JP2008273305A - ガス発生器用フィルター材及びガス発生器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の貫通孔を有し、前記複数の貫通孔のそれぞれの周囲に突出部を有する金属板を巻き回して中空円筒状に成形されているエアバック用ガス発生器に使用されるフィルター材であって、前記金属板が、所定方向に規則的に配列された前記複数の貫通孔のうち一部を規則的に欠落させた領域を含んでおり且つ前記欠落させた領域に隣設されている貫通孔に囲まれた遮蔽領域を備え、各前記貫通孔を径方向に投影した際、各前記貫通孔の投影領域が、各前記貫通孔がそれぞれ存在する層とは異なる層において、前記遮蔽領域と少なくとも一度は完全に重なることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
方向に対し傾斜方向に所定の間隔で形成され、前記遮蔽領域が、複数箇所において、前記金属板の長さ方向に対し傾斜方向に連続した2以上の貫通孔を欠落させることによって得られたものであることが好ましい。
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係るガス発生器用フィルター材について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るガス発生器用フィルター材の斜視図、図2は、図1のガス発生器用フィルター材に成形される前の金属板を示す図である。
ここで、第1隣設貫通孔とは、欠落させた貫通孔に最も近い距離に配置している貫通孔、第2隣設貫通孔とは、欠落させた貫通孔に2番目に近い距離に配置している貫通孔である。
次に、本発明の第1実施形態の変形例に係るガス発生器用フィルター材に成形される前の金属板について説明する。図3は、本発明の第1実施形態の変形例に係るガス発生器用フィルター材に成形される前の金属板を示す図である。なお、第1実施形態におけるガス発生器用フィルター材7に成形される前の金属板における符号1、3、45、46がふられている各部と、本変形例において符号51、53、55、56がふられている各部は、順に同様のものであるので、説明を省略することがある。
なお、金属板53の貫通孔51を欠落させる領域56は、金属板53の高さ方向に複数行であってもよく、第3層以降であってもよい。
次に、本発明の第1実施形態の他の変形例に係るガス発生器用フィルター材に成形される前の金属板について説明する。図4は、本発明の第1実施形態の他の変形例に係るガス発生器用フィルター材7に成形される前の金属板を示す図である。なお、第1実施形態におけるガス発生器用フィルター材に成形される前の金属板における符号1、3、45、46がふられている各部と、本変形例において符号61、63、65、66がふられている各部は、順に同様のものであるので、説明を省略することがある。
本変形例は、(1)貫通孔を欠落させた領域76が、隣り合う3つの貫通孔71を欠落させることによって得られたものである点(図7(a)参照)、(2)遮蔽領域75が、貫通孔を欠落させた領域76の第1隣設貫通孔と第2隣設貫通孔とに囲まれた略L字型の領域75aを、傾斜方向に複数並べた領域である点(図7(b)参照)で、第1実施形態に係る金属板3の遮蔽領域45と異なっている。
本変形例は、(1)貫通孔81が、等間隔に千鳥状に配列されている点(図8(a)、(b)参照)、(2)貫通孔を欠落させた領域86が、貫通孔81の1つを欠落させることによって得られたものである点(図8(a)参照)、(3)遮蔽領域85が、1つの貫通孔81を欠落させた領域86の第1隣設貫通孔に囲まれた六角形の領域85aを、傾斜方向に複数並べた帯状の領域である点(図8(b)参照)で、第1実施形態に係る金属板3の遮蔽領域45と異なっている。
本変形例は、(1)貫通孔91が、金属板の長さ方向と、金属板の高さ方向との間隔が異なる千鳥状に配列されている点(図9(a)、(b)参照)、(2)貫通孔91を欠落させた領域96が、貫通孔91の1つを欠落させることによって得られたものである点(図9(a)参照)、(3)遮蔽領域95が、1つの貫通孔91を欠落させた領域96の第1隣設貫通孔と、第2隣設貫通孔とに囲まれた六角形の領域95aを、傾斜方向に複数並べた帯状の領域である点(図9(b)参照)で、第1実施形態に係る金属板3の遮蔽領域45と異なっている。
本変形例は、(1)貫通孔101が、金属板の長さ方向と、金属板の高さ方向との間隔が異なる千鳥状に配列されている点(図10(a)、(b)参照)、(2)貫通孔を欠落させた領域106が、隣り合う3つの貫通孔101を欠落させることによって得られたものである点(図10(a)参照)、(3)遮蔽領域105が、隣り合う3つの貫通孔を欠落させた領域106の第1隣設貫通孔と、第2隣設貫通孔とに囲まれた六角形の領域105aを、傾斜方向に複数並べて得られた領域である点(図10(b)参照)で、第1実施形態と異なっている。
2 突出部
3、53、63 金属板
3a、3b 金属板終始端部
4 フィルター材内側
5 フィルター材外側
6 空隙層
7 フィルター材
9 伝火剤
10 点火器
11、30 ハウジング
12 ガス発生剤
14、35 点火手段
15、31a 外筒材
15a、38 ガス放出孔
16 蓋部材
32b 内筒材
36 溶接部
39 着火薬
43、44 スポンジ
45、55、65、75、85、95、105 遮蔽領域
75a、85a、95a、105a 遮蔽領域の一部
46、56、66、76、86、96、106 貫通孔を欠落させた領域
X、Y ガス発生器
Claims (5)
- 複数の貫通孔を有し、前記複数の貫通孔のそれぞれの周囲に突出部を有する金属板を巻き回して中空円筒状に成形されているエアバック用ガス発生器に使用されるフィルター材であって、
前記金属板が、所定方向に規則的に配列された前記複数の貫通孔のうち一部を規則的に欠落させた領域を含んでおり且つ前記欠落させた領域に隣設されている貫通孔に囲まれた遮蔽領域を備え、
各前記貫通孔を径方向に投影した際、各前記貫通孔の投影領域が、各前記貫通孔がそれぞれ存在する層とは異なる層において、前記遮蔽領域と少なくとも一度は完全に重なることを特徴とするガス発生器用フィルター材。 - 前記複数の貫通孔が、前記金属板の長さ方向に対し傾斜方向に所定の間隔で形成され、
前記遮蔽領域が、3以上の前記貫通孔を結んだ辺を一辺とする複数の四角形において、前記四角形内の貫通孔を欠落させることによって得られたものであることを特徴とする請求項1に記載のガス発生器用フィルター材。 - 前記複数の貫通孔が、前記金属板の長さ方向に対し傾斜方向に所定の間隔で形成され、
前記遮蔽領域が、複数箇所において、前記円筒の周方向に連続した2以上の前記貫通孔を欠落させることによって得られたものであることを特徴とする請求項1に記載のガス発生器用フィルター材。 - 前記複数の貫通孔が、前記金属板の長さ方向に対し傾斜方向に所定の間隔で形成され、
前記遮蔽領域が、複数箇所において、前記金属板の長さ方向に対し傾斜方向に連続した2以上の貫通孔を欠落させることによって得られたものであることを特徴とする請求項1に記載のガス発生器用フィルター材。 - ガス放出孔を有するハウジングと、
前記ハウジング内に形成され、燃焼により高温ガスを発生するガス発生剤が装填されている燃焼室と、
点火薬を内包しており、前記ハウジング内に装着され、前記燃焼室内の前記ガス発生剤を着火燃焼させるガス発生剤点火手段とを備えたガス発生器であって、
前記ハウジングの内周に周方向にわたって、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィルター材をさらに備え、
前記ガス放出孔を前記ハウジングの外側から径方向に投影した際、該投影領域と前記フィルター材の前記遮蔽領域とが少なくとも一度は重なっていることを特徴とするガス発生器。
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JP2007117087A JP2008273305A (ja) | 2007-04-26 | 2007-04-26 | ガス発生器用フィルター材及びガス発生器 |
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Cited By (2)
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WO2011142580A3 (ko) * | 2010-05-14 | 2012-04-19 | Kim Eui-Woong | 공기 청정 필터 |
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2007
- 2007-04-26 JP JP2007117087A patent/JP2008273305A/ja active Pending
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