JP2008282143A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用性のある書き込みツールを用いてマイコンのプログラム書き込みが可能であり、しかも省エネルギーとすることのできる電子制御装置を得ることを目的とする。
【解決手段】待機時にはスリープモードとなり、前記プログラムの書き込みを行う際には前記スリープモードが解除される書き込み用インターフェイスを備え、マイコンへのプログラムの書き込みを行う際には、書き込みツールをその書き込み用インターフェイスに接続しするようにした電子制御装置である。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両等の制御装置に用いられる電子制御装置、特に、必要に応じてプログラムが書き込まれ若しくは書き換えら得るマイコンを備えた電子制御装置に関するものである。
一般に、自動車、自動二輪車、船外機等を制御する車両用等の電子制御装置は、プログラムが書き込まれ若しくは書換えられ(以下、これらを総称して、単に書き込みと称する)得るマイコンを用いる場合が多い。従来、そのプログラムの書き込みは、その電子制御装置にパソコン等のプログラム書き込みツール(以下、単に、書き込みツールと称する)を接続し、その書き込みツールを用いて修正後のプログラムをマイコンに書き込むことにより行われる(例えば、特許文献1参照)。
又、通常、このような車両用等の電子制御装置には、省電力とするために、待機時にスリープモードに移行して各インターフェイスの電源を遮断することができる回路を有する場合と、待機時でもスリープモードに移行する必要がなく、インターフェイスの電源を遮断することができる回路を有しない場合とがある。従って、電子制御装置の夫々の場合に対応して、書き込みツールの構成を変え、若しくは書き込みツールと電子制御装置との接続の仕方を変える必要がある。
例えば、図5は、自動車、自動二輪車、船外機等の一般的な従来の車両用の電子制御装置のプログラムの書き込みを行なう場合の構成図で、待機時にスリープモードに移行する必要のない電子制御装置の場合を示す。図5に於いて、電子制御装置1は、書き込み可能なマイコン2と、バッテリ3に接続され電子制御装置1内に5[V]の電圧を供給する電源4と、マイコン2の通信端子21に接続された書き込み用インターフェイス5とを備えている。書き込み用インターフェイス5は、電源4に接続された電源端子S1から電源が供給されている。
書き込みツール6は、マイコン2にプログラムを書き込む場合、マイコン2の通信端子21に接続された書き込み用インターフェイス5と、マイコン2のリセット端子22に接続されたインバータ7とに接続される。書き込みツール6によるマイコン2へのプログラムの書き込みは、車両等の生産ラインに於いてデフォルトのプログラムを書き込む場合や、市場に於いてアップグレードするためのプログラムをディーラー等で書き込む場合に実施される。
図6は、図5に示された電子制御装置1に於いて、マイコン2にプログラムを書き込む場合の信号の例を示す説明図で、(a)はマイコン2のリセット信号の波形、(b)はマイコン2に書き込むためのプログラムを伝送する通信波形を夫々示す。図6の(a)に示すように、時点t1にて書き込みツール6によりリセット信号RESを立ち下げてマイコン2にリセットをかけ、そのリセット期間中に、種々の方式のうちの何れかの通信方式を用いてマイコン2へのプログラムの書き込みを行う。即ち、図6の(b)に示すように、書き込みツール6から書き込み用インターフェイス5を介してマイコン2に書き込み用プログラムに関する通信信号の伝送を時点t11にて開始してマイコン2へプログラムの書き込みを行ない、時点t12にて書き込み用プログラムの伝送が終わりマイコン2への書き込みが終了する。その後、時点t2にてリセット信号RESを元に戻して立ち上げマイコン2のリセットを解除する。
図7は、図5に示す電子制御装置1に於けるマイコン2へのプログラムの書き込み途中で、一旦マイコン2のリセットを解除し、その間にマイコンと別の通信を行なう場合を示す説明図で、(a)はマイコン2のリセット信号の波形、(b)はマイコン2に書き込むためのプログラムを伝送する通信波形を夫々示す。この場合、図7の(a)に示すように、時点t12で一旦プログラムの伝送を中止し、時点t2にてリセット信号RESを立ち上げてマイコン2のリセットを解除してマイコン2を動作可能な状態とし、マイコン2との所定の通信を行う。
時点t2にてマイコン2のリセットを解除しても、書き込み用インターフェイス5には電源S1から常時電力が供給されているので、時点t21にてマイコン2へのプログラム書き込みのための信号の伝送が可能であり、その信号の伝送を再開する。そしてマイコン2との間で行っていた別の通信が終了すれば、時点t22にてプログラム書換えのための信号の伝送を中止し、時点t3にてリセット信号RESを再度立下げてマイコン2にリセットをかける。そして、時点t31にてプログラム書き込みのための信号の伝送を再開し、時点t32にてその全ての信号の伝送を終了すると、時点t4にてリセット信号RESを立ち上げてマイコン2のリセットを解除するものである。
図8は、車両システムの電源がオフとなっている間等にでも電子制御装置1の電源がオフとならず、待機時にスリープモードに移行して省電力状態となる回路を有する従来の電子制御装置を示す構成図である。図8に於いて、マイコン2がスリープモードに移行した際に各インターフェイス等の回路が電力を消費することを避けるため、待機時にスリープ用電源端子S2をオフとする第1のトランジスタTr1と、この第1のトランジスタTr1を導通制御する第2のトランジスタTr2が設けられている。第2のトランジスタTr2は、マイコン2により制御される。
スリープ時に使用しない内部回路8は、スリープ用電源端子S2に接続されており、スリープモードに移行したときには第1のトランジスタTr1により電源が遮断されるように構成されている。スリープ時にも使う回路9は、勿論スリープモードのときでも電源を遮断することができないので、常時電力を供給することが可能な電源端子S1に接続されておりスリープモードに移行しても電力が供給されが、その消費電流が大きくなると電子制御装置1自身の待機電流が増大するので、なるべくスリープモードにも使う回路8は、例えばスリープから復帰するためのトリガ用の回路等の必要最低限の回路にとどめられる。
特開2000−89949号公報
図8に示す電子制御装置1に設けられているマイコン2がプログラム書き込み可能なマイコンである場合、書き込みツールを接続するための図5に示す書き込み用インターフェイス5を、スリープ時に使わない回路8か、或いはスリープ時にも使う回路9かの、何れかに設ける必要がある。しかし、書き込み用インターフェイスをスリープ時に使わない回路8に設けると、これに接続した書き込みツールによりマイコン2にプログラムを書き込み中にマイコン2にはリセットがかけられているため、マイコン2により第2のトランジスタTr2をオンさせることができず、従って第1のトランジスタTr1を導通させることができないので、書き込み用インターフェイスに電源を供給することができず、書き込みツールとマイコン2の通信が途絶え、マイコン2にプログラムを書き込むことができない。
一方、書き込み用インターフェイスをスリープ時にも使う回路9に設けると、プログラムの書き込みという、通常、一般のユーザーは行なうことがなく、頻度の高くない作業のために、スリープ中に待機電流が常に書き込み用インターフェイスに流れることになり好ましくない。そこで書き込み用インターフェイスを電子制御装置1内に設けずに書き込みツール内に設ける方法もあるが、書き込み用インターフェイスを内部に備えた書き込みツールは、図5に示すように内部に書き込み用インターフェイス5を備えた電子制御装置1には使用できず、そのような書き込み用ツールは従来の書き込みツールとの互換性がなくなってしまい、その電子制御装置にだけの特別な書き込みツールとなってしまう。
この発明は、従来の電子制御装置に於けるこのような課題を解決するためになされたもので、汎用性のある書き込みツールを用いてマイコンのプログラム書き込みが可能であり、しかも省エネルギーとすることのできる電子制御装置を得ることを目的とする。
この発明による電子制御装置は、必要に応じてプログラムが書き込まれ得るマイコンと、前記マイコンへのプログラムの書き込みを行う際に書き込みツールが接続される書き込み用インターフェイスとを備えた電子制御装置であって、前記書き込み用インターフェイスは、待機時にはスリープモードとなり、前記プログラムの書き込みを行う際には前記スリープモードが解除されるように構成されたものである。
この発明に於いて、プログラムが書き込まれるとは、プログラムが未だ書き込まれていない領域に新たにプログラムが書き込まれることと、既に書き込まれているプログラムが別のプログラムに書き換えられることとのうちの少なくとも一方が行われることを意味する。
この発明による電子制御装置によれば、待機時にはスリープモードとなり、前記プログラムの書き込みを行う際には前記スリープモードが解除される書き込み用インターフェイスを備えているので、書き込み用インターフェイスを備えていない汎用性のある書き込みツールを用いてマイコンのプログラム書き込み若しくは書換えをすることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電子制御装置を示す構成図で、マイコンへのプログラムの書き込み時の構成を示している。図1に於いて、自動車、自動二輪車、船外機等の一般的な車両用の電子制御装置1は、書き込み可能なマイコン2と、バッテリ3に接続され電子制御装置1内に5[V]の電圧を供給する電源4と、マイコン2の通信端子21に接続されスリープ用電源端子S1から電力が供給される書き込み用インターフェイス5と、スリープ用電源端子S2から電力が供給されスリープ時に使用しない内部回路8と、常時電力の供給が可能な電源端子S1に接続されスリープ時にも使う回路9とが設けられている。
又、待機時にスリープ用電源端子S2を遮断する第1のトランジスタTr1と、マイコン2により制御され第1のトランジスタTr1を制御する第2のトランジスタTr2が設けられている。第1のトランジスタTr1は、電源端子S1とスリープ用電源端子S2との間に接続されている。第2のトランジスタTr2は、コレクタが第1のトランジスタTr1のベースに抵抗を介して接続され、エミッタが接地されている。ダイオードD1は、陰極側が第1のトランジスタTr1のベースに抵抗を介して接続されると共に第1のトランジスタTr2のコレクタに接続され、陽極側がマイコン2のリセット端子22とインバータ7との接続部に接続されている。
第1のトランジスタTr1と第2のトランジスタTr2とは、この発明に於ける電源制御手段を構成している。
電子制御装置1の通常動作時には、マイコン2のリセット信号は立ち下がっておらずダイオードD1は非導通であるが、第2のトランジスタTr2は導通しており従って第1のトランジスタTr1は導通であり、スリープ用電源端子S2は書き込み用インターフェイ5、及びスリープ時に使わない内部回路8に電力を供給している。一方、電子制御装置1の待機時には、マイコン2は第2のトランジスタTr2を非導通とし、これにより第1のトランジスタTr1は非導通となり、スリープ用電源端子S2は遮断されスリープモードとなる。従って、スリープモードでは、書き込み用インターフェイス5、及びスリープ時に使わない内部回路8の電源は遮断される。
以上のように構成された電子制御装置に於いて、車両等の生産ラインに於いてデフォルトのプログラムを書き込む場合や、市場に於いてアップグレードするためのプログラムをディーラー等で書き込む場合には、パソコン等により構成される書き込みツール6を書き込み用インターフェイス5とインバータ7との間に接続し、この書き込みツール6を用いてマイコン2のプログラムの書き込みが行われる。図2は、図1に示す電子制御装置に於けるプログラムの書き込みを行う場合の夫々の信号を示す波形図を示し、(a)はマイコン2のリセット信号RESの波形、(b)は書き込み用インターフェイス5に供給される電源の波形、(c)はマイコン2に書き込むためのプログラムを伝送する通信信号の波形を夫々示す。
即ち、先ず、図2の(a)に示すように、時点t1に於いてリセット信号RESを立ち下げ、マイコン2にリセットをかける。時点t1に於いてリセット信号RESが立ち下がるとダイオードD1が導通するので、第1のトランジスタTr1が導通してスリープ用電源端子S2の遮断が解かれ、図2の(b)に示すように書き込み用インターフェイス5に電源が投入される。これにより、書き込み用インターフェイス5を介して書き込みツール6から、マイコン2に書き込むためのプログラムに関する通信信号の伝送が可能となり、図2の(c)に示すように時点t11にて通信信号の伝送を開始してマイコン2にプログラムの書き込みが行われる。
時点t12に於いてマイコン2へのプログラムの書き込みが終わると、時点t2に於いてリセット信号RESを立ち上げて書き込みツール6によるマイコン2のリセットを解除し、書き込みツール6を電子制御装置1から取り外して、マイコン2へのプログラムの書き込み作業を終了する。その後は、マイコン2に書き込んだプログラムの仕様に基づき、書き込み用インターフェイス5に引き続き電源を供給するために第1のトランジスタTr1を導通したままとするか、或いはスリープモードに入るので待機電流を低減するために第1のトランジスタTr1を非導通とするかの何れかとなる。
以上述べた図1に示すこの発明の実施の形態1に係る電子制御装置によれば、書き込み用インターフェイスを内蔵していない汎用性のある書き込みツールを用いてマイコンのプログラムの書き込みを行うことができると共に、待機時にスリープモードに移行して省エネルギーとすることができる。
実施の形態2.
電子制御装置の仕様によっては、図7にて説明したように、マイコン2へのプログラムの書き込み途中で一旦マイコン2のリセットを解除し、その間にマイコンと別の通信を行なう必要がある場合がある。この場合、実施の形態1による電子制御装置1によれば、図7に示すように、マイコン2へのプログラムの書き込み途中の時点t2で一旦リセットを解除しリセット信号RESを立ち上げると、リセット信号RESが立ち上がることによりダイオードD1が非導通となり、第1のトランジスタTr1が非導通となる。従って、書き込み用インターフェイス5の電源であるスリープ用電源端子S2が遮断され、書き込みツール6とマイコン2との間の通信を行うことができなくなる。
この場合、リセット信号RESが立ち上がりマイコン2のリセットは解除されてはいるが、マイコン2へのプログラムの書き込みが完了していないため、マイコン2の各ポートがハイインピーダンス状態となっており、マイコン2により書き込み用インターフェイス5の電源が途切れないように制御することはできない。
そこで、この発明の実施の形態2に係る電子制御装置は、マイコンへのプログラムの書き込み中に一旦マイコンのリセットが解除されても、支障なくマイコンへのプログラムの書き込みが行えるようにしたものである。
図3は、この発明の実施の形態2に係る電子制御装置を示す構成図で、マイコンへのプログラムの書き込み時を示している。図3に於いて、第1のトランジスタTr1のコレクタは、プルアップ抵抗Rを介して第2のトランジスタTr2のベース側に接続されている。この構成により、第1のトランジスタTr1が導通してスリープ用電源端子S2に電圧が印加された状態となると、第2のトランジスタTr2のベース電圧がプルアップされて導通状態が保持され、従って第1のトランジスタTr1の導通が自己保持されることとなる。その他の構成は、図1に示す実施の形態1の場合と同様である。
図4は、図3に示す実施の形態2に係る電子制御装置1のマイコン2に、プログラムの書き込みを行う場合の夫々の信号を示す波形図で、(a)はマイコン2のリセット信号RESの波形、(b)は書き込み用インターフェイス5に供給される電源の波形、(c)はマイコン2に書き込むためのプログラムを伝送する通信信号の波形を夫々示す。図4に示すプログラムの書き込みの例は、図7に示した場合と同様に、マイコン2へのプログラムの書き込みの途中で、マイコン2のリセットを一旦解除してマイコンを起動させて、書き込みツール6とマイコン2とがプログラムの書き込みとは別の通信を行う場合を示している。
図4に於いて、マイコン2にプログラムを書き込む場合、先ず時点t1にてマイコン2のリセット信号RESを立下げてマイコン2にリセットをかける。時点t1でリセット信号RESが立下がることにより、ダイオードD1が導通し、第1のトランジスタTr1が導通してスリープ用電源端子S2に電圧が印加され、従って書き込み用インターフェイス5に電源が印加される。これにより、書き込み用インターフェイス5を介して書き込みツール6から、マイコン2に書き込むためのプログラムに関する通信信号の伝送が可能となり、図4の(c)に示すように時点t11にて通信信号の伝送を開始してマイコン2にプログラムの書き込みが開始される。
又、時点t1にて第1のトランジスタTr1が導通すると、第2のトランジスタTr2のベース電位がプルアップ抵抗Rによりプルアップされ、第2のトランジスタTr2も導通する。従って、その後、仮にダイオードD1が非導通となっても、第1のトランジスタTr1の導通は、第2のトランジスタTr2の導通により自己保持されることとなる。そして、この状態は、マイコン2のポートによる制御に基づいて第2のトランジスタTr2を非導通とするまで保持される。
この状態で、時点t11からマイコン2にプログラムの書き込みのための信号の伝送を開始するが、その信号の伝送の途中で、書き込みツール6とマイコン2との間で別の通信を行う必要が生じたとすれば、時点t12にて一旦プログラムに書き込みのための信号の伝送を中止し、時点t2にてリセット信号RESを立ち上げてマイコン2のリセットを解除する。時点t2にてリセット信号RESが立ち上がることにより、ダイオードD1が非導通となるが、前述した通り、第1のトランジスタTr1は導通状態を保持しており、従ってスリープ用電源端子S2には電源端子S1から電圧が印加されており、書き込み用インターフェイス5はスリープ用電源端子S2から電力の供給を受け続けている。
従って、時点t21にてプログラムの書き込みのための信号の伝送を再開することができる。次に、書き込みツール6とマイコン2との別の通信が終了すれば、時点t22にて一旦プログラムの書き込みのための信号の伝送を中止し、時点t3にて再度リセット信号RESを立ち下げてマイコン2に再度リセットをかける。そして、時点t31にて中断していたプログラムの書き込みのための信号の伝送を再開し、時点t32にてマイコン2へのプログラムの書き込みを終了する。その後、時点t4にてリセット信号RESを立ち上げてマイコン2のリセット解除し、書き込みツール6を電子制御装置1から取り外して、マイコン2へのプログラムの書き込み作業を終了する。
その後は、マイコン2に書き込んだプログラムの仕様に基づき、スリープモードに入るべくスリープ時に使わない内部回路8の電源を切るために、第2のトランジスタTR2のベースに接続されたポートの出力をローレベルとして第2のトランジスタTr2を非導通とし、これにより第1のトランジスタTr1を非導通として、書き込み用インターフェイス5の電源であるスリープ用電源端子S2を遮断するか、或いはスリープ時に使わない内部回路8の電源を切らずおくために、第2のトランジスタTr2を導通させておき、従って第1のトランジスタTr1を導通させたままとするかの、何れかとなる。
この発明の実施の形態1に係る電子制御装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る電子制御装置のマイコンにプログラムの書き込みを行う場合の信号波形図であり、(a)はマイコンのリセット信号の波形、(b)は書き込み用インターフェイスに供給される電源の波形、(c)はマイコンに書き込むためのプログラムを伝送する通信信号の波形を夫々示す。である。 この発明の実施の形態2に係る電子制御装置を示す構成図である。 実施の形態2に係る電子制御装置のマイコンにプログラムの書き込みを行う場合の信号波形図であり、(a)はマイコンのリセット信号の波形、(b)は書き込み用インターフェイスに供給される電源の波形、(c)はマイコンに書き込むためのプログラムを伝送する通信信号の波形を夫々示す。 一般的な車両用の電子制御装置の構成図である。 図5に示す電子制御装置のマイコンにプログラムを書き込む場合の信号波形図であり、(a)はマイコンのリセット信号の波形、(b)はマイコンに書き込むためのプログラムを伝送する通信波形を夫々示す。 図5に示す電子制御装置のマイコンにプログラムの書き込みを行う別の例の信号は系図であり、(a)はマイコンのリセット信号の波形、(b)はマイコンに書き込むためのプログラムを伝送する通信波形を夫々示す。 別の従来の電子制御装置の構成図である。
符号の説明
1 電子制御装置
2 マイコン
3 バッテリー
4 電源
5 書き込み用インターフェイス
6 書き込みツール
7 インバータ
8 スリープ時に使わない内部回路
9 スリープモードにも使う回路
21 通信端子
22 リセット端子
S1 電源端子
S2 スリープ用電源端子
Tr1 第1のトランジスタ
Tr2 第2のトランジスタ
D1 ダイオード
R プルアップ抵抗

Claims (5)

  1. 必要に応じてプログラムが書き込まれ得るマイコンと、前記マイコンへのプログラムの書き込みを行う際に書き込みツールが接続される書き込み用インターフェイスとを備えた電子制御装置であって、前記書き込み用インターフェイスは、待機時にはスリープモードとなり、前記プログラムの書き込みを行う際には前記スリープモードが解除されるように構成されたことを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記マイコンは、前記プログラムの書き込みが行われる際に、前記書き込みツールからの信号に基づいてリセットされ、前記書き込み用インターフェイスは、前記信号に基づいて前記スリープモードの解除が行われることを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記書き込み用インターフェイスに電力を供給する電源を開閉する電源制御手段を備え、前記電源制御手段は、前記マイコンにより制御されて前記電源をオフとすることにより前記書き込み用インターフェイスをスリープモードとし、前記マイコンにより制御されて前記電源をオンとすることにより前記書き込み用インターフェイスを動作モードとすることを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  4. 前記書き込み用インターフェイスがスリープモードにあるとき、前記電源制御手段は、前記書き込みツールからの信号が前記マイコンに与えられると前記マイコンによる制御とは無関係に前記電源をオンとして前記書き込み用インターフェイスを動作モードとし、前記信号が解除されると前記電源をオフとして前記書き込み用インターフェイスを前記スリープモードに復帰させることを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
  5. 前記書き込み用インターフェイスがスリープモードにあるとき、前記電源制御手段は、前記書き込みツールからの信号が前記マイコンに与えられると前記マイコンによる制御とは無関係に前記電源をオンとして前記書き込み用インターフェイスを動作モードとし、その後は前記信号が解除されても前記マイコンにより制御されて前記電源をオフとするまでは前記電源のオン状態を維持することを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
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