JP2008290578A - チャイルドシート - Google Patents

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Kenji Hoshino
賢司 星野
Takayoshi Ando
隆芳 安藤
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Abstract

【課題】チャイルドシートのシート本体に対してウエビングベルトの張力を適切に付与できるチャイルドシートを得る。
【解決手段】本チャイルドシートに設けた張力調整装置60は、調整ボルト82をその軸周りに1回転させると、調整ボルト82のピッチの1つ分だけ可動片68が前後にスライドする構成である。このため可動片68の微調整が可能であり、ひいては、ウエビングベルト42の張力の微調整が可能になる。しかも、調整ボルト82を回転させることのみで可動片68が移動し、ウエビングベルト42の張力で可動片68が移動することがなく、任意の位置で可動片68を保持できる。しかも、ウエビングベルト42の張力で可動片68を後方へ移動することを規制するための構成を設けなくてもよく、これによって部品点数の増加を抑制でき、コストを安価にできる。
【選択図】図6

Description

本発明は、一定年齢に達していない子供を車両に乗車させる際に用いるチャイルドシートに関する。
下記特許文献1に開示されたチャイルドシート(子供用カーシート)では、チャイルドシートの下部を構成する隆起部の側面に沿ってシートベルト装置のウエビングベルト(シートベルト)が掛け回される。さらに、この隆起部には締め付けユニットが設けられている。締め付けユニットは隆起部の高さ方向を軸方向とする軸周りに回動可能とされており、締め付けユニットの回動軸方向と同じ向きを軸方向とする軸周りにハンドルを回動させると、締め付けユニットの先端が初期位置から締め付け位置へと回動しつつウエビングベルトを押圧し、隆起部の側面からウエビングベルトを離間させる。これにより、ウエビングベルトがチャイルドシートに付与する張力が増加する。
特表2006−507171の公報
ところで、上記の初期位置と締め付け位置との中間の位置に締め付けユニットがある状態でハンドルの回動操作を中断すると、ウエビングベルトの張力で締め付けユニットが初期位置に戻されてしまう。このように、締め付けユニットを中間位置で固定することができないことから、この締め付けユニットではウエビングベルトの張力の調整ができない。しかも、当然のことながら、ウエビングベルトの張力は初期位置から締め付け位置への締め付けユニットの回動に抗するように作用するので、初期位置に締め付けユニットがある状態でのウエビングベルトの張力の大きさしだいでは、締め付けユニットを締め付け位置まで回動させることができない。
本発明は、上記事実を考慮して、チャイルドシートのシート本体に対してウエビングベルトの張力を適切に付与できるチャイルドシートを得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係るチャイルドシートは、座席上に載置された状態のシート本体に掛け回されたシートベルト装置のウエビングベルトの張力で、前記シート本体を前記座席上に押さえ付けて固定するチャイルドシートであって、前記シート本体に掛け回された前記ウエビングベルトの厚さ方向一方の側で前記ウエビングベルトの厚さ方向に移動可能に設けられ、前記厚さ方向他方の側へ移動することで前記ウエビングベルトを押圧する可動部と、前記可動部の可動範囲の任意の位置で前記可動部を保持する保持手段と、を含めて構成された張力調整装置を前記シート本体に設けたことを特徴としている。
請求項1に記載の本発明に係るチャイルドシートでは、座席上にシート本体が載置された状態で、シートベルト装置のウエビングベルトがシート本体に掛け回される。このようにシート本体に掛け回されたウエビングベルトの張力によりシート本体が座席上で固定される。
また、このようにシート本体にウエビングベルトが掛け回された状態で、ウエビングベルトの厚さ方向一方の側に設けられている張力調整装置の可動部をウエビングベルトの厚さ方向他方の側へ移動させると、ウエビングベルトが可動部に押圧されてその厚さ方向他方の側へ可動部と共に変位する。このようにウエビングベルトが厚さ方向他方の側へ変位することでウエビングベルトの張力が増加し、この増加した張力によりシート本体は更に強固に座席上で固定される。
ところで、ウエビングベルトの張力は可動部がウエビングベルトの厚さ方向他方の側へ移動するほど大きくなるが、可動部は保持手段によってその可動範囲の任意の位置で保持できるため、ウエビングベルトの張力が適切な大きさに達した段階で保持手段に可動部を保持させれば、ウエビングベルトの張力を適切な大きさで保持できる。
請求項2に記載の本発明に係るチャイルドシートは、乗員の着座が可能で且つ前端側にシートベルト装置をウエビングベルトの掛け回しが可能なベルト装着部が設けられたシートクッション部を有し、車両の座席上に載置された状態で前記ベルト装着部に前記ウエビングベルトを掛け回すことで当該ウエビングベルトの張力で前記座席上に固定されるシート本体と、前記ベルト装着部に対応して前記シートクッション部に設けられ、前記ベルト装着部よりも前記シート本体の前方側へ移動することで前記ベルト装着部に掛け回されたウエビングベルトを押圧して前記ウエビングベルトの張力を増加させる可動部と、前記可動部の可動範囲の任意の位置で前記可動部を保持する保持手段と、を備えている。
請求項2に記載の本発明に係るチャイルドシートでは、座席上にシートクッション部を有するシート本体が載置される。この状態で、シートクッション部の前端側に設けられたベルト装着部にシートベルト装置のウエビングベルトが掛け回される。このようにベルト装着部にウエビングベルトが掛け回されることで、ウエビングベルトの張力によりシート本体は座席の背凭れに押し付けられて座席上で固定される。
また、このようにベルト装着部にウエビングベルトが掛け回された状態で、ベルト装着部に設けられている可動部をベルト装着部から離間する方向へ移動させると、ウエビングベルトが可動部に押圧されて可動部と共にベルト装着部から離間するように変位する。このようにウエビングベルトがベルト装着部から離間するように変位することでウエビングベルトの張力が増加し、この増加した張力によりシート本体は更に大きな力で座席の背凭れに押し付けられ、更に強固に座席上で固定される。
ところで、ウエビングベルトの張力は可動部がベルト装着部から離間するほど大きくなるが、可動部は保持手段によってその可動範囲の任意の位置で保持できるため、ウエビングベルトの張力が適切な大きさに達した段階で保持手段に可動部を保持させれば、ウエビングベルトの張力を適切な大きさで保持できる。
請求項3に記載の本発明に係るチャイルドシートは、請求項2に記載の本発明において、前記シート本体の前後方向前方を前記座席の前後方向後方側へ向けた状態で前記座席上に前記シート本体を載置した状態で、前記シート本体のうち前記座席の背凭れに当接する部分よりも前記シート本体の後方側に前記可動部及び前記保持手段を設けた、ことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明に係るチャイルドシートによれば、シート本体の前後方向前方を座席の前後方向後方側へ向けた状態で座席上にシート本体が載置された際に、シート本体のうち座席の背凭れに当接する部分よりもシート本体の後方側に可動部及び保持手段が設けられる。すなわち、本発明に係るチャイルドシートでは、シート本体のうち座席の背凭れに当接する部分よりもシート本体の前方側に可動部及び保持手段が突出しない。
このため、シート本体の前方側に可動部及び保持手段が突出する構成に比べて座席の背凭れ側(座席の後方側)でシート本体を載置できる。これにより、ウエビングベルトの張力で背凭れにシート本体を押し付けてチャイルドシートを固定するに際して、ウエビングベルトの引き出し量(すなわち、シート本体を固定するにあたり必要なウエビングベルトの長さ)を短くできる。
請求項4に記載の本発明に係るチャイルドシートは、請求項2又は請求項3に記載の本発明において、前記ベルト装着部に掛け回された前記ウエビングベルトの上側で前記シート本体の前端部から前方側へ延出され、前記ベルト装着部に掛け回された前記ウエビングベルトの上方への変位を規制する規制部を備える、ことを特徴としている。
請求項4に記載の本発明に係るチャイルドシートでは、ベルト装着部に掛け回されたウエビングベルトの上方側ではシート本体の前端部から規制部が延出されている。
このため、ベルト装着部に掛け回されてシート本体を座席の背凭れに押し付けている状態でのウエビングベルトは勿論のこと、座席上でシート本体が固定されるよりも前で、ベルト装着部にウエビングベルトが緩めに掛け回された状態でウエビングベルトがシート本体の上方へずれようとすると、規制部がウエビングベルトに当接してウエビングベルトのずれ、特に、シート本体よりも上方へウエビングベルトがずれることを防止する。
このように、本発明に係るチャイルドシートでは、シート本体の前端部のベルト装着部にウエビングベルトを掛け回す際に、ウエビングベルトが上方にずれて外れることがないため、簡単にシート本体にウエビングベルトを装着してシート本体を座席上に固定できる。
また、この請求項4に記載の本発明において、更に、ベルト装着部から離間する方向への可動部の可動範囲を、規制部の先端までに設定する構成としてもよい。
このような構成とした場合には、ウエビングベルトの張力を増加させるために可動部を移動させ、可動部でウエビングベルトを押圧した際に、規制部の先端よりも前方にウエビングベルトが大きくはみ出ることがない。このため、シート本体に着座した乗員の脚(特に、膝裏やふくらはぎ)にウエビングベルトが干渉することがない。
請求項5に記載の本発明に係るチャイルドシートは、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の本発明において、前記可動部と対向した位置での前記ウエビングベルトの厚さ方向に沿って前記可動部が直線的に移動可能とされている、ことを特徴としている。
請求項5に記載の本発明に係るチャイルドシートによれば、可動部とウエビングベルトとが対向した位置でのウエビングベルトの厚さ方向に沿って可動部が直線的に移動可能とされ、この厚さ方向に沿った一方(すなわち、本発明が請求項1に従属するのであれば、ウエビングベルトの厚さ方向他方の側、請求項2に従属するのであればシート本体のシートクッション部の前端部から離間する方)へ可動部が移動することで可動部はウエビングベルトの長手方向及び幅方向にバランスよく押圧する。
このため、可動部がウエビングベルトを押圧する位置を境としてウエビングベルトの長手方向何れか一方の側や幅方向何れか一方の側に偏った張力が発生することがない。これにより、より一層安定した状態で座席上にシート本体を強固に固定できる。
請求項6に記載の本発明に係るチャイルドシートは、請求項5に記載の本発明において、前記ウエビングベルトの厚さ方向に前記可動部を貫通する雌ねじ部に螺合可能な雄ねじ部を有し、前記雌ねじ部の貫通方向に前記雄ねじ部を回転させることで前記雌ねじ部の貫通方向に沿って前記ベルト装着部に対して接離する方向へ前記可動部を移動させる操作手段を備え、且つ、当該操作手段が前記保持手段を兼ねる、ことを特徴としている。
請求項6に記載の本発明に係るチャイルドシートによれば、操作手段を操作して操作手段の雄ねじ部をその軸周りに回転させると、この雄ねじ部が螺合する雌ねじ部が形成された可動部が雄ねじ部の軸方向(すなわち、雌ねじ部の貫通方向)に沿ってベルト装着部に対して接離する向きに可動部が移動する。
しかも、可動部は雄ねじ部を1回転させると、雄ねじ部及び雌ねじ部のピッチの1つ分だけ移動する構造になるため、可動部の微調整が可能であり、ひいては、ウエビングベルトの張力の微調整が可能になる。また、このような構成では、雄ねじ部の回転でのみ可動部が移動し、ウエビングベルトの張力で可動部が移動することがない。すなわち、このような構成では、操作手段とは別に保持手段を設けなくても上記の保持手段の作用を奏する。このように、操作手段が保持手段を兼ねることで、部品点数の増加を抑制でき、コストを安価にできる。
以上説明したように、本発明に係るチャイルドシートでは、シート本体に対してウエビングベルトの張力を適切に付与できる。
<本実施の形態の構成>
図1には本発明の一実施の形態に係るチャイルドシート10の構成の概略が斜視図により示されており、図2にはチャイルドシート10の構成の概略が側面図により示されている。
これらの図に示されるように、チャイルドシート10はシート本体11を構成するフレーム12を備えている。フレーム12は全体的に硬質の合成樹脂材により成形されている。このフレーム12はシート本体11のシートクッション14を構成するシートクッションフレーム16を備えている。シートクッションフレーム16は本体部18を備えている。チャイルドシート10の左右方向に沿った本体部18の両端側には脚部20が形成されている。本チャイルドシート10を車両の座席22に取り付ける際には脚部20が座部24上に載置される。
また、チャイルドシート10の前後方向に沿った本体部18の後端部からはシート本体11のシートバック26を構成するシートバックフレーム28の本体部30が連続して形成されている。チャイルドシート10の左右方向に沿った本体部30の両端からは、サイドサポート32を構成するサポート上部34がチャイルドシート10の前方側へ向けて延出されている。また、チャイルドシート10の左右方向に沿った本体部18の両端部からは、サイドサポート32を構成するサポート下部36がチャイルドシート10の上方側へ向けて立設されている。
これらのサポート上部34とサポート下部36とは一体に繋がっている。サポート下部36にはチャイルドシート10の左右方向に貫通したベルト通過部38が形成されており、例えば、図4に示されるように、シートベルト装置40を構成するウエビングベルト42が本体部18上を通過するようにフレーム12に掛け回される際には、ウエビングベルト42がベルト通過部38を通過することで本体部18の表面にウエビングベルト42を極めて接近させることができ、本体部18に乗員(子供)が着座した際には本体部18上を通過するウエビングベルト42上に乗員(子供)が着座させることができる。
一方、図1及び図2に示されるように、シートバックフレーム28の本体部30の上部にはヘッドレスト44を構成するヘッドレストフレーム46が形成されている。このヘッドレストフレーム46は本体部48を備えている。チャイルドシート10の左右方向に沿った本体部48の両端からはチャイルドシート10の前方側へ向けてヘッドレストサイドサポート50が延出されている。このヘッドレストサイドサポート50と本体部30の上端部との間にはベルト通過部52が形成されており、本体部30の上端部近傍で本体部30の前方を通過するウエビングベルト42は両ベルト通過部52を通過することで本体部30の表面(前面)の極近傍を通過する。
図1に示されるように、このベルト通過部52の近傍ではシートバックフレーム28の本体部30の側部又はヘッドレストフレーム46の本体部48の側部にベルト保持部材としてのクリップ54が取り付けられており、ベルト通過部52の近傍でベルト通過部52を通過したウエビングベルト42はクリップ54に保持される構成になっている。
一方、図1及び図2に示されるように、本体部18の前端側では、サポート下部36と脚部20との間にベルト通過部56が形成されている。さらに、このベルト通過部56に対応して本体部18の下面からはベルト装着部58が下方へ向けて延出されている。チャイルドシート10の前方側を向いたベルト装着部58の面はベルト当接面とされており、ベルト通過部56を通過したウエビングベルト42は更にベルト装着部58の前方側を通過し、このベルト装着部58の前方側を通過したウエビングベルト42の少なくとも一部がベルト装着部58のベルト当接面に圧接する。
さらに、チャイルドシート10の左右方向右側のベルト装着部58と左側のベルト装着部58(左側のベルト装着部58に関しては図示が省略されている)との間には張力調整装置60が設けられている。
ここで、図5には張力調整装置60のみを拡大した斜視図が示されており、図6には分解状態での張力調整装置60の正面図が示されている。これらの図に示されるように、張力調整装置60はフレーム62を備えている。フレーム62は長手方向がチャイルドシート10の前後方向に沿い幅方向がチャイルドシート10の左右方向に沿った平面視矩形状の上底壁64を備えている。上底壁64の外周端からはチャイルドシート10の下方側へ向けて周壁66が立設されており、この周壁66の間には可動部としての可動片68が入り込んでいる。この可動片68は厚さ方向がチャイルドシート10の前後方向に沿った矩形板状に形成されている。
また、この可動片68の幅寸法は、周壁66のうちチャイルドシート10の左右方向左側の上底壁64の端部から立設された左壁部70と、チャイルドシート10の左右方向右側の上底壁64の端部から立設された右壁部72との間隔よりも極僅かに小さく、チャイルドシート10の左右方向に沿った変位やチャイルドシート10の前後方向を軸方向とする軸周りの回動は左壁部70や右壁部72に干渉されることで規制される構成になっている。
また、図6に示されるように、可動片68にはその厚さ方向に貫通した孔部74が形成されている。孔部74にはボルト76が貫通配置されており、このボルト76の頭部とは反対側に設けられるナット78がボルト76に螺合することでボルト76が可動片68に装着される。このボルト76にはその軸芯部を貫通するように孔部80が形成されている。この孔部80の内周部には雌ねじが形成されており、孔部80を貫通するように設けられた保持手段及び操作手段としての調整ボルト82の雄ねじが孔部80の雌ねじに螺合している。上記の周壁66のうち、チャイルドシート10の前後方向後側の上底壁64の端部から立設された後壁部84には調整ボルト82に対応して孔部86が形成されている。
調整ボルト82の軸方向一端には、孔部80の本体部分よりも小径の小径部88が形成されており、この小径部88が孔部86を通過した状態で周壁66の外側から小径部88に抜け止め用の抜止ワッシャ90が装着されることでフレーム62に対する調整ボルト82の自らの軸方向に沿った相対変位が規制されている。また、上記の周壁66のうち、チャイルドシート10の前後方向前側の上底壁64の端部から立設された前壁部92には孔部86に対して同軸的な孔部94が形成されている。
調整ボルト82の軸方向他端側は孔部94を貫通して周壁66の外側へ突出している。さらに、調整ボルト82の他端部には外径寸法が調整ボルト82の外径寸法よりも充分に大きなダイヤル96が調整ボルト82に対して同軸的且つ一体的に装着されている。
以上の構成の張力調整装置60はフレーム62が本体部18に直接又は間接的で且つ一体的に固定されており、図7の(A)に示されるように、可動片68が後壁部84に接近した初期位置では、チャイルドシート10の前後方向前方側を向いた可動片68の面がベルト装着部58のベルト当接面に対して略段差がないか、最も段差が小さい状態となっており、可動片68が前壁部92に接近するにしたがいベルト装着部58のベルト当接面よりもチャイルドシート10の前後方向前方側を向いた可動片68の面が前方に位置するようになっている。さらに、図7の(B)に示されるように、可動片68が最も前壁部92に接近した状態でも、前壁部92は本体部18の前端部よりも後方側に位置するようになっている。
一方、図1及び図2に示されるように、チャイルドシート10の左右方向に沿った本体部30の両端部からは上部当接脚98がチャイルドシート10の後方側へ向けて延出されている。さらに、上部当接脚98よりも下側でチャイルドシート10の左右方向に沿った本体部30の両端部からは下部当接脚100がチャイルドシート10の後方側へ向けて延出されている。これらの上部当接脚98及び下部当接脚100は、チャイルドシート10の前方が座席22の前方側を向いた状態で座席22の背凭れ102に当接するように形成されている。また、上部当接脚98とヘッドレストフレーム46との間にはベルト通過部104が形成されている。
ベルト通過部104にはベルト装着部106が形成されており、座席22の後方をチャイルドシート10の前方が向いた状態でチャイルドシート10が座部24上に載置された状態でベルト通過部104を通過したウエビングベルト42がベルト装着部106に圧接してベルト装着部106を座席22の後方側へ向けて押圧する。上部当接脚98と下部当接脚100との間にはベルト通過部108が形成されている。
ベルト通過部108にはベルト装着部110が形成されており、座席22の後方をチャイルドシート10の前方が向いた状態でチャイルドシート10が座部24上に載置された状態でベルト通過部108を通過したウエビングベルト42がベルト装着部110に圧接してベルト装着部110を座席22の後方側へ向けて押圧する。
また、脚部20よりも後ろ側では、フレーム12に傾斜部111が形成されている。傾斜部111はチャイルドシート10の上下方向下方に対してチャイルドシート10の前後方向後方へ所定角度(例えば、約40度)傾斜した斜面とされており、この傾斜部111が座部24に接するようにチャイルドシート10を座席22上に載置した状態では、座部24の上面に対してチャイルドシート10の上下方向上方が座席22の前後方向に所定角度傾く。
後述するように、チャイルドシート10の前後方向前方を座席22の前後方向後方へ向けた状態でチャイルドシート10を座席22上に載置した状態(後述するベビーモードの状態で、図4に示される状態)では、傾斜部111が座部24の上面に接するようにチャイルドシート10が座席22上に載置される。この状態では、上記の本体部18の前端やサポート下部36(サイドサポート32)の先端側における下面が、座部24の背凭れ102に当接するが、この状態で、本体部18の下側に設けられた張力調整装置60や左右のベルト装着部58が背凭れ102に当接しないように、張力調整装置60や左右のベルト装着部58の設置位置が設定されている。
さらに、下部当接脚100の下側で且つ脚部20の後方(すなわち、傾斜部111の下側)には、リクライニング調整装置112を構成するリクライニングフレーム114が設けられている。リクライニングフレーム114には、リクライニングフレーム114と共にリクライニング調整装置112を構成するのみならず回動規制手段を構成するサポートレッグ116が装着されている。図9に示されるように、サポートレッグ116は左右一対のロッド118を備えている。各ロッド118は断面円形のパイプ状又は棒状(本実施の形態ではパイプ状)とされており、一方のロッド118の長手方向と他方のロッド118の長手方向とが同一方向となるように両ロッド118が平行に設けられている。
これらのロッド118の長手方向基端側にはロッド120が設けられている。ロッド120は、長手方向が一方のロッド118と他方のロッド118との対向方向に沿った断面円形のパイプ状又は棒状(本実施の形態ではパイプ状)とされている。ロッド120の長手方向一端には一方のロッド118の長手方向基端部が繋がっており、ロッド120の長手方向他端には他方のロッド118の長手方向基端部が繋がっている。すなわち、両ロッド118及びロッド120は断面円形のパイプ部材又は棒材(本実施の形態ではパイプ部材)をロッド118の長手方向先端側へ向けて開口した凹形状に屈曲又は湾曲させることで形成されている。
また、ロッド120の長手方向略中央には本体基部122が設けられている。本体基部122は、長手方向がロッド118の長手方向及びロッド120の長手方向の双方に対して交差(特に、本実施の形態では直交)した向きに沿った断面円形のパイプ状に形成されている。本体基部122の長手方向基端部は、溶接等によってロッド120の長手方向中央部に固着されている。本体基部122の先端側には調節脚124が設けられている。調節脚124は、外径寸法が本体基部122の内径寸法よりも極僅かに小さな断面円形のパイプ状又は棒状に形成されている。調節脚124は、その長手方向基端側が本体基部122の先端側から本体基部122の内側に嵌挿されており、調節脚124は本体基部122の長手方向に沿って本体基部122に対してスライド可能とされている。
また、本体基部122の先端には調節部126が設けられている。調節部126の外周部には調節ねじ128が取り付けられている。調節ねじ128は、調節部126に形成された雌ねじ部に螺合していると共に、先端側が調節部126及び本体基部122を貫通して調節脚124の外周部に形成された調節孔130に入り込んでいる。上記のように、本体基部122に対して調節脚124はスライド可能であるが、調節ねじ128が調節孔130に入り込むことで調節脚124のスライドが規制される構成になっている。
また、図9更に詳細には図13に示されるように、本体基部122の長手方向中間部には一対の脆弱部132が形成されている。これらの脆弱部132は、概ねロッド118の長手方向に沿って本体基部122の一部を本体基部122の中心軸線を介して両側から潰すことで形成されており、本体基部122の基端部と先端部との間に所定の大きさ以上の圧縮荷重が作用すると、脆弱部132の部分で本体基部122が曲がるようになっている。
なお、本実施の形態では、本体基部122の一部を本体基部122の中心軸線を介して両側から潰すことで一対の脆弱部132を形成した構成であったが、例えば、図14に示されるように、本体基部122の中心軸線を介して両側からではなく、一方の側からのみ本体基部122の一部を潰して1つの脆弱部132を形成してもよい。また、脆弱部132は本体基部122の脆弱部132以外の部分よりも機械的強度が低い構成であればよい。したがって、脆弱部132の構成が本体基部122の一部を潰すこと、すなわち、本体基部122の一部を塑性変形させることで形成される構成に限定されるものではない。例えば、本体基部122の一部を薄肉に形成する構成で脆弱部132を形成してもよい。
図8に示されるように、以上の構成のサポートレッグ116に対応してシート本体11のシートバックフレーム28には一対の収納用挿込孔134が形成されている。これらの収納用挿込孔134は、左右両側の下部当接脚100の間でシートバックフレーム28の背面にて開口している。これらの収納用挿込孔134は、シート本体11の左右方向に両ロッド118の間隔と同じ間隔だけ離間した状態で形成されており、一方の収納用挿込孔134には一方のロッド118を先端側から挿入可能で、他方の収納用挿込孔134には他方のロッド118を先端側から挿入可能とされている。調節脚124の先端側がシート本体11の上下方向上方を向く状態で両収納用挿込孔134に両ロッド118を挿し込むと、両上部当接脚98の間及び両下部当接脚100の間に本体基部122及び調節脚124が位置する。
これらの収納用挿込孔134の上側ではシート本体11のシートバックフレーム28に一対の支持用挿込孔136が形成されている。これらの支持用挿込孔136は、収納用挿込孔134と同様に左右両側の下部当接脚100の間でシートバックフレーム28の背面にて開口している。また、これらの支持用挿込孔136も収納用挿込孔134と同様にシート本体11の左右方向に両ロッド118の間隔と同じ間隔だけ離間した状態で形成されており、一方の収納用挿込孔134には一方のロッド118を先端側から挿入可能で、他方の収納用挿込孔134には他方のロッド118を先端側から挿入可能とされている。
上記のように、調節脚124の先端側がシート本体11の上下方向上方を向いた状態で両収納用挿込孔134に両ロッド118が挿し込まれるのに対し、両支持用挿込孔136に両ロッド118が挿し込まれる際には調節脚124の先端側が概ねシート本体11の上下方向下方を向く。
但し、支持用挿込孔136に対するロッド118の挿し込み方向(すなわち、支持用挿込孔136にロッド118を挿し込んだ状態でのロッド118の長手方向)は、収納用挿込孔134に対するロッド118の挿し込み方向(すなわち、収納用挿込孔134にロッド118を挿し込んだ状態でのロッド118の長手方向)に対してシート本体11の左右方向を軸方向とする軸周りに傾いており、支持用挿込孔136にロッド118を挿し込んだ際のロッド118の長手方向基端側(ロッド118の長手方向に沿った本体基部122の側)は、収納用挿込孔134にロッド118を挿し込んだ際のロッド118の長手方向基端側(ロッド118の長手方向に沿った本体基部122の側)よりもシート本体11の上方へ向いている。このため、支持用挿込孔136にロッド118を挿し込んだ状態では、調節脚124の長手方向先端側がシート本体11の上下方向下方に対してシート本体11の前後方向後方に所定角度傾く。
図9から図12に示されるように、に示されるように、以上の構成のサポートレッグ116が装着されるリクライニングフレーム114は底面視で略長方形状の底壁部138を備えている。底壁部138の長手方向一端部からは後壁部140が立設されている。さらに、底壁部138の幅方向両端部からは側壁部142が立設されている。両側壁部142は側面視で直角三角形状とされている。側壁部142の三辺のうち、互いに直交する一組の辺の一方は底壁部138に繋がっており、他方が後壁部140に繋がっている。リクライニングフレーム114の内側には段差部144が形成されている。段差部144は上面が底壁部138の上面に対して平行で且つ底壁部138の上面と後壁部140の先端(後壁部140の底壁部138とは反対側の端部)との間に位置している。
段差部144よりも前方(段差部144を介して後壁部140とは反対側)では底壁部138上に一対の溝部146が形成されている。一方の溝部146は底壁部138の幅方向中央よりも一方の側壁部142の側で一方の側壁部142に沿って形成されており、他方の溝部146は底壁部138の幅方向中央よりも他方の側壁部142の側で他方の側壁部142に沿って形成されている。
これらの溝部146の底部の断面形状は、曲率半径がロッド118の外周部の半径よりも極僅かに大きな半円形状に形成されている。しかも、底壁部138の幅方向に沿った一方の溝部146と他方の溝部146との間隔は、一方のロッド118と他方のロッド118との間隔に略等しい。このため、一方のロッド118の外周部が一方の溝部146の底部に接した状態で一方のロッド118を一方の溝部146に収容し、更に、この状態で他方のロッド118の外周部が一方の溝部146の底部に接した状態で一方のロッド118を収容し、更にこの状態で他方のロッド118の外周部が他方の溝部146の底部に接した状態で他方のロッド118を他方の溝部146に収容できるようになっている。
また、段差部144よりも前方側では底壁部138上に溝部148が形成されている。溝部148は底壁部138の幅方向に沿って長手とされ、段差部144に沿って形成されている。溝部148は、長手方向一端にて一方の溝部146の長手方向基端(一方の溝部146の段差部144側の端部)に繋がっており、長手方向他端にて他方の溝部146の長手方向基端(他方の溝部146の段差部144側の端部)に繋がっている。溝部148の底部の断面形状は、曲率半径がロッド120の外周部の半径よりも極僅かに大きな半円形状に形成されており、各ロッド118を溝部146の各々に収容した状態で、ロッド120を溝部148に収容できるようになっている。
さらに、各溝部146の開口幅方向に沿って互いに対向する溝部146の内壁の一方には保持突起150が形成されており、また、溝部148の開口幅方向に沿って互いに対向する溝部148の内壁の一方にも保持突起150が形成されている。このように保持突起150が形成された部分では、溝部146、150の開口幅寸法がロッド118、120の外径寸法よりも短くなっている。
また、保持突起150は、溝部146、148の底部に対してロッド118、ロッド120の外周部の半径寸法よりも長く、ロッド118、ロッド120の外周部の直径寸法より短い間隔を有しており、溝部146、148の底部にロッド118、120の外周部が接するまで溝部146、148の内側にロッド118、120が収容された状態では、ロッド118、120の中心軸線よりも上側でロッド118、120の外周部に接するようになっている。
このため、溝部146、148の底部にロッド118、120の外周部が接するまで溝部146、148の内側にロッド118、120が収容された状態で、溝部146、148の開口側へリクライニング調整装置112を移動させようとすると、保持突起150がロッド118、120の外周部に干渉してリクライニング調整装置112の移動を規制するようになっている。
一方、段差部144上には一対の溝部152が形成されている。上記の溝部146が段差部144よりも前方側で底壁部138上に形成されているのに対し、溝部152は段差部144上に形成されている点で溝部152と溝部146とは異なるが、それ以外では、溝部152の構成と溝部146の構成は基本的に同じである。また、段差部144上には溝部154が形成されている。上記の溝部148が段差部144よりも前方側で段差部144に沿って底壁部138上に形成されているのに対し、溝部154は段差部144上で後壁部140に沿って形成されている点で溝部152と溝部146とは異なるが、それ以外では、溝部154の構成と溝部148の構成は基本的に同じである。
したがって、一方の溝部152の底部に一方のロッド118の外周部が接し、他方の溝部152の底部に他方のロッド118の外周部が接し、更に、溝部154の底部にロッド120の外周部が接した状態で、溝部152、154にロッド118、120を収容することができる。しかも、各溝部152の開口幅方向に沿って互いに対向する溝部152の内壁の一方には保持突起150が形成されており、また、溝部154の開口幅方向に沿って互いに対向する溝部154の内壁の一方にも保持突起150が形成されている。
これらの溝部152、154に形成された保持突起150もまた溝部146、溝部148に形成された保持突起150と同じ構成で、溝部152、154の底部にロッド118、120の外周部が接するまで溝部152、154の内側にロッド118、120が収容された状態で、溝部152、154の開口側へリクライニング調整装置112を移動させようとすると、保持突起150がロッド118、120の外周部に干渉してリクライニング調整装置112の移動を規制する。
シート本体11の前後方向前方と、座席22の前後方向前方とが同じ方向を向いた状態(すなわち、後述するチャイルドモードで、図2及び図3に示される状態)でチャイルドシート10が座席22の座部24上に載置される際には、溝部146、148及び溝部152、154の何れか一方にロッド118、120が嵌め込まれ、この状態で脚部20の下端部と底壁部138の下面の双方が座部24に接するようにチャイルドシート10が座部24上に載置される。
<本実施の形態の作用、効果>
次に、座席22への本チャイルドシート10の取り付け方について説明する。
本チャイルドシート10では、座席22の前方側へチャイルドシート10の前方が向くチャイルドモードと、座席22の後方側へチャイルドシート10の前方が向くベビーモードの2種類の取り付け方がある。また、チャイルドモードは、通常状態と、通常状態よりもシート本体11の左右方向を軸方向とする軸周りにチャイルドシート10が回動して、シートバック26の前面が上方へ傾いたリクライニング状態の2つの状態がある。
(チャイルドモードでのチャイルドシート10の取り付け方)
チャイルドモードの通常状態でチャイルドシート10を座席22に取り付ける際には、先ず、図11の(A)及び図12の(A)に示されるように、サポートレッグ116のロッド118がリクライニングフレーム114の段差部144上に形成された溝部152に嵌め込まれ、ロッド120が溝部154に嵌め込まれる。この状態で、図1及び図2に示されるように、シート本体11の前方が座席22の前方側へ向けられて脚部20の下端部と底壁部138の下面の双方が座部24に接するように座部24上にフレーム12が載置される。
次に、この状態で、シートベルト装置40を構成するウエビング巻取装置170から充分な長さのウエビングベルト42が引き出される。さらに、ウエビング巻取装置170へのウエビングベルト42の巻き取り格納は可能であるがウエビング巻取装置170からのウエビングベルト42の引き出しが規制される状態にウエビング巻取装置170が切り換えられる。
この状態で、ウエビング巻取装置170と共にシートベルト装置40を構成するバックル装置172に装着されるタングプレート174よりもウエビングベルト42の長手方向基端側がベルト通過部52を通過させられる。さらに、ベルト通過部52を通過させられたウエビングベルト42はクリップ54に保持される。一方、タングプレート174よりもウエビングベルト42の長手方向先端側はベルト通過部56を通過させられる。この状態でタングプレート174をバックル装置172に装着させるとタングプレート174がバックル装置172に保持される。
この状態で、ウエビング巻取装置170にウエビングベルト42を充分に巻き取らせると、左側のベルト通過部52と右側のベルト通過部52との間でウエビングベルト42がその張力により本体部30の上部又はヘッドレストフレーム46を後方へ押圧し、本体部30の上部又はヘッドレストフレーム46を座席22の背凭れ102に押し付ける。
一方、ウエビング巻取装置170にウエビングベルト42を充分に巻き取らせた状態ではベルト通過部56を通過したウエビングベルト42がその張力でベルト装着部58及び可動片68を後方へ押圧し、シートクッション14を介してシートバックフレーム28を座席22の背凭れ102に押し付けると共に、収納用挿込孔134に挿し込まれたロッド118、ロッド120、及び本体基部122を介してリクライニングフレーム114の後壁部140を座席22の背凭れ102に押し付ける。これにより、チャイルドシート10が座席22上で固定される。
(リクライニング調整装置112に関する作用、効果)
上記のように、通常状態でチャイルドシート10を取り付ける際には、図11の(A)及び図12の(A)に示されるように、サポートレッグ116のロッド118が段差部144上の溝部152に嵌め込まれ、サポートレッグ116のロッド120が段差部144上の溝部154に嵌め込まれる。これに対して、リクライニング状態でチャイルドシート10を取り付ける際には、図11の(B)及び図12の(B)に示されるように、段差部144よりも前方で底壁部138上に形成された溝部146にサポートレッグ116のロッド118が嵌め込まれ、段差部144よりも前方で底壁部138上に形成された溝部148にサポートレッグ116のロッド120が嵌め込まれる。
通常状態及びリクライニング状態の何れも状態でもロッド118は収納用挿込孔134に挿入されているため、通常状態及びリクライニング状態の何れも状態でもシート本体11に対するサポートレッグ116の相対的な位置関係は変わらない。ここで、溝部152、154が形成されている段差部144の上面は、底壁部138での溝部146、148の形成位置よりもシート本体11の前後方向後方で且つシート本体11の上下方向上方に位置する。このため、溝部146、148にロッド118、120を嵌め込むと、溝部152、154にロッド118、120を嵌め込んだ状態に比べてリクライニングフレーム114の底壁部138の下面がシート本体11の上下方向上方に位置する。このため、脚部20の下端部と共に底壁部138の下面が座部24に接するようにフレーム12を座部24上に載置すると、リクライニング状態では通常状態に比べてシートクッション14の後端側が下方に下がり、シート本体11が全体的にシート本体11の左右方向を軸方向とする軸周りに所定角度回動した状態になる。
また、この状態では、シートバック26の上端側が下端側よりも通常状態に比べてシート本体11の後方で且つ下方へ傾斜する。したがって、シートバック26を背凭れ102に押し付けようとすると、シートバック26の上端側は背凭れ102に押し当てられるが下端側では背凭れ102との間に隙間が形成される。
ここで、溝部146、148にロッド118、120を嵌め込むと、溝部152、154にロッド118、120を嵌め込んだ状態に比べてリクライニングフレーム114の後壁部140の後面がシート本体11の前後方向後方に位置し、後壁部140がシートバック26の下端側よりも後方へ突出する。このため、上記のようにシートバック26の上端側を背凭れ102に押し当てた際に、後壁部140が背凭れ102に押し当てられる。
これにより、リクライニング状態とすることで通常状態に比べてシートクッション14の後端側が下方に下がり、シート本体11が全体的にシート本体11の左右方向を軸方向とする軸周りに所定角度回動しても、チャイルドシート10が座部24上で安定した状態で固定できる。このリクライニング状態では、シートバック26の前面が通常状態よりも上方へ向くように傾いているため、通常状態よりも寝る姿勢に近い状態で乗員(子供)が着座できる。
(張力調整装置60に関する作用、効果)
一方、溝部146、148及び溝部152、154の何れにロッド118,120が嵌め込まれているかを問わず(すなわち、通常状態、リクライニング状態の何れを問わず)、本チャイルドシート10はウエビングベルト42の張力で座席22に固定するが、例えば、チャイルドシート10を固定するためのウエビングベルト42の張力が充分ではない場合には、ダイヤル96が調整ボルト82の軸周りの一方へ回転させられる。ダイヤル96と共に調整ボルト82がその軸周りの一方へ回転させられると、調整ボルト82が1回転する度に調整ボルト82の雄ねじの1ピッチ分だけ可動片68が後壁部84から離間するようにチャイルドシート10の前方側へスライドする。
このように、可動片68が前方へ移動することで、左側のベルト通過部56と右側のベルト通過部56との間でウエビングベルト42が前方へ引っ張られる。これにより、両ベルト通過部56との間でウエビングベルト42の張力が増加する。これにより、リクライニングフレーム114の後壁部140は更に大きな力で背凭れ102に押し付けられる。
また、このように、両ベルト通過部56との間でウエビングベルト42の張力が増加すると、タングプレート174よりも基端側でもウエビングベルト42の張力が増加し、これに伴い、両ベルト通過部52間でもウエビングベルト42の張力が増加する。これにより、本体部30の上部又はヘッドレストフレーム46は更に大きな力で背凭れ102に押し付けられる。このように、張力調整装置60を操作してウエビングベルト42の張力を増加させることで、更に強固にシート本体11を座席22上で固定できる。
さらに、本実施の形態では、チャイルドモードに通常状態とリクライニング状態とがあり、通常状態とリクライニング状態とでシート本体11の姿勢が異なる。このため、例えば、適切なウエビングベルト42の張力でシート本体11を座席22上で固定するに際して、通常状態とリクライニング状態とで必要なウエビングベルト42の長さ(引き出し量)が異なる。ここで、本実施の形態で適用される張力調整装置60は調整ボルト82を任意の回転位置で止めておくことができ、このように、任意の回転位置で調整ボルト82をとめることで、ウエビングベルト42の張力を任意に調整できる。これにより、通常状態及びリクライニング状態の何れの状態を問わず、シート本体11に対し適切な大きさのウエビングベルト42の張力を付与できる。
一方で、本チャイルドシート10では、ベルト通過部56を通過するウエビングベルト42は脚部20の上方で且つ本体部18の下方を通過する。このため、ウエビングベルト42をベルト装着部58や可動片68に対向するように掛け回すに際し、ベルト装着部58や可動片68に対向する位置からウエビングベルト42が上下にずれようとすると、本体部18や脚部20がウエビングベルト42に干渉して上下へのウエビングベルト42のずれを防止する(すなわち、本実施の形態では、本体部18が特許請求の範囲で言うところの「規制部」としての機能を有している)。これにより、ベルト装着部58や可動片68に対向するようにウエビングベルト42を掛け回すことが容易になる。
しかも、上記のように、可動片68が最も前壁部92に接近した状態でも、可動片68は本体部18の前端部よりも前方に位置しない。したがって、前方へスライドした可動片68に引っ張られたウエビングベルト42も本体部18の前端部より前方に位置することがない。このため、本チャイルドシート10に着座した乗員(子供)の脚(特に、膝裏やふくらはぎ)にウエビングベルト42が干渉することがなく、快適に着座できる。
一方、本チャイルドシート10では、ダイヤル96を回転させると可動片68がチャイルドシート10の前後方向に直線的にスライドする構成で、これにより、可動片68はウエビングベルト42をその厚さ方向に押圧できる。このため、可動片68はウエビングベルト42の長手方向及び幅方向にバランスよく押圧でき、この結果、可動片68がウエビングベルト42を押圧する位置を境としてウエビングベルト42の長手方向何れか一方の側や幅方向何れか一方の側に偏った張力が発生することがない。これにより、より一層安定した状態で背凭れ102にチャイルドシート10を押し付けて座席22上にチャイルドシート10を固定できる。
さらに、可動片68は調整ボルト82を1回転させると、調整ボルト82のピッチの1つ分だけ前後にスライドするため可動片68の微調整が可能であり、ひいては、ウエビングベルト42の張力の微調整が可能になる。しかも、調整ボルト82を回転させることのみで可動片68が移動し、ウエビングベルト42の張力で可動片68が移動することがなく、任意の位置で可動片68を保持できる。このような構成では、特にウエビングベルト42の張力で可動片68を後方へ移動することを規制するための構成を設けなくてもよく、これによって部品点数の増加を抑制でき、コストを安価にできる。
(ベビーモードでのチャイルドシート10の取り付け方)
ベビーモードでチャイルドシート10を座席22に取り付ける場合には、先ず、サポートレッグ116の両ロッド118が収納用挿込孔134から取り外される。次いで、調節脚124の先端が下方へ向けられた状態で両ロッド118が支持用挿込孔136に挿し込まれる。ここで、ベビーモードであってもチャイルドモードとサポートレッグ116はリクライニングフレーム114に連結されているが、支持用挿込孔136の形成位置と深さの関係から、図4に示されるように、支持用挿込孔136にロッド118に挿し込まれた状態では、リクライニングフレーム114が傾斜部111よりも後方で且つ上方、すなわち、シートバックフレーム28の背面よりも後ろ側に位置する。
次に、チャイルドシート10の前方が座席22の後方へ向けられ、この状態でチャイルドシート10の傾斜部111が座席22の座部24に接するようにチャイルドシート10が座席22上に載置される。さらに、調節脚124が本体基部122に対して適宜にスライドさせられ、調節脚124の先端部が車両のフロアに当接した状態で調節ねじ128により調節脚124が固定される。
次いで、ウエビング巻取装置170から充分な長さのウエビングベルト42が引き出される。さらに、ウエビング巻取装置170へのウエビングベルト42の巻き取り格納は可能であるがウエビング巻取装置170からのウエビングベルト42の引き出しが規制される状態にウエビング巻取装置170が切り換えられる。
次に、両ベルト通過部104のうち、車幅方向外側に位置する方のベルト通過部104にタングプレート174よりもウエビングベルト42の長手方向基端側が通過させられる。さらに、ウエビングベルト42のうちベルト通過部104を通過した部分よりもタングプレート174の側が、両ベルト通過部108のうち車幅方向内側に位置する方を通過させられる。一方、タングプレート174よりもウエビングベルト42の長手方向先端側は、車幅方向内方側に位置するベルト通過部38を通過させられて本体部18上を通過し、更に車幅方向外方側のベルト通過部38を通過させられる。
この状態で、ウエビング巻取装置170にウエビングベルト42を充分に巻き取らせると、タングプレート174よりも基端側でのウエビングベルト42の張力で本体部30が座席22の後方側へ押圧されてサポート下部36の先端側における下面が背凭れ102に押し付けられる。また、ウエビング巻取装置170にウエビングベルト42を充分に巻き取らせると、タングプレート174よりも先端側でのウエビングベルト42の張力で本体部18が座席22の下方へ押圧されて傾斜部111が座部24に押し付けられる。これにより、チャイルドシート10が座席22上で固定される。
ここで、ベビーモードでは、傾斜部111が座部24に接するように座部24上にチャイルドシート10を載置することで、チャイルドシート10の上下方向上方が座席22の前後方向前方側へ所定角度(例えば、約40度)傾斜し、しかも、この状態でチャイルドシート10を安定させることができる。このため、このベビーモードの状態では、チャイルドシート10上で乗員(子供、特に乳幼児)を寝かせることができる。
また、このようなベビーモードの状態でも、リクライニングフレーム114はサポートレッグ116に連結されたままであるため、ベビーモードにする際にリクライニングフレーム114の取り外し作業が不要であると共に、リクライニングフレーム114が紛失することもない。さらに、チャイルドモードからベビーモードへの切り替えは、収納用挿込孔134に挿し込まれていたサポートレッグ116を上下逆向きにして両ロッド118を支持用挿込孔136に挿し込むだけでよく、切り替え作業が容易で、また、切り替えるための構造も極めて簡素であることからコストも安価にできる。
さらに、このベビーモードの状態では、本体18の前端部やサポート下部36の先端側における下面が背凭れ102に押し付けられるが、この状態で、張力調整装置60や左右のベルト装着部58が背凭れ102に当接しないように、本体部18の下側における張力調整装置60や左右のベルト装着部58の設置位置が設定される。ここで、例えば、張力調整装置60や左右のベルト装着部58が本体18の前端部やサポート下部36の先端側における下面よりもチャイルドシート10の前方で背凭れ102に当接する構成では、本体18の前端部やサポート下部36の先端側における下面が背凭れ102に当接する構成よりもチャイルドシート10が座席22の前方側に位置する。
このため、張力調整装置60や左右のベルト装着部58が背凭れ102に当接する構成に比べて、本体18の前端部やサポート下部36の先端側における下面が背凭れ102に当接する構成では、チャイルドシート10を固定するのに必要なウエビングベルト42の長さを短くできる。
(サポートレッグ116の作用、効果)
一方、上記のように、ベビーモードでチャイルドシート10を使用している状態で、例えば、車両が急減速状態になると、この急減速時の慣性でチャイルドシート10の左右方向を軸方向とする軸周りにチャイルドシート10が座席22の前方側(チャイルドシート10を基準に考えた場合にはチャイルドシート10の後方側)へ回動しようとする。ここで、この状態では、サポートレッグ116の調節脚124の先端部が座席22の前方で車両のフロアに当接しているため、チャイルドシート10が座席22の前方側へ回動しようとすると、サポートレッグ116がチャイルドシート10の荷重を支える。これにより、座席22の前方側へのチャイルドシート10の回動が規制される。
さらに、このように座席22の前方側へチャイルドシート10が回動しようとした際にチャイルドシート10がサポートレッグ116に付与する荷重が一定の大きさを超えると、脆弱部132にて本体基部122が変形する。この脆弱部132での本体基部122の変形で、座席22の前方側へ回動しようとするチャイルドシート10の荷重の一部を吸収できる。
以上のような作用を奏し、以上のような効果が得られるサポートレッグ116は、上記のリクライニングフレーム114と共にリクライニング調整装置112を構成し、チャイルドモードにおいては通常状態とリクライニング状態との切り替えに寄与する。このため、リクライニング調整用の構成とは全く別にサポートレッグを構成した場合に比べて、コストを安価にできると共に、構成を簡素化でき、チャイルドシート10を全体的にコンパクトにできる。
本発明の一実施の形態に係るチャイルドシートの前方側からの斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るチャイルドシートの側面図である。 座席の後方シート本体を傾けて取り付けた状態での図2に対応した側面図である。 座席の後方へシート本体の前方を向けて取り付けた状態での図2に対応した側面図である。 張力調整装置の斜視図である。 張力調整装置を分解した状態での正面図である。 (A)は可動部が初期位置にある状態での正面図で、(B)は可動部が最も移動した状態での正面図である。 本発明の一実施の形態に係るチャイルドシートの後方側からの斜視図である。 リクライニング調節装置の分解斜視図である。 リクライニング調節装置を構成するリクライニングフレームの平面図である。 リクライニング調節装置の側面断面図である。 リクライニング調節装置の正面断面図である。 脆弱部を拡大したサポートレッグ本体の拡大側面図である。 脆弱部の変形例を示す図13に対応した拡大側面図である。
符号の説明
10 チャイルドシート
11 シート本体
14 シートクッション
18 本体部(規制部)
22 座席
40 シートベルト装置
42 ウエビングベルト
58 ベルト装着部
60 張力調整装置
68 可動片(可動部)
82 調整ボルト(保持手段、操作手段)

Claims (6)

  1. 座席上に載置された状態のシート本体に掛け回されたシートベルト装置のウエビングベルトの張力で、前記シート本体を前記座席上に押さえ付けて固定するチャイルドシートであって、
    前記シート本体に掛け回された前記ウエビングベルトの厚さ方向一方の側で前記ウエビングベルトの厚さ方向に移動可能に設けられ、前記厚さ方向他方の側へ移動することで前記ウエビングベルトを押圧する可動部と、
    前記可動部の可動範囲の任意の位置で前記可動部を保持する保持手段と、
    を含めて構成された張力調整装置を前記シート本体に設けたことを特徴とするチャイルドシート。
  2. 乗員の着座が可能で且つ前端側にシートベルト装置をウエビングベルトの掛け回しが可能なベルト装着部が設けられたシートクッション部を有し、車両の座席上に載置された状態で前記ベルト装着部に前記ウエビングベルトを掛け回すことで当該ウエビングベルトの張力で前記座席上に固定されるシート本体と、
    前記ベルト装着部に対応して前記シートクッション部に設けられ、前記ベルト装着部よりも前記シート本体の前方側へ移動することで前記ベルト装着部に掛け回されたウエビングベルトを押圧して前記ウエビングベルトの張力を増加させる可動部と、
    前記可動部の可動範囲の任意の位置で前記可動部を保持する保持手段と、
    を備えるチャイルドシート。
  3. 前記シート本体の前後方向前方を前記座席の前後方向後方側へ向けた状態で前記座席上に前記シート本体を載置した状態で、前記シート本体のうち前記座席の背凭れに当接する部分よりも前記シート本体の後方側に前記可動部及び前記保持手段を設けた、
    ことを特徴とする請求項2に記載のチャイルドシート。
  4. 前記ベルト装着部に掛け回された前記ウエビングベルトの上側で前記シート本体の前端部から前方側へ延出され、前記ベルト装着部に掛け回された前記ウエビングベルトの上方への変位を規制する規制部を備える、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のチャイルドシート。
  5. 前記可動部と対向した位置での前記ウエビングベルトの厚さ方向に沿って前記可動部が直線的に移動可能とされている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のチャイルドシート。
  6. 前記ウエビングベルトの厚さ方向に前記可動部を貫通する雌ねじ部に螺合可能な雄ねじ部を有し、前記雌ねじ部の貫通方向に前記雄ねじ部を回転させることで前記雌ねじ部の貫通方向に沿って前記ベルト装着部に対して接離する方向へ前記可動部を移動させる操作手段を備え、且つ、当該操作手段が前記保持手段を兼ねる、
    ことを特徴とする請求項5に記載のチャイルドシート。
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