JP2008282774A - 回路遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常検知から電路遮断までの時間が極めて短い、すなわち遮断性能に優れた回路遮断器を提供する。
【解決手段】第1可動接触子8と第2可動接触子9とを、接点部4において第1接点8eと第2接点9aとが接触する閉極状態において、接触子同士が平行となるように対向配置し、第1可動接触子8から第2可動接触子9へかけて流れる電流により生じる磁力が両接触子8、9に対して開極方向へかかるようにした。そのため、過電流や短絡電流が発生した際、その瞬間に両接触子8、9に流れる電流により第1接触子8に対して非常に大きな磁力が開極方向へかかることになり、当該磁力によって第1接触子8を従来よりも早いタイミングで且つ迅速にトリップ動作させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば分電盤内等に設置され、過電流や短絡等の発生といった異常を検知すると遮断動作する回路遮断器に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているような一般的な回路遮断器にあっては、遮断器ケースに固着された固定接点と、当該固定接点に対して接離動作可能に備えられた可動接点とが備えられており、過電流等の発生が検知されると、引き外し部材を動作させて可動接触子(たとえば、可動接点を有する金属片)を離隔方向へ移動させ、可動接点を固定接点から離隔させる、すなわち電路を遮断するようになっている。
特開平6−36666号公報
しかしながら、従来の回路遮断器では、電路の遮断動作を、引き外し部材等による可動接触子への直接的な負荷にのみよっていたため、異常が検知されてから電路を遮断するまでに時間を要してしまう(遮断性能に劣る)という問題がある。特に、一般的な回路遮断器にあっては、固定接点と可動接点との間での接点圧を十分に確保すべく、バネ等により固定接点を可動接点側へ付勢している場合もあり、このような構成を採用した回路遮断器あっては上記問題がより顕著となっていた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、異常検知から電路遮断までの時間が極めて短い、すなわち遮断性能に優れた回路遮断器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、それぞれ接点を有する一対の板状の接触子を有する接点部を備えており、過電流や短絡電流等の異常電流の発生により、少なくとも一方の接触子を開極方向へ動作させて遮断動作する回路遮断器であって、前記一対の接触子を、前記接点部において両接点が接触する閉極状態において、接触子同士が略平行となるように対峙させて配置し、両接触子を流れる電流により生じる磁力が接触子に対して開極方向へかかるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、外部からの操作により開極動作可能なリモートコントロール式の回路遮断器にあっては、一方の接触子を異常電流の発生により開極動作する第1可動接触子とし、他方の接触子を外部からの操作により開極動作する第2可動接触子とするとともに、異常電流により生じる磁力によって、前記第2可動接触子も開極方向へ動作するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、一対の接触子を、接点部において両接点が接触する閉極状態において、接触子同士が略平行となるように対峙させて配置し、両接触子を流れる電流により生じる磁力が接触子に対して開極方向へかかるようにしている。そのため、過電流や短絡電流が発生した際、その瞬間に両接触子に流れる電流により接触子に対して非常に大きな磁力が開極方向へかかることになり、当該磁力によって接触子を従来よりも早いタイミングで且つ迅速にトリップ動作させることができる。したがって、従来よりも遮断性能を向上することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、外部からの操作により開極動作可能なリモートコントロール式の回路遮断器にあっては、一方の接触子を異常電流の発生により開極動作する第1可動接触子とし、他方の接触子を外部からの操作により開極動作する第2可動接触子とするとともに、異常電流により生じる磁力によって、第2可動接触子も開極方向へ動作するようにしている。したがって、異常電流が発生した際、両接触子を夫々開極方向へ遮断動作させることができ、遮断性能を更に高めることができるし、開極状態における接点間同士の距離が広くなり、より確実に回路を遮断することができる。
以下、本発明の一実施形態となる回路遮断器について、図面をもとに説明する。
図1は、本発明に係る回路遮断器50を右側面から示した説明図であり、オフ操作状態における側面透視図である。
回路遮断器50は、短絡や過電流等の異常電流の発生を検知するとトリップ動作(遮断動作)するものであって、電路をオン/オフ操作するための操作ハンドル1、電源側端子2、負荷側端子3、短絡の発生が検知されると開極動作する接点部4、短絡電流を受けて動作する引き外しコイル5、過電流を受けて変形するバイメタル片6、及び接点部4を開極/閉極動作させるための開閉機構部7を備えている。また、当該回路遮断器50は、リモートコントロール端子10と外部からの操作で作動する双安定型の有極電磁石装置11とを備えたリモートコントロール式の回路遮断器となっている。そして、接点部4は、引き外しコイル5の作動により開極動作する第1可動接触子8と、有極電磁石装置11の作動により開閉動作する第2可動接触子9とからなる。
操作ハンドル1は、回路遮断器50の本体ケース12に固定されたホルダ13に回動可能に軸支され(図1では、図面奥側となる左側一端がホルダ13に軸支され、他端は本体ケース12に軸支される)、リンク部材14を介してホルダ13に収容された開閉機構部7の一部を成すリンク機構7aに連結されている。また、操作ハンドル1は、軸支部15を中心とする円弧状胴部1aを有し、この胴部1aから操作部であるハンドル1bが突設されている。
図2は、図1の開閉機構部7を示した説明図であり、(a)は開閉機構部7全体、(b)〜(d)はリンク機構7aの構成部材を示している。
リンク部材14の他端(操作ハンドル1連結側とは逆の端部)には、係合片18の基部が回動可能に連結されている。該係合片18は、金属製の板状部材であり、その先端は第1可動接触子8の基部に形成されたリンク係合部8aに係合している。そして、リンク部材14と該係合片18との連結部19は、左右(図面上で表裏方向)へ伸びる摺動軸21を有しており、後述の如く、操作ハンドル1の軸支部15と同一の軸に一端が軸支されたガイド部材20に係合している。
ガイド部材20は、長孔状のスライド孔20aが穿設された薄板状部材であって、ホルダ13内へ向けて延設され、前後(図面上で左右)方向へ揺動可能に配置されている。そして、当該ガイド部材20のスライド孔20a内を、上記連結部19の摺動軸21が摺動するように連結されている。また、摺動軸21は、ホルダ13に形成された開口枠22に係合しており、該開口枠22内を摺動軸21、すなわちリンク部材14と係合片18との連結部が移動するように構成されている。
さらに、ガイド部材20には、ラッチ片20bが設けられている。該ラッチ片20bは、リンク機構7aのオン動作状態を維持させるためのもので、後述する回動レバー30の延設片に形成された係止爪30aに係止している。
また、回動レバー30は、バイメタル片6の湾曲変形やプランジャ26の引き込み動作をうけて回動するように組み付けられており、当該回動に伴い以下の如くしてリンク機構7aをオフ動作させる。
まず、回動レバー30がバイメタル片6の変形に伴って回動すると、係止爪30aとラッチ片20bとの係止状態が解除となることから、開極用コイルバネ28の付勢によりオン状態で保持されていたリンク機構7aがオフ動作(トリップ動作)することになる。
一方、引き外しコイル5がプランジャ26を引き込み動作すると、第1可動接触子8を直接開極動作(トリップ動作)させるとともに、プランジャ26の後端部が回動レバー30に係合して回動レバー30を回動させる。そのため、係止爪30aとラッチ片20bとの係止状態が解除となり、リンク機構7aを可動接触子8とともにオフ動作させることになる。
加えて、操作ハンドル1の円弧状胴部1aの表面には、操作ハンドル1の動作状態を表示するための表示部16(16a、16b、16c)が設けられている。そして、操作ハンドル1を後方に傾倒させてオフ操作した際に本体ケース12から露出する胴部1aの前側表面にはオフ表示部16aを、操作ハンドル1を前方に傾倒させてオン操作した際に露出する後側表面にはオン表示部16bを夫々設けている。また、オフ表示部16aとオン表示部16bとの前後方向での間(すなわち、操作ハンドル1の基端周縁)には、トリップ表示部16cが設けられている。
次に、第1可動接触子8及び第2可動接触子9について、図3及び4をもとに説明する。図3は、第1可動接触子8を示し、(a)は第1可動接触子8を後方から示した説明図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。また、図4は、回路遮断器50のオン操作状態における側面透視図である。
第1可動接触子8は、コ字状に折り曲げられてなる金属製板状部材であって、側面略中央部には、ホルダ13へ軸支するための軸支孔8bが穿設されている。また、第1可動接触子8の後面下部には、組み付け時にプランジャ26を挿通するための挿通孔8dと、当該挿通孔8dの前方へ突設され、プランジャ26を係止するプランジャ係止部27とが設けられている。プランジャ係止部27は、薄肉に形成された板状部であり、下方へ刻設された係止溝27aと、その周縁部である薄肉部27bとから構成されている。
さらに、第1可動接触子8の後面上部には、ホルダ13との間に配置されている開極用コイルバネ28を係止するバネ係止部8cが設けられており、該開極用コイルバネ28により、第1可動接触子8は、組み付け状態において常に開極方向へ付勢されることになる。加えて、第1可動接触子8の下端部には、第1接点8eが設けられている。
尚、プランジャ26の先端には、図2(a)に示すように拡径されて扁平形成された係止部26aが設けられており、第1可動接触子8の挿通孔8dに挿通した状態から引き込み動作した際、係止溝27aの周縁の薄肉部27bに当接係止するようになっている。
一方、第2可動接触子9は、下端部に第2接点9aを有する金属製薄板部材である。該第2可動接触子9は、リモコン動作機構部35を介して有極電磁石装置11のプランジャ36に連結されており、外部からの操作による有極電磁石装置11の動作(すなわち、プランジャ36の上下動作)に応じて、第2接点9aが第1接点8eに対して接離動作するように取り付けられている。また、第2可動接触子9は、図4に示すようなオン状態において、その板状面が第1可動接触子8の後面(板状面)とが対峙し、且つ、略平行となるように配置されている。したがって、接点部4が接触状態にある第1可動接触子8及び第2可動接触子9に電流が流れる(図4に示す)と、第1可動接触子8及び第2可動接触子9には、電流により生じる磁力が夫々開極方向へかかるようになっている。尚、有極電磁石装置11は、外部から操作された場合においてのみ、永久磁石の作用で第2可動接触子9を開極位置にて維持可能となっており、後述するようなトリップ動作に伴って瞬間的に開極動作したとしても、第2可動接触子9を開極位置にて維持することはない。
上述に如く構成された回路遮断器50は、次のように動作する。
まず、操作ハンドル1を後方へ傾倒した図1の状態では、リンク部材14は上昇しており、連結部19である摺動軸21は、スライド孔20aの上部位置に移動する。ただし、この移動は、ホルダ13の開口枠22内でなされる(すなわち、開口枠22の上部位置へ移動することになる)。そして、この位置へ移動することにより、係合片18の先端が後方へ移動し、第1可動接触子8の第1接点8eは開極位置へ位置することになる。また、この傾倒状態では、操作ハンドル1に設けられたオフ表示部16aが本体ケース12から露出する。
そして、上記オフ状態では、開極用コイルバネ28の作用で第1可動接触子8が開極方向へ付勢されることにより、オフ状態が維持されることになる。また、オフ状態では、プランジャ26が引き込み動作されずに突出した状態にあり、プランジャ26の係止部26aは、第1可動接触子8のプランジャ係止部27との係止状態にはない。尚、図1では、外部からの操作により有極電磁石装置11も動作した状態となっており、第2接点9aも開極位置へ位置している。
次に、上記オフ状態から操作ハンドル1を前方へ傾倒操作すると、リンク部材14がホルダ13の開口枠22の範囲内でスライド孔20aを下降する。その結果、係合片18が前方へ移動して第1可動接触子8の後部が前方へ引っ張られる。こうして、第1可動接触子8の第1接点8eが、開極用コイルバネ28の付勢に反して第2可動接触子9の第2接点9a側へ回動して、第1接点8eと第2接点9aとが接触し、接点部4がオンとなる(オン動作する)。尚、第2接点9aは、外部からの操作により第1接点8eとの接触位置へ移動される。そして、図5が、オン状態における開閉機構部7を示している。
このようにしてオン状態になると、ガイド部材20のラッチ片20bが係止爪30aに係止することにより、第1接点8eと第2接点9aとが接触する当該オン状態が保持される。また、オン状態にあっては、操作ハンドル1に設けられたオン表示部16bが本体ケース12から露出する。
このオン状態において、過電流が発生しバイメタル片6が湾曲変形すると、該湾曲変形により回動レバー30が回動し、ラッチ片20bによるラッチが解除となる。また、第1可動接触子8から第2可動接触子9へかけて瞬間的に流れる過電流により、第1可動接触子8へは開極方向へ大きな磁力がかかる。そのため、開極用コイルバネ28の付勢力及び過電流による磁力により第1可動接触子8が開極方向へ回動してトリップ動作し、第1接点8eが開極位置へ移動してトリップ状態(すなわち、オフ状態)となるとともに、開極用コイルバネ28により、該トリップ状態が維持されることになる。また、このトリップ動作に引きずられて係合片18が後方へ移動し、リンク部材14の下端が後方へ移動する。したがって、操作ハンドル1が僅かに後方へ回動し、オン表示部16bが本体ケース12内に隠れ、トリップ表示部16cが露出した状態となる。一方、過電流により、第2可動接触子9に対しても開極方向へ大きな磁力がかかり、図6に示す如く第2可動接触子9も瞬間的に開極方向へ回動してトリップ動作する。尚、第2可動接触子9は、瞬間的にトリップ動作した後、再びトリップ動作前の位置へ復帰する。
また、オン状態において短絡電流が発生すると、引き外しコイル5に発生する電磁力により、引き外しコイル5内へプランジャ26が引き込まれ、該プランジャ26の係止部26aが第1可動接触子8を開極方向へ回動させる。また、第1可動接触子8には、短絡電流に伴って瞬間的に開極方向へ大きな磁力がかかるため、上記プランジャ26による直接的な負荷に加え、当該磁力によっても第1可動接触子8は開極方向へ回動することになる。そして、該第1可動接触子8の開極動作とともに回動レバー30も回動するため、ラッチ片20bによるラッチが解除となる。その結果、上記過電流の発生時と同様に、係合片18が後方へ移動し、リンク部材14の下端が後方へ移動して操作ハンドル1が僅かに後方へ回動し、トリップ表示部16cが露出した状態となる。一方、短絡電流により、第2可動接触子9に対しても開極方向へ大きな磁力がかかり、上記過電流の発生時と同様、図6に示す如く第2可動接触子9も瞬間的に開極方向へ回動してトリップ動作する。尚、この場合も、第2可動接触子9は瞬間的にトリップ動作した後、再びトリップ動作前の位置へ復帰する。
以上のような構成を有する回路遮断器50によれば、第1可動接触子8に対して、第2可動接触子9を第1可動接触子8に対峙させて配置するとともに、図4に示すようなオン状態にて第1可動接触子8と略平行となるように配置している。そして、第1可動接触子8及び第2可動接触子9に電流が流れる際、第1可動接触子8及び第2可動接触子9に、磁力が夫々開極方向へかかるようにしている。そのため、過電流や短絡電流が発生した際、第1可動接触子8に対して非常に大きな磁力が開極方向へかかり、当該磁力によって第1可動接触子8を従来よりも早いタイミングで且つ迅速にトリップ動作させることができる。したがって、遮断性能の優れた回路遮断器50を提供することができる。
また、リモートコントロール式の回路遮断器にあっては、所謂可動接触子とリモートコントロールにより動作する接触子とを別にして両接触子を可動接触子とすることで、過電流や短絡電流が発生した際、生じた磁力によって第2可動接触子9をもトリップ動作させることができ、遮断性能を更に高めることができるし、開極状態における接点間同士の距離が広くなり、より確実に回路を遮断することができる。
さらに、トリップ動作により操作ハンドル1の角度が変化するため、回路遮断器50がトリップ状態にあることを操作ハンドル1を見るだけで把握することが可能となる。さらにまた、操作ハンドル1の胴部1aに表示部16を設けており、操作ハンドル1の角度に応じてオフ表示部16a、オン表示部16b、トリップ表示部16cの何れかが露出するようにしている。したがって、作業者等に回路遮断器50の動作状態をより確実に把握させることができる。
またさらに、プランジャ26が第1可動接触子8を直接引っ張って開極動作させるようにしているため、過電流引き外し機構を少ない部材で構成することができる。
加えて、プランジャ26が引き込み動作した際、第1可動接触子8の薄肉部27bに係止してトリップ動作するため、第1可動接触子8のトリップ位置を安定させることができ、連動する操作ハンドル1のトリップ角度を安定させる、すなわち操作ハンドル1の角度と回路遮断器50の動作状態とを確実に連係させることができる。
なお、本発明の回路遮断器に係る構成は、上記実施形態に記載の態様に何ら限定されるものではなく、各部の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、リモートコントロール式の回路遮断器を例にあげて説明したが、開閉動作する接点部を構成する一対の接触子を備えており、接点同士が接触した状態において接触子同士が略平行となるように夫々配置されているのであれば、上記リモートコントロール式の回路遮断器に何ら限定されることはなく、一方を可動接触子、他方を固定接触子とする回路遮断器であってもよい。当該回路遮断器であっても、トリップ動作、すなわち可動接触子の開極動作時に、磁力によって従来よりも早く、迅速に、そして確実に可動接触子を開極動作させることができ、遮断性能の向上を図ることができる。
本発明に係る回路遮断器を右側面から示した説明図であり、オフ操作状態における側面透視図である。 図1の開閉機構部を示した説明図であり、(a)は開閉機構部全体、(b)〜(d)はリンク機構の構成部材を示している。 第1可動接触子を示し、(a)は第1可動接触子を後方から示した説明図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。 回路遮断器のオン操作状態における側面透視図である。 オン状態における開閉機構部を示した説明図である。 トリップ動作した瞬間における回路遮断器を右側面から示した側面透視図である。
符号の説明
1・・操作ハンドル、1a・・胴部、4・・接点部、8・・第1可動接触子、8e・・第1接点、9・・第2可動接触子、9a・・第2接点、12・・本体ケース、50・・回路遮断器。

Claims (2)

  1. それぞれ接点を有する一対の板状の接触子を有する接点部を備えており、過電流や短絡電流等の異常電流の発生により、少なくとも一方の接触子を開極方向へ動作させて遮断動作する回路遮断器であって、
    前記一対の接触子を、前記接点部において両接点が接触する閉極状態において、接触子同士が略平行となるように対峙させて配置し、両接触子を流れる電流により生じる磁力が接触子に対して開極方向へかかるようにしたことを特徴とする回路遮断器。
  2. 外部からの操作により開極動作可能なリモートコントロール式の回路遮断器にあっては、一方の接触子を異常電流の発生により開極動作する第1可動接触子とし、他方の接触子を外部からの操作により開極動作する第2可動接触子とするとともに、異常電流により生じる磁力によって、前記第2可動接触子も開極方向へ動作するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106783438A (zh) * 2016-12-01 2017-05-31 上海电器科学研究所(集团)有限公司 一种优化的脱扣结构
CN112349559A (zh) * 2019-08-07 2021-02-09 北京人民电器厂有限公司 一种触头系统、负荷开关及信息处理系统

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