JP2008282884A - 半導体装置及び半導体装置の容量形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】より低コストに容量素子を含む半導体装置を製造することが可能な半導体装置の容量形成方法を提供する。
【解決手段】GaAs半導体基板3上に少なくともトランジスタと容量素子とが配置される半導体装置の容量形成方法であって、GaAs半導体基板3に少なくとも2個の深さの異なる溝6,ヴィアホール7を同時に掘り込む工程1と、GaAs半導体基板3上及び溝6,ヴィアホール7の内部に、容量素子の電極である容量構造を同時に形成する工程2と、工程2の後に、GaAs半導体基板3の裏面を研磨する工程3とを含む。
【選択図】図9
【解決手段】GaAs半導体基板3上に少なくともトランジスタと容量素子とが配置される半導体装置の容量形成方法であって、GaAs半導体基板3に少なくとも2個の深さの異なる溝6,ヴィアホール7を同時に掘り込む工程1と、GaAs半導体基板3上及び溝6,ヴィアホール7の内部に、容量素子の電極である容量構造を同時に形成する工程2と、工程2の後に、GaAs半導体基板3の裏面を研磨する工程3とを含む。
【選択図】図9
Description
本発明は、半導体装置及び半導体装置の容量形成方法に関し、特に容量素子を含む半導体装置及び半導体装置の容量形成方法に関するものである。
従来より、半導体装置のチップ面積の縮小は製造コストを低くするためにも有効な手段である。しかし、半導体装置に大規模な蓄積容量が必要である一方、これを実現するためには、大きな電極面積が必要となり、チップ面積の縮小が困難となっている。
このため、チップ面積の縮小を図りつつ蓄積容量が増加できる構造として、例えば、特許文献1に記載されているように、半導体基板上に形成される蓄積容量部を数層に積層する形の構造、特許文献2に記載されているように、容量体の側壁による側面容量成分を利用する構造、及び、特許文献3に記載されているようにトランジスタの上に縦型の容量を形成する方法が提案されている。
上記特許文献1による半導体基板の容量構造を図19に示す。図19は、従来の容量形成方法におけるダイナミックRAMの模式的な断面図を示し、半導体基板1901上に電荷蓄積電極1902を幾重にも積層することによって、理論的には蓄積容量をいくらでも増大することができる。
特開昭63−58958号公報
特開昭63−209157号公報
特許第2744457号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す容量構造を実現するには、少なくとも2回の蓄積電極(材料)の被着工程と、少なくとも2回の電極間絶縁膜の形成工程と、少なくとも1回以上の上下電極接続用加工工程、キャパシタ絶縁膜形成工程、及びプレート電極形成工程等が必要になり、工程が非常に多くなるという問題を有する。
そして、半導体装置の容量形成過程において工程削減は製造コストを低くする有効な手段であり、上記の方法においては、工程削減を図れていないために製造コストの削減を図ることができていない。
また、他の特許文献に示す方法においても、容量形成のためだけの工程、または、容量形成を行う場所を確保するために工程の追加が必要になり、工程削減を実現できず、製造コストの低減を図ることができないという問題がある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、容量形成工程数を増やすことなく、大きな容量構造が形成された半導体装置、及び製造工程を増加させることなく、より低コストに容量素子を含む半導体装置を製造することが可能な半導体装置の容量形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の半導体装置は、半導体基板上に少なくともトランジスタと容量素子とが配置される半導体装置であって、前記半導体基板には、少なくとも2個の溝または孔が形成され、前記溝または孔の内部には容量構造として前記容量素子の電極が形成されていることを特徴とする。
この構成により、半導体基板に少なくとも2個の溝または孔が形成され、また、前記溝または孔の内部に容量構造を形成できるため、半導体装置のチップ面積を増加させることなく半導体基板上に大きな容量を形成ができ、より安価に半導体装置を提供できる。
また、前記容量構造は、前記溝の側壁及び底部、または前記孔の側壁に沿って少なくとも二層の導電体膜が絶縁体膜を挟んで配置される構造であることを特徴とする。また、前記少なくとも2個の溝または孔は、少なくとも1つの前記半導体基板を貫通しない溝と少なくとも1つの前記半導体基板を貫通する孔とを含むことを特徴とする。
この構成により、半導体装置に掘り込まれる小さな面積の溝の側壁及び底部、または孔の側壁に大きな容量を形成することができ、大容量で、より安価な半導体装置を提供できる。
また、本発明に係る半導体装置の容量形成方法は、半導体基板上に少なくともトランジスタと容量素子とが配置される半導体装置の容量形成方法であって、前記半導体基板に少なくとも2個の深さの異なる溝を同時に掘り込む工程1と、前記半導体基板上及び前記溝の内部に、前記容量素子の電極である容量構造を同時に形成する工程2と、前記工程2の後に、前記半導体基板の裏面を研磨する工程3とを含むことを特徴とする。
さらに、前記工程1は、前記溝を掘り込む領域のパターン形成のために、前記半導体基板に掘り込まれる深さに応じて前記溝の幅を変更したフォトレジストを前記半導体基板上に形成する工程と、前記パターン形成工程の後に、溝を掘り込むためドライエッチングを行う工程とを含むことを特徴とする。
またさらに、前記工程2は、前記工程1の後において、前記半導体基板上に一方の電極となる導電体を成膜する工程と、前記半導体基板上に容量絶縁膜となる絶縁膜を成膜する工程と、前記半導体基板上に対向電極となる導電体を成膜する工程とを含むことを特徴とする。
これらの構成により、半導体表面から半導体基板を貫通するヴィアホールを形成する工程と縦型容量を形成する場所を加工する工程とを同時に行うことができる。また、工程2において前記溝または孔の内部に容量構造を形成できるため、工程を増やさず、半導体装置のチップ面積を増加させることなく半導体基板上に大きな容量を形成ができ、より安価に半導体装置を提供できる。
また、本発明に係る半導体装置の容量形成方法の前記工程1においては、前記少なくとも2個の深さの異なる溝として、前記工程3の後において、前記半導体基板を貫通しない溝と、前記半導体基板を貫通する孔となる溝とが同時に掘り込まれ、前記工程3においては、前記半導体基板の裏面を研磨することにより、前記半導体基板を貫通する溝、及び前記半導体基板を貫通しない孔を前記半導体基板に形成することを特徴とする。また、前記孔の直径は、前記溝の幅も長いことを特徴とする。また、前記半導体基板は、GaまたはSiを含むことを特徴とする。
これらの構成により、孔の直径を大きくし、貫通させたくない溝の幅は小さくすると、工程3の後に半導体基板に貫通した孔と非貫通の溝とが同時に形成できる。また、溝に容量を形成することになり、チップ面積を削減した大きな容量の半導体装置を製造できる。
また、孔に容量が形成された場合、通常であれば半導体基板の裏面から絶縁膜等で容量素子を保護する必要があるが、非貫通の溝に容量を形成し、後の工程3において半導体基板の裏面から研磨することで保護膜形成等の工程を削減でき、より安価な半導体装置を提供できる。
従って、本発明にかかる半導体装置の容量形成方法においては、工程数をほとんど増やさずにチップ面積の削減ができ、より低コストに半導体装置を提供できる。
本発明の半導体装置及び半導体装置の容量形成方法によれば、容量形成のための工程をほとんど増やさずにチップ面積の削減ができるため、より低コストで半導体装置及び半導体装置の容量形成方法を実現できるという作用効果を奏する。
以下、本発明に係る半導体装置の容量形成方法の各実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係る半導体装置の容量形成方法では、ヴィアホール形成と同時に半導体基板に溝を形成し、その溝の内部に容量を形成することを特徴とするものである。
本実施の形態1に係る半導体装置の容量形成方法では、ヴィアホール形成と同時に半導体基板に溝を形成し、その溝の内部に容量を形成することを特徴とするものである。
図1から図9は、本実施の形態1に容量形成方法のプロセスフローを説明するためのGaAs半導体デバイスの模式的な断面図である。なお、容量形成方法は本発明の半導体装置の製造方法の一例であり、GaAs半導体デバイスは本発明の半導体装置の一例である。
まず、図1(a)に示すように、トランジスタ素子と第一の導電体膜パターン1である配線が形成され、その上にSiO2膜2で保護されたGaAs半導体基板3に対し、ヴィアホール形成部3bは一辺90μmの正方形に、容量形成部3aは幅50μm長さ120μmの長方形にSiO2をウエットエッチングで開口する。同時に第一のコンタクトホール4も開口する。
次に、図1(b)に示すように、フォトリソグラフによりヴィアホール形成部3bには直径70μmの円形に抜けたパターン、容量形成部3aには幅30μm長さ100μmの長方形に抜けたパターンを持つフォトレジスト5を形成する。
次に、図2に示すように、ドライエッチングを用いて、GaAs半導体基板3に溝6とヴィアホール7を形成する。このヴィアホール7や溝6等の形成はドライエッチングで行われることが一般的である。
図10は、あるエッチング条件下で25分間エッチングしたときのエッチング深さのヴィアホール直径依存性を示すグラフである。本図に示すように、エッチング速度はヴィアホールの幅または直径に依存し、幅または直径が大きいほどエッチング速度は大きくなることがわかる。これは、幅または直径が大きいほどエッチング反応中に溝または孔の反応生成物が反応ガスと入れ替わる速度が大きいためである。
そして、本実施の形態1において、GaAs半導体基板3に溝6及びヴィアホール7を形成する際には、ICP方式のドライエッチング装置にCl2ガスとBCl3ガスとArガスの混合ガスを導入し、4.5Paに調圧し、ICPコイルに800W、Biasに200Wの高周波電力を印加し、25分間エッチングを行った。この条件の下でGaAs基板のエッチング深さは図10に示すようにヴィアホール直径に依存する。これは、ホールの中の反応生成物のガスとエッチングガスの入れ替わりやすさによるものである。ホール径が大きいほどガスが入れ替わりやすく、エッチング速度が大きくなる。本実施の形態1では、ヴィアホール7のエッチング深さは約130μm、溝6の深さは約90μmとなった。
次に、図3に示すように、レジストを除去し、Ti、Auの順でスパッタリングによる成膜を行う。これは、この後Auメッキのシードメタル8になる。
そして、図4に示すようにヴィアホール7と溝6と配線部が開口したフォトレジスト9を形成しAuメッキ10成長を行う。
その後、レジストを除去し、Au、Tiをウエットエッチングでエッチバックして図5に示すように所望の第二の導電体膜パターン11を得る。このとき、溝6内部の第二の導電体膜パターン11は容量の下部電極、ヴィアホール7内は半導体基板の表と裏をつなぐ配線、その他の部分は第一のコンタクトホール4を介して容量下部電極と第一の導電体膜パターン1、ヴィアホール7と第一の導電体膜パターン1をつなぐ配線となる。
次に、図6に示すようにCVD法でSiO2膜12を成膜する。このSiO2膜12は溝6を含む容量部では容量誘電膜として機能し、その他の部分では相関絶縁膜となる。そして、第二のコンタクトホール13を形成する。
次に、図7に示すように第二の導電体膜パターン11と同じ方法で第三の導電体膜パターン14を得る。第三の導電体膜パターン14は容量上部電極となる溝6内部と、第二のコンタクトホール13を介して容量上部電極と第一の導電体膜パターン1をつなぐ配線になる。
次に、図8に示すように、全体にCVD法でSiN保護膜15を成膜する。
最後に、図9に示すように、GaAs半導体基板3の裏面を厚さが110μmになるまで研磨する。そうすることで、ヴィアホール7はGaAs半導体基板3を貫通し、容量を形成した溝6はGaAs半導体基板3を貫通しない。
最後に、図9に示すように、GaAs半導体基板3の裏面を厚さが110μmになるまで研磨する。そうすることで、ヴィアホール7はGaAs半導体基板3を貫通し、容量を形成した溝6はGaAs半導体基板3を貫通しない。
以上のような本実施の形態1に係る容量形成工程により、幅50μm×長さ120μm=6000μm2のチップ面積上に、以下の計算に示すように合計4倍強の大面積(26400μm2)の容量を形成することができる。
(1)溝の長手方向:100μm×90μm×2=18000μm2
(2)溝の短手方向:30μm×90μm×2=5400μm2
(3)溝の底:100μm×30μm=3000μm2
よって、合計 18000μm2+5400μm2+3000μm2=26400μm2
(1)溝の長手方向:100μm×90μm×2=18000μm2
(2)溝の短手方向:30μm×90μm×2=5400μm2
(3)溝の底:100μm×30μm=3000μm2
よって、合計 18000μm2+5400μm2+3000μm2=26400μm2
以上の説明のように、本実施の形態1の半導体装置の容量形成方法によれば、ヴィアホール形成と同時に半導体基板に溝を形成し、その溝の内部に容量を形成する。そして、溝の幅をヴィアホールの直径よりも小さくすることで、ドライエッチングにより深いヴィアホールと浅い溝を同時に形成でき、裏面研磨によりヴィアホールは貫通させ、容量部の溝は貫通させないことが可能となる。
従って、本実施の形態1に係る半導体装置の容量形成方法においては、工程をほとんど増やさずにチップ面積を増加させることなく半導体基板に大きな容量を形成でき、より低コストの半導体装置及び半導体装置の容量形成方法を実現することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明に係る半導体装置の容量形成方法の第二の実施の形態について説明を行う。なお、本実施の形態2に係る容量形成方法は、半導体基板としてSi基板を用いるという点で上記実施の形態1の容量形成方法と異なる。
以下、本発明に係る半導体装置の容量形成方法の第二の実施の形態について説明を行う。なお、本実施の形態2に係る容量形成方法は、半導体基板としてSi基板を用いるという点で上記実施の形態1の容量形成方法と異なる。
具体的には、図11から図18を用いて説明を行う。
図11から図18は、実施の形態2に係る容量形成方法のプロセスフローを説明するためのSi半導体デバイスの模式的な断面図を示している。
図11から図18は、実施の形態2に係る容量形成方法のプロセスフローを説明するためのSi半導体デバイスの模式的な断面図を示している。
まず、図11(a)に示すように、トランジスタ素子と第一の導電体膜パターン17である配線が形成され、その上にSiO2膜18で保護されたSi半導体基板16に対し、フォトリソグラフによりヴィアホール形成部16bには直径70μmの円形に抜けたパターン、容量形成部16aには幅30μm長さ100μmの長方形に抜けたパターンを持つフォトレジスト19を形成する。
次に、図11(b)に示すように、CHF3ガスとO2ガスの混合ガスを用いたドライエッチングにてSiO2膜18を開口する。
そして、図12に示すようにフォトレジスト19と開口したSiO2膜18をマスクとして、HBrガスとSF6ガスの混合ガスを用い、ICP方式ドライエッチングで120分間エッチングを行った。その結果、ヴィアホール20のエッチング深さは約110μm、溝21の深さは約90μmであった。このとき、フォトレジスト19はエッチング中に消失し、SiO2膜18マスクは膜の半ばまでエッチングされた。
次に、図13に示すように、SiO2膜22を成膜し、第一のコンタクトホール23を開口する。
そして、上記実施の形態1と同じ方法で、図14に示すように第二の導電体膜パターン24を得る。
次に、図15に示すように、CVD法でSiO2膜25を成膜し、第二のコンタクトホール26を形成する。
次に、図16に示すように、第二の導電体膜パターン24と同じ方法で第三の導電体パターン27を得る。
次に、図17に示すように、CVD法でSiN保護膜28を成膜する。
次に、図18に示すように、Si半導体基板16の裏面を厚さが100μmになるまで研磨する。そうすることで、ヴィアホール20はSi半導体基板16を貫通し、容量を形成した溝21はSi半導体基板16を貫通しないようにすることができる。
次に、図18に示すように、Si半導体基板16の裏面を厚さが100μmになるまで研磨する。そうすることで、ヴィアホール20はSi半導体基板16を貫通し、容量を形成した溝21はSi半導体基板16を貫通しないようにすることができる。
以上のように、本実施の形態2の半導体基板の容量形成方法によれば、Si半導体基板を用いた場合でも、ヴィアホール形成と同時に半導体基板に溝を形成し、その溝の内部に容量を形成することができる。そして、溝の幅をヴィアホールの直径よりも小さくすることで、ドライエッチングにより深いヴィアホールと浅い溝を同時に形成でき、裏面研磨によりヴィアホールは貫通させ、容量部の溝は貫通させないことができる。
そして、本実施の形態2に係る容量形成方法によれば、容量の増加を図りつつ、工程をほとんど増やさずにチップ面積の削減ができるので、低コストの半導体装置及び容量形成方法を実現することができる。
以上、本発明の半導体装置及び半導体基板の容量形成方法について、上記の各実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記各実施の形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれるものである。
本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に利用でき、特に半導体装置における容量形成方法等に利用することができる。
1,17 第一の導電体膜パターン
2,12,18,22,25 SiO2膜
3 GaAs半導体基板
3a,16a 容量形成部
3b,16b ヴィアホール形成部
4,23 第一のコンタクトホール
5,9,19 フォトレジスト
6,21 溝
7,20 ヴィアホール
8 シードメタル
10 Auメッキ
11,24 第二の導電体膜パターン
13,26 第二のコンタクトホール
14,27 第三の導電体膜パターン
15,28 SiN保護膜
16 Si半導体基板
2,12,18,22,25 SiO2膜
3 GaAs半導体基板
3a,16a 容量形成部
3b,16b ヴィアホール形成部
4,23 第一のコンタクトホール
5,9,19 フォトレジスト
6,21 溝
7,20 ヴィアホール
8 シードメタル
10 Auメッキ
11,24 第二の導電体膜パターン
13,26 第二のコンタクトホール
14,27 第三の導電体膜パターン
15,28 SiN保護膜
16 Si半導体基板
Claims (11)
- 半導体基板上に少なくともトランジスタと容量素子とが配置される半導体装置であって、
前記半導体基板には、少なくとも2個の溝または孔が形成され、
前記溝または孔の内部には容量構造として前記容量素子の電極が形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 前記容量構造は、前記溝の側壁及び底部、または前記孔の側壁に沿って少なくとも二層の導電体膜が絶縁体膜を挟んで配置される構造である
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 前記少なくとも2個の溝または孔は、少なくとも1つの前記半導体基板を貫通しない溝と少なくとも1つの前記半導体基板を貫通する孔とを含む
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 前記孔の直径は、前記溝の幅よりも長い
ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。 - 前記半導体基板は、GaまたはSiを含む
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体装置。 - 半導体基板上に少なくともトランジスタと容量素子とが配置される半導体装置の容量形成方法であって、
前記半導体基板に少なくとも2個の深さの異なる溝を同時に掘り込む工程1と、
前記半導体基板上及び前記溝の内部に、前記容量素子の電極である容量構造を同時に形成する工程2と、
前記工程2の後に、前記半導体基板の裏面を研磨する工程3とを含む
ことを特徴とする半導体装置の容量形成方法。 - 前記工程1は、
前記溝を掘り込む領域のパターン形成のために、前記半導体基板に掘り込まれる深さに応じて前記溝の幅を変更したフォトレジストを前記半導体基板上に形成する工程と、
前記パターン形成工程の後に、溝を掘り込むためドライエッチングを行う工程とを含む
ことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の容量形成方法。 - 前記工程2は、前記工程1の後において、
前記半導体基板上に一方の電極となる導電体を成膜する工程と、
前記半導体基板上に容量絶縁膜となる絶縁膜を成膜する工程と、
前記半導体基板上に対向電極となる導電体を成膜する工程とを含む
ことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の容量形成方法。 - 前記工程1においては、前記少なくとも2個の深さの異なる溝として、前記工程3の後において、前記半導体基板を貫通しない溝と、前記半導体基板を貫通する孔となる溝とが同時に掘り込まれ、
前記工程3においては、前記半導体基板の裏面を研磨することにより、前記半導体基板を貫通する孔、及び前記半導体基板を貫通しない溝を前記半導体基板に形成する
ことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の容量形成方法。 - 前記孔の直径は、前記溝の幅よりも長い
ことを特徴とする請求項9記載の半導体装置の容量形成方法。 - 前記半導体基板は、GaまたはSiを含む
ことを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載の半導体装置の容量形成方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012079961A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Denso Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
US9059067B2 (en) | 2010-10-01 | 2015-06-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device with interposer and method manufacturing same |
CN112018071A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-12-01 | 复旦大学 | 一种多功能tsv结构及其制备方法 |
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2007
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