JP2008290880A - 自動給送装置、記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 戻しレバー74が給送経路75へ進出する位置まで揺動した状態において、記録紙案内面742は、搬送駆動ローラ51の駆動回転により搬送される記録紙Pが分離パッド72に接触しない状態で給送経路75を給送方向Yへ進行するように記録紙Pを案内する。記録紙案内面742は、分離パッド72より給送方向Yの下流側の給送経路75へ向けて下り傾斜となる傾斜面となっている。搬送駆動ローラ51の駆動回転により搬送される記録紙Pは、記録紙案内面742に裏面側が摺接しながら、分離パッド72に接触しない状態で給送経路75を搬送方向Yへ進行していく。
【選択図】図2
Description
このように、被記録材案内面は、搬送手段により搬送される被記録材が分離手段に接触しない状態で給送経路を進行するように被記録材を案内するので、給送後に搬送手段で搬送される被記録材の搬送負荷及びその変動幅をさらに小さくすることができる。
本発明の第10の態様に記載の記録装置によれば、記録装置において、前述した第1〜第9の態様のいずれかに記載の発明による作用効果を得ることができる。
まず、図1を参照しながら、インクジェットプリンタ50の概略構成について説明する。
インクジェットプリンタ50は、「被記録材」としての記録紙Pに記録を実行する「記録実行手段」として、搬送駆動ローラ51、搬送従動ローラ52、プラテン53、排紙駆動ローラ54、排紙従動ローラ55、キャリッジ61及び記録ヘッド62を備えている。自動給送装置70から給送された記録紙Pは、「搬送手段」としての搬送駆動ローラ51と搬送従動ローラ52とで挟持され、搬送駆動ローラ51の駆動回転により搬送方向Yへ所定の搬送量でプラテン53上を搬送される。
インクジェットプリンタ50は、前記の搬送駆動ローラ51へ向けて記録紙Pを一ずつ自動給送する自動給送装置70を搭載している。自動給送装置70は、「給送手段」としての給送用ローラ71、「分離手段」としての分離パッド72、ホッパ73、「戻し手段」を構成する「戻し部材」としての戻しレバー74及び給送経路75を有している。
図2は、戻しレバー74の近傍を拡大図示した自動給送装置70の要部側断面図である。図3は、戻しレバー74の斜視図である。図4は、戻しレバー74の近傍を後面側から拡大図示した自動給送装置70の要部斜視図である。図5は、戻しレバー74の軸部745の近傍を後面側から拡大図示した自動給送装置70の要部斜視図である。図6は、戻しレバー74の軸部744の近傍を後面側から拡大図示した自動給送装置70の要部斜視図である。
記録紙案内面742の給送方向Yの下流側端部には、なめらかな下り斜面となる規制面743が設けられている。この規制面743は、搬送駆動ローラ51の駆動回転により搬送方向Yへ搬送される記録紙Pの後端が記録紙案内面742から離間する際に、その記録紙Pの後端が摺接係合して、進出方向Bへ付勢されている戻しレバー74の進出方向Bへの進出速度を規制する。
図9は、本発明に係る自動給送装置70の第2実施例における戻しレバー74の一部を拡大図示した斜視図である。尚、戻しレバー74以外の部分については、第1実施例と同様なので図示及び説明は省略する。
当該実施例の戻しレバー74は、第1実施例における戻しレバー74に加えて、「第1従動回転体」としての第1コロローラ76、「第2従動回転体」としての第2コロローラ77及び「第3従動回転体」としての第3コロローラ78を備えている。
図10は、本発明に係る自動給送装置70の第3実施例における戻しレバー74の支持構造を模式的に図示した側面図である。尚、戻しレバー74の構造については、第1実施例又は第2実施例と同様なので図示及び説明は省略する。
当該実施例における自動給送装置70は、第1実施例と同様に、戻し動作状態にある戻しレバー74は、記録紙案内面742に摺接しながら搬送される記録紙Pの剛性に応じて、退避方向Cへ変位する(図2)。そして、第1実施例と同様に、搬送方向Yへ搬送される記録紙Pの後端が規制面743から離間するに従って、ねじりコイルばね747及び748(図4)のばね力によって、当接面701及び当接面703(図5及び図6)に戻しレバー74の軸部745及び軸部744が当接する位置まで変位していく(図8)。このときの軸部745及び軸部746の変位軌跡は、記録紙Pの種類による剛性の違いや記録紙Pの搬送位置によって異なり、必ずしも一定の変位軌跡とはならない。
当該実施例における自動給送装置70は、「減速手段」としての第1凸部704及び第2凸部705が図示の如く当接面701の近傍に設けられている。戻しレバー74が給送経路から退避方向Cへ一定以上退避した状態では、戻しレバー74の軸部745が当接面701から離間している状態となる。そして、第1凸部704及び第2凸部705は、この状態から戻しレバー74が進出方向Bへ進出して軸部745が当接面701に当接するときに、軸部745が進出方向Bへ変位する過程で、その軸部745と接触する位置に配置されている。
Claims (10)
- 所定の搬送方向へ被記録材を搬送する搬送手段と該搬送手段で搬送される被記録材に記録を実行する記録実行手段とを備えた記録装置に搭載され、前記搬送手段へ被記録材を給送する自動給送装置であって、
所定の被記録材載置部に積重された被記録材を前記搬送手段へ給送経路を介して給送する給送手段と、
前記給送手段で給送される被記録材とともに前記給送経路を給送方向へ進行する他の被記録材を前記給送手段で給送される被記録材から分離して係止する分離手段とを備え、
前記給送手段で給送される被記録材の給送方向先端が前記搬送手段に到達して当該被記録材が前記搬送手段により搬送可能な状態となった以降に、当該被記録材を案内する被記録材案内面が前記給送経路に進出する、ことを特徴とした自動給送装置。 - 請求項1に記載の自動給送装置において、前記給送経路に進出した状態の前記被記録材案内面は、前記搬送手段により搬送される被記録材が前記分離手段に接触しない状態で前記給送経路を進行するように当該被記録材を案内する、ことを特徴とした自動給送装置。
- 請求項1又は2に記載の自動給送装置において、前記被記録材案内面は、前記分離手段より給送方向下流側の前記給送経路へ向けて下り傾斜となる傾斜面を有している、ことを特徴とした自動給送装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動給送装置において、前記分離手段に係止されている被記録材を前記被記録材載置部へ戻す戻し手段を備え、
前記給送手段で給送される被記録材の給送方向先端が前記搬送手段に到達して当該被記録材が前記搬送手段により搬送可能な状態となった以降に、前記戻し手段による被記録材の戻し動作がなされ、前記戻し手段の戻し動作によって、前記戻し手段に設けられた前記被記録材案内面が前記給送経路に進出する、ことを特徴とした自動給送装置。 - 請求項4に記載の自動給送装置において、前記戻し手段は、前記分離手段に係止されている被記録材の給送方向先端を前記被記録材載置部へ押動するように前記給送経路に進出可能に配設された戻し部材を有し、前記被記録材案内面は、前記戻し部材に設けられている、ことを特徴とした自動給送装置。
- 請求項5に記載の自動給送装置において、戻し動作状態にある前記戻し手段の前記戻し部材は、前記被記録材案内面が前記給送経路に進出した状態になるとともに、前記給送経路へ進出する方向へ付勢された状態で前記給送経路から退避する方向へ変位可能であり、前記搬送手段により搬送される被記録材が前記分離手段に接触しない状態で前記給送経路を進行するように当該被記録材を案内可能な範囲内で、前記被記録材案内面に摺接しながら搬送される当該被記録材の剛性に応じて前記給送経路から退避する方向へ変位する、ことを特徴とした自動給送装置。
- 請求項6に記載の自動給送装置において、前記被記録材案内面は、前記搬送手段により搬送される被記録材の後端が前記被記録材案内面から離間する際に、当該被記録材の後端と係合して前記戻し部材の進出動作速度を規制する規制面を有している、ことを特徴とした自動給送装置。
- 請求項7に記載の自動給送装置において、前記戻し部材は、前記戻し動作の過程で前記搬送手段により搬送される被記録材に摺接する部分に、当該被記録材の搬送方向へ従動回転可能に軸支された第1従動回転体と、前記被記録材案内面に被記録材の搬送方向へ従動回転可能に軸支された第2従動回転体と、前記規制面に被記録材の搬送方向へ従動回転可能に軸支された第3従動回転体とを有している、ことを特徴とした自動給送装置。
- 請求項6〜8のいずれか1項に記載の自動給送装置において、前記戻し手段は、前記戻し部材が前記給送経路から一定以上退避した状態から前記給送経路へ進出するときに、前記戻し部材が進出方向へ変位する過程で前記戻し部材の一部と接触する位置に配置された減速手段を有している、ことを特徴とした自動給送装置。
- 所定の搬送方向へ被記録材を搬送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送される被記録材に記録を実行する記録実行手段と、前記搬送手段へ被記録材を給送する請求項1〜9のいずれか1項に記載の自動給送装置と、を備えた記録装置。
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