JP2008282443A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】落下等の衝撃で光ピックアップのガイド軸が調整ネジの先端から落ちる心配がなく、ねじりコイルバネの組付け作業性が良好であり、部品点数や組立工数の減少によってコストダウンを図ることもできる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】ねじりコイルバネ14を嵌装したガイド軸8の外周側端部をガイド軸取付部13の凹部13aに片側から遊嵌し、該バネの一端側直線部14aの屈曲先端部14bをトラバースシャーシ2の孔2aに挿入して孔縁部に係止させ、該バネの他端側屈曲線部14cの係合先端部14dをガイド軸取付部に形成された被係合部13bに反対側から係合させると共に、この被係合部13bに他端側屈曲線部14cを下方から係合させ、トラバースシャーシのネジ孔2bに下方からねじ込んだ調整ネジ15の先端で、該バネにより下方へ付勢されたガイド軸8の外周側端部を適正な高さに支持した構成の光ディスク装置とする。
【選択図】図2

Description

本発明はCD、DVDなどの光ディスク装置に関し、特に、光ピックアップのガイド軸が衝撃等で調整ネジの先端から落ちないようにガイド軸の取付構造を改良すると共に、部品点数及び組立工数を減少させるように図った光ディスク装置に関する。
光ディスク装置のトラバースシャーシには、回転する光ディスクの半径方向に光ピックアップをガイドして移動させるガイド軸が設けられている。このガイド軸100の光ディスク外周側の端部は、図6に示すように、トラバースシャーシ101に設けられたガイド軸取付部102の切欠部102aに、ねじりコイルバネ103と調整ネジ104を用いて取付けられている。
即ち、ガイド軸100の光ディスク外周側の端部にねじりコイルバネ103を嵌装し、ねじりコイルバネ103の一端側の直線部103aを、トラバースシャーシ101に形成された孔101aに挿入して、抜け出さないように該直線部103aの屈曲先端部を孔縁部に係止させ、ねじりコイルバネ103の他端側の屈曲線部103bを、ガイド軸取付部102に形成された鉤形アーム部102bに下方から係合させて、ガイド軸100をねじりコイルバネ103で下方へ付勢すると共に、ガイド軸100の下方に位置してトラバースシャーシ101に形成されたネジ孔101bに調整ネジ104を下方からねじ込み、ガイド軸100を調整ネジ104の先端で支持することによって、ガイド軸100の端部がガイド軸取付部102の切欠部102aに高さ調節可能に取付けられている。
そして、このガイド軸100の光ディスク内周側の端部も、上記とほぼ同様の取付構造で、トラバースシャーシの光ディスク内周側に設けたガイド軸取付部に高さ調節可能に取付けられている。
一方、ディスク装置のガイド軸固定構造として、ガイド軸に円周状の溝を切り、この溝にねじりコイルバネを嵌めることによって、ガイド軸の軸方向の移動を規制すると共に、ねじりコイルバネの両端を固定部材に引っかけ固定して、このねじりコイルバネでガイド軸を固定部材の受け面に押圧固定した構造も知られている(特許文献1)。
また、光ヘッドを案内するガイド軸にねじりコイルバネを取付けて、ガイド軸を光ディスクの記録面から遠ざかる方向へ付勢すると共に、ナットに螺合してシャーシに取付けられた調整用ネジの頭部にガイド軸の端部を当接させてガイド軸の位置を規定した光ピックアップ装置も知られている(特許文献2)。
特開平6−236635号公報 特開2006−302372号公報
しかしながら、図6に示すようなガイド軸の端部の取付構造では、ガイド軸取付部102の鉤形アーム部102bに下方から係合するねじりコイルバネ103の他端側の屈曲線部103bが長く、この屈曲線部103bの直角に屈曲した先端部103cと鉤形アーム部102bとの間隔が大きいため、例えば落下等の衝撃によってガイド軸100に矢印方向の外力が作用すると、ガイド軸100が調整ネジ104の先端から落ちるという問題があった。
しかも、ねじりコイルバネ103の他端側の屈曲線部103bを係合させる相手が鉤形アーム部102bであると、ねじりコイルバネ103を組付ける際に、屈曲線部103bを鉤形アーム部102bの先端側まで横方向に弾性変形させながら下方に弾性変形させ、鉤形アーム部102bの下側を潜って下方から鉤形アーム部102bに係合させなければならないため、組付け作業性が良くないという問題もあった。
また、ガイド軸100の端部の高さを調整してガイド軸100の傾きを変えることにより光ピックアップの傾角調整を行うためには、ガイド軸100の光ディスク内周側の端部までねじりコイルバネと調整ネジで高さ調節可能に取付けることが必ずしも必要でなく、ガイド軸100の光ディスク内周側の端部の高さを固定して光ディスク外周側の端部の高さを調節するだけでも、光ピックアップの傾角調整を行うことが可能であるから、ガイド軸100の光ディスク内周側の端部の取付構造はできる限り簡素化して部品点数や組立工数の低減を図ることが望ましい。
これらの問題や要望は、前述した特許文献1,2に記載されているガイド軸の取付構造では、満足に解決することができない。
本発明は上記事情の下になされたもので、その解決しようとする課題は、落下等の衝撃を受けても光ピックアップのガイド軸が調整ネジの先端から落ちる心配がなく、ねじりコイルバネの組付け作業性が良好であり、部品点数や組立工数の減少によってコストダウンを図ることもできる光ディスク装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明に係る光ディスク装置は、回転する光ディスクの半径方向に光ピックアップをガイドして移動させるガイド軸をトラバースシャーシの上に配置し、その両端部をトラバースシャーシのガイド軸取付部に取付けた光ディスク装置であって、上記ガイド軸の光ディスク外周側の端部を、光ディスク外周側に位置するガイド軸取付部の片側が開放された凹部に片側から遊嵌し、ガイド軸の光ディスク外周側の端部に嵌装したねじりコイルバネの一端側の直線部の屈曲先端部を、ガイド軸の片側に位置してトラバースシャーシに形成された孔に挿入して抜けないように孔縁部に係止させ、ねじりコイルバネの他端側の屈曲線部の先端部をねじりコイルバネの中心線方向に屈曲して形成した係合先端部を、ガイド軸の反対側に位置してガイド軸取付部に形成された被係合部に反対側から係合させると共に、この被係合部に他端側の屈曲線部を下方から係合させ、ガイド軸の光ディスク外周側の端部の直下に位置してトラバースシャーシに形成されたネジ孔に調整ネジを下方からねじ込んで、ねじりコイルバネにより下方へ付勢されたガイド軸の光ディスク外周側の端部を調整ネジの先端で適正な高さに支持したことを特徴とするものである。
本発明の光ディスク装置においては、上記ガイド軸取付部に形成された被係合部が、ガイド軸取付部からガイド軸と平行に突出する底片と、この底片の先端から立ち上がる立上り片と、この立上り片の上端からガイド軸取付部に向かって延びる上片と、この上片の先端から垂下する垂下片とで構成され、垂下片とガイド軸取付部との間、垂下片と底片との間、垂下片と立上り片との間に、上記ねじりコイルバネの他端側の屈曲線部を挿入する連続した挿入通路が形成されたものであることが好ましい。
また、本発明の光ディスク装置においては、上記ガイド軸の光ディスク内周側の端部を、光ディスク内周側に位置するガイド軸取付部に形成された軸受孔に挿通して所定の高さに支持することが好ましく、更に、上記ガイド軸の両端をそれぞれ当止する当止片をトラバースシャーシに立設することが好ましい。
本発明の光ディスク装置のように、ガイド軸の光ディスク外周側の端部(以下、ガイド軸の外周側端部と記す)にねじりコイルバネを嵌装し、ねじりコイルバネの他端側の屈曲線部の先端部をねじりコイルバネの中心線方向に屈曲して形成した係合先端部を、ガイド軸の反対側に位置してガイド軸取付部に形成された被係合部に反対側から係合させると、落下等の衝撃によってガイド軸の外周側端部に片側へ向かう力が作用しても、ガイド軸取付部の被係合部に反対側から係合するねじりコイルバネの屈曲線部の係合先端部によって、ねじりコイルバネとガイド軸の片側への移動が阻止されるため、ガイド軸の外周側端部が調整ネジの先端から落ちる心配はなくなる。
そして、光ディスク外周側に位置するガイド軸取付部が、上記のように底片と立上り片と上片と垂下片とで構成され、連続した挿入通路が形成されたものであると、ねじりコイルバネの他端側の屈曲線部を上方から挿入通路に押し込んで上片に下方から係合させると同時に、屈曲線部の係合先端部を立上り片に反対側から係合させて、ねじりコイルバネを容易に組付けることができるので、組付け作業性が向上する。
また、光ディスク内周側のガイド軸取付部に形成された軸受孔に、ガイド軸の光ディスク内周側の端部(以下、ガイド軸の内周側端部と記す)を挿通して所定の高さに取付けたものは、ガイド軸の外周側端部を上記の調整ネジで高さ調節してガイド軸の傾きを変えることで光ピックアップの傾角を調整でき、従来、ガイド軸の内周側端部を取付けるために組付けられていたねじりコイルバネや調整ネジを省略して部品点数や組立工数を低減できるので、コストダウンを図ることが可能となる。
更に、ガイド軸の両端をそれぞれ当止する当止片をトラバースシャーシに立設したものは、ガイド軸取付部からガイド軸がその中心線方向に抜け落ちるのを当止片によって防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1はディスクトレイを省略した本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の平面図、図2は同光ディスク装置におけるガイド軸の外周側端部の取付構造を示す斜視図、図3は同光ディスク装置におけるガイド軸の内周側端部の取付構造を示す斜視図、図4は光ディスク外周側のガイド軸取付部の側面図、図5はねじりコイルバネの斜視図である。
この光ディスク装置の全体の構成を概説すると、図1に示すように、ローダーシャーシ1の内側には、トラバースシャーシ2がその後端両側部において取付ネジ3とゴムダンパー4を用いて上下回動可能に取付けられており、このトラバースシャーシ2には、光ピックアップ5とターンテーブル6が搭載されている。
この光ピックアップ5は、そのラック5aと噛み合うピニオン7の回転により、トラバースシャーシ2の上に配設された2本のガイド軸8,8に沿って、光ディスクの半径方向、即ち、ターンテーブル6に対して接近、離反する方向に移動するようになっており、ターンテーブル6に接近しながらレーザービームを対物レンズから光ディスクに照射して、記録・再生を行うようになっている。
尚、ガイド軸8,8の端部の取付構造については、後で詳しく説明する。
上記のターンテーブル6は、トラバースシャーシ2に搭載されたスピンドルモータ(不図示)の出力軸に固定され、トラバースシャーシ2が上方に回動したときに、このターンテーブル6とその真上のクランパー9との間に光ディスクの中央開口縁を挟んで光ディスクを回転させるようになっている。このクランパー9は、ローダーシャーシ1の左右側壁間に架設されたブリッジ部1aの中央のクランパー保持部1bに回転自在に保持されている。
トラバースシャーシ2の前端部に取付けられたレバーシフト10には、前方へ突き出す二つの凸部10a,10bが形成されており、これらの凸部10a,10bが挿入されるカム溝11a,11bを形成したカムスライダー11が、ローダーシャーシ1の前枠部1cにスライド可能に取付けられている。このカムスライダー11は、その右端のラックギヤ11cと噛み合うピニオンギヤ12の回転によって左右にスライドするようになっており、このようにカムスライダー11がスライドすると、そのカム溝11a,11bに沿ってレバーシフト10の凸部10a,10bが摺動しながら上下動するため、トラバースシャーシ2が後端両側部の取付部分を支点として上下に揺動するようになっている。
また、図示はしていないが、光ディスクを載置して挿入、排出させるディスクトレイが、トラバースシャーシ2とブリッジ部1aとの間に配置されてローダーシャーシ1の内側に挿入・排出可能に取付けられており、このディスクトレイの裏面のラックに上記のピニオン12が噛み合って回転すると、ディスクトレイが挿入・排出されるようになっている。
尚、上記のピニオン12と、光ピックアップ5のラック5aに噛み合う前記ピニオン7は、駆動力伝達歯車機構(不図示)を介して、駆動モータ(不図示)から駆動力が伝達されるようになっている。
図1,図2に示すように、ガイド軸8の外周側端部に対応するトラバースシャーシ2の後端部には、ガイド軸取付部13(光ディスク外周側に位置するガイド軸取付部)が立設されており、このガイド軸取付部13には、片側(図1,図2では左側)が開放された凹部13aと、被係合部13bが形成されている。そして、凹部13aには、ガイド軸8の外周側端部が遊嵌されており、また、被係合部13bには、ガイド軸8の外周側端部に嵌装されたねじりコイルバネ14の屈曲線部14cとその係合先端部14dが係合されている。
上記の凹部13aは、その片側(左側)の開放部分から遊嵌されたガイド軸8の外周側端部を該凹部13aの内側面で当止することによって、ガイド軸8の左右方向の位置を規制するものであり、該凹部13aの上下寸法は、ガイド軸8の外周側端部の高さ調節ができるように、ガイド軸8の直径よりも大きく設定されている。
また、上記の被係合部13bは、図2,図4に示すように、ガイド軸取付部13からガイド軸と平行に光ディスク内周側に向かって突出する底片13cと、この底片13cの先端から立ち上がる立上り片13dと、この立上り片13dの上端からガイド軸取付部13に向かって延びる上片13eと、この上片13eの先端から垂下する垂下片13fとで構成されており、垂下片13fとガイド軸取付部13との間、垂下片13fと底片13cとの間、垂下片13fと立上り片13dとの間には、ねじりコイルバネ14の屈曲線部14cを挿入する連続した挿入通路13gが形成されている。
ガイド軸8の外周側端部に嵌装されるねじりコイルバネ14は、図5に示すように、一端側の直線部14aの先端に短い屈曲先端部14bを形成すると共に、他端側の「く」字状の屈曲線部14cの長さを従来のものより短縮し、その先端部をねじりコイルバネ14のコイル部14eの中心線方向に屈曲して係合先端部14dを形成したものである。このねじりコイルバネ14は、図1,図2に示すように、一端側の直線部14aの屈曲先端部14bを、ガイド軸8の片側(左側)に位置してトラバースシャーシ2に形成された孔2aに挿入して、抜けないようにトラバースシャーシ下面の該孔2aの孔縁部に屈曲先端部14bを係止させ、図2,図4に示すように、他端側の屈曲線部14cを、ガイド軸取付部13に形成された前記被係合部13bの上片13eに下方から係合させると共に、屈曲線部14cの係合先端部14dを前記被係合部13bの立上り片13dに反対側(右側)から係合させることによって組付けられており、このねじりコイルバネ14によってガイド軸8の外周側端部は右斜め下方に付勢されている。
ねじりコイルバネ14の組付け作業は、直線部14aの屈曲先端部14bが短いので孔2aに挿入し易く、しかも、屈曲線部14cを上方から被係合部13bの挿入通路13gに押し込むことによって、屈曲線部14cと係合先端部14dを容易に被係合部13bの上片13eと立上り片13dに係合できるので、従来よりも遥かに組付け易くなり、組付け作業性が大幅に向上するようになる。
更に、トラバースシャーシ2には、図2に示すように、ガイド軸8の外周側端部の直下に位置してネジ孔2bが形成されており、このネジ孔2bに下方からねじ込まれた調整ネジ15の先端によって、ガイド軸8の外周側端部が適正な高さに支持されている。
一方、図1,図3に示すように、ガイド軸8の内周側端部に対応するトラバースシャーシ2の先端部には、ガイド軸取付部16(光ディスク内周側に位置するガイド軸取付部)のみが立設されており、このガイド軸取付部16に形成された軸受孔16aにガイド軸8の内周側端部が挿通されて、所定の高さに支持されている。従って、従来のガイド軸の内周側端部の取付構造に比べると、ねじりコイルバネや調整ネジを省略できる分だけ取付構造が簡素化され、部品点数や取付工数が減少するので、コストダウンを達成することが可能となる。このようにガイド軸8の内周側端部が高さ調節できない取付構造であっても、ガイド軸8の外周側端部の高さを前記の調整ネジ15で調整してガイド軸8の傾きを変えることにより、光ピックアップ5の傾角調整を行うことができるので、支障が出る心配はない。
また、ガイド軸取付部13,16からガイド軸8がその中心線方向に抜け落ちるのを防止するため、図1〜図3に示すように、ガイド軸8の両端をそれぞれ当止する当止片2cがトラバースシャーシ2の前後両端部にそれぞれ立設されている。
以上のような構成の光ディスク装置は、トラバースシャーシ2が下降(下方に回動)したトレイオープンの状態において、光ディスクをディスクトレイに載せてターンテーブル6とクランパー9の間に送り込むと、カムスライダー11が、そのラック11cと噛み合うピニオン12の回転によって、図1に示すように右方にスライドし、トラバースシャーシ2が上昇(上方に回動)して、光ディスクがターンテーブル6とクランパー9に挟持されて回転する。すると、光ピックアップ5が、そのラック5aと噛み合うピニオン7の回転により、ガイド軸8,8に沿って光ディスクの内周側(ターンテーブルに接近する方向)へ移動し、対物レンズからレーザービームが光ディスクに照射されて、記録・再生が行われる。そして、記録・再生が終わると、上記と逆動作して光ディスクがディスクトレイに載って排出される。
また、この光ディスク装置は、例えば運搬中に誤って落とすことにより、ガイド軸8に対して図2に矢印で示すような片側(左側)へ向かう衝撃力が作用したとしても、前述したように、ねじりコイルバネ14の屈曲線部14cの係合先端部14dがガイド軸取付部13の被係合部13bの立上り片13dに反対側(右側)から係合しているため、ガイド軸8の外周側端部がねじりコイルバネ14と共に片側(左側)へ移動して調整ネジ15の先端から落ちて故障する心配はなくなる。従って、従来の光ディスク装置に比べると、信頼性や耐久性が向上する。
以上、合成樹脂製のトラバースシャーシ2を用いた光ディスク装置を例に挙げて本発明を説明したが、金属板製のトラバースシャーシを用いた光ディスク装置においても、トラバースシャーシに切起こし加工や曲げ加工を施して、ガイド軸取付部13、被係合部13b、当止片2cなどを形成することにより、本発明を実施することができる。
ディスクトレイを省略した本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の平面図である。 同光ディスク装置におけるガイド軸の外周側端部の取付構造を示す斜視図である。 同光ディスク装置におけるガイド軸の内周側端部の取付構造を示す斜視図である。 光ディスク外周側のガイド軸取付部の側面図である。 ねじりコイルバネの斜視図である。 従来の光ディスク装置におけるガイド軸の外周側端部の取付構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 ローダーシャーシ
2 トラバースシャーシ
2a 孔
2b ネジ孔
2c 当止片
5 光ピックアップ
6 ターンテーブル
8 ガイド軸
9 クランパー
11 カムスライダー
13 光ディスク外周側に位置するガイド軸取付部
13a 凹部
13b 被係合部
13c 底片
13d 立上り片
13e 上片
13f 垂下片
13g 挿入通路
14 ねじりコイルバネ
14a 一端側の直線部
14b 屈曲先端部
14c 他端側の屈曲線部
14d 係合先端部
15 調整ネジ
16 光ディスク内周側に位置するガイド軸取付部
16a 軸受孔

Claims (4)

  1. 回転する光ディスクの半径方向に光ピックアップをガイドして移動させるガイド軸をトラバースシャーシの上に配置し、その両端部をトラバースシャーシのガイド軸取付部に取付けた光ディスク装置であって、
    上記ガイド軸の光ディスク外周側の端部を、光ディスク外周側に位置するガイド軸取付部の片側が開放された凹部に片側から遊嵌し、ガイド軸の光ディスク外周側の端部に嵌装したねじりコイルバネの一端側の直線部の屈曲先端部を、ガイド軸の片側に位置してトラバースシャーシに形成された孔に挿入して抜けないように孔縁部に係止させ、ねじりコイルバネの他端側の屈曲線部の先端部をねじりコイルバネの中心線方向に屈曲して形成した係合先端部を、ガイド軸の反対側に位置してガイド軸取付部に形成された被係合部に反対側から係合させると共に、この被係合部に他端側の屈曲線部を下方から係合させ、ガイド軸の光ディスク外周側の端部の直下に位置してトラバースシャーシに形成されたネジ孔に調整ネジを下方からねじ込んで、ねじりコイルバネにより下方へ付勢されたガイド軸の光ディスク外周側の端部を調整ネジの先端で適正な高さに支持したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 上記ガイド軸取付部に形成された被係合部が、ガイド軸取付部からガイド軸と平行に突出する底片と、この底片の先端から立ち上がる立上り片と、この立上り片の上端からガイド軸取付部に向かって延びる上片と、この上片の先端から垂下する垂下片とで構成され、垂下片とガイド軸取付部との間、垂下片と底片との間、垂下片と立上り片との間に、上記ねじりコイルバネの他端側の屈曲線部を挿入する連続した挿入通路が形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 上記ガイド軸の光ディスク内周側の端部を、光ディスク内周側に位置するガイド軸取付部に形成された軸受孔に挿通して所定の高さに支持したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 上記ガイド軸の両端をそれぞれ当止する当止片を上記トラバースシャーシに立設したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光ディスク装置。
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