JP2008290534A - ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置 - Google Patents

ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置 Download PDF

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Abstract

【課題】衝突事故の際の運転者保護充実を図るべく、インナシャフト10の端部とヨーク14の基部15との結合作業を面倒にする事なく、このインナシャフト10の端部がこの基部15に対しずれ動く事を防止できる構造を実現する。
【解決手段】上記基部15を縮径する為のボルト23に支持された支持板27に支持された係止ピン26を、上記基部15に形成した通孔25と、上記インナシャフト10の端部に形成した係止孔24とに掛け渡す。この構成により、衝突事故の際に上記インナシャフト10の先端面が、上記ヨーク14と共に自在継手を構成する十字軸に突き当たる事を防止する。そして、このヨーク14と別のヨークとの変位を許容して、上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動車の操舵輪である前輪に舵角を付与する為のステアリング装置を構成するシャフトと自在継手のヨークとの結合装置の改良に関する。具体的には、衝突事故の際に、このシャフトの端部がこのヨークに対しずれ動く事を防止して、運転者保護充実を図れる様にするものである。
自動車用のステアリング装置は、例えば図11に示す様に構成されている。ステアリングホイール1の動きは、ステアリングシャフト2、自在継手3a、中間シャフト4、自在継手3bを介して、ステアリングギヤユニット5の入力軸(ピニオン軸)に伝達される。すると、このステアリングギヤ5は、左右1対のタイロッド6、6を押し引きして、左右の操舵輪(前輪)に舵角を付与する。尚、図11に示した例は、電動式パワーステアリング装置を示している。この為、上記ステアリングシャフト2を挿通したステアリングコラム7に、電動モータ8及び減速機ユニット9を組み付けて、上記ステアリングシャフト2に補助操舵力を付与できる様にしている。
上述の様なステアリング装置を組み込んだ自動車が衝突事故を起こすと、車体が他の物体に衝突する、所謂一次衝突によりこの車体の前部が押し潰されるのに伴って、この前部に支持固定された上記ステアリングギヤユニット5が後方に押される。この為、何らの対策も施さないと、上記両自在継手3a、3b、上記中間シャフト4、上記ステアリングシャフト2を介して、上記ステアリングホイール1が斜め上後方に突き上げられる。この様な突き上げが発生すると、このステアリングホイール1が運転者の胸部を強く打ったり、このステアリングホイール1部分に組み込んだエアバッグが運転者の頭部を効果的に受け止められなくなって、運転者の保護充実を図れなくなる。
この為従来から、上記ステアリングシャフト2を保持した上記ステアリングコラム7を車体に対し、後方への変位を阻止した状態で支持すると共に、上記中間シャフト4として全長を縮められる構造のものを使用する事で、上記突き上げを防止する事が行なわれている。衝突事故の際に全長を縮められる中間シャフト4として従来から、図12〜17に示す様な構造のものが広く使用されている。このうちの図12に示した構造は、インナシャフト10とアウタチューブ11とを締り嵌めでセレーション係合させる事により、インナシャフト10とアウタチューブ11とをトルク伝達を可能に、且つ、衝突事故に伴って全長を収縮可能に組み合わた、所謂コラプシブル構造のものである。又、図13に示した構造は、例えば特許文献1に記載されている様な、インナシャフト10とアウタチューブ11とを締り嵌めでセレーション係合させると共に、このインナシャフト10の中間部に形成した小径部12の周囲に伝達チューブ13をセレーション係合させた、所謂中折れ式のものである。この中折れ式の構造は、衝突事故の際に上記アウタチューブ11が上記伝達チューブ13を上記小径部12の周囲から退避させ、これら両チューブ11、13の突き合わせ部にこの小径部12を位置させる。そして、上記インナシャフト10を、この小径部12部分で「く」字形に折り曲げる。
又、図14に示した構造は、インナシャフト10の端部に、軸方向に長い切り欠き40を形成し、ヨーク14の基部15の内径を縮める為のボルト41を、この切り欠き40部分に配置している。上記インナシャフト10は上記基部15に対し、この切り欠き40内で上記ボルト41が変位できる範囲内でのみ、軸方向に変位可能である。
又、図15に示した構造は、インナシャフト10の端部に、軸方向寸法が短い環状凹溝42を形成し、ヨーク14の基部15の内径を縮める為のボルト41を、この環状凹溝42部分に配置している。この為、この基部15にこのボルト41を挿通した状態では、この基部15に対する上記インナシャフト10の軸方向変位は実質的に阻止される。
更に、図16に示した構造は、インナシャフト10の端部に、軸方向寸法が短い環状凹溝42を形成し、ヨーク14の基部15の内周面に形成した凸部を、この環状凹溝42と係脱可能としている。この基部15の内径を縮める為のボルト41は、この環状凹溝42と係合しない、径方向外寄り部分に配置している。この環状凹溝42と上記凸部とは、輸送時等、中間シャフト4と自在継手3bとを組み合わせて成るユニットの全長を縮めておく状態で係合する。これに対して、車両への組み付け作業時には、上記環状凹溝42から上記凸部が抜け出て、上記ユニットが伸長する事を許容する。
上述の図12〜16に示した構造自体、衝突事故の際の運転者保護の面から有効であるが、十分な効果を発揮させる為には、上記中間シャフト4の全長が十分にある事が必要である。これに対して、小型自動車用であったり、或いはステアリングコラム7に電動モータ8や減速機ユニット9を組み込む必要上、このステアリングコラム7部分の全長が嵩む等の理由で上記中間シャフト4の全長を確保できない場合もある。この様な場合に、この中間シャフト4の前端部と前記ステアリングギヤユニット5の入力軸とを結合している自在継手3bを、図17に示す様に大きく曲げる(ジョイント角を大きくする)事が、上記中間シャフト4の後方への変位を抑え、前記ステアリングホイール1の突き上げを防止する面から効果がある。
但し、何らの対策も施さない場合には、一次衝突に伴って上記中間シャフト4(を構成するインナシャフト10)の前端部が上記自在継手3bのヨーク14の基部15に対し、図12に鎖線で示す様に前方に変位し(ずれ動き)、上記中間シャフト4の前端部が上記自在継手3bを構成する十字軸16に突き当たる可能性がある。そして、この様に突き当たると、この自在継手3bが上記図17に示す様に大きく曲がりにくくなる。又、上記図12に鎖線で示した様に上記中間シャフト4の前端部が上記基部15に対しずれ動くと、上記図13に示した中折れ式の構造で、上記両チューブ11、13の突き合わせ部に上記小径部12を位置させられなくなって、前記インナシャフト10が折れ曲がらなくなる。この様な問題は、図12〜13に示した構造に限らず、図14、16に示した構造の場合にも生じる。何れにしても、運転者の保護充実を図る面からは改良が望まれる。
尚、前述の図15に示す如く、環状凹溝42とボルト41とを係合させたり、或いは、図示は省略するが、特許文献2に記載された発明の構造の様に、シャフトの先端部外周面に形成した係止凹部と、ヨークの基部に、この基部の内径を縮める為に螺着したボルトの中間部とを係合させれば、この基部に対し上記シャフトが、軸方向に変位するのを防止できる。但し、この場合には、この軸方向に関する上記環状凹溝42や係止凹部の幅を小さくしない限り、上記シャフトが図12に鎖線で示す様に変位するのを十分に抑えられない。そして、上記係止凹部の幅を小さくすると、上記シャフトと上記基部との結合作業が面倒になる。又、同じく特許文献2に記載されている様に、シャフトのうちでヨークの基部と係合する部分から外れた部分の外径を大きくし、これら両部分同士の間に存在する段差面と上記基部の基端面とを対向させても、この基部に対し上記シャフトが、軸方向に変位するのを防止できる。但し、この場合には、このシャフトの加工が面倒になるだけでなく、このシャフトの外径が必要以上に大きくなる。更に、特許文献3、4には、ヨーク又はシャフトに係止した弾性金属板により、これらヨークとシャフトとの組付け性を向上させる技術が記載されているが、何れも、シャフトが図12に鎖線で示す様に変位するのを抑える事はできない。
実用新案登録第2586569号公報 特開2004−150583号公報 特開平7−186977号公報 特開平11−173340号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、衝突事故の際の運転者保護充実を図るべく、シャフトの端部とヨークの基部との結合作業を面倒にする事なく、このシャフトの端部が自在継手のヨークに対しずれ動く事を防止できる構造を実現すべく発明したものである。
本発明のステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置は、ステアリングホイールの操作に基づいて回転する第一のシャフトの端部と、この第一のシャフトの回転を第二のシャフトに伝達する為の十字軸式の自在継手を構成するヨークの基部とを、回転力の伝達を可能に結合する為のものである。
この為に、上記第一のシャフトの端部に設けた挿入部の外周面と上記ヨークの基部に設けた被挿入部の内周面とを、セレーション係合、互いに平行な1対の平坦面同士の係合等、非円形嵌合させている。
又、上記第一のシャフトのうち、少なくともこの第一のシャフトの先端面を上記自在継手を構成する十字軸に突き当たる迄上記挿入部を上記被挿入部に挿入したと仮定した状態で、この被挿入部内に入り込む部分の外径は、正規状態でこの被挿入部内に挿入されている部分の外径よりも大きくない。言い換えれば、上記第一のシャフトの中間部で、上記ヨークの基部の基端面に対向する部分に、この基端面と衝合して、この第一のシャフトの先端面と上記十字軸との衝合を防止する様な段差部は存在しない。
この様な構造を対象とする、本発明のステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置では、このヨークと別体に設けられた係止部材をこのヨークの基部に支持している。そして、この係止部材の先端部でこの基部の内周面よりも径方向内方に突出した部分と上記第一のシャフトの外周面に形成した係止凹部とを係合させる事で、この第一のシャフトが上記ヨークの基部に対し、このシャフトの先端面が上記十字軸に突き当たる方向に変位する事を阻止している。
上述の様な本発明のステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置を実施する場合に、好ましくは、請求項2に記載した発明の様に、上記係止部材と上記係止凹部とを、上記自在継手と上記第一、第二のシャフトとをステアリング装置を構成すべき正規の状態に組み付けた場合にのみ係合可能な位置に設置若しくは形成する。
又、上述の様な本発明のステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置を実施する場合に、例えば請求項3、4に記載した発明の様に、上記係止部材を係止ピンとし、この係止ピンを、上記ヨークの基部の一部にこの基部の内外両周面同士を連通する状態で形成された通孔に挿通する。
そして、例えば請求項3に記載した発明の様に、上記係止凹部を、上記第一のシャフトの端部でこの通孔に整合する部分に形成された係止孔とし、上記係止ピンを、上記通孔とこの係止孔とに掛け渡す。
或いは、請求項4に記載した発明の様に、上記係止凹部を、上記第一のシャフトの端部外周面でこの通孔に整合する部分を切削する事により形成する。そして、上記係止ピンを、上記通孔と上記係止凹部とに掛け渡す。
この様な請求項3〜4に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項5に記載した発明の様に、上記係止ピンの基端部を、弾性金属板製の支持板の先端部に結合固定する。そして、この支持板をヨークの基部に装着した状態で上記係止ピンに、この基部の径方向内方に向かう弾力を付与する。更に、上記ピンの先端部と第一のシャフトの外周面に形成した係止凹部とが整合した状態で、この係止ピンの先端部をこの係止凹部に、上記支持板の弾力に基づいて入り込ませる。
又、上述の様な請求項3に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項6に記載した発明の様に、上記係止凹部を、第一のシャフトの端部を径方向に貫通する貫通孔とする。又、上記ヨークの基部の内周面で通孔と反対側位置に凹孔を、この通孔と同心に形成する。そして、この通孔からこの基部の内側に挿入して上記貫通孔を挿通した係止ピンの先端部を上記凹孔内に挿入する事で、この係止ピンの両端部を上記ヨークの基部に係止する。
又、以上の様な各請求項に記載した発明を実施する場合に、例えば請求項7〜8に記載した発明の様に、上記係止部材を係止ピンとし、この係止ピンの基端部を支持板の先端部に結合固定する。
そして、請求項7に記載した発明の場合には、上記ヨークの基部に、この基部に設けた被挿入部の内径を縮める為のボルトを螺着して、上記支持板を上記ヨークの基部に対し、この支持板の基端部に形成された透孔に上記ボルトを挿入する事により支持する。
或いは、請求項8に記載した発明の様に、上記支持板をヨークの基部に対し、この支持板自身でこのヨークの基部を抱持する事により支持する。
或いは、本発明を実施する場合に、例えば請求項9に記載した発明の様に、前記係止部材を、支持板の一部を前記ヨークの基部の径方向に関して内方に折り曲げて成る折り曲げ板部とする。そして、この支持板をこのヨークの基部に支持した状態で、この折り曲げ板部をこのヨークの基部の基端面に対向する部分に位置させる。且つ、この折り曲げ板部の先端部でこのヨークの基部の内周面よりも径方向内方に突出した部分を、前記第一のシャフトの端部外周面でこのヨークの基部から露出した部分に形成した係止凹部に進入させる。
この様な請求項9に記載した発明を実施する場合に、例えば請求項10に記載した発明の様に、上記ヨークの基部に、この基部に設けた被挿入部の内径を縮める為のボルトを螺着する。そして、上記支持板をこの基部に対し、このボルトをこの支持板の基端部に形成された透孔に挿通する事により支持する。
或いは、請求項11に記載した発明の様に、上記支持板を上記ヨークの基部に対し、この支持板自身でこのヨークの基部を抱持する事により支持する。
又、本発明を実施する場合に、例えば請求項12に記載した発明の様に、前記係止部材の先端部と前記係止凹部とを、第一のシャフトの軸方向に関する、この第一のシャフトとヨークとの取付位置の調節を可能に、この軸方向に関する係合位置の調節を可能に係合する。
或いは、請求項13に記載した発明の様に、前記第一のシャフトを、アウタチューブとトルク伝達を可能に、且つ、衝突事故に伴って全長を収縮可能に組み合わされるインナシャフトとする。
或いは、請求項14に記載した発明の様に、前記第一のシャフトを、アウタチューブ及び伝達チューブとトルク伝達を可能に、且つ、衝突事故に伴って折れ曲がり可能に組み合わされるインナシャフトとする。
又、本発明を実施する場合に、例えば請求項15に記載した発明の様に、前記係止部材と係合する第二の係止凹部を設ける。この第二の係止凹部の設置位置は、前記第一のシャフトの外周面で、前記ヨークの基部に設けた被挿入部へのこの第一シャフトの挿入部の挿入量を、上記係止部材と係止凹部とが係合する状態よりも増大させた場合に、上記係止部材と整合する位置とする。
この様な請求項15に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項16に記載した発明の様に、上記係止部材と第二の係止凹部との係合強度を、前記被挿入部への前記挿入部の挿入量を増大させる場合よりも減少させる場合の方を小さくする。
この様な請求項16に記載した発明を実施する場合に、更に好ましくは、請求項17にた発明の様に、上記係止部材を、弾性金属板製の支持板の一部をヨークの基部の径方向に関し内方に折り曲げて成る折り曲げ板部とする。そして、この折り曲げ板部の片面を、上記ヨークの基部端面に当接若しくは近接対向させる。
上述の様に構成する本発明のステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置によれば、シャフトの端部とヨークの基部との結合作業を面倒にする事なく、このシャフトの端部が自在継手のヨークに対しずれ動く事を防止できる。即ち、係止部材と係止凹部との係合により、上記シャフトの端部が上記ヨークに対しずれ動く事を防止できる為、衝突事故の際にこのシャフトの先端面が上記自在継手の十字軸に突き当たる事がない。この為、この自在継手を介して結合された第一、第二のシャフト同士の交差角度を大きくして、このうちの第一のシャフトが後方に突き上げられるのを抑えられる。そして、ステアリングホイールの位置を適正に保って、衝突事故の際の運転者保護充実を図れる。
又、請求項2に記載した発明の様に、上記係止部材と上記係止凹部とを、上記自在継手と上記第一、第二のシャフトとをステアリング装置を構成すべき正規の状態に組み付けた場合にのみ係合可能な位置に形成すれば、このステアリング装置の組立作業の容易化を図れる。
又、請求項3、4に記載した発明の様に、上記係止部材を係止ピンとし、この係止ピンを、上記ヨークの基部に形成した通孔と、上記第一のシャフト側に形成した係止孔又はこの第一のシャフトの端部外周面を切削する事により形成した係止凹部とに掛け渡せば、この第一のシャフトと上記基部とのずれ止めの為の構造を容易に構成できる。
又、請求項5に記載した発明の様に、上記ピンの先端部と上記第一のシャフトの外周面に形成した係止凹部とが整合した状態で、この係止ピンの先端部をこの係止凹部に入り込ませれば、上記第一のシャフトと上記ヨークの基部との結合作業を容易に行なえる。
又、請求項6に記載した発明の様に、上記係止ピンの両端部を上記ヨークの基部に係止すれば、上記第一のシャフトと上記ヨークの基部とのずれ止めの為の構造の強度及び剛性を高くできる。
又、請求項7〜8に記載した発明の様に、係止部材である係止ピンの基端部を支持板の先端部に結合固定して、この支持板を上記ヨークの基部に対し、ボルトにより支持したり、折り返し部でこのヨークの基部を抱持する事により支持すれば、この基部に対する上記係止ピンの支持を容易に行なえる。
又、請求項9に記載した発明の様に、支持板の一部を前記ヨークの基部の径方向に関して内方に折り曲げて成る折り曲げ板部を係止部材とし、この折り曲げ板部の先端部を、第一のシャフトの端部外周面でこのヨークの基部から露出した部分に形成した係止凹部に進入させれば、上記係止部材の加工を、より容易に行なえる。
この様な請求項9に記載した発明を実施する場合に、例えば請求項10、11に記載した発明の様に、上記支持板を上記ヨークの基部に対し、ボルトにより支持したり、折り返し部でこのヨークの基部を抱持する事により支持すれば、この基部に対する上記折り曲げ板部を備えた支持板の支持を容易に行なえる。
又、請求項12に記載した発明の様に、前記係止部材の先端部と前記係止凹部とを、係合位置の調節を可能に係合させれば、取付誤差等に拘らず、上記第一のシャフトと上記ヨークの基部とを容易に結合できる。
又、請求項13、14に記載した発明の様に、前記第一のシャフトを、アウタチューブと組み合わされて、衝突事故に伴って全長を収縮可能又は折れ曲がり可能とされたインナシャフトとすれば、運転者の保護をより充実できる。
更に、請求項15〜17に記載した発明の様に、係止部材と第二の係止凹部とを係合させれば、第一のシャフトと自在継手とを組み合わせたユニットの全長を、車両に組み付けた状態よりも縮めたままの状態に保持できる。この為、このユニットの搬送や車両への組み付け作業時の取り扱い性の向上を図れる。
[実施の形態の第1例]
図1は、請求項1〜3、5、7、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。特許請求の範囲に記載した第一のシャフトである、インナシャフト10は、アウターチューブ11と組み合わされて、衝突事故の際に全長を収縮可能な中間シャフト4(図11〜12参照)を構成する。上記インナシャフト10の外径は、全長に亙り実質的に(両端面外周縁部の面取り部分や上記アウタチューブ11とを摩擦係合させる為のかしめ部で外径が僅かに変化した部分を除き)同一である。従って、仮に後述する本例の特徴を有する構成を採用せず、しかも後述するボルト23の緊締力が不足していた場合には、前述した図12に鎖線で示す様に、上記インナシャフト10の先端面が、自在継手3bを構成する十字軸16に突き当たる迄、このインナシャフト10が上記自在継手3bを構成するヨーク14の基部15に対し変位し得る。言い換えれば、上記インナシャフト10の中間部で、このヨーク14の基部15の基端面に対向する部分には、前述の特許文献2に記載された発明の構造とは異なり、上記インナシャフト10の先端面が上記十字軸16に突き当たる以前に、上記基端面と衝合する様な段差部は存在しない。
又、上記インナシャフト10の外周面には、全長に亙り、雄セレーション溝17を形成している。一方、自在継手3b(図11〜12参照)を構成するヨーク14の基部15には、上記インナシャフト10の端部である挿入部を挿入可能な、被挿入部18を設けている。この被挿入部18の内周面には、上記雄セレーション溝17とセレーション係合する、雌セレーション溝19を形成している。又、上記被挿入部18の不連続部を挟んで設けた1対のフランジ部20a、20bのうちの一方に挿通孔21を、他方にねじ孔22を、互いに同心に形成している。上記インナシャフト10の端部を上記基部15に結合固定する際には、上記雄セレーション溝17と上記雌セレーション溝19とをセレーション係合させつつ、上記インナシャフト10の端部を上記被挿入部18に挿入する。次いで、上記挿通孔21を挿通して上記ねじ孔22に螺合したボルト23を締め付け、上記被挿入部18の内径を縮める。
特に、本例の結合装置の場合には、上記インナシャフト10の先端寄り部分に、このインナシャフト10の外周面に開口する係止孔24を形成している。本例の場合、この係止孔24を、上記インナシャフト10の径方向に形成している。又、上記ヨーク14の基部15の一部で、この基部15と上記インナシャフト10とを正規状態で組み付けた場合に上記係止孔24と整合する部分に通孔25を、上記被挿入部18の内外両周面を連通させる状態で形成している。本例の場合、この通孔25の内径よりも上記係止孔24の内径を大きくしている。本例の場合には、これら両孔24、25同士の間に係止ピン26を掛け渡して、衝突事故の際に、上記インナシャフト10の先端部が上記ヨーク14の基部15に対して、軸方向にずれ動かない様にしている。
本例の場合、上記係止ピン26の基端部を、支持板27に設けた弾性押圧腕28の先端部に支持固定している。この支持板27は、ステンレスのばね鋼の如く、耐蝕性を有する弾性金属板製で、上記ボルト23を挿通自在な通孔を形成した基部29の外周縁から、上記弾性押圧腕28を延出している。上記係止ピン26の基端部はこの弾性押圧腕28の先端部に形成した支持孔に、締り嵌め等により内嵌固定している。この様な係止ピン26は、上記弾性押圧腕28の弾力に基づき、上記通孔25を通じて上記係止孔24に挿入され、これら両孔24、25同士の間に掛け渡される。そして、掛け渡された状態では、上記インナシャフト10の先端部が上記ヨーク14の基部15に対して、軸方向にずれ動く事を阻止する。尚、上記係止ピン26の外径は、上記通孔25の内径よりも少しだけ小さい。従ってこの係止ピン26はこの通孔25内に、上記基部15の径方向の変位を可能に支持される。
上述の様な構成は、次の様にして組み立てる。先ず、上記被挿入部18に上記インナシャフト10の先端部を、前記雄セレーション溝17と前記雌セレーション溝19とをセレーション係合させつつ挿入する。この際、円周方向に関する、上記両孔24、25の位相を合わせておく。但し、この段階では、軸方向に関するこれら両孔24、25の位相まで合わせる必要はない。次いで(或は、上記セレーション係合に先立って)、図1の(C)に示す様に、前記ボルト23を前記挿通孔21を挿通して前記ねじ孔22に螺合する。上記支持板27の基部29は、上記ボルト23に上記挿通孔21に挿通するのに先立って外嵌する。又、上記係止ピン26も、予め上記通孔25に挿入しておく。そして、上記インナシャフト10を上記通孔25の内径側に位置させた状態から、上記ボルト23を上記ねじ孔22に螺入し、このボルト23の頭部30を上記基部15に近づけると、上記係止ピン26の先端面が上記インナシャフト10の外周面に突き当たる。この状態から上記ボルト23を更に螺入すると、上記弾性押圧腕28が、図1の(C)に示す様に、基端部から先端部に向かう程上記基部15から遠ざかる方向に弾性変形する。この状態で上記係止ピン26は、上記基部15の径方向内方に向いた弾力が付与される。
そこで、図1の(C)に示した状態から、上記インナシャフト10を上記基部15に対し軸方向に変位させる。すると、この軸方向に関して上記両孔24、25の位相が合致した状態で、上記係止ピン26が、上記弾性押圧腕28の弾力に基づいて、上記係止孔24内に入り込む。この状態でこの係止ピン26が上記両孔24、25同士の間に掛け渡されるので、上記ボルト23を締め付けて、上記被挿入部18の内径を縮め、上記インナシャフト10の端部を上記基部15に対し結合固定する。尚、上記係止孔24の内径は上記係止ピン26の外径よりも大きい為、上記インナシャフト10と上記基部15との取付位置を、軸方向に関して多少は調節できる。従って、構成各部材の寸法誤差や他の部品の取付誤差が多少存在しても、上記係止ピン26を上記両孔24、25同士の間に掛け渡す事ができる。
上述の様に構成する本例の構造によれば、上記インナシャフト10の端部と上記基部15との結合作業を面倒にする事なく、このインナシャフト10の端部が前記自在継手3bのヨーク14に対しずれ動く事を防止できる。即ち、上記係止ピン26と上記両孔24、25との係合により、上記インナシャフト10の端部が上記ヨーク14に対しずれ動く事を防止できる為、衝突事故の際にこのインナシャフト10の先端面が上記自在継手3bの十字軸16に突き当たる事がない。この為、この自在継手3bを介して結合された、上記インナシャフト10と、第二のシャフトである、ステアリングギヤユニット5(図11参照)の入力軸との交差角度を大きくして、このうちのインナシャフト10が後方に突き上げられるのを抑えられる。そして、ステアリングホイール1(図11参照)の位置を適正に保って、衝突事故の際の運転者保護充実を図れる。
又、本例の場合には、上記係止ピン26と上記両孔24、25とが、上記自在継手3bと上記インナシャフト10と上記入力軸とを、ステアリング装置を構成すべき正規の状態に組み付けた場合にのみ係合可能な位置に形成しているので、このステアリング装置の組立作業の容易化を図れる。又、上記係止ピン26は、容易に造れるだけでなく、この係止ピン26は、上記係止孔24と整合した状態で、前記弾性押圧腕28の弾力に基づいて自動的にこの係止孔24に入り込むので、上記インナシャフト10と上記ヨーク14の基部15との結合作業を容易に行なえる。
[実施の形態の第2例]
図2は、請求項1〜3、5、8、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、係止ピン26の基端部を、弾性金属板製の支持板27aの先端部に結合固定している。上述の実施の形態の第1例の様な、弾性押圧腕28は設けてはいない。そして、上記支持板27aをヨーク14の基部15に対し、この支持板27aの基端部に形成された折り返し部31でこのヨーク14の基部15を抱持する事により支持している。上記支持板27aの中間部には、ボルト23の先端部を挿通する為の透孔32を形成して、これら支持板27aとボルト23との干渉を防止している。
尚、上記係止ピン26及び上記支持板27aを上記基部15に装着する作業は、次の何れかにより行なう。第一の方法では、図示の様に、この基部15に形成する通孔25の内径を、上記係止ピン26の外径よりも十分に大きくしておく。そして、先に上記支持板27aの折り返し部31を上記基部15に係止してから、この支持板27を弾性変形させつつ、上記係止ピン26を上記通孔25に挿入する。第二の方法では、この係止ピン26を通孔25に挿通してから、上記支持板27aの折り返し部31を上記基部15に、弾性変形させながら係止する。この第二の方法による場合には、上記通孔25の内径は、上記係止ピン26の外径よりも少しだけ大きければ良い。何れの方法により、上記係止ピン26及び上記支持板27aを上記基部15に装着した場合でも、装着後の状態で上記係止ピン26に、上記基部15の被挿入部18の内周面から突出する方向に弾力が付与される。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第3例]
図3は、請求項1〜3、6、8、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、係止凹部を、第一のシャフトであるインナシャフト10の端部を径方向に貫通する貫通孔33としている。又、ヨーク14の基部15に設けた被挿入部18の内周面で通孔25と反対側位置に凹孔34を、この通孔25と同心に形成している。そして、この通孔25から上記被挿入部18の内側に挿入して上記貫通孔33を挿通した係止ピン26aの先端部を上記凹孔34内に挿入する事で、この係止ピン26aの両端部を上記ヨーク14の基部15に係止している。この様な本例の構造の場合、上記係止ピン26aが上記基部15に、両持ち梁式に支持されるので、上記インナシャフト10とこの基部15とのずれ止めの為の構造の強度及び剛性を高くできる。
尚、本例の構造の場合、上記係止ピン26a及び支持板27aを上記基部15に装着する際には、この係止ピン26aを上記通孔25と上記貫通孔33と上記凹溝34とに掛け渡してから、上記支持板27aの折り返し部31を上記基部15に、弾性変形させながら係止する。上記係止ピン26aの長さ寸法が長い為、前述した第1〜2例の様に、先に支持板27aを基部15に係止してから、支持板27aの弾性を利用して、上記係止ピン26aを上記通孔25と上記貫通孔33と上記凹溝34とに掛け渡す事はできない。その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第2例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第4例]
図4は、請求項1〜3、5、8、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、支持板27bの中間部に、ヨーク14の基部15の径方向外方に突出する、折り返し弾性変形部35を設けて、上記支持板27bの先端部で係止ピン26の基端部を支持固定した部分の弾性変形量を確保している。又、この係止ピン26を掛け渡す為の係止孔24及び通孔25を、上記基部15のうちで、ボルト23を設けた不連続部と反対側位置としている。本例は、この様な構成を採用する事で、上記基部15の径方向に関する上記係止ピン26の変位量を十分に確保できる様にしている。
尚、上記折り返し弾性変形部35を設ける位置は、この係止ピン26の軸方向(図4の上下方向)に関して、インナシャフト10の中心よりもこの係止ピン26の基端部(図4の下端部)に寄った位置が好ましい。最も好ましくは、上記弾性変形部35の基端部を、上記係止ピン26の長さ方向中央位置に設ける。この理由は、この係止ピン26に付与する弾力の方向を適正にして、上記基部15に形成する通孔25の内径をあまり大きくしなくても、この通孔25内に上記係止ピン26を挿入し易くする為である。その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第2例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第5例]
図5も、請求項1〜3、5、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合には、ヨーク14aの基部15aに設けた被挿入部18aを、直径を拡縮できない、円筒形状としている。第一のシャフトであるインナシャフト10は上記被挿入部18aに挿入したまま、特にボルトの締め付けにより抑え付けられる事はない。この被挿入部18aの形状を円筒状とした事に伴い、係止ピン26の基端部を支持する為の支持板27cの形状を、上記被挿入部18aを抱き込む様な部分円筒状としている。そして、この支持板27と上記基部15aとを、溶接により結合固定している。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第4例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第6例]
図6は、請求項1、2、4、5、7、12、13(14)に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。第一のシャフトであるインナシャフト10の端部外周面で、ヨーク14の基部15に形成した通孔25に整合する部分を平削する事により、係止凹部36を形成している。そして、係止ピン26を、上記通孔25とこの係止凹部36とに掛け渡している。
この様な本例の構造によれば、構成各部材の寸法誤差や他の部品の取付誤差が多少存在しても、上記係止ピン26を上記通孔25と上記係止凹部36とに掛け渡せる様にすべく、上記インナシャフト10の軸方向に関するこの係止凹部36の長さ寸法を確保する事を容易に行なえる。即ち、上記寸法誤差や取付誤差に拘らず、上記インナシャフト10と上記基部15との取付位置を、軸方向に関して調節できる様にすべく、前述した実施の形態の各例の場合には、係止孔24(図1、2、4、5)或いは貫通孔33(図3)の内径を係止ピン26の外径よりも大きくしていた。但し、これら係止孔24や貫通孔33の内径を大きくする事は限度がある為、上記取付位置の調節代は限られる。これに対して本例の場合には、上記インナシャフト10の軸方向に関する上記係止凹部36の長さ寸法を十分に確保して、上記調節代を十分に確保できる。その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明は省略する。尚、上記係止凹部36の底面形状は、図示の様な平坦面に限らず、部分凹円筒面状としても良い。
[実施の形態の第7例]
図7〜8は、請求項1、2、9、11〜13、15〜17に対応する、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例の場合には、弾性金属板製の支持板27dの一部を、ヨーク14の基部15の径方向に関し内方に折り曲げて折り曲げ板部37とし、この折り曲げ板部37を、特許請求の範囲に記載した係止部材としている。又、上記基部15の周方向に関して、上記支持板27dの両端部に、1対の折り返し部31a、31bを形成している。そして、これら両折り返し部31a、31bにより上記基部15を抱持して、上記支持板27dをこの基部15に支持した状態で、上記折り曲げ板部37をこの基部15の基端面に対向(当接若しくは近接対向)する部分に位置させている。且つ、この折り曲げ板部37の先端部を、この基部15の内周面よりも径方向内方に突出させている。
一方、第一のシャフトであるインナシャフト10の端部外周面に、先端面側から順番に、特許請求の範囲に記載した係止凹部に相当する主環状凹溝38と副環状凹溝39とを、それぞれ全周に亙って形成している。これら両環状凹溝38、39のうちの主環状凹溝38は、十分な深さ寸法を有し、且つ、両内側面を上記インナシャフト10に対し直角方向に形成している。従って、上記主環状凹溝38と上記折り曲げ板部37の先端部とを係合させた状態では、少なくとも上記インナシャフト10を上記基部15に押し込む方向の(インナシャフト10に対し、図7の左方向に作用する)力に対しては、大きな阻止力が働く。これに対して上記副環状凹溝39は、深さ寸法を小さくするか、或いは(又は小さくすると共に)先端寄り(図7の左寄り)の内側面を、径方向外側に向かう程この副環状凹溝39の幅を広くする方向に傾斜させている。従って、この副環状凹溝39と上記折り曲げ板部37の先端部とを係合させた状態では、少なくとも上記インナシャフト10を上記基部15から引き抜く方向の力に対しては、大きな阻止力は働かない。尚、上記副環状凹溝39は、必要に応じて複数個所に形成しても良い。
本例の場合、自在継手3a、3b、及び、インナシャフト10とアウタチューブ11とから成る中間シャフト4を、これら各部材3a、3b、4の製造工場から自動車の組立工場に送る際には、上記折り曲げ板部37の先端部を上記副環状凹溝39に係合させておく。この状態では、上記インナシャフト10が上記アウタチューブ11から不用意に抜け出る事がなくなり、上記各部材3a、3b、4の取り扱い性が向上する。上記組立工場で上記各部材3a、3b、4をステアリング装置に組み付ける際には、このうちの自在継手3aをステアリングシャフト2(図11参照)の先端部に結合してから、上記中間シャフト4を伸長させつつ、上記自在継手3bを構成する別のヨーク43を、ステアリングギヤユニット5の入力軸(図11参照)に外嵌し、更にボルトの締め付けにより固定する。この際、上記折り曲げ板部37の先端部と上記副環状凹溝39との係合は容易に外れる。1対の自在継手3a、3bの組み付け順序は逆でも良い。
ステアリング装置の組立完了後の状態では、上記折り曲げ板部37の先端部は、上記主環状凹溝38内に入り込む。この状態で衝突事故が発生すると、これら折り曲げ板部37の先端部と主環状凹溝38との係合に基づいて、インナシャフト10の端部が自在継手3bのヨーク14に対しずれ動く事を防止する。上記組立工場で上記中間シャフト4を伸長させる場合とは異なり、衝突事故に伴ってこの中間シャフト4が縮まる(インナーシャフト10がアウターチューブ11に押し込まれる)傾向になると、上記折り曲げ板部37のうちで先端部を除く部分が、上記基部15の基端面に押し付けられ、この折り曲げ板部37の曲げ剛性が高くなる。この為、上記インナシャフト10の端部が自在継手3bのヨーク14に対しずれ動く事を十分に防止できる。その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第8例]
図9は、請求項1、2、9、10、12(13、14)、15〜17に対応する、本発明の実施の形態の第8例を示している。本例の場合には、弾性金属板製の支持板27eを、ヨーク14の基部15に対し、この基部15に設けた被挿入部18の直径を縮める為のボルト23により支持している。これに合わせて、折り曲げ板部37aの位置及び形状を、上述した実施の形態の第7例の場合と異ならせている。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第7例と同様であるから、重複する説明は省略する。
[実施の形態の第9例]
図10は、請求項1、2、9、12(13、14)、15〜17に対応する、本発明の実施の形態の第8例を示している。本例の場合には、ヨーク14aの基部15aに設けた被挿入部18aを、直径を拡縮できない、円筒形状としている。第一のシャフトであるインナシャフト10は、上記被挿入部18aに挿入したまま、特にボルトの締め付けにより抑え付けられる事はない。この被挿入部18aの形状を円筒状とした事に伴い、折り曲げ板部37aを設けた支持板27fの一部の形状を、この被挿入部18aを抱き込む様な部分円筒状としている。そして、この支持板27fと上記基部15aとを溶接により結合固定している。その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第7例と同様であるから、重複する説明は省略する。
本発明の実施の形態の第1例を示しており、(A)は組立完了後の状態で示す、図12のa−a断面に相当する図、(B)は(A)のb矢視図、(C)は組立途中の状態で示す、(A)と同様の図。 同第2例を示しており、(A)は組立完了後の状態で示す、図12のa−a断面に相当する図、(B)は(A)のc矢視図。 同第3例を示しており、(A)は組立完了後の状態で示す、図12のa−a断面に相当する図、(B)は(A)のd矢視図。 同第4例を示しており、(A)は組立完了後の状態で示す、図12のa−a断面に相当する図、(B)は(A)のe矢視図。 同第5例を示しており、(A)は組立完了後の状態で示す、図12のa−a断面に相当する図、(B)は(A)のf矢視図。 同第6例を示しており、(A)は組立完了後の状態で示す、図12のa−a断面に相当する図、(B)は(A)のg−g断面図。 同第7例を示す、図11の拡大h−h断面に相当する図。 (A)は図7のi−i断面図、(B)は(A)のj矢視図。 本発明の実施の形態の第8例を示しており、(A)は図7のi−i断面に相当する図、(B)は(A)のk矢視図。 同第9例を示しており、(A)は図7のi−i断面に相当する図、(B)は(A)のm矢視図。 本発明の対象となるシャフトと自在継手のヨークとの結合装置を組み込んだステアリング装置の1例を示す略側面図。 従来構造の第1例を示す、図11の拡大h−h断面に相当する図。 同第2例を示す、図12と同様の図。 同第3例を示す、図12と同様の図。 同第4例を示す、図12と同様の図。 同第5例を示す、図12と同様の図。 衝突事故の際の好ましい変形状態を示す、図12と同様の図。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3a、3b 自在継手
4 中間シャフト
5 ステアリングギヤユニット
6 タイロッド
7 ステアリングコラム
8 電動モータ
9 減速機ユニット
10 インナシャフト
11 アウタチューブ
12 小径部
13 伝達チューブ
14、14a ヨーク
15、15a 基部
16 十字軸
17 雄セレーション溝
18、18a 被挿入部
19 雌セレーション溝
20a、20b フランジ部
21 挿通孔
22 ねじ孔
23 ボルト
24 係止孔
25 通孔
26、26a 係止ピン
27、27a〜27f 支持板
28 弾性押圧腕
29 基部
30 頭部
31、31a、31b 折り返し部
32 透孔
33 貫通孔
34 凹孔
35 折り返し弾性変形部
36 係止凹部
37、37a 折り曲げ板部
38 主環状凹溝
39 副環状凹溝
40 切り欠き
41 ボルト
42 環状凹溝
43 ヨーク

Claims (17)

  1. ステアリングホイールの操作に基づいて回転する第一のシャフトの端部と、この第一のシャフトの回転を第二のシャフトに伝達する為の十字軸式の自在継手を構成するヨークの基部とを、回転力の伝達を可能に結合する為、上記第一のシャフトの端部に設けた挿入部の外周面と上記ヨークの基部に設けた被挿入部の内周面とを非円形嵌合させており、上記第一のシャフトのうち、少なくともこの第一のシャフトの先端面を上記自在継手を構成する十字軸に突き当たる迄上記挿入部を上記被挿入部に挿入したと仮定した状態で、この被挿入部内に入り込む部分の外径は、正規状態でこの被挿入部内に挿入されている部分の外径よりも大きくない、ステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置であって、このヨークと別体に設けられた係止部材をこのヨークの基部に支持しており、この係止部材の先端部でこの基部の内周面よりも径方向内方に突出した部分と上記第一のシャフトの外周面に形成した係止凹部とを係合させる事で、この第一のシャフトが上記ヨークの基部に対し、このシャフトの先端面が上記十字軸に突き当たる方向に変位する事を阻止したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  2. 係止部材と係止凹部とが、自在継手と第一、第二のシャフトとをステアリング装置を構成すべき正規の状態に組み付けた場合にのみ係合可能な位置に設置若しくは形成されている、請求項1に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  3. 係止部材が係止ピンであって、この係止ピンが、ヨークの基部の一部にこの基部の内外両周面同士を連通する状態で形成された通孔に挿通されており、係止凹部が第一のシャフトの端部でこの通孔に整合する部分に形成された係止孔であって、上記係止ピンが上記通孔とこの係止孔とに掛け渡されている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  4. 係止部材が係止ピンであって、この係止ピンが、ヨークの基部の一部にこの基部の内外両周面同士を連通させる状態で形成された通孔に挿通されており、係止凹部が第一のシャフトの端部外周面でこの通孔に整合する部分を切削する事により形成されており、上記係止ピンが上記通孔と上記係止凹部とに掛け渡されている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  5. 係止ピンの基端部が、弾性金属板製の支持板の先端部に結合固定されて、この支持板をヨークの基部に装着した状態でこの基部の径方向内方に向かう弾力を付与されており、上記ピンの先端部と第一のシャフトの外周面に形成した係止凹部とが整合した状態で、この係止ピンの先端部がこの係止凹部に、上記支持板の弾力に基づいて入り込む、請求項3〜4のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  6. 係止凹部が、第一のシャフトの端部を径方向に貫通する貫通孔であり、ヨークの基部の内周面で通孔と反対側位置に凹孔を、この通孔と同心に形成しており、この通孔からこの基部の内側に挿入して上記貫通孔を挿通した係止ピンの先端部を上記凹孔内に挿入する事で、この係止ピンの両端部を上記ヨークの基部に係止している、請求項3に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  7. ヨークの基部に、この基部に設けた被挿入部の内径を縮める為のボルトが螺着されており、係止部材が係止ピンであって、この係止ピンの基端部が支持板の先端部に結合固定されており、この支持板が上記ヨークの基部に対し、この支持板の基端部に形成された透孔に上記ボルトを挿入する事により支持されている、請求項1〜6のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  8. 係止部材が係止ピンであって、この係止ピンの基端部が支持板の先端部に結合固定されており、この支持板がヨークの基部に対し、この支持板自身でこのヨークの基部を抱持する事により支持されている、請求項1〜6のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  9. 係止部材が、支持板の一部をヨークの基部の径方向に関して内方に折り曲げて成る折り曲げ板部であり、この支持板をこのヨークの基部に支持した状態で、この折り曲げ板部をこのヨークの基部の基端面に対向する部分に位置させており、且つ、この折り曲げ板部の先端部でこのヨークの基部の内周面よりも径方向内方に突出した部分を、第一のシャフトの端部外周面でこのヨークの基部から露出した部分に形成した係止凹部に進入させている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  10. ヨークの基部に、この基部に設けた被挿入部の内径を縮める為のボルトが螺着されており、支持板がこの基部に対し、このボルトをこの支持板の基端部に形成された透孔に挿通する事により支持されている、請求項9に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  11. 支持板がヨークの基部に対し、この支持板自身でこのヨークの基部を抱持する事により支持されている、請求項9に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  12. 係止部材の先端部と係止凹部とが、第一のシャフトの軸方向に関する、この第一のシャフトとヨークとの取付位置の調節を可能に、この軸方向に関する係合位置の調節を可能に係合している、請求項1〜11のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  13. 第一のシャフトが、アウタチューブとトルク伝達を可能に、且つ、衝突事故に伴って全長を収縮可能に組み合わされるインナシャフトである、請求項1〜12のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  14. 第一のシャフトが、アウタチューブ及び伝達チューブとトルク伝達を可能に、且つ、衝突事故に伴って折れ曲がり可能に組み合わされるインナシャフトである、請求項1〜12のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  15. 係止部材と係合する第二の係止凹部が、第一のシャフトの外周面で、ヨークの基部に設けた被挿入部へのこの第一シャフトの挿入部の挿入量を、上記係止部材と係止凹部とが係合する状態よりも増大させた場合に整合する位置に設けられている、請求項1、2、9、11〜14のうちの何れか1項に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  16. 係止部材と第二の係止凹部との係合強度が、被挿入部への挿入部の挿入量を増大させる場合よりも減少させる場合の方が小さい、請求項15に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
  17. 係止部材が、弾性金属板製の支持板の一部をヨークの基部の径方向に関し内方に折り曲げて成る折り曲げ板部であって、この折り曲げ板部の片面が上記ヨークの基部端面に当接若しくは近接対向している、請求項16に記載したステアリング装置のシャフトと自在継手のヨークとの結合装置。
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