JP6962257B2 - 車両シート制御装置及び車両シート制御システム - Google Patents
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Description
特許文献1の車両シート制御装置では、車両シートの前後方向への移動に際し、ブザーによってユーザに移動の旨を報知するようになっている。また、このような車両シート制御装置では、駆動源としてのモータ(特許文献1ではアクチュエータ)を制御することで車両シートを前後方向に移動している。
上記態様によれば、シート状態変更部による車両シートの状態の変更開始時に発音動作が実施されることで、ユーザに対して事前に車両シートの状態変更が行われる旨を報知できる。このように、ユーザに対して事前に車両シートの状態変更が行われる旨を報知することで、ユーザにとって車両シートの状態変更が急なものであることが抑えられ、車両シートの状態変更に伴う各種準備(車両シートからの退避行動など)ができ、利便性を向上できる。
上記態様によれば、ユーザに対して車両シートの状態変更が終了した旨を報知することができる。このように、ユーザに対して車両シートの状態変更が完了した旨を報知することで、それ以上車両シートが状態変更することがない旨をユーザが認識でき、利便性を向上できる。
上記態様によれば、モータに対して異常な負荷が作用した場合に発音動作を行わせることで、その旨をユーザに報知することができる。このように、モータに対して異常な負荷が作用した場合に発音動作を行わせることで、ユーザに対して異常がある旨を報知でき、ユーザは修理の必要がある旨を認識することが可能となり、利便性の面で向上できる。
上記態様によれば、部品点数の増加を抑えつつユーザに車両シートの状態変更を報知することができる。また、車両シート毎に車両シート制御装置を設けることで、各車両シートに設けられたモータから発音動作させることで、どの車両シートの状態が変更されるのかをユーザに報知でき、利便性向上に寄与できる。
図1に示すように、本実施形態の車両シート10は、乗員が着座可能なシートクッション11と、乗員の背中を支持可能なシートバック12と、乗員の頭部を支持可能なヘッドレスト13とを有する。本例の車両シート10は、シートクッション11、シートバック12及びヘッドレスト13の内部に図示しないフレームが設けられ、これらのフレームによって例えば車両シート10の形状維持がなされている。
車両シート制御装置20は、駆動部21,22と、PWM制御部としてのECU23,24とを有する。
例えば、シートバック12を後方に傾動させる動作と車両シート10を後方にスライド移動させる動作との少なくとも一方の移動を指示する前記操作信号が外部からマスターECU30に対して入力されると、マスターECU30は、対象となるECU23,24に対して動作を指示する制御信号を出力する。
図2に示すように、ECU23は、車両シート10を後方にスライド動作させる旨の制御信号が入力された場合、先ず、モータ音制御を実施する(ステップS101)。具体的には、ECU23によってモータ21aのPWM制御における制御周波数を可聴域で動作(発音動作)させる。このとき、ECU23は、PWM制御によってモータ21aに供給される駆動電力(印加電圧)を調整し、モータ21aが回転動作しない状態、すなわち車両シート10が後方にスライド動作しないようにする。
本実施形態の効果を記載する。
・上記実施形態では、車両シート10の状態の変更開始時と車両シート10の状態の変更終了時との両方で駆動部21,22(モータ21a,22a)による発音動作を実施する構成としたが、これに限らない。例えば、車両シート10の状態の変更開始時のみ駆動部21,22(モータ21a,22a)による発音動作を実施する構成や、車両シート10の状態の変更終了時のみ駆動部21,22(モータ21a,22a)による発音動作を実施する構成を採用してもよい。
図4に示すように、ECU23は、車両シート10を後方にスライド動作させる旨の制御信号が入力された場合、先ず、マスターECU30を介して得られるユーザ存在検出部40で検出されるユーザの存在検出に関する情報から車両シート10の後方にユーザが存在するか否かを判定する(ステップS106)。
上述したように、車両シート10を後方への移動に際し、車両シート10の後方に存在するユーザに対して車両シート10が移動する旨を報知できる。また、車両シート10の後方にユーザが存在しない場合には、発音動作を実施しないため、モータ21a(22a)からの音の発生が抑えられることとなる。
Claims (8)
- モータを有して該モータの駆動力によって車両シートの状態を変更するシート状態変更部と、前記モータに供給する駆動電力をPWM制御により調整するPWM制御部と、を有し、
前記シート状態変更部は、駆動を指示する制御信号に基づくモータの駆動力によって車両シートの状態を変更するものであって、
前記PWM制御部は、前記制御信号が入力された場合、前記シート状態変更部による前記車両シートの状態変更に際し、前記PWM制御における制御周波数に可聴域の周波数を含ませて前記モータから可聴域の音を生じさせる発音動作を行わせるとともに、該発音動作のときには前記モータに供給する駆動電力をPWM制御により調整し前記モータが回転駆動しない状態とし、前記発音動作を実施した後に、前記モータをPWM制御により回転駆動させ前記車両シートの状態を変更することを特徴とする車両シート制御装置。 - 前記PWM制御部は、前記シート状態変更部による前記車両シートの状態の変更開始時に前記発音動作を行わせることを特徴とする請求項1に記載の車両シート制御装置。
- 前記PWM制御部は、前記シート状態変更部による前記車両シートの状態の変更終了時に前記発音動作を行わせることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両シート制御装置。
- 前記車両シートの後方にユーザが存在するか否かを検出するユーザ存在検出部を有し、
前記PWM制御部は、前記シート状態変更部による前記車両シートの後方への移動に際し、前記ユーザ存在検出部によって前記車両シートの後方に前記ユーザが存在する場合に前記発音動作を行わせることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両シート制御装置。 - 前記ユーザ存在検出部は、前記車両シートに搭載された接触検出センサであり、
前記PWM制御部は、前記シート状態変更部による前記車両シートの後方への移動に際し、前記接触検出センサによって前記ユーザが接触したと検出した場合に前記ユーザが存在するとして前記発音動作を行わせることを特徴とする請求項4に記載の車両シート制御装置。 - 前記PWM制御部は、前記モータに対して異常な負荷が作用した場合に前記発音動作を行わせることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の車両シート制御装置。
- 前記モータは、前記車両シート内に複数設けられ、
前記PWM制御部は、前記車両シート内に設けられる複数の前記モータから可聴域の音を生じさせる発音動作を行わせることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の車両シート制御装置。 - 請求項1〜7の何れか1項に記載の前記車両シート制御装置を車両に設けられる複数の前記車両シートのそれぞれに設けることを特徴とする車両シート制御システム。
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