JP2008273403A - 空調装置 - Google Patents

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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】空調ケースと熱交換器との間に形成される隙間部の寸法のバラツキをシール部材が確実に吸収することが可能な空調装置を提供すること。
【解決手段】空調ケース110とエバポレータ120との間に配置されるシール部材140は、エバポレータ120の周囲において、空気流れ方向と直交する方向に延び内部に空気が封入されたゴム製の複数のチューブからなり、複数のチューブ140aが空気流れ方向に配列されて、隣接するチューブ140aが互いに接続されている。そして、隣接するチューブ140aのそれぞれの間には、隣接するチューブ140aの内部同士を連通する連通孔142が形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、空調ケースとその内部に配設される熱交換器との間がシール部材によりシールされる空調装置に関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された空調装置がある。この空調装置では、空調ケース内に空気と熱交換する熱交換器が配設され、空調ケースと熱交換器との間に形成される隙間部にはシール部材が圧縮状態で配置されて、この隙間部からの空気の漏れを抑制することで効率よく熱交換を行うようになっている。
隙間部に配置されるシール部材としては、吸水し難い非発泡ゴム製の複数のチューブからなり、空気流れ方向と直交する方向に延びる複数のチューブが空気流れ方向に配列されて、隣接するチューブが互いに接続されたものが開示されている。
特開2003−211948号公報
しかしながら、上記従来技術の空調装置では、空調ケースと熱交換器との間に形成される隙間部の寸法に、空気流れ方向におけるバラツキがある場合には、シール部材がそのバラツキを吸収した安定したシールを行うことができないという問題がある。
隙間部の寸法に空気流れ方向におけるバラツキがある場合には、シール部材を構成するチューブ毎に圧縮反力が異なり、隙間部寸法が小さい部分の方が熱交換器や空調ケースに付勢される応力が大きくなる。この不均一な応力は、隙間部寸法のバラツキを充分に吸収せずに、隙間部寸法が小さい部分を拡大する働きをする。これに伴い、熱交換器が回転等の移動をしてしまい、熱交換器の配管接続部に好ましくない応力が付勢される等の不具合の原因となる。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、空調ケースと熱交換器との間に形成される隙間部の寸法のバラツキをシール部材が確実に吸収することが可能な空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
内部を空気が流通する空調ケース(110)と、
空調ケース(110)内に設けられ、熱交換により空調ケース(110)内を流通する空気を冷却もしくは加熱するための熱交換器(120)と、
空調ケース(110)と熱交換器(120)との間に設けられ、空調ケース(110)と熱交換器(120)との間に形成された隙間部(130)をシールするシール部材(140)とを備え、
シール部材(140)は、
少なくとも熱交換器(120)の周囲のうちの1辺において、空気流れ方向と直交する方向に延びる、内部に空気が封入されたゴム製の複数のチューブ(140a)を有し、
複数のチューブ(140a)が空気流れ方向に配列されて、隣接するチューブ(140a)が互いに接続されており、
隣接するチューブ(140a)の間のそれぞれに、隣接するチューブ(140a)の内部同士を連通する連通孔(142)が形成されていることを特徴としている。
これによると、シール部材(140)は、隣接するチューブ(140a)の内部同士を連通する連通孔(142)を備えており、この連通孔(142)を介して隣接するチューブ(140a)間において内部の空気を移動させることが可能である。したがって、空調ケース(110)内の空気流れ方向において、空調ケース(110)と熱交換器(120)との間に形成された隙間部(130)に寸法バラツキがあったとしても、この隙間部(130)に配設されるシール部材(140)の各チューブ(140a)の内圧は均等となるため、チューブ(140a)毎の圧縮反力を均一にすることができる。このようにして、空調ケース(110)と熱交換器(120)との間に形成される隙間部(130)の寸法のバラツキを、シール部材(140)が確実に吸収することが可能である。
また、請求項2に記載の発明では、シール部材(140)は、隣接するチューブ(140a)の間のそれぞれにおいて、複数のチューブ(140a)が延びる方向の一部に連通孔(142)が形成されていることを特徴としている。
これによると、隣接するチューブ(140a)の間のそれぞれにおいて、複数のチューブ(140a)が延びる方向の連通孔(142)形成部位以外の部分には、隣接するチューブ(140a)の内部同士を隔離する隔壁が存在する。したがって、シール部材(140)が空調ケース(110)と熱交換器(120)との間で圧縮され、内圧が上昇したとしても、複数のチューブ(140a)を接続した構成が崩れることがない。
また、請求項3に記載の発明では、シール部材(140)は、熱交換器(120)の全周を取り巻くように設けられていることを特徴としている。
これによると、熱交換器(120)の全周にわたって、空調ケース(110)と熱交換器(120)との間に形成される隙間部(130)の寸法のバラツキを、シール部材(140)が確実に吸収することが可能である。
また、請求項4に記載の発明では、熱交換器(120)は、コア部形成面が重力方向に延びるように配設されており、シール部材(140)は、熱交換器(120)の下辺に設けられていることを特徴としている。
空調ケース(110)内に浸入した水や熱交換器(120)の表面で生成された水は、熱交換器(120)のコア部形成面が重力方向に延びている場合には、熱交換器(120)の下方側に溜まりやすい。したがって、熱交換器(120)の下辺にゴム製のシール部材(140)を設けることで、吸水の影響を受け難いシール部材(140)により、熱交換器(120)の下辺側の隙間部(130)の寸法バラツキを吸収することができる。
また、請求項5に記載の発明では、熱交換器(120)は外周に外周突起部(121)を有しており、シール部材(140)は、複数のチューブ(140a)の間に外周突起部(121)が配置されていることを特徴としている。
これによると、シール部材(140)が熱交換器(120)に対してずれることを防止することができる。
また、請求項6に記載の発明では、空調ケース(110)は内周に内周突起部を有しており、シール部材(140)は、複数のチューブ(140a)の間に内周突起部が配置されていることを特徴としている。
これによると、シール部材(140)が空調ケース(110)に対してずれることを防止することができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した一実施形態における空調装置100を示す概略構成図である。また、図2は、本実施形態における単体状態のシール部材140の一部を示す平面図であり、図3は、図2のIII−III線断面図、図4は、図2のIV−IV線断面図である。また、図5は、空調装置100のエバポレータ120組付け部位の概略構成を示す縦断面図である。
図1に示す空調装置100は、車両の車室内前方のインストルメントパネル前方側に配置されており、空調装置100の最上流側の内外気切換え箱150には内外気切替ドア151が配設されている。この内外気切替ドア151は、内外気モードを形成するものであり、内外気切換え箱150に設けられた内気導入口152と外気導入口153とが分かれた部分に配置され、図示しないアクチュエータにより回動し、空調装置100(空調ケース110)内に導入する空気の内気と外気の割合を選択する。
ブロアモータ154aとこれに固定されたファン154bとから成る送風機154は、空調装置100内に空気を吸い込んで、空調装置100の下流側、更に車両の車室内に送風するものであり、送風機154の下流側となる空調ケース110内には、本実施形態における熱交換器としてのエバポレータ120が設けられている。
エバポレータ120は、図示しないコンプレッサ等と結合され、冷凍サイクルを構成し、通過する空気を冷却するものであり、空調ケース110内の全体を横切るように、熱交換部であるコア部の形成面が上下方向(重力方向)に延びるように配置されている(所謂、縦置きされている)。
そして、空調ケース110とエバポレータ120とによって形成される隙間部130には、エバポレータ120の全周にわたってシール部材140が設けられている。
尚、例えばエバポレータ120の接続配管位置を基準とする寸法a1、a2のできばえ寸法のバラツキおよび、例えば空調ケース110の車両側への取り付け位置を基準とする寸法b1、b2のできばえ寸法のバラツキにより、隙間部130自身のできばえ寸法もエバポレータ120の周方向においてバラツキを有する。
また、図5に示すように、エバポレータ120は、図示しない接続配管の形状バラツキ等により空調ケース110に対して若干回転して(傾斜して)組み付けられた場合等には、空調ケース110内の空気流れ方向において、隙間部130の寸法がバラツキを有する。
そして、エバポレータ120の下流側にはヒータコア160が配設されており、このヒータコア160は、図示しないエンジン冷却水が内部を循環し、自身を通過する空気を加熱する。
ヒータコア160の上流側にはエアミックスドア170が設けられており、エアミックスドア170の開度は図示しないアクチュエータにより調節され、これによってヒータコア160を通過する空気とヒータコア160をバイパスする空気の割合とが調整され、最下流の車室内に吹き出す空気の温度がコントロールされる。
空調装置100(空調ケース110)の最下流には、車室内のフロントウインドウ(窓)に向けて空調風を吹出すデフロスタ吹出し口181、乗員の上半身に向けて空調風を吹出すフェイス吹出し口182、乗員の下半身に向けて空調風を吹出すフット吹出し口183が設けられている。そして、各吹出し口181〜183には、吹出し空気量を可変することで異なる吹出しモードを形成するデフロスタドア191、フェイスドア192およびフットドア193が配設されている。そして、温度コントロールされた空気は、これらの各ドア191〜193が図示しないアクチュエータにより開閉されることによって形成される各吹出モードにて吹出される。
図2〜4に示すように、シール部材140は、吸水作用を有さない非発泡の固形ゴム材より成り、断面が円形状をなすチューブ140aを複数(本例では4本)配列し、相互に接続するように一体成形されている。シール部材140を構成する各チューブ140aは、全周が均等に所定肉厚となっており、内部には中空部141が形成されて、空気が封入されている。
シール部材140の隣接するチューブ140a間のそれぞれには、隣接するチューブ140aの中空部141同士を連通する連通孔142が形成されている。
この連通孔142は、隣接するチューブ140aの間のそれぞれにおいて、チューブ140a延設方向(図2図示上下方向)の一部にのみに所定間隔を空けて形成され、残部は隣接するチューブ140a同士が重なり合い一体となった隔壁を形成して隣り合う中空部141間を隔離している。
このシール部材140は、図5に示すように、複数のチューブ140aのそれぞれが空気流れ方向と直交する方向に延び、複数のチューブ140aが空気流れ方向に配列されるように、空調ケース110の内周面とエバポレータ120の外周面との間に圧縮状態で配置され、空調ケース110とエバポレータ120との間に形成された隙間部130をシールしている。
エバポレータ120は外周には、本実施形態における外周突起部である突起部121が形成されており、突起部121は先端部がシール部材140のチューブ140a間に位置するように突出している。
また、空調ケース110の内側面には、空調ケース110に一体成形されたリブ111が設けられており、シール部材140の空気流れ方向端部が大きく位置ずれしないようになっている。
そして、エバポレータ120を空調ケース110内に組付ける際には、エバポレータ120の外周に、全周を取り巻くようにシール部材140を配置した後、エバポレータ120とシール部材140との組付体を、空調ケース110内のリブ111間の所定位置に配設する。
この際、エバポレータ120の突起部121がシール部材140のチューブ140a間に突出しているので、エバポレータ120とシール部材140との組付体を、安定した状態のまま空調ケース110内に挿設することができる。また、挿設後もシール部材140がエバポレータ120に対してずれることを防止することができる。
上述の構成に空調装置100によれば、空調ケース110とエバポレータ120との間に配置されるシール部材140は、エバポレータ120の周囲において、空気流れ方向と直交する方向に延び内部に空気が封入されたゴム製の複数のチューブからなり、複数のチューブ140aが空気流れ方向に配列されて、隣接するチューブ140aが互いに接続されている。そして、隣接するチューブ140aのそれぞれの間には、隣接するチューブ140aの内部同士を連通する連通孔142が形成されている。
したがって、シール部材140内に封入された空気は、空調ケース110内の空気流れ方向と直交する方向においては各チューブ140a内を移動することが可能であり、空調ケース110内の空気流れ方向においては連通孔142を介して移動することが可能である。
これにより、エバポレータ120の周方向(空調ケース110内の空気流れ方向と直交する方向)において隙間部130寸法がばらついた場合ばかりでなく、例えば図5に示すように、空調ケース110内の空気流れ方向において隙間部130寸法がばらついた場合であっても、シール部材140の各チューブ140aの内圧は均等となり、チューブ140a毎の圧縮反力をほぼ均一にすることができる。
このようにして、シール部材140が、空調ケース110とエバポレータ120との間に形成される隙間部130の寸法のバラツキを、確実に吸収することができる。
図6に、連通孔を備えないシール部材940により空調ケース110とエバポレータ120との間をシールした場合の縦断面図を比較例として示す。
図6に示すように、複数のチューブ940aを接続してなり連通孔を備えないシール部材940を装着し、空調ケース110内の空気流れ方向において隙間部130寸法がばらついた場合には、シール部材940のチューブ940aの内圧は隙間部130寸法が小さい方が高くなる。したがって、隙間部130寸法が小さい方がチューブ940aの圧縮反力が大きくなり、図6に矢印で示す方向にエバポレータ120を回転させようとする。
エバポレータ120が回転等の移動をした場合には、エバポレータ120の配管根付部や外部配管とのジョイント部に好ましくない応力が発生する。これに対し、本実施形態の構成によれば、エバポレータ120を移動させようとする圧縮反力は付勢され難いため、エバポレータ120の配管根付部や外部配管とのジョイント部に好ましくない応力は発生し難い。
また、シール部材140は、隣接するチューブ140a間のそれぞれにおいて、複数のチューブ140aが延びる方向の一部に連通孔142が形成され、残部に隣接するチューブ140aの中空部141同士を隔離する隔壁が存在する。したがって、シール部材140が圧縮され内圧が上昇したとしても、複数のチューブ140aを接続してなる構成が崩れ難い。
また、シール部材140は、エバポレータ120の全周を取り巻くように設けられている。したがって、エバポレータ120の全周にわたって、隙間部130の寸法のバラツキを確実に吸収することができる。
また、シール部材140を複数のチューブ140aを配列し相互に接続して形成している。したがって、シール部材140の厚み寸法を増大させること無く、シール面積を増大させ、シール性を向上することができる。
例えば、シール部材を1つの大きなチューブにより構成した場合には、シール部材の厚み寸法(径寸法)は比較的大きくする必要があり、空調ケース内の空気流れ方向においてずれやすくなる。このずれを防止するためには、シール部材の空調ケース内の空気流れ方向における両側に比較的高さが高い突起部を設ける必要がある。これに対し、本実施形態のように複数のチューブ140aを配列し相互に接続してなるシール部材140によれば、シール部材を1つの大きなチューブにより構成した場合より、厚さを薄くすることができるとともに、ずれ難くすることができる。
また、シール部材140の各チューブ140aの断面を円形状にしているので、圧縮時の形状が安定しており、確実なシールをすることができる。
また、シール部材140は、吸水作用を有さない非発泡の固形ゴム材により形成されている。したがって、空調装置100の外気導入口153から侵入する雨水やエバポレータ120で凝縮する凝縮水などの水分が、シール部材140に吸水されることが無いので、雑菌やカビ等による悪臭の発生を防止できる。
(他の実施形態)
上記一実施形態では、シール部材140をエバポレータ120の全周にわたって配設していたが、エバポレータ120の周囲のうち少なくとも1辺に本発明を適用したシール部材を配設すれば有効である。
コア部形成面が実質的に重力方向に延びるようにエバポレータ120が配設されている(所謂、縦置きである)場合には、シール部材140は、エバポレータ120の少なくとも下辺に設けられていることが好ましい。
空調ケース110内に浸入した水やエバポレータ120の表面で凝縮して生成された水は、エバポレータ120が縦置きである場合には、エバポレータ120の下方側に溜まりやすい。したがって、エバポレータ120の下辺にゴム製のシール部材140を設けることで、吸水の影響を受け難いシール部材140により、エバポレータ120の下辺側の隙間部130の寸法バラツキを吸収することができる。
エバポレータ120が縦置きである場合には、エバポレータ120の下辺にのみ本発明を適用したシール部材140を配設し、他の辺には周知のウレタンフォームからなるシール部材を配設すれば、比較的安価かつ容易に空調ケース110とエバポレータ120との間をシールすることができる。
また、上記一実施形態では、エバポレータ120は、所謂縦置きタイプであったが、コア部の形成面が水平方向に延びるように配設される所謂水平置きタイプであってもよい。
また、上記一実施形態では、エバポレータ120の外周面に突起部121が形成されており、突起部121をシール部材140のチューブ140a間に配置して、シール部材140がエバポレータ120に対してずれることを防止していたが、空調ケース110の内周面に内周突起部を形成し、この内周突起部をシール部材140のチューブ140a間に配置して、シール部材140が空調ケース110に対してずれることを防止するものであってもよい。
ただし、エバポレータ120の組付け性を考慮すると、エバポレータ120の外周に外周突起部である突起部121を設ける方がより好ましい。また、エバポレータ120の外周面に形成した外周突起部と空調ケース110の内周面に設けた内周突起部とを、ともにシール部材140のチューブ140a間に配置して、シール部材140が空調ケース110およびエバポレータ120に対してずれることを防止するものであってもよい。
また、上記一実施形態では、空調装置100を車両用空調装置として説明したが、空調ケース内に熱交換器が配設され、両者によって形成される隙間部にシール部材を介在させるものであれば、これに限定されるものではない。例えば、家庭用や業務用の定置式の空調装置に適用しても良い。
また、熱交換器はエバポレータ120に限らず、空調ケース110内を横切るように配設されるものであればよい。例えば、ヒータコア160に本発明を適用しても良い。
更に、シール部材140の各チューブ140aの断面形状は円形状に限らず、多角形状としても良い。
本発明を適用した一実施形態における空調装置100を示す概略構成図である。 一実施形態における単体状態のシール部材140の一部を示す平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 空調装置100のエバポレータ120組付け部位の概略構成を示す縦断面図である。 比較参考例の空調装置のエバポレータ組付け部位の概略構成を示す縦断面図である。
符号の説明
100 空調装置
110 空調ケース
120 エバポレータ(熱交換器)
121 突起部(外周突起部)
130 隙間部
140 シール部材
140a チューブ
141 中空部
142 連通孔

Claims (6)

  1. 内部を空気が流通する空調ケース(110)と、
    前記空調ケース(110)内に設けられ、熱交換により前記空気を冷却もしくは加熱するための熱交換器(120)と、
    前記空調ケース(110)と前記熱交換器(120)との間に設けられ、前記空調ケース(110)と前記熱交換器(120)との間に形成された隙間部(130)をシールするシール部材(140)とを備え、
    前記シール部材(140)は、
    少なくとも前記熱交換器(120)の周囲のうちの1辺において、空気流れ方向と直交する方向に延びる、内部に空気が封入されたゴム製の複数のチューブ(140a)を有し、
    前記複数のチューブ(140a)が前記空気流れ方向に配列されて、隣接するチューブ(140a)が互いに接続されており、
    前記隣接するチューブ(140a)の間のそれぞれに、前記隣接するチューブ(140a)の内部同士を連通する連通孔(142)が形成されていることを特徴とする空調装置。
  2. 前記シール部材(140)は、前記隣接するチューブ(140a)の間のそれぞれにおいて、前記複数のチューブ(140a)が延びる方向の一部に前記連通孔(142)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記シール部材(140)は、前記熱交換器(120)の全周を取り巻くように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調装置。
  4. 前記熱交換器(120)は、コア部形成面が重力方向に延びるように配設されており、
    前記シール部材(140)は、前記熱交換器(120)の下辺に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調装置。
  5. 前記熱交換器(120)は外周に外周突起部(121)を有しており、
    前記シール部材(140)は、前記複数のチューブ(140a)の間に前記外周突起部(121)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の空調装置。
  6. 前記空調ケース(110)は内周に内周突起部を有しており、
    前記シール部材(140)は、前記複数のチューブ(140a)の間に前記内周突起部が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107676984A (zh) * 2017-09-30 2018-02-09 苏州苏净安发空调有限公司 一种防冻的热水加热器组件

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