JP2008275872A - 用紙搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の動作中であっても光学センサの清掃を可能とすることができる用紙搬送装置を提供する。
【解決手段】用紙を検出する複数の光学センサと、複数の光学センサのうちの一方の光学センサを用紙検出が可能な検出位置と、他の光学センサの検知面を清掃が可能な清掃位置とに交替移動可能に支持する支持手段と、一方の光学センサが用紙検知動作中に他方の光学センサが清掃可能な位置に移動させるよう制御する制御手段と、を備えている。清掃位置には、移動させられた光学センサの検知面を露出させる開口部と、移動させられた光学センサの露出した検知面へ清掃部材を案内する案内手段が設けられ、制御手段は、画像形成動作中の用紙先端を検出した場合に、光学センサの交替を実施するか、画像形成動作の停止を検出した場合に、光学センサの交替を実施することによって、光学センサの検知位置と清掃位置とを切り換える。
【選択図】図7

Description

本発明は、用紙搬送装置に関し、画像形成装置に備えられた用紙搬送装置に関する。
画像形成装置等においては、用紙の有無や用紙の先端を精度よく検出するために、光学センサ(反射型もしくは透過型光学センサ)が複数の場所に設置されている。これらのセンサからの信号によって、装置の紙詰まりを検出したり、印刷動作のタイミングを取ったりしている。
高速機で、このような光学センサを使用すると、大量に用紙の搬送が行なわれるため、その際に生じる紙粉がセンサの表面に付着してしまったり、また、搬送の不備によって、紙片等が付着することもある。
このため、センサの表面が汚れると、センサが誤検知をしてしまい、紙詰まりでないにもかかわらず紙詰まりであると認識して装置が停止したり、用紙の先端を誤検知して形成された画像にズレが生じるという問題があったので、定期的に検知面を清掃する必要があった。
特許文献1では、印刷面の監視を必要としない状態のときに検出センサを検査位置から検査解放位置へ移動させる移動手段と、前記検出センサが前記検査位置から離れている間に前記検出センサの検査両を清掃する清掃手段と、前記移動手段と前記清掃手段とを制御する制御手段と、を設けることによって、検出センサの検査面を汚れから保護するとともに、紙通し作業もやりやすくする印刷物監視装置を提供している。
特開平04−220345号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、清掃は画像形成動作を行っていないときに行うものであるから、画像形成動作中に清掃すべきタイミングであっても清掃することができない。即ち、清掃中は画像形成動作を停止させる必要があり、画像形成処理の効率低下を招いくことになる。
本発明は、上述のような実情を考慮してなされたものであって、画像形成装置の動作中であっても光学センサの清掃を可能とすることができる用紙搬送装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の画像形成装置に備えられる用紙搬送装置は、用紙を検出する複数の光学センサと、前記複数の光学センサのうちの一方の光学センサを用紙検出が可能な検出位置と、他の光学センサの検知面を清掃が可能な清掃位置とに交替移動可能に支持する支持手段と、一方の光学センサが用紙検知動作中に他方の光学センサが清掃可能な位置に移動させるよう制御する制御手段と、を備えるものである。
さらに、前記清掃位置には、移動させられた前記光学センサの検知面を露出させる開口部と、移動させられた前記光学センサの露出した検知面へ清掃部材を案内する案内手段が設けられている。
また、前記支持手段は、回転可能に支持されており、用紙搬送ローラの駆動源により駆動されており、前記制御手段は、(1)画像形成動作中の用紙先端を検出した場合に、前記光学センサの交替を実施するよう制御するか、または、(2)画像形成動作の停止を検出した場合に、前記光学センサの交替を実施するよう制御することによって、前記支持手段を所定角度で回転するように制御して、前記光学センサの前記検知位置と前記清掃位置とを切り換えるようにしている。
また、上述した構成の用紙搬送装置の制御手段として、コンピュータを機能させるためのプログラムを作成しておき、または、そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておき、画像形成装置等の装置に備えられたコンピュータでこのプログラムを実行することによっても上記課題を解決することができる。
本発明によれば、画像形成装置の動作中であっても光学センサの清掃を可能とすることができ、光学センサの清掃のために画像形成装置の動作を停止させることがない。
従って、メンテナンスによるマシンダウンタイムを最小にすることができ、画像形成の実行効率の低下を防止できる。
以下、図面を参照して本発明の画像形成装置で用いられる用紙搬送装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置(MFP)100の概略構成例を説明するための図である。同図において、画像形成装置100は、上部に原稿読取部110、中央部に画像形成部210、下部に用紙給紙部250を配置して構成されている。また、画像形成部210の一方の側面に後処理装置260が装着されているとともに、用紙給紙部250の下方に載置台を兼ねた多段給紙ユニット270が配置されている。
この画像形成装置100の上面に配置された透明ガラス体の原稿台111上には、原稿セットトレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿台111上へ給送する自動原稿搬送装置112が備えられている。
原稿台111の下方に位置する原稿読取部110は、第1の走査ユニット113、第2の走査ユニット114、光学レンズ115、光電変換素子であるCCDラインセンサ116を有し、自動原稿搬送装置112との関連した動作により、原稿台111上に載置された原稿の画像を所定の露光位置において相対的に走査して読み取る。
原稿読取部110によって読み取られた原稿の画像は、画像データとして図示しない画像データ入力部を介して制御部228へ送られる。制御部228では、画像データは所定の画像処理が施された後、制御部228内のメモリに一旦記憶され、制御部228からの出力指示に応じて画像形成部210の光書込み装置であるレーザスキャンユニット(以下、LSUという)227に出力される。
第1の走査ユニット113は、原稿面上を露光する光源ランプユニット1、および、原稿からの反射光像を所定の方向に反射させる第1ミラー2aを搭載している。光源ランプ1aとして、定格での点灯時の輝度が3000cd/m2〜4000cd/m2である冷陰極管が用いられる。光源ランプ1aの消費電力は、約5w〜6wである。また、光源ランプ1aの照射光量は、図示していない光量センサによって検出される。
第2の走査ユニット114は、第1ミラー2aで反射された原稿からの反射光を光電変換素子であるCCDラインセンサ116に導く第2ミラー2bおよび第3ミラー2cを搭載している。光学レンズ115は、原稿からの反射光をCCDラインセンサ116の受光面に結像させる。
画像形成部210には、感光体ドラム222を所定の電位に帯電させる帯電器223、原稿読取部110または外部装置から転送された画像データに応じてレーザ光を出射して感光体ドラム222上に静電潜像を形成するレーザスキャンユニット227、感光体ドラム222上に形成された静電潜像に現像ローラを介してトナーを供給してトナー像に顕像化する現像器224、感光体ドラム222上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写器225、転写工程後の感光体ドラム222上に残留したトナー等を回収するクリーニング器226、転写工程後の感光体ドラム222の表面に残留している電荷を除去して、感光体ドラム222から用紙を剥離する剥離器229が設けられている。
レーザスキャンユニット227は、メモリから読み出した画像データまたは外部の装置から入力された画像データによって変調されたレーザ光を照射する半導体レーザ11、および、回転によってレーザ光を主走査方向に偏光するポリゴンミラー12を図示しないレンズ群等とともに備えている。ポリゴンミラー12は、モータ13によって駆動される。モータ13の回転速度は、速度センサ14によって検出される。
画像形成部210には、トナー像が転写された用紙を加熱および加圧して用紙上にトナー像を定着させる定着ユニット217が設けられている。定着ユニット217は、上側の加熱ローラ21と下側の加圧ローラ22との一対のローラを備えている。加熱ローラ21はヒータ21aを備え、加熱ローラ21の温度は、温度センサ23によって検出される。
さらに、定着ユニット217の排出側には、用紙の両面に画像を形成する両面画像形成モード時に用紙の前後を反転させるスイッチバック路221が形成されている。
定着ユニット217においてトナー像が定着された用紙は、必要に応じてスイッチバック路221を経て排紙ローラ219にて後処理装置260へと導かれ、ここでステープル処理や穿孔処理等の後処理が施された後、トレイ261上に排出される。
用紙給紙部250は、本体側面に装着された手差トレイ254、両面ユニット255、給紙トレイ251と、多段給紙ユニット270に備えられた給紙トレイ252,253で構成されている。また、これらの給紙トレイ251〜254は、複数枚の用紙を積層して収納する。
また、給紙トレイ251〜254から給紙した用紙を画像形成部210における感光体ドラム222と転写器225との間の転写位置へと搬送するローラ等の搬送手段を備えている。両面ユニット255は、用紙を反転させるスイッチバック路221に通じており、両面画像形成モード時に表裏面が反転された用紙を一時貯留する。なお、両面ユニット255は通常の給紙トレイと交換可能にされている。
図2は、画像形成装置100の電気的構成を示すブロック図である。同図において、画像形成装置100には、制御部228、原稿読取部110、画像形成部210を備えている。
制御部228は、メインCPU(Central Processing Unit)からなる主制御手段41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43、画像メモリ44、画像処理回路48、HDD(Hard Disk Drive)54、NIC(Network Interface Card)53、操作手段(操作パネル)70からなり、これらはバスによって接続されている。
主制御手段41は、ROM42に予め書き込まれたプログラムにしたがって各入出機器を統括して制御し、この間に入出力されるデータをRAM43の所定のメモリエリアに一時記憶する。
画像メモリ44は、画像処理回路48から出力された画像データを記憶する。クライアントPC80から送信された印字データやパスワードは、HDD54に記憶される。
操作手段(操作パネル)70は、入力キーおよび液晶表示パネルを備え、装置の状態や利用可能な用紙サイズ、複写倍率等の表示を行うと共に、入力キーにより操作者の操作を受け付けることができる。液晶表示パネルは、液晶画面に触れることで入力が可能な液晶タッチパネルとしてもよい。そして、ユーザは入力キーを用いてパスワードの入力を実行する。
NIC53は、クライアントPC80とネットワークを介して通信を行うための通信手段である。画像形成装置100は、クライアントPC80から転送されるプリントデータに基づいて印刷を行う、もしくは、NIC53を介して、原稿読取部110により得た画像データをクライアントPC80に転送する。
NIC53には、ネットワークを介して、後述の温度センサによる検出温度を遠隔地で記録する図示しない管理サーバが接続されており画像形成装置100と通信を行う。
画像形成部210は、主制御手段41と接続されたサブCPUからなる副制御手段A60により制御され、ヒータ21a、温度センサ23、ドライバ47、A/D変換器62を含んでいる。温度センサ23は、定着ユニット217において加熱ローラ21の温度を検出して温度データを副制御手段A60に出力する。
主制御手段41は、第1の復帰処理として、副制御手段A60に所定のウオームアップコマンドを送信する。副制御手段A60は、主制御手段41より所定のウオームアップコマンドを受けると、ヒータ21aに通電し、温度センサ23から得られる温度情報を基に、ヒータ21aにより加熱される加熱ローラ21の表面温度を所定の温度に一定化するようヒータ21aの通電を制御する。
副制御手段A60は、加熱ローラ21の表面が所定温度に到達したならば、処理可能状態(レディ状態)に達したと判断して、主制御手段41に「レディ状態」になったことを通知する。
ドライバ47は、副制御手段A60から出力された制御データに基づいて定着ユニット217の加熱ローラ21に内蔵されたヒータ21aを駆動する。
原稿読取部110は、主制御手段41と接続されたサブCPUからなる副制御手段B61により制御され、光源ランプ1a、光量センサ3、ドライバ45、A/D変換器63を含んでいる。光量センサ3は、光源ランプユニット1の光源ランプ1aが照射した光の光量を検出して光量データを副制御手段B61に入力する。
主制御手段41は、第2の復帰処理として、副制御手段B61に所定のウオームアップコマンドを送信する。副制御手段B61は、主制御手段41より所定のウオームアップコマンドを受けると、光源ランプ1aに通電し、光量センサ3から得られる光量情報を基に、光源ランプ1aの光量が所定の光量に一定化するよう光源ランプ1aの通電を制御する。副制御手段B61は、光源ランプ1aの光量が所定の光量に到達したら、処理可能状態(レディ状態)に達したと判断して、主制御手段41に「レディ状態」になったことを通知する。
ドライバ45は、副制御手段B61から出力された制御データに基づいて、光源ランプユニット1の光源ランプ1aを駆動する。
副制御手段A60、副制御手段B61には、上記以外にも画像形成部210および原稿読取部110内のモータ、クラッチ、ソレノイドおよびセンサ等の画像形成処理時および原稿読取処理時に動作する多数の入出力機器が接続されている。副制御手段A60、副制御手段B61では、画像形成処理時および原稿読取処理時に所定のタイミングでセンサの検出データを読み取り、検出データに応じてモータ等を駆動する。
本発明においては、用紙を検出するための反射型センサであるセンサ1(71),センサ2(72)が副制御手段A60に接続されている。切換手段73は、センサ1、2(71,72)と副制御手段A60との接続を切換えるスイッチであり、切り換えは副制御手段A60の出力する切換制御信号により制御される。モータ74はドライバを介して駆動される。
次に、上記構成の画像形成装置100におけるコピーモード/プリントモードの処理について説明する。
(1)コピーモードの場合:
このコピーモードには、原稿の画像を読み取る画像読取処理、および、読み取った画像を用紙上に複写する画像形成処理を含んでいる。
コピーモード時には、原稿読取部110の原稿台111上に複写対象の原稿が載置された後、ユーザが操作パネル70上の条件入力キー(複写枚数や複写倍率等)を入力した後に、スタートキーを押下すると画像読取処理及び画像形成処理を含むコピー動作が開始される。
このようにして処理を開始する画像形成装置100は、まず、スタートキーが押されると、略同時に図示しないメイン駆動モータが始動し、各駆動ギヤが回転する。その後、給紙ローラ256が回転し用紙が給紙される。給紙された用紙は、搬送経路内をレジストローラ257まで搬送される。ここで、用紙は、感光体ドラム222上の画像先端部と同期をとるために一時停止し、用紙の先端部は均一にレジストローラ257に押しつけられて用紙の先端位置の補正が行なわれる。
原稿読取部110において原稿読取中の画像情報は、光源ランプユニット1の光源ランプ1aが点灯し、走査ユニット113が矢印A方向へ移動することで露光走査が開始され、光源ランプユニット1から照射された光の原稿画像面における反射光は、ミラー2a〜2cおよび光学レンズ115を経由してCCDラインセンサ116に受光され、画像情報として読み取られる。
読み取られた画像情報は、画像処理回路48においてデジタルデータである画像データに変換される。画像データは、設定された条件で画像処理が施されて画像メモリ44に一旦記憶された後、LSU227に画像データとして供給される。所定速度で回転する感光体ドラム222の表面は、帯電器223からの電荷の付与を受け、所定の帯電電位に均一に帯電される。
LSU227は、主制御手段41から供給された画像データに基づいて半導体レーザ11を駆動し、画像データによって変調されたレーザ光を所定速度で回転するポリゴンミラー12を介して感光体ドラム222の表面に照射する。LSU227によるレーザ光の照射により、感光体ドラム222の表面には画像データに基づく静電潜像が形成される。静電潜像が形成された感光体ドラム222の表面には、現像器224からトナーが供給され、静電潜像がトナー像に顕像化される。
用紙は、感光体ドラム222の回転に同期して回転を開始するレジストローラ257により、感光体ドラム222と転写器225との間に搬送され、転写器225によって感光体ドラム222の表面に担持されているトナー像の転写を受ける。感光体ドラム222の表面に残留したトナーは、紙粉等とともにクリーニング器226によって除去および回収される。
トナー像の転写を受けた用紙は、定着ユニット217に搬送され、加熱ローラ21と加圧ローラ22との間を通過する間に加熱および加圧を受ける。用紙上に転写したトナー像は、一対のローラ21,22による加熱および加圧によって溶融して用紙表面に堅牢に定着する。トナー像が定着した用紙は、排紙ローラ219を介して後処理装置260に排出される。
(2)プリントモードの場合:
画像形成装置100は、NIC53を介して入力されるクライアントPC80からの印刷データや、装置に接続された外部記憶機器に記憶されている画像データを画像形成部210が備えるLSU227に転送し、印刷を実行する。
次に、本発明の用紙センサについて詳細に示す。図3は、レジストローラ257の周辺を拡大した図である。センサ1(71)、センサ2(72)は、レジストローラ257上流に用紙を検出するために備えられている。
センサ1,2(71,72)は、反射型光学センサであり、反射光の有無により用紙の存在を検出する。ペーパーガイド79は、搬送中の用紙を案内する部材である。モータ74は、レジストローラ257の駆動源であり、ドライバを介して駆動される。
センサ支持手段75は、センサ1,2(71,72)を支持する部材であり、センサ支持軸78により回転可能に支持されている。センサ支持手段75は、伝達ベルト76によりモータ74の駆動力が伝達されて回転する。
図3に示す状態では、センサ1(71)が用紙検出位置にあり、センサ2(72)が清掃位置にある。センサ支持手段75は、伝達ベルト76の駆動力により回転し、センサ1,2(71,72)の位置を交代させることができる。
モータ74は、レジストローラ257に駆動力を伝達すると共に、センサ支持手段75に伝達ベルト76および伝達ギア1,2(81,82)を介して駆動力を伝達する。クラッチ77は、モータ74の駆動力をセンサ支持手段75に伝達するか否かを切り換えるものであり、副制御手段A60により制御される。
図4は、図3の装置を図3記載の方向Aから見た図であり、図5は、図3の装置を図3記載の方向Bから見た図である。
図6は、図3の装置のセンサ2(72)の周囲の状態を示した図である。センサ2(72)の用紙検出面(上方向)が装置本体フレームに設けられた開口83より露出している。案内部材84は、装置の奥行き方向に移動するレールであり、後述の清掃手段(ブラシ)85がこの案内部材84に沿って移動可能に設けられている。
図7(A)は、清掃手段(ブラシ)85を側面から見た図である。図7(B)は、図7(A)に示したブラシ85が案内部材84に挿入された状態を示している図である。このように装置本体側面の開口83から案内部材84に沿ってブラシ85を挿入し、上方向に露出したセンサ2(72)の検知面を清掃することができる。
以上説明したように本発明では、複数のセンサ(71,72)を用紙検出が可能な検出位置とセンサの検知面を清掃が可能な清掃位置に交替移動可能に支持するセンサ支持手段75が設けられており、一方のセンサが用紙検知動作中に他方のセンサが清掃可能な位置に移動する。これにより、画像形成装置の動作中であってもセンサの清掃が可能であり、センサの清掃のために画像形成装置の動作を停止させることがない。従って、メンテナンスによるマシンダウンタイムを最小にすることができ、ジョブ実行効率の低下を防止できる。
図8は、センサ清掃を制御する手順を示すフローチャートである。
画像形成装置100の電源投入により開始され、画像形成動作中にセンサ交替タイミングが到来したか否かを検出する(ステップS100)。センサ交替タイミングは、画像形成枚数の累計をカウントし、前回の交替タイミングからの画像形成枚数が所定枚数を経過するごとに検出する。
センサ交替タイミングであることを検出すると(ステップS100/YES)、現在利用中のセンサ(図3の例では、センサ1)で用紙の先端を検出するまで待機し、センサ1で用紙の先端を検知すると(ステップS110/YES)、クラッチ77をオフからオンに切り替える(ステップS120)。
そして、センサ支持手段75が半回転するまでに必要な時間が経過するまで待機して(ステップS130)、クラッチ77を再度オフに切換え、センサ支持手段75を停止させる(ステップS140)。
そして、切換手段73への切換え制御信号を変更して、センサ1(71)と副制御手段A60との接続をセンサ2(72)と副制御手段A60との接続に切り換え(ステップS150)、次のセンサ交替タイミングまで待機する。
図9は、センサの清掃を制御する各信号のタイムチャートである。
センサ1(71)で用紙先端を検出すると、クラッチ77のオン・オフを制御するクラッチ制御信号をオフからオンに切り換える。そして、切換制御信号をセンサ1(71)からセンサ2(72)に切り換え、クラッチ77をオンにしてからセンサ支持手段75が半回転するまでに必要な時間t1が経過したらクラッチ77をオフに切換える。
このように制御することで、画像形成動作中であっても画像形成動作を停止させることなく、センサを清掃可能な状態に移行させることができ、装置本体のメンテナンスのためのダウンタイムを減少させられる。
次に、上述の実施形態では、画像形成動作中におけるセンサの交替動作を示したが、画像形成動作停止中のセンサの交代動作であってもよい。
図10は、センサ清掃を制御する他の手順を説明するフローチャートである。
画像形成装置100の電源投入により開始され、画像形成動作中にセンサ交替タイミングが到来したか否かを検出する(ステップS200)。センサ交替タイミングは、画像形成枚数の累計をカウントし、前回の交替タイミングからの画像形成枚数が所定枚数を経過するごとに検出する。
センサ交替タイミングであることを検出すると(ステップS200/YES)、画像形成動作が停止中か否かを判定する(ステップS210)。
画像形成動作が停止中であれば(ステップS210/YES)、モータ74を回転開始して(ステップS220)、クラッチ77をオフからオンに切り替える(ステップS230)。
そして、センサ支持手段75が半回転するまでに必要な時間が経過するまで待機して(ステップS240)、クラッチ77を再度オフに切換え、センサ支持手段75を停止させる(ステップS250)。
そして、切換手段73への切換え制御信号を変更して、センサ1(71)と副制御手段A60との接続をセンサ2(72)と副制御手段A60との接続に切り換え(ステップS260)、次のセンサ交替タイミングまで待機する。
このように制御することで、画像形成動作の停止中に、センサを清掃可能な状態に移行させることができ、装置本体のメンテナンスのためのダウンタイムを減少させられる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能であるのは勿論である。
例えば、上述の用紙搬送装置の制御手段の機能をコンピュータプログラム化し、このコンピュータプログラムを画像形成装置へインストールして実行することでも実現される。また、このコンピュータプログラムを着脱可能な記録媒体に記録したり、ネットワークを介してダウンロードすることにより、容易に実施することができる。
本発明に係る画像処理装置の概略構成例を説明するための図である。 画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 レジストローラの周辺を拡大した図である。 図3の装置を図3記載の方向Aから見た図である。 図3の装置を図3記載の方向Bから見た図である。 図3の装置のセンサ2の周囲の状態を示した図である。 (A)は、清掃手段(ブラシ)を側面から見た図であり、(B)は、(A)に示したブラシが案内部材に挿入された状態を示している図である。 センサ清掃を制御する手順を説明するフローチャートである。 センサの清掃を制御する各信号のタイムチャートである。 センサ清掃を制御する他の手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
100…画像形成装置、110…原稿読取部、111…原稿台、112…自動原稿搬送装置、113…第1走査ユニット、1…光源ランプユニット、1a…光源ランプ、114…第2走査ユニット、2a…第1ミラー、2b…第2ミラー、2c…第3ミラー、115…光学レンズ、116…CCDラインセンサ、210…画像形成部、227…レーザスキャンユニット(LSU)、11…半導体レーザ、12…ポリゴンミラー、13…モータ、14…速度センサ、217…定着ユニット、21…加熱ローラ、21a…ヒータ、22…加圧ローラ、23…温度センサ、222…感光体ドラム、223…帯電器、224…現像器、225…転写器、226…クリーニング器、229…剥離器、219…排紙ローラ、221…スイッチバック路、250…用紙給紙部、251,252,253…給紙トレイ、254…手差トレイ、255…両面ユニット、256…給紙ローラ、257…レジストローラ、260…後処理装置、261…トレイ、270…多段給紙ユニット、228…制御部、41…主制御手段、42…ROM、43…RAM、44…画像メモリ、48…画像処理回路、53…NIC、54…HDD、70…操作パネル、60…副制御手段A、71…センサ1、72…センサ2、73…切換手段、74…モータ、47…ドライバ、62…A/D変換器、61…副制御手段B、63…A/D変換器、45…ドライバ、3…光量センサ、75…センサ支持手段、76…伝達ベルト、77…クラッチ、78…センサ支持軸、79…ペーパーガイド、81…伝達ギヤ1、82…伝達ギヤ2、83…開口、84…案内部材、85…清掃手段(ブラシ)、80…クライアントPC。

Claims (7)

  1. 画像形成装置に備えられた用紙搬送装置において、用紙を検出する複数の光学センサと、前記複数の光学センサのうちの一方の光学センサを用紙検出が可能な検出位置と、他の光学センサの検知面を清掃が可能な清掃位置とに交替移動可能に支持する支持手段と、一方の光学センサが用紙検知動作中に他方の光学センサが清掃可能な位置に移動させるよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 請求項1に記載の用紙搬送装置において、前記清掃位置には、移動させられた前記光学センサの検知面を露出させる開口部が備えられていることを特徴とする用紙搬送装置。
  3. 請求項2に記載の用紙搬送装置において、前記清掃位置には、移動させられた前記光学センサの露出した検知面へ清掃部材を案内する案内手段が設けられていることを特徴とする用紙搬送装置。
  4. 請求項1に記載の用紙搬送装置において、前記制御手段は、画像形成動作中の用紙先端を検出した場合に、前記光学センサの交替を実施するよう制御することを特徴とする用紙搬送装置。
  5. 請求項1に記載の用紙搬送装置において、前記制御手段は、画像形成動作の停止を検出した場合に、前記光学センサの交替を実施するよう制御することを特徴とする用紙搬送装置。
  6. 請求項1に記載の用紙搬送装置において、前記支持手段は、用紙搬送ローラの駆動源により駆動されることを特徴とする用紙搬送装置。
  7. 請求項1に記載の用紙搬送装置において、前記支持手段は、回転可能に支持されており、前記制御手段は前記支持手段を所定角度で回転するように制御して、前記光学センサの前記検知位置と前記清掃位置とを切り換えることを特徴とする用紙搬送装置。
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