JP2010124545A - 電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給電対象の装置がどのような方向を向いていたとしても、該装置に対して効率的に電力を供給することが可能な電力供給装置を提供する。
【解決手段】本発明の電力供給装置は、給電対象の装置に対して非接触により電力を供給可能な電力供給装置であって、互いに異なる方向に磁界を発生するように配置された複数の送電アンテナと、複数の送電アンテナを駆動する駆動部と、複数の送電アンテナと駆動部との間の電気的な接続状態を切り替え可能なスイッチング部と、給電対象の装置の位置及び方向に基づいて複数の送電アンテナの中から駆動対象のアンテナを1または複数選択するとともに、駆動対象のアンテナ各々と駆動部とが直列に接続されるようにスイッチング部に対して制御を行う制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力供給装置に関し、特に、給電対象の装置に対して非接触により電力を供給可能な電力供給装置に関するものである。
医療分野において用いられる被検体内導入装置の種類の1つとして、被検者が嚥下することにより体腔内に配置され、蠕動運動に伴って該体腔内を順次移動しつつ被写体の像を撮像し、撮像した該被写体の像を撮像信号として外部に無線伝送可能なカプセル型内視鏡がある。
また、電磁誘導現象を利用することにより、前述したカプセル型内視鏡の各部の駆動に必要な電力を供給するためのものとして、例えば特許文献1のエネルギー供給装置が提案されている。
特許文献1によれば、被検者の周囲の3次元直交座標系の各軸(X軸、Y軸及びZ軸)に平行となる磁界を発生するように配置された複数の一次コイルと、前記複数の一次コイルに対して所定の周期で変化する電圧を供給する電源装置と、を備えるとともに、該複数の一次コイルの夫々が供給しているエネルギーの量を検出するエネルギー供給量検出手段と、該エネルギー供給量検出手段における検出結果に基づき、該複数の一次コイルのうちエネルギーの供給量が最大となる一次コイルを検出する検出手段と、該検出手段により検出された一次コイル以外の一次コイルへの電圧供給を遮断させる選択的電圧供給制御手段と、を有するエネルギー供給装置が開示されている。
特開2004−159456号公報
特許文献1に開示されているエネルギー供給装置の構成によれば、一次コイルから発せられる磁界は、被検者の周囲の3次元直交座標系の各軸に対して平行な向きとなる。
そのため、例えば、カプセル型内視鏡の軸方向が、被検者の周囲の3次元直交座標系のいずれかの軸方向と略一致した場合には、電力の供給効率が相対的に高くなる。
これに対し、例えば、カプセル型内視鏡が、被検者の周囲の3次元直交座標系の各軸方向の中間に相当する方向を向いている場合には、カプセル型内視鏡の各部の動作に必要な電力が供給されるように、検出手段により検出された一次コイルから発せられる磁界の強さを増加させる必要が生じ、その結果、電力の供給効率が相対的に低くなってしまう。
すなわち、特許文献1のエネルギー供給装置によれば、カプセル型内視鏡の向き次第においては電力の供給効率が低下してしまう場合がある、という課題が生じている。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、給電対象の装置がどのような方向を向いていたとしても、該装置に対して効率的に電力を供給することが可能な電力供給装置を提供することを目的としている。
本発明における電力供給装置は、給電対象の装置に対して非接触により電力を供給可能な電力供給装置であって、互いに異なる方向に磁界を発生するように配置された複数の送電アンテナと、前記複数の送電アンテナを駆動する駆動部と、前記複数の送電アンテナと前記駆動部との間の電気的な接続状態を切り替え可能なスイッチング部と、前記給電対象の装置の位置及び方向に基づいて前記複数の送電アンテナの中から駆動対象のアンテナを1または複数選択するとともに、該駆動対象のアンテナ各々と前記駆動部とが直列に接続されるように前記スイッチング部に対して制御を行う制御部と、を有することを特徴とする。
本発明における電力供給装置によると、給電対象の装置がどのような方向を向いていたとしても、該装置に対して効率的に電力を供給することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1から図7は、本発明の実施形態に係るものである。図1は、本発明の実施形態に係る電力供給装置の要部の構成を示す図である。図2は、カプセル内視鏡の長軸方向における概略断面図である。図3は、カプセル内視鏡の短軸方向における概略断面図である。図4は、本発明の実施形態に係る電力供給装置が制御を行う際に用いるテーブルの一例を示す図である。図5は、カプセル内視鏡が3次元直交座標系における3つの軸のうちのいずれか1つの軸に略沿った方向を向いている場合の一例を示す図である。図6は、カプセル内視鏡が3次元直交座標系における3つの軸のうちのいずれか2つの軸の中間に相当する方向を向いている場合の一例を示す図である。図7は、カプセル内視鏡が3次元直交座標系における3つの軸全ての中間に相当する方向を向いている場合の一例を示す図である。
電力供給装置1は、給電対象の装置に対して非接触により電力を供給可能な構成を有している。
具体的には、電力供給装置1は、図1に示すように、給電対象の装置の位置を原点とした3次元直交座標系におけるX軸に沿って配置された送電アンテナ44と、該3次元直交座標系におけるY軸に沿って配置された送電アンテナ54と、該3次元直交座標系におけるZ軸に沿って配置された送電アンテナ64と、所定の高周波電圧を印加することにより送電アンテナ44、54及び64を駆動する駆動部41と、後述する各スイッチにおけるオンオフの切り替えを行う制御部51と、駆動部41及び制御部51に対して電力を供給する電源部40と、を有している。
また、電力供給装置1は、図1に示すように、送電アンテナ44の第1の端部と駆動部41の端子Aとの電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70aと、送電アンテナ44の第2の端部と駆動部41の端子Bとの電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70bと、送電アンテナ54の第1の端部と駆動部41の端子Cとの電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70cと、送電アンテナ54の第2の端部と駆動部41の端子Dとの電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70dと、送電アンテナ64の第1の端部と駆動部41の端子Eとの電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70eと、送電アンテナ64の第2の端部と駆動部41の端子Fとの電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70fと、を有している。
さらに、電力供給装置1は、図1に示すように、送電アンテナ44の第2の端部と送電アンテナ54の第1の端部との電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70gと、送電アンテナ44の第2の端部と送電アンテナ54の第2の端部との電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70hと、送電アンテナ54の第2の端部と送電アンテナ64の第1の端部との電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70iと、送電アンテナ54の第2の端部と送電アンテナ64の第2の端部との電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70jと、送電アンテナ44の第2の端部と送電アンテナ64の第1の端部との電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70kと、送電アンテナ44の第2の端部と送電アンテナ64の第2の端部との電気的な接続状態をオンまたはオフに切り替えるスイッチ70mと、を有している。
すなわち、本実施形態のスイッチング部は、スイッチ70a〜70mの各スイッチにより構成されている。また、制御部51は、スイッチ70a〜70mの各スイッチにおけるオンオフを切り替えるための制御を行う。
送電アンテナ44は、自身の第1の端部側に接続される共振用のコンデンサ42と、自身の第2の端部側に接続される送電コイル43とが直列に接続された構成を有している。また、送電コイル43は、3次元直交座標系におけるX軸の正領域(以降、X+領域と称する)側に配置されるコイル43aと、3次元直交座標系におけるX軸の負領域(以降、X−領域と称する)側に配置されるコイル43bと、を有して構成されている。
なお、送電アンテナ44における、コンデンサ42の静電容量値及び送電コイル43のインダクタンス値は、所定の共振周波数に適合するようにそれぞれ設定されている。
送電アンテナ54は、自身の第1の端部側に接続される共振用のコンデンサ52と、自身の第2の端部側に接続される送電コイル53とが直列に接続された構成を有している。また、送電コイル53は、3次元直交座標系におけるY軸の正領域(以降、Y+領域と称する)側に配置されるコイル53aと、3次元直交座標系におけるY軸の負領域(以降、Y−領域と称する)側に配置されるコイル53bと、を有して構成されている。
なお、送電アンテナ54における、コンデンサ52の静電容量値及び送電コイル53のインダクタンス値は、所定の共振周波数に適合するようにそれぞれ設定されている。
送電アンテナ64は、自身の第1の端部側に接続される共振用のコンデンサ62と、自身の第2の端部側に接続される送電コイル63とが直列に接続された構成を有している。また、送電コイル63は、3次元直交座標系におけるZ軸の正領域(以降、Z+領域と称する)側に配置されるコイル63aと、3次元直交座標系におけるZ軸の負領域(以降、Z−領域と称する)側に配置されるコイル63bと、を有して構成されている。
なお、送電アンテナ64における、コンデンサ62の静電容量値及び送電コイル63のインダクタンス値は、所定の共振周波数に適合するようにそれぞれ設定されている。
また、以上に述べたように、送電アンテナ44、54及び64は、3組のヘルムホルツコイルとして構成されているとともに、互いに異なる(互いに直交する)方向に磁界を発生するように配置されている。
一方、電力供給装置1による給電対象の装置の一例としての、カプセル内視鏡2の内部には、例えば図2及び図3に示すように、電力供給装置1により発せられた磁界に応じた電圧を両端に生じるソレノイド状の受電コイル4がカプセル型の筐体3の短軸方向の内周面に沿って配置されている。そして、このような場合においては、図2に示すように、カプセル内視鏡2の長軸方向と磁束の向きとが一致した場合に、電力供給装置1による電力の供給効率が最大となる。
なお、図2及び図3には図示していないが、カプセル内視鏡2には、受電コイル4の他に、生体内の被写体像等の各種の生体情報を取得する生体情報取得部、該生体情報を無線により外部へ出力する無線通信部、及び、外部からの励磁に応じた磁界を発生する共振回路が少なくとも内蔵されているものとする。
また、本実施形態においては、カプセル内視鏡の位置及び向きを検出する技術として、例えば、日本国特開2005−304638号公報に開示されている技術を適用するものとする。この技術によれば、カプセル内視鏡に設けられた共振回路から磁界を発生させるための励磁コイルアレイと、該磁界を検出する検出コイルと、を用いて該カプセル内視鏡の位置及び向きの検出を行っている。そして、本実施形態の電力供給装置1の制御部51は、このようにして得られたカプセル内視鏡2の位置及び向きを一定時間毎にモニタリングしつつ、モニタリング結果に応じて電力の供給に係る制御(詳しくは後述)を行うものとする。
さらに、本実施形態においては、カプセル内視鏡2の向いている方向が、筐体3の長軸方向に相当するものであるとして以降の説明を行う。
ここで、本実施形態の電力供給装置1の作用について説明を行う。
まず、カプセル内視鏡2が3次元直交座標系における3つの軸のうちのいずれか1つの軸に略沿った方向を向いている場合について述べる。
制御部51は、前述の技術により得られたカプセル内視鏡2の位置及び向きの検出結果に基づき、例えば図5に示すように、カプセル内視鏡2が3次元直交座標系におけるX軸に略沿った方向を向いていることを演算により求める。
制御部51は、図4に示す各パターンの情報を予めテーブルとして保持している。そして、制御部51は、カプセル内視鏡2の位置及び向きに対して最適な一のパターンを前記各パターンの中から選択することにより、スイッチ70a〜70mの各スイッチにおけるオンオフの切り替えを行う。
従って、制御部51は、カプセル内視鏡2が図5に示すような方向を向いていることを検出した場合、図4に示す各パターンのうち、「パターン1」の情報を選択する。そして、制御部51は、選択した「パターン1」の情報に基づき、スイッチ70a及び70bをオンするとともに、スイッチ70c〜70f、70k及び70mをオフするための制御を行う。なお、この場合、制御部51は、スイッチ70i及び70jをオンするものであっても良く、または、オフするものであっても良い(図4の「NC(No Care)」に相当)。
換言すると、制御部51は、カプセル内視鏡2が図5に示すような方向を向いていることを検出した場合、送電アンテナ44を駆動対象のアンテナとして選択した後、送電アンテナ44と駆動部41とが直列に接続されるように、スイッチ70a〜70mの各スイッチに対して制御を行う。
そして、制御部51の制御に応じ、駆動部41における端子Aと端子Bとの間に高周波電圧が印加される。駆動部41における端子Aと端子Bとの間に高周波電圧が印加されると、端子Aと、スイッチ70aと、コンデンサ42と、コイル43aと、コイル43bと、スイッチ70bと、端子Bとを直列に接続した経路上に、該高周波電圧に応じた電流が流れる。これにより、X+領域とX−領域との間に磁界が発生する。
具体的には、端子A→スイッチ70a→コンデンサ42→コイル43a→コイル43b→スイッチ70b→端子Bの順序に電流が流れた場合、図5に示すように、X軸の正方向に沿った磁束φX+が発生する。なお、この順序の逆順に電流が流れた場合、X軸の負方向に沿った磁束が発生する。
また、制御部51は、カプセル内視鏡2が3次元直交座標系におけるY軸に略沿った方向を向いている(図示せず)ことを検出した場合、図4に示す各パターンのうち、「パターン2」の情報を選択する。そして、制御部51は、選択した「パターン2」の情報に基づき、スイッチ70c及び70dをオンするとともに、スイッチ70a、70b及び70e〜70jをオフするための制御を行う。なお、この場合、制御部51は、スイッチ70k及び70mをオンするものであっても良く、または、オフするものであっても良い(図4の「NC(No Care)」に相当)。
そして、制御部51の制御に応じ、駆動部41における端子Cと端子Dとの間に高周波電圧が印加される。駆動部41における端子Cと端子Dとの間に高周波電圧が印加されると、端子Cと、スイッチ70cと、コンデンサ52と、コイル53aと、コイル53bと、スイッチ70dと、端子Dとを直列に接続した経路上に、該高周波電圧に応じた電流が流れる。これにより、Y+領域とY−領域との間に磁界が発生する。
具体的には、端子C→スイッチ70c→コンデンサ52→コイル53a→コイル53b→スイッチ70d→端子Dの順序に電流が流れた場合、Y軸の正方向に沿った磁束φY+が発生する。なお、この順序の逆順に電流が流れた場合、Y軸の負方向に沿った磁束が発生する。
一方、制御部51は、カプセル内視鏡2が3次元直交座標系におけるZ軸に略沿った方向を向いている(図示せず)ことを検出した場合、図4に示す各パターンのうち、「パターン3」の情報を選択する。そして、制御部51は、選択した「パターン3」の情報に基づき、スイッチ70e及び70fをオンするとともに、スイッチ70a〜70d及び70i〜70mをオフするための制御を行う。なお、この場合、制御部51は、スイッチ70g及び70hをオンするものであっても良く、または、オフするものであっても良い(図4の「NC(No Care)」に相当)。
そして、制御部51の制御に応じ、駆動部41における端子Eと端子Fとの間に高周波電圧が印加される。駆動部41における端子Eと端子Fとの間に高周波電圧が印加されると、端子Eと、スイッチ70eと、コンデンサ62と、コイル63aと、コイル63bと、スイッチ70fと、端子Fとを直列に接続した経路上に、該高周波電圧に応じた電流が流れる。これにより、Z+領域とZ−領域との間に磁界が発生する。
具体的には、端子E→スイッチ70e→コンデンサ62→コイル63a→コイル63bと、スイッチ70f→端子Fの順序に電流が流れた場合、Z軸の正方向に沿った磁束φZ+が発生する。なお、この順序の逆順に電流が流れた場合、Z軸の負方向に沿った磁束が発生する。
なお、図4に示す各パターンのうち、「パターン1」が選択された場合に、カプセル内視鏡2の動作に必要な強さの磁束φを発生させるために電力供給装置1において消費される電力PX1は、下記数式(1)により示されるものとなる。

Figure 2010124545

なお、上記数式(1)において、IX1は磁束φを発生させるために必要な電流を表し、VX1は電流IX1を流すために印加される電圧を表し、ZX1は送電アンテナ44のインピーダンスを表すものとする。また、上記数式(1)は、図4の「パターン2」が選択された場合、及び、図4の「パターン3」が選択された場合のいずれにも略同様に適用可能である。
次に、カプセル内視鏡2が3次元直交座標系における3つの軸のうちのいずれか2つの軸の中間に相当する方向を向いている場合について述べる。
制御部51は、前述の技術により得られたカプセル内視鏡2の位置及び向きの検出結果に基づき、カプセル内視鏡2が3次元直交座標系におけるX軸とY軸の中間に相当する方向を向いていることを演算により求める。具体的には、制御部51は、カプセル内視鏡2の位置及び向きの検出結果に基づき、例えば図6に示すように、3次元直交座標系におけるXY平面に水平な平面上の第1象限及び第3象限にカプセル内視鏡2の(筐体3の長軸方向の)端部が夫々存在し、カプセル内視鏡2とX軸とが角度θをなし、カプセル内視鏡2とY軸とが角度θをなしていることを演算により求める。なお、以降においては、θ=θ=45°の場合を例に挙げつつ説明を進める。
制御部51は、カプセル内視鏡2が図6に示すような方向を向いていることを検出した場合、図4に示す各パターンのうち、「パターン4」の情報を選択する。
そして、制御部51は、選択した「パターン4」の情報に基づき、スイッチ70a、70d及び70gをオンするとともに、スイッチ70b、70c、70e、70f及び70h〜70mをオフするための制御を行う。
換言すると、制御部51は、カプセル内視鏡2が図6に示すような方向を向いていることを検出した場合、送電アンテナ44及び54を駆動対象のアンテナとして選択した後、送電アンテナ44及び54と駆動部41とが直列に接続されるように、スイッチ70a〜70mの各スイッチに対して制御を行う。
そして、制御部51の制御に応じ、駆動部41における端子Aと端子Dとの間に高周波電圧が印加される。駆動部41における端子Aと端子Dとの間に高周波電圧が印加されると、端子Aと、スイッチ70aと、コンデンサ42と、コイル43aと、コイル43bと、スイッチ70gと、コンデンサ52と、コイル53aと、コイル53bと、スイッチ70dと、端子Dとを直列に接続した経路上に、該高周波電圧に応じた電流が流れる。これにより、X+領域及びY+領域の中間に相当する領域と、X−領域及びY−領域の中間に相当する領域と、の間に磁界が発生する。
具体的には、端子A→スイッチ70a→コンデンサ42→コイル43a→コイル43b→スイッチ70g→コンデンサ52→コイル53a→コイル53b→スイッチ70d→端子Dの順序に電流が流れた場合、図6に示すように、X軸の正方向に沿った磁束φX+とY軸の正方向に沿った磁束φY+とによる合成磁束φc1が発生する。なお、この順序の逆順に電流が流れた場合、前記合成磁束φc1に対して逆方向の合成磁束が発生する。
すなわち、制御部51が「パターン4」を選択した場合には、コイル43a、コイル43b、コイル53a及びコイル53bの各コイルが直列に接続されるため、該各コイルには同じ大きさの電流が流れる。そして、このような場合において、電力供給装置1において消費される電力PXYは、下記数式(2)により示されるものとなる。

Figure 2010124545

なお、上記数式(2)において、IXYは合成磁束φc1を発生させるために必要な電流を表し、ZXYは送電アンテナ44及び54の合成インピーダンスを表すものとする。
ここで、合成磁束φc1の大きさが前述の磁束φの大きさと等しく、かつ、θ=θ=45°であるとすると、制御部51により「パターン4」が選択された場合、磁束φX+の強さと磁束φY+の強さとが、下記数式(3)に示すように等しくなる。

Figure 2010124545

そのため、直列に接続されたコイル43a、コイル43b、コイル53a及びコイル53bの各コイルに流れる電流IXYの大きさは、下記数式(4)に示すものとなる。

Figure 2010124545

これに加え、送電アンテナ54のインピーダンスが送電アンテナ44のインピーダンスZX1と等しいと仮定した場合、上記数式(2)は、結果的に下記数式(5)のように変形される。

Figure 2010124545

一方、本実施形態における電力供給装置1の制御部51は、3次元直交座標系におけるXY平面に水平な平面上の第2象限及び第4象限にカプセル内視鏡2の(筐体3の長軸方向の)端部が存在するような場合においては、図4に示す各パターンのうち、「パターン5」の情報を選択する。この場合、駆動部41の端子Aと端子Cとの間に高周波電圧が印加され、端子Aと、スイッチ70aと、コンデンサ42と、コイル43aと、コイル43bと、スイッチ70hと、コイル53bと、コイル53aと、コンデンサ52と、スイッチ70cと、端子Cとを直列に接続した経路上に該高周波電圧に応じた電流が流れた後、該電流に応じた磁界が発生する。
また、本実施形態における電力供給装置1の制御部51は、3次元直交座標系におけるXZ平面に水平な平面上の第1象限及び第3象限にカプセル内視鏡2の(筐体3の長軸方向の)端部が存在するような場合においては、図4に示す各パターンのうち、「パターン6」の情報を選択する。この場合、駆動部41の端子Aと端子Fとの間に高周波電圧が印加され、端子Aと、スイッチ70aと、コンデンサ42と、コイル43aと、コイル43bと、スイッチ70kと、コンデンサ62と、コイル63aと、コイル63bと、スイッチ70fと、端子Fとを直列に接続した経路上に該高周波電圧に応じた電流が流れた後、該電流に応じた磁界が発生する。
また、本実施形態における電力供給装置1の制御部51は、3次元直交座標系におけるXZ平面に水平な平面上の第2象限及び第4象限にカプセル内視鏡2の(筐体3の長軸方向の)端部が存在するような場合においては、図4に示す各パターンのうち、「パターン7」の情報を選択する。この場合、駆動部41の端子Aと端子Eとの間に高周波電圧が印加され、端子Aと、スイッチ70aと、コンデンサ42と、コイル43aと、コイル43bと、スイッチ70mと、コイル63bと、コイル63aと、コンデンサ62と、スイッチ70eと、端子Eとを直列に接続した経路上に該高周波電圧に応じた電流が流れた後、該電流に応じた磁界が発生する。
また、本実施形態における電力供給装置1の制御部51は、3次元直交座標系におけるYZ平面に水平な平面上の第1象限及び第3象限にカプセル内視鏡2の(筐体3の長軸方向の)端部が存在するような場合においては、図4に示す各パターンのうち、「パターン8」の情報を選択する。この場合、駆動部41の端子Cと端子Fとの間に高周波電圧が印加され、端子Cと、スイッチ70cと、コンデンサ52と、コイル53aと、コイル53bと、スイッチ70iと、コンデンサ62と、コイル63aと、コイル63bと、スイッチ70fと、端子Fとを直列に接続した経路上に該高周波電圧に応じた電流が流れた後、該電流に応じた磁界が発生する。
また、本実施形態における電力供給装置1の制御部51は、3次元直交座標系におけるYZ平面に水平な平面上の第2象限及び第4象限にカプセル内視鏡2の(筐体3の長軸方向の)端部が存在するような場合においては、図4に示す各パターンのうち、「パターン9」の情報を選択する。この場合、駆動部41の端子Cと端子Eとの間に高周波電圧が印加され、端子Cと、スイッチ70cと、コンデンサ52と、コイル53aと、コイル53bと、スイッチ70jと、コイル63bと、コイル63aと、コンデンサ62と、スイッチ70eと、端子Eとを直列に接続した経路上に該高周波電圧に応じた電流が流れた後、該電流に応じた磁界が発生する。
すなわち、本実施形態における電力供給装置1は、「パターン5」、「パターン6」、「パターン7」、「パターン8」及び「パターン9」のうちのいずれか1つが選択された場合においても、前述の「パターン4」が選択された場合の動作と略同様の動作を行う。そのため、本実施形態における電力供給装置1によれば、前述の「パターン4」の場合と同じ条件を設定した場合、「パターン5」、「パターン6」、「パターン7」、「パターン8」及び「パターン9」のいずれにおいても、上記数式(2)〜(5)を略同様に適用することができる。
以上に述べたように、本実施形態の電力供給装置1によれば、カプセル内視鏡2が、3次元直交座標系における3つの軸のうちのいずれか2つの軸の中間に相当する方向を向いている場合に、該2つの軸に沿って夫々配置された送電アンテナを直列に接続して電流を流す。そのため、本実施形態の電力供給装置1によれば、消費電力を抑制しつつ、カプセル内視鏡2の軸方向と磁束の発生方向とを極力一致させることができ、結果的に、カプセル内視鏡2に対して効率的に電力を供給することができる。
続いて、カプセル内視鏡2が3次元直交座標系における3つの軸全ての中間に相当する方向を向いている場合について述べる。
制御部51は、前述の技術により得られたカプセル内視鏡2の位置及び向きの検出結果に基づき、カプセル内視鏡2が3次元直交座標系におけるX軸、Y軸及びZ軸の中間に相当する方向を向いていることを演算により求める。具体的には、制御部51は、カプセル内視鏡2の位置及び向きの検出結果に基づき、例えば図7に示すように、3次元直交座標系におけるX軸、Y軸及びZ軸のいずれに対しても角度θをなしていることを検出する。なお、以降においては、θ=54.7°の場合を例に挙げつつ説明を進める。
制御部51は、カプセル内視鏡2が図7に示すような方向を向いていることを検出した場合、図4に示す各パターンのうち、「パターン10」の情報を選択する。
そして、制御部51は、選択した「パターン10」の情報に基づき、スイッチ70a、70f、70g及び70iをオンするとともに、スイッチ70b〜70e、70h及び70j〜70mをオフするための制御を行う。
換言すると、制御部51は、カプセル内視鏡2が図7に示すような方向を向いていることを検出した場合、送電アンテナ44、54及び64を駆動対象のアンテナとして選択した後、送電アンテナ44、54及び64と駆動部41とが直列に接続されるように、スイッチ70a〜70mの各スイッチに対して制御を行う。
そして、制御部51の制御に応じ、駆動部41における端子Aと端子Fとの間に高周波電圧が印加される。駆動部41における端子Aと端子Fとの間に高周波電圧が印加されると、端子Aと、スイッチ70aと、コンデンサ42と、コイル43aと、コイル43bと、スイッチ70gと、コンデンサ52と、コイル53aと、コイル53bと、スイッチ70iと、コンデンサ62と、コイル63aと、コイル63bと、スイッチ70fと、端子Fとを直列に接続した経路上に、該高周波電圧に応じた電流が流れる。これにより、X+領域、Y+領域及びZ+領域の中間に相当する領域と、X−領域、Y−領域及びZ−領域の中間に相当する領域と、の間に磁界が発生する。
具体的には、端子A→スイッチ70a→コンデンサ42→コイル43a→コイル43b→スイッチ70g→コンデンサ52→コイル53a→コイル53b→スイッチ70i→コンデンサ62→コイル63a→コイル63b→スイッチ70f→端子Fの順序に電流が流れた場合、図7に示すように、X軸の正方向に沿った磁束φX+と、Y軸の正方向に沿った磁束φY+と、Z軸の正方向に沿った磁束φZ+と、による合成磁束φc2が発生する。なお、この順序の逆順に電流が流れた場合、前記合成磁束φc2に対して逆方向の合成磁束が発生する。すなわち、制御部51が「パターン10」を選択した場合には、コイル43a、コイル43b、コイル53a、コイル53b、コイル63a及びコイル63bの各コイルが直列に接続されるため、該各コイルには同じ大きさの電流が流れる。そして、このような場合において、電力供給装置1において消費される電力PXYZは、下記数式(6)により示されるものとなる。

Figure 2010124545

なお、上記数式(6)において、IXYZは合成磁束φc2を発生させるために必要な電流を表し、ZXYZは送電アンテナ44、54及び64の合成インピーダンスを表すものとする。
ここで、合成磁束φc2の大きさが前述の磁束φの大きさと等しく、かつ、θ=54.7°であるとすると、制御部51により「パターン10」が選択された場合、磁束φX+の強さと、磁束φY+の強さと、磁束φZ+の強さとが、下記数式(7)に示すように等しくなる。

Figure 2010124545

そのため、直列に接続されたコイル43a、コイル43b、コイル53a、コイル53b、コイル63a及びコイル63bの各コイルに流れる電流IXYZの大きさは、下記数式(8)に示すものとなる。

Figure 2010124545

これに加え、送電アンテナ54及び送電アンテナ64のインピーダンスが送電アンテナ44のインピーダンスZX1と等しいと仮定した場合、上記数式(6)は、結果的に下記数式(9)のように変形される。

Figure 2010124545

一方、本実施形態における電力供給装置1の制御部51は、カプセル内視鏡2が3次元直交座標系におけるX軸、Y軸及びZ軸の中間に相当する方向を向いている場合、前述の「パターン10」の他に、図4に示す「パターン11」、「パターン12」及び「パターン13」の中から、カプセル内視鏡2の向きに応じた最適な一のパターンを選択する。
そして、制御部51により「パターン11」が選択された場合、端子Aと、スイッチ70aと、コンデンサ42と、コイル43aと、コイル43bと、スイッチ70gと、コンデンサ52と、コイル53aと、コイル53bと、スイッチ70jと、コイル63bと、コイル63aと、コンデンサ62と、スイッチ70eと、端子Eとを直列に接続した経路上に該高周波電圧に応じた電流が流れた後、該電流に応じた磁界が発生する。
また、制御部51により「パターン12」が選択された場合、端子Aと、スイッチ70aと、コンデンサ42と、コイル43aと、コイル43bと、スイッチ70kと、コンデンサ62と、コイル63aと、コイル63bと、スイッチ70jと、コイル53bと、コイル53aと、コンデンサ52と、スイッチ70cと、端子Cとを直列に接続した経路上に該高周波電圧に応じた電流が流れた後、該電流に応じた磁界が発生する。
また、制御部51により「パターン13」が選択された場合、端子Aと、スイッチ70aと、コンデンサ42と、コイル43aと、コイル43bと、スイッチ70mと、コイル63bと、コイル63aと、コンデンサ62と、スイッチ70iと、コイル53bと、コイル53aと、コンデンサ52と、スイッチ70cと、端子Cとを直列に接続した経路上に該高周波電圧に応じた電流が流れた後、該電流に応じた磁界が発生する。
すなわち、本実施形態における電力供給装置1は、「パターン11」、「パターン12」及び「パターン13」のうちのいずれか1つが選択された場合においても、前述の「パターン10」が選択された場合の動作と略同様の動作を行う。そのため、本実施形態における電力供給装置1によれば、前述の「パターン10」の場合と同じ条件を設定した場合、「「パターン11」、「パターン12」及び「パターン13」のいずれにおいても、上記数式(6)〜(9)を略同様に適用することができる。
以上に述べたように、本実施形態の電力供給装置1によれば、カプセル内視鏡2が、3次元直交座標系における3つの軸全ての中間に相当する方向を向いている場合に、該3つの軸に沿って夫々配置された送電アンテナを直列に接続して電流を流す。そのため、本実施形態の電力供給装置1によれば、消費電力を抑制しつつ、カプセル内視鏡2の軸方向と磁束の発生方向とを極力一致させることができ、結果的に、カプセル内視鏡2に対して効率的に電力を供給することができる。
すなわち、本実施形態の電力供給装置1によれば、給電対象の装置がどのような方向を向いていたとしても、該装置に対して効率的に電力を供給することができる。
なお、本実施形態は、3次元直交座標系の原点に相当する位置にカプセル内視鏡2が配置された場合に限らず、該3次元直交座標系内の他の位置にカプセル内視鏡2が配置された場合に対して略同様に適用することができる。
また、本実施形態の電力供給装置1は、前述した構成のカプセル内視鏡2に対して用いられるものに限らず、磁界に応じた電力を発生可能な種々の装置に対して略同様に適用することができる。
また、本実施形態の電力供給装置1は、3次元直交座標系におけるX軸、Y軸及びZ軸の3つの軸に沿って送電アンテナを夫々配置したものに限らず、該3つの軸以外の他の軸に沿って送電アンテナを夫々配置したものであっても良く、該3次元直交座標系以外の他の座標系における各軸に沿って送電アンテナを夫々配置したものであっても良い。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更や応用が可能であることは勿論である。
本発明の実施形態に係る電力供給装置の要部の構成を示す図。 カプセル内視鏡の長軸方向における概略断面図。 カプセル内視鏡の短軸方向における概略断面図。 本発明の実施形態に係る電力供給装置が制御を行う際に用いるテーブルの一例を示す図。 カプセル内視鏡が3次元直交座標系における3つの軸のうちのいずれか1つの軸に略沿った方向を向いている場合の一例を示す図。 カプセル内視鏡が3次元直交座標系における3つの軸のうちのいずれか2つの軸の中間に相当する方向を向いている場合の一例を示す図。 カプセル内視鏡が3次元直交座標系における3つの軸全ての中間に相当する方向を向いている場合の一例を示す図。
符号の説明
1・・・電力供給装置
2・・・カプセル内視鏡
4・・・受電コイル
40・・・電源部
41・・・駆動部
44,54,64・・・送電アンテナ
51・・・制御部

Claims (3)

  1. 給電対象の装置に対して非接触により電力を供給可能な電力供給装置であって、
    互いに異なる方向に磁界を発生するように配置された複数の送電アンテナと、
    前記複数の送電アンテナを駆動する駆動部と、
    前記複数の送電アンテナと前記駆動部との間の電気的な接続状態を切り替え可能なスイッチング部と、
    前記給電対象の装置の位置及び方向に基づいて前記複数の送電アンテナの中から駆動対象のアンテナを1または複数選択するとともに、該駆動対象のアンテナ各々と前記駆動部とが直列に接続されるように前記スイッチング部に対して制御を行う制御部と、
    を有することを特徴とする電力供給装置。
  2. 前記複数の送電アンテナは、前記給電対象の装置の位置を原点とした3次元直交座標系における各軸に沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記複数の送電アンテナは、前記3次元直交座標系におけるX軸に沿って配置された第1の送電アンテナと、前記3次元直交座標系におけるY軸に沿って配置された第2の送電アンテナと、該3次元直交座標系におけるZ軸に沿って配置された第3の送電アンテナと、からなることを特徴とする請求項2に記載の電力供給装置。
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