JP2008288041A - マイクロ波励起放電ランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、有害物質である金属カドミウムを封入することなく、放射される光の波長が210nm〜230nmに強い発光強度を持ち、擬似点光源として利用可能なショートアーク放電ランプを提供することにある。
【解決手段】膨出部と該膨出部に連設する細管部とを有する放電容器、該放電容器内に互いの先端部が対向配置するよう設けられたアンテナ、から成る放電ランプと、該放電ランプの該放電空間内に電磁波を供給する電磁波励起手段と、を具備した電磁励起型放電ランプ装置であって、該放電容器内には、水銀を2mg/cc〜20mg/cc封入し、バッファガスとして希ガスを封入し、該細管部に配置された該アンテナを介して電磁波を該アンテナ間に集中させ放電プラズマを形成することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、放射される光の波長が深紫外光(Deep UV)領域に強い発光を持つショートアーク型放電ランプに関する。更には、励起手段に電磁波を用いた放電ランプであって、深紫外光領域に強い発光を持つショートアーク型放電ランプに関する。
従来から、紫外光は様々な産業用に使用されている。特に、波長200nm〜230nm付近の光は、酸素に吸収されず大気中で使用可能な光であって、エネルギーの高い光であり、このような波長域の光源が望まれている。
放射される光の波長域が200nm〜230nm付近にある放電ランプに関する技術としては、例えば、特開平7−50154号が知られている。該公報によれば、電極間距離が2mm〜6mm程度のショートアーク型放電ランプであって、放電容器内に希ガスと発光種として金属カドミウムを封入したショートアーク型放電ランプが記載されている。該ショートアーク型放電ランプでは、発光種に金属カドミウムが封入されているので、発光波長200nm〜230nmの深紫外光領域に該金属カドミウム特有の発光スペクトルを得ることができる。また、点灯時に封入している金属カドミウムの圧力と発光管材料に含まれるOH基濃度を調整することにより、該発光波長域(発光波長200nm〜230nm)の光を高効率で得ることができることが記載されている。また、該公報に記載されたようなショートアーク型放電ランプでは、短い電極間に発生する放電プラズマを擬似的な点光源として利用可能なため、光学系の設計が容易である等の利点がある。
しかし、金属カドミウムを発光種とする該ショートアーク型放電ランプは、封入している金属カドミウム自体が人体に対して有毒な物質であり、また、環境保護の面からも使用しないことが望まれている。このように、人体に有害なカドミウムを発光種に使用すること自体が問題であり、金属カドミウムを利用することなく、発光波長200nm〜230nmの光を放射するショートアーク型放電ランプが望まれている。
ところで、ショートアーク型の放電ランプではないが、発光種に金属カドミウムを利用することなく、発光波長200nm〜230nmの領域に放射を持つ放電ランプがある。このような技術としては、例えば、特許2960829号が知られている。該公報によれば、電極を持たないガラス容器にバッファガスとして希ガスが封入され、発光種としては水銀を充填した放電容器にマイクロ波を供給することにより水銀を発光させる無電極放電ランプに関する技術が開示されている。また、該公報には、マイクロ波励起の無電極放電ランプから放射される発光スペクトルとして、発光波長200nm〜400nmの領域に亘って紫外光出力があることが記載されており、該発光スペクトルには発光波長200nm〜230nmの領域にかけて弱い発光スペクトルが放射されていることが掲載されている。
ここで、図5として従来の無電極型放電ランプ装置の概略を示す。該無電極型放電ランプ装置800は、マイクロ波源であるマグネトロン500、導波管600、マイクロ波空洞共振部200、及び、無電極型放電ランプ100、を具備しており、マイクロ波源である該マグネトロン500から放射されたマイクロ波が該導波管600により、該マイクロ波空洞共振部200に伝搬され、内部に設置された該無電極型放電ランプ100を点灯させる装置である。該無電極型放電ランプ100から発せられた光の一部は反射ミラー400により反射され、ワーク面側に照射される。また、該無電極型放電ランプ100から直接、または、反射ミラー400によって反射された光は、マイクロ波空洞共振部壁301の一部分に設置された光を透過し、且つ、マイクロ波を外部に漏洩させない金属メッシュ700を通過して窓面900を通って、処理面に照射される。
しかしながら、該無電極型放電ランプ装置に配置される該無電極型放電ランプには、以下のような問題があった。すなわち、該無電極型放電ランプは、マイクロ波を放電容器内に封入したバッファガス、及び、水銀に供給することで、放電を形成している。このようなマイクロ波励起型の無電極型放電ランプでは、生成される放電プラズマは、該放電容器を形成する石英ガラスの内面近傍に形成される、いわゆる、管壁安定型放電となる。このため、該放電プラズマを該放電容器の大きさを小さくすることで、擬似点光源状にすることには、限界があり、高照度を得ることも難しいといった問題があった。また、放電プラズマを該放電容器の大きさよりも小さく絞り込むことは難しく、結果として、点光源としては利用ができず、被照射物に対しての照度も低いといった問題があった。
特許2960829 特開平7−50154 特許3620371
この発明が解決しようとする課題は、有害物質である金属カドミウムを封入することなく、放射される光の波長が200nm〜230nmに強い発光強度を持ち、擬似点光源として利用可能なショートアーク型の放電ランプを提供することにある。
本発明の電磁励起型放電ランプ装置は、光透過性の非導電性材料で形成され膨出部と該膨出部に連設する細管部とを有する放電容器、該放電容器外部に突出することなく該放電容器内に互いの先端部が対向配置するよう設けられたアンテナ、から成る放電ランプと、該放電ランプの該放電空間内に電磁波を供給する電磁波励起手段と、を具備した電磁励起型放電ランプ装置であって、該放電容器内には、水銀を2mg/cc乃至20mg/cc封入し、バッファガスとして希ガスを封入し、該細管部に配置された該アンテナを介して電磁波を該アンテナ間に集中させ放電プラズマを形成することを特徴とする。
また、本発明の電磁励起型放電ランプ装置は、上記の構成に加えて、前記電磁波励起手段は、同軸状に配置された外部導体と内部導体とから成り、マイクロ波源に直接接続されるか、または、導波管を介して接続され、該同軸状の外部導体および内部導体の端部から指向性を持たせてマイクロ波を放射する機構であるマイクロ波ランチャーを用いたことを特徴とする。
本発明の構成による電磁励起型放電ランプ装置は、該装置に取り付ける放電ランプの放電容器内に、先端が対向配置されたアンテナを設け、水銀を2mg/cc〜20mg/ccと希ガスを封入し、電磁波を供給する電磁波励起手段によりマイクロ波を該アンテナ間に集中させることで、発光波長200nm〜230nmの光を供給しているので、人体に有害な金属カドミウムを使用することなく、擬似点光源化された発光波長200nm〜230nmの深紫外光を得ることができる。
また、電磁波供給手段として、同軸状に配置された外部導体と内部導体とから成り、マイクロ波源に直接接続されるか、または、導波管を介して接続され、該同軸状の外部導体および内部導体の端部から指向性を持たせてマイクロ波を放射する機構であるマイクロ波ランチャーを用いているので、容易にマイクロ波を該放電容器内に供給することができ、発光効率の高いショートアーク型放電ランプを提供できる、といった利点がある。具体的には、該マイクロ波ランチャーを用いることにより、導波路内部を伝搬してきたマイクロ波を該放電容器に対して指向性もって与え、放電ランプを点灯させる技術である。特に該放電容器内部にアンテナ部材を設けることで、マイクロ波を直接、該放電ランプ内の放電空間に投入することが容易に可能となる。この方法によると、マイクロ波を放電ランプに集中させるために設けられる空洞共振器が不要となるとともに、マイクロ波発生源への入力電力が低くても、効率良く該放電ランプを点灯することができる、といった利点がある。
本発明の電磁波励起型放電ランプ装置は、マイクロ波ランチャーを電磁波供給手段とし、該装置に取り付けられた放電ランプの該放電容器内部に先端が対向配置されたアンテナを設け、発光物質として水銀と希ガスを規定量だけ封入している。このような構成にすることで、人体に有害な金属カドミウムを使用することなく、発光波長200nm〜230nmの光を擬似点光源として利用可能なショートアーク型放電ランプを具備した装置としたものである。
第1の実施例として、本発明の装置構成を図1に示す。本発明の電磁波励起型放電ランプ装置300は、マイクロ波源6、該マイクロ波源6から発生するマイクロ波を伝搬させる導波管11、該導波管11内部の共振長を調整する可動短絡板14、該導波管11に配置されたスタブ同調器13、該導波管11の上面に配置されたマイクロ波ランチャー10、該マイクロ波ランチャー10の先端に挿入された放電ランプ1、とから構成されている。該マイクロ波源6から発生したマイクロ波は導波管11を伝搬し、マイクロ波ランチャー10に至る。該マイクロ波ランチャー10は、軸状に内部導体10aと外部導体10bが配置され、該内部導体10aと該外部導体10b間にはガラス10cが充填されており、該マイクロ波ランチャー10の端部に、放電ランプ1の細管部50bを挿入している。該マイクロ波ランチャー10内を伝搬したマイクロ波は、該放電ランプ1の細管部50b内に配置されたアンテナ30を介して、放電容器2内に伝搬し、該放電容器2内に充填された希ガスを励起し、プラズマを形成する。該プラズマは、該放電容器2内に封入された発光種である水銀を加熱することにより、水銀蒸気を形成し、更に、該水銀蒸気がマイクロ波で励起され、対向する該アンテナ30間で放電プラズマを形成する。尚、該放電容器2内に導入されるマイクロ波は、該導波管11に設けられた該スタブ同調器13、可動短絡板14の双方によって整合調整される。
図2には、本発明の電磁波励起型放電ランプ装置300に具備した放電ランプ1についての概略を示す。放電ランプ1は、放電容器2とアンテナ30とから成る。該放電容器2には、光透過性の非導電性材料である石英ガラスで形成された膨出部50aと、該膨出部50aに連接する細管部50bが設けられている。また、該放電容器2内部には、発光種としての水銀fsと、バッファガスとしての希ガス、具体的には、アルゴンガスが13.3kPa封入されている。更には、該放電容器2の内部に、先端が対向配置されたアンテナ30が設けられている。該アンテナ30の先端を対向配置させた部分が、放電ギャップを形成し、点灯時には両アンテナ間にプラズマが発生する。該アンテナ30の形成する放電ギャップは、一般のショートアーク型放電ランプの電極間距離と同様(1mmから7mm程度)であれば良く、本実施例では、対向配置された該アンテナ先端間の距離を1mmとした。更に、該アンテナ30を構成する部材は例えばタングステン製とした。これにより、マイクロ波を利用した放電ランプ1は、擬似点光源としての微小な放電プラズマを形成できる。また、該放電ランプ1の点灯(始動)時に、該放電容器2内に封入された希ガスの放電によって、該放電容器2内の封入物を蒸発させ、その後、蒸発した封入物である水銀がマイクロ波によって励起され発光する。これにより、所望の発光スペクトルを得ることが出来るといった利点がある。
図3には、図2で示した放電ランプ1を具備した電磁波励起型放電ランプ装置300を用いて該放電ランプ1を点灯させ、該放電ランプ1から放射される発光スペクトルを測定した結果を示す。図3は、横軸に発光波長(nm)、縦軸に、放射効率(%/nm)を示した図である。ここで、縦軸に示した放射効率とは、該放電ランプ1の中心(対向するアンテナの軸中心)から所定の距離離れた位置に分光器を配置し、発光スペクトルを測定し、各波長における放射強度を算出し、該放射強度を該放電ランプ1への入力電力で割った値とした。入力電力で割ることでランプ投入電力が異なるランプを比較することができ、同図に示した特定の波長範囲での放射の有無を比較する場合においては有効な評価方法である。また、横軸に示した発光波長(nm)は、該放電容器2から放射された光であって、波長200nmから280nmの紫外光領域のスペクトルを示している。同図中に実線で表記したランプ1のスペクトルが、本発明の放電ランプ1のデータである。225nm付近をピークとし約200nm〜245nmに亘る連続したスペクトルが見られる。特に、200nm〜230nmの領域では、特徴的な発光スペクトルを示している。
また、図3には、本発明の放電ランプ1からの発光スペクトルと比較するために、ランプ2、及び、ランプ3として、比較ランプの発光スペクトルを示している。これらのランプは、金属カドミニウムを含まずに、深紫外光領域の光を放出できる代表的なランプである。まず、ランプ2は、超高圧UVランプであり、水銀を発光種としたショートアーク型の直流電流ランプである。具体的には、水銀封入量が6mg/cc、バッファガスとしてキセノンガスを13.3kPa封入しており、投入電力は500Wの放電ランプである。該ランプ2からの発光スペクトルは、図中に破線で示している。波長200nm〜240nmまでは、ほとんど発光が見られない。また、波長250nm付近をピークとする発光スペクトルがあるが、それ以上の波長(260nm〜280nm)にも特徴的な発光は見られない。
次に、ランプ3として示した比較ランプは、深紫外領域に発光をもつショートアーク型のDeepUVランプである。その発光スペクトルは、同図にランプ3として一点破線で示したものである。このDeepUVランプは、発光種として封入している水銀の量が前述のランプ2に比べて少なくなっており、点灯時の圧力も低くなっている。バッファガスとしては、ランプ2の場合と同様に、希ガスとしてキセノンを封入している。該ランプ3の発光スペクトルは、低い水銀蒸気圧に起因する輝線スペクトルに加えキセノンからの連続スペクトルがベース部分に加わった光が放射されている。比較用のランプ2として示した超高圧UVランプに比べ230nm以上の波長においては光の放射が強いことが分かるが、200nm〜230nmの波長域では、放射される光は少ない。つまり、該ランプ3であっても、本発明の放電ランプ(ランプ1のスペクトル)と比較すれば、波長200nm〜230nmの間で放射される光は少なく、同波長域では、本発明の放電ランプが高い発光強度を持つことが判る。
図4は、該放電ランプ1の該放電容器2内に封入した水銀の量を変えた場合の発光量の変化について示したものである。ここで、発光量とは、該放電ランプ1から放射された光の放射効率を波長200nm〜230nmの範囲で積分した値とした。また、該放電ランプ1から放射される発光スペクトルの測定は、図3に示した発光スペクトルの測定の場合と同様の手法、すなわち該放電ランプ1の中心(対向するアンテナの軸中心)から所定の距離離れた位置に分光器を配置して測定した。更に、水銀封入量を変えた各放電ランプの点灯条件も、同一の条件、すなわち該放電ランプの中心から所定の距離離れた位置に分光器を配置し、各放電ランプを順番に交換して測定した。
図4では、該放電ランプ1への水銀封入量を0.6mg/ccから120mg/ccまで変えた場合の発光スペクトルを波長200nm〜230nmの範囲で積分した値(%)と、その評価を示している。評価は、二重丸(◎)、丸(○)、バツ(×)、の3段階評価とし、発光量(放射効率を波長200nm〜230nmの範囲で積分した値)を比較した。同図の評価の欄には、図3でDeepUVランプとして示したランプ3における波長200nm〜230nmの範囲の発光量を基準とし比較した。具体的には、図3に示したランプ3の波長200nm〜230nmの範囲における発光量を算出すると、その値は0.56%であり、該ランプ3と同等かそれ以下の発光量になった場合、評価をNGとし、×で表した。同図4では、水銀封入量が0.6mg/ccでは評価はNG(×)であった。水銀封入量が2mg/ccから20mg/ccでは、発光量は高く、良好な結果を示し、評価は良好とし、丸(○)で表した。特に、封入水銀量が6mg/ccから12mg/ccでは発光量がDeepUVランプの場合と比べ倍以上になっており、評価は優良とし、二重丸(◎)で表した。しかし、水銀封入量を更に増加させる36mg/cc、120mg/cc、とすれば、発光量が逆に少なくなり、評価としてはNG(×)となった。以上の結果より、該放電ランプ1に封入する封入水銀量は2mg/cc乃至20mg/ccあれば良く、好ましくは、6mg/cc乃至12mg/ccであれば良いことが判った。つまり、該放電ランプ1の該放電容器2内に封入する封入水銀量を2mg/cc乃至20mg/ccとすれば、人体に有害な金属カドミウムを使用することなく、発光波長200nm〜230nmの光を高い発光強度で得ることができる、といった利点がある。
尚、本実施例では、電磁波励起用のマイクロ波として2.45GHzの周波数帯を用いたが、励起周波数はマイクロ波帯以外の高周波たとえば910MHzや13.56MHzであっても良い。
本発明の第1の実施例である電磁波励起型放電ランプ装置を示す概略説明図。 本発明の電磁波励起型放電ランプ装置に具備された放電ランプを示す概略図。 本発明の電磁波励起型放電ランプ装置から放射される発光スペクトルを示す図。 本発明の電磁波励起型放電ランプ装置に具備された放電ランプに封入する封入水銀量を変化させた場合に放射される深紫外光量の比較を示す表。 従来の無電極ランプ装置を示す概略説明図。
符号の説明
1 放電ランプ
2 放電容器
6 マイクロ波源
10 マイクロ波ランチャー
10a 内部導体
10b 外部導体
10c ガラス
11 導波管
13 スタブ同調器
14 可動短絡板
30 アンテナ
50b 細管部
50a 膨出部
50b 細管部
fs 水銀
300 電磁波励起型放電ランプ装置
100 無電極放電ランプ
200 マイクロ波空洞共振部
301 マイクロ波空洞共振部壁
400 反射ミラー
500 マグネトロン
600 導波管
700 金属メッシュ
800 無電極放電ランプ装置
900 窓面

Claims (2)

  1. 光透過性の非導電性材料で形成され膨出部と該膨出部に連設する細管部とを有する放電容器、該放電容器外部に突出することなく該放電容器内に互いの先端部が対向配置するよう設けられたアンテナ、から成る放電ランプと、該放電ランプの該放電空間内に電磁波を供給する電磁波励起手段と、を具備した電磁励起型放電ランプ装置であって、
    該放電容器内には、水銀を2mg/cc乃至20mg/cc封入し、バッファガスとして希ガスを封入し、該細管部に配置された該アンテナを介して電磁波を該アンテナ間に集中させ放電プラズマを形成することを特徴とした電磁励起型放電ランプ装置。
  2. 前記電磁波励起手段は、同軸状に配置された外部導体と内部導体とから成り、マイクロ波源に直接接続されるか、または、導波管を介して接続され、該同軸状の外部導体および内部導体の端部から指向性を持たせてマイクロ波を放射する機構であるマイクロ波ランチャーを用いたことを特徴とする請求項1に記載の電磁波励起型放電ランプ装置。
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