JP2008290653A - 車両用シート - Google Patents

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Takanori Hino
貴則 日野
Koji Takizawa
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Abstract

【課題】手動によるシートクッションとシートバックの位置調整が容易に行える車両用シートを提供する。
【解決手段】車両用シート11は、着座者によって操作されるメモリスイッチ20と、シートクッション12とシートバック13の位置を検出するロータリーエンコーダ17,19と、シートクッション12とシートバック13の位置情報を着座者に知らせるブザー21と、ブザー21を作動させるコントローラ23とを備えている。コントローラ23は、これらロータリーエンコーダ17,19で検出した位置を記憶する記憶部26と、メモリスイッチ20の操作時におけるロータリーエンコーダ17,19の検知位置を記憶部26に記憶させておき、シートクッション12とシートバック13の位置調整に際し、ロータリーエンコーダ17,19の検知位置が記憶部26の記憶位置と一致した際にブザー21を作動させる制御部24とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートクッションとシートバックの位置調整を手動で行う車両用シートに関する。
自動車のフロントシートは、一般に、車両前後方向への位置とシートバックの傾斜が調整可能になっている。運転者は自分の体形に合わせてこれらを調整するため、運転者が変わる度に調整をしなければならなくなる。車両前後方向への位置調整は、シートクッションの下部前端にある操作レバーを引いてシートクッションのロック状態を解除し、シートクッションを車両前後方向に動かし、最適な位置で操作レバーを離してシートクッションをロックしている。シートバックの傾斜調整も同様にして行っている。つまり、調整の目安となるものがなく、運転者の勘に頼っているため、調整を何度も繰り返す場合があり、操作が面倒である。そこで、運転者に適したシートポジションをメモリに記憶しておき、それに基づいて位置調整を行う車両用シートが提案されている(特許文型1参照)。
特開2005−88614号公報
しかし、この車両用シートは電動モータでシートクッションとシートバックを移動させているため、装置構成が複雑になり、製造コストの大幅なアップを招くことになる。
本発明の目的は、手動によるシートクッションとシートバックの位置調整が容易に行える車両用シートを提供することにある。
本発明の車両用シートは、スライド可能なシートクッションと角度調整可能なシートバックの位置調整を手動で行う車両用シートであって、着座者によって操作されるスイッチ手段と、上記シートクッションのスライド位置とシートバックの角度位置を検出する検出手段と、該検出手段で検出した位置を記憶する記憶手段と、上記シートクッションのスライド位置とシートバックの角度位置情報を着座者に知らせる報知手段と、上記スイッチ手段の操作時における上記検出手段の検知位置を上記記憶手段に記憶させておき、上記シートクッションのスライド位置とシートバックの角度位置調整に際し、上記検出手段の検知位置が上記記憶手段の記憶位置と一致した際に上記報知手段を作動させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記報知手段は、上記検出手段の検知位置が上記記憶手段の記憶位置に接近した際に間欠音を発し、両者が一致した際に連続音を発するブザーであるのが好ましい。
上記制御手段は、シートクッションのスライド調整とシートバックの角度調整のロック状態を解除する操作レバーの操作の有無を検知し、該操作レバーの操作時に上記報知手段を作動させるのが好ましい。
本発明によれば、報知手段の作動に基づいて、シートクッションとシートバックの位置調整が行えるので、調整操作を繰り返す必要がなくなり、操作が容易になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の車両用シートを示している。
この車両用シート11はシートクッション12とシートバック13からなる。シートクッション12はスライドレール14を介してフロア15に取り付けてある。シートクッション12の下部前端には、シートクッション12のロック状態を解除するスライドレバー(操作レバー)16を設けてある。つまり、このレバー16を引くと、シートクッション12のロック状態が解除され、シートクッション12を前後動させて位置調整することができる。シートクッション12には、スライドレール14内に設けられたローラ(図示せず)が配置されており、ローラがスライドレール14内を摺動することでシートクッションの一調整を行う。また、ローラには、シートクッション12の位置を検出するロータリーエンコーダ17が設けてある。
シートバック13はリクライニング機構(図示せず)を介してシートクッション12に取り付けてある。シートクッション12の後部側方には、シートバック13のロック状態を解除するリクライニングレバー(操作レバー)18が設けてある。つまり、このレバー18を引くと、シートバック13のロック状態が解除され、シートバック13を前後に傾動させることでシートバック13のシートクッションに対する角度を調整することができる。リクライニング機構には、シートバック13の角度を検出するロータリーエンコーダ19が設けてある。
さらに、車両用シート11の着座者によって操作されるメモリスイッチ(スイッチ手段)20と、シートクッション12とシートバック13の位置情報を着座者に知らせるブザー(報知手段)21と、シートクッション12とシートバック13の位置調整に際してブザー21を作動させるコントローラ23とを設けてある。
コントローラ23は制御部24、信号処理部25、記憶部26及び比較部27を備え、記憶部26はEEPROMからなる。制御部24にはスライドレバー16、リクライニングレバー18及びメモリスイッチ20からの信号が入力される。信号処理部25は、ロータリーエンコーダ17,19からの信号をA/D変換して記憶部26と比較部27に出力する。制御部24は、メモリスイッチ20の操作時における信号処理部25の出力を記憶部26に記憶させる。また、制御部24は、スライドレバー16またはリクライニングレバー18が操作されている際、信号処理部25の出力と記憶部26の記憶データとを比較部27で比較し、両者が一致した時にブザー21を作動させる。
次に、この車両用シート11の動作を図2と図3のフローチャートを参照しながら説明する。図2はコントローラ23の制御内容を示すフローチャート、図3は図2のブザー発生処理ルーチンのフローチャートである。
まず、メモリスイッチ20を操作すると(S1)、メモリスイッチ20の押圧が所定時間以上である「長押し」であるか否かを判断する(S2)。「長押し」の場合は、ロータリーエンコーダ17,19の出力値を記憶部26に記憶し(S3)、ブザー21によりシート位置を記憶したことを報知するためのブザー音(1)を発生する(S4)。つまり、メモリスイッチ20の「長押し」により現在のシートクッション12とシートバック13の位置を記憶部26に記憶させることになる。
一方、シートクッション12とシートバック13を記憶位置に戻す場合には、メモリスイッチ20を「長押し」にならないように短時間押圧すればよい(S4)。すると、スライドレバー16またはリクライニングレバー18が操作中であるか否かを判断する(S5)。
ステップ(S5)でスライドレバー16またはリクライニングレバー18のいずれかが操作されている場合、ブザー21はブザー音(2)を発生する(S6)。いずれも操作されてない場合には、ブザー21はブザー音を発生しないで処理を終了する。なお、ステップで両方のレバー16,18が同時に操作されている場合には、先に操作された方の操作を優先して以下の処理を実行する。
ブザー音(2)の発生処理は次のようにして行う。
まず、ロータリーエンコーダ17,19の出力値Tを読み込み(S10)、これと記憶部26の記憶値Tとの差ΔTを算出し(S11)、ΔTの絶対値が所定値α以下であるか否かを判断する(S12)。ΔTの絶対値が所定値α以下の場合には、ΔTがゼロであるか否かを判断し(S14)、ΔTがゼロの場合、記憶部26に記憶されたシート位置と、ロータリーエンコーダ17,19の出力値が一致したとして、ブザー1は連続したブザー音を発生する(14)。ΔTがゼロでない場合には、ΔTに応じた間欠ブザー音(シートポジションが設定位置に近づくに程、間隔が小さくなる間欠した音)を発生する(S15)。なお、ステップ12でΔTの絶対値が所定値αよりも大きい場合には、ブザー音を発生させることなく処理を終了する。また、ブザー音(1)とブザー音(2)は異なる音色に設定してある。
この車両用シート11では、ブザー21の発する音を聞きながらシートクッション12またはシートバック13の位置を調整し、ブザー21が連続音を発した時点でシートクッション12またはシートバック13を固定すればよいので、調整操作を繰り返す必要がなくなり、操作が容易になる。特に、シートクッション12またはシートバック13が設定位置に近づくに程、ブザー音の間隔が小さくなるので、より正確な位置調整が可能になる。
なお、メモリスイッチ20を「長押し」した場合のみ、ロータリーエンコーダ17,19の出力値(シートクッション12またはシートバック13の位置)が記憶部26に記憶されるので、誤った位置が記憶されることはないし、通常の位置調整の際にブザー音が鳴る不都合もない。
本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、報知手段としてブザー21を使用してあるが、LED等の発光素子を使用してもよい。
また、例えば制御部によりブザーにブザー音を発するように制御しているが、例えば車両走行中にはブザー音を発しないように制御しても良い。
本発明の車両用シートを示す図である。 同シートの位置調整手順を示すフローチャートである。 図2のブザー発生処理ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
11 車両用シート
12 シートクッション
13 シートバック
14 スライドレール
15 フロア
16 スライドレバー
17 ロータリーエンコーダ
18 リクライニングレバー
19 ロータリーエンコーダ
20 メモリスイッチ
21 ブザー
23 コントローラ
24 制御部
25 信号処理部
26 記憶部
27 比較部

Claims (3)

  1. スライド可能なシートクッションと角度調整可能なシートバックの位置調整を手動で行う車両用シートであって、
    着座者によって操作されるスイッチ手段と、
    上記シートクッションのスライド位置と上記シートバックの角度位置を検出する検出手段と、
    該検出手段で検出した位置を記憶する記憶手段と、
    上記シートクッションのスライド位置と上記シートバックの角度位置情報を着座者に知らせる報知手段と、
    上記スイッチ手段の操作時における上記検出手段の検知位置を上記記憶手段に記憶させておき、上記シートクッションのスライド位置と上記シートバックの角度位置調整に際し、上記検出手段の検知位置が上記記憶手段の記憶位置と一致した際に上記報知手段を作動させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1記載の車両用シートにおいて、上記報知手段は、上記検出手段の検知位置が上記記憶手段の記憶位置に接近した際に間欠音を発し、両者が一致した際に連続音を発するブザーであることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1または請求項2記載の車両用シートにおいて、上記制御手段は、シートクッションのスライド調整とシートバックの角度調整のロック状態を解除する操作レバーの操作の有無を検知し、該操作レバーの操作時に上記報知手段を作動させることを特徴とする車両用シート。
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