JP2008290534A - ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置 - Google Patents
ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008290534A JP2008290534A JP2007136877A JP2007136877A JP2008290534A JP 2008290534 A JP2008290534 A JP 2008290534A JP 2007136877 A JP2007136877 A JP 2007136877A JP 2007136877 A JP2007136877 A JP 2007136877A JP 2008290534 A JP2008290534 A JP 2008290534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- yoke
- base
- universal joint
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/0852—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft
- F16D1/0864—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft due to tangential loading of the hub, e.g. a split hub
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
- F16D3/38—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
- F16D3/382—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another constructional details of other than the intermediate member
- F16D3/387—Fork construction; Mounting of fork on shaft; Adapting shaft for mounting of fork
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
【解決手段】上記基部15を縮径する為のボルト23に支持された支持板27に支持された係止ピン26を、上記基部15に形成した通孔25と、上記インナシャフト10の端部に形成した係止孔24とに掛け渡す。この構成により、衝突事故の際に上記インナシャフト10の先端面が、上記ヨーク14と共に自在継手を構成する十字軸に突き当たる事を防止する。そして、このヨーク14と別のヨークとの変位を許容して、上記課題を解決する。
【選択図】図1
Description
又、図15に示した構造は、インナシャフト10の端部に、軸方向寸法が短い環状凹溝42を形成し、ヨーク14の基部15の内径を縮める為のボルト41を、この環状凹溝42部分に配置している。この為、この基部15にこのボルト41を挿通した状態では、この基部15に対する上記インナシャフト10の軸方向変位は実質的に阻止される。
更に、図16に示した構造は、インナシャフト10の端部に、軸方向寸法が短い環状凹溝42を形成し、ヨーク14の基部15の内周面に形成した凸部を、この環状凹溝42と係脱可能としている。この基部15の内径を縮める為のボルト41は、この環状凹溝42と係合しない、径方向外寄り部分に配置している。この環状凹溝42と上記凸部とは、輸送時等、中間シャフト4と自在継手3bとを組み合わせて成るユニットの全長を縮めておく状態で係合する。これに対して、車両への組み付け作業時には、上記環状凹溝42から上記凸部が抜け出て、上記ユニットが伸長する事を許容する。
この為に、上記第一のシャフトの端部に設けた挿入部の外周面と上記ヨークの基部に設けた被挿入部の内周面とを、セレーション係合、互いに平行な1対の平坦面同士の係合等、非円形嵌合させている。
又、上記第一のシャフトのうち、少なくともこの第一のシャフトの先端面を上記自在継手を構成する十字軸に突き当たる迄上記挿入部を上記被挿入部に挿入したと仮定した状態で、この被挿入部内に入り込む部分の外径は、正規状態でこの被挿入部内に挿入されている部分の外径よりも大きくない。言い換えれば、上記第一のシャフトの中間部で、上記ヨークの基部の基端面に対向する部分に、この基端面と衝合して、この第一のシャフトの先端面と上記十字軸との衝合を防止する様な段差部は存在しない。
この様な構造を対象とする、本発明のステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置では、このヨークと別体に設けられた係止部材をこのヨークの基部に支持している。そして、この係止部材の先端部でこの基部の内周面よりも径方向内方に突出した部分と上記第一のシャフトの外周面に形成した係止凹部とを係合させる事で、この第一のシャフトが上記ヨークの基部に対し、このシャフトの先端面が上記十字軸に突き当たる方向に変位する事を阻止している。
又、上述の様な本発明のステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置を実施する場合に、例えば請求項3、4に記載した発明の様に、上記係止部材を係止ピンとし、この係止ピンを、上記ヨークの基部の一部にこの基部の内外両周面同士を連通する状態で形成された通孔に挿通する。
そして、例えば請求項3に記載した発明の様に、上記係止凹部を、上記第一のシャフトの端部でこの通孔に整合する部分に形成された係止孔とし、上記係止ピンを、上記通孔とこの係止孔とに掛け渡す。
或いは、請求項4に記載した発明の様に、上記係止凹部を、上記第一のシャフトの端部外周面でこの通孔に整合する部分を切削する事により形成する。そして、上記係止ピンを、上記通孔と上記係止凹部とに掛け渡す。
そして、請求項7に記載した発明の場合には、上記ヨークの基部に、この基部に設けた被挿入部の内径を縮める為のボルトを螺着して、上記支持板を上記ヨークの基部に対し、この支持板の基端部に形成された透孔に上記ボルトを挿入する事により支持する。
或いは、請求項8に記載した発明の様に、上記支持板をヨークの基部に対し、この支持板自身でこのヨークの基部を抱持する事により支持する。
或いは、請求項11に記載した発明の様に、上記支持板を上記ヨークの基部に対し、この支持板自身でこのヨークの基部を抱持する事により支持する。
或いは、請求項13に記載した発明の様に、前記第一のシャフトを、アウタチューブとトルク伝達を可能に、且つ、衝突事故に伴って全長を収縮可能に組み合わされるインナシャフトとする。
或いは、請求項14に記載した発明の様に、前記第一のシャフトを、アウタチューブ及び伝達チューブとトルク伝達を可能に、且つ、衝突事故に伴って折れ曲がり可能に組み合わされるインナシャフトとする。
この様な請求項15に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項16に記載した発明の様に、上記係止部材と第二の係止凹部との係合強度を、前記被挿入部への前記挿入部の挿入量を増大させる場合よりも減少させる場合の方を小さくする。
この様な請求項16に記載した発明を実施する場合に、更に好ましくは、請求項17にた発明の様に、上記係止部材を、弾性金属板製の支持板の一部をヨークの基部の径方向に関し内方に折り曲げて成る折り曲げ板部とする。そして、この折り曲げ板部の片面を、上記ヨークの基部端面に当接若しくは近接対向させる。
又、請求項3、4に記載した発明の様に、上記係止部材を係止ピンとし、この係止ピンを、上記ヨークの基部に形成した通孔と、上記第一のシャフト側に形成した係止孔又はこの第一のシャフトの端部外周面を切削する事により形成した係止凹部とに掛け渡せば、この第一のシャフトと上記基部とのずれ止めの為の構造を容易に構成できる。
又、請求項6に記載した発明の様に、上記係止ピンの両端部を上記ヨークの基部に係止すれば、上記第一のシャフトと上記ヨークの基部とのずれ止めの為の構造の強度及び剛性を高くできる。
この様な請求項9に記載した発明を実施する場合に、例えば請求項10、11に記載した発明の様に、上記支持板を上記ヨークの基部に対し、ボルトにより支持したり、折り返し部でこのヨークの基部を抱持する事により支持すれば、この基部に対する上記折り曲げ板部を備えた支持板の支持を容易に行なえる。
又、請求項13、14に記載した発明の様に、前記第一のシャフトを、アウタチューブと組み合わされて、衝突事故に伴って全長を収縮可能又は折れ曲がり可能とされたインナシャフトとすれば、運転者の保護をより充実できる。
更に、請求項15〜17に記載した発明の様に、係止部材と第二の係止凹部とを係合させれば、第一のシャフトと自在継手とを組み合わせたユニットの全長を、車両に組み付けた状態よりも縮めたままの状態に保持できる。この為、このユニットの搬送や車両への組み付け作業時の取り扱い性の向上を図れる。
図1は、請求項1〜3、5、7、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。特許請求の範囲に記載した第一のシャフトである、インナシャフト10は、アウターチューブ11と組み合わされて、衝突事故の際に全長を収縮可能な中間シャフト4(図11〜12参照)を構成する。上記インナシャフト10の外径は、全長に亙り実質的に(両端面外周縁部の面取り部分や上記アウタチューブ11とを摩擦係合させる為のかしめ部で外径が僅かに変化した部分を除き)同一である。従って、仮に後述する本例の特徴を有する構成を採用せず、しかも後述するボルト23の緊締力が不足していた場合には、前述した図12に鎖線で示す様に、上記インナシャフト10の先端面が、自在継手3bを構成する十字軸16に突き当たる迄、このインナシャフト10が上記自在継手3bを構成するヨーク14の基部15に対し変位し得る。言い換えれば、上記インナシャフト10の中間部で、このヨーク14の基部15の基端面に対向する部分には、前述の特許文献2に記載された発明の構造とは異なり、上記インナシャフト10の先端面が上記十字軸16に突き当たる以前に、上記基端面と衝合する様な段差部は存在しない。
図2は、請求項1〜3、5、8、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、係止ピン26の基端部を、弾性金属板製の支持板27aの先端部に結合固定している。上述の実施の形態の第1例の様な、弾性押圧腕28は設けてはいない。そして、上記支持板27aをヨーク14の基部15に対し、この支持板27aの基端部に形成された折り返し部31でこのヨーク14の基部15を抱持する事により支持している。上記支持板27aの中間部には、ボルト23の先端部を挿通する為の透孔32を形成して、これら支持板27aとボルト23との干渉を防止している。
図3は、請求項1〜3、6、8、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、係止凹部を、第一のシャフトであるインナシャフト10の端部を径方向に貫通する貫通孔33としている。又、ヨーク14の基部15に設けた被挿入部18の内周面で通孔25と反対側位置に凹孔34を、この通孔25と同心に形成している。そして、この通孔25から上記被挿入部18の内側に挿入して上記貫通孔33を挿通した係止ピン26aの先端部を上記凹孔34内に挿入する事で、この係止ピン26aの両端部を上記ヨーク14の基部15に係止している。この様な本例の構造の場合、上記係止ピン26aが上記基部15に、両持ち梁式に支持されるので、上記インナシャフト10とこの基部15とのずれ止めの為の構造の強度及び剛性を高くできる。
図4は、請求項1〜3、5、8、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、支持板27bの中間部に、ヨーク14の基部15の径方向外方に突出する、折り返し弾性変形部35を設けて、上記支持板27bの先端部で係止ピン26の基端部を支持固定した部分の弾性変形量を確保している。又、この係止ピン26を掛け渡す為の係止孔24及び通孔25を、上記基部15のうちで、ボルト23を設けた不連続部と反対側位置としている。本例は、この様な構成を採用する事で、上記基部15の径方向に関する上記係止ピン26の変位量を十分に確保できる様にしている。
図5も、請求項1〜3、5、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合には、ヨーク14aの基部15aに設けた被挿入部18aを、直径を拡縮できない、円筒形状としている。第一のシャフトであるインナシャフト10は上記被挿入部18aに挿入したまま、特にボルトの締め付けにより抑え付けられる事はない。この被挿入部18aの形状を円筒状とした事に伴い、係止ピン26の基端部を支持する為の支持板27cの形状を、上記被挿入部18aを抱き込む様な部分円筒状としている。そして、この支持板27と上記基部15aとを、溶接により結合固定している。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第4例と同様であるから、重複する説明は省略する。
図6は、請求項1、2、4、5、7、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。第一のシャフトであるインナシャフト10の端部外周面で、ヨーク14の基部15に形成した通孔25に整合する部分を平削する事により、係止凹部36を形成している。そして、係止ピン26を、上記通孔25とこの係止凹部36とに掛け渡している。
図7〜8は、請求項1、2、9、11〜13、15〜17に対応する、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例の場合には、弾性金属板製の支持板27dの一部を、ヨーク14の基部15の径方向に関し内方に折り曲げて折り曲げ板部37とし、この折り曲げ板部37を、特許請求の範囲に記載した係止部材としている。又、上記基部15の周方向に関して、上記支持板27dの両端部に、1対の折り返し部31a、31bを形成している。そして、これら両折り返し部31a、31bにより上記基部15を抱持して、上記支持板27dをこの基部15に支持した状態で、上記折り曲げ板部37をこの基部15の基端面に対向(当接若しくは近接対向)する部分に位置させている。且つ、この折り曲げ板部37の先端部を、この基部15の内周面よりも径方向内方に突出させている。
図9は、請求項1、2、9、10、12(13、14)、15〜17に対応する、本発明の実施の形態の第8例を示している。本例の場合には、弾性金属板製の支持板27eを、ヨーク14の基部15に対し、この基部15に設けた被挿入部18の直径を縮める為のボルト23により支持している。これに合わせて、折り曲げ板部37aの位置及び形状を、上述した実施の形態の第7例の場合と異ならせている。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第7例と同様であるから、重複する説明は省略する。
図10は、請求項1、2、9、12(13、14)、15〜17に対応する、本発明の実施の形態の第8例を示している。本例の場合には、ヨーク14aの基部15aに設けた被挿入部18aを、直径を拡縮できない、円筒形状としている。第一のシャフトであるインナシャフト10は、上記被挿入部18aに挿入したまま、特にボルトの締め付けにより抑え付けられる事はない。この被挿入部18aの形状を円筒状とした事に伴い、折り曲げ板部37aを設けた支持板27fの一部の形状を、この被挿入部18aを抱き込む様な部分円筒状としている。そして、この支持板27fと上記基部15aとを溶接により結合固定している。その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第7例と同様であるから、重複する説明は省略する。
2 ステアリングシャフト
3a、3b 自在継手
4 中間シャフト
5 ステアリングギヤユニット
6 タイロッド
7 ステアリングコラム
8 電動モータ
9 減速機ユニット
10 インナシャフト
11 アウタチューブ
12 小径部
13 伝達チューブ
14、14a ヨーク
15、15a 基部
16 十字軸
17 雄セレーション溝
18、18a 被挿入部
19 雌セレーション溝
20a、20b フランジ部
21 挿通孔
22 ねじ孔
23 ボルト
24 係止孔
25 通孔
26、26a 係止ピン
27、27a〜27f 支持板
28 弾性押圧腕
29 基部
30 頭部
31、31a、31b 折り返し部
32 透孔
33 貫通孔
34 凹孔
35 折り返し弾性変形部
36 係止凹部
37、37a 折り曲げ板部
38 主環状凹溝
39 副環状凹溝
40 切り欠き
41 ボルト
42 環状凹溝
43 ヨーク
Claims (17)
- ステアリングホイールの操作に基づいて回転する第一のシャフトの端部と、この第一のシャフトの回転を第二のシャフトに伝達する為の十字軸式の自在継手を構成するヨークの基部とを、回転力の伝達を可能に結合する為、上記第一のシャフトの端部に設けた挿入部の外周面と上記ヨークの基部に設けた被挿入部の内周面とを非円形嵌合させており、上記第一のシャフトのうち、少なくともこの第一のシャフトの先端面を上記自在継手を構成する十字軸に突き当たる迄上記挿入部を上記被挿入部に挿入したと仮定した状態で、この被挿入部内に入り込む部分の外径は、正規状態でこの被挿入部内に挿入されている部分の外径よりも大きくない、ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置であって、このヨークと別体に設けられた係止部材をこのヨークの基部に支持しており、この係止部材の先端部でこの基部の内周面よりも径方向内方に突出した部分と上記第一のシャフトの外周面に形成した係止凹部とを係合させる事で、この第一のシャフトが上記ヨークの基部に対し、このシャフトの先端面が上記十字軸に突き当たる方向に変位する事を阻止したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止部材と係止凹部とが、自在継手と第一、第二のシャフトとをステアリング装置を構成すべき正規の状態に組み付けた場合にのみ係合可能な位置に設置若しくは形成されている、請求項1に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止部材が係止ピンであって、この係止ピンが、ヨークの基部の一部にこの基部の内外両周面同士を連通する状態で形成された通孔に挿通されており、係止凹部が第一のシャフトの端部でこの通孔に整合する部分に形成された係止孔であって、上記係止ピンが上記通孔とこの係止孔とに掛け渡されている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止部材が係止ピンであって、この係止ピンが、ヨークの基部の一部にこの基部の内外両周面同士を連通させる状態で形成された通孔に挿通されており、係止凹部が第一のシャフトの端部外周面でこの通孔に整合する部分を切削する事により形成されており、上記係止ピンが上記通孔と上記係止凹部とに掛け渡されている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止ピンの基端部が、弾性金属板製の支持板の先端部に結合固定されて、この支持板をヨークの基部に装着した状態でこの基部の径方向内方に向かう弾力を付与されており、上記ピンの先端部と第一のシャフトの外周面に形成した係止凹部とが整合した状態で、この係止ピンの先端部がこの係止凹部に、上記支持板の弾力に基づいて入り込む、請求項3〜4のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止凹部が、第一のシャフトの端部を径方向に貫通する貫通孔であり、ヨークの基部の内周面で通孔と反対側位置に凹孔を、この通孔と同心に形成しており、この通孔からこの基部の内側に挿入して上記貫通孔を挿通した係止ピンの先端部を上記凹孔内に挿入する事で、この係止ピンの両端部を上記ヨークの基部に係止している、請求項3に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- ヨークの基部に、この基部に設けた被挿入部の内径を縮める為のボルトが螺着されており、係止部材が係止ピンであって、この係止ピンの基端部が支持板の先端部に結合固定されており、この支持板が上記ヨークの基部に対し、この支持板の基端部に形成された透孔に上記ボルトを挿入する事により支持されている、請求項1〜6のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止部材が係止ピンであって、この係止ピンの基端部が支持板の先端部に結合固定されており、この支持板がヨークの基部に対し、この支持板自身でこのヨークの基部を抱持する事により支持されている、請求項1〜6のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止部材が、支持板の一部をヨークの基部の径方向に関して内方に折り曲げて成る折り曲げ板部であり、この支持板をこのヨークの基部に支持した状態で、この折り曲げ板部をこのヨークの基部の基端面に対向する部分に位置させており、且つ、この折り曲げ板部の先端部でこのヨークの基部の内周面よりも径方向内方に突出した部分を、第一のシャフトの端部外周面でこのヨークの基部から露出した部分に形成した係止凹部に進入させている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- ヨークの基部に、この基部に設けた被挿入部の内径を縮める為のボルトが螺着されており、支持板がこの基部に対し、このボルトをこの支持板の基端部に形成された透孔に挿通する事により支持されている、請求項9に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 支持板がヨークの基部に対し、この支持板自身でこのヨークの基部を抱持する事により支持されている、請求項9に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止部材の先端部と係止凹部とが、第一のシャフトの軸方向に関する、この第一のシャフトとヨークとの取付位置の調節を可能に、この軸方向に関する係合位置の調節を可能に係合している、請求項1〜11のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 第一のシャフトが、アウタチューブとトルク伝達を可能に、且つ、衝突事故に伴って全長を収縮可能に組み合わされるインナシャフトである、請求項1〜12のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 第一のシャフトが、アウタチューブ及び伝達チューブとトルク伝達を可能に、且つ、衝突事故に伴って折れ曲がり可能に組み合わされるインナシャフトである、請求項1〜12のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止部材と係合する第二の係止凹部が、第一のシャフトの外周面で、ヨークの基部に設けた被挿入部へのこの第一シャフトの挿入部の挿入量を、上記係止部材と係止凹部とが係合する状態よりも増大させた場合に整合する位置に設けられている、請求項1、2、9、11〜14のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止部材と第二の係止凹部との係合強度が、被挿入部への挿入部の挿入量を増大させる場合よりも減少させる場合の方が小さい、請求項15に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
- 係止部材が、弾性金属板製の支持板の一部をヨークの基部の径方向に関し内方に折り曲げて成る折り曲げ板部であって、この折り曲げ板部の片面が上記ヨークの基部端面に当接若しくは近接対向している、請求項16に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007136877A JP5104033B2 (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007136877A JP5104033B2 (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008290534A true JP2008290534A (ja) | 2008-12-04 |
JP2008290534A5 JP2008290534A5 (ja) | 2010-06-03 |
JP5104033B2 JP5104033B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=40165726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007136877A Expired - Fee Related JP5104033B2 (ja) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5104033B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06221333A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-09 | Mazda Motor Corp | ジョイント構造及びその組付方法 |
JPH07309241A (ja) * | 1994-05-20 | 1995-11-28 | Nippon Seiko Kk | エネルギ吸収式中間シャフト |
JPH09291910A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | Nippon Seiko Kk | シャフトと自在継手のヨークとの結合部 |
JP2000203435A (ja) * | 1999-01-18 | 2000-07-25 | Suzuki Motor Corp | ステアリングシャフト組付構造 |
JP2004262266A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-09-24 | Nsk Ltd | 車両用ステアリング装置 |
JP2005023949A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | 継手部材とシャフトとの連結構造 |
JP2005325869A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Nsk Ltd | 自在継手及びそれを備えた車両用ステアリング装置 |
JP2006123820A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Nsk Ltd | 車両ステアリング用伸縮軸 |
-
2007
- 2007-05-23 JP JP2007136877A patent/JP5104033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06221333A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-09 | Mazda Motor Corp | ジョイント構造及びその組付方法 |
JPH07309241A (ja) * | 1994-05-20 | 1995-11-28 | Nippon Seiko Kk | エネルギ吸収式中間シャフト |
JPH09291910A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | Nippon Seiko Kk | シャフトと自在継手のヨークとの結合部 |
JP2000203435A (ja) * | 1999-01-18 | 2000-07-25 | Suzuki Motor Corp | ステアリングシャフト組付構造 |
JP2004262266A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-09-24 | Nsk Ltd | 車両用ステアリング装置 |
JP2005023949A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | 継手部材とシャフトとの連結構造 |
JP2005325869A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Nsk Ltd | 自在継手及びそれを備えた車両用ステアリング装置 |
JP2006123820A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Nsk Ltd | 車両ステアリング用伸縮軸 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5104033B2 (ja) | 2012-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2012165454A1 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2005075250A (ja) | テレスコピック機構付衝撃吸収式ステアリングコラム装置 | |
US20090297259A1 (en) | Steering apparatus | |
JP5273103B2 (ja) | 雄シャフトと雌シャフトの結合構造 | |
JP2009040302A (ja) | ステアリング装置用エネルギ吸収式シャフト | |
WO2019027004A1 (ja) | シャフトの結合構造および伸縮シャフト | |
JP5104033B2 (ja) | ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置 | |
JP6555249B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置及びその組立方法 | |
JP5321655B2 (ja) | ステアリング装置用トルク伝達装置 | |
JP2008273359A (ja) | ステアリング装置用エネルギ吸収式シャフト | |
JP6364823B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法 | |
JP5233278B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2018016128A (ja) | 伸縮シャフト | |
JP4736929B2 (ja) | 自在継手と軸の結合構造 | |
JP2015168306A5 (ja) | ||
JP7099157B2 (ja) | シャフトとのクランプ部材との結合部、および、シャフトとクランプ部材との結合部の製造方法 | |
JP5293695B2 (ja) | ステアリング装置のための自在継手とシャフトの結合構造 | |
JP5545275B2 (ja) | 衝撃吸収式ステアリングシャフトの製造方法 | |
JP2019031992A (ja) | シャフト同士の結合構造 | |
JP5163683B2 (ja) | 継手のヨークと回転軸との結合装置及びその組立方法 | |
JP2008202742A (ja) | ヨークとシャフトとの連結構造及びこれを使用したステアリング装置 | |
JP5152033B2 (ja) | 自在継手およびその加工方法 | |
JP2009090699A (ja) | ステアリング装置用分割型シャフト装置 | |
JP2019031993A (ja) | 伸縮シャフト | |
KR101261699B1 (ko) | 자동차 조향장치의 유니버설 조인트 및 이를 구비한 자동차 조향장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100310 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100419 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5104033 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |