JP2008274771A - 内燃機関の冷却装置及び内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の冷却不足を抑制すること。
【解決手段】内燃機関1は、排ガス側冷却媒体通路4と、冷却媒体流量調整弁21とを備える。排ガス側冷却媒体通路4は、内燃機関1の排ガス排出側を冷却し、また、冷却媒体流量調整弁21は、ラジエーター22が冷却媒体CFを冷却する能力と、内燃機関1の出力とに基づいて、排ガス側冷却媒体通路4を流れる冷却媒体CFの流量を調整する。例えば、ラジエーター22が冷却媒体CFを冷却する能力が不足した場合、冷却媒体流量調整弁21は、排ガス側冷却媒体通路4を流れる冷却媒体CFの流量をそれまでよりも小さくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の冷却に関するものである。
ガソリン機関やディーゼル機関のような内燃機関は、燃料と空気との混合気を燃焼室で燃焼させることにより動力を得るものである。内燃機関を運転すると、熱が発生するため、内燃機関の運転中には冷却する必要がある。特許文献1にはエキゾーストマニホールドをシリンダヘッドと一体に形成した内燃機関において、排気側と吸気側とに冷却水の通路を設けるとともに、前記内燃機関を搭載した車両が低速で走行しているときには排気側に冷却水を流さず、高速で走行しているときには排気側に冷却水を流す技術が開示されている。
特開昭60−85215号公報 第2頁左下欄〜右下欄
しかし、特許文献1に開示されている技術では、冷却水(冷却媒体)を冷却するラジエーターの冷却能力を考慮していないので、ラジエーターの冷却能力が低い場合には、内燃機関の冷却が不十分となるおそれがある。そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、内燃機関の冷却不足を抑制できる内燃機関の冷却装置及び内燃機関を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る内燃機関の冷却装置は、冷却媒体を通過させて、内燃機関の排ガス排出側を冷却する排ガス側冷却媒体通路と、前記冷却媒体を冷却する能力と、前記内燃機関の排出する排ガスの温度を表す排ガス温度パラメータとに基づいて、前記排ガス側冷却媒体通路を流れる前記冷却媒体の流量を変更する冷却媒体流量調整手段と、を含むことを特徴とする。
この内燃機関の冷却装置は、冷却媒体を通過させて、内燃機関の排ガス排出側を冷却する排ガス側冷却媒体通路を備え、前記内燃機関の排出する排ガスの温度を表す排ガス温度パラメータと、前記冷却媒体を冷却する能力とに基づいて、前記排ガス側冷却媒体通路を流れる前記冷却媒体の流量を変更する。このように、冷却媒体を冷却する能力を考慮して、排ガス側冷却媒体通路を通過する冷却媒体の流量を変更するので、冷却媒体を冷却する能力が不足することに起因する内燃機関の冷却不足を抑制できる。
本発明の望ましい態様としては、前記内燃機関の冷却装置において、前記排ガス温度パラメータは、前記内燃機関の出力であり、また、前記冷却媒体を冷却する能力は、前記内燃機関が搭載される車両の速度で表されることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記内燃機関の冷却装置において、前記冷却媒体流量調整手段は、前記冷却媒体を冷却する能力が、予め定めた冷却能力閾値よりも小さい場合には、前記排ガス側冷却媒体通路を流れる前記冷却媒体の流量を、それまでよりも小さくすることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記内燃機関の冷却装置において、前記冷却媒体流量調整手段は、前記出力が予め定めた排ガス温度パラメータ閾値よりも大きい場合には、前記内燃機関へ供給する燃料をそれまでよりも増量することが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記内燃機関の冷却装置において、前記冷却媒体流量調整手段が、前記排ガス側冷却媒体通路を流れる前記冷却媒体の流量をそれまでよりも小さくした場合において、前記冷却媒体の流れを前記排ガス側冷却媒体通路に確保することが好ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る内燃機関は、前記内燃機関の冷却装置を備えることを特徴とする。この内燃機関は、上述した内燃機関の冷却装置を備えており、冷却媒体を冷却する能力を考慮して、排ガス側冷却媒体通路を通過する冷却媒体の流量を変更する。これによって、冷却媒体を冷却する能力が不足することに起因する内燃機関の冷却不足を抑制できる。
本発明に係る内燃機関の冷却装置及び内燃機関は、内燃機関の冷却不足を抑制することができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
本実施形態は、冷却媒体を通過させて、内燃機関の排ガス排出側を冷却する排ガス側冷却媒体通路を備え、前記内燃機関の排出する排ガスの温度を表す排ガス温度パラメータと、前記冷却媒体を冷却する能力とに基づいて、前記排ガス側冷却媒体通路を流れる前記冷却媒体の流量を変更する点に特徴がある。
図1、図2は、本実施形態に係る内燃機関の冷却装置及び内燃機関の構成を示す説明図である。図3は、本実施形態に係る内燃機関を車両に搭載した状態を示す模式図である。本実施形態に係る内燃機関1は、ガソリンや軽油等の炭化水素を含む燃料を用いて運転される内燃機関であり、シリンダ2内をピストンが往復運動する、いわゆるレシプロ式の内燃機関である。本実施形態において、内燃機関1は、4個のシリンダ2を直列に配置した、いわゆる直列4気筒の内燃機関であるが、シリンダ数及びシリンダの配置はこれに限定されるものではない。
内燃機関1は、空気aと燃料fとの混合気をシリンダ2内で燃焼させ、これによってピストンを往復運動させることによって動力を発生する。内燃機関1へ供給される空気aは、エアクリーナ10でごみや塵が除去された後、吸気通路11を通ってサージタンク8へ導入される。そして、空気aは、それぞれのシリンダ2と接続される吸気ポート6iを通って、サージタンク8から各シリンダ2の内部へ供給される。
エアクリーナ10でごみや塵が取り除かれた空気aは、吸気通路11に設けられるエアフローメータ40によって流量(質量流量)が計測される。エアフローメータ40によって計測された空気aの流量は、機関ECU(Electronic Control Unit)50に取り込まれて、内燃機関1の運転制御に用いられる。また、吸気通路11には、スロットル弁12が設けられる。スロットル弁12は、弁体12Vの開度を調整することにより、内燃機関1へ供給される空気aの流量(吸入空気量)を調整する。
スロットル弁12は、いわゆる電子制御スロットル弁であり、弁体12Vと、スロットル弁駆動用アクチュエータ12aと、弁体の開度を検出するセンサ(スロットル開度センサ)12cとで構成される。機関ECU50は、アクセルペダル42Pに取り付けられたアクセル開度センサ42から取得したアクセルの開度情報に基づき、スロットル弁駆動用アクチュエータ12aを動作させる。そして、機関ECU50は、アクセル開度センサ42が取得したアクセルの開度情報に基づいて決定された開度になるように、弁体12Vを動作させる。このとき、機関ECU50は、スロットル開度センサ12cから取得された弁体12Vの開度情報を取得して、弁体12vの開度をフィードバック制御する。
内燃機関1は、それぞれのシリンダ2に燃料噴射弁5を備えており、それぞれの燃料噴射弁5によってそれぞれのシリンダ2内へ直接燃料fを噴射する。このように、内燃機関1は、いわゆる直噴の内燃機関であるが、内燃機関1の燃料供給には、吸気ポート6i内へ燃料を噴射する、いわゆるポート噴射式を用いてもよい。
燃料噴射弁5は、共通の燃料デリバリパイプ18に取り付けられている。燃料デリバリパイプ18には、燃料タンク16から燃料ポンプ17を介して燃料fが送られる。そして、燃料デリバリパイプ18からそれぞれの燃料噴射弁5へ燃料fが供給される。燃料噴射弁5は、機関ECU50によって開弁時間が制御されることにより、燃料デリバリパイプ18から供給されてシリンダ2内へ噴射される燃料噴射量が制御される。なお、燃料タンク16から燃料デリバリパイプ18へ燃料fを送る燃料ポンプ17の動作も、機関ECU50によって制御される。
吸気ポート6iからシリンダ2内へ流入した空気aへ燃料噴射弁5から燃料fが噴射されて、混合気が形成される。この混合気が燃焼することによりピストンが駆動されてシリンダ2内を往復運動する。ピストンの往復運動は、クランク軸7によって回転運動に変換されて取り出される。ここで、クランク軸7の回転角度や回転数は、クランク軸7の近傍に取り付けられるクランク角センサ41によって検出される。
燃焼後の混合気は排ガスExとなって、それぞれのシリンダ2内から、各シリンダ2に接続される排気ポート6eを通って排出される。排気ポート6eから排出された排ガスExは、エキゾーストマニホールド9へ集められる。エキゾーストマニホールド9には、排ガス温度センサ44が取り付けられており、排ガス温度センサ44によって検出された排ガスExの温度情報は、機関ECU50に取り込まれて、内燃機関1の制御に用いられる。エキゾーストマニホールド9へ集められた排ガスExは、排気管13へ排出される。排気管13には浄化触媒14が設けられており、排ガスExは浄化触媒14によって浄化された後、消音器15で消音されてから大気中へ放出される。
内燃機関1は、運転中に温度が上昇するため、何らかの冷却手段によって冷却する必要がある。本実施形態では、内燃機関1のシリンダヘッド1H及びシリンダブロック1S内に冷却媒体通路を設けて、この冷却媒体通路へ冷却媒体CFを流すことにより、内燃機関1の熱を冷却媒体CFへ移動させて、内燃機関1を冷却する。本実施形態において、冷却媒体CFは液体を用い、より具体的には水を用いる。
内燃機関1を冷却した冷却媒体CFは、図1、図2に示すように、冷却媒体熱交換器であるラジエーター22によって冷却される。すなわち、ラジエーター22を通過する冷却媒体CFと冷却風Wとの間で熱交換する過程で、昇温した冷却媒体CFの熱が冷却風Wへ移動して、冷却媒体CFが冷却される。
ラジエーター22の冷却媒体出口22eと内燃機関1の冷却媒体入口1iとは、冷却媒体供給通路27で接続される。冷却媒体供給通路27には、冷却媒体供給手段であるウォーターポンプ20が設けられており、ウォーターポンプ20は、ラジエーター22で冷却された冷却媒体CFを内燃機関1へ供給する。
内燃機関1のシリンダブロック1S内には、シリンダブロック冷却通路28が形成されている。また、内燃機関1のシリンダヘッド1H内には、吸気側冷却媒体通路3と、排ガス側冷却媒体通路4とが形成されている。吸気側冷却媒体通路3及び排ガス側冷却媒体通路4には、内燃機関1の内部に設けられる冷却媒体分岐通路29によって、冷却媒体入口1iから流入した冷却媒体CFが分岐されて供給される。
吸気側冷却媒体通路3及び排ガス側冷却媒体通路4は、いずれもシリンダヘッド1Hを冷却するために設けられるが、吸気側冷却媒体通路3は、シリンダヘッド1Hのうち、図1に示す吸気ポート6iの周辺、すなわち、燃焼に供される空気の入口側(吸気導入側)を冷却する。また、排ガス側冷却媒体通路4は、シリンダヘッド1Hのうち、図1、図2に示す排気ポート6eの周辺、すなわち排ガスExの出口側(排ガス排出側)を冷却する。このように、本実施形態に係る内燃機関1は、排ガス排出側と吸気導入側とにそれぞれ冷却媒体を設けて冷却する。これによって、より高温になる排ガス排出側により多くの冷却媒体を流すように冷却媒体通路を構成し、排ガス排出側を効率的に冷却することができる。
吸気側冷却媒体通路3及び排ガス側冷却媒体通路4を通過して昇温した冷却媒体CFは、吸気側冷却媒体出口1eiに接続される吸気側冷却媒体回収通路25、及び排気側冷却媒体出口1eeに接続される排気側冷却媒体回収通路23に排出される。吸気側冷却媒体回収通路25及び排気側冷却媒体回収通路23は、ラジエーター22の冷却媒体入口22iに接続される冷却媒体回収通路26で集合する。このような構成により、内燃機関1のシリンダヘッド1Hの吸気側及び排気側を冷却した冷却媒体CFをラジエーター22へ回収して冷却し、ウォーターポンプ20によって再び内燃機関1へ供給する。
冷却媒体回収通路26には、冷却媒体の温度を検出する手段として第1冷却水温度センサ45が設けられる。第1冷却水温度センサ45が検出した冷却媒体CFの温度は、内燃機関1を冷却した後における冷却媒体CFの温度である。第1冷却水温度センサ45が検出した冷却媒体CFの温度は、機関ECU50に取り込まれ、内燃機関1の制御に用いられる。また、冷却媒体供給通路27には、第2冷却水温度センサ46が設けられる。第2冷却水温度センサ46が検出した冷却媒体CFの温度は、ラジエーター22によって冷却された冷却媒体CFの温度である。第2冷却水温度センサ46が検出した冷却媒体CFの温度は、機関ECU50が備える冷却制御装置30に取り込まれ、本実施形態に係る冷却制御に用いられる。
本実施形態において、排気側冷却媒体回収通路23には、排ガス側冷却媒体通路4を流れる冷却媒体CFの流量を変更する冷却媒体流量調整手段として、冷却媒体流量調整弁21が設けられる。冷却媒体流量調整弁21の開度を変更することによって、排気側冷却媒体回収通路23を流れる冷却媒体CFの流量が調整できるので、シリンダヘッド1Hの排気ガス排出側における冷却量を調整することができる。ここで、冷却媒体流量調整弁21は、機関ECU50が備える冷却制御装置30によって制御される。また、本実施形態において、図1、図2に示す内燃機関の冷却装置60は、排ガス側冷却媒体通路4と、冷却媒体流量調整手段である冷却媒体流量調整弁21とを含んで構成される。
排気側冷却媒体出口1eeと冷却媒体流量調整弁21との間と、冷却媒体回収通路26とは、バイパス手段であるバイパス通路24によって接続される。すなわち、バイパス通路24は、冷却媒体流量調整弁21の入口21i側と出口21e側とを接続して、冷却媒体流量調整弁21をバイパスして、排ガス側冷却媒体通路4から排出された冷却媒体CFを流すものである。
冷却媒体流量調整弁21を完全に閉じると、冷却媒体CFは排ガス側冷却媒体通路4を流れないが、排ガス側冷却媒体通路4内の冷却媒体CFが完全に停止すると流れが淀み、排ガス側冷却媒体通路4内には局所的な高温部が発生するおそれがある。このため、バイパス通路24内に排ガス側冷却媒体通路4から排出された冷却媒体CFを流すことにより、冷却媒体流量調整弁21を完全に閉じた場合でも、ある程度の冷却媒体CFの流れを排ガス側冷却媒体通路4内に確保する。これによって、排ガス側冷却媒体通路4内に局所的な高温部が発生することを回避する。
この場合、排ガス側冷却媒体通路4内における冷却媒体CFの流量は、少なくとも0(kg/秒)よりも大きく設定されるが、排ガス側冷却媒体通路4の通路形状や通路断面積等によって適切な値に設定する。ここで、冷却媒体流量調整弁21が完全に閉じないように冷却媒体流量調整弁21に物理的なストッパを設けたり、冷却制御装置30によるソフトウェア的な制御により冷却媒体流量調整弁21が完全に閉じないようにしたりして、バイパス通路24を設けた場合と同様の作用を得られるようにしてもよい。なお、冷却媒体流量調整弁21を完全に閉じる構成を排除するものではなく、例えば、冷却媒体CFが受け取る内燃機関1の熱エネルギーをできる限り低減したい場合には、冷却媒体流量調整弁21を完全に閉じて、排ガス側冷却媒体通路4内の冷却媒体CFを完全に停止させてもよい。
図3に示すように、本実施形態に係る内燃機関1は、車両100に搭載されて動力発生源となる。本実施形態において、内燃機関1は、車両100の進行方向(図3の矢印X方向)前方に搭載され、変速装置102を介して左前輪101FL及び右前輪101FRを駆動する。このように、本実施形態に係る内燃機関1が搭載される車両100の駆動方式は、いわゆるFF(Front engine Front drive)方式である。したがって、車両100の駆動輪は左前輪101FL及び右前輪101FRであり、従動輪は左後輪101RL及び右後輪101RRになる。なお、車両100の駆動方式はFF方式に限定されるものではない。
ラジエーター22は車両100の進行方向前方かつ内燃機関1の前方に搭載されており、車両100が走行するときの走行風を冷却風Wとして利用する。したがって、車両100の走行する速度が高い場合には、ラジエーター22が冷却媒体CFを冷却する能力は大きくなり、車両100の速度が低下するにしたがって、ラジエーター22が冷却媒体CFを冷却する能力は小さくなる。
左前輪101FL、右前輪101FR、左後輪101RL及び右後輪101RRの回転数は、それぞれ左前輪用回転数センサ43FL、右前輪用回転数センサ43FR、左後輪用回転数センサ43RL及び右後輪用回転数センサ43RRによって検出される。これらの回転数センサによって取得された各車輪の回転数の情報に基づき、ECU50や冷却制御装置30は、車両100の速度が求められる。例えば、各車輪の単位時間あたりにおける回転数から求めた各車輪の車輪速度を平均して求めた値を、車両100の速度とする。また、従動林である左後輪101RL及び右後輪101RRの平均回転速度を車両100の速度としてもよい。次に、本実施形態に係る冷却制御を実行するための冷却制御装置30について説明する。
図4は、本実施形態に係る冷却制御装置の構成を示す説明図である。図4に示すように、冷却制御装置30は、ECU50に組み込まれて構成されている。ECU50は、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)51と、記憶部52と、入力ポート55及び出力ポート56と、入力及び出力インターフェース57、58とから構成される。
なお、ECU50とは別個に、本実施形態に係る冷却制御装置30を用意し、これをECU50に接続してもよい。そして、本実施形態に係る冷却制御を実現するにあたっては、ECU50が備えている燃料噴射弁5や冷却媒体流量調整弁21に対する制御機能を、前記冷却制御装置30が利用できるように構成してもよい。
冷却制御装置30は、制御条件判定部31と、冷却制御部32とを含んで構成される。これらが、本実施形態に係る冷却制御を実行する部分となる。本実施形態において、冷却制御装置30は、ECU50を構成するCPU51の一部として構成される。また、CPU51内には、内燃機関1の運転制御を司る機関制御部53が設けられる。冷却制御装置30と記憶部52とは、バス54cを介して接続される。また、冷却制御装置30の制御条件判定部31と、冷却制御部32と、CPU51の機関制御部53とは、バス54a、54b及び入力ポート55、出力ポート56を介して接続される。
これにより、冷却制御装置30を構成する制御条件判定部31と冷却制御部32とは、相互に制御データをやり取りしたり、一方に命令を出したりできるように構成される。また、冷却制御装置30は、機関制御部53が有する内燃機関1の運転制御データを取得し、これを利用することができる。また、冷却制御装置30は、本実施形態に係る冷却制御を、機関制御部53が予め備えている内燃機関1の運転制御ルーチンに割り込ませたりすることができる。
入力ポート55には、入力インターフェース57が接続されている。入力インターフェース57には、エアフローメータ40、クランク角センサ41、アクセル開度センサ42、左前輪用回転数センサ43FL、右前輪用回転数センサ43FR、左後輪用回転数センサ43RL及び右後輪用回転数センサ43RR、排ガス温度センサ44、第1冷却水温度センサ45、第2冷却水温度センサ46といった、冷却制御に必要な情報を取得するセンサ類が接続されている。なお、これらのセンサ類の他にも、内燃機関1の運転制御に必要なセンサ類が、適宜入力インターフェース57へ接続される。これらのセンサ類から出力される信号は、入力インターフェース57内のA/Dコンバータ57aやディジタルバッファ57dにより、CPU51が利用できる信号に変換されて入力ポート55へ送られる。これにより、CPU51は、冷却制御や、内燃機関1の制御に必要な情報を取得することができる。
出力ポート56には、出力インターフェース58が接続されている。出力インターフェース58には、冷却媒体流量調整弁21、燃料噴射弁5といった、冷却制御における制御対象が接続されている。なお、この他にも、内燃機関1の運転制御に必要な制御対象が、適宜出力インターフェース58へ接続される。出力インターフェース58は、制御回路581、582等を備えており、CPU51で演算された制御信号に基づき、前記制御対象を動作させる。
記憶部52には、本実施形態に係る冷却制御の処理手順を含むコンピュータプログラムや制御マップ、あるいは本実施形態に係る冷却制御に用いるデータマップ等が格納されている。ここで、記憶部52は、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成することができる。
上記コンピュータプログラムは、CPU51へ既に記録されているコンピュータプログラムと組み合わせによって、本実施形態に係る冷却制御の処理手順を実現できるものであってもよい。また、この冷却制御装置30は、前記コンピュータプログラムの代わりに専用のハードウェアを用いて、制御条件判定部31及び冷却制御部32の機能を実現するものであってもよい。次に、本実施形態に係る冷却制御の手順を説明する。本実施形態に係る冷却制御は、図4に示す冷却制御装置30により実現できる。
図5は、本実施形態に係る冷却制御の手順を示すフローチャートである。図6は、本実施形態に係る冷却制御における制御領域の区分を示す概念図である。本実施形態に係る冷却制御は、冷却媒体CFを冷却する能力と、内燃機関1の排出する排ガスExの温度を表す排ガス温度パラメータとに基づいて、図1、図2に示す排ガス側冷却媒体通路4を流れる冷却媒体CFの流量を変更するものである。
本実施形態において、冷却媒体CFを冷却する能力は、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力である。ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力は、冷却風Wの速度に依存し、冷却風Wの速度は車両100の速度(以下車速という)によって決定される。したがって、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力は、車速によって決定される。このように、車速を用いれば、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力を正確に表すことができる。
また、排ガスExの温度は、内燃機関1の出力と相関が高いため、本実施形態においては、排ガスExの温度を表す排ガス温度パラメータを内燃機関1の出力Pとする。これによって、排ガスExの温度を実測しなくとも、排ガスExの温度を知ることができる。なお、図1や図4に示す排ガス温度センサ44によって測定した排ガスExの温度や、浄化触媒14の温度を排ガスExの温度を表す排ガス温度パラメータとしてもよい。
本実施形態に係る冷却制御を実行するにあたり、ステップS101において、冷却制御装置30の制御条件判定部31は、図3に示す車両100の速度(以下車速という)Vと、予め定めた冷却能力閾値である車速閾値Vcとを比較する。車速閾値Vcは、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力が不足すると判定される値に設定される。
ステップS101でNoと判定された場合、すなわち、制御条件判定部31がV≧Vcであると判定した場合、本実施形態に係る冷却制御の制御領域は、図6におけるAの領域になる。V≧Vcである場合には、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力は十分に確保されていると判定できる。この場合、STARTに戻り、制御条件判定部31は、車両100や内燃機関1の運転条件の監視を継続する。ステップS101でYesと判定された場合、すなわち、制御条件判定部31がV<Vcであると判定した場合、本実施形態に係る冷却制御の制御領域は、図6におけるB又はCの領域になる。
この場合、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力が不足していると判定できるので、ステップS102において、冷却制御装置30の冷却制御部32は、図1、図2に示す冷却媒体流量調整弁21の開度をそれまでよりも小さくする。これによって、排ガス側冷却媒体通路4を流れる冷却媒体CFの流量をそれまでよりも小さくして、排ガスExの冷却を抑制し、排ガスExとともに排熱する。その結果、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力が不足すること、すなわち冷却風Wの風量不足による内燃機関1の冷却不足を回避する。
次に、ステップS103において、制御条件判定部31は、内燃機関1の出力Pと、排ガス温度パラメータ閾値である出力閾値Pcとを比較する。内燃機関1の出力Pは、内燃機関1のトルクと機関回転数とから求めることができる。なお、内燃機関1のトルクは、例えば、エアフローメータ40によって取得した吸入空気量から求めた負荷(あるいは負荷率)に基づいて求めることができ、機関回転数は、クランク角センサによって取得したクランク軸7の回転角度に基づいて求めることができる。ここで、出力閾値Pcは、内燃機関1が排出する排ガスExに対して燃料冷却が必要か否かを判定するためのものである。すなわち、内燃機関1が出力閾値Pcを超える出力を発生している場合、排ガスExの温度は燃料冷却が必要となる程度まで上昇していると判定する。
ステップS103でYesと判定された場合、すなわち、制御条件判定部31がP>Pcと判定した場合、排ガスExの温度は燃料冷却が必要となる程度まで上昇していると判定できる。この場合、本実施形態に係る冷却制御の制御領域は、図6におけるBの領域である。P>Pcである場合、ステップS104において、冷却制御部32は、内燃機関1へ供給する燃料fの量を増量する。すなわち、図1、図4に示す燃料噴射弁5からの燃料噴射量をそれまでよりも増加させる。これによって、排ガスExの昇温を抑制して、内燃機関1を保護する。なお、車速Vが低いためにラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力が不足し、かつ内燃機関1の出力が大きい運転条件は、通常、長時間継続することはない。このため、排気冷却のため、燃料増量する期間は、通常長時間継続することはない。
ステップS103でNoと判定された場合、すなわち、制御条件判定部31がP≦Pcと判定した場合、排ガスExの温度は、燃料冷却が必要となる程度までは上昇していないと判定できる。この場合、本実施形態に係る冷却制御の制御領域は、図6におけるCの領域である。P≦Pcである場合、冷却制御部32は、図1、図2に示す冷却媒体流量調整弁21の開度をそれまでよりも小さくしたまま、内燃機関1へ供給する燃料fの量は増量しない。これによって、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力が不足すること、すなわち冷却風Wの風量不足による内燃機関1の冷却不足を回避する。また、従来は燃料fを増量していた領域において、燃料fの増量は不要になるので、燃料消費を抑制することができる。
図7は、本実施形態の変形例に係る冷却制御の手順を示すフローチャートである。本変形例に係る冷却制御は、上述した本実施形態に係る冷却制御装置30(図4参照)により実現できる。本変形例に係る冷却制御は、上記実施形態に係る冷却制御とほぼ同様の構成であるが、冷却媒体CFを冷却する能力を、冷却媒体CFの温度により判定する点が異なる。他の構成は、上記実施形態に係る冷却制御と同様である。
本変形例において、冷却媒体CFを冷却する能力は、ラジエーター22によって冷却された冷却媒体CFの温度によって判定する。ラジエーター22によって冷却された冷却媒体CFの温度は、図1に示す第2冷却水温度センサ46によって検出される。また、本変形例においては、排ガスExの温度を表す排ガス温度パラメータを内燃機関1の出力Pとする。なお、上述したように、図1や図4に示す排ガス温度センサ44によって測定した排ガスExの温度や、浄化触媒14の温度を排ガスExの温度を表す排ガス温度パラメータとしてもよい。
本変形例に係る冷却制御を実行するにあたり、ステップS201において、冷却制御装置30の制御条件判定部31は、図1、図2に示す内燃機関1が運転中であるか否かを判定するステップS201でNoと判定された場合、すなわち、制御条件判定部31が内燃機関1は運転中でないと判定した場合、STARTに戻り、制御条件判定部31は、内燃機関1の運転条件の監視を継続する。ステップS201でYesと判定された場合、すなわち、制御条件判定部31が内燃機関1は運転中であると判定した場合、ステップS202へ進む。
ステップS202において、制御条件判定部31は、ラジエーター22によって冷却された冷却媒体CFの温度(冷却後冷却媒体温度という)Tcfと、予め定めた冷却後冷却媒体温度域値Tcf_cとを比較する。ここで、冷却後冷却媒体温度域値Tcf_cは、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力が不足すると判定される値に設定される。ステップS202でNoと判定された場合、すなわち、制御条件判定部31がTcf≧Tcf_cであると判定した場合、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力は十分に確保されていると判定できる。この場合、STARTに戻り、制御条件判定部31は、車両100や内燃機関1の運転条件の監視を継続する。
ステップS202でYesと判定された場合、すなわち、制御条件判定部31がTcf<Tcf_cであると判定した場合、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力が不足していると判定できるので、ステップS203において、冷却制御装置30の冷却制御部32は、図1、図2に示す冷却媒体流量調整弁21の開度をそれまでよりも小さくする。これによって、排ガス側冷却媒体通路4を流れる冷却媒体CFの流量をそれまでよりも小さくして、排ガスExの冷却を抑制し、排ガスExとともに排熱する。その結果、ラジエーター22による冷却媒体CFの冷却能力が不足することに起因する内燃機関1の冷却不足を回避する。ステップS204、ステップS205は、上記実施形態に係る冷却制御におけるステップS203、ステップS204と同様なので、説明を省略する。
以上、本実施形態及びその変形例では、冷却媒体を通過させて、内燃機関の排ガス排出側を冷却する排ガス側冷却媒体通路を備え、前記内燃機関の排出する排ガスの温度を表す排ガス温度パラメータと、前記冷却媒体を冷却する能力とに基づいて、前記排ガス側冷却媒体通路を流れる前記冷却媒体の流量を変更する。このような構成により、内燃機関を搭載する車両の速度が低いため冷却媒体を冷却する能力が不足している場合において、内燃機関の出力が低〜中程度である場合には、排ガス側冷却媒体通路を流れる冷却媒体の流量をそれまでよりも小さくすることにより、冷却媒体が受け取る熱エネルギーを低下させて、排ガスの熱エネルギーとして内燃機関から熱を排出する。
これによって、冷却媒体を冷却する能力の不足に起因する内燃機関の冷却不足を回避できるとともに、過剰に排ガスを冷却することはないので、浄化触媒の温度低下を抑制することができる。また、内燃機関を搭載する車両の速度が高く冷却媒体を冷却する能力が十分である場合には、排ガス側冷却媒体通路へ冷却媒体を積極的に流すことにより排ガスを積極的に冷却して、燃料による排ガスの冷却を抑制する。その結果、内燃機関の冷却不足を抑制でき、さらに、排気冷却のための燃料増量を抑制できるので燃料消費を抑制できる。
また、例えば、登坂時のように、車速が低いために冷却媒体の冷却能力が低いにも関わらず内燃機関の出力が大きいような場合においては、排ガス側冷却媒体通路を流れる冷却媒体の流量をそれまでよりも小さくするとともに、排気冷却のための燃料増量を実行する。これによって、内燃機関を確実に冷却する。
また、冷却媒体の冷却性能を確保するため、例えば、ファンの回転数を大きくしたり、風量の大きいファンを装備したりすると、騒音が大きくなって乗員に違和感を与えたり、ファンの駆動のためのエネルギー消費が増加して燃料消費が増加したりする。本実施形態では、内燃機関の排出する排ガスの温度を表す排ガス温度パラメータと、前記冷却媒体を冷却する能力とに基づいて、排ガス側冷却媒体通路を流れる冷却媒体の流量を変更する。これによって、ファンの回転数を大きくしたり、風量の大きいファンを装備したりすることなく、内燃機関の冷却不足を抑制することができる。
以上のように、本発明に係る内燃機関の冷却装置及び内燃機関は、内燃機関を冷却することに有用であり、特に、内燃機関の冷却不足を抑制することに適している。
本実施形態に係る内燃機関の冷却装置及び内燃機関の構成を示す説明図である。 本実施形態に係る内燃機関の冷却装置及び内燃機関の構成を示す説明図である。 本実施形態に係る内燃機関を車両に搭載した状態を示す模式図である。 本実施形態に係る冷却制御装置の構成を示す説明図である。 本実施形態に係る冷却制御の手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係る冷却制御における制御領域の区分を示す概念図である。 本実施形態の変形例に係る冷却制御の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
1H シリンダヘッド
1S シリンダブロック
2 シリンダ
3 吸気側冷却媒体通路
4 排ガス側冷却媒体通路
5 燃料噴射弁
6e 排気ポート
6i 吸気ポート
9 エキゾーストマニホールド
11 吸気通路
12 スロットル弁
13 排気管
14 浄化触媒
16 燃料タンク
17 燃料ポンプ
18 燃料デリバリパイプ
20 ウォーターポンプ
21 冷却媒体流量調整弁
22 ラジエーター
23 排気側冷却媒体回収通路
24 バイパス通路
25 吸気側冷却媒体回収通路
26 冷却媒体回収通路
27 冷却媒体供給通路
28 シリンダブロック冷却通路
29 冷却媒体分岐通路
30 冷却制御装置
31 制御条件判定部
32 冷却制御部
40 エアフローメータ
41 クランク角センサ
42 アクセル開度センサ
44 排ガス温度センサ
45 第1冷却水温度センサ
46 第2冷却水温度センサ
50 機関ECU
51 CPU
52 記憶部
53 機関制御部
60 冷却装置
100 車両

Claims (6)

  1. 冷却媒体を通過させて、内燃機関の排ガス排出側を冷却する排ガス側冷却媒体通路と、
    前記冷却媒体を冷却する能力と、前記内燃機関の排出する排ガスの温度を表す排ガス温度パラメータとに基づいて、前記排ガス側冷却媒体通路を流れる前記冷却媒体の流量を変更する冷却媒体流量調整手段と、
    を含むことを特徴とする内燃機関の冷却装置。
  2. 前記排ガス温度パラメータは、前記内燃機関の出力であり、また、前記冷却媒体を冷却する能力は、前記内燃機関が搭載される車両の速度で表されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の冷却装置。
  3. 前記冷却媒体流量調整手段は、
    前記冷却媒体を冷却する能力が、予め定めた冷却能力閾値よりも小さい場合には、前記排ガス側冷却媒体通路を流れる前記冷却媒体の流量を、それまでよりも小さくすることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の冷却装置。
  4. 前記冷却媒体流量調整手段は、
    前記出力が予め定めた排ガス温度パラメータ閾値よりも大きい場合には、前記内燃機関へ供給する燃料をそれまでよりも増量することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の冷却装置。
  5. 前記冷却媒体流量調整手段が、前記排ガス側冷却媒体通路を流れる前記冷却媒体の流量をそれまでよりも小さくした場合において、
    前記冷却媒体の流れを前記排ガス側冷却媒体通路に確保することを特徴とする請求項3又は4に記載の内燃機関の冷却装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の内燃機関の冷却装置を備えることを特徴とする内燃機関。
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