JP2008283789A - 無線給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】送電アンテナと受電アンテナとの位置関係による影響を低減し、より効率の高い電力伝送を行うことを可能とする。
【解決手段】位置・向き検出部200により、受電アンテナ210の位置及び向きを検出し、検出した位置・向き情報を、送電装置10の制御部120へ伝達する。制御部120は、受電アンテナ210の位置・向きで発生・受信する磁界強度が最適化されるように、送電コイル152a,152bに流す電流の大きさ・位相・周波数等の制御目標値を決定し、駆動回路部150a,150bを介して、制御目標値と等しい電流が送電コイル152a,152bに流れるよう制御する。これにより、受電アンテナに対する常に効率の良い電力供給が実現可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、送電アンテナから受電アンテナに無線で電力を伝送する無線給電システムに関する。
近年、送電アンテナ(一次コイル)から受電アンテナ(二次コイル)に、磁界により遠隔的に電力を伝送する技術が開発され、有線での電力供給が困難な各種機器への無線給電システムとして適用されている。
このような無線給電システムの適用例は、例えば、特許文献1(特開2004−159456号公報)に開示されている。この従来技術は、体外からの無線給電方式にて、体内の医療用小型機器に電力を供給する無線給電システムへの適用例であり、患者の体内に存在する医療用小型機器に体外から磁界を印加し、医療用小型機器内に受電アンテナを設けて、電力を伝送する技術を提案している。
図8に、特許文献1に開示の従来技術の構成例を示す。この構成例では、3組のヘルムホルツ構造の送電コイル対(送電コイル対11a,11b、送電コイル12a,12b、送電コイル13a,13b)と、この3組の送電コイル対に対して所定の周期で変化する電圧を供給するスイッチング回路21,23,25と、スイッチング回路21,23,25に電力を供給するための電源装置15とを備えている。また、送電コイル対は、構成する対となる2つの送電コイル間の距離が、送電コイルの直径と等しくなるように設計されている。
図9に、以上の従来技術における3組の送電コイル対を身体の周囲に配置した概略図を示す。図9は、3次元空間において、Z方向の送電コイル対11a,11b、X方向の送電コイル対12a,12b、Y方向の送電コイル対13a,13bが配置されていることを示している。
図8に示すように、送電コイル対11a,11bの各送電コイルは直列に接続されているので、送電コイル11aと送電コイル11bには同一の電流が流れる。同様に、送電コイル対12a,12b、送電コイル対13a,13bも対となる送電コイルがそれぞれ直列に接続されている。従って、送電コイル12aと送電コイル12bには同一の電流が流れ、送電コイル13aと送電コイル13bには同一の電流が流れる。
そして、3組の送電コイル対11a,11b,12a,12b,13a,13bから発生する磁界により、医療用小型機器100に備えられた受電コイル101に電気的エネルギーを誘起させるように構成されている。
特開2004−159456号公報
特許文献1(特開2004−159456号公報)に開示の技術においては、送電コイルに対する受電コイルの位置によっては、電力伝送効率が低下する虞がある。
例えば、受電コイル101が、送電コイル11aと送電コイル11bの巻線の巻き軸上にあり、送電コイル11aと送電コイル11bとからほぼ等しい距離にある場合、受電コイル101は、それぞれの送電コイル11a,11bから発生する磁界をほぼ等しく受けることができる。しかし、受電コイル101が、送電コイル11aと送電コイル11bの巻線の巻き軸上で、送電コイル11a又は送電コイル11bのどちらか一方、例えば送電コイル11aに近接している場合には、受電コイル101は近接している送電コイル11aから発生する磁界を受けることができるが、もう一方の遠隔にある送電コイル11bから発生する磁界は殆ど受けることができなくなる。
つまり、送電コイル11a,11bに印加した電流のうち、送電コイル11bに印加した電流が無駄になることになり、電力伝送効率が悪くなるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、送電アンテナと受電アンテナとの位置関係による影響を低減し、より効率の高い電力伝送を行うことが可能な無線給電システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明による無線給電システムは、無線方式により送電アンテナから受電アンテナに電力を伝送する無線給電システムにおいて、前記受電アンテナの配置状態に係る情報を検出する検出部と、前記送電アンテナの複数の送電コイルを個別に駆動する複数の駆動部と、少なくとも前記受電アンテナの配置状態に係る情報に基づいて、前記駆動部を介して前記送電コイルに流れる電流を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、送電アンテナと受電アンテナとの位置関係による影響を低減し、より効率の高い電力伝送を行うことが可能となる。
本発明の無線給電システムは、送電側の装置に備えられた複数の送電アンテナから受電側の装置に備えられた受電アンテナに、無線(ワイヤレス)で電力を伝送するシステムである。以下に説明する各実施の形態においては、受電側の装置として、被験者の体内の画像を取得する主として医療用の小型機器であるカプセル内視鏡を例に取って説明するが、本発明は、受電側装置としてカプセル内視鏡以外にも適用可能であることは勿論である。以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[第1形態]
図1〜図3は本発明の実施の第1形態に係り、図1は無線給電システムの構成図、図2は制御の流れを示すフローチャート、図3は送電アンテナ及び受電アンテナの配置を示す説明図である。
図1に示す無線給電システムは、電力を無線送電する側の送電装置10と、受電側のカプセル内視鏡20とにより構成されている。カプセル内視鏡20は、本形態においては、被験者の体内に経口挿入される医療用小型機器であり、被験者の体内で外部の送電装置10から伝送される電力を受電して作動電力を確保し、体内の消化器系臓器等の画像を撮像して外部に送信する。
先ず、送電装置10の構成について説明する。送電装置10は、電流を流すことにより交番磁界を発生する送電アンテナとしての2つの送電コイル152a,152bと、この送電コイル152a,152bにそれぞれ電流を印加するための駆動回路部150a,150bと、送電コイル152a,152bに印加する電流の大きさ・位相・周波数を決定し、駆動回路部150a,150bを制御する制御部120と、駆動回路部150a,150b及び制御部120に電力を供給するための電源110とを備えて構成されている。2つの送電コイル152a,152bは、それぞれの巻線の巻き軸が一致するように配置され、送電コイル対151を構成している。
制御部120は、送電コイル152a,152bに流す電流を、後述するカプセル内視鏡20の受電アンテナ210の配置状態に係る情報により算出し、これを制御目標値とする。この制御目標値に基づき、制御部120は、駆動回路部150a,150bを制御するための制御信号を生成し、駆動回路部150a,150bに伝達する。
駆動回路部150a,150bは、制御部120から伝達された制御信号に基づいて制御され、送電コイル152a,152bをそれぞれ駆動する。2つの送電コイル152a,152bは、一方の送電コイル152aが駆動回路部150aに接続され、他方の送電コイル152bは駆動回路部150bに接続されており、それぞれ対応する駆動回路部150a,150bから制御信号に基づいた電流が印加される。
また、駆動回路部150a,150bは、内部機能として、対応する送電コイル152a,152bに流れる電流を測定する電流測定回路と、測定した値から電流制御のためのフィードバック信号を生成するフィードバック信号生成回路と、生成したフィードバック信号を制御部120に伝達するフィードバック回路とを備えている。
尚、駆動回路部150a,150bには、送電コイルに効率良く電流を印加するための調整可能な力率補償回路やインピーダンス整合回路等を備えるようにしても良い。
次に、送電装置10で発生した交番磁界から電力を得る受電装置となるカプセル内視鏡20の構成について説明する。カプセル内視鏡20は、受電アンテナ210と、受電回路部220と、機器部230とを基本構成として備えている。
受電アンテナ210は、送電コイル152a,152bで発生した交番磁界から、交流電流を取り出す。この受電アンテナ210は、受電効率を高めるために透磁率の高い強磁性体をコアとして備えることが望ましい。
受電回路部220は、取り出した交流電流を機器部230に適した電力に変換する。例えば、機器部230が直流電流を必要とする場合、受電回路部220は、整流回路、平滑回路等で構成され、機器部230に直流電流を供給する。
尚、受電回路部220は、機器部230により適した電力を供給するため、受電アンテナ210と同調を取るためのコンデンサ、受電利得を向上するためのインピーダンス整合回路、得られた電力の電圧を変換するための電圧変換回路、得られた交流電力を直流に変換するための整流回路、整流された電力を平滑するためのコンデンサ、電力を蓄えるための二次電池もしくは電気2重層コンデンサ等の大容量コンデンサ、電力を蓄える素子の充電を制御するための充電回路、機器に対して供給する電力を制限するための電力制限回路等を備えることが望ましい。
機器部230は、カプセル内視鏡としての主機能部に相当し、撮像部、画像処理部、情報伝達部等を備え、受電回路部220で変換された電力により動作する。
撮像部は、被写体を照明するための発光ダイオード等による照明系、被写体像を撮像素子の受光面に結像させるための撮像光学系、CMOSイメージセンサ等の撮像素子及びこの撮像素子を駆動・制御するための回路等からなる撮像系を備えて構成されている。
また、画像処理部は、撮像素子から出力される電気信号(画像信号)を受けて所定の信号処理を施すものであり、この画像処理部で処理された信号は、情報伝達部から外部に送信される。情報伝達部は、画像処理部で処理された信号を外部に向けて送信するための変調送信アンテナ部と送信アンテナとを備えて構成されている。
尚、カプセル内視鏡20の情報伝達部から送信された信号は、被験者の体外に配置された体外ユニット(図示せず)等で受信され、カプセル内視鏡20で撮像した画像情報が記憶・蓄積される。この体外ユニットに記憶・蓄積された画像は、モニタ等に表示されて観察することができる。
以上の送電装置10もしくはカプセル内視鏡20の少なくともどちらか一方には、受電アンテナ210の配置状態を、位置及び向きとして検出する位置・向き検出部200が設けられている。本形態においては、カプセル内視鏡20内の受電アンテナ210が指向性を有することを考慮し、位置・向き検出部200は、受電アンテナ210の配置状態を位置及び向きとして検出し、検出した位置・向き情報を制御部120に伝達する。
受電アンテナの位置及び向きを検出する技術としては、例えば、特開2005−304638号公報に開示の技術を適用することができる。この技術では、励磁用コイルと検出用コイルとを備え、励磁用コイルによってカプセル内視鏡内に設けた共振回路から磁界を発生させ、この磁界を検出用コイルで検出することで、カプセル内視鏡の位置及び向きを検出するようにしており、これによりカプセル内視鏡内の受電アンテナの位置及び向きを知ることができる。
尚、受電アンテナの位置・向きを検出する技術については、上述した技術に限定するものではなく、いかなる検出手段及び方法を用いても良い。また、カプセル内視鏡の受電アンテナが指向性を有しない場合には、位置のみを検出すれば良く、例えば、カプセル内視鏡から発信される信号の受信強度に基づいて位置を特定することができる。
次に、以上の構成による無線給電システムの動作について、図2のフローチャートを用いて具体的な制御例で説明する。
先ず、最初のステップS11の処理として、送電装置10もしくはカプセル内視鏡20の少なくともどちらか一方に備えられた位置・向き検出部200により、受電アンテナ210の位置及び向きを検出し、検出した位置・向き情報を、送電装置10の制御部120へ伝達する。
次に、ステップS12の処理として、制御部120は、受電アンテナ210の位置・向きが変化したかどうかを判断する。受電アンテナ210の位置或いは向きが変化した場合(Yesの場合)、制御部120は、変化した後の受電アンテナ210の位置・向きで発生・受信する磁界強度が最適化されるように、送電コイル152a,152bに流す電流の大きさ・位相・周波数等の制御目標値を変更・決定する処理を行う。
一例として、図3に示すように、受電アンテナ210の位置が送電コイル152a,152bの巻き軸上にある場合を考える。2つの送電コイル152a,152bのインピーダンスが等しいとすると、送電コイル152a及び送電コイル152bの双方に電流Iを流した場合と、送電コイル152aのみに電流21/2Iを流した場合とでは、互いに消費される電力が等しくなる。
ここで、図3に示すように、送電コイル152a,152bによる送電コイル対151は、ヘルムホルツ型送電アンテナを構成しており、円形の送電コイル152a,152bの半径が共にr、コイルの巻き数がn回、送電コイル152aと送電コイル152bとの間の距離が2r(送電コイルの直径)であるとする。
このとき、送電コイル対151を構成する送電コイル152aと送電コイル152bとに同一の電流Iを印加する場合を考える。送電コイル対151の巻き軸上で2つの送電コイル152a,152bから等しい距離にある点を中心とすると、中心から送電コイル152aの方向に距離dだけ離れた巻き軸上の位置における磁界H151の大きさは、ビオ・サバールの法則より、次の(1)式で表すことができる。
H151=r2nI/2{r2+(r−d)2}3/2+r2nI/2{r2+(r+d)2}3/2 …(1)
他方、上述と同じ消費電力であり、送電コイル152aのみに電流Iを印加したときには、中心から送電コイル152aの方向に距離dだけ離れた巻き軸上の位置における磁界H152aの大きさは、同様に、ビオ・サバールの法則より、次の(2)式で表すことができる。
H152a=r2n(21/2I)/[2{r2+(r−d)2}3/2] …(2)
これらの状態では、磁界H151と磁界H152aは、中心からの距離dがおよそ0.3rのときに等しくなることが、(1)式と(2)式とを基にした計算から算出される。以下、この中心から0.3rの距離を閾距離と記載する。つまり、送電コイル対151の中心点付近では、磁界H151の方が磁界H152aより大きく、他方、中心からの距離dが閾距離0.3rよりも大きい場合には、磁界H152aの方が磁界H151よりも大きくなる。また、送電コイル対151が発生する磁界と送電コイル152bが発生する磁界とについても、同様の関係を導くことができる。
以上のことから、受電アンテナ210が送電コイル対151の巻き軸上にある場合で、送電コイル対151の中心からの距離dが閾距離0.3rよりも小さい範囲内にある場合は、送電コイル152a,152bの双方を動作させ、中心からの距離dが閾距離0.3r以上の場合には、最寄りの送電コイルを同一電力で動作させれば、常に送電コイル152a,152bを同電流動作させる駆動・制御方式に比べ、電力伝送効率が改善されることがわかる。
このような一例に倣う原理に基づき、制御部120は、受電アンテナ210の位置に応じて、駆動する送電コイルを決定すると共に、駆動する送電コイルに流す電流を決定し、これを制御目標値とする(ステップS13)。
続いて、制御部120は、決定した制御目標値に基づいて制御信号を生成し(ステップS14)、駆動回路部150a,150bに制御信号を伝達する。制御信号を受けた駆動回路部150a,150bは、対応する送電コイル152a,152bに制御信号に基づいた電流を印加する(ステップS15)。尚、制御信号は、送電コイルに流す電流を0として制御する場合も含むものとする(制御目標値も電流値が0の場合を含む)。
例えば、受電アンテナ210の位置が送電コイル対151の中心から閾距離0.3rの範囲外であり、送電コイル152aに近い位置にある場合、送電コイル152aに電流が印加される一方、送電コイル152bには電流が印加されないような制御が行われる。
また、受電アンテナ210の位置が送電コイル対151の中心から閾距離0.3rの範囲内にある場合には、送電コイル152a,152bとの双方が駆動対象として決定され、電流が印加される。この場合には、それぞれの送電コイル152a,152bの駆動周波数及び駆動電流が等しくなるように制御される。
次に、駆動回路部150a,150bは、対応する送電コイル152a,152bに流れる電流を測定し(ステップS16)、測定した電流値からフィードバック信号を生成し、制御部120へ伝達する(ステップS17)。
制御部120は、フィードバック信号に基づき、制御目標値に一致する電流が送電コイル152a,152bに流れているか否かを判断する(ステップS18)。送電コイルの電流が制御目標値に一致しない場合には、制御目標値に対する誤差に基づいて、再度、制御信号を生成し(ステップS19)、ステップS15の処理に戻る。以降、この手順を繰り返し、制御目標値と等しい電流が送電コイル152a,152bに流れるように制御する。また、送電コイルの電流が制御目標値に一致した場合には、最初のステップS11に戻り、以上の流れを繰り返す。
このような制御・駆動を所望の時間間隔で繰り返し実施することにより、受電アンテナに対する常に効率の良い電力供給が実現可能となる。
尚、以上の説明では、送電コイル152a,152bの両方のコイルに電流を流す場合、それぞれの送電コイル152a,152bに流す電流が等しくなるように設定したが、受電アンテナ210の位置及び向きに応じて、送電コイルに印加する電流比を任意の電流比になるように設定するようしても良く、これにより、より柔軟で電力伝送効率の高い無線給電が可能となる。
また、本形態のシステム構成例では、電源110は、送電装置10内に1つのみ設けているが、複数設けても良い。例えば、制御部120に電源を供給する電源と、駆動回路部150a,150bに電源を供給する電源とをそれぞれ別の電源として用意しても良いし、複数の駆動回路毎に電源を備えても良い。
以上のように、本形態では、受電アンテナの位置・向きに応じて各送電コイルに流れる電流を制御することで、従来よりも送電効率の良い無線給電システムを構成することが可能となる。
[第2形態]
次に、本発明の実施の第2形態について説明する。図4及び図5は本発明の実施の第2形態に係り、図4は無線給電システムの構成図、図5は制御の流れを示すフローチャートである。
第2形態は、受電装置側で実際に受電する電力を測定し、この受電電力の測定結果に基づいて、送電コイルに印加する電流を制御するものである。
図4に示すように、第2形態の無線給電システムは、第1形態に対して、受電装置となるカプセル内視鏡20の一部を変更している。第2形態のカプセル内視鏡20Aは、受電アンテナ210と受電回路部221と機器部230とを備えて構成されている。受電回路部221は、第1形態の受電回路部220(図1参照)に、受電電力測定回路240を付加したものである。
受電電力測定回路240は、受電回路部221が受信した電力のうち、少なくとも電圧・電流の何れか1つを受電電力として測定する回路である。受電回路部221に接続されている機器部230が定電流負荷となる場合には、電圧を測定すれば受電電力を求めることが可能となる。他方、受電回路部221に接続されている機器部230が定電圧負荷の場合は、電流を測定すれば受電電力を求めることが可能となる。また、機器部230の負荷が一定でない場合は、電圧と電流との双方を測定することで、受電電力を求めることができる。
受電電力測定回路240が測定した受電電力の値は、送電装置10の制御部120へ無線伝送される。この伝送方式としては、受電電力測定回路240に伝送部を設け、この伝送部から制御部120へ受電電力の測定値を伝送する方式、或いは、受電電力測定回路240が測定した受電電力を受電電力測定回路240から機器部230に伝達し、機器部230が受電電力の測定値を制御部120へ伝送する方式等を採用することができるが、特定の方式に制限されるものではない。
その他の構成は第1形態と同様であり、第1形態と同じ構成要素については、同じ符号を付して、その説明を省略する。
以下、第2形態における制御例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
制御を開始した当初、送電装置10からカプセル内視鏡20Aに電力が送電されている状態において、カプセル内視鏡20A側では、受電電力測定回路240で受電電力を測定し、送電装置10の制御部120に伝送する(ステップS21)。
制御部120は、受電電力測定回路240が測定した受電電力の値が所望の値であるか判断する(ステップS22)。受電電力の値が所望の値であれば、送電コイルに流れる電流が適正であるため、制御部120は、制御目標値の変更は行わず、再度、受電電力の測定値を受信する。
一方、受電電力の値が所望の値でない場合、制御部120は、送電装置10もしくはカプセル内視鏡20の何れか一方に設けられる位置・向き検出部200で検出した受電アンテナ210の位置・向きを調べ、位置・向きに変化がないかを確認する(ステップS23,S24)。
受電アンテナ210の位置・向きに変化があった場合(Yesの場合)は、電流を印加する送電コイルの決定と送電コイルに印加する電流の決定とを改めて行う(ステップS25)。従って、ここでは、制御目標値が新たに決定される。
一方、受電アンテナ210の位置・向きに変化がなかった場合(Noの場合)は、制御部120は、送電コイルに印加する電流が不適当であったと判断する。従って、電流を印加する送電コイルの変更は行わず、印加する電流を変更して適正となるように制御目標値を決定する(ステップS26)。
制御目標値を決定した後、制御部120は、制御目標値から制御信号を生成し(ステップS27)、駆動回部部150a,150bに伝達する。制御信号を受けた駆動回路部150a,150bは、対応する送電コイルに電流を印加する(ステップS28)。
次に、駆動回路部150a,150bは、対応する送電コイルに流れる電流を測定し(ステップS29)、フィードバック信号を生成して制御部120へ送信する(ステップS30)。制御部120は、制御目標値どおりの電流が送電コイル152a,152bに流れているかを判断する(ステップS31)。
送電コイルの電流が制御目標値に一致しない場合には、制御目標値に対する誤差に基づいて、再度、制御信号を生成して駆動回路部150a,150bに伝達し(ステップS32)、ステップS28の処理に戻る。以降、この手順を繰り返し、制御目標値と等しい電流が送電コイル152a,152bに流れるように制御する。制御目標値どおりの電流が送電コイルに印加されたら、最初のステップS21における受電回路部220での受電電力の測定に戻り、以上の流れを繰り返す。
尚、第2形態での無線給電システムの構成例においても、第1形態と同様、電源110は、送電装置10内に1つのみ設けているが、複数設けても良い。例えば、制御部120に電源を供給する電源と、駆動回路部150a,150bに電源を供給する電源とをそれぞれ別の電源として用意しても良いし、複数の駆動回路毎に電源を備えても良い。
第2形態では、第1形態と同様、従来と比較して安定して送電効率の良い無線給電システムを構築することができるばかりでなく、システム構成に受電電力測定回路240を設けて制御を行うことにより、電力が十分と判断されれば、それ以降の制御ループを省略することができる。このため、第2形態では、第1形態に対して、制御回路の省電力化や給電回路の制御の高速化等をより促進することができる。
[第3形態]
次に、本発明の実施の第3形態について説明する。図6は本発明の実施の第3形態に係り、無線給電システムの構成図である。
第1形態では、送電装置10における送電コイル対が1組(送電コイル対151)のみであったが、第3形態は、複数組の送電コイル対を有するものである。
図6は送電コイル対を複数化した一例であり、具体的には、図6に示す送電装置30において、第1形態における1組の送電コイル対151に加えて、2組の送電コイル対161,171を追加し、計3組の送電コイル対151,161,171を配置している。
追加した送電コイル対161の送電コイル162a,162bと送電コイル対171の送電コイル172a,172bには、同数の駆動回路部を配置し、各送電コイル162a,162b,172a,172bに、対応する駆動回路部160a,160b,170a,170bを接続する。
その他の構成は第1形態と同様であり、第1形態と同じ構成要素については、同じ符号を付して、その説明を省略する。
尚、このように複数組の送電コイル対を設ける場合には、各送電コイル対の巻き軸は、互いに直交するように配置することが好ましい。送電コイルに印加する電流を制御することで、任意の大きさの磁界を任意の方向に発生させることが可能となるからである。
第3形態の無線給電に係る制御の流れは、図3のフローチャートに示す第1形態の制御の流れと基本的に同様であり、以下にその制御の流れを説明する。
先ず、送電装置10もしくは受電装置となるカプセル内視鏡20の少なくともどちらか一方に備えられた位置・向き検出部200は、受電アンテナ210の位置・向きを検出し、検出した位置・向き情報を送電装置10の制御部120へ伝達する。
制御部120は、受電アンテナ210の位置・向き情報が変化したかどうかを判断し、受電アンテナ210の位置或いは向きが変化した場合、受電アンテナ210の位置での磁界予測に基づき、送電コイルに印加する電流の大きさ・位相・周波数等の制御目標値を変更する処理を行う。すなわち、制御部120は、受電アンテナ210の位置に応じて、駆動する送電コイルと、駆動する送電コイルに印加する電流を決定し、これを制御目標値とする。
尚、駆動する送電コイルの決定は、基本的に第1形態と同様であり、受電アンテナ210との位置関係に基づいて、送電コイル対の単独のコイル或いはペアのコイルが駆動対象として決定される。
次に、制御部120は、制御目標値に基づいて制御信号を生成し、駆動回路部150a,150b,160a,160b,170a,170bに伝達する。制御信号を受けた駆動回路部150a,150b,160a,160b,170a,170bは、対応する送電コイル152a,152b,162a,162b,172a,172bに制御信号に基づいた電流を印加した後、対応する送電コイルに流れる電流を測定し、フィードバック信号として制御部120へ伝達する。
制御部120は、フィードバック信号に基づき、制御目標値どおりの電流が送電コイル152a,152b,162a,162b,172a,172bに流れているかを判断する。以降、この手順を繰り返し、制御目標値と等しい電流が送電コイル152a,152b,162a,162b,172a,172bに流れるように制御する。
尚、本形態の構成において、電源110は送電装置30内に1つのみ設けているが、第1形態と同様、複数設けても良い。例えば、制御部に電源を供給する電源と、駆動回路部に電源を供給する電源とをそれぞれ用意しても良いし、複数ある駆動回路部毎に電源を備えても良い。
以上のように、第3形態のシステムでは、第1形態と同様に送電効率の良い無線給電システムを構成することが可能となるばかりでなく、複数組の送電コイル対を備えることで、より適切な送電アンテナの選択が可能となり、より送電効率の向上を図ることができる。
[第4形態]
次に、本発明の実施の第4形態について説明する。図7は本発明の実施の第4形態に係り、無線給電システムの構成図である。
第4形態は、第3形態と同様に複数の送電コイル対を備えると共に、第2形態と同様、受電電力を測定し、この受電電力の測定結果に基づいて、送電コイルに印加する電流を制御するものである。
図7は、複数組の送電コイル対の一例として、3組の送電コイル対151,161,171を用いた例を示している。送電側の構成は第3形態の送電装置30と同様であり、また、受電側の構成は第2形態と同様であり、カプセル内視鏡20Aに、受電アンテナ210と、受電電力測定回路240を有する受電回路部221と、機器部230とを備えている。すなわち、第4形態は、図6に示した第3形態の受電回路部220に、受電電力測定回路240を付加した構成とも言える。
第4形態の無線給電に係る制御の流れは、図5のフローチャートに示す第2形態の制御の流れと基本的に同様であり、以下にその制御の流れを説明する。
制御部120は、第2形態と同様、受電電力測定回路240が測定した受電電力の値が所望の値であるか否かを判断する。受電電力の値が所望の値であれば、送電コイルに流れる電流が適正であるから制御目標値の変更は行わず、再度、受電電力の値を測定する。受電電力の値が所望の値でなければ、受電アンテナ210の位置・向きを検出し、位置・向きに変化がないかを確認する。
以降、受電電力が所望の値でなかった場合の制御例について説明する。先ず、送電装置30もしくはカプセル内視鏡20Aの少なくともどちらか一方に備えられた受電アンテナ210の位置・向き検出部200は、受電アンテナ210の位置・向きを検出し、検出した位置・向き情報を制御部120へ伝達する。
制御部120は、伝達された受電アンテナ210の位置・向き情報を基に、受電アンテナ210の位置・向きに変化があったかどうかを判断する。受電アンテナ210の位置・向きに変化があった場合、電流を印加する送電コイルの決定と送電コイルに印加する電流の決定とを改めて行う。これに伴い、制御目標値が新たに設定される。
また、受電アンテナ210の位置・向きに変化がなかった場合、制御部120は、送電コイルに印加する電流が不適当であったと判断する。従って、この場合、制御部120は、電流を印加する送電コイルの変更は行わず、印加する電流が適正になるように制御目標値を設定する。
更に、制御部120は、制御目標値から制御信号を生成し、駆動回路部150a,150b,160a,160b,170a,170bに伝達する。制御信号を受けた駆動回路部150a,150b,160a,160b,170a,170bは、対応する送電コイルに電流を印加し、次に、対応する送電コイルに流れる電流を測定してフィードバック信号として制御部120へ送信する。
制御部120は、制御目標値どおりの電流が送電コイル152a,152b,162a,162b,172a,172bに流れているかを判断し、制御目標値に対する誤差から再度、制御信号を生成し、駆動回路部150a,150b,160a,160b,170a,170bに伝達する。
以降、この手順を繰り返し、制御目標値どおりの電流が送電コイル152a,152b,162a,162b,172a,172bに流れるように制御する。制御目標値どおりの電流が送電コイルに印加されたら、受電回路部220での受電電力の測定に戻り、以上の流れを繰り返す。
尚、本形態でのシステム構成例において、電源110は送電装置30内に1つのみ設けているが、複数設けても良い。例えば、制御部120に電源を供給する電源と、駆動回路部150a,150b,160a,160b,170a,170bにそれぞれ電源を供給する電源とを別に用意しても良いし、複数ある駆動回路部毎に電源を備えてもよい。
以上のように、第4形態では、複数組の送電コイル対を備えて受電電力を測定することから、第1形態と同様に安定して送電効率の良い無線給電システムとすることができると共に、第2形態と同様に省電力化や給電制御の高速化等の効果が得られ、更に、第3形態と同様の適切な送電アンテナの選択と省電力化とを同時に実現することができ、更なる送電効率の向上を図ることができる。
尚、上述した各実施の形態では、本発明に係る無線給電システムを医療用のカプセル内視鏡に適用した例について説明したが、本発明は医療用のカプセル内視鏡に限定されるものではなく、他の医療用或いは工業用機器へ無線給電を行うシステムにも適用できることは言うまでもない。
本発明の実施の第1形態に係り、無線給電システムの構成図 同上、制御の流れを示すフローチャート 同上、送電アンテナ及び受電アンテナの配置を示す説明図 本発明の実施の第2形態に係り、無線給電システムの構成図 同上、制御の流れを示すフローチャート 本発明の実施の第3形態に係り、無線給電システムの構成図 本発明の実施の第4形態に係り、無線給電システムの構成図 従来例に係り、エネルギー供給装置の構成図 同上、一次コイルの配置図
符号の説明
10,30 送電装置
20,20A カプセル内視鏡
120 制御部
150a,150b,160a,160b,170a,170b 駆動回路部
151,161,171 送電コイル対
200 位置・向き検出部
210 受電アンテナ
220,221 受電回路部
240 受電電力測定回路

Claims (7)

  1. 無線方式により送電アンテナから受電アンテナに電力を伝送する無線給電システムにおいて、
    前記受電アンテナの配置状態に係る情報を検出する検出部と、
    前記送電アンテナの複数の送電コイルを個別に駆動する複数の駆動部と、
    少なくとも前記受電アンテナの配置状態に係る情報に基づいて、前記駆動部を介して前記送電コイルに流れる電流を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする無線給電システム。
  2. 前記受電アンテナの配置状態に係る情報として、前記受電アンテナの位置及び向きを検出することを特徴とする請求項1記載の無線給電システム。
  3. 前記受電アンテナを介して電力を受電する受電装置に、受電電力を測定する受電電力測定回路を備え、該受電電力測定回路で測定した受電電力の測定値と前記受電アンテナの配置状態に係る情報とに基づいて、前記送電コイルに流れる電流を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の無線給電システム。
  4. 前記受電電力の測定値に基づいて、前記送電アンテナの電流値が適正か否かを判断することを特徴とする請求項3記載の無線給電システム。
  5. 前記送電アンテナは、ヘルムホルツ型送電アンテナであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の無線給電システム。
  6. 前記受電アンテナの配置状態が前記ヘルムホルツ型送電アンテナを構成する2つの送電コイルの中間位置から設定範囲内であるか否かに応じて、前記2つの送電コイルをペア又は単独で駆動することを特徴とする請求項5記載の無線給電システム。
  7. 前記受電アンテナは、カプセル内視鏡に内蔵される受電アンテナであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の無線給電システム。
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