JP2008279554A - 位置決めクランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイズの小さい位置決め孔を有するパネル材についても位置決め固定し得るようにする。
【解決手段】この位置決めクランプ装置は、円形の位置決め孔が形成されたパネル材と四辺形の位置決め孔が形成されたパネル材のいずれをもクランプする。軸方向に往復動自在のロケートピン22に形成されたスリット24内にはクランプアーム26が設けられ、クランプアーム26はスリット24内に入り込む退避位置とパネル材をクランプするクランプ位置とに移動する。ロケートピン22には、パネル材の位置決め孔が嵌合したときに位置決め孔に対向するガイド部41が設けられており、パネル材をクランプするときには、ロケートピン22をばね力に抗して後退移動させてロケートピン22をパネル材に沿って滑らせた後にパネル材をワーク支持面17とクランプ片27との間でクランプする。
【選択図】図2

Description

本発明はパネル材に形成された位置決め孔にロケートピンを嵌合させてパネル材を位置決めクランプする位置決めクランプ装置に関し、特に、位置決め孔が丸孔と角孔のいずれであっても、パネル材を位置決めし得るようにした位置決めクランプ装置に関する。
自動車車体は複数のパネル材をスポット溶接により接合することによって形成されており、スポット溶接する際には、自動車車体を構成する種々のパネル材を位置決めしてクランプする必要がある。そのため、自動車生産ラインに配置される溶接ステージには、パネル材を位置決めクランプするために、複数の位置決めクランプ装置が取り付けられている。また、ロボットアームの先端に位置決めクランプ装置を装着し、パネル材を位置決めクランプした状態のもとでロボットアームを操作移動させることによってパネル材を所定の位置に移動させるようにしている。さらに、走行台車によってパネル材を搬送する場合にも走行台車に位置決めクランプ装置を搭載し、パネル材をクランプした状態のもとで走行台車によりパネル材を搬送するようにしている。
パネル材を位置決めクランプする装置としては、パネル材に形成された位置決め孔に嵌合する固定式のロケートピンと、ロケートピンに形成されたスリット内に組み込まれるクランプアームとを有するものがある。このタイプの位置決めクランプ装置においてはクランプアームをスリット内に入り込ませた状態のもとでパネル材をロケートピンに嵌合させ、パネル材をクランプするときにはスリットからクランプアームを迫り出させている。パネル材には円形の位置決め孔が形成されたタイプと、正方形や長方形の角孔が形成されたタイプとがあり、いずれのタイプのパネル材をも位置決めクランプし得るように、ロケートピンのうちパネル材をクランプするときにパネル材が接触する部分にはスリットを形成しないようにガイド部を残すようにしたクランプ装置が開発されている。
特開2002−321130号公報
従来のように、位置決め孔が丸孔となったパネル材と、位置決め孔が角孔となったパネル材のいずれをも位置決めクランプし得るようにしたクランプ装置においては、固定式のロケートピンに形成されたスリットのうちクランプ時にパネル材が接触する部分にはスリットを形成することなくガイド部として残すようにしている。したがって、クランプアームの先端部にはJの字形状の屈曲したクランプ片を設け、クランプ時にガイド部をクランプ片の凹部内に入り込ませる必要がある。このため、クランプアームの先端部のクランプ片の幅寸法を大きくしなければならず、サイズが小さい位置決め孔を有するパネル材を位置決めクランプするためにロケートピンを小径とすると、クランプアームをロケートピンの中に組み込むことができなくなる。したがって、丸孔と角孔の2種類のパネル材の位置決めを行うための従来のクランプ装置では、位置決めをすることができる位置決め孔のサイズには限度があった。
本発明の目的は、サイズの小さい位置決め孔を有するパネル材についても位置決め固定し得るようにすることにある。
本発明の位置決めクランプ装置は、円形または四辺形の位置決め孔が形成されたパネル材を支持するワーク支持面が形成されたワーク支持台と、前記ワーク支持台に前記ワーク支持面から突出して軸方向に往復動自在に装着され、前記位置決め孔に嵌合するロケートピンと、前記ロケートピンに当該ロケートピンの外周面に開口して形成されたスリット内に設けられ、前記スリット内に入り込む退避位置と当該退避位置よりも後退移動し先端部が前記スリットから迫り出してパネル材をクランプするクランプ位置とに移動自在のクランプアームと、前記ワーク支持台に組み込まれ、前記ロケートピンに対して前進方向のばね力を加えるばね部材と、前記スリットの径方向端部に設けられ、前記ロケートピンが前進移動した状態のもとで前記ロケートピンに前記位置決め孔が嵌合したときに前記位置決め孔が対向する部分に前記ロケートピンの外周面を連続した円形とするガイド部と、前記クランプアームの先端部に設けられ、前記クランプアームが前記退避位置から前記クランプ位置に移動するときに前記ガイド部に当接して前記ロケートピンをばね力に抗して後退移動させて前記ロケートピンをパネル材に沿って滑らせた後に前記パネル材を前記ワーク支持面との間でクランプするクランプ片とを有することを特徴とする。
本発明の位置決めクランプ装置は、前記ガイド部を前記スリットの径方向両端部に対応させて2箇所に設けることを特徴とする。
本発明の位置決めクランプ装置は、前記ワーク支持台に軸方向に往復動自在に装着されるとともに前記クランプアームに連結され、前記クランプアームを前記退避位置と前記クランプ位置との間で駆動するピストンロッドを有し、当該ピストンロッドが前進移動して前記クランプアームが退避位置となったときに前記ピストンロッドに当接する当接面を前記ロケートピンに形成し、前記ピストンロッドが前記ロケートピンに当接して前記ロケートピンの後退移動を規制することを特徴とする。
本発明によれば、ロケートピンに外部に開口して形成されたスリット内にはパネル材をワーク支持面との間でクランプするクランプアームが設けられており、ロケートピンには、これが前進移動した状態のもとでロケートピンに位置決め孔が嵌合したときに位置決め孔に対向する部分に、ロケートピンの外周面を連続した円形とするガイド部が設けられているので、ロケートピンにパネル材の位置決め孔を嵌合させると、ガイド部の外周面に位置決め孔が接触するので、正方形や長方形からなる四辺形の位置決め孔が形成されたパネル材と円形の位置決め孔が形成されたパネル材とのいずれをも位置決めすることができる。
クランプアームの先端のクランプ片をスリットから迫り出させてパネル材をクランプするときには、クランプ片がガイド部に接触してロケートピンを後退移動させた後にパネル材をクランプするので、クランプ片にガイド部が入り込む凹部を設ける必要がなく、クランプ片の寸法を大きくすることなく、パネル材をクランプすることができる。これにより、ロケートピンを小径としてもパネル材をクランプすることができるので、位置決め孔の寸法が小さいパネル材をも位置決めクランプすることができる。
パネル材をクランプするときには、ロケートピンが位置決め孔の内周面に滑り移動するので、パネル材の位置決め孔の中心をロケートピンの中心に芯出しすることができ、位置決め精度を高めることができる。
本発明の位置決めクランプ装置は、クランプアームを退避位置とクランプ位置との間で駆動するためのピストンロッドを有しており、ロケートピンにはピストンロッドが前進限位置となったときに当接する当接面が形成されている。これにより、ロケートピンが前進限位置である退避位置となったときにはロケートピンはピストンロッドによりロックされることになり、この状態のもとでパネル材がロケートピンに衝突してもロケートピンの移動が規制され、確実にパネル材の位置決め孔にロケートピンを嵌合させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である位置決めクランプ装置を示す断面図であり、図2は図1の一部を拡大して示す断面図であり、図3は図2における3−3線に沿う断面図であり、図4は位置決めクランプ装置を構成する部材の分解斜視図である。
この位置決めクランプ装置は、図1に示すように、基端部にフランジ10が設けられた円筒形状の支持筒体11を有しており、フランジ10にはシリンダ本体12が取り付けられ、支持筒体11の先端部にはワーク受け筒体13が取り付けられている。ワーク受け筒体13は、図2および図3に示すように、支持筒体11の先端に形成された嵌合孔14に嵌合する嵌合部15が基端部に形成され、ワーク受け筒体13と支持筒体11とによりワーク支持台16が形成されている。ワーク受け筒体13の先端面はパネル材Wを支持するワーク支持面17となっている。
ワーク支持台16内には位置決め具20が軸方向に往復動自在に装着されており、図4に示すように、位置決め具20は支持筒体11の内周面に摺動自在に接触するガイド筒体21と、このガイド筒体21の先端面から突出してガイド筒体21に一体となったロケートピン22とを有している。ロケートピン22はワーク受け筒体13の貫通孔23を貫通してワーク支持面17から突出し軸方向に往復動自在となっており、パネル材Wに形成された位置決め孔に嵌合してパネル材Wを位置決めする。
ロケートピン22には、図2〜図4に示すように、ロケートピン22の外周面に開口するスリット24が形成され、このスリット24はガイド筒体21の基端部の連結部25を残してガイド筒体21まで伸びている。ロケートピン22の先端部22aにはスリット24は形成されておらず、先端部22aは連結部となっている。スリット24内にはクランプアーム26が設けられており、クランプアーム26の先端部にはワーク支持台16の先端のワーク支持面17との間でパネル材Wをクランプするクランプ片27が設けられている。
図1に示すように、シリンダ本体12のシリンダ室28内に軸方向に往復動自在に装着されたピストン29にはピストンロッド30が取り付けられており、ピストンロッド30はワーク支持台16内に突出してこの中に軸方向に往復動自在となっている。ピストンロッド30はその先端部でクランプアーム26の基端部に連結ピン31により連結されている。連結ピン31の両端部は図3に示すように支持筒体11に軸方向に沿って形成された長孔32の中に摺動自在に支持されており、長孔32の軸方向の長さはピストンロッド30の往復動ストロークにほぼ対応している。したがって、ピストンロッド30が前進移動するとクランプアーム26はロケートピン22の先端部に向けて前進移動し、ピストンロッド30が後退移動するとクランプアーム26は後退移動する。
ピストンロッド30の先端部はロケートピン22のガイド筒体21内に入り込むようになっており、ロケートピン22にはピストンロッド30が前進限位置まで移動すると、ピストンロッド30の先端の当接面30aに接触する当接面22bがロケートピン22に形成されている。このようにピストンロッド30が前進限位置となって当接面30a,22bが接触すると、前進限位置のピストンロッド30がロケートピン22の後退移動を規制することになり、ロケートピン22の先端面にパネル材が衝突してもロケートピン22が軸方向に後退移動することが防止される。
クランプアーム26には図2に示すように軸方向にカム溝33が形成されており、連結ピン31と平行となったカムピン34がカム溝33を貫通している。カムピン34は図3に示すように、ワーク支持台16の支持筒体11に形成された取付孔35に固定されている。連結ピン31およびカムピン34の両端面は、図3に示すように、ワーク支持台16の支持筒体11に取り付けられるカバー36により覆われている。図2に示すように、カム溝33はクランプアーム26の長手方向と平行となったストレート部33aとこれの後端部に連なった傾斜部33bとを有している。したがって、ピストンロッド30の前進移動によって、図2において二点鎖線で示すように、クランプアーム26が前進移動すると、カムピン34がカム溝33の傾斜部33bに入り込むことによりクランプアーム26はスリット24内に入り込んだ退避位置となる。これに対し、ピストンロッド30が後退移動すると、図2において実線で示すように、クランプアーム26は後退移動する。このときにはカムピン34がカム溝33のストレート部33aに入り込み、クランプアーム26の先端部はスリット24から迫り出した状態となる。ピストンロッド30が後退限位置となると、クランプアーム26の先端部に設けられたクランプ片27がワーク支持面17との間でパネル材Wをクランプするクランプ位置となる。なお、図2および図3は、パネル材Wがロケートピン22に嵌合されていない状態が示されており、パネル材Wがワーク支持台16に配置されていないときには、クランプアーム26が後退限位置となると、クランプ片27はワーク支持面17に接触することになる。
シリンダ本体12の後端には、図1に示すようにヘッドカバー37が設けられており、シリンダ室28はピストン29により前進用の圧力室28aと後退用の圧力室28bとに仕切られている。シリンダ本体12には、前進用の圧力室28aに連通させて前進用の給排ポート38が形成されるとともに後退用の圧力室28bに連通させて後退用の給排ポート39が形成されている。したがって、給排ポート38から前進用の圧力室28aに圧縮空気を供給すると、ピストンロッド30は前進限位置に向けて駆動され、給排ポート39から後退用の圧力室28bに圧縮空気を供給するとピストンロッド30は後退限位置に向けて駆動される。このように、シリンダ本体12はピストン29の両側に圧力室28a,28bが設けられた複動型となっている。
ロケートピン22には、図2および図4に示されるように、スリット24の径方向両端部を部分的に埋めるようにガイド部41が設けられている。ガイド部41はロケートピン22が図2において二点鎖線で示すように前進移動した状態のもとでロケートピン22にパネル材Wの位置決め孔が嵌合したときに位置決め孔に対向する部分に設けられており、ガイド部41の外周面は円弧状外周面42となっている。これにより、ガイド部41が設けられた部分におけるロケートピン22の外周面は全体的に円形となっている。ガイド部41の軸方向の長さは、パネル材Wの厚みよりも大きく、しかもロケートピン22が前進限位置となったときにガイド部41の下端部がワーク受け筒体13の貫通孔23内に入り込むように設定されている。
位置決め具20のガイド筒体21の上端部には、図2〜図4に示すように、ガイド筒体21よりも大径のフランジ43が設けられ、ワーク支持台16内には、フランジ43と支持筒体11に形成された段差部44とに両端部を当接させて圧縮コイルばね45が組み込まれており、この圧縮コイルばね45によりロケートピン22には前進方向のばね力が加えられている。したがって、クランプアーム26が前進限位置となっているときには、圧縮コイルばね45のばね力によりロケートピン22は、ガイド筒体21の端面がワーク受け筒体13の突き当て面46に接触する前進限位置まで移動することになる。このときには、ガイド部41はワーク支持面17よりも突出した状態となる。
一方、図2に示すように、クランプアーム26をピストン29により後退移動させると、カムピン34がカム溝33のストレート部33aに入り込むので、クランプアーム26の先端のクランプ片27はスリット24から迫り出した状態となり、引き続くクランプアーム26の後退移動によりクランプ片27は、ガイド部41に接触してロケートピン22を圧縮コイルばね45のばね力に抗して後退移動させることになる。このように、クランプアーム26がガイド部41を介してロケートピン22を後退移動させると、ロケートピン22はパネル材Wの位置決め孔の内周面に沿って滑り移動する。ガイド部41の先端面がパネル材Wの表面と同じ位置となるまでクランプアーム26がロケートピン22を後退移動させると、クランプ片27とワーク支持面17の間でパネル材Wはクランプつまり締結される。
このようにピストンロッド30の往復動によってクランプアーム26を前進限位置と後退限位置との間で駆動するときに、連結ピン31とカムピン34と位置決め具20との干渉を避けるために、位置決め具20のガイド筒体21には、図4に示すように、スリット24に対して円周方向にほぼ90度の位相で切り欠き部47が形成されており、切り欠き部47はガイド筒体21の基端面に開口している。
図5(A)はパネル材Wに形成された円形の位置決め孔Haにロケートピン22が嵌合された状態を示すロケートピン22の横断面図であり、図5(B)はパネル材Wに形成された正方形の位置決め孔Hbにロケートピン22が嵌合された状態を示すロケートピン22の横断面図である。
ロケートピン22が前進位置となっているときには、ロケートピン22のうちパネル材Wが嵌合される部分にはガイド部41が対向することになるので、図5(A)に示すようにロケートピン22にパネル材Wの円形の位置決め孔Haが嵌合されると、ガイド部41の円弧状外周面42を含めて完全な円形となった部分が位置決め孔Haに接触しロケートピン22によりパネル材Wが位置決めされる。一方、図5(B)に示すように、ガイド部41の円弧状外周面42を位置決め孔Hbの相互に対向する2辺の幅方向中央部分に接触させるように、ロケートピン22にパネル材Wの正方形の位置決め孔Hbが嵌合されると、図5(B)における左右方向のパネル材Wの位置はガイド部41が正方形の位置決め孔Hbの対向する2辺に接触し、これと直角方向のロケートピン22の外周面中央部分が位置決め孔Hbの他の2辺に接触するので、角孔となった位置決め孔Hbを有するパネル材Wについても、位置決め孔Hbの中心位置をロケートピン22の中心位置に一致させてパネル材Wを位置決めすることができる。さらに、図5(B)に二点鎖線で示すように、長方形の位置決め孔Hcが形成されたパネル材Wの位置決めを行うことができる。そのようなパネル材Wの位置決めを行うときには、長方形の位置決め孔Hcの幅寸法がロケートピン22の直径にほぼ対応していれば、図5(B)において左右方向にパネル材Wを位置決めすることができる。ただし、その場合には、他の位置決めクランプ装置のロケートピンによって、図5(B)において上下方向へのパネル材Wの位置決めを行うことになる。
しかも、クランプアーム26を後退移動させてパネル材Wをクランプ片27とワーク支持面17との間でクランプする際には、ロケートピン22がクランプアーム26の後退移動と同期して後退駆動されパネル材Wの位置決め孔Ha,Hb,Hcの内周面をロケートピン22が滑ることになるので、この滑り移動によって位置決め孔Ha,Hb,Hcの中心がロケートピン22の中心に一致するようにパネル材Wは調心移動することになる。特に、ガイド部41がスリット24の径方向両端部つまりロケートピン22の円周方向180度の位相となって2箇所に設けられているので、2箇所のガイド部41の滑り移動によりパネル材Wは図5において左右方向に調心移動されてパネル材Wを高精度に位置決めすることができる。
クランプアーム26の先端に設けられたクランプ片27は、上述のように、ロケートピン22を後退移動させた後にロケートピン22をガイド部41の部分で押さえ込んだ状態でパネル材Wをクランプすることになり、しかもガイド部41はスリット24内に入り込んでいるので、クランプ片27のクランプ面寸法はパネル材Wをクランプするだけの突出長さとすれば十分であり、ロケートピン22を小径として寸法の小さい位置決め孔を有するパネル材Wをも位置決めクランプすることができる。
つまり、クランプ片27のクランプ幅は図2に示すように寸法Eとなっており、その厚みは図3に示すように寸法Dとなっており、クランプ片27はクランプ幅寸法Eからガイド部41の厚み寸法を差し引いた部分がパネル材Wに接触することになる。ガイド部41を移動させないようにすると、特許文献1のようにクランプ片27をJの字形状に湾曲させてガイド部が入り込む凹部をクランプ片27に形成してガイド部をジャンプさせる必要があるので、パネル材Wに接触する部分の幅寸法Eを大きくするか、厚み寸法Dを大きくする必要があるが、この位置決めクランプ装置においてはクランプ片27のクランプ面をフラットとすることができるので、厚み寸法Dと幅寸法Eとを大きくすることなく、確実にパネル材Wをクランプすることができる。幅寸法Eを大きくする必要がないので、ロケートピン22を小径とすることが可能となる。
図6〜図9は、位置決めクランプ装置によるパネル材Wの位置決めクランプ動作を示す断面図である。図6に示すように、ピストンロッド30を前進限位置としてクランプアーム26をスリット24内に退避させるとともにロケートピン22を前進限位置としてガイド部41をワーク支持面17よりも突出させた状態のもとで、ロケートピン22にパネル材Wの位置決め孔を嵌合させる。例えば、この位置決めクランプ装置を自動車車体を構成する2枚のパネルをスポット溶接する場合であれば、2枚のパネル材Wをロケートピン22に嵌合させる。このときには、ピストンロッド30は前進限位置となっており、その先端の当接面30aがロケートピン22に設けられた当接面22bに当接しているので、前進限位置に固定されたピストンロッド33によりロケートピン22は固定されて後退移動が規制された状態となっている。これにより、ロケートピン22にパネル材Wを位置決め嵌合させるときに、パネル材Wがロケートピン22の先端に衝突してもロケートピン22は前進限位置を保持することができる。
ピストンロッド30が前進限位置となった状態のもとで、図1に示す給排ポート39から後退用の圧力室28bに圧縮空気を供給してピストンロッド30を後退移動させると、図7に示すように、カム溝33のストレート部33aにカムピン34が入り込むことになり、クランプアーム26はその先端のクランプ片27がスリット24から迫り出した状態となる。引き続くピストンロッド30の後退移動によってクランプアーム26が後退移動すると、図8に示すように、クランプアーム26のクランプ片27がガイド部41に接触することになる。
さらに、ピストンロッド30を後退移動させるとロケートピン22がクランプ片27により押し込まれて後退移動し、クランプ片27がパネル材Wの表面に接触すると、図9に示すように、パネル材Wはクランプ片27とワーク支持面17との間で挟み付けられてクランプされる。この後退移動時には、ロケートピン22が圧縮コイルばね45により加えられるばね力に抗して後退移動し、パネル材Wがクランプされたときには、ガイド部41の先端面はパネル材Wの表面と同一の位置となる。これにより、ロケートピン22はガイド部41の部分でクランプ片27により押さえ込まれた状態となる。
丸孔の位置決め孔Haを有するパネル材Wであっても、正方形あるいは長方形の位置決め孔Hb,Hcを有するパネル材Wであっても、ロケートピン22を交換することなく、同様の手順により位置決めしてクランプすることができる。しかも、クランプアーム26の後退移動に同期してロケートピン22をパネル材Wに対して軸方向に滑らせるようにしたので、滑り動作によってパネル材Wの位置決めを微調整した後にクランプすることができ、位置決め精度を高めることができる。
図10(A)はロケートピン22の変形例を示す斜視図であり、図10(B)は図10(A)における10B−10B線に沿う断面図である。図11(A)はロケートピン22の他の変形例を示す斜視図であり、図11(B)は図11(A)における11B−11B線に沿う断面図である。図12(A)はロケートピン22のさらに他の変形例を示す斜視図であり、図12(B)は図12(A)における12B−12B線に沿う断面図である。
上述したロケートピン22にはガイド部41が一体的に設けられており、ロケートピン素材にスリット24を加工する際にガイド部41の部分を残すようにしてロケートピン22を製造している。これに対して、図10〜図12に示すロケートピン22においては、ガイド部41がロケートピン22に組み付けられるようになっている。
図10に示すロケートピン22においては、2つのガイド部41とこれらを連結する連結部51とが一体となった枠形状のガイド片52を組み付けるようにしている。ロケートピン22にはガイド片52の連結部51が入り込む取付溝53がスリット24に開口して形成されており、取付溝53にガイド片52を滑り込ませることにより、ガイド片52がロケートピン22に組み付けられるようになっている。ガイド片52はロケートピン22が前進限位置となっていても、基端部側がワーク受け筒体13の貫通孔23内に入り込んでいるので、ガイド片52をロケートピン22に溶接しなくとも、ロケートピン22の往復動時にガイド片52がロケートピン22から外れることはない。
図11に示すロケートピン22においては、外面が円弧状となってガイド部41を構成する板状のガイド片54を組み付けるようにしている。ロケートピン22にはガイド片54が取り付けられる取付溝55が形成されており、取付溝55にガイド部41としてのガイド片54を挿入することによってガイド部41がロケートピン22に組み付けられることになる。ガイド片54は図11(B)に示すように、ロケートピン22が前進限位置となっていても、基端部側がワーク受け筒体13の貫通孔23内に入り込んでいるので、ガイド片54をロケートピン22に溶接しなくとも、ロケートピン22の往復動時にガイド片54がロケートピン22から外れることはない。
図12に示すロケートピン22においては、図11に示す場合と同様に、外面が円弧状面となってガイド部41を構成する板状のガイド片56を組み付けるようにしている。このガイド片56の外面には外方に向けて突出する突起部57が設けられており、ワーク受け筒体13の貫通孔23には突起部57が摺動自在に係合するガイド溝58が形成されている。
ロケートピン22に設けられるガイド部41としては、上述のように、ロケートピン22と一体に形成するようにしても良く、図10〜図12に示すように、ロケートピン22と別体構造のガイド片をロケートピン22に組み付けるようにしても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、ロケートピン22にはガイド部41が2箇所に設けられているが、スリット24を径方向に貫通させてロケートピン22に形成することなく、一方側にのみ開口させてスリット24を形成すれば、ガイド部41を1箇所にのみ設けることもできる。また、図示する装置においては1つのクランプアーム26がスリット24内に組み込まれているが、2つのクランプアーム26をスリット24内に組み込むようにしても良く、その場合には2つのクランプアーム26のクランプ片27を相互に逆向きとし、クランプ片27をスリット24の両側から突出させてパネル材Wをクランプする。
本発明の一実施の形態である位置決めクランプ装置を示す断面図である。 図1の一部を拡大して示す断面図である。 図2における3−3線に沿う断面図である。 位置決めクランプ装置を構成する部材の分解斜視図である。 (A)はパネル材に形成された円形の位置決め孔にロケートピンが嵌合された状態を示すロケートピンの横断面図であり、(B)はパネル材に形成された正方形の位置決め孔にロケートピンが嵌合された状態を示すロケートピンの横断面図である。 位置決めクランプ装置によるパネル材の位置決めクランプ動作を示す断面図である。 位置決めクランプ装置によるパネル材の位置決めクランプ動作を示す断面図である。 位置決めクランプ装置によるパネル材の位置決めクランプ動作を示す断面図である。 位置決めクランプ装置によるパネル材の位置決めクランプ動作を示す断面図である。 (A)はロケートピンの変形例を示す斜視図であり、(B)は(A)における10B−10B線に沿う断面図である。 (A)はロケートピンの他の変形例を示す斜視図であり、(B)は(A)における11B−11B線に沿う断面図である。 (A)はロケートピンのさらに他の変形例を示す斜視図であり、(B)は(A)における12B−12B線に沿う断面図である。
符号の説明
11 支持筒体
12 シリンダ本体
13 ワーク受け筒体
16 ワーク支持台
17 ワーク支持面
20 位置決め具
22 ロケートピン
23 貫通孔
24 スリット
25 連結部
26 クランプアーム
27 クランプ片
28 シリンダ室
31 連結ピン
32 長孔
33 カム溝
34 カムピン
41 ガイド部
42 円弧状外周面
45 圧縮コイルばね(ばね部材)
47 切り欠き部

Claims (3)

  1. 円形または四辺形の位置決め孔が形成されたパネル材を支持するワーク支持面が形成されたワーク支持台と、
    前記ワーク支持台に前記ワーク支持面から突出して軸方向に往復動自在に装着され、前記位置決め孔に嵌合するロケートピンと、
    前記ロケートピンに当該ロケートピンの外周面に開口して形成されたスリット内に設けられ、前記スリット内に入り込む退避位置と当該退避位置よりも後退移動し先端部が前記スリットから迫り出してパネル材をクランプするクランプ位置とに移動自在のクランプアームと、
    前記ワーク支持台に組み込まれ、前記ロケートピンに対して前進方向のばね力を加えるばね部材と、
    前記スリットの径方向端部に設けられ、前記ロケートピンが前進移動した状態のもとで前記ロケートピンに前記位置決め孔が嵌合したときに前記位置決め孔が対向する部分に前記ロケートピンの外周面を連続した円形とするガイド部と、
    前記クランプアームの先端部に設けられ、前記クランプアームが前記退避位置から前記クランプ位置に移動するときに前記ガイド部に当接して前記ロケートピンをばね力に抗して後退移動させて前記ロケートピンをパネル材に沿って滑らせた後に前記パネル材を前記ワーク支持面との間でクランプするクランプ片とを有することを特徴とする位置決めクランプ装置。
  2. 請求項1記載の位置決めクランプ装置において、前記ガイド部を前記スリットの径方向両端部に対応させて2箇所に設けることを特徴とする位置決めクランプ装置。
  3. 請求項1または2記載の位置決めクランプ装置において、前記ワーク支持台に軸方向に往復動自在に装着されるとともに前記クランプアームに連結され、前記クランプアームを前記退避位置と前記クランプ位置との間で駆動するピストンロッドを有し、当該ピストンロッドが前進移動して前記クランプアームが退避位置となったときに前記ピストンロッドに当接する当接面を前記ロケートピンに形成し、前記ピストンロッドが前記ロケートピンに当接して前記ロケートピンの後退移動を規制することを特徴とする位置決めクランプ装置。
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