JP2008278874A - 昆布加工食品及び昆布加工食品の製造方法 - Google Patents

昆布加工食品及び昆布加工食品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 お菓子として、また、お酒のおつまみ、非常食として、その他広汎な料理の素材として利用可能な、即席性と美味性を兼ね備えた、漉き昆布を主原料とした昆布加工食品及び昆布加工食品の製造方法を提供する。
【解決手段】 漉き昆布に穀物粉、例えば、米粉をペースト状にしたものを薄く塗り、漉き昆布と漉き昆布の間に空隙を生じるように巻き重ねて、一口サイズに切断し、205〜210℃程度の食用油で揚げ、味付け処理した後、60℃程度で所定時間乾燥させる。漉き昆布は、サクッサクッとした食感が更に増して歯ごたえが良くなり、更にペースト状穀物粉として、例えば、ペースト状米粉を利用することで、アラレ様の食感と香ばしさも得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、漉き昆布を重ねて、食用油で揚げ、乾燥させた一口サイズの、ミネラル成分を多く含んだ昆布加工食品及び昆布加工食品の製造方法に関する。
昆布は、微量鉱物性栄養素の豊富な素材として存在し、料理に使用することはもちろん、だしの材料として日本料理には欠かせないものとして食されていた。その中で漉き昆布を使用した料理、食品としては煮物、佃煮等限られたものが挙げられる。
従来、漉き昆布は、主に料理用の素材として利用されていた。加工食品としての魅力性に乏しく料理用素材としての利用は限られていた。
本発明は、従来の問題を解決して、お菓子として、また、お酒のおつまみ、非常食として、その他広汎な料理の素材として利用可能な、即席性と美味性を兼ね備えた、漉き昆布を主原料とした昆布加工食品及び昆布加工食品の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明にあっては、漉き昆布に穀物粉をペースト状にしたものを薄く塗り、漉き昆布と漉き昆布の間に空隙を生じるように重ね、一口サイズに切断し、食用油で揚げ、乾燥させてなる昆布加工食品を特徴とする。
請求項2記載の発明にあっては、全体を縦、横各20〜30mm程度、厚さ10mm程度の大きさに成形してなることを特徴とする。
請求項3記載の発明にあっては、穀物粉は、米粉であることを特徴とする。
請求項4記載の発明にあっては、漉き昆布に穀物粉をペースト状にしたものを薄く塗り、漉き昆布と漉き昆布の間に空隙を生じるように巻き重ねて、一口サイズに切断し、食用油で揚げ、乾燥させてなる昆布加工食品の製造方法を特徴とする。
請求項5記載の発明にあっては、穀物粉は、米粉であることを特徴とする。
請求項6記載の発明にあっては、縦、横各20〜30mm程度、厚さ10mm程度の大きさに切断したことを特徴とする。
請求項7記載の発明にあっては、205〜210℃程度の食用油で揚げたことを特徴とする。
請求項8記載の発明にあっては、60℃程度で所定時間乾燥させたことを特徴とする。
請求項9記載の発明にあっては、食用油で揚げ、味付け処理した後、乾燥させてなることを特徴とする。
本発明に係る昆布加工食品にあっては、漉き昆布の利用拡大が図れると共に、ミネラル成分を容易に摂取でき健康増進に寄与できる。
また、高温の食用油で、一瞬に揚げることで、芯まで揚げあげることができ、サクッサクッとした食感が得られる。
漉き昆布に穀物粉をペースト状にしたものを薄く塗り、漉き昆布と漉き昆布の間に空隙を生じるように重ねて、食用油で揚げ乾燥させることで、サクッサクッとした食感が更に増して歯ごたえが良くなり、更にペースト状穀物粉として、例えば、ペースト状米粉を利用することで、あられ菓子のような食感と香ばしさも得られる。
また、水分を吸収すると軟らかくなる性質を有するため、歯の弱い人でも容易に食することができ、また、汁物に入れてもその性質が生かされ、いろいろな料理にも利用できる。
また、高温の食用油で揚げ、所定時間乾燥させることで、殺菌性が図られ、また、長期保存も可能である。
このように本発明に係る昆布加工食品は、特に調理することなく、そのままで食用に供することができるものであり、スナック菓子、お酒のおつまみ、非常食、携帯食として食することができる。また、調理用素材、例えば、味噌汁の具、ラーメンなど麺類の具、漬物やサラダの素材としても利用可能である。
更に、本発明に係る昆布加工食品の製造方法にあっては、漉き昆布に穀物粉をペースト状にしたものを薄く塗り、漉き昆布と漉き昆布の間に空隙を生じるように、例えば、芯に細長い巻き棒を使用して巻き重ねて、一口サイズに切断し、食用油で揚げ、乾燥させるため、高価な材料も、煩雑な製造工程も不要であることから、比較的安価に製造できるものである。
以下に、本発明の昆布加工食品の製造方法について、図1〜図2を参照して詳しく説明する。
主原料である漉き昆布の片面全面に、穀物粉、例えば、米粉と削り節を水に溶いてペースト状にしたものを、1mmの厚さに薄く塗る。削り節を使用することで漉き昆布の隙間からペースト状の穀物粉が漏れ出しにくくなる。穀物粉としては、米粉が適しているが、他に、例えば、大麦粉、そば粉等の雑穀粉も使用可能である。
次に、薄く塗った面を内側にして巻き重ねる。巻き重ねる芯としては、細長い巻き棒を使用する。巻き重ねることで、漉き昆布と漉き昆布がペースト状米粉により接着し、巻き重ねた形態が保持され、海苔巻きのようにでき上がる。
次に、細長い巻き棒を取り除き、棒の部分が空き、海苔巻きのようになっているものを、20〜30mm間隔に切断する。切断することで、縦、横各20〜30mm程度、厚さ10mm程度の大きさの一口サイズに成形される。
次に、食用油、例えば、菜種油により205〜210℃程度の温度で20〜30秒間揚げる。ペースト状米粉も菜種油で揚げることで、あられ菓子のような食感と香ばしさが得られる。
次に、味付け処理を行う。胡麻油、味噌、塩、みりん、唐辛子等を適量容器に入れ、まぶす程度に練り混ぜる。味付け処理に使用する調味料及びその組み合わせは、好みに応じて行うことになる。
次に、練り混ぜた後、60℃程度の温風で3〜4時間程度乾燥処理をして製造完了である。
漉き昆布のペースト状米粉を薄く塗った面を内側にして巻き重ね、重ねた状態で一口サイズに切断し、食用油で揚げ、乾燥させることで、図1、図2に示すような一口サイズの昆布加工食品ができ上がることになる。図に示すように、漉き昆布1と漉き昆布1の間に、ペースト状の穀物粉(米粉)2と空隙3が設けられるようになる。なお、ペースト状の穀物粉(米粉)は、油で揚げられることで、あられ菓子のようになっている。
このように、漉き昆布1と漉き昆布1の間に、ペースト状の穀物粉(米粉)2と空隙3が設けられ、巻き重ねてあることから、漉き昆布はサクッサクッとした食感が更に増して歯ごたえが良くなり、更にペースト状穀物粉として、例えば、ペースト状米粉を利用することで、あられ菓子のような食感と香ばしさも同時に得られる。また、できた食品は、水分を吸収すると軟らかくなる性質を有するため、歯の弱い人でも容易に食することができ、また、汁物に入れて水分を吸収させることで、いろいろな軟らかさに食感を変えることができ、さまざまな料理にも利用できる。また、長期保存も可能となる。
本発明に係る昆布加工食品の斜視図 図1における側面図
符号の説明
1 漉き昆布
2 ペースト状の穀物粉
3 空隙

Claims (9)

  1. 漉き昆布に穀物粉をペースト状にしたものを薄く塗り、漉き昆布と漉き昆布の間に空隙を生じるように重ね、一口サイズに切断し、食用油で揚げ、乾燥させてなることを特徴とする昆布加工食品。
  2. 全体を縦、横各20〜30mm程度、厚さ10mm程度の大きさに成形してなることを特徴とする請求項1記載の昆布加工食品。
  3. 前記穀物粉は、米粉であることを特徴とする請求項1又は2記載の昆布加工食品。
  4. 漉き昆布に穀物粉をペースト状にしたものを薄く塗り、漉き昆布と漉き昆布の間に空隙を生じるように巻き重ねて、一口サイズに切断し、食用油で揚げ、乾燥させてなることを特徴とする昆布加工食品の製造方法。
  5. 前記穀物粉は、米粉であることを特徴とする請求項4記載の昆布加工食品の製造方法。
  6. 縦、横各20〜30mm程度、厚さ10mm程度の大きさに切断したことを特徴とする請求項4記載の昆布加工食品の製造方法。
  7. 205〜210℃程度の食用油で揚げたことを特徴とする請求項4記載の昆布加工食品の製造方法。
  8. 60℃程度で数時間乾燥させたことを特徴とする請求項4記載の昆布加工食品の製造方法。
  9. 食用油で揚げ、味付け処理した後、乾燥させてなることを特徴とする請求項4記載の昆布加工食品の製造方法。
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JP4614190B1 (ja) * 2010-03-03 2011-01-19 正久 重松 昆布食品

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