JP2008287787A - オーディオデータ再生装置およびオーディオデータ再生プログラム - Google Patents

オーディオデータ再生装置およびオーディオデータ再生プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者に煩わしい操作を強いることなく、楽曲の再生順序を逆の順序とした上で連続再生させる。
【解決手段】オーディオデータを含む複数のオーディオデータファイルを取得する取得手段16と、取得される複数のオーディオデータに含まれる各オーディオデータの再生順を示す第1の再生順データを生成する第1の生成手段16と、第1の再生順データが示す再生順と逆の再生順を示す第2の再生順データを生成する第2の生成手段16と、第1の再生順データおよび第2の再生順データのうちの一方が示す再生順に従って各オーディオデータを再生する再生手段16とを備えるオーディオデータ再生装置10とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、オーディオデータ再生装置およびオーディオデータ再生プログラムに関する。
CD(Compact Disc)プレーヤは、CDのリードイン領域に記録されたTOCデータをそのプログラム領域に記録された各トラックのオーディオデータとともに読み出し、TOCデータが示すトラック番号の順序に従ってそれらのオーディオデータを再生するようになっている(例えば、特許文献1を参照のこと)。そして、操作部からのランダム再生モードの指定を受けると、ランダムな順序でそれらのオーディオデータを再生する。また、MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)やWMA(Windows(登録商標) Media Audio)などといったオーディオデータファイルを再生するメモリプレーヤは、それらのファイルに埋め込まれたタグデータを基にトラック番号を特定し得るようになっている。
特開平11−232847号
ところで、CDプレーヤやメモリプレーヤなどのオーディオデータ再生装置による楽曲の再生には、トラック番号の通りに再生する通常再生と、ランダムに再生するランダム再生の2種類がある。しかしながら、かかる両再生機能だけしか搭載されていない場合、途中まで再生させた楽曲をその逆の順序で再生させたいといった希望を持つ利用者は、一曲の再生が終わるたびにその前の楽曲を逐一選択して再生させるという煩わしい操作を強いられるという問題がある。
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、利用者に煩わしい操作を強いることなく、トラック番号と逆の順序に従って楽曲を連続再生させることを目的とする。
本発明の好適な態様であるオーディオデータ再生装置は、オーディオデータを含む複数のオーディオデータファイルを取得する取得手段と、取得される複数のオーディオデータに含まれる各オーディオデータの再生順を示す第1の再生順データを生成する第1の生成手段と、第1の再生順データが示す再生順と逆の再生順を示す第2の再生順データを生成する第2の生成手段と、第1の再生順データおよび第2の再生順データのうちの一方が示す再生順に従って各オーディオデータを再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
また、装置の起動と終了とを指示する指示手段、をさらに備え、再生手段は、指示手段から起動が指示されるたびに、第1の再生順データと第2の再生順データのうちの一方を交互に特定し、特定した再生順データが示す再生順に従って各オーディオデータを再生するようにしてもよい。
また、メモリと、再生手段がオーディオデータを再生している間に指示手段から終了が指示されると、再生しているオーディオデータを識別する識別子をメモリに記憶する記憶制御手段とをさらに備え、再生手段は、指示手段から起動が指示されると、メモリに記憶された識別子と対応するオーディオデータとそのオーディオデータよりも再生順が後の一または複数のオーディオデータを特定した再生順データを基に特定し、それらのオーディオデータを特定した再生順データが示す再生順に従って再生するようにしてもよい。
また、取得される複数のオーディオデータファイルのうちのいずれかを選択する選択手段、をさらに備え、再生手段は、選択手段により選択されるオーディオデータファイルに含まれるオーディオデータとそのオーディオデータよりも再生順が後の一または複数のオーディオデータを特定した再生順データを基に特定し、それらのオーディオデータを特定した再生順データが示す再生順に従って再生するようにしてもよい。
また、メモリと、再生するオーディオデータの数を入力する入力手段と、をさらに備え、再生手段は、入力手段により入力された数のオーディオデータの再生を終えるたびに、第1の再生順データと第2の再生順データのうちの一方を交互に特定し、特定した再生順データが示す再生順に従って入力された数のオーディオデータを再生するようにしてもよい。
また、オーディオデータファイルは、オーディオデータと、そのオーディオデータの属性をコード列として示すタグデータとを含み、第1の生成手段は、取得される複数のオーディオデータファイルに含まれる各タグデータが示す属性のコード列をランダムに並べたデータを第1の再生順データとして生成してもよい。
また、オーディオデータファイルは、オーディオデータと、そのオーディオデータの属性をコード列として示すタグデータとを含み、第1の生成手段は、取得される複数のオーディオデータファイルに含まれる各タグデータが示す属性のコード列を昇順に並べたデータを第1の再生順データとして生成し、第2の生成手段は、コード列を降順に並べたデータを第2の再生順データとして生成するようにしてもよい。
本発明の別の好適な態様であるプログラムは、コンピュータ装置に、オーディオデータを含む複数のオーディオデータファイルを取得する取得機能と、取得される複数のオーディオデータの再生順を示す第1の再生順データを生成する第1の生成機能と、第1の再生順データが示す再生順と逆の再生順を示す第2の再生順データを生成する第2の生成機能と、第1の再生順データおよび第2の再生順データのうちの一方が示す再生順に従って複数のオーディオデータファイルに含まれる各オーディオデータを再生する再生機能とを実現させる。
本発明によると、利用者に煩わしい操作を強いることなく、楽曲の再生順序を逆の順序とした上で連続再生させることができる。
(発明の実施の形態)
本発明の実施形態について、以下、図面を参照しながら説明する。本実施形態の特徴は、ポータブルメモリプレーヤの電源がオフされてから再びオンされたときに、その前のオンの状態のときと逆の順序に従ってオーディオデータの再生を行い得るようにした点である。
図1は、本発明の実施形態にかかるポータブルメモリプレーヤ10のハードウェア構成を示す図である。図1に示すように、このポータブルメモリプレーヤ10は、バッテリ11、操作部12(「指示手段」、「選択手段」、「入力手段」に相当)、表示部13、通信インターフェース14、ハードディスク15、CPU(Central Processing Unit:「取得手段」、「第1の生成手段」、「第2の生成手段」、「再生手段」、「記憶制御手段」に相当)16、SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory:「メモリ」に相当)17、DAC(Digital to Analog Converter)18、アンプ19、オーディオ信号インターフェース20を備える。これらの各部は、利用者の掌に収まるサイズの筐体(図示せず)に内蔵され、バスにより接続されている。
バッテリ11は各部へ電力を供給する。操作部12は、各種ボタンを有し、それらの各々は筐体の開口部から外部へ露出されている。この操作部12をなすボタンは、電源のオンとオフを切り換える起動ボタン、トラックのスキップを指示するスキップボタン、音量を調節するボリュームボタン、通常再生モードとランダム再生モードのうちの一方を選択するモード選択ボタン、オーディオデータファイルの取得を指示するファイル取得ボタンなどを含む。
表示部13は、筐体の開口部から外部へ露出された液晶ディスプレイを有し、CPU16による制御の下、その液晶ディスプレイに各種情報を表示させる。通信インターフェース14は、CPU16による制御の下、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して接続されるパーソナルコンピュータ40からオーディオデータファイルを取得する。この通信インターフェース14から取得されるオーディオデータファイルは、MP3やWMAなどといった、圧縮オーディオデータを含むオーディオデータファイルである。なお、このオーディオデータファイルは、CDアルバム単位、つまり、一枚のCDアルバムに収録された各楽曲と対応する複数のオーディオデータファイルをひと纏まりとして、パーソナルコンピュータ40から取得される。
ハードディスク15は、コーデックやUSB(Universal Serial Bus)ドライバなどの各種プログラム(オーディオデータ再生プログラムを含む)を記憶するとともに、通信インターフェース14から取得される複数のオーディオデータファイルを記憶する。CPU16は、SDRAM17をワークエリアとして利用しつつ、ハードディスク15に記憶されたオーディオデータ再生プログラムを実行する。操作部12の起動ボタンの操作によって電源のオンが指示されると、CPU16は、ハードディスク15のオーディオデータファイルに含まれるオーディオデータを伸張して得たデジタル信号をDAC18へ供給する。CPU16からDAC18へ供給されたデジタル信号は、アナログ信号に変換され、アンプ19による増幅を経た後に、オーディオ信号インターフェース20からヘッドフォン50などへ出力される。また、このCPU16は、通信インターフェース14を介して取得される複数のオーディオデータファイルがハードディスク15に記憶されると、それらのオーディオデータファイルのタグデータを取り纏めたプレイリストテーブルを生成する。そして、そのプレイリストテーブルを参照することにより、各ファイルに含まれるオーディオデータの再生の順序を特定する。
次に、本実施形態の動作を説明する。図2および図3は、本実施形態の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示す一連の動作は、操作部12の起動ボタンの操作により電源のオンが指示された状態で、操作部12のファイル取得ボタンの操作によりオーディオデータファイルの取得が指示されると開始される。
オーディオデータファイルの取得が指示されると、CPU16は、その指示にかかるCDアルバムに収録された楽曲と対応する複数のオーディオデータファイルをパーソナルコンピュータ40から通信インターフェース14を介して取得し、取得したオーディオデータファイルをハードディスク15に記憶させる(S100)。
CPU16は、ステップS100にてハードディスク15に記憶された複数のオーディオデータファイルの各々からタグデータを抽出する(S110)。このステップS110で抽出されるタグデータは、オーディオデータが示す楽曲の曲名、トラック番号、アーティスト名などの属性を示すデータであり、ID3v1(ID3 Tag Version 1)やID3v2(ID3 Tag Version 2)などの形式に従ったコード列として各オーディオデータファイルへ埋め込まれている。
タグデータを抽出したCPU16は、操作部12のモード選択ボタンの操作によりランダム再生モードが指定されているか、それとも、そのような指定がなくデフォルトの通常モードが指定されているかを判断する(S120)。
ステップS120にて、通常モードが指定されていると判断したとき(S120:No)、CPU16は、ステップS110にて抽出したタグデータをトラック番号の通りに昇順に並べたプレイリストテーブル(「第1の再生順データ」に相当)をSDRAM17に生成する(S130)。一方、ステップS120にて、ランダム再生モードが指定されていると判断したとき(S120:Yes)、CPU16は、ステップS110にて抽出したタグデータをランダムに並べたプレイリストテーブル(「第1の再生順データ」に相当)をSDRAM17に生成する(S140)。ステップS140におけるレコードの並びのランダムな特定は、M系列などの乱数発生アルゴリズムを用いて行うとよい。
図4は、ステップS130で得られるプレイリストテーブルのデータ構造の一例を示す図である。プレイリストテーブルは、各々が、オーディオデータファイルと対応する複数のレコードの集合体である。プレイリストテーブルをなす各レコードは、「再生順位」、「トラック番号」、「曲名」、「再生楽曲フラグ」の4つのフィールドを有する。「再生順位」のフィールドには、オーディオデータの再生の順序を示す順位データが記憶される。プレイリストテーブルのレコードは、この「再生順位」のフィールドに記憶された順位データが昇順に並ぶようにソートされる。「トラック番号」のフィールドには、タグデータによって特定されるトラック番号を示すトラック番号データが記憶される。「曲名」のフィールドには、タグデータによって特定される曲名を示す曲名データが記憶される。「再生楽曲フラグ」のフィールドには、再生途中の楽曲であることを示すフラグ(「識別子」に相当)が記憶される。図4に示すように、ステップS130で得られるプレイリストテーブルは、トラック番号の通りにタグデータを並べたものであるため、各レコードの「再生順位」のフィールドの記憶内容と「トラック番号」の記憶内容とが一致している。つまり、このテーブルは、「a」、「b」、「c」、「d」、「e」、「f」、「g」、「h」というトラック番号の通りの再生順を示す内容となっている。
図5は、ステップS140で得られるプレイリストテーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、このプレイリストテーブルは、トラック番号とは無関係にタグデータを並べたものであるため、各レコードの「再生順位」のフィールドの記憶内容と「トラック番号」の記憶内容とが一致していない。つまり、「e」、「b」、「h」、「a」、「d」、「g」、「c」、「f」という無作為な再生順を示す内容となっている。
図2において、プレイリストテーブルを生成したCPU16は、最初の再生順を示す「1」の順位データを「再生順位」のフィールドに記憶しているレコードをプレイリストテーブルから特定する(S150)。そして、特定したレコードの「再生楽曲フラグ」のフィールドにフラグを記憶した後(S160)、そのレコードのタグデータと対応するオーディオデータ、つまり、最初の再生順のオーディオデータの再生を開始する(S170)。オーディオデータの再生が開始されると、上述した手順に従い、そのオーディオデータを伸張して得た信号がDAC18からアンプ19を経由してヘッドフォン50などへ出力され、放音される。オーディオデータが再生されている間、利用者は、操作部12の操作を通じて電源のオフを指示することが可能である。
ステップS170にてオーディオデータの再生を開始した後、CPU16は、操作部12の操作を通じて電源のオフが指示されたか否かを監視し続け(S180)、電源のオフが指示されないままオーディオデータの再生が終了すると(S190:Yes)、再生順を1つインクリメントした順位データを「再生順位」のフィールドに記憶しているレコードをSDRAM17のプレイリストテーブルから特定する(S200)。その後、ステップS160に戻り、ステップS200で特定したレコードの「再生楽曲フラグ」のフィールドにフラグを記憶した後、続くステップS170にて、そのレコードのタグデータと対応するオーディオデータ、つまり、プレイリストテーブルを基に特定される次の再生順のオーディオデータの再生を開始する。そして、電源のオフが指示されないままオーディオデータの再生が終了するたび、ステップS160からステップS200の処理が繰り返される。
ステップS180にて、電源のオフが指示されたとき(S180:Yes)、CPU16は、オーディオデータの再生を停止する(S210)。続いて、CPU16は、SDRAM17に生成したプレイリストテーブルを、その「再生楽曲フラグ」のフィールドに記憶したフラグを維持したままハードディスク15に記憶させた後(S220)、電源をオフの状態にする(S230)。
そして、操作部12の操作を通じて電源のオンが指示されると(S240:Yes)、CPU16は、ハードディスク15に記憶されたプレイリストテーブルをSDRAM17に読み出す(S250)。続いて、CPU16は、タグデータの並びがステップS250で読み出したプレイリストテーブルと逆になるような新たなプレイリストテーブル(「第2の再生順データ」に相当)をSDRAM17に生成する(S260)。
図6は、ステップS260で得られるプレイリストテーブルのデータ構造の一例を示す図であり、図7は、その別の一例を示す図である。図6は、図4のプレイリストテーブルを基に生成される新たなプレイリストテーブルを示しており、「h」、「g」、「f」、「e」、「d」、「c」、「b」、「a」という順序で各楽曲のオーディオデータが再生されるように各レコードが配列し直されている。また、「d」の楽曲と対応するレコードの「再生楽曲フラグ」のフィールドに、再生の途中であったことを示すフラグが記憶されている。図7は、図5のプレイリストテーブルを基に生成される新たなプレイリストテーブルを示しており、「f」、「c」、「g」、「d」、「a」、「h」、「b」、「e」という順序で各楽曲のオーディオデータが再生されるように各レコードが配列し直されている。そして、図7に示すプレイリストテーブルは、図6と同様に、「d」の楽曲と対応するレコードの「再生楽曲フラグ」のフィールドに、再生の途中であったことを示すフラグが記憶されている。
ステップS260にて、新たなプレイリストテーブルをSDRAM17に生成したCPU16は、「再生楽曲フラグ」のフィールドにフラグが記憶されているレコードをそのプレイリストテーブルから特定する(S270)。続いて、CPU16は、ステップS170に進み、ステップS270で特定したレコードのタグデータと対応するオーディオデータ、つまり、再生の途中で電源がオフの状態にされたオーディオデータの再生を開始する(S170)。例えば、ステップS260にて、図6に示すプレイリストテーブルが生成されている場合、「d」の楽曲のオーディオデータを再生した後、トラック番号の順序を遡るように、「c」、「b」、「a」の各楽曲のオーディオデータが再生されることになる。また、ステップS260にて、図7に示すプレイリストテーブルが生成されている場合、「d」の楽曲のオーディオデータを再生した後、乱数発生アルゴリズムを用いて無作為に決定されていた順序を遡るように、「a」、「h」、「b」、「e」の各楽曲のオーディオデータが再生されることになる。
以上説明した本実施形態にかかるポータブルメモリプレーヤ10は、パーソナルコンピュータ40から複数のオーディオデータファイルを取得すると、それらのタグデータをトラック番号の順にまたはランダムに並べたプレイリストテーブルを生成し、そのプレイリストテーブルが示す再生順に従って各オーディオデータファイルのオーディオデータを連続再生する。そして、オーディオデータの再生の途中で電源がオフにされ、再び電源のオンが指示されると、再生順を逆に並べ替えた新たなプレイリストテーブルが生成され、その新たなプレイリストテーブルが示す、前回の再生時とは逆の再生順に従って、再生の途中であったオーディオデータおよびその後のオーディオデータを連続再生する。よって、オーディオデータの再生が終了するたびにその前のオーディオデータを逐一選択するといった煩わしい操作を利用者に強いることなく、前回の起動時と逆の順序でオーディオデータを連続再生させることができる。また、電車を利用して往復移動する際、往路の乗車中に聴いた楽曲を復路の乗車中は逆の順序で再生することにより、時間に合った楽曲の再生を行わせることもできる。
(他の実施の形態)
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の変形実施が可能である。
上記実施形態では、プレイリストテーブルの各レコードは、「再生順位」、「トラック番号」、「曲名」、「再生楽曲フラグ」の4つのフィールドを有し、「トラック番号」のフィールドには、オーディオデータファイルのタグデータから得たトラック番号データが、「曲名」のフィールドには、オーディオデータファイルのタグデータから得た曲名データが記憶される。これに対し、オーディオデータファイルのタグデータが示すコード列のうちレコードの並べ替えのキーとならない曲名のコード列を用いず、プレイリストテーブルの各レコードを、「トラック番号」、「再生楽曲フラグ」、「再生順位」の3つのフィールドとしてもよい。
上記実施形態では、通常再生モードが指定されている場合、ステップS110にて抽出したタグデータをトラック番号の通りに昇順に並べたプレイリストテーブルが生成される。これに対し、各オーディオデータファイルのタグデータにより得られる曲名データがユニコード昇順に並ぶようなプレイリストテーブルを生成してもよい。また、リリースされた年月日やジャンルなど、タグデータにより得られる他の属性のコード列がユニコード昇順に並ぶようなプレイリストテーブルを生成してもよい。
上記実施形態では、電源がオフの状態であった操作部12の起動ボタンから電源のオンが指示されるたび、トラック番号の通りの順序のオーディオデータの連続再生と、その逆の順序のオーディオデータの連続再生とが繰り返されるようになっている。これに対し、図8に示すような設定画面を表示部13に表示させ、この設定画面を介した入力に応じて連続再生のパターンを切り換えてもよい。図8に示す設定画面は、「再生順設定」、「通常再生」、「逆順再生」の各文字列を表示しており、これらのうち、「通常再生」、「逆順再生」の2つの文字列は、選択アイコンになっている。そして、CPU16が、この設定画面を表示部13に表示させた状態で、「通常再生」をハイライト表示させ、それを選択する操作が行われると、プレイリストテーブルのレコードの並びの通りの順序でオーディオデータが連続再生される。一方、「逆順再生」をハイライト表示させ、それを選択する操作が行われると、その逆の順序でオーディオデータが連続再生される。
また、連続再生のパターンを切り換える条件となるオーディオデータの数を操作部12(「入力手段」に相当)から入力させ、入力された数のオーディオデータをプレイリストテーブルのレコードの並びの通りの順序で連続再生し終えると、その逆の順序のオーディオデータの連続再生が開始されるようにしてもよい。
また、プレイリストテーブルの各レコードの「曲名」のフィールドから読み出した曲名データが示す曲名のリストを表示部13に表示させた上で、任意の曲名を操作部12(「選択手段」に相当)から選択させ、選択された曲名と対応するオーディオデータまで連続再生し終えると、その逆の順序のオーディオデータの連続再生が開始されるようにしてもよい。
上記実施形態では、利用者が楽曲を逐一指定しなくても、トラック番号の通りの順序で、あるいはその逆の順序でオーディオデータが連続再生されるようになっている。これに対し、利用者が楽曲を逐一指定し、指定された楽曲ごとに一曲ずつオーディオデータを再生してその再生楽曲の履歴をSDRAM17に記憶し、予め設定された数の履歴が蓄積されると、利用者の指定に従ってそれまでに再生したオーディオデータが逆の順番で連続再生されるようにしてもよい。
上記実施形態では、各オーディオデータファイルに埋め込まれているタグデータが示すトラック番号を昇順に並べた順序でオーディオデータが連続再生されるようになっている。これに対し、タグデータが示す別の属性であるアルバム名やジャンル名をユニコード昇順に並べた順序に従ってオーディオデータを連続再生してもよいし、アーティスト名をユニコード昇順に並べた順序に従ってオーディオデータを連続再生してもよい。
上記実施形態にかかるポータブルメモリプレーヤ10は、ハードディスク15とSDRAM17の2つのメモリを搭載しており、電源がオンになっている間にCPU16によってSDRAM17に生成されたプレイリストテーブルが、電源がオフになるときに、ハードディスク15に記憶されるようになっている。これに対し、電源がオンになっている間に、ハードディスク15にプレイリストテーブルを生成してもよいし、ハードディスク15とSDRAM17の両方にプレイリストテーブルを生成してもよい。また、ポータブルメモリプレーヤ10に搭載するメモリをハードディスク15だけにしてもよい。
ハードディスク15に記憶されるオーディオデータ再生プログラムは、ポータブルメモリプレーヤ10に、オーディオデータを含む複数のオーディオデータファイルを取得する取得手段と、取得される複数のオーディオデータに含まれる各オーディオデータの再生順を示す第1の再生順データを生成する第1の生成手段と、第1の再生順データが示す再生順と逆の再生順を示す第2の再生順データを生成する第2の生成手段と、第1の再生順データおよび第2の再生順データのうちの一方が示す再生順に従って各オーディオデータを再生する再生手段としての各機能(それぞれ、取得機能、第1の生成機能、第2の生成機能、および再生機能)を実現させるためのプログラムである。また、オーディオデータ再生プログラムは、上記機能に加えて、再生手段がオーディオデータを再生している間に、指示手段から終了が指示されると、再生しているオーディオデータを識別する識別子をメモリに記憶する記憶制御手段としての機能をポータブルメモリプレーヤ10に実現させるためのプログラムとすることができる。また、オーディオデータ再生プログラムは、本願明細書および図面に開示されるポータブルメモリプレーヤ10の少なくとも1つの機能を実現するためのプログラムとすることができる。オーディオデータ再生プログラムは、CD−ROM、FD、HDDなどの情報記録媒体に格納された状態で流通され、当該情報記録媒体を、ポータブルメモリプレーヤ10に代表されるオーディオデータ再生装置内に挿入することによって、装置内のハードディスクに記録することができる。また、オーディオデータ再生プログラムは、インターネットなどの通信回線を通じてサーバからオーディオデータ再生装置のハードディスクへとインストールすることもできる。
本発明の実施形態にかかるポータブルメモリプレーヤのハードウェア構成図である。 図1に示すポータブルメモリプレーヤの動作を示すフローチャートである(前半部分)。 図1に示すポータブルメモリプレーヤの動作を示すフローチャートである(後半部分)。 図2のステップS130で得られるプレイリストテーブルの一例を示す図である。 図2のステップS140で得られるプレイリストテーブルの一例を示す図である。 図3のステップS260で得られるプレイリストテーブルの一例を示す図である。 図3のステップS260で得られるプレイリストテーブルの一例を示す図である。 変形例にかかる入力画面の一例を示す図である。
符号の説明
10…ポータブルメモリプレーヤ、11…バッテリ、12…操作部(「指示手段」、「選択手段」、「入力手段」に相当)、13…表示部、14…通信インターフェース、15…ハードディスク、16…CPU(「取得手段」、「再生手段」、「第1の生成手段」、「第2の再生手段」、「記憶制御手段」に相当)、17…SDRAM、18…DAC、19…アンプ、20…オーディオ信号インターフェース、40…パーソナルコンピュータ、50…ヘッドフォン

Claims (8)

  1. オーディオデータを含む複数のオーディオデータファイルを取得する取得手段と、
    取得される上記複数のオーディオデータに含まれる各オーディオデータの再生順を示す第1の再生順データを生成する第1の生成手段と、
    上記第1の再生順データが示す再生順と逆の再生順を示す第2の再生順データを生成する第2の生成手段と、
    上記第1の再生順データおよび上記第2の再生順データのうちの一方が示す再生順に従って上記各オーディオデータを再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とするオーディオデータ再生装置。
  2. 装置の起動と終了とを指示する指示手段、
    をさらに備え、
    前記再生手段は、
    前記指示手段から起動が指示されるたびに、上記第1の再生順データと上記第2の再生順データのうちの一方を交互に特定し、特定した再生順データが示す再生順に従って前記各オーディオデータを再生する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のオーディオデータ再生装置。
  3. メモリと、
    前記再生手段がオーディオデータを再生している間に前記指示手段から終了が指示されると、再生しているオーディオデータを識別する識別子を上記メモリに記憶する記憶制御手段と、
    をさらに備え、
    前記再生手段は、
    前記指示手段から起動が指示されると、上記メモリに記憶された識別子と対応するオーディオデータとそのオーディオデータよりも再生順が後の一または複数のオーディオデータを前記特定した再生順データを基に特定し、それらのオーディオデータを前記特定した再生順データが示す再生順に従って再生する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のオーディオデータ再生装置。
  4. 取得される前記複数のオーディオデータファイルのうちのいずれかを選択する選択手段、
    をさらに備え、
    前記再生手段は、
    上記選択手段により選択されるオーディオデータファイルに含まれるオーディオデータとそのオーディオデータよりも再生順が後の一または複数のオーディオデータを前記特定した再生順データを基に特定し、それらのオーディオデータを前記特定した再生順データが示す再生順に従って再生する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のオーディオデータ再生装置。
  5. メモリと、
    再生するオーディオデータの数を入力する入力手段と、
    をさらに備え、
    前記再生手段は、
    上記入力手段により入力された数のオーディオデータの再生を終えるたびに、前記第1の再生順データと前記第2の再生順データのうちの一方を交互に特定し、特定した再生順データが示す再生順に従って上記入力された数のオーディオデータを再生する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のオーディオデータ再生装置。
  6. 前記オーディオデータファイルは、オーディオデータと、そのオーディオデータの属性をコード列として示すタグデータとを含み、
    前記第1の生成手段は、
    取得される前記複数のオーディオデータファイルに含まれる各タグデータが示す上記属性のコード列をランダムに並べたデータを、前記第1の再生順データとして生成する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のオーディオデータ再生装置。
  7. 前記オーディオデータファイルは、オーディオデータと、そのオーディオデータの属性をコード列として示すタグデータとを含み、
    前記第1の生成手段は、
    取得される前記複数のオーディオデータファイルに含まれる各タグデータが示す上記属性のコード列を昇順に並べたデータを、前記第1の再生順データとして生成し、
    前記第2の生成手段は、
    前記コード列を降順に並べたデータを前記第2の再生順データとして生成する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のオーディオデータ再生装置。
  8. コンピュータ装置に、
    オーディオデータを含む複数のオーディオデータファイルを取得する取得機能と、
    取得される上記複数のオーディオデータの再生順を示す第1の再生順データを生成する第1の生成機能と、
    上記第1の再生順データが示す再生順と逆の再生順を示す第2の再生順データを生成する第2の生成機能と、
    上記第1の再生順データおよび上記第2の再生順データのうちの一方が示す再生順に従って上記複数のオーディオデータファイルに含まれる各オーディオデータを再生する再生機能と、
    を実現させるためのオーディオデータ再生プログラム。
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