JP2008279965A - 自動車用ドアの排水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアとサイドシル部との間のシールを司るパーティングシールを有効利用した排水構造であって、サイドシル部の外側面を水が伝い落ちることがないようにし、もって汚損によってサイドシル部の見栄えが損なわれることがない排水構造を提供する。
【解決手段】ドア下縁に設けたパーティングシール4に排水溝17を形成し、ドア下縁のドア側排水穴から排水される雨水Dを排水溝7で受ける。パーティングシール4の端末部4Bに上側および下側の水抜き穴9,10を形成しておき、排水溝7の雨水Dを水抜き穴9,10および上側のボデイ側排水穴12を通してサイドシル部3の内部に落とし込み、最終的に下側のボデイ側排水穴13から車外に排水する。
【選択図】図5

Description

本発明は自動車用ドアの排水構造に関し、特にドアの下縁とボデイ側のサイドシル部との間にシール部材として設けられたいわゆるパーティングシールを有効利用した排水構造に関するものである。
この種の自動車用ドアの排水構造として、例えば特許文献1に記載のように、ドア本体の下縁部にボデイ側のサイドシル部との間をシールする中空状のパーティングシールを長手方向に沿って設け、このパーティングシールの中空部を水路として利用するべくドア本体から排水された水を上記パーティングシールの中空部に導いた上で、そのパーティングシールの長手方向両端から外部に排水するようにしたものがある。
また、オープンカーの排水構造として、例えば特許文献2に記載のように、フロントピラー部に沿って配設されたフロントウエザーストリップを伝い落ちる水を、サイドシル部に形成された排水穴を通して車外に排水するようにしたものがある。
特開平8−142673号公報 特開平10−119585号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、パーティングシールの長手方向両端から排水された水がサイドシル部を伝って車外に排水されることになるので、水が流れた跡がすじ状の痕跡としてそのままサイドシル部に残り、汚損によって見栄えが損なわれることとなって好ましくない。
また、特許文献1に記載の技術を前提として、特許文献2に記載のようにサイドシル部に形成された排水穴を通して車外に排水することとした場合に、パーティングシールがドア側に配設されているかぎりはパーティングシールからの排水口をサイドシル部側の排水穴に合致させることが困難であり、一部の水がなおもサイドシル部を伝って車外に排水されることには変わりはなく、依然として汚損によって見栄えが損なわれることになる。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、ドアとサイドシル部との間のシールを司るシール部材を有効利用した排水構造であっても、サイドシル部を水が伝い落ちることがないようにし、もって汚損によってサイドシル部の見栄えが損なわれることがないようにした排水構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、自動車用ドアの排水構造として、ドア閉時に車外側の面がドアの下縁と弾接するシール部材をボデイ側のサイドシル部の長手方向に沿って設け、ドアの下縁のドア側排水穴から排水される水の流路となる排水溝を上記シール部材の上面にその長手方向に沿って設けるとともに、上記シール部材の長手方向の一部に上記排水溝の水をサイドシル部に形成されたボデイ側側排水穴に導く水抜き穴を設けたことを特徴とする。
ドア閉時のシール部材の反力を可及的に小さくしていわゆるドア閉じ性に影響を与えないようにするためには、請求項2に記載のように上記シール部材が中空状のものであることが望ましく、同時にシール部材が中空状であることに基づく風切り音等を抑制する上では、シール部材の長手方向両端が閉塞されていることが望ましい。
また、上記排水溝を効果的に機能させるためには、請求項3に記載のように、シール部材の長手方向の両端部に排水溝の溝状空間を堰き止める止水壁を形成してあることが望ましい。
より具体的には、請求項4に記載のように、シール部材は押出成形により形成された中空状の一般部とその長手方向両端に型成形により一体に形成された端末部とを備えていて、上記端末部に水抜き穴とともに止水壁を形成してあることが成形性の上で望ましい。
さらに、上記排水溝を効果的に機能させるのと同時に、その排水溝を流れる空気を遮断するためには、請求項5に記載のように、シール部材のうちドア閉時にドアの下縁と弾接することになる車外側の面よりも車内側に排水溝を形成するとともに、その排水溝よりも車内側の部位が車外側の面とともにドア閉時にドアの下縁と弾接するようになっていることが望ましい。
より望ましくは、請求項6に記載のように、止水壁はシール部材の端面視において当該シール部材とドアとの間の排水溝相当の空間を埋めるように形成されているものとする。
なお、請求項7に記載のように、端末部の水抜き穴に加えて一般部にも水抜き穴を形成すれば、シール部材の中空部も排水溝として有効利用することができる。
また、請求項8に記載のように、シール部材に排水溝の上面を覆う片持ち式のカバーリップを設ければ、ドア開時に排水溝が目立たないようになり、見栄えが良好なものとなる。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、ドア下縁のドア側排水穴から排水された水はシール部材の上面の排水溝を流れた上で、水抜き穴からサイドシル部に形成されたボデイ側排水穴を経てサイドシル部の内部へと流入する。そして、サイドシル部内に流入した水は例えばサイドシル部の下面に形成された別の排水穴から車外へと排水される。これにより、ドア下縁のドア側排水穴から排水された水がサイドシル部の外側面を伝い落ちることがないから、サイドシル部での汚損の発生もなければ見栄えが損なわれることもない。
請求項1に記載の発明によれば、ドア下縁のドア側排水穴から排水された水がサイドシル部の外側面を伝い落ちるようにして流下することがなくなり、サイドシル部での汚損防止とともに見栄えの向上が図れるようになる。
請求項2に記載の発明によれば、中空状のシール部材の長手方向両端が閉塞されていることにより、シール部材の中空部を空気が通流することがないから、風切り音の発生を未然に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、シール部材の長手方向の両端部に止水壁を形成したことにより、排水溝の外部に水が流れ出すことがなく、排水溝による排水性が一段と向上する。
請求項4に記載の発明によれば、シール部材のうち押出成形された中空状の一般部の長手方向両端に型成形により端末部を一体に形成し、その端末部に水抜き穴とともに止水壁を形成してあるので、端末部を型成形する際に同時に水抜き穴や止水壁を同時に成形することができ、成形性が良好なものとなる。
請求項5に記載の発明によれば、シール部材のうち排水溝をはさんでその両側の部分がドア閉時にドアの下縁と弾接するので、排水溝からの水漏れを確実に防止できるとともに、シール部材とドアとの弾接がいわゆる二重シール構造となることで当該部位での遮音性が向上し、特にドア側排水穴からの音の侵入を抑制できる利点がある。
請求項6に記載の発明によれば、止水壁がシール部材の端面視において当該シール部材とドアとの間の排水溝相当の空間を埋めるように形成されているので、排水溝での空気の通流を遮断することができ、これによってもまた遮音性が向上する。
請求項7に記載の発明によれば、端末部の水抜き穴に加えて一般部にも水抜き穴を形成し、実質的にシール部材の中空部も排水溝の一部として有効利用するようにしたものであるから、排水性が一段と向上する。
請求項8に記載の発明によれば、シール部材に排水溝の上面を覆うカバーリップを付設したものであるから、ドア開時においても排水溝が目立つことがなく、見栄えが良好なものとなる。
図1〜6は本発明に係る自動車用ドアの排水構造のより具体的な実施の形態を示す図である。
図1,2に示すように、自動車のフロント側およびリア側のそれぞれのドア2を受容することになるボデイ1側のドア開口部の下縁、より具体的にはサイドシル部3を形成しているサイドシルアウタパネル3aの外側面の段状部にはシール部材として略矩形中空状のパーティングシール4がその長手方向に沿って配設されている。パーティングシール4はクリップ5によりサイドシルアウタパネル3aに固定されていて、ドア閉時にドア2の下縁がそのパーティングシール4の車外側の外側面4aに弾接して車室内外をシールすることになる。
パーティングシール4は、図3,4に示すように、ドア2の下縁のほぼ全長にわたる長さを有しており、図2に示す均一断面形状のものとして押出成形された一般部(押出成形部)4Aと、その一般部4Aの両端に滑らかに連続するように型成形をもって接合線6にて接合・成形された端末部(型成形部)4Bとから構成されていて、各端末部4Bの端面は後述する蓋状壁部14(図6参照)によって閉塞されている。
図2の(B)に示すように、パーティングシール4には自由状態(ドア2の非弾接状態)においてもその上面が窪むように全長にわたり凹状の排水溝7が形成されていて、同図(A)に示すようにパーティングシール4にドア2が弾接したときにはその弾性変形により排水溝7の窪みの度合いが大きくなるとともに、排水溝7をはさんでその両側の凸状の稜線部4b,4cがドア2の下縁に弾接するようになっている。また、ドア2の下縁であるドアインナパネル2aの一部には単一または複数のドア側排水穴8が形成されていることから、図2の(A)のようなドア閉状態においてはドア側排水穴8が排水溝7の位置と一致するように設定してある。
なお、上記のように、ドア閉時にパーティングシール4の車外側の外側面4aのほか二箇所の稜線部4b,4cがドア2と弾接することにより、いわゆる二重、三重の多重シール構造のかたちとなって車室内外のシール性が向上するとともに、排水溝7が独立した溝状空間となってその排水溝7からの水漏れを未然に防止できるようになる。
図4,5に示すように、上記排水溝7のうち双方の端末部4Bに相当する部分にはその排水溝7の底面に開口しつつ端末部4B自体を貫通するように上側水抜き穴9と下側水抜き穴10が形成されているとともに、下側水抜き穴10には比較的短いドレンパイプ11が延長形成されていて、このドレンパイプ11はサイドシルアウタパネル3aに形成された上側のボデイ側排水穴12に挿入されている。なお、サイドシルアウタパネル3aの下面にも下側のボデイ側排水穴13が形成されている。
また、図4,6に示すように、双方の端末部4Bの端面にはそれ自体の断面形状と同じ蓋状壁部14(図6にハッチングを付した部分)が一体成形されていることにより中空部15が閉塞されているとともに、その蓋状壁部14と一体に排水溝7の形状に合致する止水壁16(図6にクロスハッチングを付した部分)が形成されている。この止水壁16は、端末部4Bの端面視において当該端末部4Bとドア2側のドアインナパネル2aとの間の排水溝相当の空間を埋めるべく、車内側の稜線部4bから車外側の稜線部4cに跨るように形成されていて、図6のドア閉状態では双方の稜線部4b,4cとともに止水壁16の上面がドアインナパネル2aに弾接するようになっている。これにより、同図のドア閉状態ではドア2とパーティングシール4との間に双方の稜線部4b,4cと止水壁16とで仕切られたいわゆる樋状の排水溝7が形成されることになる。
したがって、このように構成された排水構造によれば、ドア2の内部に不可避的に侵入した雨水D等はドア側排水穴8から流れ出ることになるが、その雨水Dは図2のようにパーティングシール4の上面の排水溝7で捕集されるとともに、その排水溝7を長手方向に流れた上で、図5に示すように端末部4Bの上側水抜き穴9および下側水抜き穴10を通して上側のボデイ側排水穴12からサイドシル部3の内部に流れ込むことになる。そして、サイドシル部3の内部に流れ込んだ雨水は最終的には下側のボデイ側排水穴13から車外に排水されることになる。
このように本実施の形態によれば、ドア側排水穴8から流れ出た雨水D等をパーティングシール4の上面の排水溝7にて受けた上で、上側水抜き穴9および下側水抜き穴10を通してサイドシル部3の内部に流し込むようにしているので、少なくともドア側排水穴8から流れ出た雨水D等がサイドシル部3の外側面を伝い落ちることがなく、サイドシル部3での汚損の発生もなければ見栄えが損なわれることもないだけでなく、次に列挙するような利点がある。
(a)パーティングシール4の両端において端末部4Bの端面が蓋状壁部14にて閉塞されているので、パーティングシール4の中空部15を空気が通流することがなく、風切り音が発生することがない。
(b)排水溝7は二箇所の稜線部4b,4cと前後二箇所の止水壁16で仕切られているので、排水溝7の外部に水が流れ出すことがなく、排水溝7による排水性がきわめて良好となる。
(c)型成形をもって形成された端末部4Bに蓋状壁部14や上側水抜き穴9および下側水抜き穴10とともに止水壁16を一体に形成してあるので、端末部4Bを型成形する際に水抜き穴9,10や止水壁16を同時に成形することができ、成形性に優れる。
(d)排水溝7をはさんでその両側の稜線部4b,4cがドア閉時にドア2の下縁と弾接するので、排水溝7からの水漏れを確実に防止できるとともに、パーティングシール4とドア2との弾接がいわゆる多重シール構造となることで当該部位での遮音性が向上するほか、ドア側排水穴8からの音の侵入を抑制できる。
(e)止水壁16が端末部4Bの端面視においてパーティングシール4とドア2との間の排水溝相当の空間を埋めるように形成されているので、排水溝7での空気の通流を遮断して、遮音性向上に寄与できる。
図7〜9は本発明に係る排水構造の第2の実施の形態を示し、先の第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
この第2の実施の形態では、パーティングシール4の端末部4Bにおいて排水溝7に開口する上側水抜き穴9とは別に、一般部4Aにおいても排水溝7に開口する単一または複数の上側水抜き穴19を形成したものである。
したがって、先の第1の実施の形態では、排水溝7を一般部4A側から端末部4B側まで流れた雨水D等がその端末部4Bの上側水抜き穴9から初めて下方に流れ落ちるのに対して、第2の実施の形態によれば、図7,8に示すように一般部4Aの排水溝7を雨水D等が流れる過程でその一部の雨水D等が当該一般部4Aに形成された上側水抜き穴19から中空部15内に流れ落ち、実質的に一般部4Aの中空部15を排水溝7の一部として有効利用するべくその中空部15内を端末部4B側まで流れた上で、図9に示すように下側水抜き穴10にて合流してサイドシル部3の内部に流れ落ちることになる。これは、一般部4Aの中空部15を排水溝7の一部として有効利用することで排水溝7の雨水D等の受け入れ能力が向上し、結果として排水性が一段と向上することになる。
図10〜13は本発明に係る排水構造の第3の実施の形態を示し、先の第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
図10,11に示すように、この第3の実施の形態では、パーティングシール24の排水溝7の上部に当該排水溝7の機能を損なうことなくカバーリップ17を設けたものであり、より具体的には、排水溝7の上面を覆うように車内側の稜線部4bに相当する位置を根元部とする片持ち式のカバーリップ17を車外側に向けて突出形成したものである。このカバーリップ17は、図11の(B)の自由状態(ドア開状態)では車外側の稜線部4cとの間にわずかな隙間Gを残して排水溝7の上面を覆っている一方、ドア閉時には同図(A)に示すように根元部である車内側の稜線部4bにドアインナパネル2aが弾接することでカバーリップ17が排水溝7側に倒れ込むようになっている。
また、パーティングシール24における端末部4Bの端面では図13に示すように蓋状壁部14(図13にハッチングを付した部分)にて中空部15が閉塞されている一方、車内側の稜線部4bから車外側の稜線部4cに跨る部分には蓋状壁部14と一体に止水壁16(図13にクロスハッチングを付した部分)が形成されている。そして、カバーリップ17の長手方向の両端面は止水壁16に近接してはいても、カバーリップ17の両端面は止水壁16に連結されておらず、図11の(A),(B)同士を比較すると明らかなようにカバーリップ17単独でのスムーズな起倒が可能となっている。
したがって、この第3の実施の形態によれば、カバーリップ17があることによって排水溝7の本来の機能が損なわれることがないことはもちろんのこと、図11の(B)に示すようにドア開時には隙間Gを残してカバーリップ17が排水溝7の上面を覆っているので、窪んでいる排水溝7が目立つことがなく、ドア開時の見栄えが良好なものとなる。
ここで、上記各実施の形態ではパーティングシール4または24における双方の端末部4Bに上側水抜き穴9および下側水抜き穴10を形成しているが、これらの上側水抜き穴9および下側水抜き穴10はいずれか一方の端末部4Bに形成されていれば所期の目的を達成することができる。
本発明に係る排水構造が適用される自動車の側面図。 本発明に係る排水構造の第1の実施の形態を示す図で、(A)は図1のa−a線(図4のa−a線を含む)およびb−b線に沿うドア閉時の要部断面図、(B)は同図(A)のドア開時の要部断面図。 図2に示したパーティングシール全体の概略説明図。 図3に示したパーティングシールの要部拡大斜視図。 図4のc−c線に沿う要部断面図。 図4のd−d線に沿う要部断面図。 本発明に係る排水構造の第2の実施の形態を示す図で、パーティングシールの要部拡大斜視図。 図7のe−e線に沿う要部断面図。 図7のf−f線に沿う要部断面図。 本発明に係る排水構造の第3の実施の形態を示す図で、パーティングシールの要部拡大斜視図。 (A)は図10のg−g線に沿うドア閉時の要部断面図、(B)は同図(A)のドア開時の要部断面図。 図10のh−h線に沿う要部断面図。 図10のi−i線に沿う要部断面図。
符号の説明
2…ドア
2a…ドアインナパネル
3…サイドシル部
3a…サイドシルアウタパネル
4…パーティングシール(シール部材)
4A…一般部
4B…端末部
4a…車外側の外側面
4b…車内側の稜線部
4c…車外側の稜線部
7…排水溝
8…ドア側排水穴
9…上側水抜き穴
10…下側水抜き穴
12…上側のボデイ側排水穴
13…下側のボデイ側排水穴
14…蓋状壁部
15…中空部
16…止水壁
17…カバーリップ
19…上側水抜き穴
24…パーティングシール(シール部材)
D…雨水

Claims (8)

  1. ドア閉時に車外側の面がドアの下縁と弾接するシール部材をボデイ側のサイドシル部の長手方向に沿って設け、
    ドアの下縁のドア側排水穴から排水される水の流路となる排水溝を上記シール部材の上面にその長手方向に沿って設けるとともに、
    上記シール部材の長手方向の一部に上記排水溝の水をサイドシル部に形成されたボデイ側側排水穴に導く水抜き穴を設けたことを特徴とする自動車用ドアの排水構造。
  2. 上記シール部材が中空状のものであって、その長手方向両端が閉塞されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアの排水構造。
  3. 上記シール部材の長手方向の両端部に排水溝の溝状空間を堰き止める止水壁を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の自動車用ドアの排水構造。
  4. 上記シール部材は押出成形により形成された中空状の一般部とその長手方向両端に型成形により一体に形成された端末部とを備えていて、
    上記端末部に水抜き穴とともに止水壁を形成してあることを特徴とする請求項3に記載の自動車用ドアの排水構造。
  5. 上記シール部材のうちドア閉時にドアの下縁と弾接することになる車外側の面よりも車内側に排水溝を形成するとともに、その排水溝よりも車内側の部位が車外側の面とともにドア閉時にドアの下縁と弾接するようになっていることを特徴とする請求項4に記載の自動車用ドアの排水構造。
  6. 上記止水壁は、シール部材の端面視において当該シール部材とドアとの間の排水溝相当の空間を埋めるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の自動車用ドアの排水構造。
  7. 上記端末部の水抜き穴に加えて一般部にも水抜き穴を形成したことを特徴とする請求項6に記載の自動車用ドアの排水構造。
  8. 上記シール部材に排水溝の上面を覆う片持ち式のカバーリップを設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の自動車用ドアの排水構造。
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