JP2006210971A - アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 インピーダンス特性が向上すると共に、組立性、強度・保持性を向上することができるエアギャップ・アンテナを提供する。
【解決手段】 エアギャップ・アンテナ10のパッチ1とグランド2の間のエアギャップ9に、誘電体スペーサ3及び誘電体スペーサ4を挿入し、各々樹脂ビス8及び金属ビス7で固定する。ここで誘電体スペーサ3給電点1aはパッチ中心を結んだ直線上のパッチの少なくとも片端付近に配置し、誘電体スペーサ4はパッチ中心に配置する。そして、同軸コネクタ6の外導体部とグランド2とを接続すると共に、同軸コネクタ6の中心導体に挿入した頭部がやや太めの径で形成された給電ピン5とパッチ1とをカシメ接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パッチとグランドの間にエアギャップを有するアンテナに関するものである。
無線ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、無線広域ネットワーク(WAN)、無線パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)を含む多くの無線応用分野において、広帯域高利得平面アンテナが必要とされ、従来から様々なマイクロストリップ・アンテナ(平面アンテナ)が開発されている。そして、このマイクロストリップ・アンテナの一種として、特許文献1に示すような比較的広帯域・高利得のエアギャップ・アンテナが開発されている。このエアギャップ・アンテナは、例えば、ITS(Intelligent Transport System)におけるDSRC(Dedicated Short Range Communication)機等で用いられる。
エアギャップ・アンテナは、図8に示すように、パッチとなる導体板及びグランドとなる導体板を平行に保持し、パッチとグランドの2つの導体板の間を空気(空間)、即ち、エアギャップで構成したアンテナである。そして、エアギャップによりアンテナ利得と帯域幅を制御する。また、一般的に、方形または円形に形成されたパッチへの給電は背面からの同軸給電であり、同軸中心導体(または給電ピン)とパッチは半田付けにより接続される。ここで、エアギャップ・アンテナは、一般的に誘電体基板で構成されるマイクロストリップ・アンテナと同様に、給電方法やパッチ形状により、直線偏波・円偏波特性を得ることができる。また、エアギャップ・アンテナは、比誘電率が限りなく1に近い空気で構成されており、パッチ寸法が大きくなる(約λ/2)ため、寸法に制限のない用途に用いられることが多い。更に、エアギャップ・アンテナは、エアギャップに誘電体材料を挿入することによる誘電率の変化を利用して、共振周波数の調整(同調)を行うことも可能である。エアギャップに誘電体材料を挿入する場合は、誘電体材料はグランドに接触され、パッチには非接触となるように構成される。尚、特許文献1に示すエアギャップ・アンテナにおいては、偏波は直線(垂直または水平のいずれか)である。
特開平8−307134号公報
しかしながら、従来の構造のエアギャップ・アンテナは、給電部の同軸中心導体が空間を介して接続される際に、電気的にインダクタンス(誘導)成分を有してしまい、インピーダンス整合が崩れてしまうという問題点があった。ここで、インダクタンス成分を抑えるためにパッチとグランド間を縮めたとしても、アンテナ特性としての周波数帯域幅が狭くなってしまうという問題がある。
また、エアギャップ・アンテナは、パッチとグランド間が空気であるため、外力による変形など強度的に弱いという問題点もある。しかも、エアギャップ・アンテナは、パッチとグランドの2つの導体板が平行に構成されていなければならず、斜行して構成された場合はアンテナ特性が変化してしまうという問題がある。
更に、エアギャップ・アンテナは、同軸中心導体(または給電ピン)とパッチとが半田付けで接続されているため、給電部の構造が安価である半面、比較的パッチが大きくなる周波数では、半田付けによる接続時に熱が逃げてしまい、接続が困難であるという問題もある。
そこで、本発明は、インピーダンス特性が向上すると共に、組立性、強度・保持性を向上することができるエアギャップ・アンテナを提供するものである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明に係るアンテナは、導体板で形成されるパッチと、前記パッチと平行に設置されて前記パッチとの間にエアギャップを形成する導体板で形成されるグランドと、前記パッチと中心導体が電気的に接続され、且つ、前記グランドと外導体が電気的に接続されて給電を行う同軸コネクタと、前記中心導体と前記パッチとが接続される給電点と前記パッチの中心を結ぶ直線上の前記パッチの少なくとも片側付近に配設され、前記エアギャップと略同一の高さを有する誘電体材料と、を備えることを特徴とする。
これによると、パッチと同軸コネクタの中心導体とが接続される点である給電点とパッチの中心を結ぶ直線上のパッチの少なくとも片側(いずれか一方の片側又は両端)付近にエアギャップと略同一の高さを有する誘電体材料を挿入されていることから、アンテナの入力インピーダンス特性が向上する。また、エアギャップと略同一の高さを有する誘電体材料による固定箇所が増えるため、パッチとグランド間を平行に保つことができると共に、外力に対する耐性が向上し、変形を防止することができる。
ここで、本発明に係るアンテナは、前記中心導体部の凹部に挿入されて接続された給電ピンを介して前記中心導体と前記パッチとが電気的に接続され、且つ、前記給電ピンと前記パッチとがカシメ接続により固定されて良い。
これによると、パッチと固定される給電ピンがカシメ接続のためにやや太く形成されることにより、給電ピン自体のインダクタンス成分が減少して、アンテナの入力インピーダンス特性が向上する。また、パッチ導体板と給電ピンの接続手段としてカシメを用い、給電ピンが同軸コネクタの中心導体の凹部に挿入されて接続されていることにより、半田付けが不要な構造となり、組立性が向上する。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るアンテナを実施するための最良の形態について、具体的な一例に即して説明する。
まず、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナを図1〜図5に基づいて以下に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナを示す図であり、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。図2は、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナのパッチを示す上面図である。図3は、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナのグランドを示す上面図である。図4は、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナの同軸コネクタを示す図であり、(a)は一部断面側面図であり、(b)は上面図である。図5は、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナの給電ピンを示す側面図である。
図1に示すように、エアギャップ・アンテナ10は、導体板(例えば、真鍮やニッケルメッキ)で形成されたパッチ1と、導体板(例えば、アルミ)で形成されたグランド2とにより空気(空間)、即ち、エアギャップ9を形成する。
パッチ1は、エアギャップ・アンテナ10のエレメント部であり、辺長が約1/2波長となるように形成されている。図2に示すように、パッチ1には、後述する給電ピン5がカシメ接続されるための孔である給電点1aが形成されている。また、給電点1aとパッチ1の中心を結んだ直線上のパッチ1の両端付近に2箇所、後述する誘電体スペーサ(誘電体材料)3を樹脂ビス8で固定するためのネジ孔3aが形成されている。また、中央に、後述する誘電体スペーサ4を金属ビス7で固定するためのネジ孔4aが形成されている。
グランド2は、エアギャップ・アンテナ10のグランド部であり、寸法によりアンテナ指向性が変化する。図3に示すように、グランド2には、パッチ1に形成されたネジ孔3aに対応する位置に2箇所、誘電体スペーサ3を樹脂ビス8で固定するためのネジ孔3bがタップ加工により形成されている。また、パッチ1に形成されたネジ孔4aに対応する位置である中央に、後述する誘電体スペーサ4を金属ビス7で固定するためのネジ孔4bがタップ加工により形成されている。更に、パッチ1に形成された給電点1aに対応する位置に、後述する同軸コネクタ6を固定するためのネジ孔2aがタップ加工により設けられている。その他、グランド2の四隅には、エアギャップ・アンテナ10を取り付けるための孔2bが5箇所(三隅にそれぞれ1箇所及び一隅に2箇所)設けられている。尚、エアギャップ・アンテナ10を取り付けるための5箇所の孔2bは設けなくても良い。また、図3に示すように、グランド2の右辺中央部に、エアギャップ・アンテナ10の取り付け向きを一意にするための切り欠きが形成されているが、切り欠きは形成されていなくても構わない。
図1(b)及び図1(c)に示すように、エアギャップ9には、エアギャップ9の高さと略同一の高さを有するように構成された2つの誘電体スペーサ(誘電体材料)3が後述する給電点5aとパッチ1の中心を結んだ直線上のパッチ1の両端付近に配置される。尚、本実施形態に係るエアギャップ・アンテナ10においては、誘電体スペーサ3は後述する給電点5aとパッチ1の中心を結んだ直線上のパッチ1の両側に2つ配置されているが、少なくともいずれか一方の片側付近に1つ配置されていれば、本発明の効果を得ることができる。2つの誘電体スペーサ3は、エアギャップ9に挿入された後、パッチ1に形成されたネジ孔3aにおいてパッチ1側から樹脂ビス8で螺合されて、グランド2に形成されたネジ孔3bまで貫通されることにより、固定される。これにより、誘電体スペーサ3は、パッチ1及びグランド2の両方に接触されて固定される。ここで、誘電体スペーサ3の固定手段として樹脂ビス8を用いることにより、アンテナ特性に影響を与えない。尚、誘電体スペーサ3の固定手段は、樹脂ビス8に限らず、材質が樹脂であれば他の固定手段であってもよい。また、誘電体スペーサ3の形状は、エアギャップ9の高さと略同一の高さを有する円筒形である。
また、エアギャップ9には、パッチ1を保持するために、エアギャップ9の高さと略同一の高さを有するように構成された1つの誘電体スペーサ4がパッチ1の中心付近に配置される。1つの誘電体スペーサ4は、エアギャップ9に挿入された後、パッチ1に形成されたネジ孔4aにおいてパッチ1側から金属ビス7で螺合されて、グランド2に形成されたネジ孔4bまで貫通されることにより、固定される。これにより、誘電体スペーサ4は、パッチ1及びグランド2の両方に接触されて固定される。ここで、誘電体スペーサ4の固定手段として金属ビス7を用いることにより、パッチ1とグランド2を電気的に短絡し、静電対策や高次モードの抑制などの効果が得られる。尚、誘電体スペーサ4の固定手段は、金属ビス7に限らず、材質が金属であれば他の固定手段であってもよい。また、誘電体スペーサ4の形状は、エアギャップ9の高さと略同一の高さを有する円筒形である。更に、誘電体スペーサ4は設置されていなくても良い。
図1(b)に示すように、給電点1aにおいては、パッチ1と後述する同軸コネクタ6の中央導体部(中心導体)6aに挿入された給電ピン5とがカシメ接続される。ここで、図4(a)及び図4(b)に示すように、同軸コネクタ6は、給電ピン5が挿入される凹形状の中央導体部6aと外導体部(外導体)6bとから構成され、図示しない同軸ケーブルと接続されて給電される。尚、中央導体部6aと外導体部6bとは電気的に非接触となるように形成される。一方、給電ピン5は、図5に示すように、頭部5aと脚部5bとから形成されている。そして、脚部5bはその先端部から同軸コネクタ6の凹形状の中央導体部6aに挿入されて、同軸コネクタ6の中央導体部6aと電気的に接続される。また、頭部5aはパッチ1に形成された給電点1aにおいてパッチ1とカシメ接続される。ここで、頭部5aはパッチ1とカシメ接続可能なようにやや太めの径(例えば2.5〜3.0mm程度)で形成され、脚部5bは頭部5aに比べて細い径で形成される。尚、図5では、脚部5bは頭部5aに比べて細い径で形成されているが、頭部5aと脚部5bの径の大小は関係がない。即ち、頭部5aはパッチ1とカシメ接続できる径で、脚部5bが中央導体部6aに挿入することができる径で、それぞれ形成されるものである。以上により、同軸コネクタ6において、中央導体部6aから給電ピン5を介してパッチ1に給電が行われる。尚、脚部5bは、図1(b)に示すように、中央導体部6aに挿入された状態で頭部5aがパッチ1と給電点1aでカシメ接続可能な長さで形成される。また、図4(b)に示すように、同軸コネクタ6は2つのネジ孔6cが形成されており、図示しない金属ビスをネジ孔6c及びグランド2に形成されたネジ孔2aに螺合することにより、同軸コネクタ6がグランド2に対して固定される。尚、同軸コネクタ6の固定手段は、金属ビスに限らず、材質が金属であれば他の固定手段であってもよい。
次に、従来のエアギャップ・アンテナを用いた場合と、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナを用いた場合とで電圧定在波比(VSWR)特性を測定した測定結果について、図6及び図7に基づいて説明する。図6は、従来のエアギャップ・アンテナを用いた場合のVSWR特性を測定した測定結果である。尚、図6では、VSWR特性の比較を容易にするため、従来のエアギャップ・アンテナを用いた場合のVSWR特性を測定した測定結果を実線で示し、図7に示す本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナ10を用いた場合のVSWR特性を測定した測定結果を点線で重ねて示している。図7は、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナ10を用いた場合のVSWR特性を測定した測定結果である。尚、図7では、VSWR特性の比較を容易にするため、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナ10を用いた場合のVSWR特性を測定した測定結果を実線で示し、図6に示す従来のエアギャップ・アンテナを用いた場合のVSWR特性を測定した測定結果を点線で重ねて示している。
測定において用いた本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナ10は、2.4GHz帯でパッチ1の形状が右旋円偏波方形であり、真鍮、ニッケルメッキで形成されたパッチ1の一辺の長さが54.4mmで厚さが1mm、エアギャップ9の高さが4.3mm、アルミで形成されたグランド2の一辺の長さが80mmで厚さが3mmとなるように形成した。また、パッチ1においては、中心に外径がφ3.2mmのネジ孔4a、中心から15mmの位置に外径がφ2mmの給電点1a、中心から給電点1aを結んだ直線上の中心から23.2mmの位置、即ち、両端から4mmの位置に外径がφ3.5mmの2つのネジ孔3aを形成した。尚、パッチ1の中心から給電点1aを結んだ直線がパッチ1の辺と平行になるように給電点1aを形成した。また、グランド2においては、四隅に外径φ3.5mmの孔2bを5つ形成した。そして、ネジ孔4aに中心が配置されるように外形φ15mmの円筒樹脂スペーサ(誘電スペーサ)4をパッチ1及びグランド2に固定するとともに、ネジ孔3aに中心を配置するように外形φ6mmの円筒樹脂スペーサ(誘電スペーサ)3をパッチ1及びグランド2に固定した。更に、給電ピン5は、頭部5aの最も太い部分が外径φ3.0mm、脚部5bが外径φ0.92mmとなるように形成した。また、同軸コネクタ6としてSMAコネクタを用いた。一方、従来のエアギャップ・アンテナは、測定に用いた本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナ10と同じ形状で形成し、且つ、誘電体スペーサ3をエアギャップ9に挿入せず、SMA同軸コネクタ中心導体とパッチ1とを給電点1aにおいて半田付けにより接続した。
図6及び図7に示すように、中心周波数2.42GHz±0.02GHzで比較すると、従来のエアギャップ・アンテナのVSWR特性が2.0であるのに対し、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナのVSWR特性が1.34と低く保たれており、VSWR特性が向上しているのがわかる。
このように、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナ10によると、パッチ1と同軸コネクタ6の中心導体6aとが接続される点である給電点1aとパッチ1の中心を結ぶ直線上のパッチ1の両端付近にエアギャップ9と略同一の高さを有する2つの誘電体スペーサ3を挿入されていることから、エアギャップ・アンテナ10の入力インピーダンス特性が向上する。また、エアギャップ9と略同一の高さを有する誘電体スペーサ3により、エアギャップ・アンテナ10のグランド2に対するパッチ1の固定箇所が増えるため、パッチ1とグランド2間を平行に保つことができると共に、外力に対する耐性が向上し、変形を防止することができる。
また、パッチ1と固定される給電ピン5の頭部5aがカシメ接続のためにやや太く形成されることにより、給電ピン5自体のインダクタンス成分が減少して、エアギャップ・アンテナ10の入力インピーダンス特性が向上する。また、パッチ1と給電ピン5の接続手段としてカシメを用い、給電ピン5が同軸コネクタ6の中心導体6aの凹部に挿入されて接続されていることにより、半田付けが不要な構造となり、組立性が向上する。
尚、本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナ10について、アンテナ放射特性に与える影響は無視できる範囲である。
以上、本発明は、上記の好ましい実施形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされる。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。また、具体例は、本発明の構成を例示したものであり、本発明を限定するものではない。
例えば、エアギャップ・アンテナ10の形状は、図1に示すような形状に限らない。即ち、パッチとなる導体板及びグランドとなる導体板を平行に保持し、パッチとグランドの2つの導体板の間を空気(空間)で構成しているエアギャップ・アンテナであれば、どのような形状であっても本発明を適用することができる。
本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナを示す図であり、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。 本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナのパッチを示す上面図である。 本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナのグランドを示す上面図である。 本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナの同軸コネクタを示す図であり、(a)は一部断面側面図であり、(b)は上面図である。 本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナの給電ピンを示す側面図である。 従来のエアギャップ・アンテナを用いた場合のVSWR特性を測定した測定結果である。 本発明の実施形態に係るエアギャップ・アンテナを用いた場合のVSWR特性を測定した測定結果である。 従来のエアギャップ・アンテナを示す概略図である。
符号の説明
1 パッチ
1a 給電点
2 グランド
3 誘電体スペーサ(誘電体材料)
5 給電ピン
6 同軸コネクタ
6a 中央導体部(中心導体)
6b 外導体部(外導体)
9 エアギャップ
10 エアギャップ・アンテナ

Claims (2)

  1. 導体板で形成されるパッチと、
    前記パッチと平行に設置されて前記パッチとの間にエアギャップを形成する導体板で形成されるグランドと、
    前記パッチと中心導体が電気的に接続され、且つ、前記グランドと外導体が電気的に接続されて給電を行う同軸コネクタと、
    前記中心導体と前記パッチとが接続される給電点と前記パッチの中心を結ぶ直線上の前記パッチの少なくとも片側付近に配設され、前記エアギャップと略同一の高さを有する誘電体材料と、
    を備えることを特徴とするアンテナ。
  2. 前記中心導体部の凹部に挿入されて接続された給電ピンを介して前記中心導体と前記パッチとが電気的に接続され、且つ、前記給電ピンと前記パッチとがカシメ接続により固定されることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。

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