JP2008283052A - 液浸露光装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

液浸露光装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の所望位置からずれた位置にパターンが投影されることを防止できる液浸露光装置を提供すること。
【解決手段】液浸露光装置は、照明光学系2と、レジスト膜を含む基板3が設置される載置手段4と、投影レンズ5を含む投影光学系6と、基板3上に液体7を供給するための液浸ノズル8を含む液体供給手段9と、基板3上に設けられた複数のアライメントマークの位置を計測するための計測手段12と、計測手段12にて取得された計測値と、複数のアライメントマークの計測中に生じる計測環境の変化に起因する計測誤差を補正するための補正値とに基づいて、基板3を液浸露光する時に、フォトマスク1のパターンの像が基板3の所定の位置に投影されるように、基板が載置された載置手段4の位置を制御する制御手段11とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置の製造に使用される液浸露光装置および半導体装置の製造方法に関する。
投影レンズと基板との間を液体で満たしながら、基板上にパターンを投影するという液浸露光装置が開発されている。液浸露光装置は液浸ノズルを備えており、この液浸ノズルにより基板上に液体が供給される。
液浸露光装置のアライメント計測は、露光前に実施される。これは、投影レンズの先端と基板との間が空気で満たされている従来の露光装置のそれと同じである。ただし、液浸露光装置のアライメント計測は、液浸ノズルが液体に保持された状態で行われる。
上記アライメント計測の結果に基づいて、アライメント補正値が算出される。このアライメント補正値に基づいて、基板とフォトマスクとの間の位置関係が補正される。このようなアライメント補正が行われた後、基板の露光が行われる。
しかしながら、従来の液浸露光装置は、アライメント補正を行っても、基板の所望位置にパターンが投影されないことがあるという問題がある。
特開2007−48857号公報
本発明の目的は、基板の所望位置からずれた位置にパターンが投影されることを防止できる液浸露光装置および半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明に係る液浸露光装置は、フォトマスク上に形成されたパターンを照明するための光源を含む照明光学系と、被加工基板と該被加工基板上に形成されたレジスト膜とを含む基板が設置される載置手段と、前記レジスト膜上に前記フォトマスクのパターンの像を投影するための投影レンズを含む投影光学系と、前記投影光学系により、前記フォトマスクのパターンの像を前記レジスト膜上に投影する時に、前記基板と前記投影レンズとの間が液体で満たされるように、前記基板の一部の領域上に液体を供給するための液浸ノズルを含む液体供給手段と、前記フォトマスクと前記基板との位置合わせのために、前記基板上に設けられた複数のアライメントマークMi(i=1,2,…)の位置を計測するための計測手段と、前記計測手段にて取得された計測値と、前記アライメントマークMiの計測中に生じる計測環境の変化に起因する計測誤差を補正するための補正値とに基づいて、前記基板を液浸露光する時に、前記フォトマスクのパターンの像が前記基板の所定の位置に投影されるように、前記基板が載置された前記載置手段の位置を制御する制御手段とを具備してなることを特徴とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、被加工基板と該被加工基板上に形成されたレジスト膜とを含む基板と、フォトマスクとの位置合わせを行う工程と、液浸ノズルにより前記基板上に液体を供給し、該液を介して前記レジスト膜の一部の領域を選択的に液浸露光する工程と、前記基板と投影レンズとの間が液体で満たされるように、液浸ノズルにより前記基板の一部の領域上に液体を供給し、前記液を介して前記レジスト膜を液浸露光する工程と、前記レジスト膜を現像することにより、前記レジスト膜からなるレジストパターンを形成する工程とを含み、前記基板と前記フォトマスクとの位置合わせを行う工程は、前記基板上に設けられた複数のアライメントマークMi(i=1,2,…)の位置を計測する工程と、前記複数のアライメントマークMiの位置を計測する工程にて取得された計測値と、前記アライメントマークMiの計測中に生じる計測環境の変化に起因する計測誤差を補正するための補正値とに基づいて、前記基板を液浸露光する時に、前記フォトマスクのパターンの像が前記基板の所定の位置に投影されるように、前記基板が載置された載置手段の位置を制御する工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、基板の所望位置からずれた位置にパターンが投影されることを防止できる液浸露光装置および半導体装置の製造方法を実現できるようになる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の液浸露光装置を模式的に示す図である。
本実施形態の液浸露光装置は、フォトマスク1を照明するための光源(露光光源)を含む照明光学系2と、基板3が設置されるX−Yステージ4(載置手段)と、基板3に上記光源で照明されたフォトマスク1のパターンの像を投影するための投影レンズ5を含む投影光学系6と、フォトマスク1のパターンの像を基板3上に投影する時に、基板3と投影レンズ5の先端部との間が液体(液浸用液体)7で満たされるように、基板3の一部の領域上に液体7を供給するための液浸ノズル8と、液浸ノズル8に液体7を供給するための液体供給装置(液体供給手段)9と、基板3上の液体7を排水するための液体排水装置(液体排水手段)10と、X−Yステージ4の位置を制御するためのステージ制御装置(制御手段)11と、アライメント計測を行うためのアライメントセンサ(計測手段)12とを備えている。
上記光源は、例えば、KrF光源や、ArF光源等の紫外光光源である。液体7は、代表的には、純水である。液体供給装置9と液体排水装置10とにより、基板3と投影レンズ5の先端部との間はクリーンな液体7で満たされる。
基板3の最上層は通常はレジスト膜である。レジスト膜の下には、加工される基体がある。この基板は、Siウェハ等の半導体基板、半導体基板上に形成された絶縁膜、半導体基板上に形成された半導体膜、または、半導体基板上に形成された導電膜である。アライメントセンサ12は光(アライメント光)13を用いた周知のセンサである。
基板3に対してのパターン露光は、上記光源から発生した露光光がフォトマスク1を照射し、フォトマスク1を通過した露光光が、投影レンズ5および液体7を介して、X−Yステージ4上に搭載された基板3上を照射することで行われる。
上記パターン露光の際には、X−Yステージ4上に設置された基板3が所定方向に沿って移動されながら、液体供給装置9および液体排水装置10により、液体7の供給および排水が行われる。このように液浸露光が逐次行われ、露光領域の全体が露光されることになる。
上記パターン露光に先立って、アライメント補正が行われる。従来の液浸露光装置の場合、上述したように、アライメント補正を行っても、基板の所望位置にパターンが投影されないことがあるという問題がある。
本願発明者の鋭意研究の結果、上記問題はアライメント計測に原因があることを突き止めた。以下、この点についてさらに説明する。
図2は、基板3と液浸ノズル8を上から見た様子を模式的に示す図である。
基板3上には、アライメントマークM1−M8が設けられている。各アライメントマークM1−M8は、例えば、図2中の拡大図に示されるように、複数のラインパターンがX方向に配列されてなるXマークと、複数のラインパターンがY方向に配列されてなるYマークとで構成されている。
アライメントセンサ12は、液浸ノズル8の外側に配置されるように、アライメントセンサ12に接続されている。アライメントセンサ12の移動は、液浸ノズル8を移動させることによって行われる。液浸ノズル8は、露光時のみならずアライメント計測時にも、液体に保持されている。
図2に示されるように、基板3と液浸ノズル8との重なりの程度は大きくなる。
アライメントセンサ12は、アライメントマークM1−M8の位置を計測する。この計測は、例えば、アライメントマークM1,M2,M3,M4,M5,M6,M7,M8の順で行われる。
ここで、液浸ノズル8の面積が大きいために、図2に示されるように、アライメントマークM1の位置を計測する時、液浸ノズル8は、アライメントマークM2,M8上を通過する。
この時、液浸ノズル8の移動(スキャン速度)は速いので、まだ計測されていないアライメントマークM2,M8上の液体の一部が気化する。このような気化は、基板3とアライメントセンサ12との間の空気のゆらぎや、基板3の温度変化を招く。
上記空気のゆらぎは、アライメントセンサ12から発せられた光(アライメント光)13の光路や、基板3で反射した光の光路を変化させる(計測環境の変化)。このような光路変化はアライメントマークM1の計測結果に誤差を与える。
上記温度変化は、基板3の体積を変化させる(計測環境の変化)。このような体積変化は、アライメントマークM1の計測結果に誤差を与える。このような温度変化による体積変化は、基板3の表面が液体7で覆われている時間でも変わる。
このようにアライメントマークの配置によっては、あるアライメントマークを計測する際に、それよりも後に計測されるアライメントマーク上を液浸ノズルが通過することによって、計測環境が変化することがある。このような計測環境の変化は、アライメント計測の計測結果に誤差を与える。
上記誤差は、アライメント計測の計測値に基づいて算出されるアライメント補正値に反映される。すなわち、誤ったアライメント補正値が算出される。
そして、本発明者は、上記の如き誤差を含む計測結果に基づいてアライメント補正が行った場合、基板の所望位置にパターンが投影されないことがあることを確認した。
そこで、本実施形態では、アライメントマークの計測中に生じる計測環境の変化を考慮して、アライメント計測の計測値に補正値を与える。以下、基板3の温度変化に伴う基板3の体積の変化を考慮した方法について、基板3が、ウェハとレジスト膜(最上層)を含む基板である場合を例にあげて説明する。上記レジスト膜の下には被加工膜がある。被加工膜は、例えば、絶縁膜、導電膜または半導体膜である。この場合、ウェハと被加工膜は被加工基板を構成している。
図3は、本実施形態の半導体装置の製造方法(ステップS1−S7)を示すフローチャートである。ステップS1−S4は、実施形態の露光方法を示している。
[S1]
ウェハの場合、上記体積の変化の一つとしては、ウェハ倍率がある。ウェハ倍率はX方向およびY方向のそれぞれにある。ウェハ倍率は、例えば、アライメントマークMi(i=1,2,…,8)の計測の前に、液浸ノズル8がそのアライメントマークMi上を通過する回数(スキャン回数)によって変わる。
そこで、スキャン回数とウェハ倍率誤差との関係(補正値)を実測または計算により予め取得しておく。上記スキャン回数とウェハ倍率誤差との関係(補正値)は、ステージ制御装置11に入力される。ウェハ倍率誤差は、表面が水で浸されていないウェハ倍率を基準としたものである。図4に、スキャン回数とウェハ倍率誤差との関係の一例を示す。これは、X方向のウェハ倍率誤差である。
[S2]
図1に示した液浸露光装置を用いて、従来と同様に、アライメントマークM1−M8の位置が計測される。この計測結果はステージ制御装置11に入力される。
ここでは、アライメントマークM1−M8の順で計測が行われるとする。図5に、液浸ノズル8およびアライメントセンサ12の初期位置を示す。また、図6−図13に、アライメントマークM1−M8の計測時の液浸ノズル8およびアライメントセンサ12の位置を示す。図5−図13は一例であり、液浸ノズル8およびアライメントセンサ12の位置は、これらに限定されるものではない。
[S3]
スキャン回数とウェハ倍率誤差との関係に基づいて、アライメントマークM1−M8の計測値に対する補正値がステージ制御装置11にて求められ、アライメントマークM1−M8の計測値が補正される。これは以下のようにして決められる。
アライメントマークM1を計測する時、液浸ノズル8は、まだ計測されていないアライメントマークM2,M8上を通過する(図6)。
アライメントマークM2を計測する時、液浸ノズル8は、まだ計測されていないアライメントマークM3,M4上を通過する(図7)。
アライメントマークM3を計測する時、液浸ノズル8は、まだ計測されていないアライメントマークM4上を通過する(図8)。
アライメントマークM4を計測する時、液浸ノズル8は、まだ計測されていないアライメントマークM5上を通過する(図9)。
アライメントマークM5を計測する時、液浸ノズル8は、まだ計測されていないアライメントマークM6−M8上を通過しない(図10)。
アライメントマークM6を計測する時、液浸ノズル8は、まだ計測されていないアライメントマークM7,M8上を通過しない(図11)。
アライメントマークM7を計測する時、液浸ノズル8は、まだ計測されていないアライメントマークM8上を通過しない(図12)。
したがって、アライメントマークMi(i=1,2,…,8)の計測の前に、液浸ノズル8がそのアライメントマークMi上を通過する回数(スキャン回数)は、アライメントマークM2,M3に関しては1回、アライメントマークM4に関しては2回、アライメントマークM5に関しては1回、アライメントマークM6,M7に関しては0回、そして、アライメントマークM8に関しては1回となる。
アライメントマークM1−M8の計測値をそれぞれ(Px1,Py1)−(Px8,Py8)、スキャン回数1,2の補正値をそれぞれ(Δx,Δy),(2Δx,2Δy)とすると(一時線形近似)、補正後のアライメントマークM1−M8の計測値(Px1’,Py1’)−(Px8’,Py8’)は以下の通りである。
(Px1’,Py1’)=(Px1,Py1)
(Px2’,Py2’)=(Px2+Δx,Py2+Δy)
(Px3’,Py3’)=(Px3+Δx,Py3+Δy)
(Px4’,Py4’)=(Px4+2Δx,Py4+2Δy)
(Px5’,Py5’)=(Px5,Py5)
(Px6’,Py6’)=(Px6,Py6)
(Px7’,Py7’)=(Px7,Py7)
(Px8’,Py8’)=(Px8+Δx,Py8+Δy)
[S4]
補正後のアライメントマークM1−M8の計測値(アライメント補正値)を用いて、フォトマスク1と基板3との位置合わせ(アライメント)が行われ、基板3が露光される。
かくして本実施形態によれば、アライメントマークの計測中に生じる計測環境の変化を考慮して、アライメント計測の計測値に補正値を与えることにより(上記の例では、あるアライメントマークを計測する際に、それよりも後に計測されるアライメントマーク上を液浸ノズルが通過することによって生じる環境変化を考慮して、アライメント計測の計測値に補正値を与えることにより)、アライメント補正値の精度が高くなり、基板の所望位置からずれた位置にパターンが投影されることを防止できる。
なお、ウェハ倍率は、スキャン回数以外にも、基板3の表面が水で浸されている時間によっても変化する。
したがって、スキャン回数とウェハ倍率誤差との関係を予め取得する代わりに、図14に示すように、液浸ノズル8がウェハの表面が水で浸されている時間(浸水時間)とウェハ倍率誤差との関係を実測または計算により予め取得しておいても構わない。ウェハ倍率誤差は、表面が水で浸されていないウェハ倍率を基準としたものである。
この場合、後に測定されるアライメントマークほど水に浸されている時間が長くなることから、上記浸水時間とウェハ倍率誤差との関係を用いることにより、補正値を求めることができる。
さらに、ウェハ倍率は、アライメント計測時の液浸ノズル8の流量、液浸ノズル8の水圧または基板3の温度によっても変化するので、上記パラメータとウェハ倍率誤差との関係を予め取得しても構わない。
一般、液浸ノズル8の流量に関しては流量が多いほど補正値は大きくなり、液浸ノズル8の水圧に関しては水圧が高いほど補正値は大きくなり、基板3の温度が高いほど補正値は大きくなる。
さらにまた、以上述べた複数のパラメータ(スキャン回数、浸水時間、流量、水圧、温度)の少なくとも二つ以上を考慮して補正値を求めても構わない。
なお、本実施形態では、ウェハ倍率に関する補正について述べたが、ウェハ回転、ウェハ直交、ウェハシフトなどの他の線形成分(補正値が線形近似にて求められる成分)に関する補正についても同様に実施できる。また、非線形性に関する補正についても同様に実施できる。
ステップS5の後は、レジスト膜を現像するステップ(S6)、現像したレジスト膜(レジストパターン)をマスクにして被加工膜をエッチングにより加工するステップ(S6)を経て、半導体装置が得られる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施できる。
実施形態の液浸露光装置を模式的に示す図。 基板と液浸ノズルを上から見た様子を模式的に示す図。 実施形態の半導体装置の製造方法を示すフローチャート。 スキャン回数とウェハ倍率誤差との関係の一例を示す図。 液浸ノズルおよびアライメントセンサの初期位置を示す図。 アライメントマークM1の計測時の液浸ノズルおよびアライメントセンサの位置を示す図。 アライメントマークM2の計測時の液浸ノズルおよびアライメントセンサの位置を示す図。 アライメントマークM3の計測時の液浸ノズルおよびアライメントセンサの位置を示す図。 アライメントマークM4の計測時の液浸ノズルおよびアライメントセンサの位置を示す図。 アライメントマークM5の計測時の液浸ノズルおよびアライメントセンサの位置を示す図。 アライメントマークM6の計測時の液浸ノズルおよびアライメントセンサの位置を示す図。 アライメントマークM7の計測時の液浸ノズルおよびアライメントセンサの位置を示す図。 アライメントマークM8の計測時の液浸ノズルおよびアライメントセンサの位置を示す図。 液浸ノズルがウェハの表面が水で浸されている時間とウェハ倍率誤差との関係を示す図。
符号の説明
1…フォトマスク、2…照明光学系、3…基板、4…X−Yステージ(載置手段)、5…投影レンズ、6…投影光学系、7…液体、8…液浸ノズル、9…液体供給装置(液体供給手段)、10…液体排水装置(液体排水手段)、11…ステージ制御装置(制御手段)、12…アライメントセンサ(計測手段)、13…光、M1−M8…アライメントマーク。

Claims (5)

  1. フォトマスク上に形成されたパターンを照明するための光源を含む照明光学系と、
    被加工基板と該被加工基板上に形成されたレジスト膜とを含む基板が設置される載置手段と、
    前記レジスト膜上に前記フォトマスクのパターンの像を投影するための投影レンズを含む投影光学系と、
    前記投影光学系により、前記フォトマスクのパターンの像を前記レジスト膜上に投影する時に、前記基板と前記投影レンズとの間が液体で満たされるように、前記基板の一部の領域上に液体を供給するための液浸ノズルを含む液体供給手段と、
    前記フォトマスクと前記基板との位置合わせのために、前記基板上に設けられた複数のアライメントマークMi(i=1,2,…)の位置を計測するための計測手段と、
    前記計測手段にて取得された計測値と、前記アライメントマークMiの計測中に生じる計測環境の変化に起因する計測誤差を補正するための補正値とに基づいて、前記基板を液浸露光する時に、前記フォトマスクのパターンの像が前記基板の所定の位置に投影されるように、前記基板が載置された前記載置手段の位置を制御する制御手段と
    を具備してなることを特徴とする液浸露光装置。
  2. 被加工基板と該被加工基板上に形成されたレジスト膜とを含む基板と、フォトマスクとの位置合わせを行う工程と、
    液浸ノズルにより前記基板上に液体を供給し、該液を介して前記レジスト膜の一部の領域を選択的に液浸露光する工程と、
    前記基板と投影レンズとの間が液体で満たされるように、液浸ノズルにより前記基板の一部の領域上に液体を供給し、前記液を介して前記レジスト膜を液浸露光する工程と、
    前記レジスト膜を現像することにより、前記レジスト膜からなるレジストパターンを形成する工程とを含み、
    前記基板と前記フォトマスクとの位置合わせを行う工程は、
    前記基板上に設けられた複数のアライメントマークMi(i=1,2,…)の位置を計測する工程と、
    前記複数のアライメントマークMiの位置を計測する工程にて取得された計測値と、前記アライメントマークMiの計測中に生じる計測環境の変化に起因する計測誤差を補正するための補正値とに基づいて、前記基板を液浸露光する時に、前記フォトマスクのパターンの像が前記基板の所定の位置に投影されるように、前記基板が載置された載置手段の位置を制御する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記アライメントマークMiの計測中に生じる計測環境の変化は、アライメントマークMiを計測する際に、それよりも後に計測されるアライメントマークMj(j>i)上を前記液浸ノズルが通過することによって生じる環境変化であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記補正値は、前記アライメントマークMiの計測の前に、前記液浸ノズルがそのアライメントマークMi上を通過する回数と、前記アライメントマークMiが前記液体に浸水されている時間、前記液浸ノズルから吐出される前記液体の流量、前記液浸ノズルから吐出される前記液体の水圧および前記基板の温度の少なくとも一つ以上に基づいて求めることを特徴とする請求項2または3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記補正値は、前記アライメントマークMiの所定位置からのずれ量の一次線近似にて算出することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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