し、所定の温度で加熱する。その後、放射性同位元素試料表面を塗布した面を表面から研削しながら拡散距離と放射能強度求め、両者の関係から自己拡散係数を算出する。放射性同位元素トレーサとしては、Naの自己拡散係数の測定には22Naを用い、Kの自己拡散係数の測定には42Kを用い、Agの自己拡散係数の測定には110mAg(m:メタステーブル)を用いた。
Naの拡散係数「DNa」、Kの拡散係数「DK」、Agの拡散係数「DAg」の結果を表4に示す。また、上記等屈折率線と同様に、上述の三角図中に拡散係数DNaが等しくなる線(等拡散係数(DNa)線)を示した(図3参照)。さらに同様に、拡散係数DKが等しくなる線(等拡散係数(DK)線)を示し(図4参照)、拡散係数DAgが等しくなる線(等拡散係数(DAg)線)を示した(図5参照)。
Figure 2008290915
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また、本例においては、試料E1〜試料E50の比較用として、表6及び表7に示す22種類のリン酸塩系ガラス組成物(試料C1〜試料C22)を作製した。
試料C1〜試料C22の作製にあたっては、Ag源としてAgNO3、Ag2O、Na源として、Na2CO3、NaNO3、NaH2PO4・2H2O、K源としてK2CO3、KNO3、KH2PO4、Zn源としてZnO、Zn227、B源としてH3BO3、P源としてNaH2PO4・2H2O、KH2PO4、Zn227、H3PO4、Al源としてAl(OH)3、Al(NO3)3・9H2O、Bi源としてBi23、Bi(NO3)3・5H2O、Sb源としてSb23、Zr源としてZrO2、ZrO(NO3)2・2H2O、Si源としてSiO2、Sn源としてSnO、V源としてV25、Nb源としてNb25、Mo源としてMoO3、Te源としてTeO2、Ce源としてCeO2、Ce(NO3) 3・6H2Oを準備し、これらを表4及び表5に占めす組成となるような化学量論比で混合し、混合物を温度300℃程度まで昇温させて加熱し、仮焼物を得た。その後、上記試料E1〜試料E50と同様にして、仮焼物を徐々に温度を上げて加熱し、溶融させて、温度1100℃〜1200℃で融液の均質化を行った。その後、カーボン型に鋳込み、冷却することにより、表6及び表7に示す組成のリン酸塩系ガラス組成物(試料C1〜試料C22)を作製した。
Figure 2008290915
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試料C1〜試料C22についても、上記試料E1〜試料E50と同様に、溶解性、耐水性の評価を行い、さらにガラス転移点Tg及び線膨張係数の測定を行った。その結果を表8に示す。
Figure 2008290915
表1〜表5より知られるごとく、Ag2Oを0〜30モル%、Li2Oを0〜30モル%、Na2Oを0〜30モル%、K2Oを0〜30モル%、Cs2Oを0〜30モル%(ただし、Ag2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2O=10〜30モル%)、ZnOを10〜25モル%、B23を12〜30モル%、P25を35〜45モル%、Al23を1〜5モル%、Ga23を0〜5モル%、In23を0〜5モル%、Y23を0〜5モル%、ZrO2を0〜3モル%、及びランタノイド酸化物を0〜5モル%(但し、Al23+Ga23+In23+Y23+ZrO2+ランタノイド酸化物=1〜10モル%)含有するリン酸塩系ガラス組成物(試料E1〜試料E50)は、いずれも溶出量10mg/cm2以下という実用上充分な耐水性を有し、かつ高濃度Agを含有することができる。試料E1〜試料E50の中には、Agをあまり含有していない試料もあるが、これらの試料は、イオン交換によりAgと置き換えることが可能なNaやK等を含有しているため、簡単にAg量を増大させることできる。また、試料E1〜試料E50は、いずれも500℃以下という比較的低いガラス転移点を示した。そのため、試料E1〜試料E50は成形性に優れている。
これに対し、本発明の組成範囲から外れる試料C1〜試料C22のガラスは、比較的多くのAg、Na、Kを含有させると、耐水性が悪くなっていた。また、試料C6、C7、C9、C11、及びC22においては、ガラスの溶融時に析出等の問題を生じていた。
また、表4及び図2より知られるごとく、本発明の組成範囲内にあるリン酸塩系ガラス組成物(試料E1〜試料E19)においては、Ag濃度の増加と共に屈折率が増大していた。試料E1〜試料E19においては、Ag濃度に依存して最大約0.1程度という大きな変化量で屈折率が変化しており、一価イオンの置換によって屈折率を広い範囲で制御することができる。したがって、試料E1〜試料E19は、イオン交換により、屈折率の設計の自由度の大きいリン酸塩系ガラス組成物であることがわかる。
また、表4及び図3〜図5より知られるごとく、試料E1〜試料E19においては、Ag濃度が増加するにしたがってAgの拡散係数DAg及びNaの拡散係数DNaも増加しており。しかもDAgとDNaは比較的近い値を示している。また、Kの拡散係数DKも、Ag濃度が増加するにつれて大きくなっている。これらは、他のガラス組成で現れる自己拡散係数の組成依存性とは全く異なっており、試料E1〜試料E19においては、Agの存在によりアルカリイオンの拡散が大きくなることを示している。そのため、イオン交換に要する時間を短縮することができ、しかも理論的な扱いによるイオン交換処理条件の推定が容易なる。その結果、リン酸塩系ガラス組成物中に所望の屈折率分布を比較的簡単に形成させることができる。
実施例にかかる、Ag2O、Na2O、K2Oをそれぞれ単一に含む組成を頂点とする、リン酸塩系ガラス組成物(試料E1〜試料E19)のAg2O、Na2O、及びK2O組成の三角図を示す説明図。 実施例にかかる、リン酸塩系ガラス組成物(試料E1〜試料E19)の屈折率の三角図を示す説明図。 実施例にかかる、リン酸塩系ガラス組成物(試料E1〜試料E19)におけるNaの拡散係数DNaの三角図を示す説明図。 実施例にかかる、リン酸塩系ガラス組成物(試料E1〜試料E19)におけるKの拡散係数DKの三角図を示す説明図。 実施例にかかる、リン酸塩系ガラス組成物(試料E1〜試料E19)におけるAgの拡散係数DAgの三角図を示す説明図。

Claims (5)

  1. 光学ガラス用のリン酸塩系ガラス組成物であって、
    Ag2O 0〜30モル%、
    Li2O 0〜30モル%、
    Na2O 0〜30モル%、
    2O 0〜30モル%、
    Cs2O 0〜30モル%、
    Ag2O+Li2O+Na2O+K2O+Cs2O=10〜30モル%、
    ZnO 10〜25モル%、
    23 12〜30モル%、
    25 35〜45モル%、
    Al23 1〜5モル%、
    Ga23 0〜5モル%、
    In23 0〜5モル%、
    23 0〜5モル%、
    ZrO2 0〜3モル%、
    ランタノイド酸化物 0〜5モル%、
    Al23+Ga23+In23+Y23+ZrO2+ランタノイド酸化物=1〜10モル%、
    という組成を有していることを特徴とするリン酸塩系ガラス組成物。
  2. 請求項1において、上記リン酸塩系ガラス組成物は、さらにTiO2、Bi23、Sb23、Nb25、WO3、SnO、SiO2、及びTa25から選ばれる1種以上の酸化物をそれぞれ2モル%以下含有することを特徴とするリン酸塩系ガラス組成物。
  3. 請求項1又は2において、上記リン酸塩系ガラス組成物は、さらにアルカリ土類金属酸化物を10モル%以下含有することを特徴とするリン酸塩系ガラス組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記リン酸塩系ガラス組成物は、さらにCuOを2モル%以下含有することを特徴とするリン酸塩系ガラス組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記リン酸塩系ガラス組成物は、イオン交換法によって、屈折率勾配を形成するために用いられることを特徴とするリン酸塩系ガラス組成物。
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