JP2008280158A - プレコート供給装置 - Google Patents

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Katsuhiko Goto
勝彦 後藤
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Sintokogio Ltd
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Abstract

【課題】過度の流動化を抑え、プレコート剤の棚吊りを防止するとともに安定した供給を図ることができるプレコート供給装置を提供する。
【解決手段】プレコート剤を供給する通路部に連通して配置されるプレコート供給装置であって、下部に前記通路部に連通する供給口を有する貯留タンクと、該貯留タンク内を吹込みエア室と貯留室とに仕切るために、前記供給口の下部近傍から上方に傾斜して設けられる隔壁板と、該隔壁板に形成される所定の個数のエア通気孔と、前記吹込みエア室から前記エア通気孔に向けて設けられるエア噴射ノズルとを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明はプレコート供給装置に関する。さらに詳しくは、プレコート剤の棚吊りを防止するプレコート供給装置に関する。
従来より、排ガス処理装置においては排ガス発生源である、たとえばボイラとダクトにより接続される集塵機の上流位置のダクトに、該集塵機に使用されるフィルタにプレコート剤を供給するプレコート供給装置が設置されている(特許文献1参照)。このプレコート供給装置のホッパに貯留されたプレコート剤がホッパ内壁面に付着すると、棚吊り現象を起こして排出口からプレコート剤が安定して排出されにくいという問題がある。このホッパ内の粉体を流動化させて排出を容易にする目的として、たとえばエア吹出しノズルの先端を排出口に臨んで設けたホッパ(特許文献2参照)を用いることが考えられる。この場合、このエア吹出しノズルから開閉弁とエア供給源としての圧縮ポンプまでのエアラインは前記集塵機に吸引される排ガスのためのダクトのエアラインとは独立して構成される。
特開2005−28294号公報 特開平8−133474号公報
しかしながら、従来のプレコート供給装置にエア吹出しノズルを用いてプレコート剤を流動化させると、該ノズルから噴射されるエアの噴射力ないし噴射量に大きく影響されて、プレコート剤が必要以上に排出口を通してロータリバルブから噴出され安定した供給がされなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、叙上の事情に鑑み、過度の流動化を抑え、プレコート剤の棚吊りを防止するとともに安定した供給を図ることができるプレコート供給装置を提供することを目的とする。
本発明のプレコート供給装置は、プレコート剤を供給する通路部に連通して配置されるプレコート供給装置であって、下部に前記通路部に連通する供給口を有する貯留タンクと、該貯留タンク内を吹込みエア室と貯留室とに仕切るために、前記供給口の下部近傍から上方に傾斜して設けられる隔壁板と、該隔壁板に形成される所定の個数のエア通気孔と、前記吹込みエア室から前記エア通気孔に向けて設けられるエア噴射ノズルとを備えてなることを特徴としている。
また、前記隔壁板の下端部に、前記吹込みエア室から供給口に向けて連通する切出し部を設けるのが好ましい。
本発明によれば、吹込みエア室と貯留室とのあいだの隔壁板に設けられるエア通気孔からエアを導入することにより、過度の流動化を抑えて、貯留タンク内のプレコート剤の流動性を高めることができるため、プレコート剤の棚吊りを防止することができる。
また、隔壁板の下端部に切出し部を設けることにより、仮にプレコート剤がエア通気孔を通過して吹込みエア室に洩れてもこの吹込みエア室に洩れたプレコート剤は、エア噴射ノズルからの吹込みエアと共に切出し部を通して、円滑に吹出されるため、プレコート剤を安定して供給することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明のプレコート供給装置を説明する。図1〜4に示されるように、本発明の一実施の形態にかかわるプレコート供給装置1は、集塵機Aにプレコート剤を供給するために、排ガスの発生源としてのボイラ(図示せず)から該集塵機Aまでを接続するエアライン(メイン流路)の通路部としてのダクトBの分岐通路部Cに配置され、貯留タンク2、エア通気部3が形成される隔壁板4、エア噴射ノズル5および邪魔板6を備えている。図2において、符号A1は集塵機Aの吸入口である。前記プレコート剤としては、ゼオライト、アルミナ、ケイソウ土、パーライト、活性白土、カオリン、長石、石英などの助剤粉体を用いることができる。なお、前記邪魔板6は、本実施の形態では、プレコート剤の圧蜜により後述する切出し部11が閉塞するために設けられているが、本発明においては、小容量タイプの貯留タンク2であるため、省くことができる。
前記貯留タンク2は、有底形状を呈しており、上部に開口される投入部2aに蓋7が嵌着されているとともに、下部に前記分岐通路部Cに連通する供給口2bを有している。前記隔壁板4は、この貯留タンク2の内部に前記供給口2bの下部近傍から上方に傾斜して設けられており、貯留タンク2の内部を吹込みエア室8と貯留室9とに仕切っている。
前記隔壁板4に形成されるエア通気部3は、本実施の形態では、プレコート剤が洩れない程度の幅を有するスリットにされている。本発明において、とくにスリットに限定されるものではなく、たとえば円形の孔や多角形の孔とすることができる。また、本実施の形態では、このスリットの個数は、8個にされているが、適宜所定の個数に選定することができる。
前記隔壁板4は、所定の厚さにより剛性を有する鋼板であれば、とくに限定されるものではないが、本実施の形態では、0.6mm程度の剛性のある亜鉛引き鉄板とすることができる。この隔壁板4に極薄板で剛性のある亜鉛引き鉄板などを使用することで、隔壁板4への圧縮エアによる衝撃力の振動が貯留タンク2に伝わり、棚吊りをより確実に防止することができる。
前記エア噴射ノズル5は、吹込みエア室8から前記エア通気孔3に向けて設けられていれば、その配置箇所(位置)および個数については、適宜選定することができるが、本実施の形態では、貯留タンク2の下部側壁に1個設けられている。このエア噴射ノズル5は、エア供給源として、たとえば集塵機Aのダスト払落し用圧縮エアを使用し、エアホース10を介して圧縮エアを噴射させることができる。これにより、エアラインが前記メイン流路の一系統となり安価にプレコート供給装置1を設置することができる。
本実施の形態では、エア通気孔3から圧縮エアを貯留室9に導入することにより、過度の流動化を抑え、貯留タンク2内のプレコート剤の流動性を高めることができる。このため、特に小型貯留タンクにおいて安価でプレコート剤の棚吊りを防止することができる。
また、本実施の形態では、前記隔壁板4の下端部に前記貯留タンク2の底部2cに向けて伸びる、前記吹込みエア室8から供給口2bに向けて連通する通し孔11aを有する切出し部11を設けるのが好ましい。この切出し部11の形状は、本発明において、とくに限定されるものではないが、本実施の形態ではノコギリ刃の形状にされている。
この切出し部11を設けることにより、仮にプレコート剤がエア通気孔3を通過して吹込みエア室8に洩れてもこの吹込みエア室8に洩れたプレコート剤は、エア噴射ノズル5からの吹込みエアと共に切出し部11を通して、円滑に吹き出すことができる。これにより、プレコート剤を安定して供給することができる。
本発明の一実施の形態にかかわるプレコート供給装置の正面図である。 図1の側面図である。 図1のプレコート供給装置の側断面図である。 図3のI−I線の矢視図である。
符号の説明
A 集塵機
B ダクト
C 分岐通路部
1 プレコート供給装置
2 貯留タンク
2a 投入部
2b 供給口
2c 底部
3 エア通気部
4 隔壁板
5 エア噴射ノズル
6 邪魔板
7 蓋
8 吹込みエア室
9 貯留室
10 エアホース
11 切出し部
11a 通し孔

Claims (5)

  1. プレコート剤を供給する通路部に連通して配置されるプレコート供給装置であって、
    下部に前記通路部に連通する供給口を有する貯留タンクと、
    該貯留タンク内を吹込みエア室と貯留室とに仕切るために、前記供給口の下部近傍から上方に傾斜して設けられる隔壁板と、
    該隔壁板に形成される所定の個数のエア通気孔と、
    前記吹込みエア室から前記エア通気孔に向けて設けられるエア噴射ノズル
    とを備えてなるプレコート供給装置。
  2. 前記エア通気孔がスリットである請求項1記載のプレコート供給装置。
  3. 前記隔壁板が所定の厚さを有する鋼板である請求項1または2記載のプレコート供給装置。
  4. 前記隔壁板の下端部に、前記吹込みエア室から供給口に向けて連通する切出し部が設けられてなる請求項1または2記載のプレコート供給装置。
  5. 前記切出し部の形状がノコギリ刃である請求項4記載のプレコート供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017124925A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社カルテックス 粉体供給装置および粉体供給機構

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