JP2008274742A - グレーチング用抑越流ガイド及び抑越流グレーチング - Google Patents

グレーチング用抑越流ガイド及び抑越流グレーチング Download PDF

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Abstract

【課題】既設のグレーチングに後付け可能でありながら、取付後は取り外しが困難なグレーチング用抑越流ガイドを提供する。
【解決手段】ゴム製であって、グレーチング10の格子窓Wに着脱可能に設置して用いられ、該格子窓Wを形成するメインプレート6の側面形状に対応した形状と自身の弾性力により該格子窓Wに保持され、その上面が該格子窓上面に生じ得る越流を抑制する形状をしており、使用状態のグレーチングの裏面側から嵌め込むべく、その上面側に比べ下面側がより幅広となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、グレーチングの格子窓に着脱可能に設置して用いられ、該格子窓上面に生じ得る越流を抑制するグレーチング用抑越流ガイド、及び、このグレーチング用抑越流ガイドを備えた抑越流グレーチングに関する。
舗装道路の側溝などの蓋として用いられるグレーチングは、断面I字形のメインプレートを立てた状態で平行に並べ、その上端側を直交方向にクロスバーで連結して、格子窓を形成し、メインプレートの両端部をエンドプレートで連結したもので、道路上の雨水や土砂がその格子窓を通過して側溝内に落ち込むようになっている。
ところが、豪雨などの際に、雨水が大量にグレーチング表面を覆うような状態となると、グレーチングが雨水で蓋をされた状態となって格子窓を通して雨水を引き込もうとする負圧が発生せず、雨水がグレーチングの格子窓を通過して側溝内に流れ込まず、グレーチングを通り越して流れていくという越流が生じる。
この越流の問題を解決するものとして、既設のグレーチングに後付け可能なグレーチング用抑越流ガイドが特許文献1において提案されている。
図9は、その本発明の背景技術となるグレーチング用抑越流ガイドを示すもので、(a)はその外観斜視図、(b)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態の要部断面図、(c)は、その抑越流ガイドが取り付けられたグレーチングを設置した状態を示す斜視図である。
このグレーチング用抑越流ガイド25は、薄鋼板を板金加工して製造されたもので、メインプレート26、クロスバー27、エンドプレート28から構成されるグレーチング30の格子窓Wに嵌め込んで用いられるものである。
抑越流ガイド25は、グレーチング30の上側に生じる越流を抑制するガイド面21と、このガイド面21を挟んでメインプレート26に沿うように立ち上がる側壁22と、この側壁22の高さが最も高い部分(ガイド面21がメインプレート26の最下端に達する部分)に形成され、メインプレート26の側面形状に対応した形状となっている凸部23とを備えている。
ガイド面21は、メインプレート26の間に挟まれて、このメインプレート26の延伸方向にメインプレート26の上端から下端に達するような傾斜面となっており、この最上端側は、エンドプレート28の上端に被される形状の掛け止め部24となっている。
このような構成で、この抑越流ガイド25によれば、設置済みのグレーチング30の上方から、各格子窓Wに抑越流ガイド25を嵌め込み、掛け止め部24をエンドプレート28の上端に被せ、凸部23をメインプレート26の側面形状に嵌まり込むようにすれば、このガイド25のグレーチング30への取付が完了する。
図9(c)は、このようにして抑越流ガイド25の取付が完了したグレーチング30を示している。このグレーチング30は、そのエンドプレート28部分が、側溝Uのグレーチング受部UAに載せて用いられ、越流を抑制することができる。
また、特許文献1には、その効果として、「取り付けが容易であり、かつ、しっかりと導水部材20(「抑越流ガイド25」に相当)をグレーチング蓋1(「グレーチング30」に相当)に固定できる。」と記載されている。
しかしながら、この抑越流ガイド25では、凸部23とメインプレート26の側面との嵌まり込みにより抑越流ガイド25を取り外しにくくしているものの、材料である鋼板の変形に抗する力の範囲内のものであり、意図的な取り外しを防止できるものではなかった。
また、抑越流ガイド25の他端である掛け止め部24は、グレーチング30のエンドプレート28の上端に載せられているだけなので、この掛け止め部24から取り外すようにすれば、あまり苦労することなく取り外しができるものであった。
この場合、せっかく取り付けされた抑越流ガイド25が他者によって取り外されてしまうと、再度、新しいものを取り付けなければならず、取り外しを防ぐことができるような抑越流ガイドが要求されていた。
特に、公共事業として、一般道路の側溝に設置されたグレーチング30に抑越流ガイド25を大量に設置する場合には、この問題の解決はより重要度の大きいものであった。
特開2007−31949号公報(図5、図6、図2)
本発明は、上記問題を改善しようとするもので、既設のグレーチングに後付け可能でありながら、取付後は取り外しが困難なグレーチング用抑越流ガイド、及び、この抑越流ガイドを備えた抑越流グレーチングを提供することを目的としている。
請求項1記載のグレーチング用抑越流ガイドは、ゴム製であって、グレーチングの格子窓に着脱可能に設置して用いられ、該格子窓を形成するメインプレートの側面形状に対応した形状と自身の弾性力により該格子窓に保持され、その上面が該格子窓上面に生じ得る越流を抑制する形状をしており、使用状態のグレーチングの裏面側から嵌め込むべく、その上面側に比べ下面側がより幅広となっていることを特徴とする。
請求項2記載のグレーチング用抑越流ガイドは、請求項1に従属し、抑越流ガイドを、その高さが、該ガイドを設置すべきグレーチングの格子窓の高さに合わせて調節可能な加除式となっていることを特徴とする。
請求項3記載のグレーチング用抑越流ガイドは、請求項1または2に従属し、抑越流ガイドの側面に、格子窓を形成するメインプレートの側面に部分的に当接する当接突起を設けたことを特徴とする。
請求項4記載のグレーチング用抑越流ガイドは、請求項1から3のいずれかに従属し、抑越流ガイドの下端に、嵌め込むべき格子窓を形成するメインプレートの下端面に当接する抜き取り防止部を設けたことを特徴とする。
請求項5記載のグレーチング用抑越流ガイドは、請求項4に従属し、嵌め込むべき格子窓を形成するメインプレート分の間隔を置いて、抑越流ガイドを並べ、抜き取り防止部を連結して連結部としたことを特徴とする。
請求項6記載のグレーチング用抑越流ガイドは、請求項4または5に従属し、抜き取り防止部または連結部が、グレーチングと、グレーチング設置部分との間の緩衝手段としても用いられるように構成されたものであることを特徴とする。
請求項7記載のグレーチング用抑越流ガイドは、請求項1から6のいずれかに従属し、抑越流ガイドの素材がリサイクルされたゴム素材であることを特徴とする。
請求項8記載の抑越流グレーチングは、請求項1から7のいずれか記載の抑越流ガイドを用いたことを特徴とする。
請求項1記載のグレーチング用抑越流ガイドによれば、ゴム製であって、グレーチングの格子窓に着脱可能に設置して用いられ、該格子窓を形成するメインプレートの側面形状に対応した形状と自身の弾性力により該格子窓に保持されるので、ゴムの弾性変形域を適度に利用することにより、目的に適った保持力で、グレーチングの格子窓に保持されるようにできる。
また、その上面が該格子窓上面に生じ得る越流を抑制する形状をしており、使用状態のグレーチングの裏面側から嵌め込むべく、その上面側に比べ下面側がより幅広となっているので、グレーチングの裏面側から入れやすく、表面側からは、取り外すのが困難なものとなっている。
つまり、この抑越流ガイドによれば、既設のグレーチングに後付け可能でありながら、取付後は取り外しが困難という効果を発揮する。
請求項2記載のグレーチング用抑越流ガイドによれば、請求項1の効果に加え、用抑越流ガイドをその高さが、該ガイドを設置すべきグレーチングの格子窓の高さに合わせて調節可能な加除式としたので、基本的な部品を用意しておけば、グレーチングの高さの種類に応じて多数のものを在庫しておく必要がなくなり、在庫費用及び在庫管理費用の節減ができ、納期即応性が高くなる。
請求項3記載のグレーチング用抑越流ガイドによれば、請求項1または2の効果に加え、抑越流ガイドの側面に、格子窓を形成するメインプレートの側面に部分的に当接する当接突起を設けたので、嵌め込み時はより嵌め込みやすく、かつ、いったん嵌め込んだ後は抜けにくくなる。
請求項4記載のグレーチング用抑越流ガイドによれば、請求項1から3のいずれかの効果に加え、抑越流ガイドの下端に、嵌め込むべき格子窓を形成するメインプレートの下端面に当接する抜き取り防止部を設けたので、グレーチングの上方からの抑越流ガイドの取り外しが非常に困難となる
請求項5記載のグレーチング用抑越流ガイドは、請求項4の効果に加え、嵌め込むべき格子窓を形成するメインプレート分の間隔を置いて、抑越流ガイドを並べ、抜き取り防止部を連結して連結部としたので、グレーチングの上方からの抑越流ガイドの取り外しがほとんど不可能となる。
請求項6記載のグレーチング用抑越流ガイドによれば、請求項4または5の効果に加え、抜き取り防止部または連結部が、グレーチングと、グレーチング設置部分との間の緩衝手段としても用いられるように構成されたものであるので、グレーチングと側溝との間のガタつき、騒音などを減少させる。
請求項7記載のグレーチング用抑越流ガイドによれば、請求項1から6のいずれかの効果に加え、抑越流ガイドの素材がリサイクルされたゴム素材であるので、ゴム資源の再利用を図ることができる。
請求項8記載の抑越流グレーチングによれば、請求項1から7のいずれか記載の抑越流ガイドを用いたので、これらの抑越流ガイドの効果をグレーチングとして発揮する。
以下に、本発明の実施の形態(実施例)について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明のグレーチング用抑越流ガイドの一例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図である。なお、図1(a)の奥面図というのは、図1(b)のA矢視図に相当するものである。
このグレーチング用抑越流ガイド5は、ゴム製であって、グレーチング10(図2参照)の格子窓Wに着脱可能に取り付けて用いられ、該格子窓Wを形成するメインプレート6の側面形状に対応した形状と自身の弾性力により該格子窓Wに保持される点を特徴とする。
加えて、この抑越流ガイド5は、その上面が該格子窓上面に生じ得る越流を抑制する形状のガイド面1となっており、使用状態のグレーチング10の裏面側から嵌め込むべく、その上面側に比べ下面側がより幅広となっていることを特徴とする。以下、より詳しく説明する。
ガイド面1は、図8で説明した背景技術のグレーチング用抑越流ガイド25のガイド面21と同じ構成、作用効果を持つもので、本発明は、このガイド面1を特徴とするものではないので、詳しい説明を省略する。
この抑越流ガイド5は、まず、ゴム製とされ、自身の弾性力によりグレーチング10のメインプレート6間に挟まれて保持されるように構成されている点を特徴とする。
したがって、この抑越流ガイド5は、ゴムの弾性変形域を適度に利用することにより、目的に適った保持力で、グレーチング10の格子窓に保持されるようにできる。
ゴムの素材としては、弾性を有し成形性の良いものであれば、特に限定されないが、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、シス1・4ポリブタジエン合成ゴム(BR)、ブチルゴム(IIR) ニトリルゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、塩素化ポリエチレン(CPE)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、ふっ素ゴム(FKM,FFKM)、アクリルゴム(ACM)、シリコーンゴム(VMQ,FVMQ)、ウレタンゴム(AU,EU)、エチレンプロピレンゴム(EPM,EPDM)、クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)、エピクロルヒドリンゴム(CO,ECO)、天然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、多硫化ゴム(T)、ノルボルネンゴム(NOR)、熱可塑性エラストマー(TPE)などから適宜選択することができる。
グレーチング10は、外部環境下で用いられるものであるので、この抑越流ガイド5のゴム素材も、その観点から、対候性、耐久性が良く、経年変化しにくいものが好適であり、上記例示の中では、エチレンプロピレンジエン三元共重合体(EPDM)、塩素化ポリエチレン(CPE)などが好適であり、また、添加剤などにより、対候性、耐久性を強化したものであってこよい。
また、抑越流ガイド5は美感を優先するものではなく、また、強度も要求されるものではないので、リサイクルされたゴム素材を用いることができ、その場合には、ゴム資源の再利用を図ることができる。いはば、この抑越流ガイド5は、地球にやさしい技術ということができる。
この抑越流ガイド5は、ついで、それが挟まれるグレーチング10の格子窓Wを構成するメインプレート6の側面形状(大半が、I字形状)に対応した側面形状となっている点を特徴とする。なお、図1(a)では、抑越流ガイド5を嵌め込むべきメインプレート6の断面形状を2点鎖線の想像線で示してこの点がより良く解るようにしている。
具体的には、抑越流ガイド5の側面5aには、メインプレート6の凹んだ平面部6bに部分的に当接するように三つの当接突起2a、2b、2c(纏めて、符号2とする。)が設けられ、その内、上下の当接突起2a、2cが前記平面部分の上端の段差部6aと下端の段差部6cに位置するように構成されている点で、メインプレート6のI字形の側面形状に対応したものとなっている。
このようにすると、上の当接突起2aがメインプレート6の上の段差部6aにひっかかって上方への移動を制限し、下の当接突起2cがメインプレート6の下の段差部6cにひっかかって下方への移動を制限し、全体として、抑越流ガイド5をより好適に、グレーチング10に対して保持し、容易に取り外せないようにすることができる。
また、これらの突起2a、2b、2c(2)は、部分的に当接することで、より嵌め込みやすく、かつ、いったん嵌め込んだ後は抜けにくくなるという効果を発揮する。
更に、この抑越流ガイド5では、この三つの当接突起2a、2b、2cの出っ張り程度が、メインプレート6の上側にある当接突起2aから、順に下にある当接突起2b、2cへと、大きくなっている点を特徴とする。
これは、換言すれば、この抑越流ガイド5では、使用状態のグレーチング10の裏面側から嵌め込むべく、その側面5a間の幅が、その上面側に比べ下面側がより幅広くなっているということであり、それによって、グレーチング10の裏面側から入れやすく、表面側からは、取り外すのが困難なものとなっているということである。
こうして、この抑越流ガイドによれば、既設のグレーチングに後付け可能でありながら、取付後は取り外しが困難である、という効果が発揮される。
図2は、図1のグレーチング用抑越流ガイドの使用方法を示すもので、(a)は抑越流ガイドの取付対象となるグレーチングが側溝に設置されている状態を示す斜視図、(b)は(a)のグレーチングを側溝から外して裏返し、裏側から抑越流ガイドを嵌め入れようとしている状態を示す要部断面図、(c)は抑越流ガイドがグレーチングのメインプレート間に嵌まり込んだ状態を示す要部断面図である。
図3は、図2に続いて、図1のグレーチング用抑越流ガイドの使用方法を示すもので、(a)は、図2(c)の状態から、グレーチングを設置し戻すために表向けた状態の要部断面図、(b)は、(a)のBB断面図、(c)は、抑越流ガイドが取り付けられたグレーチングを設置した状態を示す斜視図である。
なお、これより既に説明した部分と同じ部分については同じ符号を付して重複説明を省略する。
図2(a)に示すように、抑越流ガイド5の取付対象となるグレーチング10は、通常、側溝Uのグレーチング受部UAに載せられた状態で設置されている。
ここで、この図2(a)から解るように、グレーチング10は、メインプレート6、クロスバー7、エンドプレート8を備えている。この構成は、背景技術と変わる所はないので、詳細な説明を省く。
抑越流ガイド5を取り付ける際には、この設置状態のグレーチング10を側溝Uからいったん取り外し、裏返しにして、図2(b)に示すように、グレーチング10の裏面から、抑越流ガイド5の上側を下にして、つまり、当接突起2aを下にして、抑越流ガイド5の格子窓Wに嵌め込んでいく。
この際、抑越流ガイド5の幅は上側ほど狭くなっているので、より小さな力fで、抑越流ガイド5を嵌め込むことができ、図2(c)の状態となる。
図2(c)は、裏向きの状態であるので、このグレーチング10を側溝Uに設置するには、図3(a)のようにグレーチング10をひっくり返して、元の状態に戻す必要がある。
この図3(a)状態で、抑越流ガイド5を取り外そうとしても、抑越流ガイド5は下方へ行くほど幅広に構成されているので、要する力はより大きい力Fであり、取り外しは困難である。
こうして、抑越流ガイド5を取り付けたグレーチング10を、側溝Uに設置した状態が図3(c)であり、このグレーチング10は、図3(b)からよく解るように、抑越流ガイド5のガイド面1は、越流が生じた際に、水をグレーチング10の格子窓Wの内部へ引き入れるガイドとして作用するもので、抑越流効果を発揮する。
また、抑越流ガイド5は、後付けする代わりに、グレーチング10の設置前、つまり、製造段階で、予めグレーチング10に取り付けておくこともできる。
その場合、抑越流ガイド5を備えたグレーチング10は、抑越流グレーチング10と称することができるもので、上記抑越流ガイド5の効果をグレーチングとして発揮することができる。
図4は、本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図、(c)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態を示す要部断面図である。
このグレーチング用抑越流ガイド5Aは、図1の抑越流ガイド5に比べ、側面に当接突起2がなく、代わりに、使用状態のグレーチングの裏面側から嵌め込むべく、その上面側に比べ下面側がより幅広となっている三つの傾斜側面5b、5c、5dとなっている点が異なっている。
また、下側の傾斜側面5cが、メインプレート6の下側の段差部6cと同じ向きの傾斜でより大きい傾斜となって、上の傾斜側面5bと下の傾斜側面5dとを連結するようになっている。
このようにすると、図4(c)で解るように、グレーチング10のメインプレート6間に嵌め込まれた抑越流ガイド5Aは、下方へ行くほどより強力にメインプレート6で拘束され、特に、下の段差部6cと下側の傾斜側面5cとの係合で、抑越流ガイド5Aをグレーチング10から取り外すのが困難なようになっている。
こうして、この抑越流ガイド5Aは、当接突起がないものでありながら、図1の抑越流ガイド5と同様の効果を発揮し、また、この抑越流ガイド5Aを備えた抑越流グレーチング10Aは、このガイド5Aの効果をグレーチングとして発揮する。
図5は、本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図、(c)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態を示す要部断面図である。
このグレーチング用抑越流ガイド5Bは、図1の抑越流ガイド5に比べ、抑越流ガイド5Bの下端に、嵌め込むべき格子窓を形成するメインプレート6の下端面6dに当接する抜き取り防止部3を設けた点が異なっている。
このようにすると、図5(c)で解るように、当接突起2の効果に加え、この抑越流ガイド5Bを取り外そうとする場合には、抜き取り防止部3がその取り外しを強力に阻止するので、取り外しが非常に困難となる。
こうして、この抑越流ガイド5Bは、抑越流ガイドの取り外しが非常に困難になるという効果を発揮し、また、この抑越流ガイド5Bを備えた抑越流グレーチング10Bは、このガイド5Bの効果をグレーチングとして発揮する。
図6は、本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図、(c)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態を示す要部断面図である。
このグレーチング用抑越流ガイド5Cは、図5の抑越流ガイド5Cに比べ、嵌め込むべき格子窓を形成するメインプレート6分の間隔を置いて、抑越流ガイド5Cを並べ、抜き取り防止部3を連結して連結部4とした点が異なっている。
このようにすると、図5(c)で解るように、抜き取り防止部3単体の効果に加え、この抜き取り防止部3が連結されて連結部4となっているので、抑越流ガイド5Bを取り外そうとする場合には、連結部4がその取り外しを更に強力に阻止するので、取り外しがもはや出来なくなる。
また、図5(c)で更に解るように、抑越流ガイド5Cを備えた抑越流グレーチング10Cでは、この連結部4あるいは抜き取り防止部3は、側溝Uのグレーチング受部UAとグレーチング10Cとの間に介在して両者の間の緩衝手段としても機能するものである。
従って、抑越流ガイド5Cによれば、格別に緩衝手段を設けることなく、グレーチング10Cと側溝Uとの間のガタつき、騒音などを減少させる緩衝手段としての効果も発揮することができる。
こうして、この抑越流ガイド5Cは、抑越流ガイドの取り外しがもはや不可能になるという効果と緩衝手段としての効果とを発揮し、また、この抑越流ガイド5Cを備えた抑越流グレーチング10Cは、このガイド5Cの効果をグレーチングとして発揮する。
図7は、本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図、(c)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態を示す要部断面図である。
このグレーチング用抑越流ガイド5Dは、図4の抑越流ガイド5Aに比べ、当接突起がない点、三つの傾斜側面5e、5f、5gがある点では共通するが、この三つの傾斜側面5e、5f、5gが上下に対象の形状であって、上下の向きで異ならない形状となっている点が異なっている。
つまり、上下の傾斜側面5e、5gが上下に対象の傾きであって、それぞれメインプレート6の上下の段差部6a、6cに同じ傾きで当接する形状となっている。
このようにすると、図7(c)で解るように、グレーチング10Dの表面、裏面のどちらからでも、抑越流ガイド5Dを嵌め込むことができると共に、設置後は、取り外しが困難になるという効果を発揮する。
こうして、この抑越流ガイド5Dによれば、グレーチング10Dの表面、裏面のどちらからでも、抑越流ガイド5Dを嵌め込むことができながら、取り外しもしにくい、という効果を発揮し、また、この抑越流ガイド5Dを備えた抑越流グレーチング10Dは、このガイド5Dの効果をグレーチングとして発揮する。
図8は、本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその側面図、(b)は底面図、(c)は(a)、(b)の組み付けに用いる組み付けネジの正面図、(d)は(c)の頭部図、(e)は、(a)〜(c)で組み付けられた抑越流ガイドの奥面図、(f)は(e)の高さをより小さくした抑越流ガイドの奥面図、(g)は(e)の高さをより高くした抑越流ガイドの奥面図である。
このグレーチング用抑越流ガイド5Eは、図1の抑越流ガイド5に比べ、その高さが、該ガイドを設置すべきグレーチングの格子窓の高さに合わせて調節可能な加除式となっていると点が異なっている。
その具体的な構成としては、図8(a)、(b)に示すように、越流ガイド5Eを上下に複数の部分に分け、最小高さのグレーチングに合わせた高さの基本ガイド5hと、想定されるグレーチングの高さに合わせて加除させるそれぞれ高さの異なる追加ガイド5i、5jとを備え、これらを、図8(c)、(d)に示す、組み付けネジ5mで上下に連結できるようにしているものである。
この場合、組み付けネジ5mとしては、先端に食い込み部を設けたタッピングネジを用いており、その場合には、ガイド側には、単に、必要に応じて一体成形により、この組み付けネジ5mに対応させた下孔5kを開けておくだけで、特に雌ネジを設けることなく、上下のガイド5h、5i、5j等の連結をすることができる。
図8(e)はこのような加除式の抑越流ガイド5Eを一般のグレーチング10に用いる場合を示している。
図8(f)は、加除式の抑越流ガイド5Eを、より高さの低いグレーチング10Aに用いる場合に、例えば、追加ガイド5iと5jtpを用いず、また、その結果として、組み付けネジ5mをも用いないようにした抑越流ガイド5EAを示している。
図8(g)は、加除式の抑越流ガイド5Eを、より高さの高いグレーチング10Bに用いる場合に、例えば、更に、別の追加ガイド5nを用い、また、これに対応して、より長さの長い組み付けネジ5m′を用いるようにしたものである。
このような加除式の抑越流ガイド5Eによれば、基本ガイド5hと、追加ガイド5j〜5nを用意しておけば、基本のグレーチング10E以外に種々の高さのグレーチング10F、10Gや、その他の高さのグレーチングにも対応することができ、いちいち高さに合わせた種々の抑越流ガイドをグレーチングの高さに合わせて多種類用意する必要がなくなり、在庫管理上、コスト上も有利となり、納期即応性も高まる。
また、このような加除式の抑越流ガイド5Eを備えたグレーチンング10E〜10Gによれば、そのガイドの効果をグレーチングとして発揮することができる。
なお、加除の方式は、ここに説明した組み付けネジによる方法以外に、相互に接着する方法(その際に基本ガイドと追加ガイドを嵌め込み合体方式としてもよい。)や、基本ガイド間と追加ガイドとの双方に相互に填まり込む突起部と嵌合孔とを設けておき、これに相互に離脱しないようにする方法であっても、また、他の相互に簡単に上下に連結する方法であってもよい。
また、組み付けネジとしては、上述のタッピングネジ以外に、通常の木ネジ(この場合、下穴不要とすることもできる。)、あるいは、通常の小ネジ(この場合も下穴だけで、雌ネジは不要とすることもできる。)であってもよい。更に、組み付けネジを用いる場合、ガイドがゴム制であるので、特に、緩み止めを設ける必要がない点も利点である。
なお、本発明のグレーチング用抑越流ガイド及び抑越流グレーチングは、上記の実施例に限定されない。また、特許請求の範囲に記載された範囲、実施例の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能である。
本発明のグレーチング用抑越流ガイド及び抑越流グレーチングは、既設のグレーチングに後付け可能でありながら、取付後は取り外しが困難であることが要請される産業分野に用いることができる。
本発明のグレーチング用抑越流ガイドの一例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図 図1のグレーチング用抑越流ガイドの使用方法を示すもので、(a)は抑越流ガイドの取付対象となるグレーチングが側溝に設置されている状態を示す斜視図、(b)は(a)のグレーチングを側溝から外して裏返し、裏側から抑越流ガイドを嵌め入れようとしている状態を示す要部断面図、(c)は抑越流ガイドがグレーチングのメインプレート間に嵌まり込んだ状態を示す要部断面図 図3は、図2に続いて、図1のグレーチング用抑越流ガイドの使用方法を示すもので、(a)は、図2(c)の状態から、グレーチングを設置し戻すために表向けた状態の要部断面図、(b)は、(a)のBB断面図、(c)は、抑越流ガイドが取り付けられたグレーチングを設置した状態を示す斜視図 本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図、(c)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態を示す要部断面図 本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図、(c)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態を示す要部断面図 本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図、(c)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態を示す要部断面図 本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその奥面図、(b)はその側面図、(c)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態を示す要部断面図 本発明のグレーチング用抑越流ガイドの他例を示すもので、(a)はその側面図、(b)は底面図、(c)は(a)、(b)の組み付けに用いる組み付けネジの正面図、(d)は(c)の頭部図、(e)は、(a)〜(c)で組み付けられた抑越流ガイドの奥面図、(f)は(e)の高さをより小さくした抑越流ガイドの奥面図、(g)は(e)の高さをより高くした抑越流ガイドの奥面図 本発明の背景技術となるグレーチング用抑越流ガイドを示すもので、(a)はその外観斜視図、(b)はその抑越流ガイドをグレーチングに嵌め込んだ状態の要部断面図、(c)は、その抑越流ガイドが取り付けられたグレーチングを設置した状態を示す斜視図
符号の説明
1 ガイド面
2 当接突起
3 抜き取り防止部(緩衝手段)
4 連結部(緩衝手段)
5〜5D グレーチング用抑越流ガイド
5i 基本ガイド
5j〜5n 追加ガイド
5m、5m′ 組み付けネジ
6〜6B メインプレート
7 クロスバー
8 エンドプレート
10〜10G 抑越流グレーチング
W 格子窓
U 側溝
UA グレーチング受部

Claims (8)

  1. ゴム製であって、グレーチングの格子窓に着脱可能に設置して用いられ、該格子窓を形成するメインプレートの側面形状に対応した形状と自身の弾性力により該格子窓に保持され、その上面が該格子窓上面に生じ得る越流を抑制する形状をしており、使用状態のグレーチングの裏面側から嵌め込むべく、その上面側に比べ下面側がより幅広となっていることを特徴とするグレーチング用抑越流ガイド。
  2. 抑越流ガイドを、その高さが、該ガイドを設置すべきグレーチングの格子窓の高さに合わせて調節可能な加除式となっていることを特徴とする請求項1記載のグレーチング用抑越流ガイド。
  3. 抑越流ガイドの側面に、格子窓を形成するメインプレートの側面に部分的に当接する当接突起を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のグレーチング用抑越流ガイド。
  4. 抑越流ガイドの下端に、嵌め込むべき格子窓を形成するメインプレートの下端面に当接する抜き取り防止部を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか記載のグレーチング用抑越流ガイド。
  5. 嵌め込むべき格子窓を形成するメインプレート分の間隔を置いて、抑越流ガイドを並べ、抜き取り防止部を連結して連結部としたことを特徴とする請求項4記載のグレーチング用抑越流ガイド。
  6. 抜き取り防止部または連結部が、グレーチングと、グレーチング設置部分との間の緩衝手段としても用いられるように構成されたものであることを特徴とする請求項4または5記載のグレーチング用抑越流ガイド。
  7. 抑越流ガイドの素材がリサイクルされたゴム素材であることを特徴とする請求項1から6のいずれか記載のグレーチング用抑越流ガイド。
  8. 請求項1から7のいずれか記載の抑越流ガイドを用いたことを特徴とする抑越流グレーチング。
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