JP2008278218A - パッチアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】利得の低下を抑制しつつ小型化を図ることができるパッチアンテナを提供する。
【解決手段】地板2は、地板構成用本体部2aと地板構成用延設部2bとを有し、本体部2aは同一平面に広がり、延設部2bは、本体部2aの外周端から本体部2aと交差する方向に延びている。アンテナエレメント3は、アンテナエレメント構成用本体部3aとアンテナエレメント構成用延設部3bとを有し、本体部3aは同一平面に広がり、かつ、本体部2aに一定の距離をおいて離間した状態で本体部2aと対向して配置され、延設部3bは本体部3aの外周端から本体部3aと交差する方向に延び、かつ、延設部2bに一定の距離をおいて離間して配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パッチアンテナに関するものである。
パッチアンテナは、一般的に、正方形の地板(接地導体)とアンテナエレメントが離間して対向配置された構造をとっている。地板の一辺のサイズはアンテナエレメントの一辺のサイズに対してλ/2(λ:波長)すなわち片側で約λ/4以上大きくないと、正面方向の利得が著しく低下してしまい、パッチアンテナとして機能しなくなる。
図8に示す特許文献1においては、地板(接地導体)100の上に誘電体101を挟んでアンテナエレメント102が配置され、この天面のアンテナエレメント102と底面の地板100に加え、地板として機能する側面部(側面導体)110を有している。これは、側面部110がアンテナエレメント102に対して、底面の地板100をその外周側へ延設した仮想地板(仮想導体)120と同等に機能することになるので、地板100、つまりアンテナ全体の体格を小型化することが可能である。
特開2003−243925号公報
しかしながら、以下の課題がある。
1.地板100のサイズがアンテナエレメント102のサイズによって制約を受け、小型化できない。
2.アンテナエレメント102のサイズを小さくすれば、地板100も小さくできるが、現状の小型パッチアンテナではアンテナエレメント102の一辺のサイズはλ/2になっており、それ以上小さくすると共振周波数がずれて利得が低下する。
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであり、その目的は、利得の低下を抑制しつつ小型化を図ることができるパッチアンテナを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、地板と、地板に離間して配置されたアンテナエレメントと、を備えたパッチアンテナにおいて、地板は、同一平面に広がる地板構成用本体部と、地板構成用本体部の外周端から当該地板構成用本体部と交差する方向に延びる地板構成用延設部とを有し、アンテナエレメントは、同一平面に広がり、かつ、地板構成用本体部に一定の距離をおいて離間した状態で当該地板構成用本体部と対向して配置されたアンテナエレメント構成用本体部と、アンテナエレメント構成用本体部の外周端から当該アンテナエレメント構成用本体部と交差する方向に延び、かつ、地板構成用延設部に一定の距離をおいて離間して配置されたアンテナエレメント構成用延設部とを有するパッチアンテナを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、アンテナエレメントはアンテナエレメント構成用延設部を有し、アンテナエレメント構成用延設部は、アンテナエレメント構成用本体部の外周端から当該アンテナエレメント構成用本体部と交差する方向に延び、かつ、地板構成用延設部に一定の距離をおいて離間して配置されている。これにより、例えば図5(b)に示すようにアンテナエレメント(3)を同一平面にのみ広がる構成とする場合に比べて、例えば図5(a)に示すようにアンテナエレメントを小型化でき、これに伴い地板(2)も小型化することができる。
詳しくは、図5においてアンテナエレメント外周部と地板外周部との差が約λ/4以上という条件を満たしつつ、図5(a)でのアンテナエレメント構成用延設部(3b)によりアンテナエレメント寸法を稼いでアンテナエレメント寸法としてλ/2を確保し、これにより利得の低下を抑制しつつアンテナエレメントを小型化できる。このアンテナエレメントの小型化に伴いアンテナエレメント外周部と地板外周部との差が約λ/4以上という条件を満たしつつ地板も小型化することができる。
その結果、利得の低下を抑制しつつ小型化を図ることができるパッチアンテナを提供することができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載のパッチアンテナにおいて、アンテナエレメント構成用延設部は、アンテナエレメント構成用本体部を基準として反地板側に延びる構成としてもよい。
請求項3に記載のように、請求項1に記載のパッチアンテナにおいて、アンテナエレメント構成用延設部は、アンテナエレメント構成用本体部を基準として反地板側および地板側に延びる構成としてもよい。
請求項4に記載のように、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパッチアンテナにおいて、地板構成用本体部とアンテナエレメント構成用本体部との間に電気絶縁性を有するスペーサーが介在され、地板構成用本体部を通してスペーサーにネジが螺合するとともにアンテナエレメント構成用本体部を通してスペーサーにネジが螺合する構成とすると、地板構成用本体部とアンテナエレメント構成用本体部との間をスペーサーにより一定間隔に保持でき、かつ、スペーサーにネジを螺入することにより地板とアンテナエレメントを固定することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1には本実施形態におけるパッチアンテナ1を示し、図1(a)はパッチアンテナ1の平面図であり、図1(b)はパッチアンテナ1の正面図であり、図1(c)は図1(a)のA−A線での縦断面図である。図2は同じくパッチアンテナ1の分解斜視図である。本パッチアンテナ1は、例えば、GPS(全地球測位システム)用やETC(自動料金収受)システム用やRFID用などに用いると好適な小型のパッチアンテナである。
図2に示すように、パッチアンテナ1は、地板2と、アンテナエレメント3と、この両部材2,3間に配置されるスペーサー4と、締結部材としてのネジ5,6とを備えている。
地板2は金属板よりなり、具体的には鉄板または銅板よりなる。地板2は、地板構成用本体部2aと地板構成用延設部2bとを有している。地板構成用本体部2aは、正方形をなし、同一平面に広がっている。地板構成用本体部2aは図1において水平方向に延びるようにして(即ち、横にして)配置されている。地板構成用延設部2bは、地板構成用本体部2aの外周端から地板構成用本体部2aと交差する方向に延びている。詳しくは、図1において地板構成用延設部2bは正方形の地板構成用本体部2aの外周部において全周にわたり上方に屈曲形成されている。この地板構成用延設部2bがアンテナエレメント3に対して、地板構成用本体部2aをその外周側へ延設した仮想地板(仮想導体)2b’と同等に機能する。これにより、地板2を小さくすることができる。
なお、地板構成用延設部2bは地板構成用本体部2aの全周にわたり連続的に形成したが、断続的に形成してもよい。
図2においてアンテナエレメント3は金属板よりなり、具体的には鉄板または銅板よりなる。アンテナエレメント3は、アンテナエレメント構成用本体部3aとアンテナエレメント構成用延設部3bとを有している。アンテナエレメント構成用本体部3aは、正方形をなし、同一平面に広がっている。アンテナエレメント構成用本体部3aは、縦横のサイズが地板構成用本体部2aよりも小さく、かつ、地板構成用本体部2a上に一定の距離をおいて離間した状態で地板構成用本体部2aと対向して配置されている。アンテナエレメント構成用延設部3bは、アンテナエレメント構成用本体部3aの外周端からアンテナエレメント構成用本体部3aと交差する方向に延び、かつ、地板構成用延設部2bに一定の距離をおいて離間して配置されている。詳しくは、図1においてアンテナエレメント構成用延設部3bは、正方形のアンテナエレメント構成用本体部3aの外周部において全周にわたり上方に屈曲形成されている(立ち上げられている)。このアンテナエレメント構成用延設部3bによりアンテナエレメント寸法を稼ぐことができる。
なお、アンテナエレメント構成用延設部3bはアンテナエレメント構成用本体部3aの全周にわたり連続的に形成したが、断続的に形成してもよい。
スペーサー4に関して、4つのスペーサー4により地板構成用本体部2aとアンテナエレメント構成用本体部3aとが所定の間隔を隔てて離間した状態で対向配置されている。スペーサー4は円筒状をなし、スペーサー4の内面(円筒材の内面)は雌ネジ部となっており、ネジ5,6を螺入することができるようになっている。スペーサー4は絶縁材料よりなり、具体的にはABS樹脂製である。
図1,2に示すように、アンテナエレメント3のアンテナエレメント構成用本体部3aには、4つの透孔11a,11b,11c,11dが形成されている。透孔11a,11b,11c,11dは、図1(a)に示すように、正方形のアンテナエレメント構成用本体部3aにおける各辺での中点位置から僅かに内方に位置している。
図2に示すように、地板2の地板構成用本体部2aにおいても、アンテナエレメント3の透孔11a,11b,11c,11dと対応する位置に透孔12a,12b,12c,12dが形成されている。
ネジ5がアンテナエレメント構成用本体部3aを通してスペーサー4に螺合していると共にネジ6が地板構成用本体部2aを通してスペーサー4に螺合している。詳しくは、ネジ5,6が、アンテナエレメント構成用本体部3aと地板構成用本体部2aを貫通する状態でスペーサー4に螺入され、地板2とアンテナエレメント3とが固定されている。つまり、地板構成用本体部2aの上にスペーサー4を載せ、更にその上にアンテナエレメント構成用本体部3aを配置し、アンテナエレメント構成用本体部3aの上側からネジ5をアンテナエレメント構成用本体部3aに設けた透孔11a,11b,11c,11dを通してスペーサー4の雌ネジ部に螺入するとともに、地板構成用本体部2aの下側からネジ6を地板構成用本体部2aに設けた透孔12a,12b,12c,12dを通してスペーサー4の雌ネジ部に螺入することにより、地板2とアンテナエレメント3とが固定されている。
本実施形態においては、スペーサー4とネジ5とネジ6により一組の固定部材が構成され、4つのスペーサー4と4つのネジ5と4つのネジ6により、地板2とアンテナエレメント3とを固定するための複数の固定部材が構成されている。この固定部材が、地板2とアンテナエレメント3とが非導通状態となるように配置されている。つまり、電気絶縁性を有するスペーサー4を用いてネジ5,6を螺入する方式を採っており、地板2とアンテナエレメント3とは非導通状態で固定されている。
なお、図1(a)において符号Pにて給電点を示し、地板構成用本体部2aの下面に設けたコネクタ20および給電線21を介してアンテナエレメント3の給電点Pに給電することができるようになっている。
図3には、アンテナのサイズ(地板、アンテナエレメントのサイズ)を小さくしたときの利得の変化の測定結果を示す。図3において、横軸には地板構成用本体部2aとアンテナエレメント構成用本体部3aとの距離Lをとり、縦軸にはアンテナ利得をとっている。
図3において、特性線Aは、図4のAに示すサンプルを用いた場合であり、地板(接地導体)2は外周部が上方に折り曲げられ、仮想地板を含めた縦横のサイズが170mmであり、アンテナエレメント3は平板構造を有し、縦横のサイズが150mmである。図3において特性線Bは、図4のBに示すサンプルを用いた場合であり、地板(接地導体)2は外周部が上方に折り曲げられ、仮想地板を含めた縦横のサイズが160mmであり、アンテナエレメント3は平板構造を有し、縦横のサイズが140mmである。つまり、Bのサンプルは、Aのサンプルに比べて縮小している。図3において特性線Cは、図4のCに示すサンプルを用いた場合であり、地板(接地導体)2は外周部が上方に折り曲げられ、仮想地板を含めた縦横のサイズが160mmであり、アンテナエレメント3は図4のBに示すサンプルでのアンテナエレメント3に対しさらに外周部において上側に延びる延設部3bを設けている。
図3において、特性線A,Bを比較すると、利得の変化については、図4のAに示すアンテナエレメント3を平板構造のまま図4のBに示すように縮小すると、利得が低下することが分かる。
図3において、特性線A,Cを比較すると、利得の変化については、利得の低下を抑えることができることが分かる。つまり、図4のCに示すようにアンテナエレメント3を本実施形態の形状(U字型断面)にすることで、利得を低下させずに地板(接地導体)2、つまりアンテナ全体のサイズを縮小することができる。
なお、図3では省略したが、アンテナエレメント3の縦横のサイズが150mmのまま地板(接地導体)2の縦横のサイズを160mmに縮小すると、利得が大きく低下してパッチアンテナとして機能しなくなる。
パッチアンテナの小型化について、図5を用いて説明する。図5において(a)は実施形態におけるパッチアンテナの縦断面図であり、(b)は比較例におけるパッチアンテナの縦断面図である。図5(b)の比較例のパッチアンテナにおいては地板2の外周部は上に折り曲げられているが、アンテナエレメント3は水平方向のみに延びている。図5(b)の比較例の場合には、アンテナエレメント3の縦横寸法がλ/2となり、地板2の縦横寸法は、アンテナエレメント3の平面部分に対して片側でλ/4以上大きくしている。一方、図5(a)の本実施形態のパッチアンテナにおいては地板2のみならずアンテナエレメント3においても外周部が上に折り曲げられており、これによりアンテナエレメント寸法を稼いでアンテナエレメント3の平面部分(本体部3a)が図5(b)での平板構造のアンテナエレメント3の寸法より小さくてもアンテナエレメント全体の縦横寸法がλ/2となっている。また、図5(a)でも、地板2の縦横寸法がアンテナエレメント3の平面部分(本体部3a)に対して片側でλ/4以上大きくしている。
よって、図5(a)に示すごとくアンテナエレメント3の外周部を立ち上げることにより、アンテナエレメント3のサイズがλ/2相当の共振を保ちつつ、図5(b)に示すごとくアンテナエレメント3を同一平面に広がる構造とした場合に比べアンテナエレメント3の平面部分のサイズを小さくすることができる。地板(接地導体)2のサイズは、アンテナエレメント3の平面部分(本体部3a)に対して片側でλ/4以上大きくなければならないため、アンテナエレメント3の平面部分の縮小分だけ、地板(接地導体)2ひいてはアンテナ全体のサイズを小さくすることが可能となる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(イ)図1に示すように、地板2と、地板2に離間して配置されたアンテナエレメント3と、を備えたパッチアンテナにおいて、地板2は、同一平面に広がる地板構成用本体部2aと、地板構成用本体部2aの外周端から当該地板構成用本体部2aと交差する方向に延びる地板構成用延設部2bとを有し、アンテナエレメント3は、同一平面に広がり、かつ、地板構成用本体部2aに一定の距離をおいて離間した状態で当該地板構成用本体部2aと対向して配置されたアンテナエレメント構成用本体部3aと、アンテナエレメント構成用本体部3aの外周端から当該アンテナエレメント構成用本体部3aと交差する方向に延び、かつ、地板構成用延設部2bに一定の距離をおいて離間して配置されたアンテナエレメント構成用延設部3bとを有する。つまり、アンテナエレメント3はアンテナエレメント構成用延設部3bを有し、アンテナエレメント構成用延設部3bは、アンテナエレメント構成用本体部3aの外周端から当該アンテナエレメント構成用本体部3aと交差する方向に延び、かつ、地板構成用延設部2bに一定の距離をおいて離間して配置されている。これによって、利得の低下を抑制しつつ図5(b)に比べ図5(a)に示すごとくアンテナエレメント3を小型化でき、これによって地板2も小型化することができる。
より詳しくは、従来、図8の底面の地板100のサイズがアンテナエレメント102のサイズによって制約を受け、小型化できず、また、アンテナエレメント102のサイズを小さくすれば、底面の地板100も小さくできるが、現状の小型パッチアンテナではアンテナエレメント102の一辺のサイズはλ/2になっており、それ以上小さくすると共振周波数がずれて利得が低下してしまっていた。このように図5(b)に示すようにアンテナエレメント3を同一平面にのみ広がる構成とする場合に比べて、本実施形態では図5(a)に示すようにアンテナエレメント外周部と地板外周部との差が約λ/4以上という条件を満たしつつ、アンテナエレメント構成用延設部3bによりアンテナエレメント寸法を稼いでアンテナエレメント寸法としてλ/2を確保し、これにより利得の低下を抑制しつつアンテナエレメント3を小型化できる。このアンテナエレメント3の小型化に伴いアンテナエレメント外周部と地板外周部との差が約λ/4以上という条件を満たしつつ地板2も小型化することができる。その結果、利得の低下を抑制しつつ小型化を図ることができる。即ち、本実施形態では、利得を低下させずに、アンテナ全体の体格を従来よりも小さくすることができ、設置の自由度を向上することができる。
(ロ)地板構成用本体部2aとアンテナエレメント構成用本体部3aとの間に電気絶縁性を有するスペーサー4が介在され、地板構成用本体部2aを通してスペーサー4にネジ6が螺合するとともにアンテナエレメント構成用本体部3aを通してスペーサー4にネジ5が螺合する構成としたので、地板構成用本体部2aとアンテナエレメント構成用本体部3aとの間をスペーサー4により一定間隔に保持でき、かつ、スペーサー4にネジ5,6を螺入することにより地板2とアンテナエレメント3を固定することができる。
なお、前記実施形態は以下のように変更してもよい。
前記実施形態(図1)ではアンテナエレメント3の断面形状がU字型であったが、図6に示すように、アンテナエレメント3の断面形状はH字型でも同等の機能を持たせることができる。即ち、アンテナエレメント3は、アンテナエレメント構成用延設部3cを有し、アンテナエレメント構成用延設部3cは、アンテナエレメント構成用本体部3aの外周端からアンテナエレメント構成用本体部3aと交差する方向に延び、かつ、地板構成用延設部2bに一定の距離をおいて離間して配置されている。
このように、図1に示すごとくアンテナエレメント構成用延設部(3b)は、アンテナエレメント構成用本体部3aを基準として反地板側に延びていても、図6に示すように、アンテナエレメント構成用延設部(3b,3c)は、アンテナエレメント構成用本体部3aを基準として反地板側および地板2側に延びていてもよい。
また、図6におけるアンテナエレメント構成用延設部3bはなくアンテナエレメント構成用延設部3cのみがある構成、即ち、アンテナエレメント構成用本体部3aの外周端から下方に(地板2側に)折り曲げた構成としてもよい。
また、アンテナエレメント構成用本体部3aと、その外周部から延びるアンテナエレメント構成用延設部3b,3cの角度は垂直に限ることなく、斜め方向でもよい。具体的には、図1(c)に代わる図7に示すように地板構成用延設部2bおよびアンテナエレメント構成用延設部3bを各々、斜め上方に延ばしてもよい。
また、図8に示す板状の誘電体101の一方の面に地板(接地導体)100を、他方の面にアンテナエレメント102が配置された構造において適用してもよい。
(a)は実施形態におけるパッチアンテナの平面図、(b)はパッチアンテナの正面図、(c)は(a)のA−A線での縦断面図。 実施形態におけるパッチアンテナの分解斜視図。 アンテナ小型化時のL寸法についてのアンテナ利得の測定結果を示す図。 サンプル品の断面図。 (a)は実施形態におけるパッチアンテナの縦断面図、(b)は比較例におけるパッチアンテナの縦断面図。 別例のパッチアンテナの断面図。 別例のパッチアンテナの断面図。 背景技術を説明するためのパッチアンテナの縦断面図。
符号の説明
2…地板、2a…地板構成用本体部、2b…地板構成用延設部、3…アンテナエレメント、3a…アンテナエレメント構成用本体部、3b…アンテナエレメント構成用延設部、3c…アンテナエレメント構成用延設部、4…スペーサー、5…ネジ、6…ネジ。

Claims (4)

  1. 地板(2)と、
    前記地板(2)に離間して配置されたアンテナエレメント(3)と、
    を備えたパッチアンテナにおいて、
    前記地板(2)は、
    同一平面に広がる地板構成用本体部(2a)と、
    前記地板構成用本体部(2a)の外周端から当該地板構成用本体部(2a)と交差する方向に延びる地板構成用延設部(2b)と
    を有し、
    前記アンテナエレメント(3)は、
    同一平面に広がり、かつ、前記地板構成用本体部(2a)に一定の距離をおいて離間した状態で当該地板構成用本体部(2a)と対向して配置されたアンテナエレメント構成用本体部(3a)と、
    前記アンテナエレメント構成用本体部(3a)の外周端から当該アンテナエレメント構成用本体部(3a)と交差する方向に延び、かつ、前記地板構成用延設部(2b)に一定の距離をおいて離間して配置されたアンテナエレメント構成用延設部(3b)と
    を有することを特徴とするパッチアンテナ。
  2. 請求項1に記載のパッチアンテナにおいて、
    前記アンテナエレメント構成用延設部(3b)は、前記アンテナエレメント構成用本体部(3a)を基準として反地板側に延びることを特徴とするパッチアンテナ。
  3. 請求項1に記載のパッチアンテナにおいて、
    前記アンテナエレメント構成用延設部(3b,3c)は、前記アンテナエレメント構成用本体部(3a)を基準として反地板側および地板(2)側に延びることを特徴とするパッチアンテナ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のパッチアンテナにおいて、
    前記地板構成用本体部(2a)とアンテナエレメント構成用本体部(3a)との間に電気絶縁性を有するスペーサー(4)が介在され、前記地板構成用本体部(2a)を通して前記スペーサー(4)にネジ(6)が螺合するとともに前記アンテナエレメント構成用本体部(3a)を通して前記スペーサー(4)にネジ(5)が螺合してなることを特徴とするパッチアンテナ。
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